JP6606843B2 - 広告分析装置、及び広告分析方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態の広告配信システムの構成例を示している。同図に示す広告配信システムは、広告配信業者の広告配信装置100と、ユーザの端末装置200と、広告主が有する店舗のレジスタ300と、ポイントサービスを提供するポイント管理装置400と、広告主の広告主端末500とを備えて構成される。広告配信装置100と、端末装置200、ポイント管理装置400、及び広告主端末500とは、インターネットなどの公衆網であるネットワーク800を介して接続される。レジスタ300とポイント管理装置400とは、私設網などのネットワーク900を介して接続される。なお、ネットワーク900が公衆網であってもよく、広告配信装置100と、ポイント管理装置400や広告主端末500とが私設網のネットワークを介して接続されてもよい。同図においては、端末装置200を1台のみ示しているが、現実には複数台が備えられる。
同様に、広告主Bに対応する情報提供アプリケーション(以下、「情報提供アプリケーションB」と記載する。)は、広告配信装置100が配信した広告主Bの店舗の広告データを表示し、ユーザが閲覧した広告データの情報を広告配信装置100に通知する。
広告配信装置100は、各ユーザが閲覧した広告データの情報を記憶する。
また、ユーザが広告主Aの会員であることが広告配信装置100に登録されている場合、情報提供アプリケーションAは、広告主Aに関連してユーザに提供される情報(ユーザ提供情報)を、広告配信装置100経由でポイント管理装置400Aから受信し、画面に表示する。同様に、ユーザが広告主Bの会員であることが広告配信装置100に登録されている場合、情報提供アプリケーションBは、広告主Bに関連してユーザに提供される情報(ユーザ提供情報)を、広告配信装置100経由でポイント管理装置400Bから受信し、画面に表示する。
また、レジスタ300Bは店舗b1、b2内に設置された広告主BのPOSレジスタである。ポイント管理装置400Bは、広告主Bが提携しているポイントサービスに対応して運用されるコンピュータサーバである。
利用店舗のレジスタ300は、利用店舗が属する広告主と提携しているポイント管理装置400に店舗利用情報を送信する。店舗利用情報には、利用店舗の店舗IDと、端末装置200が表示している会員証画像から読み取った会員番号と、精算内容を示す精算情報と、料金の精算を行った時刻である精算時刻とが含まれる。店舗IDは、店舗の識別情報である。精算情報には、ユーザが購入した商品やユーザが受けたサービスなどの支払対象を特定する情報や、各支払対象の購入数及び金額の情報が含まれる。精算時刻は、ユーザが店舗を利用した時刻(日時)である店舗利用時刻として用いられる。
例えば、広告配信装置100は、広告主A(または店舗a1)を分析対象としてユーザを分類する場合、広告主A(または店舗a1)の会員のユーザを、広告主A(または店舗a1)のみの会員となっているユーザ、他の広告主(または他の広告主の店舗)の会員にもなっているユーザなどに分類する。さらに広告配信装置100は、他の広告主(または他の広告主の店舗)の会員にもなっているユーザについて、広告主Aの店舗(または店舗a1)を主に利用するユーザ、広告主Aの店舗(または店舗a1)以外を主に利用するユーザなどに分類する。
またさらに、広告配信装置100は、分析対象の広告主(または店舗)の会員について分析したユーザカテゴリ別に、その分析対象の広告主に属する店舗(または分析対象の店舗)の広告データについて分析を行う。分析内容は、集客効果があった広告データ、集客効果があった広告データの広告内容、集客効果があった広告データを閲覧してユーザが店舗を利用したときの店舗利用時間帯、集客効果があった広告データを閲覧してユーザが店舗を利用したときの支払対象などである。広告配信装置100は、広告主または広告主の特定の店舗を分析対象として行った分析結果を、その広告主の広告主端末500に送信する。以下では、分析対象の広告主を「分析対象広告主」、分析対象の店舗を「分析対象店舗」とも記載する。
広告主は、分析結果を参考にして、ユーザカテゴリ別に効果的な広告データを作成し、広告主端末500から広告配信装置100に登録する。広告配信装置100は、広告主の店舗の広告データをユーザの端末装置200に配信する際、そのユーザのユーザカテゴリに応じた広告データを選択して配信する。
端末装置200にインストールされた情報提供アプリケーションは、会員証の利用登録を行った後、会員証画面を表示させる。以下は、情報提供アプリケーションAが会員証画面を表示させるときを例に説明する。なお、会員証利用登録前にユーザアカウントが予め広告配信装置100に登録されていてもよい。ユーザアカウントは、ユーザを特定する識別情報である。ユーザアカウントには、例えば、ユーザ名などを用いることができるが、ユーザ名に代えて、あるいは、ユーザ名に加えて電話番号を用いることもできる。
会員証利用登録にあたり、ユーザは、ユーザアカウントと、パスワードなどを入力する。さらに、ユーザは、会員番号を端末装置200に入力する。会員番号は、例えばユーザが所有しているカード形式の会員証CD−Aの番号である。
ポイント管理装置400Aは、ユーザ認証が成立した場合には、例えば会員証利用登録情報に含まれるパスワードを、会員証利用登録情報に含まれるユーザアカウントと会員番号の組み合わせを含む会員情報に追加登録する。このようにして、ポイント管理装置400Aにおいて、会員証利用に関するユーザ登録が完了する。ポイント管理装置400Aは、ユーザ登録完了を広告配信装置100に通知する。広告配信装置100は、ユーザアカウントにより特定されるユーザ管理情報に、広告主Aの広告主ID、及び会員証CD−Aの会員番号を書き込む。なお、ユーザアカウントが未登録の場合、新たにユーザ管理情報を生成し、記憶する。
広告配信装置100は、受信された接続要求に付加されたポイントサービス識別情報により広告主Aと提携するポイントサービスであることを識別する。そこで、広告配信装置100は、ユーザ提供情報項目要求を、広告主Aが提携するポイントサービスに対応するポイント管理装置400Aに送信する。
ユーザ提供情報項目要求には、接続要求に含まれていたユーザ認証情報が含められる。
広告配信装置100は、受信したユーザ提供情報項目を含むユーザ提供情報を生成する。広告配信装置100は、生成したユーザ提供情報を、接続要求の送信元の端末装置200に送信する。
端末装置200において、情報提供アプリケーションAは、受信したユーザ提供情報を画面に表示する。つまり、端末装置200上で動作する情報提供アプリケーションAの画面には、ポイントの累積値、ポイントの有効期限などが表示される。
端末装置200において情報提供アプリケーションAにより表示される会員証は、顧客に配布しているカード形式の会員証CD−Aと同様の機能を有する。具体的に、会員証CD−Aには、1つの会員番号が付与されている。そして、端末装置200の画面に表示される会員証画像は、カード形式の会員証CD−Aに付与されている会員番号と同じ会員番号を示すバーコードの画像を含んでいる。
つまり、広告主Aの店舗a1や店舗a2において商品を購入したりサービスを受けるなどした顧客は、料金の支払いに際して、端末装置200の画面に表示させた会員証画像を、会員証CD−Aに代えて提示することができる。
このように端末装置200に表示された会員証画像が広告主の店舗において実物の会員証と同様に使用可能になることで、ユーザは、カード形式の会員証を所持していなければならない煩わしさから解放される。
端末装置200上で、会員証利用登録済みの情報提供アプリケーションを起動させると、端末装置200の表示部220に、初期画面として、同図に示す会員証画面が表示される。あるいは、端末装置200に会員証表示指示が入力された場合に、表示部220に会員証画面が表示される。
会員証画像領域AR1には会員証画像が表示される。会員証画像領域AR1に表示される会員証画像には、カード形式による実物の会員証CDに付与されているのと同じ会員番号を示すバーコード画像Pbcが含まれている。
このようにして、会員証画像にバーコード画像Pbcが含まれていることで、ユーザは、端末装置200の表示部220に表示させた会員証画像を、実物の会員証CDと同様に会員証として使用することができる。
画面遷移ボタンBT2は、電子チラシが表示される画面に遷移させるための操作が行われるボタンである。
画面遷移ボタンBT3は、キャンペーン情報が表示される画面に遷移させるための操作が行われるボタンである。
画面遷移ボタンBT4は、お知らせ情報が表示される画面に遷移させるための操作が行われるボタンである。
このように広告配信装置100からの応答が得られない(広告配信装置100との接続が確立されない)状態が生じた場合、端末装置200は広告配信装置100からユーザ提供情報を受信できない。
例えば、広告配信装置100との接続が確立されない状況において、ユーザが店員に会員証を提示するために情報提供アプリケーションを起動させた場合、端末装置200では会員証画面が表示されないような状態となる。会員証の提示は、精算時において行われることが多い。精算時において上記のように会員証画面が表示されない状態は、精算を長引かせる要因となる。
つまり、情報提供アプリケーションは、ユーザ提供情報領域AR2においてユーザ提供情報を非表示とする。一方、情報提供アプリケーションは、端末装置200の記憶部から読み出したバーコード画像を利用して会員証画像を生成し、生成した会員証画像を会員証画像領域AR1に表示させる。
このように、情報提供アプリケーションは、広告配信装置100からユーザ提供情報が受信できない場合、ユーザ提供情報領域AR2におけるユーザ提供情報を非表示とする一方で、会員証画像領域AR1に会員証画像を表示させた状態の会員証画面を表示する。
そこで、本実施形態の会員証画像領域AR1における会員証画像においては、図2に示すように、バーコード画像Pbcとともに真偽識別画像Panが表示される。
真偽識別画像Panは、時間経過に応じて所定の態様で変化する画像である。具体的に、真偽識別画像Panは、点滅するようにして変化する。
そこで、店員は、ユーザが端末装置200に表示させた会員証画像を提示した際に、真偽識別画像Panが点滅した状態で表示されているか否かについて確認することによって、提示された会員証画像が真正のものであるか否かについて確認することができる。
このようにして、本実施形態では、会員証画像において真偽識別画像Panを表示させることにより、会員証画像の偽造を防止できる。
具体的に、広告配信装置100との接続が確立されている状態のとき、真偽識別画像Panにおいては、同図に示すように「オンライン」との文字が表示される。
一方、広告配信装置100との接続が確立されていない状態のとき、真偽識別画像Panにおいては、図示は省略するが「オフライン」との文字が表示される。
ユーザは、上記のように表示される接続状態表示を見ることで、現在において端末装置200が広告配信装置100と接続された状態であるか否かを確認できる。広告配信装置100との接続が確立されていないとき、ユーザ提供情報領域AR2にはユーザ提供情報が表示されない。このとき、ユーザは「オフライン」と示される接続状態表示を見ることになる。これにより、ユーザは、ユーザ提供情報が表示されていないのは、広告配信装置100との接続が確立されてないため、情報提供アプリケーションのエラーなどではないことを確認できる。
また、真偽識別画像Panには接続状態表示以外の表示が含まれてもよい。
ユーザが端末装置200上で情報提供アプリケーションを起動させた場合、あるいは、起動後に広告データの配信要求を入力した場合などに、情報提供アプリケーションは、広告配信装置100に広告配信要求を送信する。電子チラシの配信を要求する広告配信要求は電子チラシ配信要求、キャンペーン情報の配信を要求する広告配信要求はキャンペーン情報配信要求、お知らせ情報の配信を要求する広告配信要求はお知らせ情報配信要求である。広告配信要求には、ユーザアカウント、情報提供アプリケーションに対応した広告主の広告主ID、広告データの検索条件などが含まれる。検索条件には、ユーザの位置を示すユーザ位置情報や店舗の情報などが設定される。例えば、広告配信装置100は、端末装置200の情報提供アプリケーションAから送信された広告配信要求を受信し、受信した広告配信要求に設定されている検索条件により広告配信店舗として店舗a1を特定したとする。広告配信装置100は、広告配信要求に設定されているユーザアカウントのユーザのユーザカテゴリを特定する。広告配信装置100には、各店舗が広告実施店舗となっている広告データがユーザカテゴリ別に予め登録されており、広告配信装置100は、特定したユーザカテゴリに対応した店舗a1の広告データのうち、現在時刻が掲載期間に含まれる広告データを端末装置200に配信する。配信される広告データには、広告配信店舗の店舗名などの表示用付加情報や広告配信店舗の店舗IDが付加される。
ユーザが閲覧画面においてピンチアウト(表示の拡大操作)、ピンチイン(表示の縮小操作)、または、フリック(画面内表示移動の操作)を検知した場合、端末装置200は、その操作に応じて電子チラシE1の画像の拡大表示、縮小表示、あるいは、表示部分を移動した表示を行う。そして、ユーザが閲覧画面の戻るボタンBT5をタップすると、端末装置200は、図3(i)の一覧表示画面を表示させる。
上記のように、端末装置200は、選択電子チラシを変更していき、興味を持った電子チラシを閲覧する。
図5は、広告配信装置100の構成を示す機能ブロック図であり、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。広告配信装置100は、1台または複数台のコンピュータサーバにより実現され、同図に示すように、記憶部110、通信部120、及び制御部130を備えて構成される。
店舗管理情報記憶部111は、広告主の各店舗を管理する店舗管理情報を記憶する。店舗管理情報には、広告実施店舗である各店舗の店舗詳細情報、店舗位置情報、検索情報、ユーザカテゴリごとの広告IDなどの情報が含まれる。店舗詳細情報は、店舗に関する詳細な情報であり、例えば、店舗名や住所などが含まれる。店舗位置情報は、店舗の所在地を示す。検索情報は、ユーザに配信する広告データを検索する際に用いられる情報である。
広告記憶部112は、広告データと、各広告データの掲載期間及び広告対象の情報を記憶する。広告データに、掲載期間や広告対象の情報が付加されていてもよい。広告対象は、広告データが電子チラシの場合、電子チラシで広告している商品やサービスなどである。掲載期間は、掲載開始時刻と掲載終了時刻により示される。
ユーザ管理情報記憶部113は、ユーザ管理情報を記憶する。ユーザ管理情報は、ユーザ識別情報と、ユーザが保有する会員証の会員番号、ユーザカテゴリなどの情報が含まれる。ユーザ識別情報には、例えば、ユーザアカウントが用いられる。
閲覧履歴記憶部114は、閲覧履歴情報を記憶する。閲覧履歴情報は、ユーザ識別情報、ユーザが閲覧した広告データの広告ID、広告配信店舗の広告主ID及び店舗IDを含む。
店舗利用履歴記憶部115は、店舗利用履歴情報を記憶する。店舗利用履歴情報は、ポイント管理装置400から受信した店舗利用情報の履歴であり、ユーザ識別情報、利用店舗、店舗利用状況情報を含む。店舗利用状況情報は、ユーザが店舗を利用したときの状況を示し、例えば、精算情報、精算時刻、店舗の利用によりユーザに付与されたポイント数の情報などを含む。
分析結果記憶部116は、集客効果があった広告データを示す集客広告情報や、広告主(または店舗)ごとのユーザカテゴリ別の集客広告情報などを記憶する。
制御部130は、ユーザ情報管理部140、広告配信処理部150、履歴管理部160、分析部170、及び広告登録部180を備える。
閲覧履歴管理部161は、ユーザが端末装置200において閲覧した広告データの広告IDを受信し、受信した情報に基づく閲覧履歴情報を記憶部110に書き込む。
店舗利用履歴管理部162は、ポイント管理装置400から会員番号、利用店舗及び利用店舗が属する広告主を特定する情報、ならびに、店舗利用状況情報を含む店舗利用情報を受信し、受信した店舗利用情報に基づいて生成した店舗利用履歴情報を記憶部110に書き込む。店舗利用履歴管理部162は、店舗利用情報を取得する店舗利用情報取得部の一例である。
広告分析部171は、広告の集客効果を分析する広告分析処理を行う。広告分析部171は、ユーザごとに、店舗利用履歴情報から利用店舗の店舗ID及び精算時刻を読み出し、閲覧履歴情報からユーザが閲覧した利用店舗の広告データの広告IDを読み出す。広告分析部171は、読み出した広告IDの広告データに対応した掲載期間と精算時刻との比較に基づいて、その広告IDにより特定される広告データの集客効果の有無を判断する。例えば、広告分析部171は、掲載開始時刻から、掲載終了時刻より所定時間が経過した時刻までの期間内に精算時刻が含まれる場合、広告データは集客効果があった、すなわち、ユーザは広告データの閲覧が動機となって店舗を利用したと判断し、集客広告情報を更新する。さらに、広告分析部171は、集客効果があった広告データを閲覧したユーザの店舗利用時間帯や、支払対象の統計結果を得る。また、広告分析部171は、各分析対象広告主または各分析対象店舗のユーザカテゴリ別に、ユーザが閲覧した広告データに関する統計を分析する。そのため、広告分析部171は、ユーザカテゴリに属するユーザの閲覧履歴情報から分析対象広告主の店舗または分析対象店舗が広告配信店舗である広告データの情報を取得し、取得した情報に基づいてユーザが閲覧した広告データに関する統計を分析する。例えば、広告分析部171は、広告の集客効果を分析する広告分析処理を、各分析対象広告主または各分析対象店舗についてユーザカテゴリ別に行う。
分析結果出力部173は、広告分析部171及びユーザ分析部172による分析結果を広告主の広告主端末500に出力する。
広告登録部180は、広告主端末500から受信した広告データを広告記憶部112に書き込む。
店舗管理情報は、広告主ID、広告主、店舗ID、店舗詳細情報、店舗位置情報、店舗カテゴリ、検索情報、配信広告情報等を対応付けた情報を含む。
広告主は、広告データの配信の依頼主である。1つの広告主に対して、1または複数の店舗が対応する。店舗詳細情報は、店舗名や住所などの店舗に関する情報を含む。店舗位置情報は、店舗の所在地を示し、地図上の店舗の位置(座標)でもよく、緯度・経度などでもよい。店舗カテゴリは、店舗を業態などにより分類する情報であり、例えば、スーパーマーケットや家電品販売店、食品販売店、飲食店等である。
エリア特定情報は、例えば、郵便番号または住所(地域名称、例えば都道府県名・市町村名等でもよい)、あるいは、電話番号の一部の桁を用いることができる。その他にも特定名称、コード等一定の地域を指定できるものであれば上記のものに限られない。また、エリア特定情報に店舗位置情報を用いてもよい。この場合、店舗位置情報で示される店舗所在地から任意の距離範囲(例えば、店舗から10km圏内等)のエリアを広告データの配信先の地域とする。
目標物の名称は、例えば、駅名、店舗名等である。
商品を分類するカテゴリは、家電品、食品、家具、生活雑貨などである。
同図においては、検索情報として郵便番号を用いる場合が図示されている。
ユーザ管理情報は、ユーザアカウントと、広告主IDと、広告主IDにより特定される広告主の店舗で利用できる会員証の会員番号と、広告主に対するユーザカテゴリとを対応付けた情報である。
同図では、広告主の単位で会員サービスを提供している場合のユーザ管理情報を示している。この場合、店舗の会員となっているユーザとは、その店舗が属する広告主の会員となっているユーザのことである。従って、店舗の会員となっているユーザは、ユーザ管理情報に、その店舗が属する広告主の広告主IDに対応付けられた会員番号が登録されていることにより特定できる。
なお、同じ広告主であっても、店舗によって異なる会員サービスを行っている場合、会員番号は、広告主IDと店舗IDの組み合わせに対応付けられるか、会員番号に店舗を識別する情報が含まれる。従って、店舗の会員となっているユーザは、ユーザ管理情報に、その店舗が属する広告主の広告主ID及びその店舗の店舗IDに対応付けられた会員番号が登録されていること、あるいは、その店舗が属する広告主の広告主IDに対応付けられ、かつ、その店舗を識別する情報が含まれる会員番号が登録されていることにより特定できる。
閲覧履歴情報は、レコード番号、ユーザアカウント、広告主ID、ユーザが閲覧した広告データの広告配信店舗の店舗ID、ユーザが閲覧した広告データの広告ID、閲覧時刻、及び、店舗利用履歴情報レコード番号を対応付けた情報である。店舗利用履歴情報レコード番号は、広告データの閲覧が動機づけとなってユーザが店舗を利用した時の店舗利用履歴情報のレコード番号が設定される。広告データの閲覧が店舗の利用に結びつかなかったと考えられる場合、店舗利用履歴情報レコード番号は設定されない。
図11は、端末装置200の構成を示す機能ブロック図であり、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。同図に示すように、端末装置200は、通信部210、表示部220、操作部230、記憶部240、及び制御部250を備えて構成される。
通信部210は、所定の通信網経由で広告配信装置100と通信を実行する。
表示部220は、制御部250の制御に応じて表示が行われる表示デバイスである。
操作部230は、端末装置200が備える操作子や操作デバイスを一括して示している。本実施形態における表示部220は、タッチパネルが組み合わされることにより、表示部220の画面に対して指などの操作体を触れることによる操作が可能である。この場合、操作部230には、タッチパネルも含まれる。
制御部250は、記憶部240に記憶された情報提供アプリケーションのプログラムを実行するアプリ実行部260を1以上備える。同図では、制御部250が、情報提供アプリケーションAのプログラムを実行するアプリ実行部260であるアプリ実行部260Aと、情報提供アプリケーションBのプログラムを実行するアプリ実行部260であるアプリ実行部260Bを備える場合を例に示している。
アプリ実行部260は、登録処理部261、会員証表示制御部262、配信要求部263、広告受信部264、及び広告表示制御部265を備えて構成される。
次に、図12を参照して、広告配信システムが会員証利用登録に関連して実行する処理手順を説明する。
図12は、広告配信システムにおける会員登録処理を示すフローチャートである。
同図に示す処理は、前述のように、端末装置200にインストールされた情報提供アプリケーションが最初に起動されたとき、あるいは、操作部230により会員証利用登録指示が入力されたときに行われる。
広告配信装置100の会員証登録部141は、認証成立を示す認証結果通知を受信すると、会員証利用登録要求に設定されているユーザアカウントにより、ユーザ管理情報記憶部113に記憶されているユーザ管理情報を特定する。会員証登録部141は、特定したユーザ管理情報に、ポイントサービス識別情報により識別される広告主の広告主IDと、会員証利用登録情報に含まれる会員番号を書き込む。なお、ユーザ管理情報が特定されなかった場合、会員証登録部141は、会員証利用登録要求に設定されているユーザアカウント及び会員情報と、ポイントサービス識別情報により識別される広告主の広告主IDとを設定したユーザ管理情報を生成し、ユーザ管理情報記憶部113に登録する(ステップS225)。会員証表示情報配信部142は、会員証利用登録情報に含まれる会員番号を示すバーコード画像を生成する(ステップS230)。なお、会員証表示情報配信部142は、会員番号に、情報提供アプリケーションを用いた会員証であることを示す種別情報を付加した後、バーコード画像を生成してもよい。会員証表示情報配信部142は、ステップS230により生成したバーコード画像を端末装置200に送信する(ステップS235)。
ポイント管理装置400は、会員証利用登録情報を受信すると、受信した会員証利用登録情報を利用してユーザ認証を実行する(ステップS310)。ユーザ認証にあたってポイント管理装置400は、例えば自己が記憶している登録済みの会員情報のうちから、会員証利用登録情報に含まれるユーザアカウントと会員番号の組み合わせを含む会員情報を検索する。検索の結果会員情報が検出されればユーザ認証が成立し、会員情報が検出されなければユーザ認証は不成立となる。
ユーザ認証を実行したポイント管理装置400は、認証結果を示す認証結果通知を広告配信装置100に送信する(ステップS315)。
また、ポイント管理装置400は、ステップS315によるユーザ認証が成立した場合には、ユーザ登録を行う(ステップS320)。ユーザ登録は、例えば前述のように、会員証利用登録情報に含まれるパスワードを、会員証利用登録情報に含まれるユーザアカウントと会員番号の組み合わせを含む会員情報に追加登録する処理である。
このように図12に示す処理が実行されることで、会員証画像に含められる会員証画像が生成され、端末装置200にて記憶される。
図13は、端末装置200における会員証画面表示処理を示すフローチャートである。
端末装置200において、会員証表示制御部262は、先ず、会員証画面の基礎レイヤ画像を表示する(ステップS405)。会員証画面の基礎レイヤ画像は、会員証画面としての背景となる画像であって、会員証画像領域AR1における会員証画像と、ユーザ提供情報領域AR2におけるユーザ提供情報の画像とが表示されていない態様の画像である。
次に、会員証表示制御部262は、ステップS410にて読み出したバーコード画像を含む会員証画像を生成する(ステップS415)。会員証表示制御部262は、ステップS415にて生成した会員証画像を、会員証画面の基礎レイヤ画像における会員証画像領域AR1に表示する(ステップS420)。
次に、会員証表示制御部262は、接続が確立されていないことを示す「オフライン」の接続状態表示を含む真偽識別画像Panを生成し、生成した真偽識別画像Panを会員証画像上に表示する(ステップS425)。
通信状態が良好であって、かつ、広告配信装置100が応答可能な状態であれば、接続要求が広告配信装置100にて受信され、広告配信装置100からは接続要求に対する正常応答が送信される。つまり、端末装置200と広告配信装置100と間で接続が確立される。
これに対して、通信状態が良好でない場合、あるいは、通信状態が良好であっても広告配信装置100から一定時間以上にわたって応答が得られない場合には、広告配信装置100との間で接続が確立されない。
会員証表示制御部262は、広告配信装置100から送信されたユーザ提供情報を通信部210経由で取得する(ステップS440)。そして、会員証表示制御部262は、ステップS440において取得したユーザ提供情報を、会員証画面の基礎レイヤ画像におけるユーザ提供情報領域AR2に表示する(ステップS445)。
このように、本実施形態においては、真偽識別画像Panについては、先ず、会員証画像の表示とともに、「オフライン」を示す接続状態表示を伴って表示されるようになっている。例えばステップS435により広告配信装置100との接続が確立されたか否かが判定されるまでにはある程度の時間を要する場合がある。ステップS435の判定が確定されるまでの間において真偽識別画像Panが表示されない状態で店員が会員証画面を確認した場合、偽の会員証画面かどうかを的確に判断しにくい。
そこで、本実施形態においては、ステップS435の処理を設けることによって、広告配信装置100との接続が確立されたか否かの判定が確定されなくとも、会員証画像と同じタイミングで真偽識別画像Panについても表示するようにしている。これにより、例えば店員は会員証画面の真偽について的確に判断できる。
以上の処理を端末装置200が実行することによって、図2に例示したような会員証画面が表示される。
図14は、広告配信システムの電子チラシ配信処理を示すフローチャートである。
ここでは、端末装置200の情報提供アプリケーションAが起動され、アプリ実行部260Aが処理を実行する場合について説明する。なお、情報提供アプリケーションBが起動された場合、端末装置200のアプリ実行部260Bが下記の処理を行う。
操作部230が表示の拡大、縮小、または、表示移動の操作を受けた場合(ステップS535−NO)、広告表示制御部265は、その操作に応じて電子チラシの拡大表示、縮小表示、あるいは、表示部分を移動した表示を行い、ステップS525に戻って閲覧画面の表示を継続する。
図15は、広告配信システムのユーザが店舗を利用した際の店舗利用履歴更新処理を示すシーケンス図である。
ユーザが端末装置200により、電子チラシなどの広告データを閲覧し、その広告データの閲覧が動機となって広告配信店舗を利用する。ユーザは、広告配信店舗で支払を行うときに、端末装置200の画面に表示させた会員証画像を提示する。広告配信店舗のレジスタ300は、端末装置200の会員証画像から会員番号を読み取る(ステップS805)。レジスタ300は、読み取った会員番号と、広告配信店舗の店舗IDと、ユーザが広告配信店舗で購入した商品や利用したサービスの精算情報と、精算時刻とを設定した店舗利用情報をポイント管理装置400に送信する(ステップS810)。会員証画像から読み取った会員番号に情報提供アプリケーションを用いた会員証であることを示す種別情報が付加されている場合、レジスタ300は、種別情報を付加した会員番号を店舗利用情報に設定する。
図16は、広告配信装置100における広告分析処理を示すフローチャートである。同図に示す広告分析処理は、所定の時間ごと、あるいは、広告配信業者により指示が入力されたときに実行される。
広告配信装置100の広告分析部171は、分析対象期間に対応した集客広告情報を新規に生成し、分析結果記憶部116に書き込む(ステップS905)。分析対象期間は、広告配信業者が任意に設定してもよく、広告分析処理の開始から所定期間遡った期間までなどとしてもよい。広告分析部171は、店舗利用履歴記憶部115から精算時刻が分析対象期間に含まれる店舗利用履歴情報を特定する(ステップS910)。
一方、集客広告情報に、検索条件に用いた広告主ID及び店舗IDと、集客効果があった広告データの広告IDとを設定したレコードが既に設定されている場合、そのレコードに設定されている集客数に1を加算し、選択した店舗利用履歴情報から読み出した精算情報及び精算時刻を設定する。
集客広告情報を広告主IDごとに分割して広告主別集客広告情報を生成し、分析結果記憶部116に書き込む(ステップS950)。
また、ユーザ分析部172は、店舗管理情報を参照し、他の広告主の店舗の店舗位置が、分析対象広告主の店舗の検索情報に設定されているいずれかの郵便番号のエリア内である場合、他の広告主の店舗が分析対象広告主の店舗の広告配信エリア内であると判断する。
また、ユーザ分析部172は、店舗管理情報を参照し、他の広告主の店舗の検索情報が、分析対象広告主の店舗の検索情報に設定されているいずれかの郵便番号を含む場合、他の広告主の店舗が分析対象広告主の店舗と同じ広告配信エリアであると判断する。
また、ユーザ分析部172は、店舗管理情報を参照し、他の広告主の店舗が分析対象広告主の店舗と同じ店舗カテゴリであるか否かを判断する。
また、ユーザ分析部172は、分析対象広告主の店舗の店舗利用回数も比較対象広告主の店舗(または比較対象店舗)の店舗利用回数も0ではなく、かつ、分析対象広告主の店舗の店舗利用回数が比較対象広告主の店舗(または比較対象店舗)の店舗利用回数よりも多いユーザのユーザカテゴリを、分析対象広告主がメイン利用広告主、比較対象広告主(がサブ利用広告主(あるいは、比較対象店舗がサブ利用店舗)のユーザとする。なお、広告主にユーザカテゴリを通知する場合は、比較対象広告主や比較対象店舗を特定できないように、ユーザカテゴリを、分析対象広告主の利用率が高いユーザとしてもよい。
また、ユーザ分析部172は、分析対象広告主の店舗の店舗利用回数も比較対象広告主の店舗(または比較対象店舗)の店舗利用回数も0ではなく、かつ、分析対象広告主の店舗の店舗利用回数が比較対象広告主の店舗(または比較対象店舗)の店舗利用回数よりも少ないユーザのユーザカテゴリを、分析対象広告主がサブ利用広告主、比較対象広告主(がメイン利用広告主(あるいは、比較対象店舗がメイン利用店舗)のユーザとする。なお、広告主にユーザカテゴリを通知する場合は、比較対象広告主や比較対象店舗を特定できないように、ユーザカテゴリを、分析対象広告主の店舗の利用率が低いユーザとしてもよい。
また、ユーザ分析部172は、分析対象広告主の店舗の店舗利用回数が0であるユーザのユーザカテゴリを、分析対象広告主の店舗を利用しないユーザとする。
また、ユーザ分析部172は、分析対象広告主がサブ利用広告主である、または、分析対象広告主の店舗を利用しないユーザについては、店舗利用回数が多い比較対象店舗の店舗カテゴリを店舗管理情報から読み出し、ユーザカテゴリを、読み出した店舗カテゴリの店舗を利用するユーザとする。
支払金額の合計を利用する場合、図18のステップS1115において、ユーザ分析部172は、図18のステップS1110において特定した店舗利用履歴情報に設定されている精算情報が示す支払金額の合計を算出する。また、図18のステップS1145において、ユーザ分析部172は、図18のステップS1140において特定した店舗利用履歴情報に設定されている精算情報が示す支払金額の合計を算出する。
また、店舗利用実績として、店舗利用回数の合計と、支払金額の合計と、ポイント数の合計の任意の組み合わせを利用してもよい。例えば、ユーザ分析部172は、店舗利用回数の合計と、支払金額の合計と、ポイント数の合計とをそれぞれ店舗利用実績を表す点数に換算し、その点数の合計を用いて上記と同様の比較を行う。
また、ユーザ分析部172は、分析対象店舗の店舗利用回数も比較対象店舗の店舗利用回数も0ではなく、かつ、分析対象店舗の店舗利用回数が比較対象店舗の店舗利用回数よりも多いユーザのユーザカテゴリを、分析対象店舗がメイン利用店舗、比較対象店舗がサブ利用店舗のユーザとする。なお、広告主にユーザカテゴリを通知する場合は、比較対象店舗を特定できないように、ユーザカテゴリを、分析対象店舗の利用率が高いユーザとしてもよい。
また、ユーザ分析部172は、分析対象店舗の店舗利用回数も比較対象店舗の店舗利用回数も0ではなく、かつ、分析対象店舗の店舗利用回数が比較対象店舗の店舗利用回数よりも少ないユーザのユーザカテゴリを、分析対象店舗がサブ利用店舗、比較対象店舗がメイン利用店舗のユーザとする。なお、広告主にユーザカテゴリを通知する場合は、比較対象店舗を特定できないように、ユーザカテゴリを、分析対象店舗の利用率が低いユーザとしてもよい。
また、ユーザ分析部172は、分析対象店舗の店舗利用回数が0であるユーザのユーザカテゴリを、分析対象店舗を利用しないユーザとする。
また、ユーザ分析部172は、分析対象店舗がサブ利用店舗である、または、分析対象店舗を利用しないユーザについては、店舗利用回数が多い比較対象店舗の店舗カテゴリを店舗管理情報から読み出し、ユーザカテゴリを、読み出した店舗カテゴリの店舗を利用するユーザとする。
支払金額の合計を利用する場合、図20のステップS1315において、ユーザ分析部172は、図20のステップS1310において特定した店舗利用履歴情報に設定されている精算情報が示す支払金額の合計を算出する。また、図20のステップS1345において、ユーザ分析部172は、図20のステップS1340において特定した店舗利用履歴情報に設定されている精算情報が示す支払金額の合計を算出する。
また、店舗利用実績として、店舗利用回数の合計と、支払金額の合計と、ポイント数の合計の任意の組み合わせを利用してもよい。例えば、ユーザ分析部172は、店舗利用回数の合計と、支払金額の合計と、ポイント数の合計とをそれぞれ店舗利用実績を表す点数に換算し、その点数の合計を用いて上記と同様の比較を行う。
そして、ユーザ分析部172は、分析対象広告主の全ての分析対象店舗を選択したと判断した場合(ステップS1240−YES)、未選択の分析対象広告主があるか否かを判断する。ユーザ分析部172は、未選択の分析対象広告主がある場合(ステップS1245:NO)、ステップS1205からの処理を繰り返し、分析対象広告主を全て選択したと判断した場合(ステップS1245−YES)、処理を終了する。
例えば、広告主Aは、ユーザカテゴリが、広告主Aの店舗のみ(または広告主Aの店舗a1のみ)を利用するユーザ向けには、広告主Aの店舗(または店舗a1)の利用率が低いユーザよりも、広告主Aの店舗(または店舗a1)の利用率が高いユーザのほうが購入数や支払金額が多い商品を大きく取り上げた電子チラシや、プレミアム会員限定の割引クーポンの知らせ情報や、プレミアム会員限定の割引クーポンが含まれる電子チラシを作成する。
また、ユーザカテゴリが、広告主Aの店舗(または店舗a1)の利用率が高いユーザ向けには、ポイント10倍などのお知らせ情報や、ポイント10倍のお知らせが含まれた電子チラシを作成する。
また、ユーザカテゴリが、広告主Aの店舗(または店舗a1)の利用率が低いユーザ向けには、他の広告主の店舗に取扱いがない商品や、広告主Aの店舗(または店舗a1)において売れ筋の商品を大きく取り上げた電子チラシを作成する。また、店舗a1では会社から帰る時間帯の利用が多い場合、その時間帯のタイムセールや夕食のお惣菜を大きく取り上げた電子チラシやお知らせ情報を作成する。
また、ユーザカテゴリが、広告主Aの店舗(または店舗a1)の利用率が低いあるいは利用がなく、店舗カテゴリが衣料品の店舗を利用しているユーザ向けには、衣料品の電子チラシや衣料品のセールを知らせるお知らせ情報を作成する。
これにより、広告配信装置100は、ユーザの店舗利用傾向の分類に応じた広告データを端末装置200に配信することができる。
そして、端末装置200の登録処理部261、会員証表示制御部262は、ユーザが操作部230により入力した広告主を特定する情報を、ステップS105において送信する会員証利用登録要求、ステップS430において送信する接続要求に設定する。広告配信装置100は、広告主を特定する情報によって、ポイントサービスを識別する。
110 記憶部
111 店舗管理情報記憶部
112 広告記憶部
113 ユーザ管理情報記憶部
114 閲覧履歴記憶部
115 店舗利用履歴記憶部
116 分析結果記憶部
120 通信部
130 制御部
140 ユーザ情報管理部
141 会員証登録部
142 会員証表示情報配信部
150 広告配信処理部
151 要求受信部
152 検索部
153 表示優先度決定部
154 配信部
160 履歴管理部
161 閲覧履歴管理部
162 店舗利用履歴管理部(店舗利用情報取得部)
170 分析部
171 広告分析部
172 ユーザ分析部
173 分析結果出力部
180 広告登録部
200 端末装置
210 通信部
220 表示部
230 操作部
240 記憶部
241 バーコード画像記憶部
242 配信広告記憶部
250 制御部
260、260A、260B アプリ実行部
261 登録処理部
262 会員証表示制御部
263 配信要求部
264 広告受信部
265 広告表示制御部
300、300A、300B レジスタ
400、400A,400B ポイント管理装置
500、500A,500B 広告主端末
800、800A、800B、900 ネットワーク
Claims (11)
- ユーザが会員となっている広告主または広告主の店舗を示すユーザ管理情報を記憶するユーザ管理情報記憶部と、
前記ユーザが閲覧した広告データと、閲覧された前記広告データの広告配信店舗とを示す閲覧履歴情報を記憶する閲覧履歴記憶部と、
前記ユーザを特定する情報と、前記ユーザが利用した店舗及び前記店舗が属する広告主の情報と、店舗利用時刻が少なくとも含まれる、前記ユーザが前記店舗を利用したときの利用状況を示す利用状況情報とが設定された店舗利用情報を受信する店舗利用情報取得部と、
分析対象の前記広告主または分析対象の前記店舗の会員であることが前記ユーザ管理情報に設定されている前記ユーザを特定し、特定した前記ユーザごとに、前記ユーザが所定期間内に分析対象の前記広告主の店舗または分析対象の前記店舗を利用したときの前記店舗利用情報に設定されている前記利用状況情報から得られる店舗利用実績と、前記ユーザが前記所定期間内に比較対象の前記広告主の店舗または比較対象の前記店舗を利用したときの前記店舗利用情報に設定されている前記利用状況情報から得られる店舗利用実績との比較に基づき前記ユーザの店舗利用傾向を示すユーザカテゴリを判断するユーザ分析部と、
前記ユーザ分析部が判断した前記ユーザカテゴリごとに、前記ユーザカテゴリに属する前記ユーザの前記閲覧履歴情報から分析対象の前記広告主の店舗または分析対象の前記店舗が広告配信店舗の前記広告データを特定し、特定した前記広告データそれぞれの閲覧ユーザ数と、前記ユーザカテゴリに属する前記ユーザのうち特定した前記広告データを閲覧したユーザの割合との少なくともいずれかを分析する広告分析部と、
を備えることを特徴とする広告分析装置。 - 前記ユーザ分析部は、分析対象の前記広告主または分析対象の前記店舗、及び、比較対象の前記広告主または比較対象の前記店舗の会員であることが前記ユーザ管理情報に設定されている前記ユーザを特定し、特定した前記ユーザごとに、前記ユーザが所定期間内に分析対象の前記広告主の店舗または分析対象の前記店舗を利用したときの前記店舗利用情報に設定されている前記利用状況情報から得られる店舗利用実績と、前記ユーザが前記所定期間内に比較対象の前記広告主の店舗または比較対象の前記店舗を利用したときの前記店舗利用情報に設定されている前記利用状況情報から得られる店舗利用実績との比較に基づき前記ユーザの店舗利用傾向を示すユーザカテゴリを判断する、
ことを特徴とする請求項1に記載の広告分析装置。 - 前記広告分析部は、前記ユーザ分析部が判断した前記ユーザカテゴリごとに、前記ユーザカテゴリに属する前記ユーザが分析対象の前記広告主の店舗または分析対象の前記店舗を利用したときの前記店舗利用情報が示す店舗利用時刻と、前記ユーザの前記閲覧履歴情報に広告配信店舗が分析対象の前記広告主の店舗または分析対象の前記店舗であることが示される前記広告データの掲載期間との比較に基づいて前記広告データの集客効果があったか否かを判断し、集客効果があった前記広告データを特定する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の広告分析装置。 - 前記広告分析部は、前記ユーザカテゴリごとに、前記広告データに集客効果があったと判断したときに用いた前記店舗利用情報に基づいて分析対象の前記広告主の店舗または分析対象の前記店舗を利用したユーザ数を時間帯別に算出する、
ことを特徴とする請求項3に記載の広告分析装置。 - 前記利用状況情報は、前記ユーザが前記店舗を利用したときの支払対象の情報を含み、
前記ユーザ分析部は、前記ユーザカテゴリごとに、前記広告データに集客効果があったと判断したときに用いた前記店舗利用情報に基づいて前記支払対象の一覧を得る、
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の広告分析装置。 - 前記ユーザ分析部は、前記ユーザのユーザカテゴリを、分析対象の前記広告主の店舗または分析対象の前記店舗を主に利用するユーザと、比較対象の前記広告主の店舗または比較対象の前記店舗を主に利用するユーザとに分類する、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の広告分析装置。 - 前記利用状況情報は、店舗の利用回数の情報と、前記ユーザが店舗を利用したときの支払金額の情報と、前記ユーザに付与されたポイント数の情報とのうち1以上を含み、
前記店舗利用実績は、前記所定期間内における店舗の利用回数と、支払金額の合計と、
ポイント数の合計とのうち1以上である、
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の広告分析装置。 - 前記店舗利用情報に設定される前記ユーザを特定する情報は、ユーザが会員となっている前記広告主または前記店舗における前記ユーザの会員番号である、
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の広告分析装置。 - 前記ユーザの端末に前記会員番号を表示させるための情報を配信する会員証表示情報配信部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項8に記載の広告分析装置。 - 前記店舗の検索に用いる検索情報と、前記ユーザカテゴリ別の前記広告データの識別情報とを対応付けた店舗管理情報を記憶する店舗管理情報記憶部と、
前記ユーザの端末装置から受信した検索条件と合致する前記検索情報と、前記ユーザについて前記ユーザ分析部が判断した前記ユーザカテゴリとに対応付けられている前記広告データの識別情報を前記店舗管理情報から読み出し、読み出した前記識別情報により特定される広告データの掲載期間に基づいて前記広告データが配信対象であるか否かを判断する検索部と、
前記検索部が配信対象であると判断した前記広告データを前記ユーザの端末装置に配信する配信部とをさらに備える、
ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の広告分析装置。 - 広告分析装置が実行する広告分析方法であって、
前記広告分析装置は、
ユーザが会員となっている広告主または広告主の店舗を示すユーザ管理情報を記憶するユーザ管理情報記憶部と、
前記ユーザが閲覧した広告データと、閲覧された前記広告データの広告配信店舗とを示す閲覧履歴情報を記憶する閲覧履歴記憶部とを備え、
前記広告分析装置において、
店舗利用情報取得部が、前記ユーザを特定する情報と、前記ユーザが利用した店舗及び前記店舗が属する広告主の情報と、店舗利用時刻が少なくとも含まれる、前記ユーザが前記店舗を利用したときの利用状況を示す利用状況情報とが設定された店舗利用情報を受信する店舗利用情報受信ステップと、
ユーザ分析部が、分析対象の前記広告主または分析対象の前記店舗の会員であることが前記ユーザ管理情報に設定されている前記ユーザを特定し、特定した前記ユーザごとに、前記ユーザが所定期間内に分析対象の前記広告主の店舗または分析対象の前記店舗を利用したときの前記店舗利用情報に設定されている前記利用状況情報から得られる店舗利用実績と、前記ユーザが前記所定期間内に比較対象の前記広告主の店舗または比較対象の前記店舗を利用したときの前記店舗利用情報に設定されている前記利用状況情報から得られる店舗利用実績との比較に基づき前記ユーザの店舗利用傾向を示すユーザカテゴリを判断するユーザ分析ステップと、
広告分析部が、前記ユーザ分析ステップにおいて判断した前記ユーザカテゴリごとに、前記ユーザカテゴリに属する前記ユーザの前記閲覧履歴情報から分析対象の前記広告主の店舗または分析対象の前記店舗が広告配信店舗の前記広告データを特定し、特定した前記広告データそれぞれの閲覧ユーザ数と、前記ユーザカテゴリに属する前記ユーザのうち特定した前記広告データを閲覧したユーザの割合との少なくともいずれかを分析する広告分析ステップと、
を有することを特徴とする広告分析方法。
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