JP6606664B1 - 路面清掃車のブラシカバー構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントブラシでの被清掃物の飛散を有効に防止できる路面清掃車のブラシカバー構造を提供する。【解決手段】車体1の前部に、左右に移動可能で、かつ、略上下軸心回りで回動可能に取り付けられたフロントブラシ5に対して取り付けられるブラシカバー構造であって、前記フロントブラシの外周の一部を覆うカバー6と、カバー6を支持すべく、車体1に設けられた支持部材7と、を備え、カバー6が、フロントブラシ5の外周に沿って移動可能に支持部材7に支持されている。【選択図】図5

Description

本発明は、路面清掃車のブラシカバー構造に関する。
従来、路面清掃車の車体の左右方向両側部のそれぞれには、車体の外側に所定量張り出して路面を清掃する清掃位置と該清掃位置から車体の内側に格納される格納位置(非清掃位置)とに亘って移動する上下軸心回りで回動自在な側部ブラシを備えている。この側部ブラシを回動させることによって、路面上の塵埃、土砂、小石等の被清掃物を車体側に備える吸引口へ向けて掻き出すことで回収することができる。そして、側部ブラシの回動で被清掃物が車体側へ大きく跳ね飛ばされて車体等に当たっていろんな方向に飛んでしまうことがある。それを防止するために側部ブラシの外周の一部を覆うブラシカバーを備えている(例えば、特許文献1)。
上記構成では、左右の側部ブラシを格納位置から車体の側方に張り出した清掃位置にそれぞれ位置させて路面上の被清掃物を車体の内側へ掻き出す構成であるため、掻き出す箇所が車体の左右の端部に限定されてしまい、清掃範囲を拡大することができない不都合がある。
一方、車体の前部に、フロントブラシを備えた路面清掃車が存在する。この路面清掃車は、清掃範囲を広くすることができるものの、路面上の被清掃物が飛散する飛散範囲も広がってしまう不都合があり、改善の余地があった。
特許第3851537号公報(図1)
本発明は、フロントブラシでの被清掃物の飛散を有効に防止できる路面清掃車のブラシカバー構造を提供することを目的とする。
本発明の路面清掃車のブラシカバー構造は、車体の前部に、左右に移動可能で、かつ、略上下軸心回りで回動可能に取り付けられたフロントブラシに対して取り付けられるブラシカバー構造であって、前記フロントブラシの外周の一部を覆うカバーと、該カバーを支持すべく、前記車体に設けられた支持部材と、を備え、前記カバーが、前記フロントブラシの外周に沿って移動可能に前記支持部材に支持されていることを特徴としている。
上記構成によれば、略上下軸心回りで回動可能に車体の前部に取り付けられたフロントブラシを左右に移動させることによって、左右のどの位置にもフロントブラシを移動させて清掃作業を行うことができる。そして、位置させたフロントブラシの外周に沿ってカバーを被清掃物の飛散を防止したい位置になるまで移動させることによって、フロントブラシで跳ね飛ばされる被清掃物がいろんな方向へ飛散することを有効に防止することができる。
また、本発明の路面清掃車のブラシカバー構造は、前記支持部材が、略リング状に構成され、該略リング状に構成された支持部材に沿って前記カバーが移動する構成であってもよい。
上記構成によれば、略リング状に構成された支持部材に沿ってカバーを移動させることによって、フロントブラシの位置がどのような位置であっても、被清掃物の飛散をカバーで簡単かつ確実に防止できる。
また、本発明の路面清掃車のブラシカバー構造は、前記カバーが上下方向に複数枚の部材から構成されていてもよい。
上記構成によれば、所定時間の清掃作業によりカバーの下端が路面に擦れてカバーの交換が必要になった場合に、下端部に位置する部材のみを交換するだけで済むので、カバー全部を交換する場合に比べて、コスト面において有利になる。
また、本発明の路面清掃車のブラシカバー構造は、前記フロントブラシを車体に対して昇降させるための揺動可能な一対のリンクを有する昇降機構を備え、前記支持部材が前記一対のリンクのうちの一方のリンクに連動連結されていてもよい。
上記構成によれば、一方のリンクに支持部材を連動連結するだけで、支持部材を昇降機構の昇降に連動して昇降させることができるので、支持部材を昇降させるための別の昇降機構を設ける場合に比べて、組付け作業面及びコスト面のいずれにおいても有利になる。
また、本発明の路面清掃車のブラシカバー構造は、前記支持部材が、車体側の部材に備える貫通孔を利用して取り付けられていてもよい。
上記構成によれば、車体側の部材に備える貫通孔を支持部材の取付孔として利用することによって、車体側に支持部材を取り付けるための孔を形成することなく、支持部材の取り付けを行うことができる。
以上により、車体の前部に設けられ、左右に移動可能なフロントブラシの外周に沿って移動可能に支持部材に支持されたカバーを備えているので、フロントブラシでの被清掃物の飛散を有効に防止できる路面清掃車のブラシカバー構造を提供することができる。
本実施形態に係る路面清掃車のブラシカバー構造の正面図であり、フロントブラシを格納位置にした状態を示している。 同ブラシカバー構造の正面図であり、フロントブラシを清掃位置にした状態を示している。 同ブラシカバー構造の側面図であり、フロントブラシを非清掃位置にした状態を示している。 同ブラシカバー構造の側面図であり、フロントブラシを清掃位置にした状態を示している。 同ブラシカバー構造の平面図であり、フロントブラシを格納位置にした状態を示している。 同ブラシカバー構造の平面図であり、側壁にフロントブラシを沿わせた状態で清掃作業を行っている状態を示している。 同ブラシカバー構造の平面図であり、側壁にフロントブラシを沿わせた状態で清掃作業を行っている状態を示し、図6よりもアームの回転角度を大きくした状態である。 同ブラシカバー構造の平面図であり、中央分離帯にフロントブラシを沿わせた状態で清掃作業を行っている状態を示している。 カバーを背面側から見た斜視図である。 カムレバーの構成を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係る路面清掃車のブラシカバー構造は、車体の前部に取り付けられている。図1、図2及び図5に示すように、車体1の前部には、左右幅と略同一の長さを有するレール2が左右方向に沿う状態で取り付けられている。このレール2に、図示していないアクチュエータ(例えばモータ)の駆動力により移動可能なボックス3が設けられ、このボックス3の下部に一体的に移動可能なアーム4(図5に示す)の基端部が上下軸心回りで揺動可能に取り付けられ、このアーム4の先端部に、路面清掃車のブラシカバー構造Sを備えている。
アーム4は、図示していないアクチュエータ(例えばモータやシリンダ)の駆動力により左右に揺動可能に構成されている。このブラシカバー構造Sは、図1〜図4に示すように、前記アーム4の左右の揺動により左右に移動可能で、かつ、略上下軸心Z回りで回動可能に取り付けられた1個のフロントブラシ5の外周の一部を覆うカバー6と、カバー6を支持すべく、車体1に設けられた支持部材7と、を備えている。なお、フロントブラシ5の他、車体1の左右の側部のそれぞれに、図示していない側部ブラシを備えていてもよいし、他の部分にも図示していないブラシを備えてもよい。また、車体1には、フロントブラシ5や側部ブラシで掻き出した塵埃、土砂、小石等の被清掃物を吸引して回収する吸引回収装置(図示せず)を備えている。
図1及び図4に示すように、フロントブラシ5は、多数のブラシ5Aと、これらブラシ5Aの上端が植設される円盤状の基台5Bと、を備えている。ブラシ5Aは、各種の合成樹脂から構成されるが、場合によっては、金属で構成される。また、ブラシ5Aのうちの外周縁に位置するブラシ5Aほど、下端が外側に位置する傾斜姿勢で基台5Bに植設されている。基台5Bの上部には、モータ8が配置され、このモータ8の駆動によりフロントブラシ5を略上下軸心Z回りで回動させることができる。このように平面視において基台5Bよりもブラシ5Aが外側に位置しているため、図6〜図8に示すように、フロントブラシ5を側壁25や中央分離帯26に沿わせて清掃作業を行う場合に、基台5Bが側壁25や中央分離帯26に当接することを回避できる。尚、フロントブラシ5を回転させて清掃作業中には、フロントブラシに向けて水を噴霧するための噴霧装置(図示せず)を備えている。この噴霧装置により埃が舞い上がることを防止している。
また、フロントブラシ5の基台5Bの上面にブラケット9が取り付けられ、このブラケット9が後述する連結部材15に水平軸心X回りで回動可能に取り付けられている。ブラケット9は、基台5Bに取り付けられる水平部9Aと、水平部9Aの一端から上方へ延びて後述する連結部材15に取り付けられる垂直部9Bと、を有する略L字形状に構成されている。
ブラシカバー構造は、フロントブラシ5を車体1に対して昇降させるための昇降機構10を備えている。この昇降機構10は、図1〜図3に示すように、アーム4に固定された前方が開放されたコの字状の支持枠12(図5参照)の上側に一端部(基端部)が挿入されて回動可能に第1ボルトB1により取り付けられた下側が開放された断面形状がコの字状の上側リンク13と、前記支持枠12の下側で、かつ、上側リンク13と略平行な姿勢で一端部(基端部)が支持枠12に挿入されて回動可能に第2ボルトB2により取り付けられた下側リンク14と、を備え、上側リンク13の他端部(先端部)と下側リンク14の他端部(先端部)とが、縦向きの連結部材15を介して上下方向でボルトにより連結されて、平行リンク機構を構成している。
図1及び図2に示すように、第1ボルトB1を挿通させるための貫通孔が、コの字状の支持枠12の上端部と上側リンク13の基端部とにそれぞれ形成され、それらの貫通孔に幅方向一端側から第1ボルトB1が挿通され、挿通して幅方向他端側から突出した第1ボルトB1の先端にナット(図示せず)を螺合している。また、第2ボルトB2を挿通させるための貫通孔が、コの字状の支持枠12の下端部と下側リンク14の基端部とにそれぞれ形成され、それらの貫通孔に幅方向一端側から第2ボルトB2が挿通され、挿通して幅方向他端側から突出した第2ボルトB2の先端にナット(図示せず)を螺合している。
また、上側リンク13の長手方向中間部に水平方向で貫通した上側ロッド16を備え、その上側ロッド16の両端と後述する支持部材7の直線部7B,7Bとを連結する上下方向の縦長の連結体17,17を備えている。また、支持枠12の上下方向中間部にボルトB3によりシリンダチューブの基端部が取り付けられた第1油圧シリンダ18のピストンロッドの先端部が、上側リンク13を貫通した上側ロッド16に取り付けられている。なお、第3ボルトB3を挿通させるための貫通孔が、コの字状の支持枠12の上下方向中間部と第1油圧シリンダ18のシリンダチューブの基端部とにそれぞれ形成され、それらの貫通孔に幅方向一端側から第3ボルトB3が挿通され、挿通して幅方向他端側から突出した第3ボルトB3の先端にナット(図示せず)を螺合している。
したがって、第1油圧シリンダ18を伸長作動させることにより、上側リンク13及び下側リンク14を揺動させて、それらの先端が斜め上方を向いた傾斜姿勢に姿勢変更させることで、フロントブラシ5を路面から上方に持ち上げた非清掃位置に位置させることができる(図1参照)。また、第1油圧シリンダ18を短縮作動させることにより、上側リンク13及び下側リンク14を揺動させて水平姿勢に姿勢変更させることで、フロントブラシ5を路面に接触させた清掃位置に位置させることができる(図2参照)。
前記支持枠12の幅方向両側のそれぞれに、支持枠12よりも上下方向に長い枠体11が前記ボルトB1,B2,B3で固定されている。これら枠体11,11は、支持部材7を昇降自在に支持する後述の棒状部材23,23を取り付ける部材である。したがって、車体側にアーム4を介して取り付けられる支持枠12に形成される貫通孔を利用することによって、支持枠12に取付用の貫通孔を別途形成することなく、支持部材7を車体側に取り付けることができる。
上側リンク13の他端部(先端部)に長手方向に長い長孔13Aが形成されており、連結部材15の上端部に形成の貫通孔と長孔13Aとを貫通するボルト19で連結部材15の上端部と上側リンク13の他端部(先端部)とが連結され、連結部材15を、図1に実線で示す垂直姿勢と図1に2点鎖線で示す傾斜姿勢とに図示しない油圧シリンダの伸縮力により姿勢変更できるようになっている。この傾斜姿勢への姿勢変更に伴い、フロントブラシ5を図1の2点鎖線で示すように水平姿勢から右下がり傾斜姿勢(車体1から見ると、前方が下がった前下がり姿勢)に姿勢変更することができる。
また、連結部材15とブラケット9との間に、第2油圧シリンダ20を設けている。したがって、フロントブラシ5の水平状態において第2油圧シリンダ20を伸長作動させることにより、ブラケット9を図1において水平軸心Xを中心にして反時計回りに回転させることで、フロントブラシ5を水平姿勢(図3の実線参照)から左下がり傾斜姿勢(図3の2点鎖線参照)に姿勢変更できる。車体1から見ると、フロントブラシ5が右下がり傾斜姿勢となる。また、図3に実線で示すフロントブラシ5の水平状態において第2油圧シリンダ20を短縮作動させることにより、ブラケット9を図3において時計回りに回転させることで、フロントブラシ5を水平姿勢から右下がり傾斜姿勢(図3の2点鎖線参照)に姿勢変更できる。車体1から見ると、フロントブラシ5が左下がり傾斜姿勢となる。前述した前下がり姿勢及び右下がり傾斜姿勢並びに左下がり傾斜姿勢にするのは、一部(外周縁部)のブラシ5Aのみを路面に接触させることで全部のブラシ5Aの摩耗が進むことを抑制するためである。このようにフロントブラシ5を傾斜姿勢にして回転させるときの回転軸心は、上下軸心から少し傾いた軸心になり、それら傾いた軸心を含めて略上下軸心とする。
カバー6は、フロントブラシ5により跳ね飛ばされる塵埃、土砂、小石等の被清掃物(特に小石)がいろんな方向へ飛散して走行している他の車両に当接する、あるいは吸引口から外れた位置に跳ね飛ばされた被清掃物の回収ができないということを防止するために備えている。また、カバー6は、図5に示すように、固定側カバー61と、フロントブラシ5の外周に沿って移動可能に支持部材7に支持された可動側カバー62と、を備えている。可動側カバー62は、固定側カバー61側に一部が周方向で重複するように配置される第1可動側カバー63と、第1可動側カバー63に一部が周方向で重複するように配置される第2可動側カバー64と、を備えている。
支持部材7は、金属製で略リング状に構成され、図5に示すように、断面形状が略矩形状に構成されたリング部7Aと、リング部7Aの両端からリング部7Aの外側に平行に延びる一対の直線部7B,7Bと、を備えている。リング部7Aの外径は、フロントブラシ5の基台5Bの外径よりも小さい。これにより、清掃作業中に基台5Bが他物(例えば側壁25)に当たることがあっても、リング部7Aが他物に当たることを回避することができる。直線部7B,7Bの長手方向中間部に、ボルト21,21が貫通され、それらボルト21,21の内側端部と前記連結体17,17の下端とが連結されている。また、直線部7B,7Bの遊端部が、図1及び図3に示すように、枠体11,11に固定された縦長のフレーム22,22に取り付けられた棒状部材23,23に上下動可能に取り付けられた昇降部材24,24に固定されている。したがって、上側リンク13及び下側リンク14を揺動させることにより、支持部材7を昇降させながら棒状部材23,23に沿って昇降部材24,24を昇降案内することで支持部材7をスムーズに昇降させることができる。昇降機構10を構成する一方の上側リンク13に形成の貫通孔に挿通される上側ロッド16の両端部に連結体17,17を介して支持部材7を連動連結するだけで、支持部材7を昇降機構10の昇降に連動して昇降させることができるので、支持部材7を昇降させるための別の昇降機構を設ける場合に比べて、組付け作業面及びコスト面のいずれにおいても有利になる。前記上側ロッド16は、第1油圧シリンダ18のピストンロッドの先端部を貫通支持するための部材であるため、本来からすれば、この上側ロッド16は、上側リンク13を貫通してナットを螺合できる長さを有するもので済むが、上側リンク13と上側リンク13よりも幅の広い支持部材7とを上下姿勢の連結体17,17により連結するために、上側リンク13の両端から大きく突出する長さのものに交換している。この場合も、上側リンク13に本来形成されている貫通孔を利用することによって、上側リンク13に取付用の貫通孔を別途形成することなく、支持部材7を取り付けることができる。要するに、支持部材7を、本体側の部材に貫通孔を形成することなく、本体側に取り付けることができる。
固定側カバー61は、ゴム製(合成樹脂製でもよい)で板状に構成され、平面視において円弧形状に構成されている。この固定側カバー61は、枠体11,11に取付部材(図示せず)を介して固定されている。固定側カバー61は、第1可動側カバー63の上端よりも低い上端を有し、かつ、第1可動側カバー63の内面よりも内側に位置しており、第1可動側カバー63の固定側カバー側端部が固定側カバー61の第1可動側カバー側端部に外側から重なり合うことによって、固定側カバー61と第1可動側カバー63との間に隙間が発生することがないようにしている。第1可動側カバー63の固定側カバー61側へ位置は、後述する第1嵌合支持部631がリング部7Aの直線部7B側端に位置すると、それ以上の第1嵌合支持部631の移動が規制されることで決定される。
第1可動側カバー63は、図6、図9及び図10に示すように、リング部7Aに移動可能に外嵌支持される第1嵌合支持部631を一端に備える2本の第1フレーム632,633と、第1フレーム632,633の延出端同士を連結する円弧状の第1連結フレーム634と、第1フレーム632,633と第1連結フレーム634とで囲まれる扇状の開口を閉じる天側第1カバー635と、第1連結フレーム634の外面に固定され、第1連結フレーム634と長手方向の長さが同一に構成された金属製の第1補強板636と、第1補強板636にボルト等により上端部が固定されるゴム製の上側第1シート部材637と、上側第1シート部材637の下端部にボルト等により上端部が連結され、下端が路面と接触しながら移動するゴム製の下側第1シート部材638と、を備えている。第1フレーム632,633のうちの一方が、後述する第2可動側カバー64の第2フレーム642,643間に配置され、他方が固定側カバー61側に配置されている。そして、一方の第1フレーム633が、一本の角筒状の直線フレームから構成され、他方の第1フレーム632が、第1嵌合支持部631から二股状に延びる二本の角筒状の直線フレーム632A,632Bから構成されている。
図3及び図9に示すように、上側第1シート部材637の裏面(内側面)には、金属製(合成樹脂製でもよい)の第1補強部材639が設けられている。第1補強部材639は、第1補強板636の裏面に周方向に一定間隔を置いてボルト等により固定される縦向きで金属製の複数の第1角材639Aと、全ての第1角材639Aの下端部を連結する上側第1シート部材637と同一の周方向の長さを有する板状の第1連結材639Bと、を備えている。また、下側第1シート部材638の下部に周方向に沿って一定間隔を置いて縦方向の切れ目638Kを形成している。各第1嵌合支持部631は、リング部7Aに横方向から配置可能なコの字状の第1板部材631Aと、第1板部材631Aをリング部7Aの内外の2箇所で上下方向に貫通する第1棒状部材631B,631Bと、これら第1棒状部材631B,631Bに回転自在に外嵌される合成樹脂製の第1ローラ631C,631Cと、を備えて、リング部7Aに対する第1嵌合支持部631の移動をスムーズにできるようにしている。各第1嵌合支持部631の上面には、リング部7Aに対して第1嵌合支持部631を移動可能となる移動可能状態と移動不能に固定する固定状態とに切り替えるための第1カムレバー631Dを備えている。第1カムレバー631Dは、水平軸心回りで揺動自在に構成され、揺動させて径方向外側に倒伏させることによって固定状態となり(図10の奥側の第1カムレバー631D参照)、揺動させて径方向内側に倒伏させることによって移動可能状態となる(図10の手前側の第1カムレバー631D参照)。
第2可動側カバー64は、第1可動側カバー63の第1フレーム632,633とは周方向において位置をずらして配置され、リング部7Aに移動可能に外嵌支持される第2嵌合支持部641を一端に備える二本の第2フレーム642,643と、第2フレーム642,643の延出端同士を連結する円弧状の第2連結フレーム(図示せず、第1連結フレーム634と略同一構成)と、第2フレーム642,643と第2連結フレームとで囲まれる開口を閉じる天側第2カバー645と、第2連結フレームの外面に固定され、第2連結フレームと長手方向の長さが同一に構成された金属製の第2補強板646と、第2補強板646にボルト等により上端部が固定されるゴム製の上側第2シート部材647と、上側第2シート部材647の下端部にボルト等により上端部が連結され、下端が路面と接触しながら移動するゴム製の下側第2シート部材648と、を備えている。第2フレーム642,643のうちの一方が、前記第1可動側カバー63の第1フレーム632,633間に配置され、他方が固定側カバー61から最も遠い位置に配置されている。そして、一方の第2フレーム642が、一本の角筒状の直線フレームから構成され、他方の第2フレーム643が、第2嵌合支持部641から二股状に延びる二本の角筒状の直線フレーム643A,643Bから構成されている。
上側第2シート部材647の裏面には、第2補強部材649が設けられている。第2補強部材649は、第2補強板646の裏面に周方向に一定間隔を置いてボルト等により固定される縦向きで金属製の複数の第2角材649Aと、全ての第2角材649Aの下端部を連結する上側第2シート部材647と同一の周方向の長さを有する板状の第2連結材649Bと、を備えている。また、下側第2シート部材648の下部に周方向に沿って一定間隔を置いて縦方向の切れ目648Kを形成している。第2嵌合支持部641は、リング部7Aに横方向から配置可能なコの字状の第2板部材641Aと、第2板部材641Aをリング部7Aの内外の2箇所で上下方向に貫通する第2棒状部材641B,641Bと、これら第2棒状部材641B,641Bに回転自在に外嵌される合成樹脂製の第2ローラ641C,641Cと、を備えて、リング部7Aに対する第2嵌合支持部641の移動をスムーズにできるようにしている。各第2嵌合支持部641の上面には、リング部7Aに対して第2嵌合支持部641を移動可能となる移動可能状態と移動不能に固定する固定状態とに切り替えるための第2カムレバー641Dを備えている。第2カムレバー641Dは、水平軸心回りで揺動自在に構成され、揺動させて径方向外側に倒伏させることによって固定状態となり(図10の奥側の第2カムレバー641D参照)、揺動させて径方向内側に倒伏させることによって移動可能状態となる(図10の手前側の第2カムレバー641D参照)。第2フレーム642,643の下面は、天側第1カバー635の上面よりも高く設定され、かつ、第1可動側カバー63の外面が第2可動側カバー64の内面よりも内側に設定されており、第1可動側カバー63の第2可動側カバー64側端部が、第2可動側カバー64の第1可動側カバー63側端部内に潜り込むことができるようになっている。したがって、第1カムレバー631D,631D及び第2カムレバー641D,641Dを固定状態から移動可能状態に切り換えることによって、略リング状に構成された支持部材7に沿ってカバー6、ここでは第1可動側カバー63及び第2可動側カバー64を移動させることができる。これら第1可動側カバー63及び第2可動側カバー64の移動によって、フロントブラシ5の位置がどのような位置であっても、被清掃物の飛散をカバー6(固定側カバー61、第1可動側カバー63、第2可動側カバー64)で確実に防止できる。
上記のように構成されたブラシカバー構造を用いて例えば追い越し車線と走行車線の少なくとも2車線のある高速道路の清掃作業を行う場合について説明する。図5では、格納位置にフロントブラシ5が位置している場合を示している。この格納位置では、ボックス3を車体1の右端まで移動させ、アーム4を左右方向に沿う姿勢にすることによって、フロントブラシ5が左右の車幅内に収納されている状態である。尚、格納位置では、フロントブラシ5が路面から上昇した非清掃位置になっている。この格納位置から走行車線を走行して清掃作業を行う場合には、フロントブラシ5を例えば助手席側(左側)に移動させるべく、左右方向に向いているアーム4を前方側へ所定角度揺動させるとともにボックス3を左側へ移動させる。続いて、フロントブラシ5が下降して路面に接触した清掃位置となり、フロントブラシ5が駆動回転される。図6では、アーム4を前方側へ30度揺動させて側壁25にフロントブラシ5の外周縁が接触している場合を示し、図7では、アーム4を前方側へ45度揺動させて側壁25にフロントブラシ5の外周縁が接触している場合を示している。図7では、図6に比べて揺動角度が大きいため、アーム4の先端が図6よりも内側に位置している。このため、図6に示したフロントブラシ5の側方への突出位置に図7のフロントブラシ5の側方への突出位置を合わせる場合には、ボックス3の位置を図6よりも左側に移動させることになる。また、図7では、第2可動側カバー64を第1可動側カバー63から離間する側に移動させて、フロントブラシ5を覆う範囲を図6に比べて拡大している。これにより飛散物が、例えば追い越し車線側に移動して追い越し車線を走行している車両に当接することを確実に防止できる。
図8では、追い越し車線の右側の中央分離帯26に沿ってフロントブラシ5を移動させて清掃する状態を示している。車両の走行前に、まず、図7において上側リンク13に対して右側に位置している第1可動側カバー63及び第2可動側カバー64を図7とは反対側の左側へ移動させておく。この状態からアーム4を図5の位置から前方側へ135度(前方への延長線を基準(0度)にすると、右側へ45度)揺動させて中央分離帯26にフロントブラシ5の外周縁が接触している場合を示している。この場合、図7と左右が反対であるだけなので、図7と同様に、第2可動側カバー64を第1可動側カバー63から離間する側に移動させて、フロントブラシ5を覆う範囲を図6に比べて拡大している。これにより飛散物が、例えば走行車線側に移動して走行車線を走行している車両に当接することを確実に防止できる。
図6及び図7では、左側の側壁25にフロントブラシ5を沿わせた状態で走行させ、側壁25とは反対側の右側にフロントブラシ5で跳ね飛ばされた飛散物が移動しないようにフロントブラシ5の右側部及び右前側部並びに右後側部をカバー6で覆うようにしている。しかも、右後側部でフロントブラシ5を覆っている範囲よりも右前側部でフロントブラシ5を覆っている範囲を広くしている。これは、右後側部を外れた飛散物は、車体1に当たって右側に移動し難いのに対して、右前側部を外れた飛散物は、車体1がないため、右側に移動しやすいことからである。また、図8では、右側の中央分離帯26にフロントブラシ5を沿わせた状態で走行させ、中央分離帯26とは反対側の左側にフロントブラシ5で跳ね飛ばされた飛散物が移動しないようにフロントブラシ5の左側部及び左前側部並びに左後側部をカバー6で覆うようにしている。しかも、左後側部でフロントブラシ5を覆っている範囲よりも左前側部でフロントブラシ5を覆っている範囲を広くしている。これは、左後側部を外れた飛散物は、車体1に当たって左側に移動し難いのに対して、左前側部を外れた飛散物は、車体1がないため、左側に移動しやすいことからである。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態では、カバー6が、固定側カバー61と、第1可動側カバー63、第2可動側カバー64とを備えていたが、固定側カバーと1つの可動側カバーとでカバーを構成してもよいし、固定側カバーと3つ以上の任意の数の可動側カバーとでカバーを構成してもよいし、2つ以上の任意の数の可動側カバーでカバーを構成してもよい。
また、上記実施形態では、フロントブラシ5を車体1の左端部又は右端部に移動させた状態で清掃作業を行う場合を示したが、フロントブラシ5を車体1の左右方向中央部に移動させた状態で清掃作業を行うようにしてもよいし、フロントブラシ5を左右方向に移動させながら清掃作業を行うようにしてもよい。フロントブラシ5を左右方向に移動させながら清掃作業を行う場合、フロントブラシ5の左右方向での位置に応じてカバー6の位置がフロントブラシ5に対して最適位置になるようにカバー6をモータ等のアクチュエータの駆動力を用いて自動的に移動させることが好ましい。
また、上記実施形態では、カバー6を手動でフロントブラシ5の外周に沿って移動させるようにしたが、モータ等のアクチュエータの駆動力を用いて移動させてもよい。
また、上記実施形態では、カバー6が上下方向に2枚の部材から構成されていたが、1枚の部材又は3枚以上の任意の枚数の部材から構成してもよい。
また、上記実施形態では、上下一対のリンク13,14から昇降機構10を構成したが、左右一対のリンクから構成してもよいし、平行四連リンク機構から構成してもよい。
1…車体、2…レール、3…ボックス、4…アーム、5…フロントブラシ、5A…ブラシ、5B…基台、6…カバー、7…支持部材、7A…リング部、7B…直線部、8…モータ、9…ブラケット、9A…水平部、9B…垂直部、10…昇降機構、11…枠体、12…支持枠、13…上側リンク、13A…長孔、14…下側リンク、14…上側リンク、15…連結部材、16…上側ロッド、17…連結体、18…第1油圧シリンダ、19…ボルト、20…第2油圧シリンダ、21…ボルト、22…フレーム、23…棒状部材、24…昇降部材、25…側壁、26…中央分離帯、61…固定側カバー、62…可動側カバー、63…第1可動側カバー、64…第2可動側カバー、631…第1嵌合支持部、632,633…第1フレーム、634…第1連結フレーム、631A…第1板部材、631B…第1棒状部材、631C…第1ローラ、631D…第1カムレバー、632A,632B…直線フレーム、635…天側第1カバー、637…上側第1シート部材、638…下側第1シート部材、638K…切れ目、639…第1補強部材、639A…第1角材、639B…第1連結材、641…第2嵌合支持部、642,643…第2フレーム、641A…第2板部材、641B…第2棒状部材、641C…第2ローラ、641D…第2カムレバー、643A,643B…直線フレーム、645…天側第2カバー、646…第2補強板、647…上側第2シート部材、648…下側第2シート部材、648K…切れ目、649…第2補強部材、649A…第2角材、649B…第2連結材、S…ブラシカバー構造、X…水平軸心、Z…略上下軸心

Claims (5)

  1. 車体の前部に、左右に移動可能で、かつ、略上下軸心回りで回動可能に取り付けられたフロントブラシに対して取り付けられるブラシカバー構造であって、
    前記フロントブラシの外周の一部を覆うカバーと、該カバーを支持すべく、前記車体に設けられた支持部材と、を備え、
    前記カバーが、前記フロントブラシの外周に沿って移動可能に前記支持部材に支持されていることを特徴とする路面清掃車のブラシカバー構造。
  2. 前記支持部材が、略リング状に構成され、該略リング状に構成された支持部材に沿って前記カバーが移動することを特徴とする請求項1に記載の路面清掃車のブラシカバー構造。
  3. 前記カバーが上下方向に複数枚の部材から構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の路面清掃車のブラシカバー構造。
  4. 前記フロントブラシを車体に対して昇降させるための揺動可能な一対のリンクを有する昇降機構を備え、前記支持部材が前記一対のリンクのうちの一方のリンクに連動連結されていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の路面清掃車のブラシカバー構造。
  5. 前記支持部材は、車体側の部材に備える貫通孔を利用して取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の路面清掃車のブラシカバー構造。
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