JP6604068B2 - 打込み工具 - Google Patents

打込み工具 Download PDF

Info

Publication number
JP6604068B2
JP6604068B2 JP2015144109A JP2015144109A JP6604068B2 JP 6604068 B2 JP6604068 B2 JP 6604068B2 JP 2015144109 A JP2015144109 A JP 2015144109A JP 2015144109 A JP2015144109 A JP 2015144109A JP 6604068 B2 JP6604068 B2 JP 6604068B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
contact portion
rod
driving
nose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015144109A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017024111A (ja
Inventor
慶介 井田
則満 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2015144109A priority Critical patent/JP6604068B2/ja
Publication of JP2017024111A publication Critical patent/JP2017024111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6604068B2 publication Critical patent/JP6604068B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C7/00Accessories for nailing or stapling tools, e.g. supports
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/008Safety devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

この発明は、打込み工具に関し、特に、先端部に衝撃が加わった場合でも他部品に与える影響を小さくすることができる打込み工具に関する。
特許文献1に記載された打込み工具は、打込み工具の先端部にコンタクトノーズを摺動可能に取り付け、このコンタクトノーズに設けた射出口からファスナーを打ち出すようにしている。この打込み工具は、ファスナーを打ち込む深さを調整するための打ち込み深さ調節機構を備えている。この打ち込み深さ調節機構は、コンタクトアームによってコンタクトノーズと接続されており、打ち込み深さ調節機構のつまみを操作することでコンタクトノーズの初期位置が上下動し、これによりファスナーの打ち込み深さが調整できるようになっている。
特開2014−83656号公報
こうした打込み工具では、ファスナー打ち出し時にコンタクトノーズの内周面にファスナーが当たり、コンタクトノーズに衝撃が加わることがある。そして、コンタクトノーズに加わった衝撃が他部品に影響を及ぼし、他部品の破損につながるおそれがある。例えば特許文献1記載の構造のように、コンタクトノーズと打ち込み深さ調節機構とをコンタクトアームによって接続した場合には、コンタクトノーズに加わった衝撃で打ち込み深さ調節機構が破損するおそれがあった。
なお、従来の打込み工具においてもコンタクトノーズに加わった衝撃をハウジングなどで受けるように形成されているが、特定方向の衝撃を受けるだけで全方向の衝撃を受ける構造ではなかった。例えば特許文献1記載の打込み工具では、ノーズ部の先端でコンタクトノーズの内周の一部を支持しているが、コンタクトノーズの後部は支持されていなかった。ファスナー打ち出し時にコンタクトノーズに加えられる衝撃はすべての方向に発生する可能性があるので、従来の構造ではコンタクトノーズに加えられた衝撃を十分に吸収することができなかった。
本発明は、上記したような従来技術の問題点を克服し、打込み工具の先端部に衝撃が加わった場合でも、その衝撃が他部品に与える影響を小さくすることができる打込み工具を提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
請求項1記載の発明は、ノーズ部に摺動可能に取り付けられるコンタクト部と、前記コンタクト部の摺動をガイドするとともに、前記コンタクト部の傾きを抑制する支持構造と、前記支持構造とは別に、前記コンタクト部の摺動をガイドする摺動ガイド部と、前記コンタクト部と一体的に上下動し、トリガ操作を有効にするための安全機構が接続されたアーム部と、を備え、前記支持構造は、前記ノーズ部の側部に一体的に設けられた筒状支持部と、前記コンタクト部に固定されて前記筒状支持部の内部に摺動可能に挿入される棒状部と、を備え、前記筒状支持部は、前記摺動ガイド部から前記コンタクト部の摺動方向に離れた位置に配置され、前記コンタクト部の摺動方向に見て前記筒状支持部と前記摺動ガイド部との間において前記棒状部から分岐するように前記アーム部を形成したことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記した請求項記載の発明の特徴点に加え、前記支持構造は、前記コンタクト部の傾きを全方向で抑制することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記した請求項1または2記載の発明の特徴点に加え、記コンタクト部から前記支持構造までの直線距離が、前記コンタクト部から前記安全機構までの直線距離よりも短くなるように形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記した請求項1〜のいずれかに記載の発明の特徴点に加
え、記アーム部に打込み深さ調整機構を接続したことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記した請求項1〜のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記コンタクト部は、前記棒状部に着脱可能であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、コンタクト部の摺動をガイドするとともに、コンタクト部の傾きを抑制する支持構造を備え、前記支持構造は、筒状支持部と、前記筒状支持部の内部に摺動可能に挿入される棒状部と、を備える。このような構成によれば、筒状支持部と棒状部とが協働することにより、コンタクト部の摺動がガイドされるとともに、コンタクト部の摺動方向に直交するすべての方向へのコンタクト部の傾きが抑制される。このため、どのような方向にコンタクト部が振られた場合でも、その衝撃を緩和することができる。
また、支持構造は棒状部を備えているため、ハウジングとコンタクト部との係合箇所から離れた位置でコンタクト部の傾きを抑制することができる。すなわち、距離の離れた2箇所でコンタクト部を支持することができるので、支持を安定させることができる。
また、記支持構造とは別に、前記コンタクト部の摺動をガイドする摺動ガイド部を備える。このような構成によれば、少なくとも2箇所でコンタクト部を支持することができるので、支持を安定させることができる。
また、請求項に記載の発明は上記の通りであり、前記支持構造は、前記コンタクト部の傾きを全方向で抑制するので、どのような方向にコンタクト部が振られた場合でも、その衝撃を緩和することができる。
また、請求項に記載の発明は上記の通りであり、記コンタクト部から前記支持構造までの直線距離が、前記コンタクト部から前記安全機構までの直線距離よりも短くなるように形成されている。このような構成によれば、コンタクト部が衝撃により変位したときに、その変位量がアーム部によって増幅されて安全機構に伝達されるような構造であっても、増幅される前に支持構造によってコンタクト部の傾きを抑制することができる。すなわち、コンタクト部に衝撃が加わった場合でも、安全機構に与える影響を小さくすることができる。
また、請求項に記載の発明は上記の通りであり、記アーム部に打込み深さ調整機構を接続した。このような構成によれば、コンタクト部が衝撃により変位したときに、その変位量がアーム部によって増幅されて打ち込み深さ調節機構に伝達されるような構造であっても、増幅される前に支持構造によってコンタクト部の傾きを抑制することができる。すなわち、コンタクト部に衝撃が加わった場合でも、打ち込み深さ調節機構に与える影響を小さくすることができる。
また、請求項に記載の発明は上記の通りであり、前記コンタクト部は、前記棒状部に着脱可能である。このような構成によれば、コンタクト部の支持構造とコンタクト部の取付構造とを同じ部材を使用して実現できるので、構造を簡素化することができる。また、コンタクト部を棒状部に取り付けるときに、棒状部が筒状支持部にガイドされているので傾きにくい。よって、コンタクト部を棒状部に取り付ける際の作業性が向上する。
打込み工具の外観斜視図である。 打込み工具を側方から見た断面図である。 打込み工具を正面から見た断面図であって、コンタクト部が押し上げられていない状態の図である。 打込み工具を正面から見た断面図であって、コンタクト部が押し上げられた状態の図である。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる打込み工具10は、圧縮空気を利用してファスナーを打ち込む空気圧式の打込み工具10であり、図1及び図2に示すように、ノーズ部13を備えた工具本体11と、ノーズ部13の側方において工具本体11に連設されたマガジン19と、を備えている。
工具本体11は、ボデーハウジング12とグリップハウジング16とが略直角に連設されて構成されている。ボデーハウジング12の内部には、打撃シリンダ31が配置されており、この打撃シリンダ31内には打撃ピストン32が摺動自在に収容されている。打撃ピストン32の下面にはファスナーを打撃するためのドライバが結合して設けられており、打撃ピストン32が作動したときにドライバでファスナーを打ち込むことができるようになっている。なお、ファスナーの打ち込みに使用される圧縮空気はエアコンプレッサ等の外部機器から供給される。こうした外部機器は、グリップハウジング16後端に設けられたエンドキャップ部18に接続される。外部機器から供給された圧縮空気は、グリップハウジング16内を通過して打撃シリンダ31へと供給される。
ボデーハウジング12の下方先端にはファスナーを射出するためのノーズ部13が一体的に結合されており、ボデーハウジング12とノーズ部13とでボデー部33を形成している。前記したドライバはノーズ部13の方向へと摺働可能に案内されている。なお、ノーズ部13の後方にはファスナー供給機構が設けられている。このファスナー供給機構は、打込み動作に連動して送り動作を実行する。この送り動作によって、マガジン19に収容されたファスナーがノーズ部13へと順番に送られる。
ノーズ部13の先端には、ノーズ部13に対して上下動可能に配置されて被打ち込み材に押し付けられるコンタクト部14が配置されている。このコンタクト部14は、ノーズ部13の先端に摺動可能に取り付けられている。具体的には、ノーズ部13の表面にはレール状の摺動ガイド部13aが突出して設けられている。この摺動ガイド部13aは、コンタクト部14の摺動方向に沿って延設されている。一方、コンタクト部14には、この摺動ガイド部13aに係合する係合部14dが形成されている。この係合部14dが摺動ガイド部13aに係合することで、コンタクト部14がノーズ部13の先端に摺動可能に係合している。
このコンタクト部14は、後述する棒状部22を挿入可能な挿入固定部14aを備えている。コンタクト部14は、この挿入固定部14aに棒状部22を着脱することで、ノーズ部13に対して着脱可能となっている。挿入固定部14aは、コンタクト部14の側方に突出して設けられており、棒状部22を挿入するための貫通孔14bが、ファスナーの打ち出し方向と平行に貫通形成されている。貫通孔14bの内周面にはリング状の保持溝14cが形成されており、この保持溝14cでリング状の固定部材23を保持している。本実施形態に係る固定部材23はゴムなどの弾性材料で形成されたOリングであり、この固定部材23が径方向に圧縮されて保持溝14cに嵌合固定されている。
また、上記した挿入固定部14aに挿入される棒状部22の下端部付近には、周溝22aが形成されている。棒状部22を挿入固定部14aに挿入したときに、この周溝22aに固定部材23が係合し、コンタクト部14が棒状部22から抜け落ちないように固定される。
コンタクト部14をノーズ部13に取り付ける際には、コンタクト部14の貫通孔14bに棒状部22の下端を挿入し、強く押し当てて周溝22aに固定部材23を嵌合させる。反対に、コンタクト部14をノーズ部13から取り外す際には、コンタクト部14を引っ張って棒状部22から引き抜けばよい。このようにコンタクト部14を着脱可能とすることで、使用目的(ファスナーの径など)に応じてコンタクト部14を交換可能としている。
上記した棒状部22は、打込み工具10の安全装置を構成するアーム部24に固定されている。アーム部24は、先端の第1接合部24aが棒状部22に固定され、後端の第2接合部24bが打ち込み深さ調節機構25のアーム接続部25bに固定されている。
打ち込み深さ調節機構25は、ファスナーを打ち込む深さを調整するためのものである。この打ち込み深さ調節機構25は、つまみ25aを備えている。つまみ25aが操作されると、その操作方向に応じてアーム部24が上下いずれかに移動する。アーム部24が上下動すると、アーム部24に連結されたコンタクト部14も同時に上下動する。このようにコンタクト部14の初期位置を上下動させることで、ファスナーの打ち込み深さが調整可能となっている。
なお、この打ち込み深さ調節機構25の近傍には、打込み工具10の安全機構が設けられている。この安全機構は、図3に示すように、アーム部24が上動していない状態では、トリガ17が操作されてもファスナーを打ち出さないようになっている。そして、図4に示すように、コンタクト部14が被打ち込み材に押し付けられて一体的にアーム部24が上動したときに、アーム部24の上動を安全機構が検知し、トリガ17の操作が有効となるように形成されている。
コンタクト部14を被打ち込み材に押し付けた状態でトリガ17を操作すると(またはトリガ17を操作した状態でコンタクト部14を被打ち込み材に押し付けると)、外部機器から供給された圧縮空気が打撃シリンダ31内に流入し、この圧縮空気が打撃ピストン32に作用して打撃ピストン32が駆動する。打撃ピストン32が駆動することで、打撃ピストン32に結合されたドライバが先頭ファスナーを打撃し、ファスナーが打ち出される。
なお、ファスナーが打ち出される射出口15はコンタクト部14の先端に形成されており、この射出口15までのコンタクト部14の内周面が、ファスナーの射出経路を形成している。ファスナーを打ち出すときに、このコンタクト部14の内周面によってドライバ及びファスナーが姿勢を安定的にガイドされるようになっている。
ところで、本実施形態に係る打込み工具10は、図3に示すように、棒状部22を挿通させて支持する筒状支持部21を備えている。この筒状支持部21は、ノーズ部13の側部に一体的に設けられており、棒状部22を挿通可能な挿通孔21aを備えている。また、この挿通孔21aの内部は段穴形状となっており、段差部分を利用してバネ受部21bが形成されている。このバネ受部21bには付勢部材26(圧縮バネ)の一端部が取り付けられている。この付勢部材26の他端部はアーム部24の第1接合部24aに係合している。この付勢部材26の付勢力によって、コンタクト部14は工具の先端方向に常時付勢されている。
この筒状支持部21は、棒状部22と協働して支持構造20を構成している。支持構造20は、コンタクト部14の摺動をガイドするとともに、コンタクト部14の傾きを抑制するためのものである。すなわち、図3及び図4に示すように、コンタクト部14が被打ち込み材に押し付けられて摺動するときには、棒状部22が筒状支持部21の挿通孔21a内で移動し、コンタクト部14の摺動がガイドされるようになっている。また、棒状部22の全周を筒状支持部21で支持することにより、コンタクト部14がどの方向に傾こうとした場合でもその傾きが抑制されるようになっている。
なお、コンタクト部14は、支持構造20(棒状部22と筒状支持部21との接触部)とは別に、係合部14dにおいても、ノーズ部13に対して摺動可能に支持されている。このため、コンタクト部14は、2箇所においてノーズ部13に支持されており、しかもその2箇所の距離が離れているため、安定して支持されている。すなわち、ノーズ部13の上部及び下部の2箇所にガイドを設けることで、ガイド部同士が離れた位置に配置されるため、安定性が得られる。
また、棒状部22はアーム部24よりも短いので、コンタクト部14から支持構造20(棒状部22と筒状支持部21との接触部)までの距離は、コンタクト部14から打ち込み深さ調節機構25までの距離よりも短くなっている。同様に、コンタクト部14から支持構造20(棒状部22と筒状支持部21との接触部)までの距離は、コンタクト部14から安全機構までの距離よりも短くなっている。このため、例えばファスナーの打ち出し時の衝撃でコンタクト部14が振られたとしても、この「振られ」がアーム部24によって増幅されて打ち込み深さ調節機構25や安全機構に伝わる前に、この「振られ」を支持構造20で抑え込むことができる。
また、本実施形態においては、係合部14dと筒状支持部21とをコンタクト部14に形成しており、すなわち、係合部14dと筒状支持部21とを1つの部材に配置している。このため、部品同士の組付精度(誤差)を考慮する必要がないので、係合部14dと摺動ガイド部13aとのクリアランス、及び、筒状支持部21と棒状部22とのクリアランスを最小にすることができる。よって、ガタを小さく設定できるので、コンタクト部14から離れた位置に設けられた打ち込み深さ調節機構25における変位が大きくならず、打ち込み深さ調節機構25や安全機構が破損しにくくなっている。
このような構成によれば、ファスナーの打ち出し時にファスナーがコンタクト部14の内周面に当たりコンタクト部14に衝撃が加わった場合でも、アーム部24や打ち込み深さ調節機構25などの他部品に与える影響を限定的にすることができる。よって、部品の破損やネジの緩みなどを防止することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、コンタクト部14の摺動をガイドするとともに、コンタクト部14の傾きを抑制する支持構造20を備え、前記支持構造20は、筒状支持部21と、前記筒状支持部21の内部に摺動可能に挿入される棒状部22と、を備える。このような構成によれば、筒状支持部21と棒状部22とが協働することにより、コンタクト部14の摺動がガイドされるとともに、コンタクト部14の摺動方向に直交するすべての方向へのコンタクト部14の傾きが抑制される。このため、どのような方向にコンタクト部14が振られた場合でも、その衝撃を緩和することができる。
また、支持構造20は棒状部22を備えているため、ボデーハウジング12とコンタクト部14との係合箇所(係合部14d)から離れた位置でコンタクト部14の傾きを抑制することができる。すなわち、距離の離れた2箇所でコンタクト部14を支持することができるので、支持を安定させることができる。
また、前記コンタクト部14と一体的に上下動するアーム部24と、前記アーム部24に接続されてトリガ17の操作を有効にするための安全機構と、を備え、前記コンタクト部14から前記支持構造20までの距離が、前記コンタクト部14から前記安全機構までの距離よりも短くなるように形成されている。このような構成によれば、コンタクト部14が衝撃により変位したときに、その変位量がアーム部24によって増幅されて安全機構に伝達されるような構造であっても、増幅される前に支持構造20によってコンタクト部14の傾きを抑制することができる。すなわち、コンタクト部14に衝撃が加わった場合でも、安全機構に与える影響を小さくすることができる。
また、前記コンタクト部14と前記支持構造20との間から分岐するように前記アーム部24を形成し、前記アーム部24に打ち込み深さ調節機構25を接続した。このような構成によれば、コンタクト部14が衝撃により変位したときに、その変位量がアーム部24によって増幅されて打ち込み深さ調節機構25に伝達されるような構造であっても、増幅される前に支持構造20によってコンタクト部14の傾きを抑制することができる。すなわち、コンタクト部14に衝撃が加わった場合でも、打ち込み深さ調節機構25に与える影響を小さくすることができる。
また、前記コンタクト部14は、前記棒状部22に着脱可能である。このような構成によれば、コンタクト部14の支持構造20とコンタクト部14の取付構造とを同じ部材を使用して実現できるので、構造を簡素化することができる。また、コンタクト部14を棒状部22に取り付けるときに、棒状部22が筒状支持部21にガイドされているので傾きにくい。よって、コンタクト部14を棒状部22に取り付ける際の作業性が向上する。
なお、上記した実施形態においては、棒状部22をコンタクト部14に固定し、筒状支持部21をノーズ部13に固定するようにしたが、これに限らず、棒状部22をノーズ部13に固定し、筒状支持部21をコンタクト部14に固定するようにしてもよい。
また、上記した実施形態においては、筒状支持部21を完全な筒状とし、これによりコンタクト部14の傾きを全方向で抑制するようにしている。しかしながら、本発明の実施形態としてはこれに限らず、筒状支持部21に切欠きを設けて、例えば断面略C字形としてもよい。このとき、半周未満の切欠きであればコンタクト部14の傾きを全方向から支持可能であるため、筒状支持部21の切欠きは半周未満とすることが好ましい。
10 打込み工具
11 工具本体
12 ボデーハウジング
13 ノーズ部
13a 摺動ガイド部
14 コンタクト部
14a 挿入固定部
14b 貫通孔
14c 保持溝
14d 係合部
15 射出口
16 グリップハウジング
17 トリガ
18 エンドキャップ部
19 マガジン
20 支持構造
21 筒状支持部
21a 挿通孔
21b バネ受部
22 棒状部
22a 周溝
23 固定部材
24 アーム部
24a 第1接合部
24b 第2接合部
25 打ち込み深さ調節機構
25a つまみ
25b アーム接続部
26 付勢部材
31 打撃シリンダ
32 打撃ピストン
33 ボデー部

Claims (5)

  1. ノーズ部に摺動可能に取り付けられるコンタクト部と、
    前記コンタクト部の摺動をガイドするとともに、前記コンタクト部の傾きを抑制する支持構造と、
    前記支持構造とは別に、前記コンタクト部の摺動をガイドする摺動ガイド部と、
    前記コンタクト部と一体的に上下動し、トリガ操作を有効にするための安全機構が接続されたアーム部と、
    を備え、
    前記支持構造は、前記ノーズ部の側部に一体的に設けられた筒状支持部と、前記コンタクト部に固定されて前記筒状支持部の内部に摺動可能に挿入される棒状部と、を備え
    前記筒状支持部は、前記摺動ガイド部から前記コンタクト部の摺動方向に離れた位置に配置され、
    前記コンタクト部の摺動方向に見て前記筒状支持部と前記摺動ガイド部との間において前記棒状部から分岐するように前記アーム部を形成したことを特徴とする、打込み工具。
  2. 前記支持構造は、前記コンタクト部の傾きを全方向で抑制することを特徴とする、請求項記載の打込み工具。
  3. 記コンタクト部から前記支持構造までの直線距離が、前記コンタクト部から前記安全機構までの直線距離よりも短くなるように形成されていることを特徴とする、請求項1又は2記載の打込み工具。
  4. 記アーム部に打込み深さ調整機構を接続したことを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の打込み工具。
  5. 前記コンタクト部は、前記棒状部に着脱可能であることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の打込み工具。
JP2015144109A 2015-07-21 2015-07-21 打込み工具 Active JP6604068B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015144109A JP6604068B2 (ja) 2015-07-21 2015-07-21 打込み工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015144109A JP6604068B2 (ja) 2015-07-21 2015-07-21 打込み工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017024111A JP2017024111A (ja) 2017-02-02
JP6604068B2 true JP6604068B2 (ja) 2019-11-13

Family

ID=57949107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015144109A Active JP6604068B2 (ja) 2015-07-21 2015-07-21 打込み工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6604068B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08336773A (ja) * 1995-06-09 1996-12-24 Max Co Ltd 釘打機のコンタクトアームの調整機構
US6851595B1 (en) * 2003-12-29 2005-02-08 Yun-Chung Lee Nail beating depth adjuster
JP4622437B2 (ja) * 2004-10-08 2011-02-02 マックス株式会社 燃焼ガス駆動釘打機の打込み深さ調整装置
JP5055775B2 (ja) * 2006-02-03 2012-10-24 マックス株式会社 釘打機
JP4569521B2 (ja) * 2006-05-23 2010-10-27 日立工機株式会社 打込機
JP5012538B2 (ja) * 2008-01-31 2012-08-29 マックス株式会社 釘打機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017024111A (ja) 2017-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4261117B2 (ja) 打込工具
JP5921332B2 (ja) 自動ドライバーへのねじの自動供給および装着方法並びにねじ自動供給機構を備えた自動ドライバー
US20110127056A1 (en) Hammer drill
TWI600511B (zh) 打釘機
JP2007203419A (ja) 釘打機
US7980237B1 (en) Integrated fall away arrow rest
JP2011206856A (ja) 打ち込み工具
JP6102524B2 (ja) 打込み工具
JP6604068B2 (ja) 打込み工具
JP2006150477A (ja) ネジ、釘等の打込機における打込ガイド機構
JP6244695B2 (ja) ファスナー打ち込み工具
JP5340812B2 (ja) 打ち込み工具
JP5994566B2 (ja) 空気圧工具
JP6524650B2 (ja) 打込機
JP6638259B2 (ja) 打込み工具
TW201334930A (zh) 打入工具
JP6338997B2 (ja) 打ち込み工具
US20190308442A1 (en) Mechanical pencil
JP6217068B2 (ja) 工具のバネ構造及び工具
JP6720634B2 (ja) 手持ち工具
JP3129062U (ja) 衝撃工具
JP2021003803A (ja) 打込み工具
JP6269993B2 (ja) 釘打機
JP6115324B2 (ja) 打込み工具
JP2015142954A (ja) 打込機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190813

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190917

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190930

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6604068

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150