JP6605911B2 - 人工歯作製装置 - Google Patents

人工歯作製装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6605911B2
JP6605911B2 JP2015203940A JP2015203940A JP6605911B2 JP 6605911 B2 JP6605911 B2 JP 6605911B2 JP 2015203940 A JP2015203940 A JP 2015203940A JP 2015203940 A JP2015203940 A JP 2015203940A JP 6605911 B2 JP6605911 B2 JP 6605911B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
marking
artificial tooth
data
workpiece
cutting position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015203940A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017074259A (ja
Inventor
健太 中根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland DG Corp
Original Assignee
Roland DG Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roland DG Corp filed Critical Roland DG Corp
Priority to JP2015203940A priority Critical patent/JP6605911B2/ja
Publication of JP2017074259A publication Critical patent/JP2017074259A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6605911B2 publication Critical patent/JP6605911B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、人工歯作製装置に関し、さらに詳細には、インプラント治療に用いる人工歯などを作製する人工歯作製装置に関する。
従来より、インプラント治療に用いられる人工歯を、ジルコニアなどのセラミックス材料やアクリル材料などの樹脂材料よりなる歯科材料から、切削加工して作製する人工歯作製装置が知られている。
こうした人工歯作製装置としては、例えば、特許文献1に開示された技術を用いることができる。
即ち、人工歯作製装置は、略箱状の筐体の内部に加工空間が設けられている。この加工空間内には、歯科材料たる円板形状のワークを保持する保持部と、保持部に保持されたワークを所定の形状に切削する切削部とが配設されている。また、人工歯作製装置は、その全体の動作を制御するマイクロコンピューターを備えて構成されている。
そして、人工歯作製装置は、マイクロコンピューターの制御により、保持部と切削部とが移動および回転するなどして、保持部に保持されたワークと切削部におけるツールとの相対的な位置関係を三次元で変化させながら、ツールによりワークを切削するようにしている。
なお、ツールによるワークへの切削加工により生じた削りカスは、例えば、別体に設けられた集塵装置と加工空間とを連結する集塵管を介して、当該集塵装置に集塵されて加工空間内部から除去する。
ところで、こうした人工歯作製装置において用いられる円板形状のワークに対しては、作製する人工歯の大きさに応じて、1つのワークに対して複数の人工歯を作製することができる。
なお、ジルコニアなどのワークは非常に高価であるため、所定の人工歯を作製した後に、まだ人工歯を作製することが可能な部分(以下、「人工歯を作製することが可能な部分」を、「作製可能部分」と適宜に称する。)が残っている場合(図2(a)を参照する。)などには、再度、この使用済みのワーク(つまり、作製可能部分が残っているワークである。)を用いて、別の人工歯を作製するようにしていた。
ところが、人工歯作製装置では、一度保持部から取り外したワークを再度保持部に保持させるときには、ツールによる切削がなされる位置(以下、「ツールによる切削がなされる位置」を、「ツールによる切削位置」と適宜に称する。)に、ワークにおける作製可能部分を位置合わせしなければならなかった。
しかしながら、こうした位置合わせは、ユーザーの感覚によってのみ実行されていたため、作業に習熟していないユーザーがこの位置合わせの処理を行った場合には、ワークにおける作製可能部分とツールによる切削位置との位置合わせを確実に行うことができない場合があり、こうした場合には、人工歯の作製を失敗してしまい、高価なワークを無駄にしてコスト高を招来するという問題が生じていた。
特開2015−120222号公報
本発明は、上記したような従来の技術の有する種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、作業に習熟していないユーザーであっても、ワークにおける作製可能部分とツールによる切削位置との位置合わせを容易に行うことができる人工歯作製装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、加工データに基づいてツールとワークとの相対的な位置関係を三次元で変化させ、上記ツールにより上記ワークを切削加工して人工歯を作製する人工歯作製装置において、上記ワークの所定の位置において作製される人工歯が収まる領域を表すデータたるマーキングデータを作成する作成手段と、上記ワークの表面に対して、上記作成手段により作成した上記マーキングデータに基づいて罫書き線を描くマーキング手段とを有するようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記マーキング手段は、上記マーキングデータに基づく領域を描くレーザーであり、上記ワークに対してレーザー光を出射することによりマーキングを行うようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記マーキング手段は、上記ワークの表面に、上記マーキングデータに基づく領域にレーザー光による焦げ目を付けて罫書き線を描くようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明において、上記マーキング手段は、上記マーキングデータに基づく領域を映像として照射する投影手段であり、上記ワークに対して該映像を投影することによりマーキングを行うようにしたものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、実際にツールにより切削加工される領域を目視にて確認することができ、作業に習熟していないユーザーであっても、ワークにおける作製可能部分とツールによる切削位置との位置合わせを容易に行うことができるという優れた効果を奏するものである。
図1は、本発明による人工歯作製装置の概略構成斜視説明図である。 図2(a)は、使用済みの円板形状のワークにおける作製可能部分を示す説明図であり、また、図2(b)は、使用済みのワークにおいてマーキングを行った際に、マーキングが孔部にかかった状態を示す説明図であり、また、図2(c)は、使用済みのワークの位置を調整し、再確認のためのマーキングを行った状態を示す説明図である。 図3は、本発明による人工歯作製装置の変形例を示す概略構成斜視説明図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明による人工歯作製装置の実施の形態の一例を説明することとする。
図1には、本発明による人工歯作製装置の概略構成斜視説明図が示されている。
この図1に示す人工歯作製装置10は、固定系のベース部材12の左右両端部に立設した側方部材14L、14Rと、ベース部材12の後端部で左右2つの側方部材14L、14Rを連結する後方部材16とを備えている。
そして、こうしたベース部材12、側方部材14L、14Rおよび後方部材16に囲われた空間S内には、両端がそれぞれ側方部材14L、14Rに支持され、XYZ直交座標系においてX軸方向に延長されたガイドレール18が配設されるとともに、このガイドレール18と並行するように、両端がそれぞれ側方部材14L、14Rに支持され、X軸方向に延長されたシャフト20が配設されている。
このガイドレール18およびシャフト20には、その延長方向(つまり、X軸方向である。)に摺動自在に支持されたキャリッジ22が配設されている。
キャリッジ22の前面22aには、Z軸方向に移動自在に移動部材24が配設されており、この移動部材24には、ツール34を把持する主軸26が固定的に配設されている。
また、移動部材24の側面にはレーザー28が配設されており、レーザー28は下方側に向かってレーザー光を出射する。
レーザー28は、例えば、半導体レーザーであって、レーザー28から出射されるレーザー光は、ジルコニアなどのワーク100(後述する。)の表面に、目視可能な焦げ目が付く程度の出力となっている。
こうした主軸26およびレーザー28は、移動部材24を介してZ軸方向に移動するとともに、キャリッジ22を介してX軸方向に移動可能な構成となっている。
また、空間S内には、ベース部材12上にY軸方向に延長された一対のガイドレール38が配設されており、この一対のガイドレール38に移動自在にテーブル30が配設されている。そして、このテーブル30には、円板形状のワーク100をX軸周りおよびY軸周りに回動可能に保持するワーク保持部32が配設されている。
従って、移動部材24を介してZ軸方向に移動するとともにキャリッジ22を介してX軸方向に移動する主軸26に把持されたツール34およびレーザー28と、テーブル30を介してY軸方向に移動するワーク保持部30に保持されたワーク100との位置関係は、相対的に三次元で変化する。
なお、人工歯作製装置10の全体の動作については、マイクロコンピューター50により制御される。
このマイクロコンピューター50は、人工歯の三次元形状を表す三次元データに基づいて加工データを作成する加工データ作成部52と、ワーク100における切削予定位置(後述する。)を算出する算出部54と、算出した切削予定位置に基づいて罫書き線を描く(以下、「罫書き線を描くこと」を、「マーキング」と適宜に称する。)ためのデータたるマーキングデータを作成するマーキングデータ作成部56と、加工データ、切削予定位置、マーキングデータなどの各種の情報を記憶する記憶部58と、加工データおよびマーキングデータに基づいて各構成部材を制御する制御部60とを有して構成されている。
より詳細には、算出部54は、ユーザーにより入力された情報に基づいて、1つの人工歯のツール34による切削の予定位置たる切削予定位置を算出する。
具体的には、マイクロコンピューター50には、ワーク100が表示される表示装置(図示せず。)が接続されており、この表示装置に表示されたワーク100の所定の位置を、ユーザーがマウスなどの入力デバイスを介して、ツール34による切削位置として指定すると、算出部54では、指定されたツール34による切削位置を切削予定位置として算出する。
なお、切削予定位置は、ツール34による切削位置に、ツール34(または主軸26、キャリッジ22)が位置する際のX座標値と、ワーク保持部32(またはテーブル30)が位置する際のY座標値となる。
また、ツール34による切削位置については、ワーク保持部32に固定したワーク100における作製可能部分と対応する位置を確認しながら、ユーザーが指定することとなる。
マーキングデータ作成部56は、算出部54で算出された切削予定位置に基づいて、当該切削予定位置にマーキングするためのデータたるマーキングデータを作成する。
具体的には、マーキングデータ作成部56では、加工データに基づいて、算出部54で算出された切削予定位置を中心として、作製する人工歯が収まる大きさの円形形状の領域を表すデータをマーキングデータとして作成する。
以上の構成において、所定の人工歯を作製する場合には、ユーザーが、人工歯の三次元形状を表すデータなどの人工歯の作製に必要な情報を入力すると、まず、加工データ作成部56において加工データを作成する。
次に、ユーザーによりワーク保持部32に、いくつかの人工歯の切削処理がなされて作製可能部分を残す使用済みのワークW(以下、単に「使用済みワークW」と称する。)を保持する。
その後、ユーザーは、ワーク保持部32に取り付けられた使用済みワークWを参照しながら、マウスなどの入力デバイスを用いて表示装置(図示せず。)に表示されたワークにおけるツール34による切削位置を選択するとともに、操作子(図示せず)を操作してマーキングの指示をおこなうと、算出部54において切削予定位置が算出される。
そして、算出部54で切削予定位置が算出されると、マーキングデータ作成部56において、切削予定位置を中心とした円形形状の領域を表すマーキングデータを作成する。
その後、制御部60の制御により、マーキングデータ作成部56で作成したマーキングデータに基づいて、使用済みワークWの表面にレーザー28から出射したレーザー光によりマーキングを行う。
このようにして、使用済みワークWの表面にマーキングがなされると、ユーザーは、使用済みワークWに形成されたマーキングを視認して、当該マーキングが作製可能部分以外にかかっている場合(つまり、既に切削処理により空けられた孔部分にかかっている場合などである。)には(図2(b)を参照する。)、ユーザーは、ワーク保持部32において、マーキングが作製可能部分以外にかからないよう(つまり、孔部分にかからないことである。)、使用済みワークWを回転する。
その後、確認のために、再度、操作子を操作してマーキングの指示をして、使用済みワークWの表面にマーキングを行う(図2(c)を参照する。)。なお、この確認のための処理については、明らかにマーキングが作製可能部分以外にかからないと判断できる場合には、省略するようにしてもよい。
そして、ユーザーが、使用済みワークWの作製可能部分以外にマーキングがかかっていない状態を確認すると、操作子を操作して切削処理の開始を指示する。
ユーザーからの切削処理の開始の指示がなされると、制御部60により、加工データに基づいて切削処理がなされ、人工歯が作製される。
なお、切削処理により切削される領域には、ワークWの作製可能部分の表面にレーザー光による焦げによりマーキングがなされているが、人工歯作製装置10では人工歯にワークWの表面が残ることはない(つまり、ワークWの表面は切削処理により必ず切削される。)ため、ワークWの表面にレーザー光によりマーキングしても問題はない。
これにより、使用済みワークWにおける切削位置に基づく人工歯の作製の失敗がなくなり、高価なワークを無駄にすることがなくなる。
このため、人工歯の作製に際して、コスト高を招来することがなくなる。
なお、ユーザーによりワーク保持部32に未使用のワーク100が保持された場合には、上記において説明したマーキングの処理を行うことなく、従来の技術と同様にして直ちに切削処理を行うようにしてよい。
なお、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(8)に示すように変形するようにしてもよい。
(1)上記した実施の形態においては、ワーク保持部32に保持された使用済みワークWに所定の光としてレーザー光を照射することにより、当該レーザー光によって使用済みワークWに罫書き線を描いて、切削処理がなされる領域をマーキングするようにしたが、これに限られるものではないことは勿論である。
即ち、使用済みワークWに照射する所定の光としては、例えば、切削処理のなされる領域を表す映像としてもよい。
具体的には、空間S内における側方部材14L(または側方部材14R)に、プロジェクタ70を設けるようにし(図3を参照する。)、このプロジェクタ70から、ワーク保持部32に保持された使用済みワークWに対して切削予定位置を中心とした円形形状の領域を表す映像を投影する。
そして、ユーザーは、使用済みワークWの表面に投影された映像をマーキングとして視認し、当該マーキングが作製可能部分以外にかかっているか否かの判断を行うこととなる。
なお、この場合、マーキングデータ作成部56においては、加工データに基づいて、算出部54で算出された切削予定位置を中心として、作製する人工歯が収まる大きさの円形形状の領域を表す映像データをマーキングデータとして作成することとなる。
また、プロジェクタ70から照射される映像には、所定の色彩が付されていることが好ましい。
(2)上記した実施の形態においては、レーザー28により使用済みワークWの表面に焦げ目を付けて罫書き線を描いてマーキングするようにしたが、これに限られるものではないことは勿論である。
即ち、レーザー28から照射されるレーザー光は、ジルコニアなどのワーク100の表面に焦げ目が付かず、かつ、ユーザーが目視可能な程度の出力とし、ユーザーによりマーキングの指示がなされると、レーザー28からマーキングデータに基づいて使用済みワークWの表面にレーザー光を照射し続けるようにしてもよい。なお、この場合には、レーザー光は、作製する人工歯が収まる大きさの円形形状の領域の外周部分のみを描くようにする。
これにより、ユーザーは、レーザー光が照射されている領域をマーキングとして目視し、当該マーキングが作製可能部分以外にかかっているか否かの判断を行うこととなる。
(3)上記した実施の形態においては、移動部材24の側面にレーザー28を設け、レーザー28から出射されたレーザー光によりマーキングを行うようにしたが、これに限られるものではないことは勿論である。
即ち、例えば、キャリッジ22に移動部材24と並んでZ軸方向に移動可能な移動部材を設け、当該移動部材にペンを把持するようにし、このペンによりワーク表面に罫書き線のような目印となるマーキングを行うようにしてもよい。
(4)上記した実施の形態においては、ワーク保持部32がテーブル30を介してY軸方向に移動可能な構成としたが、これに限られるものではないことは勿論であり、人工歯作製装置10において、ツール34およびレーザー28がX軸、Y軸、Z軸の三方向に移動可能な構成であれば、ワーク保持部32をベース部材12上に固定的に配設するようにしてもよい。さらに、ワーク保持部32に保持されたワーク100と、ツール34およびレーザー28との位置関係が相対的に三次元で変化するような構成とすれば、ワーク保持部32、キャリッジ22および移動部材24は、どの方向に移動するようにしてもよい。
(5)上記した実施の形態においては、レーザー28を主軸26とともに移動部材24に設けるようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、レーザー28は、移動部材24から独立してキャリッジ22に配設されるようにしてもよい。あるいは、レーザー28を、キャリッジ22と独立して配設され、ガイドレール18およびシャフト20において移動自在に配設されたキャリッジに配設されるようにしてもよい。
(6)上記した実施の形態においては、マーキングデータ作成部56において、マーキングデータを円形形状としたが、これに限られるものではないことは勿論であり、マーキングデータ作成部56では、マーキングデータを矩形形状としてもよい。
なお、上記した実施の形態においては、特に記載しなかったが、こうしたマーキングデータとしては、罫書き線として、円形形状(矩形形状)の領域の外周部分のみを描くようにしてもよいし、当該領域内を塗りつぶすように描くようにしてもよい。
(7)上記した実施の形態においては、マーキングを行うためにレーザー28を設けるようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、レーザー28を設けず、ツール34により使用済みワークWの表面を切削することでマーキングを行うようにしてもよい。
なお、この場合には、ツール34や使用済みワークWへの負荷が発生して、ツール34やワークWが破損する可能性が生じるが、構成部材が少なくなり、人工歯作製装置の製造コストを抑制することができる。
(8)上記した実施の形態においては、上記した実施の形態ならびに上記した(1)乃至(7)に示す変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
本発明は、インプラント治療に使用する人工歯などを作製する際に用いて好適である。
10 人工歯作製装置、22 キャリッジ、24 移動部材、26 主軸、28 レーザー、30 テーブル、32 ワーク保持部、34 ツール、50 マイクロコンピューター、52 加工データ作成部、56 マーキングデータ作成部、58 記憶部、60 制御部、70 プロジェクタ、100 ワーク

Claims (4)

  1. 加工データに基づいて、ワーク保持部に取り付けられたワークとツールとの相対的な位置関係を三次元で変化させ、前記ツールにより前記ワークを切削加工して人工歯を作製する人工歯作製装置において、
    作製対象の人工歯の三次元形状を表す三次元データを入力する入力手段と、
    ワーク保持部に取り付けられたワークにおけるツールによる切削位置を指定する切削位置指定手段と、
    前記入力手段により入力された前記三次元データに基づいて加工データを作成する加工データ作成手段と、
    前記切削位置指定手段により指定された前記切削位置に基づいて、前記切削位置の座標値を示す切削予定位置を算出する算出手段と、
    前記加工データ作成手段により作成された前記加工データと前記算出手段により算出された前記切削予定位置とに基づいて、前記切削予定位置を中心として、前記加工データにより作製される前記作製対象の人工歯が収まる大きさの円形形状の領域を表すデータたるマーキングデータを作成するマーキングデータ作成手段と、
    前記ワークの表面に対して、前記マーキングデータ作成手段により作成され前記マーキングデータに基づいて光を照射して、前記ワークの表面にマーキングを行うマーキング手段と
    を有することを特徴とする人工歯作製装置。
  2. 請求項1に記載の人工歯作製装置において、
    前記マーキング手段は、前記マーキングデータに基づく領域を描くレーザーであり、前記ワークに対してレーザー光を出射することによりマーキングを行う
    ことを特徴とする人工歯作製装置。
  3. 請求項2に記載の人工歯作製装置において、
    前記マーキング手段は、前記ワークの表面に、前記マーキングデータに基づく領域にレーザー光による焦げ目を付けて罫書き線を描く
    ことを特徴とする人工歯作製装置。
  4. 請求項1に記載の人工歯作製装置において、
    前記マーキング手段は、前記マーキングデータに基づく領域を映像として照射する投影手段であり、前記ワークに対して該映像を投影することによりマーキングを行う
    ことを特徴とする人工歯作製装置。
JP2015203940A 2015-10-15 2015-10-15 人工歯作製装置 Expired - Fee Related JP6605911B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015203940A JP6605911B2 (ja) 2015-10-15 2015-10-15 人工歯作製装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015203940A JP6605911B2 (ja) 2015-10-15 2015-10-15 人工歯作製装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017074259A JP2017074259A (ja) 2017-04-20
JP6605911B2 true JP6605911B2 (ja) 2019-11-13

Family

ID=58550698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015203940A Expired - Fee Related JP6605911B2 (ja) 2015-10-15 2015-10-15 人工歯作製装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6605911B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6814516B2 (ja) * 2017-03-31 2021-01-20 株式会社松風 Cadcamディスクの切削されていない部分で歯科修復物を新に切削するための歯科修復物配置データを得る方法
JP6892372B2 (ja) * 2017-12-14 2021-06-23 Dgshape株式会社 切削加工機
JP2020007591A (ja) 2018-07-04 2020-01-16 Dgshape株式会社 加工方法、加工システム及び加工プログラム
JP7290958B2 (ja) * 2019-03-01 2023-06-14 クラレノリタケデンタル株式会社 歯科技工物の形状データの配置方法及びそれに用いる切削加工機

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000000252A (ja) * 1998-06-16 2000-01-07 Origin Electric Co Ltd 医科又は歯科用ワークの加工方法及び装置
JP2008018473A (ja) * 2006-07-10 2008-01-31 Shoda Iron Works Co Ltd 加工機テーブル用表示装置
JP2009166183A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Tochigi Nikon Corp ワークホルダ及びレーザマーカ装置
ES2394385B1 (es) * 2009-10-16 2013-12-13 Juan Carlos Garcia Aparicio Procedimiento de fabricacion de piezas sinterizadas y piezas obtenidas por dicho procedimiento
JP5885731B2 (ja) * 2013-12-24 2016-03-15 ローランドディー.ジー.株式会社 ワーク保持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017074259A (ja) 2017-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6605911B2 (ja) 人工歯作製装置
JP6177412B1 (ja) 積層造形装置
JP5062838B2 (ja) レーザマーキング装置
JP6266300B2 (ja) 工作機械
JP2014163807A (ja) 工具形状測定方法及び工具形状測定装置
EP2584419A2 (en) CNC machine for cutting with plasma, oxygen and water jet used as a cutting tool with automatic setting up a precise position of a cutting tool in a cutting head by autocalibration and method thereof
KR101692141B1 (ko) 삼차원 구조물 제조장치 및 방법
CN109862989A (zh) 激光焊接时的基于图像的技术选择
JP2005271148A (ja) 工具経路データ生成装置及びこれを備えた制御装置
JP2009181393A (ja) 作業分担機能を備えた生産システム
JP2015033698A (ja) レーザ加工機の自動プログラミング装置及びその方法およびレーザ加工システム
JP6753835B2 (ja) レーザ加工装置
JP6116420B2 (ja) レーザー加工装置
KR101470150B1 (ko) 카메라일체형 레이저 스캐너를 구비하는 레이저마킹시스템
JP6698440B2 (ja) 加工装置
WO2010073294A1 (ja) 干渉チェック装置
KR20170029381A (ko) 레이저 가공 장치
JP2008221301A (ja) プリント基板加工機
JP5037270B2 (ja) 三次元レーザ加工機におけるティーチング装置
JP2017091429A (ja) Ncプログラム作成装置
JPH01306091A (ja) 5軸制御機械のティーチング装置
JP2017109454A (ja) 三次元造形装置および三次元造形方法
JP5165107B2 (ja) レーザ加工方法およびレーザ加工装置
CN208322438U (zh) 激光连续雕花装置
JP2018183806A (ja) レーザー加工における焦点出し方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6605911

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees