JP6604570B2 - フィルムコンデンサの製造方法 - Google Patents
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Description
まず、本実施の形態の製造方法で製造されるフィルムコンデンサ1について説明する。
次に、フィルムコンデンサ1の製造方法について説明する。
まず、巻回機100を用いて、図3に示すようなコンデンサ本体形成工程が行われる。図3に示すように、コンデンサ本体形成工程では、第1巻出機111から第1誘電体フィルム11が送り出され、送り出された第1誘電体フィルム11上に、第1電極蒸着機121によって内部電極となる金属が蒸着される。これにより、第1金属化フィルム12が形成される。同様に、第2巻出機112から第2誘電体フィルム13が送り出され、送り出された第2誘電体フィルム13上に、第2電極蒸着機122によって内部電極となる金属が蒸着される。これにより、第2金属化フィルム14が形成される。第1金属化フィルム12と第2金属化フィルム14が重ねられ、回転する巻取軸130によって巻き取られる(「工程図1参照」)。これにより、巻取軸130にコンデンサ本体10が形成される(「工程図2参照」)。図8(a)に示すように、コンデンサ本体10は、ほぼ円柱形状を有し、中央に巻取軸130を抜いた後の軸孔15が形成される。
コンデンサ本体10が巻取軸130に取り付けられたまま、次に、同じ巻回機100を用いて、図4に示すような外装フィルム被覆工程が行われる。外装フィルム被覆工程では、コンデンサ本体10の外周面に外装フィルム20が複数回巻かれ、外周面が複数層の外装フィルム20で被覆されるとともに、外周面のほぼ全体の部位を覆う一層の非溶着部22を残して、外装フィルム20の各層が熱溶着される。
次に、プレス機200を用いて、図5に示すような仮プレス工程が行われる。仮プレス工程では、被覆済みコンデンサ1aが、巻回機100の巻取軸130から取り外されてプレス機200にセットされる。このとき、被覆済みコンデンサ1aは、溶着部21と非溶着部22との境界部BLが最も上になるように、即ちプレスの中心点となるように設置台210に置かれる(「工程図1」参照)。プレス部材220が降下し、外装フィルム20で被覆されたコンデンサ本体10が、プレス部材220によって押し潰される(「工程図2」参照)。図8(c)に示すように、被覆済みコンデンサ1aは、扁平な形状に変形する。以下、外装フィルム20で被覆され仮プレスを終えたコンデンサ本体10を、便宜上、「仮プレス済みコンデンサ1b」と称する。
仮プレス工程に続いて、図6(a)に示すような本プレス工程が行われる。本プレス工程では、プレス用の治具300を用いて、複数個の仮プレス済みコンデンサ1bがまとめてプレスされる。仮プレス済みコンデンサ1bは、互いの外周面の間に仕切板310が挟まれるように、プレス用の治具300内に並べてセットされる(「工程図1」参照)。仮プレス済みコンデンサ1bは、扁平な方向がその並び方向となる。
本プレス工程が完了すると、複数個の本プレス済みコンデンサ1cがプレス用の治具300にセットされた状態のまま、金属溶射工程が行われる。図6(b)に示すように、金属溶射工程では、プレス用の治具300にセットされた各本プレス済みコンデンサ1cの両端面に、図示しない溶射装置からメタリコン金属Mが溶射され、端面電極30が形成される。このとき、各本プレス済みコンデンサ1cの外周面では、仕切板310に密着している平坦面10aは、溶射されたメタリコン金属Mに晒されないが、平坦面10aの両側の湾曲面10bの一部は、溶射されたメタリコン金属Mに晒されることとなる。このため、図8(e)に示すように、端面電極30が形成されたコンデンサ本体10(以下、便宜上、「電極形成済みコンデンサ1d」と称する)の湾曲面10bでは、外装フィルム20の非溶着部22にメタリコン金属Mが付着する。
金属溶射工程に続いて、図7に示すような非溶着部剥離工程が行われる。非溶着部剥離工程では、電極形成済みコンデンサ1dから、メタリコン金属Mが付着した外装フィルム20の非溶着部22が剥がされる(「工程図1」参照)。このとき、非溶着部22は、溶着部21とスポット溶着部SPでスポット的に接着されているだけであるため、容易に剥がすことができる。剥がされた非溶着部22は、境界部BL、即ち、開始端の近傍位置で切断され、電極形成済みコンデンサ1dから除去される(「工程図2」参照)。このようにして、非溶着部22が僅かな部分を残して、電極形成済みコンデンサ1dから剥離されると、非溶着部剥離工程が完了する。なお、非溶着部剥離工程は、作業者が行ってもよいし、専用の装置が行ってもよい。
以上、実施の形態によれば、以下の効果が奏される。
10 コンデンサ本体
10a 平坦面
12 第1金属化フィルム(金属化フィルム)
14 第2金属化フィルム(金属化フィルム)
20 外装フィルム
22 非溶着部(非接着部)
23 ミシン目(強度弱点部)
30 端面電極
300 プレス用の治具
310 仕切板
BL 境界部(開始端)
M メタリコン金属
Claims (3)
- 金属化フィルムを巻回してコンデンサ本体を形成する本体形成工程と、
前記コンデンサ本体の外周面に、外装フィルムを各層の間で接着しながら複数回巻いて複数層の接着部を形成した後に、前記接着部に続いて前記外装フィルムを接着することなく巻いて、前記コンデンサ本体の両端面に溶射されるメタリコン金属が掛かり得る前記外周面の部位を覆う少なくとも一層の非接着部を形成し、さらにその後に前記非接着部の終端の近傍を接着することにより、前記外周面を前記外装フィルムで被覆する被覆工程と、
前記外装フィルムで被覆された前記コンデンサ本体の前記両端面にメタリコン金属を溶射して前記両端面に端面電極を形成する溶射工程と、
前記端面電極が形成された前記コンデンサ本体から前記外装フィルムの前記非接着部を剥離する剥離工程と、を含む、
ことを特徴とするフィルムコンデンサの製造方法。 - 請求項1に記載のフィルムコンデンサの製造方法において、
前記外装フィルムで被覆された複数の前記コンデンサ本体を、互いの外周面の間に仕切板が挟まれるように、プレス用の治具に並べてセットし、当該複数の前記コンデンサ本体を並び方向に押し潰して扁平な形状に形成するプレス工程を、さらに含み、
前記プレス工程の後に行われる前記溶射工程では、前記外装フィルムで被覆され扁平な形状に形成された前記コンデンサ本体が前記プレス用の治具にセットされた状態でメタリコン金属が溶射され、
前記外装フィルムで被覆され扁平な形状に形成された前記コンデンサ本体には、その外周面における前記仕切板に押し潰されて形成される平坦面に、前記外装フィルムの前記非接着部の開始端が設けられる、
ことを特徴とするフィルムコンデンサの製造方法。 - 請求項1または2に記載のフィルムコンデンサの製造方法において、
前記外装フィルムの前記非接着部の開始端または前記非接着部の前記開始端以降の位置に強度弱点部が形成され、
前記剥離工程では、前記非接着部が前記強度弱点部で切断される、
ことを特徴とするフィルムコンデンサの製造方法。
Priority Applications (1)
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| JP2015212659A JP6604570B2 (ja) | 2015-10-29 | 2015-10-29 | フィルムコンデンサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2015212659A JP6604570B2 (ja) | 2015-10-29 | 2015-10-29 | フィルムコンデンサの製造方法 |
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Family Applications (1)
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| JP2015212659A Active JP6604570B2 (ja) | 2015-10-29 | 2015-10-29 | フィルムコンデンサの製造方法 |
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