JP6603179B2 - シフト装置 - Google Patents

シフト装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6603179B2
JP6603179B2 JP2016118736A JP2016118736A JP6603179B2 JP 6603179 B2 JP6603179 B2 JP 6603179B2 JP 2016118736 A JP2016118736 A JP 2016118736A JP 2016118736 A JP2016118736 A JP 2016118736A JP 6603179 B2 JP6603179 B2 JP 6603179B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
dimensional sensor
housing
axis
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016118736A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017222263A (ja
Inventor
啓次 加原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2016118736A priority Critical patent/JP6603179B2/ja
Publication of JP2017222263A publication Critical patent/JP2017222263A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6603179B2 publication Critical patent/JP6603179B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

本発明は、シフト装置に関する。
従来、シフトレンジを切り替えるためのシフト装置が周知である。
特許文献1のシフト装置は、シフトレバーに連動する磁石と、シフトポジション毎に設けられる複数個の磁気検出素子を有する。
特開2014−20922号公報
特許文献1のシフト装置では、シフトポジション毎に磁気検出素子が必要となるため、シフトポジションの数を増減させる必要がある場合、その都度、磁気検出素子の配置について設計し直す必要があった。このため、シフトポジションの数が異なる車種間においてシフト装置を共用することが難しかった。
本発明の目的は、異なる車種間において共用しやすいシフト装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、シフト装置は、シフトノブを複数のシフトポジションへ変位可能に支持する筐体と、前記筐体に取り付けられて、互いに異なる3つの成分を検出する第1の三次元センサと、前記シフトノブに取り付けられて、前記第1の三次元センサと同じ互いに異なる3つの成分を検出する第2の三次元センサと、前記第1の三次元センサにより検出される3つの検出成分のそれぞれと前記第2の三次元センサにより検出される3つの検出成分のそれぞれとの差分を演算し、その演算結果とあらかじめ前記シフトポジション毎に設定される基準値との比較に基づき、前記シフトノブの前記シフトポジションを判断する制御部とを備えることを要旨とする。
この構成によれば、2つの三次元センサ同士の位置関係は、シフトポジションにより異なる。このため、シフトポジションの数によらず、シフトノブがシフトポジションのいずれに位置する場合でも、2つの三次元センサの検出結果によりシフトポジションを判断することができる。このため、シフトポジションの数を増減させる必要があっても、2つの三次元センサの配置について設計し直す必要もない。したがって、当該シフト装置は、異なる車種間において共用しやすい。
上記構成において、前記第2の三次元センサは、前記シフトノブの前記筐体に支持される部位である基端部に設けられることが好ましい。
この構成によれば、第1の三次元センサと、第2の三次元センサとの検出環境が近い。すなわち、第1の三次元センサに入力される振動等の外乱と、第2の三次元センサに入力される外乱との間の差が小さい。したがって、2つの三次元センサの検出結果によりシフトポジションを判断する際に誤判定が起きにくい。
本発明のシフト装置は、異なる車種間において共用しやすいという効果を有する。
(a)はシフト装置の側面図、(b)はシフト装置の正面図。 シフト装置の概略構成を示すブロック図。
以下、シフト装置の一実施形態について図面に従って説明する。
図1(a)及び図1(b)に示すように、シフト装置1は、図示しない車両に固定される筐体2と、当該筐体2に対して変位可能に支持されるシフトノブ3とを備える。なお、本例のシフトノブ3は、リバースポジション(Rポジション)、ニュートラルポジション(Nポジション)、ホームポジション(Hポジション)、及びドライブポジション(Dポジション)の4つのシフトポジションに変位可能とされているものとする。
また、シフト装置1は、それぞれ、重力方向に対する3軸(X軸、Y軸、Z軸)それぞれの傾きを検出する2つの3軸センサ4,5を備える。なお、3軸センサ4のそれぞれの検出軸(X軸、Y軸、Z軸)と3軸センサ5のそれぞれの検出軸(X軸、Y軸、Z軸)とが互いに一致していてもよいし傾いていてもよい。
第1の3軸センサ4は、筐体2に固定されている。第2の3軸センサ5は、シフトノブ3が筐体2に支持される部位である基端部6に固定されている。なお、第1の3軸センサ4は第1の三次元センサに、第2の3軸センサ5は第2の三次元センサに、それぞれ相当する。
また、図2に示すように、シフト装置1は、2つの3軸センサ4,5のそれぞれと電気的に接続される制御部7を備える。制御部7は、筐体2の内部に設けられている。なお、制御部7は、筐体2に設けられる図示しないコネクタを介して、ギアレンジを切り替える自動変速機に接続されている。自動変速機は、制御部7が生成する後述のポジション信号Sに基づきギアレンジを切り替える。
制御部7のメモリ8には、シフトポジション毎に判断値Jが記憶されている。すなわち、メモリ8には、Rポジション判断値J(X,Y,Z)、Nポジション判断値J(X,Y,Z)、Hポジション判断値J(X,Y,Z)、及びDポジション判断値J(X,Y,Z)がそれぞれ記憶されている。
制御部7は、定期的に第1の3軸センサ4の検出値DV(X,Y,Z)と第2の3軸センサ5の検出値DV(X,Y,Z)との差分値(以下、検出差分値DV)を演算する。
DV(X,Y,Z)−DV(X,Y,Z)=DV(X,Y,Z
制御部7は、検出差分値DVと判断値Jとの比較を通じて、シフトノブ3のシフトポジションを判断し、シフトポジションに対応するポジション信号Sを生成する。なお、判断値Jは、基準値に相当する。
DV(X,Y,Z)=J(X,Y,Z)→ポジション信号Sを生成
DV(X,Y,Z)=J(X,Y,Z)→ポジション信号Sを生成
DV(X,Y,Z)=J(X,Y,Z)→ポジション信号Sを生成
DV(X,Y,Z)=J(X,Y,Z)→ポジション信号Sを生成
シフト装置1の作用及び効果について説明する。
車両の傾きや車両の走行状態によらず、筐体2と特定のシフトポジションに位置するシフトノブ3との位置関係は常時一定である。したがって、筐体2に取り付けられる第1の3軸センサ4とシフトノブ3に取り付けられる第2の3軸センサとの位置関係も常時一定となる。したがって、制御部7は、2つの3軸センサ4,5による検出差分値DVに基づきシフトノブ3のシフトポジションを判断することができる。すなわち、従来のように、シフトポジション毎に検出素子を設ける必要がない。このため、シフトポジションの増減によってシフト装置におけるハードウェアについて変更を設ける必要がない。したがって、シフトポジションの増減の度に必要であった検出素子の配置等を設計し直す必要もないので、シフト装置1は、異なる車種間において共用しやすい。また、シフト装置1を異なる車種間において共用できるので、車両全体を開発するという観点からすると、開発時間の短縮にも寄与する。なお、シフトポジションの増減には、メモリ8に記憶される判断値Jを更新することで対応できる。
第2の3軸センサ5をシフトノブ3の基端部6に取り付けた。シフトノブ3の基端部6は、筐体2から突出しユーザにより操作される先端部と比較して車両の振動による影響が少ないので、第2の3軸センサ5の検出値DVも車両の振動による影響が少ない。また、シフトノブ3の基端部6は筐体2の内部に位置するため、当該基端部6に取り付けられる第2の3軸センサ5の検出環境と、筐体2に取り付けられる第1の3軸センサ4の検出環境との間の差が小さい。したがって、制御部7がシフトポジションを誤判定するおそれも小さい。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、シフトノブ3の基端部6に第2の3軸センサ5を設けたが、これは一例である。当該第2の3軸センサ5を設ける位置は、筐体2から突出するシフトノブ3の先端部であってもよい。このように構成した場合でも、上記実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態において、制御部7は、検出差分値DVとメモリ8に記憶される判断値Jとの比較を通じて、シフトノブ3のシフトポジションを判断するとしたが、一つの特定された値である判断値Jに代えて、値に幅を有する判断終域であってもよい。
・上記実施形態において、2つの3軸センサ4,5は、それぞれ重力方向に対する互いに直交する3方向における傾斜角を検出するセンサ、いわゆるジャイロセンサであったが、傾斜角を検出するための基準は、重力方向に限らない。
・上記実施形態では、重力方向に対する傾斜角を検出する3軸センサ4,5を例示したが、互いに異なる3つの成分を検出する三次元センサであればよい。例えば、GPSを利用して、三次元で位置を捕らえ、これらを比較してもよい。
・上記実施形態において、制御部7は、筐体2に設けられるとしたが、筐体2とは別体としても設けてもよい。
・上記実施形態において、シフトポジションの数は適宜変更してもよい。
1…シフト装置、2…筐体、3…シフトノブ、4…第1の3軸センサ、5…第2の3軸センサ、6…基端部、7…制御部、8…メモリ。

Claims (2)

  1. シフトノブを複数のシフトポジションへ変位可能に支持する筐体と、
    前記筐体に取り付けられて、互いに異なる3つの成分を検出する第1の三次元センサと、
    前記シフトノブに取り付けられて、前記第1の三次元センサと同じ互いに異なる3つの成分を検出する第2の三次元センサと、
    前記第1の三次元センサにより検出される3つの検出成分のそれぞれと前記第2の三次元センサにより検出される3つの検出成分のそれぞれとの差分を演算し、その演算結果とあらかじめ前記シフトポジション毎に設定される基準値との比較に基づき、前記シフトノブの前記シフトポジションを判断する制御部とを備えるシフト装置。
  2. 請求項1に記載のシフト装置において、
    前記第2の三次元センサは、前記シフトノブの前記筐体に支持される部位である基端部に設けられるシフト装置。
JP2016118736A 2016-06-15 2016-06-15 シフト装置 Active JP6603179B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016118736A JP6603179B2 (ja) 2016-06-15 2016-06-15 シフト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016118736A JP6603179B2 (ja) 2016-06-15 2016-06-15 シフト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017222263A JP2017222263A (ja) 2017-12-21
JP6603179B2 true JP6603179B2 (ja) 2019-11-06

Family

ID=60686237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016118736A Active JP6603179B2 (ja) 2016-06-15 2016-06-15 シフト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6603179B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5107950B2 (ja) * 2009-02-26 2012-12-26 株式会社東海理化電機製作所 車両のシフト装置
DE102009015883B4 (de) * 2009-04-01 2011-01-05 Ecs Engineered Control Systems Ag Vorrichtung zur Erfassung der Position eines Fahrstufenwählhebels, Kraftfahrzeug
JP5838758B2 (ja) * 2011-03-31 2016-01-06 富士通株式会社 キャリブレーション方法、情報処理装置及びキャリブレーションプログラム
JP5844622B2 (ja) * 2011-11-16 2016-01-20 津田工業株式会社 シフトレバー装置
JP5678357B2 (ja) * 2013-01-25 2015-03-04 マグネデザイン株式会社 回転情報演算方法、回転情報演算プログラム、磁気型ジャイロスコープおよび移動体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017222263A (ja) 2017-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4629591B2 (ja) シフト装置
US20060185432A1 (en) Five degree of freedom intertial measurement device
JP5023073B2 (ja) モーションセンシングプログラム及びそれを備えた電子コンパス
JPWO2017022160A1 (ja) 回転操作入力装置及びこれを用いたシフト操作装置
JP2008234647A (ja) センサ装置付きジョイスティック
JP2007099258A (ja) シフトセレクタ
US20150260750A1 (en) Electronic apparatus and program
EP3136056B1 (en) Position sensor
US20080212870A1 (en) Combined beacon and scene navigation system
JP2021096664A (ja) 多方向入力装置
JP6474128B2 (ja) 地磁気センサと加速度センサを搭載した電子機器
JP6737901B2 (ja) ポジションセンサ及びシフトレバー装置
JP2008101932A (ja) 磁気式位置検出装置
JP6603179B2 (ja) シフト装置
JP5844622B2 (ja) シフトレバー装置
TW201024684A (en) System and method for measuring tilt using lowest degrees of freedom of accelerometer
JP6024566B2 (ja) 変速位置検出装置
JP6757798B2 (ja) 物理量測定装置
EP2028584A1 (en) Pointing and control device and method for a computer system
JP2009042131A (ja) 燃料タンクの燃料ゲージ装置
JP2017178060A (ja) シフト装置
JP2009064053A (ja) 操作入力装置
EP0936529B1 (en) Computer joystick
JP6312953B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
EP3002553B1 (en) High rate rotation sensing

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191010

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6603179

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150