JPH0748246Y2 - 精子採取器 - Google Patents

精子採取器

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Publication number
JPH0748246Y2
JPH0748246Y2 JP1991051107U JP5110791U JPH0748246Y2 JP H0748246 Y2 JPH0748246 Y2 JP H0748246Y2 JP 1991051107 U JP1991051107 U JP 1991051107U JP 5110791 U JP5110791 U JP 5110791U JP H0748246 Y2 JPH0748246 Y2 JP H0748246Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insertion portion
penis
container body
narrow
container
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991051107U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0535110U (ja
Inventor
和信 安達
Original Assignee
株式会社バロン
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社バロン filed Critical 株式会社バロン
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Publication of JPH0535110U publication Critical patent/JPH0535110U/ja
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、精子の採取に用いて
好適な精子採取器に関する。
【0002】
【0003】
【従来の技術】現在医学の進歩により研究や治療のた
め、或は万一の場合や子供に恵まれない夫婦のために人
工受精用の精子を採取して保存しておくことが可能とな
り、そのための手軽な精子採取器が求められている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この考案の目的は、気
軽にどこでも購入できる外観を有し、安価で使い心地の
良い精子採取器を提供せんとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの考案は、コップ状を呈した可撓性材質の容器
本体と、この容器本体内に充填固着された軟らかい弾性
に富んだ材質の充填部材と、この充填部材の略中央部に
前記容器本体の底部に向けて設けられた狭挿部と弛挿部
から成る陰茎挿入部と、容器本体に被せられた蓋体とで
構成するものである。
【0006】この考案はまた、コップ状を呈した可撓性
材質の容器本体と、この容器本体内に充填固着された軟
らかい弾性に富んだ材質の充填部材と、この充填部材の
略中央部に前記容器本体の底部に向けて設けられた陰茎
挿入部とを含み、前記陰茎挿入部は入口部分の狭挿部と
この狭挿部に続いて設けられた弛挿部から成り、狭挿部
をさらに内側より外側に向けて設けた複数の切り込みに
よって形成された複数の突起部で構成することができ
る。
【0007】その際のこの考案は、狭挿部を陰茎挿入部
の略中央部を軸方向に横断して設けた弛挿部に達する切
り込みと、この切り込みの切り込み線より外方向両側へ
向けて設けた複数の切り込みによって形成された互いに
対向する複数の突起部によって構成させたり、或は弛挿
部にさらに中心部に向けて複数又は単数の隆起部を対向
設置させたりすることができる。
【0008】
【作用】容器本体がコップ状を呈しており、一見してそ
の用途が解らない構成となる他、軟質の弾性豊かな充填
部材で構成した陰茎挿入部と潤滑剤によって海綿体や皮
膚を傷つけることなく、使用者に対し使い心地のよさを
感じさせることができる。その際に、陰茎挿入部の入口
に設けられた互いに対向する複数の突起部によって形成
された狭挿部は、摩擦動作と可撓性材質の容器本体に対
する手による締め付け動作により陰茎部に対し心地良い
刺激を与えることができるものである。
【0009】陰茎挿入部の入口に設けた複数の突起部を
有する狭挿部とそれに続く弛挿部は、実際の膣の構造を
模したものであり、膣に挿入したのと同じような感覚を
使用者に覚えさせる。弛挿部の部分にさらに隆起部を設
けると、これにより亀頭部が刺激される。潤滑剤は使用
に当ってこれを陰茎挿入部に塗り滑りを良くする。
【0010】コンドームを用いた場合には、コンドーム
内に精液が溜るが、そうでない場合には陰茎挿入部内に
射精された精液は、スプーンを用いて掬い取るか、或は
充填材を容器本体より取出すか、または容器本体ごとハ
サミやカッターナイフを用いて切り開くことによって取
り出すものである。
【0011】
【実施例】図面はこの考案の一実施例を示し、図1乃至
図3において、1は例えば発泡スチロール等の可撓性に
富んだ材質のもので作ったコップ状の容器本体であり、
一見してカップ麺の容器に似ているが、材料にとくに限
定はない。この容器本体1内部には例えばウレタンフォ
ームのような軟らかで弾性に富んだ材質のもので作った
充填部材2が充填固着されているが、これもとくに材料
に限定はない。要するに軟らかで弾性に富んだ材質のも
のであれば足りる。この充填部材2の軸芯方向には容器
本体1の底部に向けて陰茎挿入部3が形成されており、
この陰茎挿入部3は上部の大径の皿状の当てがい部4
と、この当てがい部4に続く狭挿部5と、この狭挿部5
に続く長穴状の弛挿部6とから成る。狭挿部5は当てが
い部4より弛挿部6に向けてその略中央部を軸方向に略
十文字に割る切込5a、5aと、この各切込5a、5a
から平面外方向に当てがい部4と弛挿部6の内径の大き
さに対応して扇型に切り込まれ、かつ軸方向へ所定間隔
を空けて設けられた複数の切込5b、5bと、切込5
a、5aの一方のものから円周方向へ所定間隔を空けて
縦方向に切り込まれた切込5c、5cによって、対向設
置された互いに独立した複数の突起部7、7・・・によ
って構成されている。この際、各切り込み線を揃える
か、或は交互にずらせるかは任意であるが、ずらせると
それだけ狭挿部の構造が複雑になるという利点があろ
う。8は蓋体であり、この蓋体8と陰茎挿入部3の上部
との間には間隙9が設けられ、この間隙9には袋入りの
ゼリー、クリーム等の潤滑剤10が収納されている。
【0012】尚、突起部7の形成方法であるが、充填部
材2を図1に想像線aで示したようにその中心部を通る
切込5a、5aにそって二つに割り、カッターナイフで
切込5a、5b、5cをそれぞれ付けて形成させ、再び
重ねあわせて陰茎挿入部以外の所を接着剤で接着させ、
さらに容器本体1内に挿入して該容器本体1内壁へ接着
させる方法を取った。当てがい部4と弛挿部6も同様に
カッターナイフを用いてくり貫いて形成させたが、最初
より成型品で作ることも可能である。
【0013】図4は他の実施例を示し、図面によれば陰
茎挿入部10の弛挿部11には、さらに複数の隆起部1
2が設けられ、第2狭挿部13が形成されている。
【0014】このように実施すると、この隆起部12に
よって使用者にとって敏感な亀頭部が刺激され、より使
い心地が良くなり精子を採取し易くなるという利点があ
る。
【0015】
【考案の効果】この考案は以上のように構成したので、
安価に製作することができ、カップ麺の容器と類似して
いることから、一見して使用目的が解らないという利点
がある。従ってこれを購入したり、或は病院等で持ち運
びする際等に余り抵抗を感じなくとも済むものである。
また、その手軽さと上述したような使い心地の良さによ
り、所期の目的を充分に達成できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓋体と潤滑剤を取り去って見た平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図に対応し、蓋体と潤滑剤
を設置して見た正面断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図に対応し、蓋体と潤滑剤
を設置して見た左側断面図である。
【図4】陰茎挿入部の他の実施例を示す正面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 容器本体 2 充填部材 3、11 陰茎挿入部 4 当てがい部 5 狭挿部 5a、5b、5c 切込 6 弛挿部 7 突起部 8 蓋体 10 潤滑剤 12 隆起部 13 第2弛挿部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コップ状を呈した可撓性材質の容器本体
    と、この容器本体内に充填固着された軟らかい弾性に富
    んだ材質の充填部材と、この充填部材の略中央部に前記
    容器本体の底部に向けて設けられた狭挿部と弛挿部から
    成る陰茎挿入部と、容器本体に被せられた蓋体とで構成
    したことを特徴とする、精子採取器。
  2. 【請求項2】 コップ状を呈した可撓性材質の容器本体
    と、この容器本体内に充填固着された軟らかい弾性に富
    んだ材質の充填部材と、この充填部材の略中央部に前記
    容器本体の底部に向けて設けられた陰茎挿入部とを含
    み、前記陰茎挿入部は入口部分の狭挿部とこの狭挿部に
    続いて設けられた弛挿部とから成り、狭挿部をさらに内
    側より外側に向けて設けた複数の切り込みによって形成
    された複数の突起部で構成したことを特徴とする、精子
    採取器。
  3. 【請求項3】 狭挿部は陰茎挿入部の略中央部を軸方向
    に横断して設けられた弛挿部に達する切り込みと、この
    切り込みの切り込み線より外方向両側へ向けて設けられ
    た複数の切り込みによって形成された互いに対向する複
    数の突起部によって形成されていることを特徴とする、
    請求項1又は2記載の精子採取器。
  4. 【請求項4】 弛挿部にはさらに中心部に向けて複数又
    は単数の隆起部が対向設置されていることを特徴とす
    る、請求項1乃至3記載の精子採取器。
JP1991051107U 1991-06-06 1991-06-06 精子採取器 Expired - Lifetime JPH0748246Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991051107U JPH0748246Y2 (ja) 1991-06-06 1991-06-06 精子採取器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991051107U JPH0748246Y2 (ja) 1991-06-06 1991-06-06 精子採取器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0535110U JPH0535110U (ja) 1993-05-14
JPH0748246Y2 true JPH0748246Y2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=12877583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991051107U Expired - Lifetime JPH0748246Y2 (ja) 1991-06-06 1991-06-06 精子採取器

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Families Citing this family (2)

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JPH0535110U (ja) 1993-05-14

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