JP3208982U - 射精促進器 - Google Patents

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慶彦 成田
慶彦 成田
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Abstract

【課題】使用時の陰茎に対する締め付け感の調整ができるとともに、仮に陰茎に圧迫感があった場合には、圧迫感を与えることを抑制し、陰茎に与える刺激にバリエーションを持たせることができる射精促進器を提供する。【解決手段】射精促進器1は、分割された外装ケース2が軸方向を中心にそれぞれ独立して回転可能とされており、外装ケース2の回転により、内装部材5及び挿入部52が捻れるため、締め付け感の調整を簡便に実施することができる。また、使用時における陰茎の圧迫感を、陰茎が挿入されていない他方の蓋体3bの開閉度合いを調整することにより制御でき、陰茎に過度の圧迫感が付与されることを防止する。そして、陰茎に与える刺激にバリエーションを持たせることができるため、使用性が良好であり、精子の採取及び射精の促進が効率よく実施され、使用後に洗浄を簡便に行うことが可能であり、衛生面にも優れる。【選択図】図8

Description

本考案は、射精促進器に関する。さらに詳しくは、男性の陰茎(ペニス)に刺激を与えることにより、射精を促進・誘発し、精子(精液)採取器としても使用可能な射精促進器に関する。
射精促進器ないし精子(精液)採取器(以下、単に「射精促進器等」とする場合もある。)は、陰茎(ペニス)を挿入する内装部材について、陰茎との密着性や刺激等を高めるために、陰茎のサイズや形状等に応じて内部構造等にいろいろな工夫がなされている。また、このような射精促進器は、精子の採取器(精子採取器、精子採取装置等)として、医学的な研究や治療等の見地に加えて、個人的な性的欲求を解消させることによる性犯罪の予防等の社会的な要求という見地からも、極めて重要とされている。
ここで、従来の射精促進器等としては、例えば、緩衝材を内挿した円筒状の外装ケースに形成された空間に、陰茎を挿入するための筒状の空間となる挿入部を内部に有する弾性変形自在なエラストマー等の合成樹脂等からなる内装部材を配設し、かかる内装部材の挿入部の内壁に、膣の内部形状を模した複数の小突起や襞形状が形成された構造とされるものが知られている(例えば、特許文献1ないし特許文献3を参照。)。なお、内装部材の挿入部の内壁に形成された小突起や襞状形状としては、例えば、直線または波線状のリブや、ポリープ状の小突起や襞形状を呈することにより膣構造を模すような形状とされており、陰茎を内装部材の挿入部に挿入した際には、陰茎に対して膣に挿入されたと同様な刺激が与えられるようにしている。
実用新案登録第3076183号公報 特許第4691398号公報 特開2013−46747号公報
従来の射精促進器等は、挿入された陰茎に対する締め付け感の調整は、内装部材を収容した外装ケースを使用者が使用中に握りしめることによって、締め付け感が内装部材と外装ケースの間に介在されるスポンジ等の緩衝材を介して陰茎に伝わる程度であり、射精促進器としての締め付け感の調整は、実質的にはできなかった。
その一方で、前記した従来の射精促進器等は、筒状の空間となる挿入部について一端が開口され、他端が塞がれた構成であるため、開口された一端に形成された開口部から陰茎を挿入するのであるが、前記したように他端が塞がれているため、使用時における陰茎に与える圧迫感が過度に強くなることがあり、陰茎への刺激ないしは射精の促進へ悪影響を与える場合があった。
加えて、一端が開口されているだけである場合には、射精後の精子ないし精液の採取が面倒となるとともに、射精促進器等を射精後に洗浄する際に、洗浄作業が困難な場合があり、内装部材の内部に精液(精子)や、使用されたローション等が残ってしまったりする等、衛生上好ましいものとはいえなかった。
本考案の目的は、前記の課題に鑑みてなされたものであり、使用時の陰茎に対する締め付け感の調整ができるとともに、仮に陰茎に圧迫感があった場合には、圧迫感を与えることを抑制し、陰茎に与える刺激にバリエーションを持たせることができることに加え、洗浄を簡便に行うことが可能であり、衛生面にも優れた射精促進器を提供することにある。
前記の課題を解決するために、本考案に係る射精促進器は、長手方向の両端が開口する開口部が形成され、手で握ることが可能な筒状の形状とされた外装ケースと、当該外装ケースの2つの前記開口部をそれぞれ開閉する蓋体と、前記外装ケースの内部に形成された空間に収容される、前記開口部に両端を配置し、当該両端にそれぞれ挿入口を有し、当該2つの挿入口を繋いで内部を貫通する挿入部が形成された筒状の内装部材と、を備え、前記外装ケースが、当該外装ケースの軸方向と略直交する方向に少なくとも2つに分割され、前記分割された外装ケースは、前記軸方向を中心にそれぞれ独立して回転可能とされ、前記分割された外装ケースは、前記内装部材とそれぞれ少なくとも部分的に固定され、前記外装ケースの回転により、前記内装部材及び前記挿入部が前記外装ケースの回転方向と同じ方向に捻れることを特徴とする。
本考案に係る射精促進器は、前記した本考案において、前記外装ケースが2つに分割されることを特徴とする。
本考案に係る射精促進器は、前記した本考案において、前記外装ケースの回転が段階的に固定可能であることを特徴とする。
本考案に係る射精促進器は、前記した本考案において、前記内装部材が、前記挿入部により内部が貫通された本体部と、前記本体部の長手方向両端に配設され、略中央に前記挿入口を有する円盤形状のフランジと、前記本体部から外方向に張り出すように形成された緩衝部と、を備え、前記本体部、前記フランジ及び前記緩衝部が一体となって形成されており、前記外装ケースの開口部に前記フランジが固定されていることを特徴とする。
本考案に係る射精促進器は、前記した本考案において、前記蓋体が、前記外装ケースの軸方向を中心に回転させることにより開閉可能とされていることを特徴とする。
本考案に係る射精促進器は、前記した本考案において、前記蓋体の少なくとも一方の内部に、潤滑剤を充填した潤滑剤充填用容器が取り付けられていることを特徴とする。
本考案に係る射精促進器は、分割された外装ケースが軸方向を中心にそれぞれ独立して回転可能とされており、少なくとも1つの外装ケースの回転により、内装部材及び使用者の陰茎が挿入される挿入部が外装ケースの回転と同じ方向に捻れるため、通常の状態と比較して使用者の陰茎への締め付けを強くすることができる等、締め付け感の調整を簡便に実施することができる。
また、本考案に係る射精促進器は、外装ケースの両端の開口される開口部を蓋体により開閉可能とされているとともに、内装部材の内部に形成される、陰茎が挿入される挿入部が貫通されているので、使用時における陰茎の圧迫感を、陰茎が挿入されていない他方の蓋体の開閉度合いを調整することにより制御可能となり、陰茎に過度の圧迫感が付与されることを防止することができる。さらに、本考案に係る射精促進器は、他方の蓋体の開閉度合いの調整により、陰茎に与える刺激にバリエーションを持たせることができるため、使用性が良好であり、精子(精液)の採取及び射精の促進を効率よく行うことができる。加えて、外装ケースの両端が開口されており、挿入部が貫通されているので、使用後に洗浄を簡便に行うことが可能であり、衛生面にも優れた射精促進器となる。
本考案に係る射精促進器の一態様を示す正面図である。 本考案に係る射精促進器の一態様を示した斜視図である。 図2において、一方の蓋体を取り外した状態を示した図である。 第1外装ケースの斜視図である。 第2外装ケースの斜視図である。 蓋体の内部構造を示した図である。 潤滑剤充填用容器の一態様を示した図である。 図1のA−A断面図である。 内装部材の一態様を示した斜視図である。 図9のB−B断面図である。 取付リングの斜視図である。
以下、本考案の実施形態の例を図面に基づいて説明する。
(I)射精促進器1の構成:
図1は、本考案に係る射精促進器1の一態様を示した正面図、図2は、本考案に係る射精促進器1の一態様を示した斜視図、図3は、図2において、一方の蓋体3aを取り外した状態を示した図、をそれぞれ示す。図4は第1外装ケース2aの斜視図、図5は第2外装ケース2bの斜視図、をそれぞれ示す。
本実施形態に係る射精促進器1は、精子(精液)を採取する装置(精子採取装置)としても使用することができ、図1ないし図3に示すように、長手方向(図1等参照。以下、「長手方向」について同じ。)の両端が開口され、手で握ることが可能な筒状の形状とされた外装ケース2と、かかる外装ケース2の2つの開口部21(図3の開口部21aを参照。なお、もう1つの開口部は、図3では示されていないが、蓋体3bを取り外すことにより開口部21aと同様に現れる。蓋体3bを取り外して現れる開口部21bについては図8も参照。)を開閉する蓋体3と、外装ケース2の内部に形成された空間4に収容される、開口部21に両端を配置し、両端にそれぞれ挿入口51を有し、長手方向の両端が開口されるように、対となる2つの挿入口51を繋いで内部を貫通する挿入部52が形成された筒状の内装部材5(内装部材5については後記する図8等参照。)と、を基本構成として備える。
射精促進器1において、外装ケース2は、内装部材5を収容する空間4を内部に有し、長手方向の両端がそれぞれ開口された筒体であり、外装ケース2の開口部21は、外装ケース2に着脱可能に形成された蓋体3により開閉されるものである。
なお、本実施形態にあっては、2つに分割された外装ケース2(第1外装ケース2a及び第2外装ケース2b)を組み合わせて一体化された例を示している。また、図1及び図2は、蓋体3(蓋体3a,3b)により外装ケース2の開口部21が閉められた状態を示している(蓋体3aで第1外装ケース2aの開口部21aを、蓋体3bで第2外装ケース2bの開口部21b(図8参照。)をそれぞれ閉める。)。
外装ケース2は、例えば、合成樹脂により構成されることができる。また、外装ケース2の形状は、開口部21から陰茎を挿入した状態で、図示しない使用者の手で握ることが可能な筒状の形状とされていれば特に制限はなく、本実施形態にあっては、図1等に示すように、第1外装ケース2aと第2外装ケース2bを組み合わせた状態で、長手方向の略中央に、平面視でなだらかな山状となる小径部22と、かかる小径部22を挟んで、小径部22より大きな径からなる2つの大径部23,24が、小径部22の中央(本実施形態における2つの外装ケース2a,2bの境。)に対して対称に形成されている。使用者は、大径部23,24と小径部22の境界25に手の親指と人差し指をかけて握ることができるため、使用者にとって握りやすい形状となる。
本実施形態では、外装ケース2は、小径部22の中央から、外装ケース2の軸方向(図1等参照。例えば、開口部21の中心を通る長手方向と略平行の軸の方向。)と略直交(以下、単に「直交」とする場合もある。)する方向に2つに分割され、第1外装ケース2aと第2外装ケース2bが組み合わされて形成されている。
また、「外装ケース2の軸方向と略直交する方向(図1参照。)に分割される」とは、図1にも示すように、正面視で、軸方向と略直交する面で分けられることを意味する。なお、「略直交する方向」とは、直交する方向(軸方向と90°の方向。)のほか、90°から若干外れた方向(例えば、90°±5°程度。)も含む。
なお、本考案にあって、蓋体3や外装ケース2a,2bの回転は、外装ケース2の軸方向を中心に行われるが、外装ケース2等の軸方向と内装部材5の挿入部52の軸方向は、内装部材5が外装ケース2に収容される場合も含め共通することとなる。よって、外装ケース2の回転が外装ケース2の軸方向を中心に行われることは、回転が内装部材5の軸方向を中心になされることと共通する。
図4及び図5に示すように、第1外装ケース2a及び第2外装ケース2bにおける開口部21と反対側の部分(外装ケース2a,2b同士が組み合わされる部分を指す。)についても、後記する内装部材5を収容可能なように、それぞれ開口されている。また、第2外装ケース2bの開口された部分28に対して周状に張り出すように嵌合部28bが形成されており、かかる嵌合部28bを、第1外装ケース2aの開口された部分29の内側に挿入して嵌め込むことにより、2つの外装ケース2a,2bが、外装ケース2の軸方向を中心にそれぞれ独立して回転可能に一体化される。
分割された2つの外装ケース2a,2bは、それぞれが内装部材5と少なくとも部分的に固定されて、両者が一体化される。外装ケース2a,2bのそれぞれが内装部材5と一体化されることにより、外装ケース2a,2bの少なくとも一方を回転させる(2つの外装ケース2a,2bのうち一方を他方に対して相対的に逆方向に回転させる。図1ないし図5には、外装ケース2a,2bに、白抜き太字矢印で、外装ケース2a,2bそれぞれの回転方向の一例が示されている。)ことにより、外装ケース2に収容された内装部材5が連動して外装ケース2の軸方向(内装部材5の挿入部52の軸方向。)を中心に、外装ケース2の回転と同じ方向に回転して捻れることになる。かかる捻れにより、内装部材5の内側に形成された挿入部52も捻れ、挿入された陰茎を締め付けることができる。これにより、陰茎に対する締め付けについて、外装ケース2を回転させない状態(以下、「通常の状態」とする場合がある。)と比較して高くすることができる。かかる外装ケース2の回転は、もちろん、外装ケース2a,2bをそれぞれに対して相対的に逆方向に回転させてもよい。
陰茎に対する締め付け感の調整は、このように、分割された2つの外装ケース2a,2bの(少なくとも)一方を回転させることにより実施されるが、分割された外装ケース2(第1外装ケース2a,第2外装ケース2b)の回転は、段階的に固定可能とされることが好ましい。回転が段階的に固定可能とされることにより、内装部材5ないしは挿入部52の捻り度合いを一定の状態で固定することができ、締め付け感を段階的に調整することができる。
回転を段階的に実施させるには、例えば、第1外装ケース2aの開口された部分に形成された嵌合部8と、第2外装ケース2bの開口された部分の内側に対応する部分の一方に凹み部Z(あるいは図示しない突起。)(本実施形態では、図4の第1外装ケース2aに凹み部Zを示している。)、他方にかかる凹み部Zと嵌合可能な形状の突起Y(あるいは、突起と嵌合可能な形状の凹み部。)(本実施形態では、図5の第2外装ケース2bに突起Yを示している。)を所定の段階的な間隔で形成するようにすれば(なお、凹み部Zを所定の段階的な間隔で形成すれば、突起Yは1つでも構わない。)、軸方向を中心に外装ケース2を回転させた際に凹み部Zと突起Yが段階的に嵌め込まれて固定され、2つの外装ケース2a,2bもその位置で固定されることになる。なお、かかる凹み部Zと突起Yは、外装ケース2を軽く回転させる程度で、嵌め込みが開放される程度の高さないし深さで形成するようにすればよい。
なお、固定される段階は特に制限はなく、図4等では、任意の位置から1回転した場合に6段階(1段階が60°回転。)できるように突起Yや凹み部Zを示しているが、例えば、2段階(1段階が180°回転。)〜12段階(1段階が30°回転。)の範囲の中から選択することが好ましいが、かかる範囲には限定されない。なお、本考案でいう「回転」は、任意の位置にある外装ケース2の少なくとも一方を、外装ケース2の軸方向を中心に動かす(回す、捻る。)ことを意味し、360°回転(いわゆる1回転)のほか、360°未満の任意の角度(例えば、30°、45°、60°で回すこと(順に、30°回転、45°回転、60°回転。)も、本考案でいう「回転」に含まれるものである。
外装ケース2の軸方向を中心に、外装ケース2の一方を、他方に対して相対的に回転させることで、内装部材5及び内部の挿入部52がかかる回転と連動して捻られるためには、前記したように、2つの外装ケース2a,2bのそれぞれと内装部材5は、少なくとも部分的に固定される必要がある。部分的に固定させるための手段としては、特に制限はないが、例えば、後記する図8に示すように、内装部材5(後記)のフランジ7を、後記する図11に示すような取付リング9等を用いて、第1外装ケース2aや第2外装ケース2bの開口部21(の対応する部分(例えば、外周縁等。))に固定するようにして、外装ケース2と内装部材5を固定して一体化させるようにしてもよい。また、内装部材5の緩衝部8(後記)の側面を、外装ケース2の内壁に接着等することによって、外装ケース2と内装部材5を、部分的に固定して一体化するようにしてもよく、その手段としては特に制限はない。
次に、外装ケース2の開口部21及びその開閉について説明する。外装ケースの2つの開口部21は、蓋体3により開閉可能とされる。蓋体3は、本実施形態にあっては、椀状に形成された部材を示しており、図3に示すように、外装ケース2の円形状の開口部21に対応する円形状の天面部31と、天面部31の周縁に外方へ延びるように形成された周縁部32とからなる。
また、蓋体3を外装ケース2の開口部21に取り付けた場合にあっては、蓋体3の周縁部32は、外装ケース2の大径部23,24に沿って段差を感じさせず繋がるようになり、使用者にとって握りやすい形状を維持することになる。蓋体3は、従来公知の合成樹脂や金属材料等で構成することができ、軽量性、加工性、コスト面等の観点から合成樹脂で構成されることが好ましい。
蓋体3は、外装ケース2の軸方向を中心に回転させることにより開閉可能とされていることが好ましい。このようにすることにより、使用者が外装ケース2を握った状態で蓋体3の開閉度合いを調整することができ、射精促進器1を手で握って使用しながら簡便に開閉状態を調整することができる。
蓋体3により外装ケース2の開口部21を開閉するための手段については、例えば、蓋体3の周縁部32の内側と外装ケース2の開口部21の周縁に螺合可能な図示しないねじ山をそれぞれ形成するようにして、蓋体3と外装ケース2の開口部21を螺合させて開閉させるようにしてもよい。
図6は、蓋体3(蓋体3a)の内部構造を示した図である。図6に示す蓋体3の内部周縁には、凸部27が形成されており、蓋体3により外装ケース2の開口部21を開閉するには、図3や図6に示すように、開口部21の周縁に凹部26、及び蓋体3に形成された凸部27を収納するための、凹部26から周方向に延びる凸部格納部26aを形成して、次のようにしてもよい。
すなわち、蓋体3により開口部21を閉じるには、凹部26に凸部27を入れ、蓋体3を外装ケース2の軸方向を中心に軽く回転させて、凸部27を凸部格納部26aに移動させることにより、開口部21に蓋体3を固定して、開口部21を閉じることができる。
一方、この状態から、蓋体3を前記の方向とは逆方向に軽く回転させて、凸部27を凸部格納部26a及び凹部26から出すことにより、外装ケース2の開口部21から蓋体3を取り外して、開口部21を開けた状態とすることができる。このようにして、外装ケース2の開口部21に対して蓋体3を取り付けたり取り外したりすることにより、開口部21を蓋体3により開閉することが可能とされる。
なお、図6に示すように、本実施形態にあっては、蓋体3の内部には、天面部31の裏面に、容器固定用ねじ穴31aが形成されている。かかる容器固定用ねじ穴31aは、図7に示した潤滑剤充填用容器33を取り付けるために役立つ。
図7は、潤滑剤充填用容器33の一態様を示した図である。潤滑剤充填用容器33(以下、単に「容器33」とする場合もある。)は、射精促進器1を使用する際に用いられる潤滑剤(ローション)が内部に充填され、容器33の口部33xに形成された固定用ねじ山33aを蓋体3に形成された容器固定用ねじ穴31aにねじ込むことにより、蓋体3の内部に対して取り付けられて固定される。また、このようにして蓋体3の内部に容器33を取り付けて、容器33の胴部33bを、内装部材5の挿入口51に挿入した状態で、蓋体3により開口部21を閉めることにより、射精促進器1の蓋体3の内部に容器33を固定装填することができ、別途潤滑剤を用意する手間等を省くことができるとともに、潤滑剤を充填した容器33を内部に装填した状態で、射精促進器1を流通させることができる。
なお、射精促進器1を使用する際には、蓋体3を開けて、蓋体3から潤滑剤充填用容器33を取り外した後、容器33から潤滑剤を挿入口51に対して充填するようにすればよい。充填時は、容器33の固定用ねじ山33aが形成された口部33xを、挿入口51に挿入すればよい。潤滑剤充填用容器33は、蓋体3の少なくとも一方の内部に取り付けられていてもよく、蓋体3の両方に取り付けられていてもよい。
次に、外装ケース2の空間4に収容される内装部材5について説明する。図8は図1のA−A断面図であり、図9は内装部材5の一態様を示した斜視図、図10は図9のB−B断面図、をそれぞれ示す。なお、図8にあっては、潤滑剤充填用容器33については載せておらず、図8及び図10では、縦緩衝部82を面方向の断面が現れるように切断した断面図を示している。
本実施形態に係る射精促進器1を構成する、いわゆるコア部材となる内装部材5は、外装ケース2の空間4に収容され、外装ケース2の開口部21にその両端が配置される筒状の部材である。内装部材5の両端は、それぞれ、フランジ7の略中央に挿入口51を有し、かかる2つの挿入口51を繋いで貫通する1本の挿入部52が内部に形成されている。内装部材5は、本実施形態にあっては、図9等に示すように、陰茎が挿入される空間である挿入部52によりその内部が貫通された本体部6と、かかる本体部6の長手方向両端に配設された、円盤形状のフランジ7により構成されており、本体部6、フランジ7及び後記する緩衝部8が一体となって形成されているものである。
内装部材5の外観形状は、外装ケース2の形状に併せて、挿入部52の軸方向及び周方向にそれぞれ緩衝部8が、本体部6から外方向(内装部材5を外装ケース2の内部の空間4に収容した際に、外装ケース2の内壁に向かう方向。)に向かって張り出すように形成されている。かかる緩衝部8の存在により、外装ケース2の内壁にフィットしやすい形状とされ、外装ケース2の内部の空間4に安定した状態で収容されるとともに、外装ケース2を回転させた際に、内装部材5が回転方向に捻られやすくなる。
一般に、内装部材5と外装ケース2の間に形成される空間4には、スポンジ等の緩衝材が充填されることが多いが、前記したように、分割された外装ケース2の回転による内装部材5ないしは挿入部52の捻れをスムースに実施するため、内装部材5の本体部6から外方向に向かって緩衝部8を設けるようにしている。
図9等に示すように、内装部材5に形成される緩衝部8は、本実施形態では、挿入部52が内部に形成される本体部6に対して、リング状の横緩衝部81と、本体部6の軸方向に沿って形成された縦緩衝部82により構成される。また、横緩衝部81の周縁と縦緩衝部82の形状は、外装ケース2の内壁の形状と対応し、外装ケース2にフィットしやすくなり、外装ケース2の内部に安定した状態で収容される。なお、縦緩衝部82は横緩衝部81の補強リブとなり、横緩衝部81の形状維持に役立つことになる。
また、緩衝部8は、外装ケース2に内装部材5との間の空間4を埋めるように形成され、外装ケース2を握ることにより、内装部材5に適度な圧力をかけることができる。これにより、内装部材5の挿入口51から挿入された陰茎に対して、適度な締め付け感が伝わることになり、使用感が高まることになる。
内装部材5は、フランジ7の略中心に形成されている2つの挿入口51と挿入部52が繋がっていることで、挿入部52が内装部材5(本体部6)の内部を貫通することになる。また、挿入部52の内壁には、陰茎を刺激する部分(刺激部X)が形成されている。陰茎を刺激する部分(刺激部X)の形状の例としては、女性の膣の内部形状を模した、突起や襞形状、疣(いぼ)形状、蛇腹形状等が挙げられ、これらの刺激部Xを所定の配置で形成することができる。
図8等には、刺激部Xの一例である疣(いぼ)形状及び蛇腹形状等を所定の配置で形成した態様を示している。本考案にあっては、外装ケース2の両端が開口されているとともに、かかる外装ケース2の内部に収納される内装部材5における2つの挿入口51と挿入部52が貫通されていることにより、陰茎を挿入することができる箇所が2つ形成されていることになるため、使用性が良好な射精促進器1となる。
また、挿入部52の内壁に形成される、陰茎を刺激する部分(刺激部X)については、図8等に示すように、2つの挿入口51付近から見てそれぞれ異なる形状とすることが好ましい。このようにすれば、陰茎に対して、2つの挿入口51からそれぞれ異なる種類の刺激を与えることができる。また、かかる挿入口51付近と、挿入部52の略中央付近とは、異なる形状や配置を採用することが好ましい。このようにすれば、陰茎の一部(例えば、亀頭等。)に、他の部分と異なる種類の刺激を与えることができる。
本体部6、フランジ7及び緩衝部8を含む内装部材5を構成する材料としては、適当な弾力、伸縮性、柔軟性を備えた材料を使用することが理想的であり、例えば、エラストマー等のゲル状樹脂材料、ゲル状のゴム、シリコーン系樹脂、ポリスチレン系樹脂等により構成されることが好ましい。
図11は、取付リング9の斜視図である。前記した図8に示すように、射精促進器1にあっては、内装部材5を外装ケース2に取り付けるに際し、内装部材5のフランジ7を取付リング9により外装ケース2の開口部21に固定することで、内装部材5が、分割された2つの外装ケース2a,2bに対してそれぞれ部分的に固定され、外装ケース2を回転させることにより、内装部材5が外装ケース2の回転方向に捻られることになる。
図11に示した取付リング9は、外装ケース2の開口部21の外周周縁に嵌め込み可能とされ、図8に示すように、取付リング9の内面91と外装ケース2の外周周縁との間にフランジ7の周縁を挟み込むことにより、外装ケース2に対して内装部材5のフランジ7を固定することができ、内装部材5を外装ケース2に固定・一体化することができる。
取付リング9は、蓋体3と同様、従来公知の合成樹脂や金属材料等で構成することができ、軽量性、加工性、コスト面等の観点から合成樹脂で構成されることが好ましい。また、取付リング9は、蓋体3と共通する合成樹脂で構成されることが好ましい。
(II)射精促進器1の使用方法:
以下、本実施形態に係る射精促進器1の使用方法の一例を説明する。まず、射精促進器1の外装ケース2の一方の蓋体3aを外して、外装ケース2の開口部21を開いた状態とする。この時、開口部21を開いた状態としたことにより現れる内装部材5の挿入口51から図示しない潤滑剤(ローション)を注ぎ込んで塗りつけ、内装部材5の挿入部52に潤滑剤をまんべんなく行きわたらせることが好ましい。また、かかる潤滑剤は、陰茎にも塗りつけておくことが好ましい。なお、蓋体3a内部に、潤滑剤を充填した潤滑剤充填用容器33が取り付けられている場合には、蓋体3から潤滑剤充填用容器33を取り外して、容器33の中にある潤滑剤を挿入口51から注ぎ込むようにしてもよい。
また、他方の蓋体3bは、閉じた状態としておく。ここで、前記のように潤滑剤を使用する場合において、本考案を、精子(精液)を採取するための精子(精液)採取器(精子採取装置)としても使用するに際しては、殺精子薬を含有しない、潤滑を主たる目的として用いられる単なる潤滑剤を使用するようにすることが好ましい。
次に、陰茎を、開口されている開口部21から確認できるフランジ7に形成される挿入口51から挿入部52へと挿入するようにする。陰茎は、ある程度勃起した状態で挿入した方が使用上好ましい。挿入口51から挿入部52へ陰茎を挿入した後、使用者は射精促進器1を握り、好ましくは陰茎の長手方向に沿って適度に上下に動かすことにより、陰茎は、内装部材5の挿入部52の内部に形成された疣(いぼ)形状及び蛇腹形状等の刺激部Xにより刺激されることになる。また、使用者が射精促進器1を握りしめることによって、内装部材5の緩衝部8を介して、内装部材5から陰茎が圧迫され、締め付け感が伝わることになる。
使用者が、陰茎に対して締め付け感を上げる(きつく締め付ける)ことを希望する場合には、外装ケース2a,2bの一方(例えば、第1外装ケース2a。)を他方(例えば、第2外装ケース2b。)に対して回転させ、挿入部52を捻った状態とさせることにより、挿入された陰茎を締め付けることができる。本考案は、このような外装ケース2a,2bの回転により、陰茎に対する締め付け感を簡便に調整することができる。
外装ケース2の回転により挿入部52の締め付け感の調整は、外装ケース2の回転が段階的に固定できるため、1段階目(例えば、30°回転。)で締め付けが弱いと感じた使用者は、外装ケース2をさらに回転させ(例えば、60°回転。)、締め付けを更に強くすることができる。一方、1段階目で締め付けが強いと感じた使用者は、外装ケース2を1段階目とするために回転させた方向とは逆方向に回転させ、通常の状態に戻せばよい。
一方、このような外装ケース2の回転を実施した場合や、そうでない場合も含め、陰茎に対する締め付け感が強いと感じる場合には、使用者は、閉じられている他方の蓋体3bを緩めることにより、挿入部52に対する通気量が変化し、陰茎に対する締め付け感を弱くすることができる。本考案は、このような他方の蓋体3bの開閉により、陰茎に対する締め付け感を簡便に調整して、陰茎に対する刺激を変化させることができる。なお、陰茎に対してある程度の開放感を与えたい場合には、他方の蓋体3bを外し、他方の蓋体3bにより隠れていた、陰茎を挿入していない側の挿入口51が外部に現れるようにしてもよい。
このように、射精促進器の2つの蓋体3のうち一方(例えば、蓋体3a)は、使用時に使用者の陰茎を挿入するための、2つの挿入口51のうちの一方の挿入口51が現れるようにするために外される蓋体3となる。また、蓋体3の他方(例えば、蓋体3b)は、使用時の開閉により、使用者の陰茎に対する締め付け感を調整する蓋体3となる。また、本考案は、分割された外装ケース2a,2bの回転による締め付け感の調整機能と、蓋体3の開閉による締め付け感の調整機能を併せ持った射精促進器1となる。
前記のような操作により使用者が射精した後は、他方の蓋体3bを外して、必要により他方の蓋体3b側の開口部21に現れる挿入口51から所望の量の精子(精液)を採取するとともに、2つの蓋体3(蓋体3a,3b)を外した状態で、内装部材5の内部空間である挿入部52等に残った精子(精液)等を洗浄するようにする。また、蓋体3(3a,3b)も洗浄するようにする。なお、前記した精子(精液)の採取は、他方の蓋体3bを取り付けたまま(閉じたまま)で、開放されている一方の挿入口51にスポイト等を差し込んで吸引することにより実施するようにしても構わない。
(III)本考案の効果:
以上説明した本考案に係る射精促進器1は、分割された外装ケース2a,2bが軸方向を中心にそれぞれ独立して回転可能とされており、少なくとも1つの外装ケース2の回転により、内装部材5及び使用者の陰茎が挿入される挿入部52が外装ケース2の回転と同じ方向に捻れるため、通常の状態と比較して陰茎への締め付けを強くすることができる等、締め付け感の調整を簡便に実施することができる。
本考案は、外装ケース2の両端の開口される開口部21を蓋体3により開閉可能とされているとともに、内装部材5の内部に形成される、陰茎が挿入される挿入部52が貫通されているので、使用時における陰茎の圧迫感を、陰茎が挿入されていない他方の蓋体3bの開閉度合いを調整することにより制御可能となり、陰茎に過度の圧迫感が付与されることを防止することができる。加えて、本考案は、他方の蓋体3bの開閉度合いの調整により、陰茎に与える刺激にバリエーションを持たせることができるため、使用性が良好であり、精子(精液)の採取及び射精の促進を効率よく行うことができる。
そして、本考案は、外装ケース2の両端が開口されており、挿入部52が貫通されているので、使用後に洗浄を簡便に行うことが可能であり、衛生面にも優れた射精促進器1となる。
(IV)実施形態の変形:
なお、以上説明した態様は、本考案の一態様を示したものであって、本考案は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本考案の構成を備え、目的及び効果を達成できる範囲内での変形や改良が、本考案の内容に含まれるものであることはいうまでもない。また、本考案を実施する際における具体的な構造及び形状等は、本考案の目的及び効果を達成できる範囲内において、他の構造や形状等としても問題はない。本考案は前記した各実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲での変形や改良は、本考案に含まれるものである。
前記した実施形態では、内装部材5に関して、本体部6から外に向かうように緩衝部8が一体に形成されている態様を示したが、内装部材5について緩衝部8を設けずに、内装部材5の本体部6の周囲に図示しないスポンジ等の緩衝材を巻き付け、外装ケース2に収容するようにしてもよい。
前記した実施形態では、内装部材5の挿入部52の内壁に形成される、陰茎を刺激する部分(刺激部X)の形状の一例について、疣(いぼ)形状及び蛇腹形状等を所定の配置で形成した態様を図8等に示して説明したが、刺激部Xの形状については前記したもの以外でもよく、刺激を与える可能性を有する従来公知の形状を採用することができる。
前記した実施形態では、外装ケース2の形状について、長手方向の略中央に、平面視でなだらかな山状となる小径部22と、かかる小径部22を挟んで、小径部22より大きな径からなる2つの大径部23,24が、小径部22の中央に対して対称に形成されている態様を、図1ないし図3等に示して説明したが、外装ケース2の形状はこれには限定されず、使用者の手で握ることが可能な筒状であれば形状等は任意に決定することができる。
前記した実施形態では、蓋体3の天面部31の裏面に、容器固定用ねじ穴31aが形成され、潤滑剤充填用容器33を固定可能としていたが、容器固定用ねじ穴31aの形成及び潤滑剤充填用容器33の取り付けは必須ではなく、形成等しなくても構わない。
前記した実施形態では、2つに分割された外装ケース2(第1外装ケース2a及び第2外装ケース2b)を組み合わせて一体化された例を示しているが、外装ケース2は、2つを超えた数(例えば、3、4、5、……、等。)に分割されていてもよい。一方、本考案にあっては、前記した実施形態に示すように、2つの開口部21をそれぞれ開閉する2つの蓋体3を備え、2つの挿入口51を繋いで内部を貫通する挿入部52が形成された筒状の内装部材5収容すること等に鑑みれば、外装ケース2は、2つに分割されることが好ましい。
前記した実施形態では、分割された外装ケース2の回転が、段階的に固定可能とされる態様を示して説明したが、分割された外装ケース2の回転は、段階的に固定されないようにしても構わない。
また、蓋体3による外装ケース2の開口部21を開閉する手段については、その他、蓋体3を開口部21に対して物理的に嵌め込み可能とする等、蓋体3により外装ケース2の開口部21を開閉できるのであれば、その手段は特に限定されない。
前記した実施形態の(II)では、蓋体3aの内部に、潤滑剤を充填した潤滑剤充填用容器33が取り付けられている場合も含めて説明した一方、潤滑剤があらかじめ注ぎ込まれておらず、使用時に潤滑剤を注ぎ込むようにした使用方法を例に挙げて説明した。本考案に係る射精促進器1は、潤滑剤を挿入部52等にあらかじめ注ぎ込んだ状態で蓋体3を閉めてパッケージングして流通、販売するようにしてもよい。なお、その際には、挿入口51に、使用時に容易に取り外すことができる図示しないスポンジ等からなる略円形の板状部材を載置したり、使用時に容易に取り外すことができる図示しない栓等をすることにより、流通時等の潤滑剤の漏れ等を防止することが好ましい。
その他、本考案の実施の際の具体的な構造及び形状等は、本考案の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
本考案は、医療用途はもちろんのこと、男性の性的衝動等を抑制することにより、健全な社会構築等の手助けとなることができるため、産業上の利用可能性は極めて高い。
1 …… 射精促進器
2 …… 外装ケース
2a …… 外装ケース(第1外装ケース)
2b …… 外装ケース(第2外装ケース)
21 …… 開口部
21a,21b …… 開口部
22 …… 小径部
23,24 …… 大径部
25 …… 境界
26 …… 凹部
26a …… 凸部格納部
27 …… 凸部
28,29 …… 開口された部分
28b …… 嵌合部
3 …… 蓋体
3a …… 蓋体(一方の蓋体)
3b …… 蓋体(他方の蓋体)
31 …… 天面部
31a …… 容器固定用ねじ穴
32 …… 周縁部
33 …… 潤滑剤充填用容器
33a …… 固定用ねじ山
33b …… 胴部
33x …… 口部
4 …… 空間
5 …… 内装部材
51 …… 挿入口
52 …… 挿入部
6 …… 本体部
7 …… フランジ
8 …… 緩衝部
81 …… 横緩衝部
82 …… 縦緩衝部
9 …… 取付リング
91 …… 内面
X …… 刺激部
Y …… 突起
Z …… 凹み部

Claims (6)

  1. 長手方向の両端が開口する開口部が形成され、手で握ることが可能な筒状の形状とされた外装ケースと、
    当該外装ケースの2つの前記開口部をそれぞれ開閉する蓋体と、
    前記外装ケースの内部に形成された空間に収容される、前記開口部に両端を配置し、当該両端にそれぞれ挿入口を有し、当該2つの挿入口を繋いで内部を貫通する挿入部が形成された筒状の内装部材と、を備え、
    前記外装ケースが、当該外装ケースの軸方向と略直交する方向に少なくとも2つに分割され、
    前記分割された外装ケースは、前記軸方向を中心にそれぞれ独立して回転可能とされ、
    前記分割された外装ケースは、前記内装部材とそれぞれ少なくとも部分的に固定され、
    前記外装ケースの回転により、前記内装部材及び前記挿入部が前記外装ケースの回転方向と同じ方向に捻れることを特徴とする射精促進器。
  2. 前記外装ケースが2つに分割されることを特徴とする請求項1に記載の射精促進器。
  3. 前記外装ケースの回転が段階的に固定可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の射精促進器。
  4. 前記内装部材が、前記挿入部により内部が貫通された本体部と、
    前記本体部の長手方向両端に配設され、略中央に前記挿入口を有する円盤形状のフランジと、
    前記本体部から外方向に張り出すように形成された緩衝部と、を備え、
    前記本体部、前記フランジ及び前記緩衝部が一体となって形成されており、
    前記外装ケースの開口部に前記フランジが固定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の射精促進器。
  5. 前記蓋体が、前記外装ケースの軸方向を中心に回転させることにより開閉可能とされていることを特徴とする請求項1ないしは請求項4のいずれかに記載の射精促進器。
  6. 前記蓋体の少なくとも一方の内部に、潤滑剤を充填した潤滑剤充填用容器が取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の射精促進器。
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