JP6607897B2 - 医療・介護用容器の処理装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示の装置(ベッドパン洗浄機)は、その前面から下方に開口する前蓋にベッドパンを取り付けられるようになっており、ベッドパンを取り付けて前蓋を閉じると、ベッドパンが180°回転させられ、洗浄液噴射ノズルから洗浄液を噴射してヘッドパンの汚物の放出と洗浄を行うことができるようになっている。
この種の洗浄装置においては、容器の再利用のため、洗浄とともに消毒して再利用時の感染を防止する必要がある。また、病院等の施設においては、ある程度、容器をストックしておく必要があるが、尿器等の筒状の容器では重ねることができずに嵩張るために、狭い汚物処理室などでは保管場所を確保するのが困難になっている。
しかしながら、洗浄装置及び分解装置が一体となった装置では、再利用可能な容器(非分解対象物)を上記一体化された装置における分解装置に投入した場合、再利用可能な容器はプラスチックやガラス等により構成されているため、該容器が破損したり、該容器により分解装置が破損及び故障したりするおそれがある。
ここで、シンク内に分解対象物ではない物体(例えば、プラスチック製の再利用可能な容器等の非分解対象物)が供給された場合、所定時間撹拌されても非分解対象物が分解される(破断や溶解される)ことがないため、上記負荷が低下しない。一方、シンク内に分解対象物(例えば、破断や溶解が可能な紙製の使い捨て容器等)が供給された場合、所定時間撹拌されると分解対象物が分解され、該分解対象物が個片化したり溶解したりすることにより、上記負荷が低下する。
本発明では、制御装置がシンク内に分解対象物及び液が供給された状態でモータを駆動させて撹拌部材を第1回転速度で所定時間回転させた際のモータの負荷をセンサに検出させ、検出されたモータの負荷が所定時間内に低下している否かを判定し、負荷が低下していないと判定された場合にモータを停止させる。すなわち、本発明では、非分解対象物がシンク内に供給された場合に、所定時間経過後にモータが停止されるので、非分解対象物の破損や、撹拌装置の破損や故障を抑制できる。したがって、分解対象物のみを適切に分解できる。
本発明では、処理槽において再利用可能な容器の洗浄を行い、分解装置の撹拌槽において使い捨て容器の分解処理を行うことができ、容器に応じて処理槽及び撹拌槽を使い分け、適切な処理を行わせることができる。そして、これら処理槽及び分解装置(撹拌槽)を一つの筐体内に配置したことにより、その設置、移動も容易になり、病棟内の狭いスペースにも設置することが可能になる。
また、非分解対象物として再利用可能な容器が誤って分解装置に投入された場合でも、再利用可能な容器の破損及び該容器による分解装置の破損等を抑制できる。
上記態様では、低下したモータの負荷が第1負荷値以下であると判定された場合は、分解対象物の一部が分解された状態であるので、撹拌部材を第1回転速度より速い第2回転速度で回転させることにより、分解対象物の分解(破断及び溶解等)がより促進され、分解対象物をより短い時間で分解することができる。
上記態様では、第2回転速度にて撹拌部材を回転させ、モータの負荷が第2負荷値以下と判定された場合に、分解された分解対象物及び液がシンクから排出されるので、シンクから確実に分解された分解対象物を液とともに排出できる。すなわち、分解対象物が確実に分解できたか否かを容易に判定でき、確実に分解できた分解対象物のみを液とともに排出できる。
処理槽で使用した洗浄液の少なくとも一部を撹拌槽における液として使用するので、洗浄液の有効利用を図ることができる。
[医療・介護用処理装置の概略構成]
本実施形態の医療・介護用容器の処理装置101は、図3〜図5に示されるように、縦長直方体状の筐体1内に、再利用可能な容器31を洗浄することが可能な第1処理槽10(処理槽)と、使い捨て容器32を分解可能な第2処理槽20とを備えている。この処理装置101は、再生利用可能な容器31であるか、使い捨て容器32であるかに応じて、第1処理槽10と第2処理槽20とを使い分け、適切な処理を行わせることができる。また、処理装置101では、一つの筐体1内に第1処理槽10と第2処理槽20とを集約して配置しているので、これらを一体として設置、移動できる。さらに、この処理装置101では、図3及び図4に示されるように、第1処理槽10の下方に第2処理槽20が配置されており、二つの処理槽10,20を上下に配置しているので、病棟内の狭いスペースにも設置することができる。
そして、これらの使い捨て容器32は、水等により分解可能なパルプ等により形成され、第2処理槽20において、洗浄液と一緒に撹拌しながら破砕(分解)した後で、廃棄処理される。本実施形態の処理装置101は、使い捨て容器32が第2処理槽20に投入された場合における分解処理及び非分解対象物である再利用可能な容器31が第2処理槽20に投入された場合の処理に特徴を有しており、第2処理槽20(撹拌槽)、センサ24及び制御装置27により、本発明の分解装置が構成される。
処理装置101の筐体1には、第1処理槽10と第2処理槽20との前方を開閉可能な扉2Aと、この扉2Aの開閉を行う開閉駆動部3Aとが設けられており、に示すように、この扉2Aを開いて第1処理槽10及び第2処理槽20の前方を開放することにより、第1処理槽10内に再利用可能な容器31を配置し、第2処理槽20内に使い捨て容器32を投入可能となっている。
開閉駆動部3Aは、図3〜図5に示すように、扉2Aに駆動力を付与するための伸縮駆動可能なアクチュエータ4と、扉2Aを上下方向に案内するためのガイド機構5Aとを有し、アクチュエータ4の駆動によりガイド機構5Aに沿って扉2Aが開閉する。
なお、扉2Aの移動は上下方向のスライドに限定されるものではなく、扉2Aを左右方向にスライドする構成としてもよい。
次に、処理装置101の第1処理槽10は、図3〜図5に示すように、洗浄液が供給されるチャンバ11と、チャンバ11内に配置され再利用可能な容器31を被洗浄位置に支持するための支持具12と、チャンバ11内に洗浄液を供給可能な洗浄液ノズル41,42とを備えている。
チャンバ11には、二種類の洗浄液ノズル41,42が備えられており、いずれも洗浄液の供給配管9に接続され、この供給配管9から洗浄液ノズル41,42を通じてチャンバ11内に洗浄液が供給されるようになっている。このうち第1洗浄液ノズル41は、チャンバ11の上部に配置されており、チャンバ11の上部から下方に向けてチャンバ11内に洗浄液を供給可能となっている。また、もう一つ第2洗浄液ノズル42は、支持具12に取り付けられている。
第2処理槽20は、図6に示すように、液を貯留可能であって使い捨て容器32が投入されるシンク21と、そのシンク21内の液に使い捨て容器32を浸して攪拌しながら分解可能な撹拌部材22と、該撹拌部材22を回転させるモータ23と、モータ23の負荷を検出するセンサ24と、シンク21内に洗浄液を供給可能な第3洗浄液ノズル43(図3〜図5参照)とを有する。この第2処理槽20は第1処理槽10の下方に配置されており、第2処理槽20の上部には、第1処理槽10から流下する洗浄液を流下可能な開口25(図4及び図5参照)が形成されている。
なお、本実施形態の処理装置101には3つのフットスイッチが備えられており、図3において手前に配置される一番目のフットスイッチが扉の開閉用スイッチ61、中央に配置される二番目のフットスイッチが第1処理槽10の第1運転プログラム開始スイッチ62、最も奥側に配置される三番目のフットスイッチが第2処理槽20の第2運転プログラム開始スイッチ63とされる。
このように構成される処理装置101において、再利用可能な容器31を洗浄する場合には、まず、開閉用スイッチ61を操作して扉2Aを開き、第1処理槽10の前方の開口部から、チャンバ11内の支持具12の支柱13に容器31を被洗浄位置に支持する。そして、第1処理槽10の運転プログラムをスタートさせる。本実施形態の処理装置101では、第1運転プログラム開始スイッチ62の操作により、第1処理槽10の運転プログラムをスタートさせることができる。第1処理槽10の運転プログラムをスタートさせると、扉2Aが閉まり、第1処理槽10と第2処理槽20が閉鎖される。そして、第1処理槽10と第2処理槽20とが閉鎖された後、洗浄液ノズル41〜43から洗浄液が放出され、容器31が洗浄される。
次に、分解装置の構成について説明する。分解装置は、上記第2処理槽20とセンサ24と制御装置27とにより構成される。
[制御装置の構成]
制御装置27は、図示を省略するが、現在時刻を計時する計時部や、各種プログラム等を記憶する記憶部の他、モータ23及びセンサ24を制御する。この制御装置27は、図2に示すように、貯留水供給制御部273、判定部274、モータ制御部275及び排水制御部276等の機能を有する。
なお、分解処理において用いられる各種閾値は、予め上記記憶部に記憶されている。具体的には、分解処理が開始された直後に撹拌部材22が回転される所定時間、モータの負荷が低下してから第1負荷値以下になったか否かの判定を実行する所定時間、撹拌部材22を第1回転速度で回転させる電圧、撹拌部材22を第1回転速度より速い第2回転速度で回転させる電圧、モータ23の負荷を示す第1負荷値及び第2負荷値のそれぞれが予め記憶部に記憶されている。
判定部274は、シンク21に所定量の電解水が貯留されているか否か、シンク21内に非分解対象物が混じっていないか、及び撹拌部材22の回転数を変更しても該撹拌部材22が破損しないか等を判定する。
モータ制御部275は、モータ23に供給する電力を調整し、モータ23の動力により回転する撹拌部材22の回転速度及び停止を制御する。
排水制御部276は、判定部274の判定に基づいて、分解(個片化又は溶解)された使い捨て容器32及び洗浄液(図9参照)をシンク21から排出させる。
図1は、制御装置27により実行され、分解装置(処理装置101)により実行される使い捨て容器32の分解手順を示すフローチャートである。制御装置27は、図1に示す手順に従って使い捨て容器32の分解処理を実行する。なお、図1に示す分解処理の手順は、処理装置101において分解装置(第2処理槽20)により使い捨て容器32の分解処理のみが実行される際の手順(第1処理槽10による洗浄処理が実行されない際の手順)を示している。
開閉用スイッチ61を操作して扉2Aを開き、第2処理槽20の前方の開口部から、シンク21内に容器32を投入した後、第2運転プログラム開始スイッチ63の操作により、分解処理装置(第2処理槽20)の運転プログラムが開始される。
このステップS14の判定処理において「NO」と判定された場合、該ステップS14の処理を繰り返し実行する。一方、ステップS14の判定処理において「YES」と判定された場合、すなわち、所定量の電解水(洗浄液)が所定量貯留されたと判定されると、貯留水供給制御部273は、電解水の供給を停止させる(ステップS15)。
具体的には、図10に示すように、モータ制御部275は、使い捨て容器32が1個投入された場合(図7参照)、使い捨て容器32が2個投入された場合(図8参照)、及び再利用可能な容器31が投入された場合のいずれの場合にも、モータ23に電圧VLの電力を供給し、第1回転速度にて撹拌部材22を回転させる(低速撹拌)。
具体的には、センサ24は、撹拌部材22の回転が開始されたと同時にモータ23の電流を検出し、判定部274は、撹拌部材22が第1回転速度で回転を開始してからt1時間経過したか否かを判定する。このステップS18の判定処理において「NO」と判定された場合、ステップS17の処理に戻り、撹拌部材22を第1回転速度で回転させる際の負荷の検出が継続される。
そして、排水制御部276は、シンク21から洗浄液を排出させ(ステップS21)、シンク21内から再利用可能な容器31を取り出すことができる。
このステップS22の判定処理において「NO」と判定された場合、判定部274は、ステップS19の判定処理によりモータ23の負荷が低下していると判定されたタイミングから所定時間経過したか否かを判定する(ステップS23)。このステップS23の判定処理において「NO」と判定された場合、上記ステップS22及び該ステップS23の処理を繰り返す。
一方、ステップS22の判定処理において「YES」と判定された場合、モータ制御部275は、モータ23に供給される電力を増加させて、撹拌部材22の回転速度を第1回転速度より速い第2回転速度に増速させる(ステップS24)。例えば、モータ制御部275は、図10に示すように、モータ23に電圧VLよりも高い電圧VHの電力をモータ23に供給させて、撹拌部材22の回転速度を第2回転速度に増速させる。なお、第2回転速度は、略半分が分解された使い捨て容器32が撹拌部材22に接触した場合に該撹拌部材22が破損しない程度の回転速度である。このように撹拌部材22の回転速度が増速されると、シンク21内において、ある程度分解された使い捨て容器32の分解がより促進される。
一方、ステップS25の判定処理において「YES」と判定される、すなわち、センサ24により検出されたモータ23の電流がI0まで低下したと判定されると、モータ制御部275がモータ23を停止させ(ステップS20)、排水制御部276が排液系8から分解された使い捨て容器32及び洗浄液をシンク21から排出させて(ステップS21)、処理を終了させる。なお、上記ステップS26において、「YES」と判定された場合も同様に、モータ制御部275がモータ23を停止させ、分解された使い捨て容器32及び洗浄液をシンク21から排出させる。これは、所定時間が経過した場合にモータ電流がI0まで低下していなくても、使い捨て容器32が殆ど分解されている可能性が高いからである。
なお、容器32の廃棄処理後は、再度、洗浄液ノズル41〜43から洗浄液が噴射され、シンク21の洗浄が行われる。
そして、シンク21の洗浄終了後には扉2Aが開かれ、第2運転プログラムが終了したことを作業者に知らせる。なお、開いた状態の扉2Aは、開閉用スイッチ61を操作することにより、閉じることができる。
まず、電圧VLの電力がモータ23に供給されると、モータ23の駆動に伴い、第1回転速度で所定時間(t1)撹拌部材22が回転する。このとき、使い捨て容器32が投入される第1及び第2パターンでは、使い捨て容器32の分解が進み、撹拌部材22の負荷が小さくなるので、一定の電圧VLの電力を供給した場合であっても、図10に示すように、モータ23の電流は徐々に低下する。なお、このとき同じ電圧VLの電力がモータ23に供給されているが、第2パターンの電流I2は、第1パターンの電流I1よりも高くなっている。これは、第2パターンでは、使い捨て容器32が2個投入されているので、モータ23の負荷が高まるからである。
一方、再利用可能な容器31が投入される第3パターンでは、第1回転速度で撹拌部材22を回転させても、モータ23の電流は、図10に示すように、電流I2から低下することがない。これは、撹拌部材22が回転しても再利用可能な容器31が分解されることがないからである。
さらに、第2パターンの撹拌部材22が第2回転速度で回転される時間t5は、第1パターンの撹拌部材22が第2回転速度で回転される時間t3よりも短くなる。これは、使い捨て容器32の数に応じてこれが分解される時間、すなわち、モータ23の電流がI0まで低下する時間が異なるためである。
そして、シンク21内の洗浄液と使い捨て容器32とは、第1処理槽10における再利用可能な容器31の洗浄終了後に、撹拌部材22により攪拌され、使い捨て容器32が分解される。使い捨て容器32は、分解されることで洗浄液と合わさり、液状となる。使い捨て容器32の分解後、シンク21内の洗浄液と容器32とは、シンク21の下部に接続された排液系8から下水に排出される。使い捨て容器32の廃棄処理後は、再度、洗浄液ノズル41〜43から洗浄液が噴射され、チャンバ11とともにシンク21の洗浄が行われる。
また、低下したモータ23の負荷が第1負荷値以下であると判定された場合に、撹拌部材22を第1回転速度より速い第2回転速度で回転させるので、使い捨て容器32の分解がより促進され、使い捨て容器32をより短い時間で分解することができる。
さらに、撹拌部材22を一定時間低速(第1回転速度)で回転させるので、使い捨て容器32や汚物等の飛散を抑制できる。
さらに、シンク21内に投入された使い捨て容器32の数に基づいて、各種閾値が設定されるので、分解装置(第2処理槽20)において確実に使い捨て容器32を分解でき、かつ、再利用可能な容器31の破損及び再利用可能な容器31による分解装置の破損等を抑制できる。
例えば、上記実施形態では、ステップS19の判定処理において「NO」と判定された場合(シンク21内で再利用可能な容器31と使い捨て容器32とが混在している)と判定された場合に、モータ23を停止させ、排液することとしたが、これに限らず、例えば、シンク21内の再利用可能な容器31が取り除かれた後、上記ステップS22及びS23の処理を実行し、シンク21内に残された使い捨て容器32の分解を再開するようにしてもよい。
さらに、第2処理槽20のみを使用する場合は、第1処理槽10から流下する洗浄液を使用せず、第3洗浄液ノズル43から供給される洗浄液のみを使用することも可能である。
上記実施形態では、処理装置101内に設けられた分解装置(第2処理槽20)について説明したが、これに限らず、例えば、使い捨て容器32のみを処理する専用機であれば、第2処理槽20(分解装置)のみを備える構成であっても本発明を適用できる。
2A 扉
3A 開閉駆動部
4 アクチュエータ
5A ガイド機構
6 フットスイッチ
7 網板
8 排液系
9 供給配管
10 第1処理槽
11 チャンバ
12 支持具
13 支柱
14 細孔
20 第2処理槽(撹拌槽)
21 シンク
22 撹拌部材
23 モータ
24 センサ
25 開口
27 制御装置
31 再利用可能な容器(非分解対象物)
32 使い捨て容器(分解対象物)
41 第1洗浄液ノズル
42 第2洗浄液ノズル
43 第3洗浄液ノズル
61 開閉用スイッチ
62 第1運転プログラム開始スイッチ
63 第2運転プログラム開始スイッチ
91 微酸性電解水生成器
92 タンク
93 ポンプ
101 医療・介護用容器の処理装置(処理装置)
Claims (4)
- 筐体内に、
分解装置と、
洗浄液ノズルから噴射される洗浄液で再利用可能な容器を洗浄することが可能な処理槽と、を備え、
前記分解装置は、液を貯留可能であって分解対象物が投入されるシンク、前記シンク内の前記液内に前記分解対象物を浸して撹拌する撹拌部材及び該撹拌部材を回転させるモータを有する撹拌槽と、
前記モータの負荷を検出するセンサと、
前記センサの検出結果に基づいて前記モータの回転数を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記シンク内に前記分解対象物及び前記液が供給された状態で前記モータを駆動させて前記撹拌部材を第1回転速度で所定時間回転させた際の前記モータの負荷を前記センサに検出させ、前記センサにより検出された前記モータの負荷が前記所定時間内に低下しているか否かを判定し、前記負荷が低下していないと判定された場合に、前記モータを停止させることを特徴とする医療・介護用容器の処理装置。 - 前記制御装置は、前記センサにより検出された前記モータの負荷が前記所定時間内に低下していると判定された場合に、低下した前記モータの負荷が第1負荷値以下であるか否かをさらに判定し、前記第1負荷値以下であると判定された場合に、前記撹拌部材を前記第1回転速度より速い第2回転速度で回転させることを特徴とする請求項1に記載の医療・介護用容器の処理装置。
- 前記制御装置は、前記撹拌部材を前記第2回転速度にて回転させた後、前記モータの負荷が前記第1負荷値より低い第2負荷値以下であるか否かをさらに判定し、前記第2負荷値以下であると判定された場合に、分解された前記分解対象物及び前記液を前記シンクから排出させることを特徴とする請求項2に記載の医療・介護用容器の処理装置。
- 前記処理槽は、前記撹拌槽の上部に位置し、
前記シンク内に投入される前記液の少なくとも一部は、前記処理槽から排出された前記洗浄液であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の医療・介護用容器の処理装置。
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