JP6606584B2 - 計時器のストライク機構のための止め機構 - Google Patents

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Description

本発明は、ムーブメントを有する携行可能な時計ないし計時器のためのストライク機構のための止め機構に関する。前記ストライク機構及び/又は前記ムーブメントは、パワーリザーブトランスミッション車セットを含む出力においてストライク機能を行うために前記ストライク機構にパワー供給するように構成しているエネルギー貯蔵手段を有し、前記ストライク機構は、デテントラチェットと繰り返しラックピニオンを有する少なくとも1つのストライク駆動車セットと、パッシングストライク機能のためのメイン歯止め及び/又は前記ストライク機構がミニッツリピーターを有する場合にはミニッツリピーターをリリースするミニッツリピーターリリース歯止めとを有する。
本発明は、さらに、ムーブメントを有する携行可能な時計ないし計時器のためのストライク機構に関する。当該ストライク機構及び/又は前記ムーブメントは、パワーリザーブトランスミッション車セットを備える出力において、ストライク機能のために当該ストライク機構にパワー供給するように構成しているエネルギー貯蔵手段を有し、当該ストライク機構は、デテントラチェットと繰り返しラックピニオンを有するストライク駆動車セットを少なくとも1つと、及びパッシングストライク機能のためのメイン歯止め及び/又は前記ストライク機構がミニッツリピーターを有する場合にはミニッツリピーターをリリースするミニッツリピーターリリース歯止めとを有する。
本発明は、さらに、パッシングストライクをリリースする出力を有するムーブメントを有する携行可能な時計に関する。このムーブメントは、少なくとも1つの基準車セットを駆動するように構成しており、当該携行可能な時計は、このようなストライク機構を少なくとも1つ有する。
本発明は、さらに、パッシングストライクをリリースする出力を有するムーブメントを有する計時器に関する。このムーブメントは、少なくとも1つの基準車セットを駆動するように構成しており、当該計時器は、このようなストライク機構を少なくとも1つ有する。
本発明は、携行可能な時計、計時器又はミュージックボックスのためのストライク機構の分野に関する。
計時器のストライク機構は、部品の数や運動の複雑さだけでなく可能な動作モードに関しても、大きく複雑な複雑機構である。ミニッツリピーターのような付加的な複雑機構を有する携行可能な時計においては、安全デバイスの管理は非常に複雑である。そして、パッシンングストライク機能を止めてミニッツリピーターが音を出すことを可能にしたり、逆に、パッシンングストライクが近づくにしたがってミニッツリピーターがリリースされることを止めたりして、リピーターサイクルが開始したばかりのときにミニッツリピーターが再びリリースされることを防ぎ、また、ストライク機能などの間に運動機構に対する調整が行われることを防ぐ。これらの安全デバイスが、一般的に、多数のアイソレーターを実装しており、このことによって機構複雑にしてしまい干渉のリスクが発生してしまう。
MONTRES BREGUETによる欧州特許EP2503405B1は、駆動手段と、ムーブメントと、角位置が駆動手段において利用可能なパワーリザーブを示す出力アーバーを有する駆動手段のためのパワーリザーブ制御機構と、ムーブメントの動作をロックするように構成しているロック用レバーを有するストライク制御機構によって制御されるストライク機構を有する計時器について記載している。この計時器は、さらに、出力アーバーとロック用レバーの間に挿入され駆動手段の利用可能な駆動トルクに応じて計時器のストライク機能を選択的に止める選択的な止め機構を有する。この選択的な止め機構は、出力アーバーの角位置に応じてストライク機能の動作を制限したり制限しなかったりすることによって駆動手段において利用可能なトルクを管理して、ストライク機構において利用可能なストライク機能のすべて又は一部をリリースする機構をトランスミッション機構を介して制御するように構成している。このトランスミッション機構は、選択的な止め機構が備える切り離し用の車セットをアクチュエートし、ロック用レバーの位置を制御するように構成しており、さらに、ストライクと制御棒の連結の運動をリリースしたり防ぐように、及び/又はハンマーがゴングを打つことを可能にしたり防いだりするように構成している。
VAUCHERによる欧州特許出願EP2226688A1は、パワーリザーブ機構によって所定の位置の間を動く制御ユニットを有する計時器について記載している。リリースユニット、すなわち、歯止め車が、付加的な機構、例えば、アラーム機構、をリリースするようにリリースくちばし部と連係するようにアクチュエートされる。このリリースユニットは、リリースユニットがくちばし部と連係する位置とリリースユニットがくちばし部と連係しない位置を占める。制御ユニットは、リリースユニットと連係して、制御ユニットの対応する位置に応じて前記位置の一方にリリースユニットを動かせる。
ROTH & GENTAによる欧州特許出願EP1429214A1は、ミニッツリピーターによって時ストライク、そして、クオーター時ストライクをストライクする機構を備える計時器について記載している。これは、所定の安静位置と動作位置の間で動くことができるストライク機構の可動部品と、ストライク機構をリリースする手段と、ストライク機構がリリースされているときに可動部品を動作位置に周期的に動かす手段と、スライドピニオンが摺動可能にマウントされてセッティング列と噛み合うように動く巻き及びセッティング用のステムを有する針セッティング機構と、巻きステムと、そして、スライドピニオンと噛み合うセッティング用レバーと噛み合う引き出し部品とを有する。これは、セッティング用レバーをストライク機構の可動部品に接続するセッティング用レバーをロックするロック手段を有し、これによって、ストライク機構の可動部品がその安静位置から離れるとすぐに、前記ロック手段がセッティング用レバーをロックする。
本発明は、平均的な複雑さの効率的な安全デバイスの実装を達成することを提案するものである。
このために、本発明は、請求項1に記載の止め機構に関する。
本発明は、さらに、請求項8に記載のストライク機構に関する。
本発明は、さらに、パッシングストライクをリリースする出力を有するムーブメントを有する携行可能な時計に関する。このムーブメントは、少なくとも1つの基準車セットを駆動するように構成しており、当該携行可能な時計は、前記のようなストライク機構を少なくとも1つ有する。
本発明は、さらに、パッシングストライクをリリースする出力を有するムーブメントを有する計時器に関する。このムーブメントは、少なくとも1つの基準車セットを駆動するように構成しており、当該計時器は、前記のようなストライク機構を少なくとも1つ有する。
添付図面を参照しながら下記の詳細な説明を読むことで、本発明の他の特徴及び利点を理解することができるであろう。
図1〜8は、本発明に係るストライク機構について平面図を概略的に示している。同じ位置の図を2つずつ示しており、奇数の図は裏側、偶数の図は前側を示している。すべての部品を示しているのではなく、説明している機能の実行に必要な部品のみを示している。図1及び2は、プティットソヌリモードにおける本発明に係るストライク機構を示している。 図1の裏側の平面図である。 図3及び4は、グランドソヌリモードにおける本発明に係るストライク機構を示している。 図1の裏側の平面図である。 図5及び6は、サイレントモードにおける本発明に係るストライク機構を示している。 図5の裏側の平面図である。 図7及び8は、グランドソヌリモードにおける止めを備えた本発明に係るストライク機構を示している。 図7の裏側の平面図である。 図9及び10はサイレントモードにおける止めを備えた本発明に係るストライク機構を示している。 図9の裏側の平面図である。 図9の詳細を示している。 本発明に係るストライク機構の主要部品のパノプリーの両側からの概略平面図である。 本発明に係るストライク機構を有する携行可能な時計を示しているブロック図である。 本発明に係るストライク機構を有する携行可能な時計を示しているブロック図である。 図15〜36は、異なる順次的なステップにおける本発明に係る止め機構の運動を示している。図15は、この機構の開始位置を示しており、これは、止めばねのトラックの一端において、端位置にある止めフィンガーを備えている。 止めフィンガーの進展の開始を示している。 そのジャンパー領域の詳細図を示している。 その止めレバー領域を示している。 止めフィンガーの連続的な進行を示している。 止めフィンガーが止めジャンパーくちばし部によってチップオンチップの状態に達している様子を示している。 そのジャンパー領域の詳細図を示している。 その止めレバー領域を示している。 図23以降の詳細な図は、止めフィンガーの連続的な進展を示している。図23は、止めフィンガーの止めピンが繰り返し摺動制御レバーのフォークに接しているときのジャンパー領域を示している。 その止めレバー領域を示している。 止めピンがレバーに接しているときのジャンパー領域を示している。 その止めレバー領域を示している。 第2のばねが繰り返し摺動制御レバーの突起とチップツーチップ的な接触をしているときのジャンパー領域を示している。 その止めレバー領域を示している。 止め機構のリリースを示している。 そのジャンパー領域の詳細図を示している。 その止めレバー領域を示している。 第2のばねの先端部と繰り返し摺動制御レバーの突起の間の連係の領域の詳細図である。この図は、レバーの先端部が2つの位置にある様子を示している。 図33〜36は、止め位置から開始して、ストライクバレルが巻かれているときの動作を示す逆の動きを示している。 図33と同様な図である。 図33と同様な図である。 図33と同様な図である。 止め機構の主要部品のパノプリーの両側の概略平面図であり、フォーマットのために2つのプレート37A及び37Bに分けている。 止め機構の主要部品のパノプリーの両側の概略平面図であり、フォーマットのために2つのプレート37A及び37Bに分けている。
本発明は、少なくとも1つの特定のストライク機構100を有する携行可能な時計1000又は計時器2000に関する。この計時器2000は、ミュージックボックスであることができ、また、ミュージックボックスを有することができる。
Francois LECOULTRE著の書籍、「A Guide to Complicated Watches」(Editions Horlogeres, Bienne (Switzerland), 1985, ISBN 2-88175-000-1)は、85〜181ページ(英語版)の以下の異なる章において、ストライク機構を形成する基礎的な機構について詳細に説明している。
- repeating watches(リピート機能付き携行可能な時計)
- old repeating watches(古典的なリピート機能付き携行可能な時計)
- modern quarter-repeater(現代的なクオーターリピーター)
- simplified repeater(単純化されたリピーター)
- half-quarter repeater(ハーフクオーターリピーター)
- Breguet half-quarter repeater(ブレゲ式ハーフクオーターリピーター)
- five minute-repeater(5分リピーター)
- minute-repeaters(ミニッツリピーター)
- clock watches(時打ち懐中時計)
ここではこれらの基礎的な機構について、必要でなければ詳細に議論しない。なぜなら、ストライク機構に詳しい者であれば、公に入手可能な前記文献において、特に、前記の最後の2つの章、において、構成を見つけることができるからである。
本発明に係るストライク機構100は、伝統的な形態で、少なくとも1つの基準車セット1、好ましくは、複数の基準車セット1、を有する。これは、時刻基準となるスネール及び/又は星形車、そして特に、分スネール、クオータースネール及び時スネール190を有する。
また、このストライク機構100は、少なくとも1つのストライク駆動車セット2を有する。これは、特に、前記の書籍「A Guide to Complicated Watches」の「Clock Watches」の章にて説明されており、特に、この本の図40にて描かれている。この駆動車セット2は、伝統的には、デテントラチェット22とリピート用ラックピニオン24を有する。
ストライク機構100は、基準車セット1を駆動するムーブメント200と連係する。図面において、このムーブメント200の特定の出力3をムーブメントによってストライクをリリースする星形車130の形態(これに限定されない)にて示してある。これは、筒かなに嵌められ、4つの歯がある。これによって、ムーブメントによってリリースするためにクオーター時(通常、15分)ごとに中間レバーを引く。これは、以下において、ギャザリングパレット70と呼ぶ。
ストライク機構100は、前記ギャザリングパレット70を介してムーブメント200の出力3と間接的に連係するように構成している少なくとも1つの回転部品を有し、特に、このような基準車セット1を読み取るためのフィーラと、及びリピート用ラックピニオン24を駆動するラックとを有する。これらの回転部品のうちの1つは、時スネール190と連係するように構成している時ラック20である。ストライク機構100は、さらに、メイン歯止め85を有し、これは、各パッシングストライクの際に動作するようにセットされ、可能な場合、デテントラチェット22を駆動するように構成している。
本発明に係るストライク機構100は、グランドソヌリ、プティットソヌリ、アラーム、サイレントである主なストライクモードのすべて又は一部となり、具体的には、ミニッツリピーター機構を有し、特に、前記の書籍「A Guide to Complicated Watches」の「Minute Repeater(ミニッツリピーター)」の章にて説明されているミニッツリピーター機構である。
図示した変種(これに限定されない)には、グランドソヌリ(GS)、プティットソヌリ(PS)及びサイレント(S)の3つのストライクモードがあり、1つのミニッツリピーターがある。このミニッツリピーター機構は、特に、当該時ラック20が備えるフィーラ29によって時スネール190と連係するように構成している時ラック20を有している。
ストライク機構を非アクティブ化してサイレントモードにすると、歯止め85をストライク駆動車セット2から離して、時ラック20による対応するスネール190へのアクセスを防ぐ。
具体的には、ストライク機構100は、リピーター歯止め40を有するミニッツリピーター制御デバイス4を有するミニッツリピーターを有し、このリピーター歯止め40は、時ラック20が時スネール190の読み取りを行った後にデテントラチェット22を駆動するように構成している。そして、サイレントモードにおいて、利用可能なエネルギーがストライク機能を完了するために十分であれば、サイレント化レバー60のメインアーム64は、リピーター歯止め40がデテントラチェット22にアクセスすることを可能にする。
特定の実施形態において、ストライク機構100には、クオーター時ごとに時ストライクを繰り返すような、毎時ごととクオーター時ごとのパッシングストライクのためのグランドソヌリモードと、及びクオーター時ごとに時ストライクを繰り返さないような、毎時ごととクオーター時ごとのパッシングストライクのためのプティットソヌリモードとがある。このようにして、ストライク機構100は、プティットソヌリレバー80を有する。これは、プティットソヌリモードが選択されているときに、時ラック20が時スネール190の方に動くことをプティットソヌリレバー80が防ぐような位置にプティットソヌリレバー80の向きを合わせて、クオーター時のときに時ストライクがストライクされることを防ぐ。
この同じ構成において、グランドソヌリモードが選択されているとき、プティットソヌリレバー80は、時ラック20が時スネール190の方に動くことをプティットソヌリレバー80が可能にして、時ストライクがクオーター時ごとに自動的にストライクされることが可能になるような、別の位置を向いている。
時ストライクとクオーター時ストライクのパッシングストライクを識別するために、ストライク機構100は、好ましいことに、出力3によって駆動されクオーター時ごとに自動的にストライクをリリースするように構成している四歯の星形車130と同軸に、涙(tear)状の時カム131を有する。この時カム131には、プティットソヌリレバー80を引いて時ラック20が時スネール190の方に動くことを可能にするように構成している先端部132がある。
特定のストライクモードを選択してもミニッツリピーターの動作を妨げず、特にサイレントモードにおいて、ストライク機構100が、好ましいことに、利用可能なエネルギー量がストライク機能が完了することを確実にするために不十分なときにいずれのストライク機能をも実行されることを防ぐように構成している特定の止め機能を有する場合を除いて、ストライク機構100は、好ましいことに、いずれのストライク機能も実行されることを防ぐように構成している止め機構5を有し、これによって、特定の車セットが中間位置で止まることによって発生するリスクを回避する。中間位置にあると、再起動のときに衝突を発生しがちである。ミニッツリピーターの動作も禁止されるのは、止め機能が有効である場合のみである。
この止め機構5は、特に、利用可能なエネルギーがストライク機能を完了するために不十分であるときに、ストライク反転レバー59を回転させるように構成している。このストライク反転レバー59は、ストライク切り離しレバー55の回転を制御する。このストライク切り離しレバー55は、利用可能なエネルギーがストライク機能を完了するために不十分であるときにリピーター歯止め40によるデテントラチェット22へのアクセスを防ぎ、また、利用可能なエネルギーがストライク機能を完了するために不十分であるときにメイン歯止め85をデテントラチェット22から離すように構成している。
引き出し部品、押し部品などに対するユーザーの作用によって瞬間的に制御されパワー供給されるミニッツリピーターとは異なり、グランドソヌリ機構は、携行可能な時計の内部にある、具体的には少なくとも1つのバレルである、エネルギーリザーブによってパワー供給される。携行可能な時計の内部で利用可能なスペースに応じて以下のような別のエネルギー貯蔵構成も可能である。すなわち、単一のバレルがムーブメントとストライク機構の両方にパワー供給し、又は1つのバレルをムーブメント専用として一又は複数のバレルをストライク機構専用とすることができる。ストライク機構は常にエネルギー消費が大きい。ここでは貯蔵デバイスについては詳細に説明しない。図面には、ストライク用パワーリザーブインジケーター出力車35を示している。これは、差動機構の出力を形成しており、以下、当業者に知られているパワーリザーブトランスミッション車セット35と単に呼ぶ。具体的には、このパワーリザーブトランスミッション車セット35は、摩擦によって組み立てられたいくつかの同軸の車やピニオンを有する。
このパワーリザーブトランスミッション車セット35は、オブロング状の穴34が形成されている止め車33と噛み合う。止めフィンガー30は、止め車33と同軸にマウントされ、このフィンガー30は、オブロング状の穴34内を制限された形態で動くことができる止めピン31と、及び先端部32とを有する。
止めジャンパー36は、この止めフィンガー30に対向するように位置しており、図面における反時計回りの方向に第1のばね38によって戻される。別の変種において、止めジャンパー36は、このばね38と一体化されていることができる。
止めフィンガー30の先端部32は、止めジャンパー36のエッジを追従するように構成している。具体的には、図面に示した変種において、この止めジャンパー36のエッジ上にはくちばし部37がある。このくちばし部37の両側には、第1の面37Aと第2の面37Bがある。これらの第1の面37Aと第2の面37Bは、ここでは実質的に平坦であるが同一方向に向いていない(図示した例(これに制限されない)において、これらの第1の面37Aと第2の面37Bは120°の角度を形成している)。したがって、先端部32のトラベルには、トラベルの方向にかかわらず、ばねのトルクに対抗するような上昇方向の傾斜トラベル、くちばし部37の上の通過、そして、くちばし部37の後の下降方向の傾斜トラベルが含まれる。
止め機構5は、さらに、繰り返し摺動制御レバー17を有し、これは、貯蔵手段における利用可能なエネルギーのレベルが所定のしきい値を超えた後に繰り返し摺動制御レバー17が以下の方向に瞬間的にジャンプしたときに、ストライク切り離しレバー55の位置の変更を制御するように構成している。すなわち、ストライク切り離しレバー55は、貯蔵手段におけるエネルギーがこのしきい値より低いときにはストライク機構を切り離すように第1の方向に、又は反対に、貯蔵手段におけるエネルギーがこの所定のしきい値よりも再度高くなったときにはストライク機構が再び動作することを可能にする反対方向に、瞬間的にジャンプする。
この繰り返し摺動制御レバー17は、第1の端において、止めピン31を囲むように構成しているフォーク19と、及びこのフォーク19の下にある突起179とを有する。この突起179は、第2のばね39と、又は第2のばね39によって制御されるジャンパーと、連係するように構成しており、このことによって、下における動作の説明にて記載しているように、繰り返し摺動制御レバー17に対して双安定のふるまいを与える。当然、第2の切り離しばね39は、1つの変種において、繰り返し摺動制御レバー17と一体化されていることができる。
繰り返し摺動制御レバー17は、第1の端とは反対側の第2の端において、制御アーム18を有する。この制御アーム18は、ストライク反転レバー59が備えるピン16に載せられ、このストライク反転レバー59自体は、第1の側でストライク切り離しレバー55と連接される。
ストライク反転レバー59は、第2の側で切り離しレバー12と連接され、切り離しばね13によって戻され、携行可能な時計の巻き及びセッティング用の制御ステム10と伝統的な形態で連係する引き出し部品11と連係している。当然、切り離しばね13は、1つの変種において、切り離しレバー12と一体化されていることができる。切り離しレバー12は、好ましいことに、インジケーター14を担持している。これは、例えば、図15に示すような開口を通して見ることができるプレート、又は絵文字に対向する針などであることができ、又はストライク機構が利用可能かどうかについて非常に単純な手法でユーザーに知らせるように意図された他の任意の適切なディスプレーシステムであることができる。
図15〜32は、可逆的な形態で動作する止め機構5の運動について説明するものである。図33〜36は、その逆の動作を示している。
パワーリザーブトランスミッション車セット35は、図15の初期位置から、図19に示すようにオブロング状の穴34が止めピン31と接触して止めフィンガー30を回転させるまで、止め車33を駆動する。この止めフィンガー30は、その先端部32を介して、止めジャンパー36の第1の面37Aと接している。この第1の面37Aは、止めフィンガー30の一方のフランク部30Aと近い。このように、パワーリザーブトランスミッション車セット35によって間接的に駆動される止めフィンガー30は、この第1の面37Aによって表される上昇方向の傾斜と第1のばね38によって与えられるトルクを克服しなければならない。
約20°の角度をカバーした後で、止めフィンガー30の先端部32は、図20に示すように、止めジャンパー36の第1の面37Aの傾斜の頂上37に到達する。この段階において、止めピン31は、繰り返し摺動制御レバー17のフォーク19のエッジにまだ接していない。
止めフィンガー30と止めジャンパー36の連係によって、止めピン31がフォーク19を支えるようにすることができる。これによって、レバー17が備える突起179が第2のばね39に対して位置を瞬間的に変えることによって繰り返し摺動制御レバー17を突然回転させる。止めフィンガー30の先端部32が頂上37を通って止めジャンパー36の第2の面37Bと接触するとすぐに、止めピン31は、フォーク19のエッジと接触する。第2のばね39は、繰り返し摺動制御レバー17の突起179の片側から他方の側へと動く先端部390を有する。したがって、この繰り返し摺動制御レバー17の第2のばね39が反転を発生させる。
このようにして、この第2のばね39は、繰り返し摺動制御ジャンパーを形成する。この繰り返し摺動制御ジャンパーは、繰り返し摺動制御レバー17が占めることができる2つの位置のそれぞれにて、デテントピン7に、好ましくは、フォーク19の両側に、又はバンキング壁に、載ることを繰り返し摺動制御レバー17のフォーク19に強いるように構成している。これによって、レバーに双安定の性質を与える。
止めフィンガー30は、さらに約20°動いて、図29の最終止め位置に達する。この最終止め位置では、止めピン31は、フォーク19の他方の端に載っており、止めフィンガー30の第2のフランク部30Bは、止めジャンパー36の第2の面37Bに接している。この最終位置では、フォーク19はデテントピン7に載っている。
このようにして達成されるリリースは、瞬間的なものであり、完全なセキュリティを与える。
当該機能は、両方の動作の方向にて動作する。
止め機能とグランドソヌリモードが存在する場合に、本発明によってグランドソヌリモードにおいて止めを達成することが可能になる。プティットソヌリモードとサイレントモードについても同じことがいえる。
このストライク機構100は、まず、止め機構なしでディスプレーされる。
図1及び2は、完全な1時間の経過の際に完全な時ストライクをパッシングストライクでストライクし、クオーター時の経過の際にパッシングストライクのみでストライクするプティットソヌリ位置を示している。動作の説明を単純化するために、通常のクオーターラックとクオータースネールは示していない。
基準車セット1の近くに配置された星形車130は、ピボット73を回転させるストライクリリースギャザリングパレット70に設けられた、くちばし部72、特に、弾性くちばし部、と連係するようにクオーター時ごとに動くように構成している。
このクオーターラック20は、時スネール190の形を検知するように構成しているフィーラ29と、及びストライク駆動車セット2に設けられた繰り返しラックピニオン24と連係するように構成しているラック25とを有する。時ラック20は、さらに、フィーラ29に対してセットバックされており内側の凹部28とオブロング状の穴26の間にあるリブ23を有し、このリブ23は、フィーラ29と同じ側の平坦な当接部分27にて終端している。
ストライク駆動車セット2は、伝統的な形態のデテントラチェット22を有し、このデテントラチェット22は、メインストライク歯止め85又はミニッツリピーターリリース歯止め40のいずれかと連係するように構成している。このミニッツリピーターリリース歯止め40にはピン41があり、ミニッツリピーターリリース歯止め40はミニッツリピーター制御デバイス4に備えられる。このミニッツリピーターリリース歯止め40は、ばね43と連係する。
ストライクリリースギャザリングパレット70の回転によって、メインストライク歯止め85に載っているスラストばね52を担持しているムーブメントによるリリースのためのレバー50の回転が発生する。このメインストライク歯止め85もリリースレバー50によって担持されている。
伝統的なプティットソヌリレバー80は、バンキングピン82を支える。このプティットソヌリレバー80は、プレートに固定された切り離しばね83によって戻され、モードセレクタ機構9に設けられたモードセレクタカム90が備えるカムピン97に載るように構成している切り離し用くちばし部81を有する。
プティットソヌリレバー80は、時ラック20の角度的トラベルの間に時ラック20に対向しており、バンキングピン82は、時ラック20のリブ23のレベルにて同じ半径上にあり、このことによって、バンキングピン82が、時ラック20の平坦な部分27と当接連係し、時ラック20が時スネール190に達することを防ぐことによって時ラック20を動けなくすることを可能にし、これによって、プティットソヌリモードに特有の動作に従って時ストライクがクオーター時ごとに繰り返されない。
時ストライクが完全な1時間でストライクされることを確実にするために、星形車130は涙状の時カム131と一体化されており、この時カム131の先端部132は、プティットソヌリレバー80、したがって、そのバンキングピン82、を引いて、時ラック20のフィーラ29が通って時スネール190を読み取ることを可能にするように構成している。
図3及び4は、完全な1時間の経過の際に完全な時ストライクをストライクし、時ストライクを繰り返し、クオーター時の経過の際にクオーター時ストライクをストライクするようなグランドソヌリ位置を示している。通常のクオーターラックとクオータースネールは示していない。カムピン97は、プティットソヌリの場合よりも切り離し用くちばし部81の端から遠い距離にてプティットソヌリレバー80を支え、結果的に、バンキングピン82は、もはや時ラック20のリブ23、又は平坦な部分27の高さレベルになく、凹部28の高さレベルにある。このことによって、時ラック20が、クオーター時ごとに時スネール190の方へ自由に回転することが可能になる。
サイレントモードの動作のために、ストライク機構100は、以下においてサイレント化レバー60と呼ぶグランドソヌリ及びプティットソヌリアイソレーターを有する。このサイレント化レバー60は、第1の端にて、モード選択カム90の周部領域98のうちの1つと連係するように構成している読み取り用くちばし部61を有し、第2の端62にて、メインストライク歯止め85に設けられたメイン歯止めピン86を止めるように構成しているメインアーム64を有する。このサイレント化レバー60は、そのピボットの近くのその中央部分にて、サイレント化ピン63を有する。
スプリング65は、サイレント化レバー60がそのくちばし部61を介してカム90に常に接するように、ピン63を介してサイレント化レバー60を抑制する。選択されたモードがサイレントモードである場合、このサイレント化レバー60は回転し、その部分62がラチェット22から歯止め85を切り離すように動く。カムピン97はプティットソヌリレバー80の切り離し用くちばし部81に接している。ミニッツリピーターの機能の間(プティットソヌリモードにて)、時ラック20が部品1の時スネール190上に落ちることができるように、制御デバイス4とレバー80にある穴の間のリンクをレバー(図示せず)が形成する。
図5〜11に、サイレント化レバー60を示している。これは、実質的にストライク切り離しレバー55を有する止め機構5を有する。このように、ストライク機構100は、部分的に重なり合っているサイレント化レバー60とストライク切り離しレバー55を有し、これらのそれぞれは、特定の歯止めによるストライク駆動車セット2のラチェット22へのアクセスを妨げるように構成している。実際に、ストライク切り離しレバー55は、止めアーム56を有する。これは、ミニッツリピーター制御デバイス4の、ミニッツリピーターリリース歯止め40が備える、リピーター歯止めピン41を止めるように構成している。
図面には、メイン歯止め85とミニッツリピーターリリース歯止め40の特定の構成を示している。これらは両方とも、ストライク駆動車セット2とそのラチェット22と同じ側にて、モード選択カム90とラチェット22の間に位置している。この構成においては、特に体積が小さく様々な部品の間の距離が短く、このことは堅固なレバーを使用できることを意味しており、このためにこの構成は特に有利である。そして、この構成によって、コンパクトであり、信頼性があり、かつ、効率的であるような止め機構の設計が可能になる。この構成は、特に、ギャザリングパレット70ないし第1のストライクリリースレバーと、メイン歯止め85との間にリリースレバー50を挿入することによって可能になる。このリリースレバー50は、メイン歯止め85の連接を支え、このメイン歯止め85を押すばね52を有する。このリリースレバー50によって、ラチェット22に対してミニッツリピーターリリース歯止め40と同じ側にメイン歯止め85が配置されることを可能にし、このリリースレバー50は、メイン歯止め85がギャザリングパレット70にて直接噛み合う標準的なアセンブリーと比較して、メイン歯止め85の回転方向を反転させて、そして、特に、ラチェット22に対してメイン歯止め85の係合と係合解除を正確に管理することによって、エネルギーを節約することが可能になる。特に、メイン歯止め85とミニッツリピーターリリース歯止め40は、この新規な構成のおかげで実質的に整列し、また、サイレント化レバー60とストライク切り離しレバー55は、ほとんど同一直線上となるように、重なり合うことができる、このことによって、部品の数が減ってこれらの部品の動くトラベルが小さくなることによって、ストライク機能の制御と止めが相当に単純化される。
図5及び6は、プティットソヌリとグランドソヌリの機構が切り離されているがミニッツリピーターを動作させることができるようなサイレントモード位置を示している。サイレント化レバー60の読み取りくちばし部61は、カム90の周部肩部98の最大半径98Sに載っており、したがって、一方では、プティットソヌリレバー80がカムピン97とばね67によって止められ、他方では、図11に示すサイレント化レバー60のメインアーム64が、ストライク駆動車セット2からのその最も遠い位置にあり、メイン歯止めピン86を止める。他方では、ストライク切り離しレバー55は、ストライク駆動車セット2に非常に近い。なぜなら、この端位置を妨げるものは何もないからである。結果的に、ミニッツリピーターリリース歯止め40は、妨げられず、デテントラチェット22にアクセスできる。このようにして、ミニッツリピーターは、ユーザーが望むように動作することができる。
止め機構5が動作し始めたときに、利用可能なエネルギーがストライク機能の通常かつ完全なパフォーマンスを確実にするために不十分であって、したがって、ストライク機能が終了した後にすべての部品が安静位置に戻ると、繰り返し摺動制御レバー17は、不意に回転し、その結果、ストライク反転レバー59の回転がそのピン16を介して発生する。ストライク反転レバー59は、ストライク切り離しレバー55と連接しており、このストライク切り離しレバー55は、ストライク駆動車セット2から直ちに離れて、さらに、メイン歯止め85とミニッツリピーターリリース歯止め40からも離れる。これによって、いずれのストライク機能も実行されることを防ぐ。
ユーザーが一又は複数のバレルを再び巻くときに、そのユーザーはステム10を操作する。位置T1は、伝統的に、第1の方向においては、ムーブメントのバレルの巻きに対応しており、他方の方向においては、ストライクバレルの巻きに対応している。位置T2は、携行可能な時計の時間をセットするために確保されている。
ユーザーが一又は複数のバレルを巻くときに、繰り返し摺動制御レバー17が逆方向のジャンプをすることができるのは、エネルギーのレベルが再び十分になったときだけであり、これによって、ストライク反転レバー59を駆動してストライク切り離しレバー55を傾けて、ストライク機能を認証することができる。ユーザーは、巻数の分、バレルを巻いて、最低限のストライク機能を確実にしなければならない。このために、巻き列は、少なくとも1つのラチェットと連係する一又は複数のバレルと、及び差動機構とを有する。この差動機構は、特に、摩擦ばねを有し、この差動機構のセッティングが、止め機構がリリースされる所定のしきい値、あるいは他方の方向におけるリリースを定める。切り離しレバーの傾斜が瞬間的に発生する。
ユーザーが携行可能な時計の時間をセットするときに、位置T2へのステム10の運動によって、引き出し部品11が回転し、切り離しレバー12を切り離す。これによって、ストライク反転レバー59を駆動し、ストライク切り離しレバー55を傾ける。このストライク切り離しレバー55は、リピーター歯止め41とメインストライク歯止め85を切り離す止めアーム56を有する。このように、この機構によって、セキュリティが完全な状態にて、両方の方向にて時間をセットすることが可能になる。なぜなら、このときにストライク機構をリリースすることはできないからである。
この機構と止め機構との組み合わせは、あらゆる状況において携行可能な時計を安全に動作させるための有利な改善を構成している。
止め機構は、位置T2における歯止めを切り離す機構につながれる。これらの安全機構は、歯止め、ストライク反転レバー59及びストライク切り離しレバー55を切り離すために同じ部品群を用いるが、これらの機構は互いに独立に動作する。図7及び8は、グランドソヌリモードにおける止め機構を示している。バレルなどにて利用可能なエネルギー量が不十分であるときに、止め機構5は、すべての歯止めを切り離すように構成している。このとき、サイレント化レバー60の読み取り用くちばし部61は、カム90の周部肩部98の最も小さな半径98AGS上に載っており、サイレント化レバー60の第2の端62において、サイレント化レバー60のメインアーム64は、ストライク駆動車セット2に最も近い位置にあり、メイン歯止めピン86を止めることができない。他方では、ストライク切り離しレバー55は、ストライク駆動車セット2から最も遠い位置にあり、結果的に、メイン歯止め85のメインピン86とリピーター歯止めピン41の両方を妨げ、したがって、メイン歯止め85とミニッツリピーターリリース歯止め40は妨げられ、デテントラチェット22にアクセスできない。ミニッツリピーターは、ユーザーによってアクティブ化されることができない。したがって、いずれのストライク機能をもアクティブ化することができない。別のモード選択動作を防ぐものは何もない。
図9〜11は、サイレントモードにおける止め機構を示している。これらの図には、ストライク切り離しレバー55の連接された制御のためのストライク反転レバー59を示している。サイレント化レバー60の読み取りくちばし部61は、カム90の周部肩部98の最も大きい半径98S上に載っており、サイレント化レバー60のメインアーム64は、ストライク駆動車セット2から最も遠い位置にあり、メイン歯止めピン86を止める。また、ストライク切り離しレバー55も、ストライク駆動車セット2から最も遠い位置にあり、リピーター歯止めピン41を妨げる。したがって、メイン歯止め85とミニッツリピーターリリース歯止め40は、妨げられ、デテントラチェット22にアクセスできない。
十分なエネルギーがないときにのみ止め機構がアクティブとなり、そうでなければこの止め機構が切り離されることは明らかである。
本発明は、さらに、パッシングストライクをリリースする出力3を有するムーブメント200を有する携行可能な時計1000に関し、このムーブメント200は、少なくとも1つの基準車セット1を駆動するように構成しており、携行可能な時計1000は、このようなストライク機構100を少なくとも1つ有する。
また、本発明は、パッシングストライクをリリースする出力3を有するムーブメント200を有する計時器2000に関し、このムーブメント200は、少なくとも1つの基準車セット1を駆動するように構成しており、携行可能な時計2000は、このようなストライク機構100を少なくとも1つ有する。
1 基準車セット
2 ストライク駆動車セット
3 出力
5 止め機構
7 デテントピン
10 制御ステム
11 引き出し部品
12 切り離しレバー
13 切り離しばね
14 インジケーター
16 ピン
17 繰り返し摺動制御レバー
18 制御アーム
19 フォーク
20 時ラック
22 デテントラチェット
24 繰り返しラックピニオン
29 フィーラ
30 止めフィンガー
31 止めピン
32 先端部
33 止め車
34 オブロング状の穴
35 パワーリザーブトランスミッション車セット
36 止めジャンパー
38 第1のばね
39 第2のばね
40 ミニッツリピーターリリース歯止め
50 リリースレバー
55 ストライク切り離しレバー
59 ストライク反転レバー
60 サイレント化レバー
70 ギャザリングパレット
80 プティットソヌリレバー
82 バンキングピン
85 メイン歯止め
90 モード選択カム
100 ストライク機構
130 星形車
131 時カム
179 突起
200 ムーブメント
1000 携行可能な時計
2000 計時器

Claims (10)

  1. ムーブメント(200)を有する携行可能な時計(1000)ないし計時器(2000)のためのストライク機構(100)のための止め機構(5)であって、
    前記ストライク機構(100)及び/又は前記ムーブメント(200)は、パワーリザーブトランスミッション車セット(35)を備えるエネルギー貯蔵手段の出力においてストライク機能を行うために前記ストライク機構(100)にパワー供給するように構成しているエネルギー貯蔵手段を有し、
    前記ストライク機構(100)は、デテントラチェット(22)と繰り返しラックピニオン(24)を有する少なくとも1つのストライク駆動車セット(2)と、パッシングストライク機能のためのメイン歯止め(85)及び/又は前記ストライク機構(100)がミニッツリピーターを有する場合にはミニッツリピーターをリリースするミニッツリピーターリリース歯止め(40)とを有し、
    当該止め機構(5)は、繰り返し摺動制御レバー(17)の瞬間的なジャンプによって、前記メイン歯止め(85)と、前記ストライク機構(100)がミニッツリピーターを有する場合には前記ミニッツリピーターリリース歯止め(40)とを前記ストライク駆動車セット(2)から離すように構成しているストライク切り離しレバー(55)を有し、
    前記繰り返し摺動制御レバー(17)は、前記パワーリザーブトランスミッション車セット(35)によって間接的に駆動される止めフィンガー(30)と、第1のばね(38)によって戻される止めジャンパー(36)との間の連係によって、前記エネルギー貯蔵手段における利用可能なエネルギーのレベルが所定のしきい値を超えるとすぐに、当該ストライク切り離しレバー(55)の位置を変えるように構成しており、
    さらに、止めピン(31)前記止めフィンガー(30)と一体化して前記繰り返し摺動制御レバー(17)が備えるフォーク(19)を支えるように前記繰り返し摺動制御レバー(17)を構成して、第2のばね(39)に対する前記繰り返し摺動制御レバー(17)が備える突起(179)の位置の瞬間的な変化によって前記繰り返し摺動制御レバー(17)の急な回転を発生させる
    ことを特徴とする止め機構(5)。
  2. 当該止め機構(5)は、前記ストライク切り離しレバー(55)の回転を制御するように構成しているストライク反転レバー(59)を回転させるように構成しており、
    前記ストライク切り離しレバー(55)は、利用可能なエネルギーがストライク機能を完了するために不十分であるときに前記ミニッツリピーターリリース歯止め(40)による前記デテントラチェット(22)へのアクセスを防ぎ、また、利用可能なエネルギーがストライク機能を完了するために不十分であるときに前記デテントラチェット(22)から前記メイン歯止め(85)を離すように構成している
    ことを特徴とする請求項1に記載の止め機構(5)。
  3. 当該止め機構(5)は、前記止めフィンガー(30)に同軸であり前記パワーリザーブトランスミッション車セット(35)と噛み合うように構成している止め車(33)を有し、
    前記止め車(33)には、オブロング状の穴(34)があり、
    前記止めフィンガー(30)には、前記オブロング状の穴(34)内で制限されるように動くことができる前記止めピン(31)と、及び前記止めジャンパー(36)のエッジを追従するように構成している先端部(32)とがある
    ことを特徴とする請求項1に記載の止め機構(5)。
  4. 当該止め機構(5)は、第1の端において前記止めピン(31)を囲むように構成しているフォーク(19)を有する前記繰り返し摺動制御レバー(17)を有し、
    前記フォーク(19)の下に、前記第2のばね(39)と連係するように又は前記第2のばね(39)によって制御されるジャンパーと連係するように構成している前記突起(179)を有し、
    前記第2のばね(39)は、前記繰り返し摺動制御レバー(17)に双安定のふるまいを与えるように構成しており、
    前記繰り返し摺動制御レバー(17)は、前記第1の端とは反対側の第2の端において、制御アーム(18)を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の止め機構(5)。
  5. 前記第2のばね(39)は、繰り返し摺動制御ジャンパーを形成しており、
    前記繰り返し摺動制御レバー(17)の前記フォーク(19)に、前記繰り返し摺動制御レバー(17)が占めることができる2つの位置のそれぞれにおいて、デテントピン(7)に接すること又はバンキング壁に載ることを強いるように構成して前記繰り返し摺動制御レバー(17)に双安定の性質を与える
    ことを特徴とする請求項4に記載の止め機構(5)。
  6. 当該止め機構(5)は、第1の端において前記止めピン(31)を囲むように構成しているフォーク(19)を有する前記繰り返し摺動制御レバー(17)を有し、
    前記フォーク(19)の下に、前記第2のばね(39)と連係するように又は前記第2のばね(39)によって制御されるジャンパーと連係するように構成している前記突起(179)を有し、
    前記第2のばね(39)は、前記繰り返し摺動制御レバー(17)に双安定のふるまいを与えるように構成しており、
    前記繰り返し摺動制御レバー(17)は、前記第1の端とは反対側の第2の端において、制御アーム(18)を有し、
    前記制御アーム(18)は、前記ストライク反転レバー(59)が備えるピン(16)に載り、
    前記ストライク反転レバー(59)は、第1の側にて、前記ストライク切り離しレバー(55)と連接し、また、第2の側にて、切り離しばね(13)によって戻される切り離しレバー(12)と連接し、
    巻き及びセッティング用の制御ステム(10)と連係する引き出し部品(11)と連係するように構成している
    ことを特徴とする請求項2に記載の止め機構(5)。
  7. 前記切り離しレバー(12)は、ストライク機能が利用可能かどうかオペレーターに示すように意図されたインジケーター(14)を担持する
    ことを特徴とする請求項6に記載の止め機構(5)。
  8. ムーブメント(200)を有する携行可能な時計(1000)ないし計時器(2000)のためのストライク機構(100)であって、
    当該ストライク機構(100)及び/又は前記ムーブメント(200)は、パワーリザーブトランスミッション車セット(35)を備える出力において、ストライク機能のために当該ストライク機構(100)にパワー供給するように構成しているエネルギー貯蔵手段を有し、
    当該ストライク機構(100)は、デテントラチェット(22)と繰り返しラックピニオン(24)を有するストライク駆動車セット(2)を少なくとも1つと、及びパッシングストライク機能のためのメイン歯止め(85)及び/又は前記ストライク機構(100)がミニッツリピーターを有する場合にはミニッツリピーターをリリースするミニッツリピーターリリース歯止め(40)とを有し、
    当該ストライク機構(100)は、請求項1に記載の止め機構(5)を有する
    ことを特徴とするストライク機構(100)。
  9. パッシングストライクをリリースする出力(3)を有するムーブメント(200)を有する携行可能な時計(1000)であって、
    前記ムーブメント(200)は、少なくとも1つの基準車セット(1)を駆動するように構成しており、
    当該携行可能な時計(1000)は、請求項8に記載のストライク機構(100)を少なくとも1つ有する
    ことを特徴とする携行可能な時計(1000)。
  10. パッシングストライクをリリースする出力(3)を有するムーブメント(200)を有する計時器(2000)であって、
    前記ムーブメント(200)は、少なくとも1つの基準車セット(1)を駆動するように構成しており、
    当該計時器(2000)は、請求項8に記載のストライク機構(100)を少なくとも1つ有する
    ことを特徴とする計時器(2000)。
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