JP6603051B2 - 給水給湯システム - Google Patents
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Description
現在では、給水配管と給湯配管を経由した個別単独配管を任意混合する混合水栓が主流ではあるが、雨水、浴槽残湯、あるいはドレン排水といった中水を有効に活用できているシステムは現実的には提供されていない。確かに近年では、浴槽の残り湯を洗濯機給水に利用するシステムも実用されたが、専用の配管が必要であったし、水や湯の使用箇所への経路に個別管理機能が設けられることもなかった。
また、特許文献2では、湯水混合手段を有する湯沸器の出湯側を、給湯すべき複数箇所における給水配管に接続して水または適宜な湯温の湯を供給する構成とし、各給湯箇所において給水配管に前記湯沸器を操作する遠隔操作手段と給水弁とを備えた給湯部を設けることを特徴とする多栓給湯システムが提案されている。
また、特許文献3では、給湯機に入る給水ラインを分岐すると共にこの分岐した分岐給水ラインを更に分岐してこの再分岐給水ラインを設けると共にこの再分岐給水ラインに夫々ミキシングバルブを取り付けたこと、前記給湯機から出る給湯ラインを分岐してこの分岐給湯ラインを前記ミキシングバルブに接続したこと、前記ミキシングバルブの出湯口と蛇口間を1本の給湯・給水ラインで結んだこと、前記蛇口側に前記ミキシングバルブを制御するためのコントローラーを設けたこと、を特徴とする給湯・給水システムが提案されている。
本実施形態に係る給水給湯システムは、雨水や排水、風呂の残り湯等からなる中水を再利用し、使用場所の蛇口等の吐水口に所定の水質及び温度の水又は湯を供給するものである。
なお、以下の説明においては、バスルーム12a、雨水タンク12b、エアコン排水管12c、給湯器2のドレン排水管12dをまとめて「中水給水源12」と称し、風呂残湯用分岐給水部14a、及び雨水・ドレン排水用分岐給水部14bをまとめて「中水用分岐給水部14」と称し、風呂水源15a、台所水源15b、洗面水源15c、洗濯水源15d、床暖水源15e、便所水源15f、及び散水水源15gをまとめて「個別給水源15」と称することがある。
上水給水源11は、上水道本管によって構成され、上水を供給する。中水給水源12は、バスルーム12a、雨水タンク12b、エアコン排水管12c、給湯器2のドレン排水管12dによって構成され、風呂の残り湯や排水、雨水等、リサイクル可能な中水を供給する。
また、給湯器2からは所定の温度に加熱された熱湯が供給される。
詳細には、上水給水源11から供給された上水はまず、上水用分岐給水部13に供給され、この上水用分岐給水部13から各個別給水源15a〜15gに分岐して供給される。
ここで本例では、中水用分岐給水部14は、風呂残湯用分岐給水部14aと雨水・ドレン排水用分岐給水部14bとからなるが、このように中水用分岐給水部14が、風呂残湯用分岐給水部14aと雨水・ドレン排水用分岐給水部14bとに分けて構成されているのは、それぞれで供給される水の水質によって使用用途を適宜に変更可能とするためである。
個別給水源15は、風呂水源15a、台所水源15b、洗面水源15c、洗濯水源15d、床暖水源15e、便所水源15f、及び散水水源15g等からなる。この個別給水源15には、個別給水源15ごとの用途あるいは要求される水質に応じて、上水用分岐給水部13や中水用分岐給水部14が接続されており、上水と中水を任意の比率で混合するための流量センサー付き電子制御混合弁31が取り付けられている。この混合弁31は、利用者による設定に従い、接続されている上水用分岐給水部13、風呂残湯用分岐給水部14a、あるいは雨水・ドレン排水用分岐給水部14bから給水された上水と中水を任意の比率で混合し、これにより使用箇所に供給する水の水質及び水量を変更することができる。なお、水質は上水と中水の混合比率によって決定される。
即ち、衛生的に高い水質が要求される風呂水源15aには、上水用分岐給水部13が接続する一方、中水用分岐給水部14は接続されておらず、上水のみが供給されるようになっている。なお、図中、風呂水源15aは給湯器2と接続し、追炊用の循環経路2aが設けられている。
風呂水源15aと同様、衛生的に高い水質が要求される台所水源15bや洗面水源15cも、上水用分岐給水部13が接続し、中水用分岐給水部14は接続されておらず、上水のみが供給されるようになっている。
なお、この例は一例であって、本実施形態に係る給水給湯システムは各種の貯水システムを適用して雨水を利用することができる。
12 中水給水源
13 上水用分岐給水部
14 中水用分岐給水部
15 個別給水源
2 給湯器
31 混合弁
32 混合弁
4 給水給湯ライン
Claims (2)
- 中水を利用した給水給湯システムであって、
吐水口に連結する給水給湯ラインごとに設けられた複数の個別給水源に上水を供給する上水給水部と、
上記個別給水源に上記中水を供給する中水給水部と、
上記個別給水源ごとに設けられ、上記上水給水部から供給された上水と、上記中水給水部から供給された中水を、任意の水量設定及び水質設定に応じた比率で混合する第一の混合弁と、
上記個別給水源ごとに設けられ、上記第一の混合弁によって得られた混合水と、給湯器から供給される熱湯を、任意の水温設定に応じた比率で混合する第二の混合弁と、
上記個別給水源に設けられた第二の混合弁と接続し、上記吐水口に連結する給水給湯ラインと、
上記個別給水源ごとに利用者による任意の設定操作が可能であって、上記第一の混合弁及び上記第二の混合弁に対し、上水、中水、及び給湯器から供給される熱湯を、任意の混合比率で混合させることにより、任意の水質、水温、及び水量の水又は湯を生成させ、上記給水給湯ラインを介して上記吐水口に供給させるコントローラと、を有し、
上記給水給湯ラインが単管で構成され、上記第一の混合弁及び上記第二の混合弁において混合された水又は湯が、上記個別給水源から上記吐水口に給水される、
ことを特徴とする給水給湯システム。 - 上記給水給湯ラインを構成する単管が、断熱材で被覆されている、
請求項1記載の給水給湯システム。
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JP2015119310A JP6603051B2 (ja) | 2015-06-12 | 2015-06-12 | 給水給湯システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015119310A JP6603051B2 (ja) | 2015-06-12 | 2015-06-12 | 給水給湯システム |
Publications (2)
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JP6603051B2 true JP6603051B2 (ja) | 2019-11-06 |
Family
ID=57752658
Family Applications (1)
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JP2015119310A Active JP6603051B2 (ja) | 2015-06-12 | 2015-06-12 | 給水給湯システム |
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2015
- 2015-06-12 JP JP2015119310A patent/JP6603051B2/ja active Active
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