JP3232418U - 検体採取容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】嵩張ったりせず、保管や輸送するのに便利なものとなり、保管中や輸送中に粉塵や雑菌などで汚染されることがなく、構成部材が組み合わされた状態での気密性を向上させ、採取時やその後の感染や汚染がない安全性の高い検体採取容器を提供する。【解決手段】保存液Lを収容した収容体1に中栓体2を収容して、この収容体の開口部に蓋体3をねじ込んで、これらを一体に組み合わせたものとし、中栓体と蓋体との間にスペーサSを介在させて、収容体の開口部に蓋体をねじ込んだときは、中栓体とスペーサとの間にパッキンPが挟み込まれると共に蓋体の破断部材6の下端が中栓体の底板2cに近接するまでしかねじ込めないようにし、中栓体と蓋体との間にスペーサを介在させないで、収容体の開口部に蓋体をねじ込んだときは、中栓体と蓋体との間にパッキンが挟み込まれると共に蓋体の破断部材の下端が中栓体の底板を破断するまでねじ込めるようにしている。【選択図】図1
Description
本考案は、唾液などの検体を採取して保存しておくための検体採取容器に関するものである。
従来、この種の検体採取容器としては、例えば図17、18に示したように、唾液を採取するときに使用する唾液採取用容器11と、漏斗12と、唾液の保存液を収容した保存液収容容器13からなるものが存在する(特許文献1)。
前記検体採取容器を使用するには、図17に示したように、唾液採取用容器11に取り付けられた漏斗12から被検者の唾液を唾液採取用容器11に採取する。次に、唾液採取用容器11から漏斗12を外して、この漏斗12に代えて図18に示したように、保存液収容容器13を唾液採取用容器11の上端のネジ部14にねじ込んで取り付ける。
このようにすると、保存液収容容器13の下面から唾液採取用容器11の開口端11aが差し込まれ、保存液収容容器13の下面が圧壊して、この保存液収容容器13内の保存液が唾液採取用容器11内に流入する。そして、この保存液が唾液採取用容器11内の唾液と混合し、唾液と保存液が気密状態で保存されるとしている。
しかしながら、前記特許文献1に記載された検体採取容器では、唾液採取用容器11と保存液収容容器13とが組み合わされた状態ではなく、別々に分離した状態となっており、嵩張ったりするので、保管や輸送するのに不便である。
さらに、前記特許文献1に記載された検体採取容器では、使用する前は唾液を採取する漏斗12が唾液採取用容器11内には収納されずに露出しているので、保管中や輸送中に粉塵や雑菌などで汚染されることがある。また、汚染されないようにするには、個包装などする必要がある。
しかも、前記特許文献1に記載された検体採取容器では、使用するときには唾液採取用容器11に取り付けられた漏斗12を、この唾液採取用容器11から取り外さなければならない。そのため、採取した唾液を分析機関等に郵送するまでに、唾液で汚染された漏斗12をその場で処理しなければならず、接触感染や廃棄汚染の問題が生ずることがある。
そこで、本考案は、従来の課題を解決するものであり、前記特許文献1に記載された唾液採取用容器、漏斗、保存液収容容器に相当する構成部材を、別々に分離した状態ではなく組み合わされた状態にして、嵩張ったりせず、保管や輸送するのに便利であり、さらに前記特許文献1に記載された漏斗に相当する構成部材を個包装などしないでも、保管中や輸送中に粉塵や雑菌などで汚染されることがなく、また各構成部材が組み合わされた状態での気密性を向上させることにより、採取時やその後の感染や汚染がない安全性の高い検体採取容器を提供することを目的としてなされたものである。
本考案の検体採取容器は、検体の保存液Lを収容した収容体1と、上端を開口部2aとして内部を中空とし、上端内周にパッキンPを装着すると共に破断自在とした底板2cを有した中栓体2と、破断部材6を垂設した蓋体3とを備えている。前記収容体1に前記中栓体2を収容して、この収容体1の開口部に前記蓋体3をねじ込めるようにして、これらを一体に組み合わせたものとしている。そして、前記中栓体2と前記蓋体3との間にスペーサSを介在させて、前記収容体1の開口部に前記蓋体3をねじ込んだときは、前記中栓体2とスペーサSとの間に前記パッキンPが挟み込まれると共に、前記蓋体3の破断部材6の下端が前記中栓体2の底板2cに近接するまでしかねじ込めないようにしている。さらに、前記中栓体2と前記蓋体3との間にスペーサSを介在させないで、前記収容体1の開口部に前記蓋体3をねじ込んだときは、前記中栓体2と蓋体3との間にパッキンPが挟み込まれると共に、前記蓋体3の破断部材6の下端が前記中栓体2の底板2cを破断するまでねじ込めるようにしている。
本考案の検体採取容器は、検体の保存液Lを収容した収容体1と、上端を開口部2aとして内部を中空とし、上端内周および上端外周にパッキンPを装着すると共に破断自在とした底板2cを有した中栓体2と、破断部材6を垂設した蓋体3とを備えている。前記収容体1に前記中栓体2を収容して、この収容体1の開口部に前記蓋体3をねじ込めるようにして、これらを一体に組み合わせたものとしている。そして、前記中栓体2と前記蓋体3との間にスペーサSを介在させて、前記収容体1の開口部に前記蓋体3をねじ込んだときは、前記中栓体2とスペーサSとの間および前記収容体1と中栓体2との間にパッキンPが挟み込まれると共に、前記蓋体3の破断部材6の下端が前記中栓体2の底板2cに近接するまでしかねじ込めないようにしている。さらに、前記中栓体2と前記蓋体3との間にスペーサSを介在させないで、前記収容体1の開口部に前記蓋体3をねじ込んだときは、前記中栓体2と蓋体3との間および前記収容体1と中栓体2との間にパッキンPが挟み込まれると共に、前記蓋体3の破断部材6の下端が前記中栓体2の底板2cを破断するまでねじ込めるようにしている。
本考案の検体採取容器において、前記中栓体2の底板2cは、周囲を薄肉部を介して側壁の下端に連設されており、破断した後も薄肉部の一部が連結されたままになるようにしている。
本考案の検体採取容器は、収容体1に中栓体2を収容して、収容体1の開口部に蓋体3をねじ込んで、これらを一体に組み合わせたものとしているので、嵩張ったりせず、保管や輸送するのに便利なものとなる。
さらに、本考案の検体採取容器は、使用前や使用後に収容体1に中栓体2や破断部材6が収納され、これら中栓体2や破断部材6が露出することがないので、保管中や輸送中に粉塵や雑菌などで汚染されることがないものとなる。
また、本考案の検体採取容器は、中栓体2の上端内周、または上端内周および上端外周にパッキンPを装着するものとしたので、収容体1と中栓体2との間、中栓体2とスペーサSとの間、中栓体2と蓋体3との間の気密性が向上するものとなる。
また、本考案の検体採取容器は、医療資格のある従事者でなくとも被験者自身で検体を採取できるので、医療従事者への二次感染を避けられるものとなる。
また、本考案の検体採取容器は、一体に組み合わされており、被験者が使用方法に迷うことなく誤操作を生じないものとなる。
また、本考案の検体採取容器は、使用するときにも破断部材6を直接、手で触ることがないので、この破断部材6が雑菌などで汚染されることがないものとなる。
また、本考案の検体採取容器は、採取検体が付着した部材に触れることなく採取検体を収納し、分析機関などに送ることができるので、二次感染を生じず安全性が高いものとなる。
以下、本考案の検体採取容器を実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
本考案の検体採取容器は、収容体1と中栓体2と蓋体3とスペーサSとを備え、収容体1に中栓体2を収容して、中栓体2と蓋体3との間にスペーサSを介在させるか、または介在させないで、収容体1の開口部に蓋体3をねじ込めるようにして、これらを一体に組み合わせたものとしている。
前記収容体1は、図示したように、合成樹脂で作成された有底の略円筒管1a内に検体の保存液Lを直接、収容したものとしている。さらに、この収容体1は、開口部に外ネジ部4を形成し、後に述べる蓋体3の側壁に形成した内ネジ部5をねじ込めるようにしている。
前記中栓体2は、合成樹脂で作成されており、上端を開口部2aとし、この上端に外向フランジ2bを設けると共に、内部を中空とし、図1〜7に示したものでは、上端内周にパッキンPを装着すると共に破断自在とした底板2cを有したものとしており、図8〜16に示したものでは、上端内周および上端外周にパッキンPを装着すると共に破断自在とした底板2cを有したものとしており、前記収容体1に収容して、この収容体1の側壁の上端内面と中栓体2の側壁の外面とを密着させたものとしている。すなわち、前記中栓体2は、短い略円筒形状としており、その側壁の外面を前記収容体1の側壁の上端内面に密着させたものとしている。また、前記外向フランジ2bは、図2、9などに示したように、上周端をアール状に丸めており、後に述べる蓋体3の側壁の内周面に設けた外面アール状のリブ3aの下方に位置していたり、このリブ3aを乗り越え、そのリブ3aに引っ掛かるようにしている。
前記検体としては、唾液とするのが好ましいが、喀痰、耳鼻咽喉ぬぐい液、血液、尿などの各種の検体も用いることができる。
前記保存液Lとしては、ウイルス不活性化、RNA抽出、RNA安定保存の溶液、またはDNA抽出、DNA安定保存の溶液としたり、さらに目的とする検体を殺菌、または不活性化して、測定物質を安定保存する溶液など、幅広いものを用いることができる。
前記中栓体2の底板2cは、後に述べる蓋体3の破断部材6の下端によって押圧されることにより破断するものとしており、底板2c周囲を薄肉部を介するなどして側壁の下端に連設されており、破断した後も、図4、図13などに示したように、薄肉部の一部が連結されたままとなるようにして、この底板2cが前記収容体1内に落下しないようにすることができる。また、前記底板2cは、フィルム溶着や蜜栓などとすることもできる。
前記蓋体3は、合成樹脂で作成されており、破断部材6を天板3bから垂設した円筒体としており、先に述べたように側壁に形成した内ネジ部5を収容体1の開口部に形成した外ネジ部4にねじ込めるようにしている。さらに、前記蓋体3の側壁の内周面には、外面アール状の前記リブ3aが設けられており、後に述べるようにこの蓋体3と前記中栓体2との間にスペーサSを介在させて、前記収容体1の開口部に前記蓋体3をねじ込んだときは、図1、2や図8、9などに示したように、前記リブ3aが前記中栓体2の外向フランジ2bの上方に位置しているが、前記蓋体3と前記中栓体2との間にスペーサSを介在させないで、前記収容体1の開口部に前記蓋体3をねじ込んだときは、図4、5や図13、14などに示したように、前記中栓体2の外向フランジ2bが前記リブ3aを乗り越え、このリブ3aに引っ掛かるようにしている。
前記スペーサSは、合成樹脂で作成された略円筒の単なる短管としてもよいが、図示したもののように、短管の下端に内フランジ部Saを形成したものとすれば、この内フランジ部7aが破断部材6に接触することにより、安定した状態で前記中栓体2と前記蓋体3との間に介在させておくことができる。そして、前記スペーサSの上端が前記蓋体3の天板3bに当接し、前記スペーサSの下端が前記中栓体2の上端内周のパッキンPに当接するようにしている。
前記パッキンPは、ニトリルゴム、フッ素ゴム、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂などの耐薬品性や耐老化性等に優れた材料からなるものが選択され、前記中栓体2の上端内周に装着されるものでは、中栓体2とは別体とした円形のリング状体としているが、前記中栓体2の上端内周および上端外周に装着されるものでは、図10に示したように、一次成形する中栓体2の上端周囲に複数の樹脂流入口2dを設け、この上端内周および上端外周に樹脂材料を二色成形して、図11に示したように、中栓体2と一体とした内外二重の円形のリング状体としている。
前記破断部材6は、有底の円筒体としているが、単なる円筒体としても、この破断部材6の下端を、前記中栓体2の底板2cを破断し易くなるように尖らせたものとしてもよい。
そして、本考案の検体採取容器は、図1に示したように、前記中栓体2と前記蓋体3との間にスペーサSを介在させて、前記収容体1の開口部に前記蓋体3をねじ込んだときは、前記中栓体2とスペーサSとの間に前記パッキンPが挟み込まれると共に、前記蓋体3の破断部材6の下端が前記中栓体2の底板2cに近接するまでしかねじ込めないようにしている。
さらに、本考案の検体採取容器は、図4に示したように、前記中栓体2と前記蓋体3との間にスペーサSを介在させないで、前記収容体1の開口部に前記蓋体3をねじ込んだときは、前記中栓体2と蓋体3との間にパッキンPが挟み込まれると共に、前記蓋体3の破断部材6の下端が前記中栓体2の底板2cを破断するまでねじ込めるようにしている。
また、本考案の検体採取容器は、図8に示したように、前記中栓体2と前記蓋体3との間にスペーサSを介在させて、前記収容体1の開口部に前記蓋体3をねじ込んだときは、前記中栓体2とスペーサSとの間および前記収容体1と中栓体2との間にパッキンPが挟み込まれると共に、前記蓋体3の破断部材6の下端が前記中栓体2の底板2cに近接するまでしかねじ込めないようにしている。
さらに、本考案の検体採取容器は、図13に示したように、前記中栓体2と前記蓋体3との間にスペーサSを介在させないで、前記収容体1の開口部に前記蓋体3をねじ込んだときは、前記中栓体2と蓋体3との間および前記収容体1と中栓体2との間にパッキンPが挟み込まれると共に、前記蓋体3の破断部材6の下端が前記中栓体2の底板2cを破断するまでねじ込めるようにしている。
本考案の検体採取容器は、以上に述べたように構成されているので、次のようにして使用される。
先ず、本考案の検体採取容器は、図1、8に示した状態から図3、12に示したように、収容体1から蓋体3を取り外し、蓋体3からスペーサSを取り除き、このスペーサSを廃棄する。この場合、未だ検体の採取前なので、前記スペーサSは汚染されておらず、そのまま廃棄しても廃棄汚染の問題は生じない。
次に、図3、12に示した蓋体3を取り外した収容体1の中栓体2内に、その開口部2aから唾液Dを入れ、図4、13に示したように、収容体1に再び蓋体3を取り付ける。この場合、蓋体3を徐々にねじ込んでいくと、図4に示したものでは、前記中栓体2と蓋体3との間にパッキンPが挟み込まれ、図13に示したものでは、前記中栓体2と蓋体3との間および前記収容体1と中栓体2との間にパッキンPが挟み込まれ、蓋体3に垂設した破断部材6も徐々に下がっていき、中栓体2の底板2cに当接し、この底板2cを破断する。すると、前記中栓体2内に入っていた唾液Dが収容体1内に流れ落ち、収容体1内の保存液と混合する。また、この場合、図5、14に示したように、前記中栓体2の外向フランジ2bが前記蓋体3のリブ3aを乗り越え、このリブ3aに引っ掛かる。
そして、本考案の検体採取容器は、蓋体3が収容体1に取り付けられた状態で、唾液Dと保存液の混合液は気密状態で保管されたり、輸送される。この場合、中栓体2の底板2cは、図4、13に示したように薄肉部の一部と連結されたままになっているので収容体1内に落下することがない。したがって、後に述べるように収容体1内の唾液Dと保存液の混合液を取り出す場合に、底板2cが邪魔になるようなことはない。
前記検体採取容器は、分析機関などで図6、15に示したように、収容体1から蓋体3を取り外され、収容体1内の唾液Dと保存液の混合液がシリンジ(図示せず)などで取り出され、分析に供される。この場合、前記中栓体2は、図7、16に示したように、蓋体3の側壁の内周面に設けたリブ3aに中栓体2の外向フランジ2bの下端が引っ掛かり、取り外した蓋体3から中栓体2が落下することなく、その蓋体3を廃棄することができるので、唾液Dで汚染された中栓体2には触れることがない。
本考案の検体採取容器は、以上に述べたように構成されているので、保管や輸送するのに便利なものとなる共に、保管中や輸送中に粉塵や雑菌などで汚染されることがない。
また、本考案の検体採取容器は、中栓体2の上端内周、または上端内周および上端外周に装着されたパッキンPにより、収容体1と中栓体2との間、中栓体2とスペーサSとの間、中栓体2と蓋体3との間の気密性が向上する。
また、本考案の検体採取容器は、被験者自身で検体を採取できるので、医療従事者への二次感染を避けられる。
また、本考案の検体採取容器は、一体に組み合わされており、被験者が使用方法に迷うことなく誤操作を生じない。
また、本考案の検体採取容器は、使用するときにも破断部材6を直接、手で触ることがないので、この破断部材6が雑菌などで汚染されることがない。
また、本考案の検体採取容器は、採取検体が付着した部材に触れることなく採取検体を収納し、分析機関などに送ることができるので、二次感染を生じず安全性が高い。
1 収容体
2 中栓体
2a 開口部
2c 底板
3 蓋体
6 破断部材
L 保存液
S スペーサ
P パッキン
2 中栓体
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Claims (3)
- 検体の保存液を収容した収容体と、上端を開口部として内部を中空とし、上端内周にパッキンを装着すると共に破断自在とした底板を有した中栓体と、破断部材を垂設した蓋体とを備え、
前記収容体に前記中栓体を収容して、この収容体の開口部に前記蓋体をねじ込めるようにして、これらを一体に組み合わせたものとし、
前記中栓体と前記蓋体との間にスペーサを介在させて、前記収容体の開口部に前記蓋体をねじ込んだときは、前記中栓体とスペーサとの間に前記パッキンが挟み込まれると共に、前記蓋体の破断部材の下端が前記中栓体の底板に近接するまでしかねじ込めないようにし、
前記中栓体と前記蓋体との間にスペーサを介在させないで、前記収容体の開口部に前記蓋体をねじ込んだときは、前記中栓体と蓋体との間にパッキンが挟み込まれると共に、前記蓋体の破断部材の下端が前記中栓体の底板を破断するまでねじ込めるようにしていることを特徴とする検体採取容器。 - 検体の保存液Lを収容した収容体と、上端を開口部として内部を中空とし、上端内周および上端外周にパッキンを装着すると共に破断自在とした底板を有した中栓体と、破断部材を垂設した蓋体とを備え、
前記収容体に前記中栓体を収容して、この収容体の開口部に前記蓋体をねじ込めるようにして、これらを一体に組み合わせたものとし、
前記中栓体と前記蓋体との間にスペーサを介在させて、前記収容体の開口部に前記蓋体をねじ込んだときは、前記中栓体とスペーサとの間および前記収容体と中栓体との間にパッキンが挟み込まれると共に、前記蓋体の破断部材の下端が前記中栓体の底板に近接するまでしかねじ込めないようにし、
前記中栓体と前記蓋体との間にスペーサを介在させないで、前記収容体の開口部に前記蓋体をねじ込んだときは、前記中栓体と蓋体との間および前記収容体と中栓体との間にパッキンが挟み込まれると共に、前記蓋体の破断部材の下端が前記中栓体の底板を破断するまでねじ込めるようにしていることを特徴とする検体採取容器。 - 前記中栓体の底板は、周囲を薄肉部を介して側壁の下端に連設されており、破断した後も薄肉部の一部が連結されたままになるようにしていることを特徴とする請求項1または2に記載の検体採取容器。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3232418 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |