以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。複数の図面において同一の符号は同一の要素を表し、重複した説明は省略する。本明細書における「払込票」は、コンビニエンスストア等で支払われている各種公共料金、その他の支払の用途で用いられている狭義の払込票に限定されず、請求書全般を包み得る。また、本明細書における「カタログオーダー」は、主としてスタジアム内オーダー(売り子販売に関わるものを含む)、宅配、出前、ケータリング、生鮮食品宅配のオーダー等、サービス対象地域を限定したオーダーサービスを含み得る。「カタログオーダー」はまた、国内外全域を対象とした通信販売、寄付、各種代金支払等の決済サービスも含み得る。
図1は、本発明の一実施形態に係る検索・通知最適化システムを含む構成を例示する図である。図1は概略的に、管理サーバ120およびエンドユーザー・デバイス140a、140b、・・・140n(以下、総称して「エンドユーザー・デバイス140」という。)が、ネットワーク130を介して接続されることを例示している。図1はまた、検索・通知最適化システムおよび運営者デバイス100が、ネットワーク110を介して接続されることを例示している。
運営者デバイス100は、支払・決済用アプリのマーケティング担当者等により操作されるデバイスであり、例えば、PC、タブレット、スマートフォン等とすることができる。運営者デバイス100は、企業・店舗情報、クーポン情報、および検索・通知最適化エンジンのパラメータ等のデータを、ネットワーク110を介して管理サーバ120に送信することができる。企業・店舗情報は、例えば店舗位置、サービス提供対象地域、店舗営業時間、主たる顧客セグメント、業種・取扱商品、繁忙期、企業・店舗規模、支払・決済用アプリの活用度合い(支払・決済回数、頻度等)等を含む。企業・店舗情報は、特定の支払・決済用アプリが使用可能であるか、および/または対応する支払・決済用アプリの情報を含み得る。クーポン情報は、企業・店舗で使用可能な割引、優待等のクーポンである。検索・通知最適化エンジンのパラメータは、近傍の店舗との距離の閾値、適合性評価のウェイト等を含み、検索・通知最適化エンジンに予め設定される。運営者デバイス100は、管理サーバ120にアクセスして検索・通知最適化エンジンのパラメータ等を直接編集してもよい。
管理サーバ120は、1つまたは複数のサーバで構成され、後述する検索・通知最適化エンジンを備えることができる。管理サーバ120は、ネットワーク110またはネットワーク130を介して、企業・店舗情報、クーポン情報、エンドユーザー情報および検索・通知最適化エンジンのパラメータ等のデータを受信することができる。エンドユーザー情報は、例えばエンドユーザーの現在の位置情報、エンドユーザー属性(年齢、性別等)、消費行動履歴等を含む。管理サーバ120はさらに、日付、時間等の外部環境情報を取得することができる。管理サーバ120はまた、プッシュ通知対象の店舗情報をデータベース121に格納してもよい。プッシュ通知対象の店舗情報は企業・店舗情報のフラグ等により識別されてもよい。
管理サーバ120は、検索・通知最適化エンジンによって、企業・店舗情報、クーポン情報、エンドユーザー情報および外部環境情報に基づいて、最適化された検索結果データを生成することができる。
検索・通知最適化エンジンは、エンドユーザーごとに異なる検索結果を出力することができる。検索・通知最適化エンジンは、例えば未成年者による検索結果について、居酒屋や酒類販売店等の不要な情報を排除、または表示優先度を劣後させた検索結果を出力してもよい。検索・通知最適化エンジンはまた、例えば若年女性による検索結果について、エンドユーザーの消費性向に合致し、かつクーポンを発行している若年女性向けアパレルショップを優先した検索結果を出力してもよい。
検索・通知最適化エンジンの仕組みは、管理サーバ120が保持している企業・店舗情報、クーポン情報、エンドユーザー情報、およびエンドユーザーの支払・決済等の消費行動履歴等のデータがあって初めて、高い精度で実現される。検索・通知最適化エンジンは、エンドユーザー・デバイス140に十分な処理能力があり、検索・通知最適化エンジンの入力データがデータベース146で保持できる場合は、エンドユーザー・デバイス140で実行されてもよい。
データベース121はさらに、支払・決済用アプリを運営する過程で得られたエンドユーザーの属性、エンドユーザー・デバイス140の固有番号、およびエンドユーザーに係る購入、支払・決済、閲覧等に係る履歴データを保持することができる。
管理サーバ120はまた、ネットワーク130を介して、データベース121に格納した各種情報を1つまたは複数のエンドユーザー・デバイス140に送信することができる。管理サーバ120は、エンドユーザー・デバイス140が検索・通知最適化エンジンの処理を実行する場合、アップデートプログラム、および処理に必要なデータ等をエンドユーザー・デバイス140に送信してもよい。
ネットワーク110は、例えばインターネット等、運営者デバイス100と管理サーバ120との間で相互通信可能な周知のネットワークとすることができ、特に限定されることはない。ネットワーク130は、例えばインターネット等、管理サーバ120とエンドユーザー・デバイス140との間で相互通信可能な周知のネットワークとすることができ、特に限定されることはない。
エンドユーザー・デバイス140は、エンドユーザーが使用する1つまたは複数のデバイスであり、例えば、スマートフォン、PC、タブレット等とすることができる。支払・決済用アプリは、文字通りの支払、または決済の機能を備えたアプリ以外に、クーポン提供に特化したアプリ等を含み、エンドユーザー・デバイス140にインストールされ得る。支払・決済用アプリは、エンドユーザーからエンドユーザー属性情報等の入力を受け付け、エンドユーザー属性情報等を管理サーバ120に送信することができる。支払・決済用アプリは、アプリの機能を用いて支払を行った場合にクーポンが適用されるように構成されてもよく、支払とは別途クーポンが適用されるように構成されてもよい。
エンドユーザーは、エンドユーザー・デバイス140を用いて、支払・決済用アプリが使用できる企業・店舗の検索処理、および各種通知を受信することができる。検索処理は必要に応じて、店頭決済、払込票、カタログオーダー等の支払・決済用アプリのサービス種別の1つまたは複数を検索対象として指定できるようにしてもよい。検索処理はまた、キーワード検索、現在地・指定地域、現在所在する店舗に関する検索等の検索モードを指定できるようにしてもよい。検索処理および各種通知の受信に関するユーザーインターフェースは、支払・決済用アプリと一体に構成されてもよく、別のアプリケーションで構成されてもよい。
図2は、本発明の一実施形態に係るエンドユーザー・デバイス140の構成を例示する図である。エンドユーザー・デバイス140は、概略的に、IF部141、表示部142、入力受付部143、通知受信部144、GPS部145、およびデータベース146を備える。
IF部141は、管理サーバ120からエンドユーザー・デバイス140に表示する為の企業・店舗情報、クーポン情報等、またはエンドユーザーに対する通知内容等の各種情報を受信するインタフェースである。受信した各種情報は、データベース146に保存されてもよい。また、エンドユーザー・デバイス140は、IF部141を介して、エンドユーザーによる入力内容、現在位置情報等を管理サーバ120に送信することができる。
表示部142は、ディスプレイ装置であり、企業・店舗情報、クーポン情報、受信した通知内容、地図等の情報を表示することができる。
入力受付部143は、エンドユーザーによる入力を受け付けることができる。入力内容は、表示された内容をさらに詳しく参照する為の操作、検索対象地域の入力等である。
通知受信部144は、管理サーバから送信された各種の通知を受信することができる。通知の受信手段は、電子メール、ショートメール(SMS)、プッシュ通知等とすることがきるが、これらに限定されない(以下、総称して「プッシュ通知」という)。
GPS部145は、エンドユーザー・デバイスの現在地を検知することができる全地球測位システムで構成され得るが、その他現在位置を特定する装置全般を含む(以下、総称して「GPS(Global Positioning System)」という。)。GPSによる現在位置の特定は、エンドユーザーが自身の現在位置を入力することで代替してもよい。位置情報は、緯度/経度、住所、郵便番号等があり得るが、これらに限定されない。
データベース146は、支払・決済用アプリが使用できる企業・店舗の情報、受信した通知内容、地図情報等を格納する。データベース146に格納される情報は、管理サーバ120のデータベース121に格納し、エンドユーザー・デバイス140におけるデータ蓄積を代替してもよい。
図3は、本発明の一実施形態に係る適用事例のパターンを例示する図である。図3は、エンドユーザーによる支払・決済用アプリが使用できる企業・店舗、またはクーポンが使用できる企業・店舗の検索、および使用できる店舗に係るエンドユーザーへの自動通知の機能に関する適用事例のパターンを例示している。図3の表において、「○」は支払・決済用アプリの適合性が高いことを例示している。
図3の項番1〜4は主に市中・街頭での活用の例であり、移動中のエンドユーザーの現在位置を活用した適用事例のパターンを例示している。図3の項番1〜4の場合、エンドユーザー・デバイス140はGPS機能を備えたスマートフォン等が望ましい。エンドユーザー・デバイス140がGPS機能を備えていないPC等である場合、エンドユーザーが現在位置を入力することでGPS機能の代替としてもよいが、利便性は低下し得る。
図3の項番5〜8は主に自宅、勤務場所等での活用の例であり、エンドユーザーが移動中であることを想定しない適用事例のパターンを例示している。図3の項番5〜8の場合、エンドユーザー・デバイス140はGPS機能を備えたスマートフォン等が望ましい。しかし、エンドユーザー・デバイス140がGPS機能を備えていないPC等である場合、エンドユーザーが現在位置を入力することでGPS機能の代替としても大きな支障とはならない。
図4は、本発明の一実施形態に係る検索・通知最適化エンジンプログラムの概念を例示する図である。図4は特に、エンドユーザーの指示に基づき、支払・決済用アプリが使用できる企業・店舗を検索する際、表示結果を最適化することを例示している。
S401:エンドユーザーは、エンドユーザー・デバイス140を用いて、支払・決済用アプリが使用できる企業・店舗の検索処理の開始を指示する。検索処理は必要に応じて、店頭決済、払込票、カタログオーダー等の支払・決済用アプリのサービス種別の1つまたは複数を検索対象として指定できるようにしてもよい。検索処理はまた、キーワード検索、現在地・指定地域、現在所在する店舗に関する検索等の検索モードを指定できるようにしてもよい。エンドユーザー・デバイス140にGPS機能が備わっている場合は、これを用いて現在位置を特定してもよいが、GPS機能がない場合は、現在地に係る情報を入力するようにしてもよい。
S402:管理サーバ120は、エンドユーザー・デバイス140からの検索開始指示を受けて検索処理を開始する。検索処理は、企業・店舗情報、クーポン情報、エンドユーザー情報、および外部環境情報等を入力データとして、検索・通知最適化エンジンで処理することにより実行される。
S403:エンドユーザー・デバイス140は、管理サーバ120の検索・通知最適化エンジンで生成された企業・店舗一覧情報を表示する。企業・店舗一覧情報は、エンドユーザー・デバイス140において、一覧表形式で表示してもよく、地図上にプロットする形式で表示してもよい。企業・店舗一覧情報の表示はまた、各企業・店舗で使用できるクーポン、各店舗までの距離等の情報も併せて表示してもよい。
図5Aは、本発明の一実施形態に係る企業・店舗情報、クーポン情報、エンドユーザー情報、外部環境情報のデータ項目を例示する図である。一例として、企業・店舗情報は店舗位置情報を含み、店舗位置情報は緯度・経度情報、郵便番号・住所、および店舗固定電話番号を具体的なデータとして含み得る。図5Aで例示するデータは検索・通知最適化エンジンの入力として使用され、記載のない他のデータ項目を含むことも可能である。
図5Aはまた、各データ項目とサービス種類との相関の強さ、又は適合性の高さを「○」(強い相関/高い適合)、「△」(相関あり/適合する)、「白抜き」(相関なし/適合性なし)で例示している。一例として、払込票決済の場合は、「店舗位置情報」や「店舗営業時間情報」とは無関係にアプリを用いた支払・決済が可能であるため「白抜き」となっている。一方、店頭決済は文字通り、店頭での決済を行う機能であり、店舗検索において店舗の位置情報は重要な項目となることから「○」となっている。
図5Bは、本発明の一実施形態に係る企業・店舗情報、クーポン情報、エンドユーザー情報、外部環境情報のデータ項目の補足を例示する図である。図5Bは、図5Aにおいて「※1」〜「※12」で表した各項目の補足説明である。図5Aのデータ項目は一例であって、一部の項目を省略すること、および新たな項目を追加する変形が可能である。
図6Aおよび図6Bは、本発明の一実施形態に係る検索・通知最適化エンジンの評価処理を例示する図である。図6Aおよび図6Bは、後述する図9に関連し、検索対象サービス(すべて、店頭決済、払込票決済、カタログオーダー、クーポン等)は「すべて」を指定して、(近隣の)使用可能店舗(推奨店舗)を検索した場合を例示している。
S601:管理サーバ120は、「評価用基礎データ」を検索・通知最適化エンジンの入力としてデータベース121から取得する。「評価用基礎データ」は、図5Aで例示したデータ項目と同様であり、企業・店舗情報、クーポン情報、エンドユーザー情報、および外部環境情報等とすることができる。
S602:管理サーバ120は、評価用基礎データに基づいて「データ項目の集約とウェイト付け」を行う。「データ項目の集約とウェイト付け」は、評価用基礎データを基に、カテゴリーごとに関連するデータ項目をまとめて「適合性評価項目」とし、それぞれに評価ウェイトを設定した評価用マトリックスを作成する。図6Aの評価用マトリックスは、「位置的適合性」(店舗までの距離)」、「顧客セグメントの適合性」、「購買履歴から見た適合性」に高いウェイト(「10」ポイント)が付与されており、これらの評価項目が重視されていることを示している。
評価ウェイトは、検索のパターンによって異なる値が設定されてもよい。例えば、図3の項番4(「クーポンが使用できる店舗・企業を探す」)のモードで検索された場合は、S603の図表における「クーポンの有無」の項目に特に高いウェイトが設定されてもよい。
S603:管理サーバ120は、検索・通知を最適化する対象ユーザーをデータベース121に格納されたエンドユーザー情報から抽出する。「対象ユーザーの例」は、説明のために支払・決済用アプリでの購入・使用履歴を有する「中年男性A」、「若年女性B」、「男子高校生C」がサンプルとして例示されている。購入・使用履歴は、「中年男性A」が「税金払込票決済履歴あり」、「若年女性B」が「店頭購入履歴あり」、「男子高校生C」が「サッカー用品店頭購入履歴あり」として例示されている。
S604:管理サーバ120は、評価用マトリックスおよび対象ユーザーに基づいて、評価スコアを算出する。「最適化エンジン」は、説明のために「アパレルショップ○○」「xx市主税局」「コンビニエンスストア××店」「サッカー用品店」がサンプルとして例示されている。「アパレルショップ○○」が提供しているサービスは「店頭決済」であり、主たる顧客セグメントは「若年女性」としている。「xx市主税局」が提供しているサービスは「払込票決済」であり、主たる顧客セグメントは「成年男女」としている。「コンビニエンスストア××店」が提供しているサービスは「店頭決済」であり、主たる顧客セグメントは「全層」としている。「サッカー用品店」が提供しているサービスは「店頭決済」であり、主たる顧客セグメントは「男子高校生」としている。
図6BにおいてS602と関連付けて示されるS604の図では、エンドユーザーの属性や支払・決済用アプリの支払履歴、購買履歴に基づいて、算出されるスコアが異なることを例示している。例えば、各企業・店舗の主たる顧客セグメントとエンドユーザーの属性が一致すれば「顧客セグメントの適合性」で高いスコアが算出されることになる。また、エンドユーザーが支払・決済用アプリを用いて払込票の支払を行ったことがある場合は、払込票決済サービスを提供している企業に関する「購買履歴から見た適合性」で高いスコアが算出されることになる。
一方、図6BにおいてS602と関連付けて示されるS604では、「顧客セグメント」と「購買履歴から見た適合性」以外のカテゴリーは、エンドユーザーの属性や支払・決済用アプリの使用履歴、購買履歴に係わらず同一企業・店舗は同一のスコアとなる。すなわち、いかなる属性や購買履歴をもったエンドユーザーであっても、同じ時間に、同じ場所から検索処理を実行すれば、「顧客セグメント」や「購買履歴から見た適合性」以外のカテゴリーに関して検索・通知最適化エンジンが算出するスコアは同一となる。
S603で例示した「中年男性A」「若年女性B」「男子高校生C」はそれぞれ異なるエンドユーザー属性、および異なる支払・購買履歴を有する。S604で、検索・通知最適化エンジンは「アパレルショップ○○」「xx市主税局」「コンビニエンスストア××店」「サッカー用品店」の提供サービス種別、および主たる顧客セグメントとの一致の度合いを評価し、スコアを算出する。検索・通知最適化エンジンはまた、「位置的適合性」、「営業日・営業時間の適合性」、「シーズンの適合性」、「経営規模、知名度」、「当該アプリの活用度合」、「クーポンの有無」のスコアを算出する。検索・通知最適化エンジンはさらに、エンドユーザーごと、および企業店舗ごとにスコアを合計し、全体としてS604で例示する形式のスコア算出表が得られる。この合計スコアの例では、エンドユーザーごと、企業・店舗ごとに、最低値「28」ポイントから最高値「55」まで、異なる合計スコアが算出されている。
S605:管理サーバ120は、S604で得られたエンドユーザーおよび企業・店舗ごとの評価スコアを、エンドユーザー単位でソートする。ソートされた例では、「中年男性A」は「xx市主税局」が最高優先、「若年女性B」は「コンビニエンスストア××店」が最高優先、「男子高校生C」は「サッカー用品店」が最高優先の結果となっている。評価スコアは検索結果の表示優先順を示しており、例えば「中年男性A」であれば「xx市主税局」、「若年女性B」であれば「コンビニエンスストア××店」が、「男子高校生Cであれば「サッカー用品店」がそれぞれ表示順第一位となることを意味している。
このように検索結果の表示順を最適化することによって、エンドユーザーからみて関心が低いと推定される企業・店舗の情報、もしくは遠隔地の店舗、オフシーズンの店舗の表示を除外、または表示優先度を下げることができる。この結果、エンドユーザーから見てエンドユーザーにとって違和感がなく利便性の高い検索結果を得ることができるようになる。上述した処理手順は一例であり、一部の手順を省略すること、および/または新たな手順を追加する変形が可能である。
図7は、本発明の一実施形態に係るエンドユーザー・デバイス140に表示される画面を例示する図である。
701は、複数の検索モードを選択できる画面の例を示している。図7は全体として、701で「今いる店で使える?」(エンドユーザーが現在いる店舗で支払・決済用アプリが使えるか?)のオプションを選択した例を示している。「今いる店で使える?」のオプションで検索対象となる企業・店舗は、店頭決済やスタジアム内でカタログオーダー等を提供している事業者等が該当し、払込票発行企業等は除外される。
702は、701で「今いる店で使える?」のオプションを選択した後に表示される画面例を示している。管理サーバ120は、検索・通知最適化エンジンによって、店舗所在地情報(緯度・経度情報等)とエンドユーザー・デバイス140の位置情報から、「今いる」に該当する店舗を特定し、店舗でのアプリ使用可否(サービスを提供できる店舗の有無)を判定する。使用可能と判定された場合、エンドユーザー・デバイス140の画面上部に結果(この例では「お使いになれます」)を表示するように画面を構成してもよい。702はまた、この情報に加えて、支払・決済用アプリを使用できる近傍の店の情報を、検索・通知最適化エンジンを用いて一覧化している例を示している。702は、各店舗までの概算距離/概算所要時間を示したり、クーポン有無を示したり、または各店舗のより詳しい情報を見たりするためのアイコンやボタンを配した例を示している。この例では、同時に画面最下段部に一覧の続きを見るためのボタン/リンクテキストや、「地図で見る」のボタンを配置している例を示している。
703は、702で「地図で見る」ボタンがタップ/クリックされた後に表示される画面例を示したものである。この画面例は、地図上に支払・決済用アプリが使える店舗の位置をピンで表示している例を示している。また、クーポンの有無を色で識別表示する機能、地図上の各ピンをタップ/クリックすると店舗名、および店舗の詳細情報を表示する機能等を備えてもよい。このように地図で該当店舗を表示する方式は、702の時点で表示する方式としてもよい。
図8は、本発明の一実施形態に係るエンドユーザー・デバイス140に表示される画面を例示する図である。
801は、複数の検索モードを選択できる画面の例を示している。図8は全体として、801で検索するキーワードを入力するための入力エリアが設けられた「店舗名や任意のキーワードで検索」のオプションを選択した例を示している。
802は、801で「店舗名や任意のキーワードで検索」のオプションを選択し、キーワードを入力した後に表示される画面例を示している。802は、801で入力されたキーワードを画面上部に表示すると共に、エンドユーザー・デバイス140の現在位置情報を活用し、支払・決済用アプリを使用できる近傍の店の一覧を、検索・通知最適化エンジンを用いて一覧化している例を示している。802は、店舗名の一覧に加えて、各店舗までの概算距離/概算所要時間を示したり、クーポン有無を示したり、または各店舗のより詳しい情報を見たりするためのアイコンやボタンを配した例を示している。802はまた、画面最下段部に一覧の続きを見るためのボタン/リンクテキストや、検索する対象地域の指定/切り替えを行うためのボタンや入力エリア、また「地図で見る」のボタンを配置している例を示している。
803は、802で「地図で見る」ボタンがタップ/クリックされた後に表示される画面例を示したものである。803は、図7の703と同様のため説明を省略する。
図9は、本発明の一実施形態に係るエンドユーザー・デバイス140に表示される画面を例示する図である。
901は、複数の検索モードを選択できる画面の例を示している。図9は全体として、901で「使えるお店一覧」(キーワードや現在所在する店舗に係わらない単純検索)のオプションを選択した例を示している。
902は、901で「使えるお店一覧」のオプションを選択した後に表示される画面例を示している。902は、検索対象とするサービスを「全て」「店頭で(店頭決済)」「払込票」「カタログオーダー」「クーポン」の中から選択できるようにしている。902はまた、検索基準地を「現在地」「住所を指定」の中から選択できるようにしてもよい。902では、検索対象とするサービスについて、「店頭で(店頭決済)」を選択したものとして説明する。
903は、902で「店頭で(店頭決済)」が選択された後に表示される画面例を示している。903は、管理サーバ120がエンドユーザー・デバイス140の現在位置情報に基づいて、支払・決済用アプリが使用できる近傍の店舗を検索・通知最適化エンジンを用いて一覧化している例を示している。903は、店舗名の一覧に加えて、各店舗までの概算距離/概算所要時間を示したり、クーポン有無を示したり、または各店舗のより詳しい情報を見たりするためのアイコンやボタンを配した例を示している。903はまた、画面最下段部に一覧の続きを見るためのボタン/リンクテキストや、検索する対象地域の切り替えを行うためのボタンや入力エリア、また「地図で見る」のボタンを配置している例を示している。
904は、903で「地図で見る」ボタンがタップ/クリックされた後に表示される画面例を示したものである。904は、図7の703と同様のため説明を省略する。
図10は、本発明の一実施形態に係るエンドユーザー・デバイス140に表示される画面を例示する図である。図10は、エンドユーザーが、支払・決済用アプリが使用できる企業・店舗等を意図的・明示的に検索するのではなく、支払・決済用アプリを起動した時点で自動的に表示されるメッセージの例を示している。
1001は、支払・決済用アプリの起動時画面上に、エンドユーザーがその時点で所在する店舗に関する情報をメッセージ上に表示している例である。管理サーバ120は、店舗所在地情報(緯度・経度情報等)とエンドユーザー・デバイス140の位置情報から「今いる」に該当する店舗を特定する。管理サーバ120はまた、当該店舗でのアプリ使用可否(サービス提供店舗情報の有無)、およびクーポンの有無を判定し、結果をメッセージとして作成し、エンドユーザー・デバイス140にメッセージを送信する。また、この画面例では「もっと見る」のボタン/リンクテキストを配置し、より詳細な情報を参照できようにしている。現在位置と合致する店舗がない場合は、例えば「お近くでこのアプリが使える店があります」等のメッセージを出力して、「もっと見る」、「詳細を見る」等のボタン/リンクテキストから近隣の該当店舗を参照できるようにしてもよい。
1002は、1001で「もっと見る」、「詳細を見る」等のボタン/リンクテキストがタップ/クリックされた後に表示される画面例を示している。1002は、1001で「今いる」に該当すると特定された店舗に関する情報を、当該店舗に関するクーポン情報と共に画面の上部に出力している例である。1002は、さらにエンドユーザー・デバイス140の位置情報も使用して、支払・決済用アプリを使用できる近傍の店の情報を、検索・通知最適化エンジンを用いて一覧化している例を示している。これらの店舗情報には、各店舗までの概算距離/概算所要時間を示したり、クーポン有無を示したり、または各店舗のより詳しい情報を見たりするためのアイコンやボタンを配した例を示している。1002では、同時に画面最下段部に一覧の続きを見るためのボタン/リンクテキストや、「地図で見る」のボタンを配置している例を示している。
1003は、1002で「地図で見る」ボタンがタップ/クリックされた後に表示される画面例を示したものである。1003は、図7の703と同様のため説明を省略する。
図11は、本発明の一実施形態に係るエンドユーザー・デバイス140に表示される画面を例示する図である。図11は、エンドユーザーが移動中に、特定の店舗等に近接した場合に、エンドユーザー・デバイス140にプッシュ通知が出力される例を示している。図11の例では、エンドユーザーは、支払・決済用アプリが使用できる企業・店舗等を意図的・明示的に検索せずに、自動的にメッセージを受信することができる。
1101は、エンドユーザー・デバイス140に、支払・決済用アプリが使用できる企業・店舗に関する情報をメッセージで表示している例である。エンドユーザー・デバイス140の常駐稼動、または定期的に起動されるプログラムが取得した位置情報等に基づいて、管理サーバ120は、事前に登録されている1つまたは複数の店舗の位置情報との距離を定期的に評価する。両者の距離が一定値を下回った場合(十分に近接したことを検知した場合)、エンドユーザー・デバイス140にプッシュ通知(メッセージ)を出力する。メッセージはまた、「もっと見る」、「詳細を見る」等のボタン/リンクテキストを配置し、詳細な店舗情報を参照できるようにしてもよい。
1102は、1101で「もっと見る」、「詳細を見る」等のボタン/リンクテキストがタップ/クリックされた後に表示される画面例を示している。1102は、1101で近接の判定がなされた対象店舗に関する情報を、店舗に関するクーポン情報と共に画面の上部に出力している。1102はまた、エンドユーザー・デバイス140の位置情報に基づいて、支払・決済用アプリを使用できる近傍の店の一覧を、検索・通知最適化エンジンを用いて一覧化している例を示している。1102はさらに、各店舗までの概算距離/概算所要時間を示したり、クーポン有無を示したり、または各店舗のより詳しい情報を見たりするためのアイコンやボタンを配した例を示している。1102は、同時に画面最下段部に一覧の続きを見るためのボタン/リンクテキストや、「地図で見る」のボタンを配置している例を示している。
1103は、1102で「地図で見る」ボタンがタップ/クリックされた後に表示される画面例を示したものである。1103は、図7の703と同様のため説明を省略する。
上述した画面は一例であり、一部の項目または画面を省略すること、新たな項目または画面を追加すること等の変形が可能である。
図12は、本発明の一実施形態に係る使用可能店舗の検索処理のフローを例示する図である。以下、エンドユーザーが、エンドユーザー・デバイス140を用いて検索開始を指示し、検索結果を参照する場面について説明する。図12は、画面例を示す図7、図8、および図9に関連し、特に図9の画面例に関連する。
S1201:エンドユーザーはエンドユーザー・デバイス140に対し、支払・決済用アプリが使用できる企業・店舗に関する検索条件を入力するための検索用画面を開くよう指示する。
S1202:エンドユーザーは、エンドユーザー・デバイス140を用いて検索モードを指定する。検索モードは、図7の701、図8の801、図9の901の画面例にあるように「現在いる店舗でのアプリ使用可否」「任意キーワード検索」「使用可能企業・店舗一覧」等の検索モード、および検索基準地の指定(現在地、個別指定)を含む。検索モードはまた、図7の702、図8の802、図9の902の画面例にあるような支払・決済用アプリの「サービス種別」(全て、店頭決済、払込票、カタログオーダー、クーポン)の指定等があり得るが、これらに限定されない。
S1203:S1202において、検索基準地として「現在地」が指定された場合、エンドユーザー・デバイス140は、GPS部145によって現在位置の位置情報を取得する。位置情報は、緯度/経度、住所、郵便番号等があり得るが、これらに限定されない。エンドユーザー・デバイス140は、管理サーバ120に位置情報を送信する。
S1204:S1202において、検索基準地を個別に指定するとされた場合、エンドユーザーは、テキスト入力等により検索基準地を指定する。位置情報は、緯度/経度、住所、郵便番号、地図を用いた位置の指定等があり得るが、これらに限定されない。エンドユーザー・デバイス140は、管理サーバ120に位置情報を送信する。検索基準地の個別指定は、例えば、エンドユーザーが勤務先に所在しているときに自宅周辺の情報を取得したい場合、またはこれから移動しようとしている先の情報を取得したい場合等に使用され得る。
S1205:管理サーバ120は、企業・店舗情報、クーポン情報、エンドユーザー情報、外部環境情報、およびエンドユーザー・デバイス140から受信した位置情報を検索・通知最適化エンジンに入力する。検索・通知最適化エンジンは、図4、図6Aおよび図6Bで例示した処理を通じて検索結果の最適化をはかり、これを一覧表形式のデータとして出力する。出力データは単なる企業名、店舗名等の情報だけでなく、現在地・指定地からの距離、クーポンの有無、その他の企業・店舗情報がセットされた状態で出力されてもよい。管理サーバ120は、出力データをエンドユーザー・デバイス140に送信する。
1205において、検索・通知最適化エンジンは、管理サーバ120で実行されるとしているが、エンドユーザー・デバイス140に必要なデータが存在し、かつ十分な処理能力があれば、エンドユーザー・デバイス140で処理されてもよい。
S1206:エンドユーザー・デバイス140は、管理サーバ120から受信した出力データを、エンドユーザー・デバイス140に表示する。表示するデータは、企業・店舗名以外に、各企業・店舗までの概算距離に関する情報、クーポン有無に関する情報、提供しているサービス種別(店頭決済、払込票、カタログオーダー)、またはその他の企業・店舗情報を同時に表示してもよい。表示するデータはまた、エンドユーザー・デバイス140に表示された企業・店舗情報の近傍をクリック/タップすることによって、企業・店舗に関する詳細な情報を表示してもよい。
企業・店舗情報を表示する際は、一覧表に近い方式とする以外に、地図上に企業・店舗情報をプロットするような方式としてもよく、地図上にプロットされた情報は、画面に設置するボタンに対するクリック/タップから起動・表示されるようにしてもよい。
図13は、本発明の一実施形態に係る支払・決済用アプリの起動時に支払・決済用アプリの使用可能店舗の検索処理のフローを例示する図である。図13は、画面例を示す図10に関する。
S1301:エンドユーザーは、エンドユーザー・デバイス140を使用して支払・決済用アプリを起動する。この起動と共に、エンドユーザー・デバイス140は、GPS部145のGPS機能等により取得した位置情報を管理サーバ120に送信する。
S1302:管理サーバ120は、エンドユーザー・デバイス140から受信した位置情報と、使用可能店舗の位置情報との距離を評価し、現在所在する店舗で支払可能かどうかを判定し、判定結果をエンドユーザー・デバイス140に送信する。管理サーバ120はまた、店舗でのクーポン有無等の情報を同時に送信してもよい。
S1303:エンドユーザー・デバイス140は、管理サーバ120から受信した判定結果を表示する。判定結果の例として、図10の1002で例示した「今いるお店でクーポンが使えます」等のメッセージを表示することができる。一方、現在所在する店舗で使用不可と判定された場合は、何も表示せずに処理を終了してもよいし、使用不可を示すメッセージを表示してもよい。判定結果に関わらず、エンドユーザー・デバイス140は、「詳細を見る」等のボタンを表示するようにしてもよい。
「詳細を見る」等のボタンがエンドユーザーによってクリック/タップされた場合、エンドユーザー・デバイス140は、管理サーバ120に店舗の詳細情報を取得する要求を送信する。管理サーバ120は、要求に応答して、エンドユーザーが現在所在する店舗の詳細情報(店舗名称、クーポン情報等)、位置情報、企業・店舗情報、クーポン情報、エンドユーザー情報、および外部環境情報を検索・通知最適化エンジンに入力する。管理サーバ120は、エンドユーザーの近隣の店舗の中からエンドユーザーの属性に適合する企業・店舗のリストを作成し、エンドユーザー・デバイス140に送信する。
S1305:エンドユーザー・デバイス140は、管理サーバ120から受信した現在所在する店舗の情報、および近隣の企業・店舗のリストを表示する。表示するリスト、企業・店舗名以外に、各企業・店舗までの概算距離に関する情報、クーポン有無に関する情報、提供しているサービス種別(店頭決済、払込票、カタログオーダー)、またはその他の企業・店舗情報を同時に表示する方式としてもよい。概算距離の例として、図11の1102で例示した「すぐ」、「5分」等を表示することができる。表示するリストはさらに、それぞれの企業・店舗の詳細を見るためのボタン等を配置してもよい。
企業・店舗情報の表示は、一覧表に近い方式とする以外に、地図上に企業・店舗情報をプロットするような方式としてもよく、地図上のプロットは、設置するボタンのクリップ/タップ等から起動・表示されるようにしてもよい。
上述のS1302、S1303、S1305における全部または一部の処理は、エンドユーザー・デバイス140で実行する方式にしてもよい。
図14は、本発明の一実施形態に係る支払・決済用アプリのプッシュ通知のフローを例示する図である。以下、エンドユーザー・デバイス140を有する使用者が、運営者によって事前に登録されたプッシュ通知対象の特定店舗等に近接した場合、管理サーバ120が、通知の妥当性を判定してエンドユーザー・デバイス140に対しプッシュ通知を発信する処理について説明する。図14は、画面例を示す図11に関する。
S1401:エンドユーザー・デバイス140において常駐稼動、または定期的に起動されるプログラムが、GPS部145により取得した位置情報とデバイス番号等のようなエンドユーザー・デバイス140を特定する情報を管理サーバ120へ送信する。
S1402:管理サーバ120は、エンドユーザー・デバイス140から受信した位置情報と、管理サーバ120が保持するプッシュ通知対象の店舗の位置情報との距離を評価し、所定の距離内に近接しているか否かを判定する。管理サーバ120はまた、エンドユーザー・デバイス140を特定する情報からエンドユーザー(エンドユーザー・デバイス140の保持者、またはエンドユーザー・デバイス140に関連付けられたアカウント)を特定する。管理サーバ120はさらに、企業・店舗情報、クーポン情報、エンドユーザー情報、および外部環境情報を検索・通知最適化エンジンに入力して、プッシュ通知の要否、妥当性を判定する。プッシュ通知の要否、妥当性の判定は、例えば検索・最適化エンジンにおいて評価用スコアが予め定められた閾値スコア以上である企業・店舗である場合にプッシュ通知を行うことが妥当である等のように判定してもよい。S1402における全部または一部の処理は、エンドユーザー・デバイス140で実行する方式にしてもよい。
S1403:S1402においてプッシュ通知が必要と判定された場合、管理サーバ120は、エンドユーザー・デバイス140に対し、プッシュ通知を送信する。S1402においてプッシュ通知が不要と判定された場合は処理を終了する。
S1404:エンドユーザー・デバイス140は、管理サーバ120からのプッシュ通知の受信に応答して、その着信と通知内容(メッセージ)のいずれか、または両方を画面に表示する。表示されるメッセージは、例えば「お近くの○○デパートで特別優待クーポンが使えます」等とすることができる。メッセージはまた、「詳細を見る」等のボタン等を配置し、さらに詳細な情報を参照できるようにしてもよい。
メッセージに配置された「詳細を見る」のボタン等が、エンドユーザーによってクリック/タップされた場合、管理サーバ120は、プッシュ通知の直接的な対象となった店舗の情報、および/または店舗が発行するクーポンの情報を抽出することができる。管理サーバ120はまた、検索・通知最適化エンジンによって、支払・決済用アプリが使用できる近傍に所在する企業・店舗の情報を補足的に抽出してもよい。
S1405:企業・店舗の詳細情報が抽出された場合、S1406において、エンドユーザー・デバイス140は、管理サーバ120から送信された情報をエンドユーザー・デバイス140に表示する。
上述のS1402、S1403、S1405における全部または一部の処理は、エンドユーザー・デバイス140で実行する方式にしてもよい。
上述した処理手順は一例であり、一部の手順を省略すること、および/または新たな手順を追加する変形が可能である。
別の実施形態において、例えば図7で例示したようにエンドユーザーが現在所在する店舗で特定の支払・決済用アプリが使用できないと判定されたとき、検索・通知最適化エンジンは、別の支払・決済用アプリの情報を表示するように構成されてもよい。店舗が対応する支払・決済用アプリの情報は、企業・店舗情報に基づいて判定することができる。