JP6607322B2 - 音孔アダプタ及び管楽器 - Google Patents

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Description

本発明は、音孔アダプタ及びこれを備える管楽器に関する。
本願は、2016年9月20日に、日本に出願された特願2016−183430号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
複数の音孔を管体に形成した管楽器では、管楽器の種類に応じて様々な運指方法が採用されている。例えば、例えば非特許文献1に示すリコーダーには、バロック運指を採用したものと、ジャーマン運指を採用したものとがあり、各運指方法に適した管体が製造されている。
「Recorders」、株式会社ヤマハミュージックジャパン、2014年12月
しかしながら、従来の管楽器では、同一の管体を用いて複数種類の運指方法に切り換えることができない。
また、従来の管楽器では、アンサンブルでの演奏などにおいて、管楽器のピッチ(音程)の微調整を行うためには、演奏者の特殊でかつ繊細な指使いが必要となる。すなわち、従来の管楽器は、ピッチ(音程)の微調整を行うことが難しい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、同一の管体を用いても様々な運指方法で演奏可能であり、また、管楽器のピッチの微調整を容易に行うことを可能とする音孔アダプタ及びこれを備える管楽器を提供することを目的とする。
本発明は、管体の貫通孔に着脱可能に装着され、前記管体に装着されることで管楽器の音孔を構成する筒状部を備え、複数の前記筒状部と、複数の前記筒状部同士を接続する連結部と、を備える音孔アダプタを提供する。
また、本発明は、前記音孔アダプタと、複数の貫通孔を有する管体と、を備える管楽器を提供する。
本発明によれば、管体に対して音孔アダプタを着脱するだけで、管楽器における音孔の径及び長さの少なくとも一方を変えることができる。これにより、同一の管体を用いて様々な運指方法で管楽器を演奏することが可能となる。また、管体に対して音孔アダプタを着脱するだけで、管楽器のピッチ(音程)を簡単に微調整することも可能となる。
本発明の第一実施形態に係る音孔アダプタを装着した管楽器を示す正面図である。 図1のII−II矢視断面図である。 図2のIII−III矢視断面図である。 本発明の第二実施形態に係る音孔アダプタを装着した管楽器の要部を示す正面図である。 図4のV−V矢視断面図である。 本発明の第三実施形態に係る音孔アダプタの第一例を示す斜視図である。 本発明の第三実施形態に係る音孔アダプタの第二例を示す斜視図である。 本発明の第一実施形態の第一変形例に係る音孔アダプタを装着した管楽器を示す断面図である。 本発明の第一実施形態の第二変形例に係る音孔アダプタを装着した管楽器を示す断面図である。 本発明の第一実施形態の第三変形例に係る音孔アダプタを装着した管楽器を示す断面図である。
〔第一実施形態〕
以下、図1から図3を参照して本発明の第一実施形態について説明する。
図1,2に示すように、本実施形態の管楽器1は、リコーダーであり、管体2と、音孔アダプタ10と、を備える。
管体2は、筒状に形成されている。管体2には管楽器1における音孔3を構成する複数の貫通孔4が、管体2の軸方向に間隔をあけて配列されている。各貫通孔4は、貫通孔4の軸方向から見て、例えば多角形状に形成されてもよいが、本実施形態では円形状に形成されている。管体2の軸方向の第一端にはマウスピース5が設けられている。管体2の軸方向の第二端は、外側に開口している。
本実施形態の管楽器1では、七つの貫通孔4が管体2の軸方向に配列されている。管体2の第一端側から六番目、七番目の貫通孔4−6,4−7は、それぞれダブルホールとなっている。
図2,3に示すように、音孔アダプタ10は、管体2に装着されることで管楽器1の音孔3を構成する筒状部11を備える。音孔アダプタ10は、管体2の貫通孔4の形成部分に着脱可能とされている。音孔アダプタ10は、管体2に対して着脱されることで、管楽器1における音孔3の径及び長さの少なくとも一方を変える。
筒状部11には、その軸方向に貫通するアダプタ貫通孔15が形成されている。アダプタ貫通孔15は、筒状部11を管体2の貫通孔4の形成部分に装着した状態で管楽器1の音孔3を構成する。軸方向から見たアダプタ貫通孔15の形状は、例えば多角形状など任意に形成されてよいが、本実施形態では円形状に形成されている。本実施形態の筒状部11には、アダプタ貫通孔15が一つだけ形成されている。
本実施形態の筒状部11は、管体2の貫通孔4に嵌まる。軸方向から見た筒状部11の外周の形状は、筒状部11を嵌める貫通孔4の形状に対応していればよい。筒状部11は、貫通孔4の内周面との間に隙間が生じないように、貫通孔4に挿入されるとよい。筒状部11は、貫通孔4のうち管体2の外側に開口する外側開口端から挿入される。筒状部11は、例えばゴム等の弾性材料によって構成されてよい。
筒状部11のアダプタ貫通孔15の径(筒状部11の内径)は、少なくとも筒状部11を嵌める貫通孔4の内径よりも小さく設定されればよい。また、筒状部11は管楽器1の音孔3を構成するため、アダプタ貫通孔15の径は、例えば管楽器1における発音性能が低下しない程度に大きく設定されればよい。
軸方向から見た筒状部11の外周の中心とアダプタ貫通孔15の中心とは、例えば互いにずれてもよいが、本実施形態では、互いに一致している。
本実施形態の音孔アダプタ10は、上記の筒状部11を一つだけ備える。
また、本実施形態の音孔アダプタ10は、フランジ部12を備える。
フランジ部12は、筒状部11の外周面から筒状部11の径方向において筒状部11の外側に延出している。フランジ部12は、筒状部11に一体に形成されている。フランジ部12は、例えば筒状部11の周方向に間隔をあけて複数配列されてもよいが、本実施形態では筒状部11の軸方向から見て環状に形成されている。フランジ部12は、筒状部11を貫通孔4に嵌めた状態で管体2の外周面2aに当接する。
フランジ部12は、管体2を軸方向から見て、例えば筒状部11の外周面から筒状部11の径方向に直線状に延びてもよいが、本実施形態では、筒状部11の外周面から管体2の外周面2aに沿うように湾曲して延びている(特に図3参照)。これにより、フランジ部12は、筒状部11を貫通孔4に嵌めた状態で、管体2の外周面2aに面接触する。
フランジ部12は、例えば筒状部11の軸方向の中途部に設けられてもよいが、本実施形態では筒状部11の軸方向の第一端部に設けられている。筒状部11の軸方向におけるフランジ部12の厚みは、少なくとも軸方向における筒状部11の長さよりも小さければ任意であってよい。本実施形態では、筒状部11の長さに対するフランジ部12の厚みの割合が非常に小さく(例えば1/3以下に)設定されている。このため、音孔アダプタ10の筒状部11を管体2の貫通孔4に嵌めることで、主に管楽器1の音孔3の径が小さくなる、すなわち音孔3の径が変化する。一方、音孔3の長さは、微小に長くなるものの、大きく変化しない。
なお、フランジ部12が、筒状部11の軸方向の中途部に設けられている場合や、筒状部11の長さに対するフランジ部12の厚みの割合が大きい場合には、音孔アダプタ10の筒状部11を管体2の貫通孔4に嵌めると、筒状部11の一部が管体2の外周面2aから大きく突出する。このため、音孔3の径だけでなく、音孔3の長さも大きく変えることができる。
筒状部11のうち貫通孔4に嵌まる部分の軸方向長さCLは、例えば貫通孔4の軸方向長さと等しくてもよいが、本実施形態では、貫通孔4の軸方向長さHLよりも短く設定されている。図2および図3から明らかなように、筒状部11の貫通孔4に嵌まる部分の軸方向長さCLは、フランジ部12の厚みを含んでいない。この実施形態によれば、筒状部11の軸方向の長さCLを貫通孔4の長さHLと等しくしたときと比較して、筒状部11の厚さCTを厚くできるので、音孔アダプタ10の製造が容易である。また、音孔アダプタ10を管体2の貫通孔4から取り外すことおよび音孔アダプタ10を貫通孔4へ装着することが容易である。
図1,2に示すように、本実施形態の管楽器1は、上記の音孔アダプタ10を二つ備える。
本実施形態の管楽器1において、二つの音孔アダプタ10(10A,10B)は、管体2の第一端側から四番目及び五番目の貫通孔4−4,4−5に対して着脱可能とされている。二つの音孔アダプタ10A,10Bでは、筒状部11の外径が互いに等しいが、筒状部11のアダプタ貫通孔15の径が互いに異なる。また、二つの音孔アダプタ10A,10Bにおいて、筒状部11の軸方向の長さは、図示例のように互いに等しくてもよいし、例えば互いに異なってもよい。
図1,2においては、アダプタ貫通孔15の径が大きい第一音孔アダプタ10Aが、四番目の貫通孔4−4に装着されている。また、アダプタ貫通孔15の径が小さい第二音孔アダプタ10Bが、五番目の貫通孔4−5に装着されている。すなわち、管楽器1において管体2の第一端側から四番目及び五番目の音孔3−4,3−5は、二つの音孔アダプタ10A,10Bの筒状部11によって構成されている。
一方、管体2の第一端側から一番目から三番目、六番目及び七番目の音孔3−1,3−2,3−3,3−6,3−7は、それぞれ貫通孔4(4−1,4−2,4−3,4−6,4−7)のみによって構成されている。
上記のように二つの音孔アダプタ10A,10Bを管体2に取り付けた状態においては、管楽器1を、四番目の音孔3−4の径が五番目の音孔3−5よりも大きいジャーマン運指のリコーダーとして構成することができる。
また、第一音孔アダプタ10Aを管体2の五番目の貫通孔4−5に装着し、第二音孔アダプタ10Bを管体2の四番目の貫通孔4−4に装着した場合には、管楽器1を、四番目の音孔3−4の径が五番目の音孔3−5よりも小さいバロック運指のリコーダーとして構成することができる。
すなわち、本実施形態の管楽器1は、管体2に対する音孔アダプタ10の着脱や交換によって、運指方法をバロック運指とジャーマン運指とに切り換え可能である。
以上説明したように、本実施形態の音孔アダプタ10及び管楽器1によれば、同一の管体2に対して音孔アダプタ10を着脱するだけで、管楽器1における音孔3の径及び長さの少なくとも一方を変えることができる。これにより、同一の管体2を用いて様々な運指方法で管楽器1を演奏することが可能となる。
また、本実施形態の音孔アダプタ10及び管楽器1によれば、管体2の貫通孔4に対して音孔アダプタ10を着脱するだけで、管楽器1の音孔3の径や長さを簡単に変えることができる。管楽器1の音孔3の径や長さが変わることで、管楽器1のピッチ(音程)を微調整することができる。すなわち、管体2に対して音孔アダプタ10を着脱するだけで、管楽器1のピッチ(音程)を簡単に微調整することも可能となる。
また、本実施形態の音孔アダプタ10及び管楽器1によれば、筒状部11が管体2の貫通孔4に嵌まるように構成されている。したがって、音孔アダプタ10を安定して管体2に保持することができる。
また、本実施形態の音孔アダプタ10は、筒状部11の外周面から外側に延出するフランジ部12を備える。これにより、軸方向において貫通孔4に対する筒状部11の位置決めを容易に行うことができる。したがって、管楽器1のピッチ(音程)の微調整をさらに容易に行うことができる。
また、本実施形態の音孔アダプタ10及び管楽器1によれば、フランジ部12が管体2の外周面2aに当接することで、音孔アダプタ10によって構成された管楽器1の音孔3の周囲において、管体2の外周面2aとフランジ部12との間に段差が生じる。この段差部分に指を引っ掛ける等することで、音孔アダプタ10を簡単に管体2から取り外すことができる。
また、本実施形態の音孔アダプタ10及び管楽器1によれば、フランジ部12が管体2の外周面2aに沿うように湾曲している。このため、音孔アダプタ10によって構成された管楽器1の音孔3を演奏者の手指で塞ぐ際、演奏者の手指に伝わる感覚を、音孔アダプタ10が無い場合の感覚に近づけることができる。すなわち、音孔アダプタ10を装着しても音孔アダプタ10が無い場合と同様の感覚で管楽器1の音孔3を開閉することができる。
また、フランジ部12が管体2の外周面2aに沿うように湾曲していることで、貫通孔4の内周面及び貫通孔4に嵌まる筒状部11の外周面が円形状であっても、筒状部11が貫通孔4に嵌まった状態で管体2に対して不意に回転してしまうことを防止できる。
第一実施形態の管楽器1は、例えば音孔アダプタ10を一つだけ備えてもよい。
このような構成では、例えば、音孔アダプタ10を管体2の五番目の貫通孔4−5のみに装着して五番目の音孔3−5を音孔アダプタ10の筒状部11によって構成する。また、管体2の四番目の貫通孔4−4を四番目の音孔3−4として構成する。これにより、管楽器1を、四番目の音孔3−4の径が五番目の音孔3−5よりも大きいジャーマン運指のリコーダーとして構成することができる。
また、例えば、音孔アダプタ10を管体2の四番目の貫通孔4−4のみに装着して四番目の音孔3−4を音孔アダプタ10の筒状部11によって構成する。また、管体2の五番目の貫通孔4−5を五番目の音孔3−5として構成する。これにより、管楽器1を、四番目の音孔3−4の径が五番目の音孔3−5よりも小さいバロック運指のリコーダーとして構成することができる。
音孔アダプタ10が一つだけの場合には、上記したように、運指方法によって音孔アダプタ10を装着する管体2の位置が異なる。すなわち、音孔アダプタ10のフランジ部12(特に管体2の外周面2aとフランジ部12との段差)に触れる演奏者の指が異なる。
このため、演奏者は手指の感覚だけでどの運指方法で演奏すればよいか、容易に把握することが可能となる。
第一実施形態の音孔アダプタ10は、例えばフランジ部12を備えなくてもよい。この場合、筒状部11は、例えば管体2の外周面2aから突出しないように貫通孔4に嵌められてもよい。また、このように筒状部11を貫通孔4に嵌める場合、筒状部11のうち管体2の外周面2a側の端面は、管体2の外周面2aに倣う湾曲面に形成されてもよい。
このような構成では、筒状部11を貫通孔4に嵌めた状態で、筒状部11の端面を管体2の外周面2aと面一に形成できる。すなわち、筒状部11と管体2の外周面2aとの間に段差が生じることを防止できる。これにより、演奏者の手指が前述の段差に引っ掛ることを防ぎ、管楽器1を円滑に演奏することが可能となる。
〔第二実施形態〕
次に、図4,5を参照して本発明の第二実施形態について説明する。本実施形態の音孔アダプタは、第一実施形態の音孔アダプタ10と比較して、主に筒状部の数が異なり、他の構成については同様である。本実施形態では、第一実施形態と同様の構成要素について同一符号を付す等して、その説明を省略する。
図4,5に示すように、本実施形態の音孔アダプタ10Cは、複数の筒状部11と、複数の筒状部11同士を接続する連結部13と、を備える。本実施形態の音孔アダプタ10Cは、筒状部11を二つ備える。二つの筒状部11(11C,11D)は、連結部13によって接続されている。
各筒状部11の構成は第一実施形態と同様であってよい。本実施形態において、二つの筒状部11C,11Dの外径は互いに等しいが、二つの筒状部11C,11Dのアダプタ貫通孔15の径は互いに異なる。二つの筒状部11C,11Dの軸方向の長さは、図示例のように互いに等しくてもよいし、例えば互いに異なってもよい。
連結部13は、第一筒状部11C(一の筒状部)の外周面から第二筒状部11D(他の筒状部)の外周面まで延びて形成されている。連結部13は複数の筒状部11に一体に形成されている。
筒状部11の軸方向における連結部13の厚みは、任意であってよいが、本実施形態では小さく(例えば軸方向における筒状部11の長さに対して小さく)設定されている。このため、音孔アダプタ10Cの筒状部11を貫通孔4に嵌めることで、主に管楽器1Cの音孔3の径が小さくなる、すなわち音孔3の径が変化する。一方、音孔3の長さは、微小に長くなるものの、大きく変化しない。
連結部13は、各筒状部11の軸方向の任意の位置に接続されてよい。本実施形態では、連結部13が二つの筒状部11C,11Dの軸方向の第一端部同士を接続している。
また、本実施形態の音孔アダプタ10Cは、複数の筒状部11及び連結部13を一括して囲むフランジ部14を備える。フランジ部14は、筒状部11及び連結部13に一体に形成されている。図4では、連結部13とフランジ部14との境界を仮想線VLで示している。
フランジ部14は、本実施形態の連結部13と同様に、各筒状部11の軸方向の任意の位置に接続されてよい。本実施形態のフランジ部14は、連結部13と同様に、二つの筒状部11C,11Dの軸方向の第一端部同士を接続している。
連結部13及びフランジ部14は、二つの筒状部11C,11Dを各々対応する管体2の貫通孔4に嵌めた状態で、管体2の外周面2aに接触する。連結部13及びフランジ部14は、第一実施形態のフランジ部12と同様に、管体2を軸方向から見て、例えば筒状部11の外周面から径方向に直線状に延びてもよいし、例えば筒状部11の外周面から管体2の外周面2aに沿うように湾曲して延びてもよい。
本実施形態では、アダプタ貫通孔15の径が大きい第一筒状部11Cが四番目の貫通孔4−4に嵌まるように、かつ、アダプタ貫通孔15の径が小さい第二筒状部11Dが五番目の貫通孔4−5に嵌まるように、音孔アダプタ10Cが管体2に装着されている。この状態において、連結部13及びフランジ部14は管体2の外周面2aに当接している。このように音孔アダプタ10Cを管体2に取り付けた状態においては、管楽器1Cを、四番目の音孔3−4の径が五番目の音孔3−5よりも大きいジャーマン運指のリコーダーとして構成することができる。
一方、第一筒状部11Cが管体2の五番目の貫通孔4−5に嵌まるように、かつ、第二筒状部11Dが四番目の貫通孔4−4に嵌まるように、音孔アダプタ10Cを管体2に装着した場合には、管楽器1Cを、四番目の音孔3−4の径が五番目の音孔3−5よりも小さいバロック運指のリコーダーとして構成することができる。
すなわち、本実施形態の管楽器1Cは、管体2に対する音孔アダプタ10Cの着脱や交換によって、運指方法をバロック運指とジャーマン運指とに切り換え可能である。
本実施形態の音孔アダプタ10Cによれば、第一実施形態と同様の効果を奏する。
また、本実施形態の音孔アダプタ10Cでは、複数の筒状部11が連結部13によって連結されている。このため、一つの音孔アダプタ10Cを管体2に対して着脱するだけで、管楽器1Cの複数の音孔3の径や長さを一括して変更できる。したがって、管楽器1Cにおける運指方法の変更を簡単に行うことができる。
また、複数の筒状部11が個別の部品である場合と比較して、音孔アダプタ10Cを紛失する可能性を低減できる。
第二実施形態の音孔アダプタ10Cにおいて、筒状部11の軸方向における連結部13の厚みは、例えば複数の筒状部11の軸方向長さと同じであってもよい。この場合、管体2の貫通孔4は、複数の筒状部11及び連結部13を一括して嵌めることができるように形成されればよい。すなわち、管体2には、図4,5に示す四番目及び五番目の貫通孔4−4,4−5を含む大きな一つの貫通孔が形成されればよい。
〔第三実施形態〕
次に、図6,7を参照して本発明の第三実施形態について説明する。本実施形態の音孔アダプタは、第一実施形態の音孔アダプタ10と比較して、主に筒状部の構成が異なり、他の構成については同様である。本実施形態では、第一実施形態と同様の構成要素について同一符号を付す等して、その説明を省略する。
図6,7に示すように、本実施形態の音孔アダプタ10E,10Fは、第一実施形態と同様に、管体2の貫通孔4(図1,2参照)の形成部分に着脱可能とされ、管楽器の音孔3を構成する筒状部11を備える。本実施形態の筒状部11には、筒状部11の軸方向に貫通するアダプタ貫通孔15が、二つ形成されている。筒状部11の軸方向から見た二つのアダプタ貫通孔15,15の大きさは、図6,7のように互いに異なっていてもよいし、例えば互いに同じであってもよい。
筒状部11の軸方向から見た各アダプタ貫通孔15の形状は、任意であってよい。図6に例示する音孔アダプタ10Eでは、筒状部11の軸方向から見た各アダプタ貫通孔15Eの形状が、円形状とされている。図7に例示する音孔アダプタ10Fでは、筒状部11の軸方向から見た二つのアダプタ貫通孔15F,15F全体の形状が円形状とされている。そして、二つのアダプタ貫通孔15F,15Fは、それぞれ円形状を二つに分割した形状(例えば半円状)に形成されている。図7に例示する音孔アダプタ10Fでは、筒状部11の軸方向から見た各アダプタ貫通孔15の面積を、図6に例示する音孔アダプタ10Eと比較して大きく形成できる。
本実施形態の音孔アダプタ15E,15Fは、例えば第一実施形態の場合と同様に、フランジ部12を管体2の外周面2aに沿うように湾曲して形成したり、筒状部11の外周及びこれに対応する管体2の貫通孔4の内周を多角形状に形成したりしてもよい。また、筒状部11が貫通孔4に嵌まった状態で、筒状部11の外周と貫通孔4の内周とが高い摩擦力で保持されてもよい。このような構成では、筒状部11が貫通孔4に嵌まった状態で管体2に対して不意に回転することを防止できる。すなわち、本実施形態の音孔アダプタ10E,10Fは、筒状部11が管体2の貫通孔4の形成部分に装着された状態で、筒状部11が貫通孔4の軸線を中心に回転することを防ぐ回転止め機構を備えてもよい。
また、本実施形態の音孔アダプタ10E,10Fは、例えば筒状部11の外周及びこれに対応する貫通孔4の内周を円形状に形成する等して、筒状部11が貫通孔4に嵌まった状態で管体2に対して回転可能とされてもよい。
本実施形態の音孔アダプタ10E,10Fによれば、第一実施形態と同様の効果を奏する。
また、本実施形態の音孔アダプタ10E,10Fでは、筒状部11に二つのアダプタ貫通孔15,15が形成されている。このため、音孔アダプタ10E,10Fを管体2の貫通孔4の形成部分に装着するだけで、管楽器の音孔3をダブルホールとすることができる。これにより、管楽器において、クロス運指、フォーク運指などの複雑な指使いをすることなく、半音の音程変化を簡単に行うことが可能となる。
例えば、音孔3のダブルホールの両方(二つのアダプタ貫通孔15,15)を開放した状態からダブルホールの一方(一方のアダプタ貫通孔15)を塞ぐだけで、音程を簡単に半音下げることができる。また、音孔3のダブルホールの両方を塞いだ状態からダブルホールの一方を開放するだけで、音程を簡単に半音上げることができる。
また、図7に例示した音孔アダプタ10Fでは、筒状部11の軸方向から見た二つのアダプタ貫通孔15F,15F全体の形状が円形状とされていることで、筒状部11の軸方向から見た各アダプタ貫通孔15Fの面積を大きく設定できる。これにより、例えば第一実施形態の音孔アダプタ10を図7に例示した音孔アダプタ10Fに交換して、管楽器の音孔3をシングルホールからダブルホールに変えても、管楽器における音程の低下を好適に抑制できる。また、管楽器における音の抜けが低下することも抑制できる。
また、本実施形態の音孔アダプタ10E,10Fが回転止め機構を備える場合には、筒状部11が管体2の貫通孔4の形成部分に装着された状態で、管体2に対する二つのアダプタ貫通孔15,15の配列方向が筒状部11の回転によって変わることを防止できる。
したがって、管楽器における音程のずれを防ぐことができる。
また、本実施形態の音孔アダプタ10E,10Fにおいて、筒状部11が貫通孔4に嵌まった状態で管体2に対して回転可能である場合には、管体2に対する二つのアダプタ貫通孔15,15の配列方向を筒状部11の回転によって変化させることができる。これにより、演奏者の手指の大きさや長さ、また、演奏者の好みに応じて、二つのアダプタ貫通孔15,15の配列方向を変えることができるため、管楽器の操作性の向上を図ることができる。
本実施形態の音孔アダプタ10E,10Fは、一部の音孔3がダブルホールとなっている現代のリコーダー(図1に例示した管楽器1)に適用されてもよいし、全ての音孔3がシングルホールとなっている(ダブルホールがない)ルネサンスリコーダーに適用されてもよい。本実施形態の音孔アダプタ10E,10Fをルネサンスリコーダーに適用した場合、ルネサンスリコーダーを現代のリコーダーとして構成することも可能となる。
同一の筒状部11に二つのアダプタ貫通孔15,15が形成されている本実施形態の構成は、例えば第二実施形態の音孔アダプタ10Cに適用されてもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
本発明の管楽器では、例えば図8に示すように、管体2に収容凹部6が形成されてもよい。収容凹部6は、管体2の外周面2aから窪んで形成されている。収容凹部6には、第一実施形態のフランジ部12や、第二実施形態の連結部13、フランジ部14を収容可能である。収容凹部6の底面は、例えば図8のように管体2の外周面2aに沿って湾曲してもよいが、例えば平坦に形成されてもよい。
管体2に収容凹部6が形成されている場合には、筒状部11を管体2の貫通孔4に嵌めた状態で、第一実施形態のフランジ部12や、第二実施形態の連結部13、フランジ部14と、管体2の外周面2aとの間に段差が生じることを抑制できる。
また、上記の収容凹部6を管体2に形成する場合、第一実施形態のフランジ部12や、第二実施形態の連結部13、フランジ部14のうち、管体2の外周面2aと同じ側に向く面(外側面)は、図8に例示するように、管体2の外周面2aに沿う湾曲面に形成されてもよい。
この場合には、筒状部11を貫通孔4に嵌めた状態で、第一実施形態のフランジ部12や、第二実施形態の連結部13、フランジ部14の湾曲した外側面を管体2の外周面2aと面一に形成できる。すなわち、第一実施形態のフランジ部12や、第二実施形態の連結部13、フランジ部14と、管体2の外周面2aとの間に段差が生じることを防止できる。これにより、演奏者の手指が上記の段差に引っ掛ることを防ぎ、管楽器を円滑に演奏することが可能となる。
例えば図9に示すように、音孔アダプタ10Gの筒状部11Gのうち管体2の内周面側の端部(第二端部)は、筒状部11Gのうち管体2の外周面2a側の端部(第一端部)から第二端部に向かうにしたがって筒状部11Gの内径(アダプタ貫通孔15の径)が大きくなるテーパ状に形成されてもよい。このような筒状部11Gを管体2の貫通孔4に嵌めた場合には、管楽器のピッチ(音程)を上げることができる。また、管楽器における音の抜けを向上できる。
さらに、図10に示すように、音孔アダプタ10Hの筒状部11Hの第二端部は、筒状部11Hの軸方向において第一端部から第二端部に向かうにしたがって筒状部11Hの外径が小さくなるテーパ状に形成されてもよい。この場合、筒状部11Hを容易に管体2の貫通孔4に嵌めることが可能となる。
本発明の音孔アダプタにおいて、同一の筒状部に形成されるアダプタ貫通孔の数は、例えば三つ以上であってもよい。この場合、管楽器の音孔を三つ以上のアダプタ貫通孔によって構成できる。これにより、同一の音孔を構成する三つ以上のアダプタ貫通孔のうち塞ぐアダプタ貫通孔の数を変えるだけで、管楽器のピッチ(音程)を簡単に微調整することができる。
本発明の音孔アダプタにおいて、筒状部は、少なくとも管体のうち貫通孔の形成部分に着脱可能とされればよい。筒状部は、例えば貫通孔を管体の外側に延長させるように管体の外周面に着脱可能とされてもよい。この場合には、管体に対する音孔アダプタの着脱によって音孔の長さを積極的に変えることができる。
本発明の管楽器は、少なくとも音孔を構成するための貫通孔を有していればよく、例えばフルート、クラリネット、サクソフォン、ファゴット、オカリナなどであってもよい。
1,1C:管楽器、
2:管体、
3:音孔、
4:貫通孔、
10,10A,10B,10C,10E,10F,10G:音孔アダプタ、
11,11C,11D,11G:筒状部、
13:連結部、
15,15E,15F:アダプタ貫通孔

Claims (8)

  1. 管体の貫通孔に着脱可能に装着され、前記管体に装着されることで管楽器の音孔を構成する筒状部を備え
    複数の前記筒状部と、複数の前記筒状部同士を接続する連結部と、を備える音孔アダプタ。
  2. 前記筒状部の前記貫通孔に嵌る部分の軸方向の長さが、前記貫通孔の軸方向の長さよりも短い請求項1に記載の音孔アダプタ。
  3. 前記筒状部には、前記筒状部の軸方向に貫通するアダプタ貫通孔が複数形成されている請求項1又は請求項2に記載の音孔アダプタ。
  4. 前記筒状部の前記管体の内周側の端部は、前記内周側に向かうにしたがって内径が大きくなるテーパ状に形成されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の音孔アダプタ。
  5. 前記筒状部の前記管体の内周側の端部は、前記内周側に向かうにしたがって外径が小さくなるテーパ状に形成されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の音孔アダプタ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の前記音孔アダプタと、複数の前記貫通孔を有する管体とを備える管楽器。
  7. 前記音孔アダプタは、前記筒状部の外周面から前記筒状部の径方向の外側に延出するフランジ部を有し、
    前記管体は、前記管体の外周面でかつ前記貫通孔の周囲に形成され前記フランジ部に嵌合する収納凹部を有する請求項6に記載の管楽器。
  8. 前記管体に対する前記音孔アダプタの着脱又は交換によって、運指方法をバロック運指とジャーマン運指とに切り換え可能な請求項6に記載の管楽器。
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