JP6602583B2 - プーリ付き軸受 - Google Patents

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Description

この発明は、自動車エンジンにおけるプーリ付き軸受に関する。
オルタネータやコンプレッサ等の自動車補機を駆動するベルト伝動装置においては、アイドラプーリによってベルトの移動を案内し、あるいは、油圧式オートテンショナによりテンションプーリをベルトに押し付けてベルトの張力変動を吸収し、ベルト張力を一定に保つようにしている。
上記のようなアイドラプーリやテンションプーリは、外部に露出する組み付けであるため、そのプーリを回転自在に支持する軸受には、シールによって軸受内部への異物の侵入を防止するシール付き軸受が一般的に使用される。
しかし、シール付き軸受に組み込まれたシールのみで泥水などの異物の軸受内への侵入を防止する場合、異物との接触によってシールが損傷し易く、耐久性に問題があるため、シール付き軸受の両側にダストカバーを設けてシールの損傷を防止し、軸受のシール性の向上を図ることが行われている(特許文献1、2参照)。
特開2009−216138号公報 特開2009−174683号公報
ところで、特許文献1および2に記載されたプーリ付き軸受においては、シール付き軸受とダストカバーとの対向部間に形成された間隙が小さく、また、特許文献2に記載されたプーリ付き軸受においては、プーリの側面に環状の突条を設け、その突条によってシール付き軸受とダストカバーとの対向部間に形成された間隙を覆うようにしているため、上記間隙からダストカバー内に水滴が浸入することは少ないが、万一浸入すると、スムーズに排出することができない。
すなわち、シール付き軸受とダストカバーとの対向部間に形成された間隙内に水滴が浸入した場合、その水滴はシール付き軸受の側面とダストカバーの内側面の両方に付着する。このとき、ダストカバーは軸受の内輪に支持されて回転することがなく、そのダストカバー側の水滴の付着力が抵抗となって遠心力の影響を受けることが少なくなり、水滴を良好に排出することができない。
近年では、従来では考慮されていなかった悪路走行等の条件が増え、ダストカバーでの対策だけでは、軸受内部に異物の侵入が認められており、その結果としてプーリ付き軸受の耐水要求が高まってきている。
この発明の課題は、ダストカバー内に浸入した水滴を円滑に排出することができるようにしたプーリ付き軸受を提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明においては、シール付き転がり軸受と、その転がり軸受が組み込まれたボス部を内周部に有するプーリと、前記転がり軸受の両側に設けられたダストカバーとを有してなり、前記ダストカバーによって前記転がり軸受の側面を覆うようにしたプーリ付き軸受において、前記ダストカバーの前記転がり軸受と対向する内側面に撥水加工を施した構成を採用したのである。
上記のように、ダストカバーの内側面に撥水加工を施すことにより、ダストカバーと転がり軸受の対向部間に万一水滴が浸入した場合、その水滴の付着力は転がり軸受側で大きく、ダストカバー側で小さいものとなり、転がり軸受の回転により、その転がり軸受と共に水滴が回転する。このため、水滴は負荷される遠心力により径方向外方に向けて移動して外部にスムーズに排出されることになる。
この発明に係るプーリ付き軸受において、ダストカバーの外周部に形成された外環部と転がり軸受の外輪側面との対向部間に形成される間隙の軸方向の間隙量が大きくなり過ぎると、異物が侵入し易くなるため、上記間隙量は1.5mm以下とするのがよい。
また、ダストカバーの撥水加工面に水滴が付着した際の水滴の濡れ角度が必要以上に小さい場合は、水滴が外方に拡がりをもって拡張濡れ状態となり、ダストカバーに対する水滴の付着力が大きくなって遠心力の影響を受けることが少なくなるため、上記濡れ角度は90°以上とすることが好ましい。
ここで、濡れ角度とは、ダストカバーに水滴が付着し、ダストカバーの表面が水滴および気体と接触しているとき、この3層が接触する境界線において水滴面がダストカバーの表面と成す角度(接触角)をいう。
この発明に係るプーリ付き軸受において、ダストカバーの撥水加工面と対向する軸受プーリ面にダストカバーの濡れ角度を超えない範囲で撥水加工を施すのがよい。このように、軸受プーリ面にも撥水加工を施すことによって、ダストカバーと転がり軸受の対向部間に浸入する水滴をより円滑に排出することができる。
この発明においては、上記のように、転がり軸受の側面を覆うダストカバーの内側面に撥水加工を施したことにより、転がり軸受とダストカバーの対向部間に浸入した水滴は転がり軸受の回転による遠心力の影響を受け易くなるため、水滴を円滑に排出することができる。
この発明に係るプーリ付き軸受の縦断面図 図1のインサイド側ダストカバーと転がり軸受の一部分を拡大して示す断面図 図1のアウトサイド側ダストカバーとプーリのボス部の一部分を拡大して示す断面図 ダストカバーに付着した水滴の濡れ角度を示す図 従来のプーリ付き軸受に対する水滴の付着状態を示す断面図
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、プーリ付き軸受は、転がり軸受10と、その転がり軸受10によって回転自在に支持されたプーリ30と、上記転がり軸受10の両側に設けられた一対のダストカバー40、41とを有している。
転がり軸受10は、外輪11の内径面に形成された軌道溝12と、内輪13の外径面に形成された軌道溝14間に複数のボール15を組込み、そのボール15を保持器16で保持し、上記外輪11と内輪13の対向部間に形成された軸受空間の両端開口を一対のシール17で密閉したシール付きの玉軸受からなる。
ここで、シール17は、図3に示すように、外輪11の内径面端部に形成されたシール取付溝18で外周部が支持され、内周部には、図2に示すように、内向きリップ19aと外向きリップ19bが形成され、上記内向きリップ19aが内輪13の外径面の端部に形成されたシール溝20の内側壁20aに弾性接触し、一方、外向きリップ19bがシール溝20の外側に形成された円筒形のランド部21に弾性接触して、内輪13との間を密閉している。
なお、シール付き転がり軸受10は、玉軸受に限定されない。例えば、円筒ころ軸受であってもよい。
また、図2では、内向きリップ19aおよび外向きリップ19bのそれぞれを対応する面に対して弾性接触させるようにしたが、内向きリップ19aおよび外向きリップ19bのいずれか一方のみを対応する面に対して弾性接触させるようにしてもよい。
図1に示すように、シール付き転がり軸受10の内輪13は、その内側に挿入されたボルト22をプーリ軸23の軸端面に形成されたねじ孔24にねじ込むことによって非回転の支持とされる。
ここで、ボルト22は、ねじ軸22aの端部に大径軸部22bが設けられ、その大径軸部22bの端部にフランジ22cと、そのフランジ22cの端面に頭部22dが設けられた構成とされており、上記大径軸部22bが転がり軸受10の内輪13に嵌合され、プーリ軸23のねじ孔24にねじ軸22aをねじ込んで締め付けることによって、内輪13がフランジ22cとプーリ軸23の軸端面で両側から挟持されて固定とされる。
プーリ30は、外周部にベルト案内輪31を有し、そのベルト案内輪31の内径面に環状フランジ32が形成され、その環状フランジ32の内径部にボス部33が設けられている。また、ボス部33の一方の端部には内向きフランジ34が設けられ、そのフランジ34の外側面はテーパ面35とされている。
なお、プーリ30として、ここでは、金属の成形品としているが、金属の旋削加工品であってもよく、あるいは、樹脂の成形品であってもよい。
また、ベルト案内輪31として、ここでは、外径面が円筒面31aからなる平ベルト案内用のものを示したが、外径面に複数のV溝が形成されたVベルト案内用のものであってもよい。
プーリ30は、ボス部33の内側に転がり軸受10の外輪11が圧入されて回転自在に支持され、その外輪11のインサイド側の側面に対する内向きフランジ34の当接によってプーリ30と転がり軸受10の相対的な軸方向の位置決めとされている。その位置決め状態においてボス部33の外側面は外輪11のアウトサイド側の側面と同一面を形成している。
転がり軸受10の両側に設けられた一対のダストカバー40、41のうち、ボルト22の頭部22d側に設けられたアウトサイド側の一方のダストカバー40は、内環部42と、その内環部42の外周に連設された傾斜部43と、その傾斜部43の外周に連設された外環部44とを有してなる環状板からなり、上記外環部44の外径はプーリ30のボス部33の外径と同径とされている。
上記一方のダストカバー40は内環部42がボルト22のフランジ22cと内輪13とで両側から挟持されて固定とされている。このとき、ダストカバー40は、傾斜部43が外側方に膨出する取り付けとされて、外環部44とボス部33の外側面間に間隙45が設けられている。上記間隙45の軸方向の間隙量をδとすると、そのδは1.5mm以下とされている。
ボルト22のねじ軸部22a側、すなわち、プーリ軸23の軸端面側に設けられたインサイド側の他方のダストカバー41は、内環部46と、その内環部46の外周に連設された2段の同方向に傾斜する段付き傾斜部47と、その段付き傾斜部47の外周に連設された外環部48とを有してなる環状板からなり、上記外環部48の外径はプーリ30のボス部33の外径と同径とされている。
上記他方のダストカバー41は、内環部46が内輪13とプーリ軸23の軸端面とで両側から挟持されて固定とされている。このとき、ダストカバー41は、段付き傾斜部47が外側方に膨出する取り付けとされて、外環部48とボス部33の外側面間に間隙49が設けられている。上記間隙49の軸方向の間隙量δは、一方のダストカバー40の外環部44とボス部33の外側面間に形成された間隙45の軸方向の間隙量δと同じ大きさとされている。
一対のダストカバー40、41のそれぞれは、鋼板のプレス成形品からなり、転がり軸受10の側面と対向する内側面は撥水加工されて、図2および図3に示すように、撥水層50が設けられている。
撥水加工として、ここでは、ダストカバー40、41の表面にプライマを着け、その上にテフロン等の撥水性の高いコーティング材を厚さ20〜30μm程度に塗布して高温で焼付けるようにしているが、これに限定されるものではない。
ここで、図4は、撥水層50の表面に水滴Aが付着した状態を示し、その水滴Aの濡れ角度αは90°以上とされている。ここで、濡れ角度とは、撥水層50に水滴Aが付着し、撥水層50の表面が水滴Aおよび気体と接触しているとき、この3層が接触する境界線において水滴面が撥水層50の表面と成す接触角をいう。
実施の形態で示すプーリ付き軸受は上記の構造からなり、そのプーリ付き軸受は、自動車補機駆動用ベルトの移動案内用として、あるいは、ベルトの張力調整用として用いられる。
上記のような使用では、外部に露出する取り付けであるため、悪路での走行時、飛散する泥水がプーリ30内に侵入してくる場合が多い。このとき、プーリ30を回転自在に支持する転がり軸受10の両側にはダストカバー40、41が設けられているため、そのダストカバー40、41によって転がり軸受10のシール17に対する泥水等の異物の衝突を避けることができ、シール17の損傷を防止することができる。
また、ダストカバー40、41とプーリ30におけるボス部33の対向面間に形成された間隙45、49の軸方向の間隙量は1.5mm以下とされた極めて小さなものであるため、その間隙45、49から内部に水滴が浸入することは殆どない。しかし、間隙45、49がある以上、水滴の浸入を完全に防止することはできない。
図2は、インサイド側のダストカバー41と転がり軸受10のシール17間に水滴Aが浸入した状態を示す。また、図3は、アウトサイド側のダストカバー40とプーリ30のボス部33の対向面間に水滴Aが浸入した状態を示す。
ここで、ダストカバー40、41のそれぞれの内側面は撥水加工が施されて撥水層50が設けられているため、水滴Aをスムーズに排出することができる。その水滴Aの排出について以下に説明する。
図5は、撥水加工が施されていないダストカバー40とプーリ30のボス部33の対向部間に水滴Aが浸入した状態を示す。図5に示すように、ダストカバー40の内側面に撥水加工が施されていないと、水滴Aはダストカバー40の内側面とボス部33の側面のそれぞれに付着する。ダストカバー40およびプーリ30のそれぞれが金属で形成されて表面粗さが同じである場合、ダストカバー40の内側面に対する水滴Aの付着力とボス部33の側面に対する水滴Aの付着力は略同等とされる。
ここで、プーリ30は、その外周のベルト案内輪31で案内されるベルトの移動によって回転するが、ダストカバー40は図1に示すように、転がり軸受10の内輪13とボルト22のフランジ22cで両側から挟持されて固定されているため、ダストカバー40に対する水滴Aの付着力が抵抗となって、水滴Aは遠心力の影響を受けることが少なく、水滴Aを良好に排出することができない。
しかし、実施の形態においては、ダストカバー40の内側面には撥水層50を設けているため、水滴Aはダストカバー40側で表面に丸みを帯び、ボス部33側で表面に拡がりを持つ拡張濡れ状態となって、水滴Aの付着力がボス部33側で大きく、ダストカバー40側で小さいものとなる。
このため、プーリ30が回転することにより、そのプーリ30のボス部33と共に水滴Aが回転する。このため、水滴Aは負荷される遠心力により、図3の矢印で示すように、径方向外方に向けて移動して外部にスムーズに排出されることになる。
一方、図2に示すように、インサイド側のダストカバー41と転がり軸受10のシール17間に水滴Aが浸入した場合、シール17はゴム製であり、ダストカバー41は内側面に撥水層50が設けられているため、水滴Aはダストカバー41側で表面に丸みを帯び、ボス部33側で表面に拡がりを持つ拡張濡れ状態となって、水滴Aの付着力はシール17側で大きく、ダストカバー41側で小さいものとなる。
このため、プーリ30が回転することにより、転がり軸受10の外輪11と共にシール17が回転し、そのシール17と共に水滴Aが回転する。このため、水滴Aは負荷される遠心力により、図2の矢印で示すように、径方向外方に向けて移動して外部にスムーズに排出されることになる。
図4に示すように、撥水層50の表面に水滴Aが付着した状態での水滴Aの濡れ角度αを90°以上とすることにより、浸入した水滴Aをより効果的に排出することができる。
なお、ダストカバー40、41の撥水加工面と対向する軸受プーリ面(外輪11、シール17、シール溝20を含む)にダストカバー40,41の濡れ角度を超えない範囲で撥水加工を施すようにしてもよい。軸受プーリ面にも撥水加工を施すことによって浸入した水滴Aをより効果的に排出することができる。
10 転がり軸受
30 プーリ
33 ボス部
40 ダストカバー
41 ダストカバー
44 外環部
48 外環部
50 撥水層

Claims (4)

  1. シール付き転がり軸受と、その転がり軸受が組み込まれたボス部を内周部に有するプーリと、前記転がり軸受の両側に設けられたダストカバーとを有してなり、前記ダストカバーによって前記転がり軸受の側面を覆うようにしたプーリ付き軸受において、
    前記ダストカバーの前記転がり軸受と対向する内側面に撥水加工を施し、前記ダストカバーの撥水加工面と、当該撥水加工面と対向する軸受プーリ面との両方に水滴が付着した際の当該水滴の付着力に、軸受プーリ面側の付着力よりも当該撥水加工面側の付着力が小となる差を設けたことを特徴とするプーリ付き軸受。
  2. 前記ダストカバーの外周部に形成された外環部と前記転がり軸受の外輪側面との対向部間に形成される間隙の軸方向の間隙量を1.5mm以下とした請求項1に記載のプーリ付き軸受。
  3. 前記ダストカバーの撥水加工面に水滴が付着した際の水滴の濡れ角度を90°以上とした請求項1又は2に記載のプーリ付き軸受。
  4. 前記ダストカバーの撥水加工面と対向する軸受プーリ面にダストカバーの濡れ角度を超えない範囲で撥水加工を施した請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプーリ付き軸受。
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