JP6605704B2 - 精液保存用容器 - Google Patents

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Description

本発明は、精液保存用容器に関し、特に、精液を良好な状態で保存でき、精液を容器に入れやすく、容器から取り出しやすい精液保存用容器に関する。
人の不妊治療において、精子や卵子を操作する一般精液検査(人工授精含む)及び高度生殖補助医療(Assisted Reproductive Technology:ART)が広く行われている。一般精液検査又はARTに用いる人の精液は、採取後にいったん容器に保存され、病院などの一般精液検査又はARTの実施場所に送られる。
精液を保存するための容器として、従来より、図9に示す容器1が用いられている。この容器1は、底面2aを有する円筒状の本体2に蓋3が取り付けられたものであり、採取された精液は本体2に収容され、蓋3により密封される(例えば非特許文献1参照)。
NAKA ivf Device 70cc採精用コンテナ、2016年6月13日検索、インターネット、http://www.nakamedical.co.jp/pdf_img/201409/ivf/cata_nm4370s.pdf
しかし、従来例において、採取した精液が少量である場合、精液の量に対して円筒状の本体2の底面2aの面積が広いと、精液を容器の本体2に収容した際に精液が底面2aに広がって空気と接触する液表面の面積が大きくなり、水分が蒸発して精液の性状が低下しやすくなる。これを避けるために、本体2の底面2aの面積を小さくして空気と接触する液表面の面積を小さくすると、容器1の本体2の開口が小さくなるため、精液を容器1に入れにくくなるという問題が生じる。
また、容器1に収容された精液は、ピペット等で吸い取ることで取り出される。しかし、従来例の容器1においては、容器1に残る精液が少なくなると、容器1を垂直に立てた状態では底面2aに精液が広がってピペットで精液を完全に取り出すことができず、容器1を傾けて容器1の端部に精液を溜めて取り出さなくてはならず、手間である。
本発明は、上記した課題に着目してなされたものであり、精液を良好な状態で保存でき、精液を容器に入れやすく、容器から取り出しやすい精液保存用容器に関する。
本発明による精液保存用容器は、上端が開口した筒状をなす有底の外ケースと、上端が開口し前記外ケースの内側に前記外ケースの上端の開口部を塞ぐように設けられる有底の内ケースと、前記外ケースの上端部に前記内ケースの上端の開口部を塞ぐように被せられる着脱可能な蓋とを含み、前記内ケースは、前記上端の開口部に連通し内周面が上拡がりの傾斜面になっている精液ガイドと、前記精液ガイドの下端の開口部に連通し先細り形状の底部を有する筒状の精液溜まりとを備えてなる。上記の目的はこの精液保存用容器により達成される。
上記の構成によれば、精液は内ケースの上端の開口部から導入され精液ガイドの内周の傾斜面に案内されて精液溜まりに溜められる。精液ガイドは逆錐台状をなしており、精液溜まりはその精液ガイドの下端に設けられているので、精液溜まりの水平断面(水平断面とは、上下方向に対して直交する面に沿って切断した面を示す。)の面積は、外ケース及び内ケースの開口部の面積よりも小さい。このため、精液が精液溜まりに溜められた際には、空気と接触する液表面の面積が小さくなり、採取された精液の量が少量であっても水分の蒸発による精液の性状の低下が防止され、精液を良好な状態で保存することができる。特に、精液の量が少なく精液溜まりの底部にのみ溜められる場合には、底部は先細り形状となっているため、さらに精液の量に対して空気と接触する液表面の面積が小さくなり、精液を良好な状態で保存することができる。
また、精液ガイドの内周面が上拡がりの傾斜面になっているので、内ケースの上端の開口部の面積を設定することで、精液を容器に入れやすくすることができる。
さらに、精液溜まりは底部が先細り状となっているので、ピペット等で精液を取り出す際に、容器に残る精液が少なくなっても容器を傾けることなく精液を底部に溜めることができ、容器から精液が取り出しやすくなる。
なお、先細り状とは、水平断面の面積が下方に行くに従って小さくなる形状、例えば、逆錐状、逆錐台状、下に凸となる半球状を示している。
この発明の一実施形態においては、前記精液溜まりは、筒状の胴部の上端が前記精液ガイドの下端の開口部に連続している。
精液溜まりを精液ガイドに連続して設けることで、内ケースの形状が簡単となるが、精液溜まりは必ずしも精液ガイドに連続して設ける必要はない。
好ましい実施形態においては、前記精液溜まりは、前記胴部が円筒状であって前記胴部の直径が30mm以下であり、精液の収容量が10mL以上、20mL以下に設定されている。より好ましくは、精液の収容量が少なくとも12.5mLに設定されている。
人から一度に採取される精液量は0.1mL〜10mLと言われている。従って、上記の構成によれば、空気と接触する液表面の面積を大きくすることなく、一度に採取された精液全てを精液溜まりに収容することができる。
好ましい実施形態においては、前記精液溜まりは、目盛りが設けられている。
目盛を設けることで、精液溜まりに溜められた精液の量を一目で把握することができる。
目盛は、1.0mL毎に設けられていることが好ましい。
さらに好ましい実施形態においては、前記内ケースと前記外ケースとの間は前記内ケースを取り囲む密閉空間になっており、前記密閉空間には空気、液体、断熱材、蓄熱材、保温材のいずれかが収容され、前記密閉空間は空気層、液層、断熱層、蓄熱層、保温層のいずれかを構成している。
精液の性状を良好に保つためには、容器に収容された精液に急激な温度変化を与えないことが望ましい。本発明では、精液が収容される内ケースの外側に空気層、液層、断熱層、蓄熱層、保温層のいずれかが設けられているので、外気温や外ケースを手で把持した場合の手の温度が精液に伝わりにくく、精液に急激な温度変化を与えるのを防ぐことができる。
密閉空間に収容される液体は水であってもよい。この場合、水の温度を、15度以上、37度以下、好ましくは20度以上、37度以下、より好ましくは20度以上、25度以下、に設定することが好ましい。
水を上記の温度とすることで、精液を採取して本発明の容器に収容してから使用するまでの間の精液の温度変化を緩慢にすることができる。また、精液は20度以上、25度以下の温度で保存することが望ましいとされているため、特に水の温度を20度以上、25度以下の温度にすることで、容器に収容した精液をできるだけ長い時間20度以上、25度以下の温度に維持することができ、精液を良好な状態に保存することができる。
内ケースと外ケースとの間の密閉空間は、密閉されて気密性が保たれていることが好ましい。
上記構成によれば、密閉空間に収容された空気、液体、断熱材、蓄熱材、保温材などが漏れ出ることがない。また、精液の性状を悪化させる可能性のある揮発性物質を断熱材、蓄熱材、保温材に用いた場合であっても、密閉空間から揮発性物質が漏れ出ることがなく、精液の性状が悪化することを防ぐことができる。
一実施形態においては、前記精液溜まりは前記精液ガイドより分離可能であり、前記精液溜まりと前記精液ガイドとに接続部が設けられている。
採取された精液は、通常、試験管に移し替えられて例えば遠心分離機等の処理用機器にかけられるが、上記の構成によれば、精液溜まりを処理用機器に対応可能な形状及びサイズとすることで、精液が収容された精液溜まりを精液ガイドから分離して処理用機器に直接セットすることができる。従って、精液を処理用機器にセットするために試験管に移し替える手間を省くことができ、作業の効率化が図られる。また、試験管に移し替える際に精液が汚染されるのを防ぐことができる。
本発明による精液保存用容器は、精液の採取を補助するための筒状の補助カバーをさらに備え、前記補助カバーは、前記内ケースへ挿入されて支持される挿入部と、前記内ケースの上端の開口より突出するカバー部とを備えていてもよい。
上記の構成によれば、精液の採取時において補助カバーのカバー部により精液の飛散が防がれ、採取可能な精液の量を増やすことができる。
内ケースは、外ケースに着脱可能に取り付けられていてもよく、外ケースに溶接、接着等により固定されていてもよい。
内ケースが外ケースに着脱可能に取り付けられている場合、使用者は内ケースを取り外して所望の温度の液体を外ケースに収容し、内ケースを外ケースに取り付けてもよい。これにより、本発明の容器の使用の直前に密閉空間に所望の温度の液体を収容することが可能となり、精液を良好な状態に保存することができる。
また、内ケースが外ケースに固定されている場合には、密閉空間の気密性を確実に保つことができる。
本発明によれば、精液溜まりの水平断面の面積は、外ケース及び内ケースの上端の開口部の面積よりも小さいため、精液が精液溜まりに収容されると、精液の量に対して空気と接触する液表面の面積が小さくなり、水分の蒸発による精液の性状の低下を防止して、精液を良好な状態で保存することができる。また、内周面が上拡がりの傾斜面になっている精液ガイドが設けられているため、精液を容器に入れやすくすることができる。さらに、精液溜まりは底部が先細り状となっているので、ピペット等で精液を取り出す際に、容器に残る精液が少なくなっても容器を傾けることなく精液を底部に溜めることができ、容器から精液が取り出しやすくなる。
本発明の一実施形態に係る精液保存用容器の断面図である。 精液保存用容器の他の例を示す断面図である。 精液保存用容器の他の例を示す断面図である。 精液保存用容器の他の例を示す断面図である。 精液保存用容器の他の例を示す断面図である。 精液保存用容器の他の例を示す断面図である。 補助カバーの斜視図である。 補助カバーが内ケースに支持された状態を示す断面図である。 従来例を示す断面図である。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の精液保存用容器10を示す。
精液保存用容器10は、上端が開口し底面21を有する円筒状の外ケース20と、上端が開口し外ケース20の内側に設けられる有底の内ケース30と、外ケース20の上端部に内ケース30の上端の開口部323を塞ぐように被せられる着脱可能な蓋40とからなる。
外ケース20は、外周壁22の上端部23が外周壁22の他の部分よりも外径が小さくなっている。上端部23の外周面23bの上端には、内ケース30の嵌合部32と嵌合する嵌合突縁24が1周に亘って形成されている。
また、外周壁22の外周面であって上端部23より下方には、蓋40の内周面に形成されたネジ43に螺合するネジ25が形成されている。
内ケース30は外ケース20に着脱可能であり、外ケース20の上端部23に嵌まる嵌合部32と、嵌合部32の下方に連続する精液ガイド33と、精液ガイド33の下端の開口部331に連続し先細り状の底部342を有する円筒状の精液溜まり34とを備えている。
嵌合部32は、上端に開口部323を有する円筒状の嵌合部本体321と、嵌合部本体321の上端から外ケース20の上端部23の外側に折り返される折り返し部322とを備えている。
折り返し部322は嵌合部本体321の外周を1周しており、外ケース20の上端の嵌合突縁24と嵌合する嵌合凹部322aと、嵌合凹部322aの先端から下方に向けて形成された周壁322bとを備える。
折り返し部322は、折り返し部322と嵌合部本体321との間に外ケース20の上端部23が挿入可能な程度に可撓性を有している。外ケース20の嵌合突縁24が内ケース30の嵌合凹部322aと嵌合することによって、内ケース30は、外ケース20の上端の開口部21に内側より嵌められる。内ケース30が外ケース20に嵌められた状態のとき、嵌合部本体321の外周面321aは外ケース20の上端部23の内周面23aと密接し、内ケース30と外ケース20との嵌合を安定させている。
精液ガイド33は、内周面が上拡がりの傾斜面333になっており、逆円錐台状を呈している。上端の開口部332は嵌合部本体321の下端に連続しており、精液ガイド33の傾斜面333により嵌合部32の開口部323から導入された精液を精液溜まり34に向けて案内している。
精液溜まり34は、精液ガイド33により導かれた精液が溜められるものであり、円筒状の胴部341が精液ガイド33の下端の開口部331に連続して形成され、胴部341の下端には逆円錐状の底部342が形成されている。底部342の下端342aは、外ケース20の底面21に当接しており、これにより内ケース30が外ケース20に嵌められた状態を安定に維持できる。
なお、底部342の下端342aは必ずしも外ケース20の底面21に当接していなくてもよく、図2に示すように、外ケース20の底面21の上方に位置していてもよい。
精液溜まり34の底部342及び胴部341の外面に、1.0mL毎の目盛(図示せず)を設けていてもよい。この場合、外ケース20及び内ケース30は、目盛及び精液溜まり34に収容される精液の量が外部から視認できる程度に透明である。
なお、底部342は逆円錐台状に形成してもよく、この場合、底部342の下面が外ケース20の底面21に当接してもよい。
外ケース20に内ケース30を嵌合することで、内ケース30と外ケース20との間は内ケース30を取り囲む気密性を有する密閉空間50になっており、この密閉空間50には空気が閉じ込められて断熱層を構成している。
なお、密閉空間50に、空気に替えて水などの液体や、断熱材、蓄熱材、保温材などを収容してもよい。断熱材、蓄熱材、保温材は精液の性状を悪化させないように揮発性物質が発生しないものが好ましく、例えばポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)などの素材から構成されるが、これに限定されるものではない。また、密閉空間に水を収容する場合、水の温度を、15度以上、37度以下、好ましくは20度以上、37度以下、より好ましくは20度以上、25度以下、に設定してもよい。
なお、密閉空間50の気密性をより高めるために、嵌合部本体321の外周面321a及び外ケース20の上端部23の内周面23aにネジを形成して螺合させてもよい。
本実施形態では、内ケース30は嵌合部32の嵌合部本体321の直径を50mm、精液ガイド33の上端の開口部332の直径を50mm、精液ガイド33の下端の開口部331の直径を30mm、精液溜まり34の胴部341の直径を30mmと設定し、嵌合部本体321の高さ(上下方向の長さ)を20mm、精液ガイド33の高さを15mm、精液溜まり34の胴部341の長さを20mm、精液溜まり34の底部342の高さを15mmと設定している。この場合、精液溜まり34の精液の収容量が17.7mLとなる。
内ケース30の寸法は上記に限定されず、精液溜まり34の円筒状の胴部341の直径が30mm以下であり、精液の収容量が10mL以上、20mL以下に設定されていればよく、より好ましくは、少なくとも12.5mLであればよい。
蓋40は、天板部41と天板部41の周囲に形成される外周壁42とからなっており、外周壁42の内周面の下端部に、外ケース20のネジ25に螺合するネジ43が形成されている。蓋40の外周壁42の外周面には、滑り止めのために、ローレット加工を施してもよい。
内ケース30、外ケース20、蓋40はそれぞれ、ポリプロピレン(PP)、蓋40はポリエチレン(PE)などにより構成される合成樹脂を一体射出成形して形成される。なお、合成樹脂の素材はこれに限定されない。精液保存用容器10は、内ケース30、外ケース20、蓋40を組み立てることで製造される。組み立ては、まず、内ケース30の嵌合部32の折り返し部322と嵌合部本体321との間に外ケース20の上端部23が挿入され、外ケース20の嵌合突縁24を内ケース30の嵌合部32の嵌合凹部322aと嵌合させて、外ケース20の内側に内ケース30を嵌め合わせる。次に、蓋40のネジ43を外ケース20のネジ25と螺合させて蓋40を取り付ける。蓋40が外ケース20に取り付けられている状態では、内ケース30の嵌合部32は蓋40により上方から外ケース20に押さえ付けられるため、外ケース20の嵌合突縁24が内ケース30の嵌合部32の嵌合凹部322aから外れることがなく、蓋40により内ケース30の嵌合部32の開口部321がしっかりと閉鎖される。
本実施形態の精液保存用容器10によれば、精液溜まり34の水平断面の面積を小さくできるので、精液の量に対して空気と接触する液表面の面積が小さくなり、水分の蒸発による精液の性状の低下を防止して、精液を良好な状態で保存することができる。また、内ケース30の嵌合部32の開口部323の面積を精液溜まり34の水平断面の面積より大きくして、精液を容器に入れやすくすることができる。さらに、ピペット等で精液を取り出す際に、内ケース30に残る精液が少なくなっても外ケース20を傾けることなく精液を底部342に溜めることができ、精液保存用容器10から精液が取り出しやすくなる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
図3は図1に示す実施形態の精液保存用容器10の他の例を示す。
図3に示す実施形態の嵌合部32は、図1の実施形態の嵌合部本体321を備えていない点において異なっている。すなわち、嵌合部32は折り返し部322から構成され、折り返し部322は、精液ガイド33の上端から連続して形成され、外ケース20の上端部23の外側に折り返されて、外ケース20の上端部23に外側より嵌まっている。精液ガイド33の上端の開口部332が外ケース20の上端の開口部21の内側に位置しており、精液ガイド33の開口部332から精液が導入される。
その他の構成については、図1の実施形態と同様であるため、対応する部分に同一の符号を付すことで説明を省略する。図3に示す実施形態の嵌合部32を図2、図4、図5の実施形態に適用してもよい。
図4は図1に示す実施形態の精液保存用容器10の他の例を示す。
図4に示す実施形態の精液溜まり34は、図1の実施形態とは底部342の形状が異なっており、本実施形態では、底部342は下に凸となる半球状となっている。
その他の構成については、図1の実施形態と同様であるため、対応する部分に同一の符号を付すことで説明を省略する。なお、本明細書の他の全ての実施形態において、底部342が下に凸となる半球状であってもよい。
図5は精液保存用容器10の他の実施形態を示す。図5に示す実施形態においては、内ケース30の精液溜まり34は精液ガイド33より分離可能になっている。精液ガイド33の下端の開口部331には円筒状の接続部334が形成され、接続部334の外周面には精液溜まり34を取り付けるためのネジ335が形成されている。精液溜まり34の上端部には、胴部341の内径よりも大きく精液ガイド33の接続部334の外径とほぼ同じ内径を有する円筒状の接続部343が形成されており、接続部343の内周壁には精液ガイド33の接続部334のネジ335と螺合するネジ344が形成されている。精液ガイド33の接続部334を精液溜まり34の接続部343の内側に嵌め、ネジ335とネジ344とを螺合することで、精液ガイド33の下端に精液溜まり34が取り付けられる。このとき、精液ガイド33の接続部334の内周壁と精液溜まり34の胴部341の内周壁とは連続する。その他の構成については、図1の実施形態と同様であるため、対応する部分に同一の符号を付すことで説明を省略する。
上記の構成によれば、精液溜まり34を処理用機器に対応可能な形状及びサイズとすることで、外ケース20から内ケース30を取り外し、さらに精液が収容された精液溜まり34を精液ガイド33から分離して、精液溜まり34を処理用機器に直接セットすることができる。精液を試験管に移し替える等の手間がないため、作業の効率化を図ることができ、精液を試験管に移し替える際に生じる精液の汚染を防ぐことができる。
また、精液溜まり34の接続部343に取付可能な蓋を用意してもよい。精液溜まり34を精液保存用容器10から取り出してから処理用機器にセットするまでの時間が長い場合には、精液溜まり34の接続部343に蓋を被せることで、精液が汚染されるのを防ぐことができる。
本実施形態では、精液ガイド33の接続部334が精液溜まり34の接続部343の内側に嵌っているが、精液ガイド33の接続部334の内径を精液溜まり34の接続部343の外径とほぼ同じ大きさに形成し、精液ガイド33の接続部334の内側に精液溜まり34の接続部343が嵌まるようにしてもよい。この場合、精液ガイド33の接続部334の内周壁にネジ335が形成され、精液溜まり34の接続部343の外周壁にネジ344が形成される。
また、本実施形態では精液ガイド33の接続部334と精液溜まり34の接続部343とにネジ335、344を形成し、これらのネジ335、344の螺合により精液ガイド33と精液溜まり34とが取り付けられているが、接続部334、343の構成はこれに限定されない。例えば、精液ガイド33の接続部334と精液溜まり34の接続部343とが緊密に嵌め合わされる構成であってもよい。
本明細書の図2〜図4に示す実施形態において、図5の実施形態と同様に、接続部334、343により精液溜まり34を精液ガイド33から分離可能としてもよい。
また、図1〜図4及び後述する図6の実施形態において、外ケース20を上部分と下部分とに分割可能に形成し、図5の実施形態と同様に、接続部334、343により精液溜まり34を精液ガイド33から分離可能としてもよい。この場合、外ケース20の下部分を上部分から分離して精液が収容された精液溜まり34を露出させ、精液溜まり34を精液ガイド33から分離する。
図6は図1に示す実施形態の精液保存用容器10の他の例を示す。
図6に示す実施形態は、内ケース30と外ケース20とが一体に形成されたものであり、外ケース20の外周壁22の上端部23は外周壁22の他の部分と外径が同じであり、内ケース30が図1の実施形態の嵌合部32を備えていない点において、図1の実施形態とは異なっている。
内ケース30と外ケース20とは、それぞれ合成樹脂を一体射出成形して形成され、外ケース20の内周面に内ケース30の精液ガイド33の上端の開口部332を溶接により固定することで内ケース30と外ケース20とが一体に製造される。なお、図6では、外ケース20の上端の開口部323から下方の位置で内ケース30の開口部332が溶接されているが、外ケース20の上端の開口部323で内ケース30の開口部332が溶接されていてもよい。
その他の構成については、図1の実施形態と同様であるため、対応する部分に同一の符号を付すことで説明を省略する。
本明細書の全ての実施形態において、外ケース20の外周壁22の外面の一部や、蓋40の天板部41の上面の一部には、採取日や被験者の名前などを書き込むための加工が施されていてもよい。
本明細書の全ての実施形態において、外ケース20は円筒状に限定されず、例えば角筒状であってもよい。この場合、外ケース20及び蓋40は、ネジ25、43ではなく、外ケース20及び蓋40に設けた係合金具等により係止される。また、内ケース30の嵌合本体、精液ガイド33、精液溜まり34の断面は円形状に限定されず、例えば四角形状や多角形状であってもよい。
本明細書の全ての実施形態において、精液保存用容器10は、外ケース20を取り囲む外容器を備えていてもよい。外容器は例えば、発泡プラスチックから構成されており、外容器を設けることで、精液が外部の温度変化の影響を受けにくくなる。また、外容器にヒーターを設けて、精液溜まり34内の温度を、精液の保存に適切な温度である室温(20度〜25度)に保ってもよい。
精液保存用容器10は、精液の採取を補助するための図7に示す筒状の補助カバー60を備えていてもよい。補助カバー60は、精液保存用容器10を用いて精液を採取する際に用いられるものであり、カバー部61と挿入部62とを備えている。カバー部61は両端が開口した筒状体の一部を軸線方向に沿って切り欠いて形成された切り欠き61aを有しており、軸線方向に直交する面に沿う断面が円弧形状となっている。
挿入部62はカバー部61に連続して設けられた筒状体であり、カバー部61と連続する広径部62aと、広径部62aに連続して設けられ、外径が図7において下方に向けて連続して小さくなる縮径部62bと、縮径部62bに連続して設けられる小径部62cとを備えている。挿入部62を内ケース30の内側に緊密に嵌め込むことが可能なように、挿入部62の広径部62a、縮径部62b、小径部62cの外径は内ケース30の嵌合部本体321、精液ガイド33、精液溜まり34の上端部の内径とほぼ同じに形成されている。すなわち、挿入部62の外周壁は、内ケース30の嵌合部本体321の内周壁、精液ガイド33の内周壁、精液溜まり34の上端部の内周壁に沿う形状となっている。
図8に示すように、補助カバー60は、精液保存用容器10の蓋40を取り外した状態で、内ケース30に取り付けられている。補助カバー60の挿入部62を内ケース30の上方から挿入すると、内ケース30の嵌合部本体321の内周壁、精液ガイド33の内周壁、精液溜まり34の上端部の内周壁に挿入部62の外周壁が当接し、補助カバー60が内ケース30に支持される。このとき、補助カバー60のカバー部61は内ケース30の開口から突出しており、挿入部62の下端は精液溜まり34の上端部近傍に位置している。
なお、図8においては、図1に示す実施形態の内ケース30に補助カバー60を取り付けているが、図2〜図6に示す他の実施形態の内ケース30に補助カバー60を取り付けてもよい。
精液の採取時においては、補助カバー60のカバー部61の開口及び切り欠き61aの付近に男性器を位置させ、精液を精液溜まり34に向けて放出する。このとき、精液の飛沫は補助カバー60のカバー部61の内壁面に当たり、補助カバー60の内周壁を伝って精液溜まり34まで落下する。
上記の構成によれば、補助カバー60を内ケース30に取り付けることで、精液の採取時において精液の飛散が防がれるとともに、飛沫を確実に回収することができ、採取可能な精液の量を増やすことができる。採取する精液の量が増えることで、その中に高度生殖補助医療に用いることのできる良好な精子が含まれる可能性が高くなる。
補助カバー60のカバー部61の構成は上記の実施形態に限定されず、内ケースから突出して精液の採取を補助することが可能な構成であればよい。
補助カバー60の挿入部62の構成は上記の構成に限定されず、補助カバー60を内ケース30に安定して取付可能であればどのような構成であってもよい。例えば、挿入部62が広径部62aのみを備えていてもよく、広径部62aと縮径部62bとを備えていてもよい。挿入部62の下端の位置は、補助カバー60を内ケース30に安定して取付可能であればいずれの位置であってもよい。
10 精液保存用容器
20 外ケース
21 外ケースの開口部
23 外ケースの上端部
30 内ケース
32 嵌合部
323 開口部
33 精液ガイド
331 下端の開口部
332 上端の開口部
333 傾斜面
343 接続部
34 精液溜まり
341 筒状の胴部
342 底部
343 接続部
50 内ケースを取り囲む密閉空間
60 補助カバー

Claims (8)

  1. 上端が開口した筒状をなす有底の外ケースと、
    上端が開口し前記外ケースの内側に前記外ケースの上端の開口部を塞ぐように設けられる有底の内ケースと、
    前記外ケースの上端部に前記内ケースの円筒状の上端の開口部を塞ぐように被せられる着脱可能な蓋とを含み、
    前記内ケースは、
    前記内ケースの上端の開口部に連通し内周面が上拡がりの傾斜面になっている精液ガイドと、
    上端が前記精液ガイドの下端の開口部に連続する筒状の胴部と前記筒状の胴部の下端に連続する先細り形状の底部とを有する精液溜まりとを備え、
    前記内ケースの円筒状の上端の開口部の直径が、前記胴部の長さと前記底部の高さの和である精液溜まりの深さより長く、
    前記精液溜まりは、前記精液ガイドより分離可能であり、前記精液溜まりと前記精液ガイドとに接続部が設けられている、精液保存用容器。
  2. 前記底部は、逆円錐状を有する請求項1に記載の精液保存用容器。
  3. 前記精液溜まりは、前記胴部の直径が30mm以下であり、精液の収容量が10mL以上、20mL以下に設定されている請求項1または2に記載の精液保存用容器。
  4. 前記精液溜まりは、目盛りが設けられている請求項1から3のいずれかに記載の精液保存用容器。
  5. 前記内ケースと前記外ケースとの間は前記内ケースを取り囲む密閉空間になっており、前記密閉空間には空気、液体、断熱材、蓄熱材、保温材のいずれかが収容されている請求項1から4のいずれかに記載の精液保存用容器。
  6. 上端が開口した筒状をなす有底の外ケースと、
    上端が開口し前記外ケースの内側に前記外ケースの上端の開口部を塞ぐように設けられる有底の内ケースと、
    前記外ケースの上端部に前記内ケースの上端の開口部を塞ぐように被せられる着脱可能な蓋とを含み、
    前記内ケースは、前記上端の開口部に連通し内周面が上拡がりの傾斜面になっている精液ガイドと、前記精液ガイドの下端の開口部に連通し先細り形状の底部を有する筒状の精液溜まりとを備え、
    前記精液溜まりは、前記精液ガイドより分離可能であり、前記精液溜まりと前記精液ガイドとに接続部が設けられている精液保存用容器。
  7. 精液の採取を補助するための筒状の補助カバーをさらに備え、
    前記補助カバーは、前記内ケースへ挿入されて支持される挿入部と、前記内ケースの上端の開口より突出するカバー部とを備える請求項1から6のいずれかに記載の精液保存用容器。
  8. 前記内ケースは透明である、請求項1から7のいずれかに記載の精液保存用容器。
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