JP6601940B2 - 作業設備 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークに対して所定の作業を行う作業設備に関する。
従来、ワークの様々な面に他部材を取り付けたり、加工を施したりする場合に、可動式のワーク固定装置が使用されている。このワーク固定装置には、基台と、この基台に立設された1組の柱状部材と、この柱状部材に軸支された旋回台と、旋回台を揺動し、かつ固定位置決め可能な揺動機構とを備えたものがある(例えば特許文献1参照)。
このワーク固定装置は、揺動機構を構成するモータの駆動軸が回転することにより、旋回台を旋回させるとともに、モータが停止したときに旋回台を固定位置決めするように構成されている。
特開2000−343342号公報
ところで、自動車部品、電機部品、各種機械部品を組み立てラインで接合し、シールする方法として、従来、ゴム等による成形ガスケットをシール面間に介在させて圧接する方法が知られている。しかしながら、成形ガスケットを用いる方法は、打ち抜きによる材料ロスやガスケットの成形加工費が高いといった問題や、ガスケットを長時間使用するとへたりが生じてボルトの締付トルクの低下や接面から漏れが発生するといった問題がある。
そこで、近年では、自動車エンジンのオイルパン、トランスミッションケース等に係るワークを組み付ける場合に、生産性の高さ、コスト性、シール性の観点から、自動塗布機等によりワークの塗布面に液状のシール材を塗布しながらそのまま組み付けてシールを行う、FIPG(Formed In Place Gaskets)と呼ばれるシール技術が注目されている。
このFIPG技術を活用してワークの一面にガスケットを形成する場合には、シール材が液状であることから、シール材が確実に留まるように、ワークの塗布面を水平に位置決めしなければならない。すなわち、ワークの塗布面に対する高精度の位置決めが必要となる。
ところが、上記のような従来の固定装置を使用してシール材をワークに塗布する場合には、揺動機構におけるモータのみによって旋回台の位置決めを行っていたため、ワークの塗布面を水平にできる程の高精度で位置決めを行うことができなかった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、ワークに対して高精度の位置決めを行うことが可能な作業設備を提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するためのものであり、ワークに対して所定の作業を行う作業装置と、前記ワークを支持する支持装置と、前記作業装置による作業が可能な作業位置に前記ワークを位置決めする位置決め装置と、を備える作業設備であって、前記作業装置は、前記作業を行う際に前記支持装置を保持する保持部を備え、前記支持装置は、前記ワークの位置及び向きを変更すべく回動可能に構成される支持台と、前記支持台を回動させるとともに所定位置で支持可能な回動装置と、を備え、前記位置決め装置は、前記支持台が前記回動装置によって支持された状態で、前記支持台の一部に設けられる受け面又は前記ワークの一部に設けられる受け面に当接することにより、前記ワークの位置及び向きを調整可能な調整部材を備え、前記調整部材は、前記受け面に面接触する部材により構成され、又は、前記受け面に当接する少なくとも2つの当接部を備え、前記保持部は、前記作業装置が前記作業を行う際に、前記支持装置に接触するとともに前記支持装置を上昇させることで、前記支持台の一部に設けられる前記受け面又は前記ワークの一部に設けられる前記受け面を前記調整部材に当接させる昇降装置を備え、前記昇降装置は、前記支持装置に接触する弾性体を備え、前記昇降装置は、前記作業装置が前記作業を行う際に、前記弾性体を前記支持装置に接触させることによって弾性変形させるとともに、前記弾性体の前記弾性変形を維持した状態で、前記支持台の一部に設けられる前記受け面又は前記ワークの一部に設けられる前記受け面を前記調整部材に当接させた状態を維持すべく、前記支持装置を下降しないように支持することを特徴とする。
かかる構成によれば、回動装置によって支持台を回動させることにより、上下方向におけるワークの位置を変更することができる。回動装置は、例えばワークを上方位置に移動させるとともに、その位置に留まるように支持台を支持することができる。作業設備は、このように支持台を回動させてワークを大きく移動させた後に、位置決め機構を作動させてその調整部材を、所定位置にある支持台の一部又はワークの一部に当接させることにより、ワークが所期の位置及び向きとなるように微調整を行うものである。このように、調整部材による微調整によって、ワークはその作業位置に高い精度で位置決めされることになる。
本発明によれば、ワークに対して高精度の位置決めを行うことが可能になる。
本発明の一実施形態に係る作業設備の正面図である。 作業設備における支持装置を示す側面図である。 作業設備における位置決め装置を示す正面図である。 位置決め装置によるワークの位置決めの過程を示す正面図である。(a)図は位置決め初期の状態を示し、(b)図は位置決め終了時の状態を示す。
以下、本発明に係る作業設備を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。作業設備の作業対象であるワークとしては、例えば自動車のトランスミッションケース、エンジンのシリンダヘッド、シリンダブロック、オイルパン、及びデファレンシャルケース等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
図1、図2に示すように、作業設備1は、ワークWに対して所定の作業を行う作業装置2と、ワークWを支持する支持装置3と、支持装置3を所定の搬送方向A(図2参照)に搬送する搬送する搬送装置4と、作業装置2による作業が可能な作業位置にワークWを位置決めする位置決め装置5と、これらの各装置2〜5を制御する制御装置6とを備える。
本実施形態では、作業装置2として、FIPGを実施するために液状のシール材をワークWの塗布面WSに塗布する塗布装置を例示する。この作業装置2は、シール材を吐出する吐出部7と、この吐出部7を移動させる移動部8と、塗布作業を行う際に支持装置3を保持する保持部9とを備える。
吐出部7は、シール材を吐出するノズル10を備えるとともに、移動部8による移動によって、ワークWに対して接近・離反可能に構成される。ノズル10は下方に向けられており、ノズル10から吐出されるシール材には、例えば室温硬化型シリコーンゴムその他の各種材料が使用され得る。
移動部8は、吐出部7を案内する第1案内部材11と、この第1案内部材11を所定の方向に案内する第2案内部材12と、この第2案内部材12を所定の方向に案内する第3案内部材13とを備える。
第1案内部材11は、上下方向に沿う長尺状に構成される。第1案内部材11と吐出部7との間には、この吐出部7を上下方向に沿って案内するガイド装置(図示せず)が設けられている。この第1案内部材11に案内されることにより、吐出部7は上下方向に沿って移動可能に構成される。
第2案内部材12は、第1案内部材11を支持するとともに、支持装置3の搬送方向Aに直交する水平方向B(図1参照)に沿って第1案内部材11を案内する。第2案内部材12は、図1に示すように、この水平方向Bに沿う長尺状に構成される。この第2案内部材12と第1案内部材11との間には、第1案内部材11をこの水平方向Bに案内するガイド装置(図示せず)が設けられている。これにより、第1案内部材11に支持される吐出部7は、この水平方向Bにおいて移動可能に構成される。
第3案内部材13は、第2案内部材12を支持するとともに、支持装置3の搬送方向Aに沿う水平方向(図1において紙面に垂直な方向)にこの第2案内部材12を案内する。第3案内部材13は、この水平方向に沿う長尺状に構成される。この第3案内部材13と第2案内部材12との間には、第2案内部材12をこの水平方向に案内するガイド装置(図示せず)が設けられている。これにより、第1案内部材11及び第2案内部材12を介して第3案内部材13に支持される吐出部7は、この水平方向に沿って移動可能に構成される。
保持部9は、支持装置3の下部に当接してこれを昇降させる昇降装置9aを有する。この昇降装置9aは、例えばシリンダ装置により構成される。昇降装置9aは、ピストンロッド9bと、ピストンロッド9bの先端部に固定される保持板9cと、保持板9cの上面に設けられる弾性体9dとを備える。
昇降装置9aのピストンロッド9bは、図1に示すように、上下動可能に構成されている。保持板9cは、ほぼ四角形状の板部材により構成されるが、この形状に限定されない。弾性体9dは、圧縮コイルばねにより構成されるが、これに限定されるものではない。この弾性体9dの一端部は、保持板9cの上面に固定されている。弾性体9dの他端部は自由端とされるとともに、ピストンロッド9bの上下動に応じて、支持装置3の下部に接触し、その接触を解除するように構成される。なお、本実施形態では、保持板9cに複数の弾性体9dが配置されているが、これに限定されず、1つの弾性体9dが保持板9cに設けられる構成であってもよい。
以上の構成により、作業装置2は、搬送装置4により搬送される支持装置3を保持部9によって保持するとともに、移動部8によって吐出部7を移動させてこれを支持装置3に支持されるワークWに近接させ、そのノズル10からワークWに向かってシール材を吐出することができる。
図1、図2に示すように、支持装置3は、ワークWを支持する支持台14と、この支持台14を駆動する駆動装置15と、支持台14及び駆動装置15を支持する一対の支柱部材16a,16bと、各支柱部材16a,16bを支持する基台17とを備える。
支持台14は、ワークWを直接支持する本体部18と、本体部18に設けられる一対のブラケット19a,19bとを備える。本体部18は、長方形状の板部材により構成される。本体部18には、ワークWを固定するための固定部20が設けられている。この固定部20は例えばスイングクランプにより構成されるが、これに限定されるものではない。各ブラケット19a,19bは、長尺状の板部材により構成される。各ブラケット19a,19bは、本体部18における長手方向の端部に一体に固定されている。
また、支持台14は、図2に示すように、作業装置2による作業が行われる前に、駆動装置15に駆動されることなく待機する待機状態と、図1に示すように、作業装置2による作業が行われる際に駆動装置15により駆動されてワークWを上方に持ち上げて支持する支持状態とに状態を変更するように構成されている。
駆動装置15は、支持台14を回動させるとともに、回動させた支持台14をその姿勢のままで支持可能な回動装置として機能する。この駆動装置15は、例えば電動モータにより構成されるが、これに限定されるものではない。駆動装置15は、一対の支柱部材16a,16bのうち、一方の支柱部材16aに固定されている。駆動装置15である電動モータの駆動軸15aは、支持台14における一対のブラケット19a,19bうち、一方のブラケット19aに連結されている。駆動装置15は、駆動軸15aの回転力をこのブラケット19aに伝達することにより、支持台14を回動させることができる。また、駆動装置15は、支持台14がワークWを上方に持ち上げて支持する際に、ワークWがこの位置に留まるように、支持台14を支持することができる。
一対の支柱部材16a,16bは、図2に示すように、所定の間隔をおいて基台17に立設されている。各支柱部材16a,16bは、上下方向に沿う長尺状の板部材により構成される。一対の支柱部材16a,16bのうち、一方の支柱部材16aは、その上部外面において、駆動装置15を支持している。この支柱部材16aは、駆動装置15の駆動軸15aを支持する軸受(図示せず)を有する。
また、この支柱部材16aは、この軸受及び駆動軸15aを介して、支持台14における一方のブラケット19aを支持している。また、他方の支柱部材16bは、図2に示すように、支持軸21を介して支持台14における他方のブラケット19bを支持している。支持軸21はこのブラケット19bに固定されており、この支柱部材16bは、この支持軸21を支持する軸受(図示せず)を有する。また、この支持軸21は、駆動装置15の駆動軸15aと同心状に配置されている。これにより、各支柱部材16a,16bは、支持台14の各ブラケット19a,19bを、駆動軸15a及び支持軸21回りに回動可能に支持している。
基台17は、所定面積を有するほぼ四角形状の板部材により構成される。この基台17の上面には、各支柱部材16a,16bが固定されている。基台17は、支持装置3が搬送装置4によって搬送されるときに、この搬送装置4上に載置される。
搬送装置4は、所定の間隔をおいて配置される一対のコンベアチェーン25を有する。図1に示すように、一対のコンベアチェーン25の間には、作業装置2の保持部9が配置されている。一対のコンベアチェーン25の上部には、支持装置3における基台17が載置される。
位置決め装置5は、ワークWを作業位置に設置すべく、このワークWの位置及び向きを調整する調整部材26,27と、調整部材26,27を支持するベース部材36と、支持台14に設けられるとともに、調整部材26,27を受ける受け部材37と、ベース部材36を昇降させる昇降装置38とを備える。
調整部材26,27は、図1、図3及び図4に示すように、一対の第1調整部材26と、これらの第1調整部材26の間に配置される第2調整部材27とを備える。第1調整部材26は、受け部材37に当接する当接部26aと、当接部26aを支持する支持部26bとを備える。
第1調整部材26の当接部26aは、板状に構成されるとともにその一端部(下端部)が尖端状に構成され、この端部(先端部)が下方を向くように配置されている。また、図3に示すように、当接部26aの中途部には、一対のねじ孔28が形成されている。
第1調整部材26の支持部26bは、上下方向に沿う長尺状の板部材により構成される。支持部26bは、その上端部がベース部材36に固定され、その下端部において当接部26aを支持する構造を有する。この支持部26bは、上下方向における当接部26aの位置を調節することができる。具体的には、この支持部26bは、当接部26aが嵌るとともにこの当接部26aを上下方向に案内するガイド溝29と、板厚方向に貫通形成される一対の長孔30と、当接部26aにおける上下方向の位置を規制する規制手段31とを有する。
ガイド溝29は、支持部26bの下端部に形成されるとともに、この支持部26bの長手方向に沿って形成されている。また、一対の長孔30は、上下方向に沿って平行となるように形成されている。また、各長孔30は、当接部26aがガイド溝29に嵌合したときに、当接部26aのねじ孔28と重なるように、支持部26bを貫通して形成されている。
当接部26aは、ガイド溝29に嵌合した状態で、この長孔30からボルト等からなる固定部材32を挿通するとともに、そのねじ孔28にこの固定部材32の軸部を螺合させることによって、支持部26bに着脱自在に固定されている。
規制手段31は、当接部26aに当接してその位置を規制する規制部材33と、規制部材33を支持するブラケット34とを有する。本実施形態では、規制部材33として例えばボルト(ストッパボルト)が使用されているが、これに限定されるものではない。ブラケット34には、規制部材33であるボルトが螺合するねじ孔34aが形成されている。このねじ孔34aに螺合する規制部材33の軸部には、ナット35が嵌め込まれている。
当接部26aの上下方向における位置調整は、以下のようにして行われる。当接部26aのねじ孔28に螺合されている固定部材32を緩めると、当接部26aは、支持部26bにおける長孔30の長さの範囲内において、ガイド溝29に沿って上下に移動可能になる。この状態で当接部26aをガイド溝29に沿ってスライドさせて、所望の位置に移動させた後、緩めていた固定部材32を締結することにより、当接部26aはその位置で固定される。さらに、規制部材33としてのボルトの位置を調節するとともに、その下端部(頭部)が当接部26aの上端部に当接する。これによって、当接部26aは上下方向に対する位置が規制された状態で、支持部26bに固定されることになる。
第2調整部材27は、受け部材37の一部に係合する位置決めピン27aと、この位置決めピン27aを支持する支持部27bとを備える。位置決めピン27aは尖端状に構成されるとともに、その先端部(下端部)が下方を向くように配置されている。支持部27bは、上下方向に沿う長尺状の板部材により構成される。支持部27bは、その上端部がベース部材36に固定されるとともに、その下端部において位置決めピン27aを支持している。
図3に示すように、位置決めピン27aの先端部(下端部)は、第1調整部材26における当接部26aの先端部(下端部)よりも下方位置に突出している。したがって、ワークWの位置決めの際において、位置決めピン27aは、当接部26aよりも先に受け部材37に係合し得る。
図1に示すように、ベース部材36は、水平方向に延びる長尺状の板部材により構成されている。ベース部材36は、その一端部において第1調整部材26の支持部26b及び第2調整部材27の支持部27bを支持するとともに、その他端部において昇降装置38に連結されている。また、このベース部材36の上面には、作業装置2の第3案内部材13が固定されている。したがって、ベース部材36は、この第3案内部材13のみならず、第1案内部材11、第2案内部材12及び吐出部7をも支持する構造を有している。
受け部材37は、図1、図2に示すように、長尺状の板部材により構成される。受け部材37は、連結部材39を介して支持台14のブラケット19a,19bに連結固定されている。具体的には、受け部材37は、一対のブラケット19a,19bにおける各側部に設けられている。また、受け部材37は、第1調整部材26の当接部26aを受ける受け面37aと、受け面37aの一部に形成されるとともに第2調整部材27の位置決めピン27aが挿通される挿通孔37bとを有する。受け面37aは、支持台14が待機状態にあるときに、図1における水平方向Bに面するとともに、支持台14がワークWを持ち上げて支持する支持状態(持上状態)となったときに、上方に面するように構成される。挿通孔37bは、受け部材37の長手方向におけるほぼ中間位置に貫通孔として形成されている。
本実施形態では、昇降装置38として、油圧シリンダ又はエアシリンダ等のシリンダ装置が用いられる。図1に示すように、昇降装置38におけるピストンロッド38aは、位置決め装置5におけるベース部材36の下面に連結されている。これにより、昇降装置38は、ピストンロッド38aを上下動させることによって、ベース部材36のみならず、これに連結される各調整部材26,27、及び吐出部7をも昇降させることができる。
制御装置6は、図示しない演算部(CPU)及び記憶部(ROM、RAM)を内蔵している。記憶部は、作業装置2、支持装置3、搬送装置4及び位置決め装置5を制御するための制御プログラムを記憶している。演算部は、記憶部に記憶される各種のプログラムを演算処理することにより、上記の各装置2〜5を駆動制御することができる。
以下、作業設備1による作業方法、特にワークWへのシール材の塗布方法について説明する。
まず、この作業における準備段階として、ワークWを支持装置3に取り付ける必要がある。すなわち、支持台14を図2に示す待機状態とするとともに、本体部18にワークWを載置し、固定部20によってワークWを本体部18に固定する。
ワークWが本体部18に固定されると、支持装置3は、支持台14を待機状態としたままで、搬送装置4により搬送方向Aに沿って搬送される。この搬送時には、支持装置3の基台17が搬送装置4における一対のコンベアチェーン25上に載置されている。
その後、搬送装置4により搬送される支持装置3は、作業装置2の位置に到達する。このとき、支持装置3は、図示しないストッパによって係止される。この状態で、制御装置6は、作業装置2の保持部9を作動させる。保持部9は、そのピストンロッド9bを駆動して保持台9cを上昇させ、弾性体9dを支持装置3の基台17の下面に接触させる。保持部9のピストンロッド9bが上昇すると、弾性体9dは、基台17の下面に押し付けられて弾性変形するとともに、基台17を上方に持ち上げる。これによって、基台17が搬送装置4のコンベアチェーン25から離れ、支持装置3は、保持部9に保持された状態となる。
次に、制御装置6は、支持装置3の駆動装置15を作動させ、支持台14を所定の方向に回動させる。具体的には、支持装置3は、駆動装置15の駆動軸15aを駆動し、待機状態の位置から約90°の角度で、その回動中心である駆動軸15a及び支持軸21回りに支持台14を回動させる。支持台14のこのような回動により、ワークWは、その向きを約90°変化させるとともに、待機状態における位置よりも上方位置で支持台14に支持されることになる。
制御装置6は、支持台14を上記のように回動させた後、駆動装置15を停止させる。駆動装置15は、停止後においても支持台14がそのままの姿勢を維持するように、駆動軸15aによって、この支持台14を支持する。
支持台14がこのように回動することにより、支持台14のブラケット19a,19bに支持される受け部材37の受け面37aが上方に面した状態となる(図1参照)。また、ワークWにおいてシール材が塗布されるべき塗布面WSも上方に面した状態となる。しかしながら、この状態のままでは、塗布面WSは、完全に水平状態とはなっておらず、位置決め装置5による調整が必要である。
なお、支持装置3による支持台14の回動動作は、以下のように実行されてもよい。本実施形態では、制御装置6によって駆動装置15が自動的に起動する例を示すが、その他、例えば、支持装置3に操作ボタンや操作レバーといった操作部を設けるとともに、この操作部を作業員が手動で操作することにより、駆動装置15を起動させてもよい。
続いて、制御装置6は、位置決め装置5を動作させ、ワークWの位置及び向きを微調整する。位置決め装置5の各調整部材26,27は、支持装置3から上方に離れた位置で待機しているが、制御装置6の制御により、下降してワークWに接近する。具体的には、昇降装置38が作動し、そのピストンロッド38aを下降させることによってベース部材36を下降させる。これによって、ベース部材36に支持される各調整部材26,27が下降するとともに、直下に位置する支持台14の受け部材37における受け面37aに接近する。
さらに下降すると、図4(a)に示すように、第2調整部材27における位置決めピン27aの先端部が受け部材37の挿通孔37bに挿入される。この状態では、第1調整部材26の当接部26aは、受け部材37の受け面37aに接触していない。すなわち、第2調整部材27の位置決めピン27aは、第1調整部材26の当接部26aが受け面37aに接触する前に、受け部材37の挿通孔37aに挿入される。この状態で、昇降装置38がピストンロッド38aを停止させ、これによって各調整部材26,27はこの位置で停止した状態となる。
その後、保持部9は、昇降装置9aのピストンロッド9bを上昇させ、支持装置3を保持していた位置からさらに上昇させる。この上昇により、支持装置3の一部である受け部材37も上昇する。これにより、図4(b)に示すように、第2調整部材27の位置決めピン27aが受け部材37の挿通孔37bに十分挿通されるとともに、各第1調整部材26の当接部26aが、受け部材37の受け面37aに当接する。
なお、一対の第1調節部材26における一対の当接部26aの各先端部は、所定の仮想平面上に位置するように、その位置が設定されている。この仮想平面は、ワークWの塗布面WSを水平状態にするための基準面を構成するものである。すなわち、塗布面WSは、この基準面と平行になったときに水平状態となるように、支持台14に固定されている。
位置決め装置5は、ワークWの塗布面WSがこの仮想平面(基準面)と平行となるように、このワークWの位置及び向きを微調整する。具体的には、第1調整部材26の当接部26aが上記のように当接すると、受け部材37の受け面37aは、この当接部26aに押圧されることにより、その位置及び向きが変更されることになる。このような受け面37aに位置及び向きの変更に応じて、支持装置3の基台17の位置及び向きも変更される。このとき、受け面37aが当接部26aに追従して、その仮想平面と平行となるように、保持部9における弾性体9dが基台17の位置変更に応じて弾性変形する。これにより、受け面37aが当接部26aの先端部に接する仮想平面と平行な状態(仮想的に面接触した状態)となり、これに応じてワークWの塗布面WSが水平状態となる。
上記のようにワークWの塗布面WSを水平状態にするには、予め受け部材37の受け面37aと塗布面WSとが平行となるように、ワークWを支持台14の本体部18に固定する必要がある。しかしながら、これに限らず、これらが平行でない場合であっても、支持台14に固定されたワークWの塗布面WSと受け部材37の受け面37aとが為す角度を求めることにより、ワークWの塗布面WSを水平状態にすることが可能である。すなわち、この角度から、塗布面WSを水平状態にするため必要な仮想平面の角度を算出し、この仮想平面を表現できるように、一対の当接部26aの上下方向における位置調整を行うことにより、当接部26aが受け面37aを押圧したときに、ワークWの塗布面WSを水平状態にすることが可能になる。
なお、受け部材37の受け面37aは、第1調整部材26の当接部26aに押し付けられることにより、ワークWの塗布面WSを水平状態とした後、停止してその場に留まる。すなわち、位置決め装置5の昇降装置38は、第1調整部材26の当接部26aがこの位置で停止するように、ベース部材36を下降させた後に、そのピストンロッド38aを停止させる。昇降装置38は、この停止位置において、ベース部材36が上下動しないようにこれを支持する。また、保持部9の昇降装置9aは、受け部材37の受け面37aを上記のように第1調整部材26の当接部26aに押し付けるように、そのピストンロッド9bに所定の圧力を上向きに作用させる。これにより、保持部9は、弾性体9dの弾性変形を維持したままで、作業中に支持装置3が下降しないようにこれを保持する。
このように、本実施形態では、ワークWの位置決めにおいて、位置決め装置5における昇降装置9が各調整部材26,27を下方に付勢する力と、作業装置2における保持部9(昇降装置9a)が支持装置3を上方に付勢する力とが、各調整部材26,27と受け部材37に作用する。このような付勢力の作用により、ワークWは、塗布面WSが水平となる作業位置において強固に支持され得る。
また、支持台14は、当接部26aが受け面26aを押圧したときに、これに応じて若干回動する。駆動装置15は、この回動を許容するように、この支持台14を支持している。駆動装置15の駆動軸15aは、支持台14のこの回動に応じて若干回動するが、当接部26aが停止すると同時に停止し、その停止位置で支持台14を支持する。すなわち、受け部材37の受け面37aが第1調整部材26の当接部26aに押圧されて、ワークWの塗布面WSが水平状態となったときに、この水平状態を維持するように、第1調整部材26が受け部材37を押圧した状態のままで、駆動装置15が支持台14を支持するのである。
ワークWの塗布面WSが水平状態になると、制御装置6は、移動部8を作動させて吐出部7をワークWの近傍位置に移動させる。吐出部7は、ワークWの塗布面WSの直上近傍位置に移動し、ノズル10からシール材を吐出する。制御装置6は移動部8によって吐出部7を移動させながら、ワークWの塗布面WSにシール材を塗布させ続ける。
シール材の塗布が終了すると、制御装置6は、吐出部7によるシール材の吐出を停止させ、移動部8を駆動して吐出部8をワークWから離間させる。ワークWの塗布面WSは、位置決め装置5によって水平状に維持されており、この状態のままで、塗布されたシール材に、シール対象である他部材が接合される。シール材が硬化すると、ワークWとこの他部材との間にガスケット(FIPG)が形成されることになる。
以上説明した本実施形態に係る作業設備1によれば、位置決め装置5の第1調整部材26が支持台14に設けられる受け部材37の受け面37aに当接し、第1調整部材26に押圧されて受け面37aの位置及び向きが微調整されることによって、ワークWにおける塗布面WSの水平度を高精度で実現することが可能になる。また、第2調整部材27の位置決めピン27aを受け部材37の挿通孔37bの挿通することにより、ワークWの塗布面WSが水平にされた状態を作業中において常に維持することが可能である。
また、位置決め装置5によるワークWの位置決めの際に、受け部材37の受け面37aは第1調整部材26に押圧されて変位することになるが、このとき、保持部9の弾性体9dは、受け面37aの変位を吸収するように弾性変形する。このように保持部9が支持装置3をフローティング支持することにより、支持装置3、位置決め装置5及び保持部9には、受け面37aの変位による応力が生じることがなく、これらの装置3,5,9の破損を生じることもない。
なお、本発明に係る作業設備は、上記実施形態の構成に限定されるものではない。また、本発明に係る作業設備は、上記した作用効果に限定されるものでもない。本発明に係る作業設備は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記の実施形態では、作業装置2として液状のシール材をワークWに塗布する塗布装置を例示したが、これに限定されず、他部材の取り付け、切削、研削、塗装その他の各種作業を行う作業装置を使用できる。また、上記の実施形態では、ワークWの塗布面WSを水平に位置決めする場合を例示したが、これに限定されず、その作業の種別に応じて、ワークWの一面を垂直にする場合や、所定の角度に傾斜するように位置決めする場合においても、本発明を適用可能である。
上記の実施形態では、保持部9に弾性体9dとして圧縮コイルばねを使用した例を示したが、これに限定されず、他の各種弾性体を本発明に使用できる。また、弾性体9dに限らず、支持装置3をフローティング支持する構造(フローティング支持手段)が確立させるようなものがあればよく、シリンダ装置その他の各種手段が採用され得る。
上記の実施形態では、搬送装置4によって支持装置3を搬送可能な作業設備1を例示したが、これに限定されず、搬送装置4を省略して支持装置3を定位置に設置した状態で、作業装置2による作業を行うことも可能である。
上記の実施形態では、第1調整部材26及び第2調整部材27を受け部材37に当接及び挿通させることによって、ワークWの位置決めを行う例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、調整部材として、受け部材37の受け面37aに面接触可能な板状部材を用いてもよい。また、上記の実施形態では、一対の第1調整部材26によりワークWの位置決めを行う例を示したが、3つ以上の第1調整部材26を用いてもよい。また、第2調整部材27を省略することも可能である。
上記の実施形態では、支持台14の一部として構成される受け部材37に各調整部材26,27を当接及び挿通させてワークWの位置決めを行う例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ワークWに受け部材37を取り付けるとともに、各調整部材26,27をこの受け部材37に当接及び挿通することにより、ワークWの位置決めを行ってもよい。また、受け部材37を用いることなく、ワークWの一部に第1調整部材26を当接させることによって、その位置決めを行ってもよい。
上記の実施形態では、保持部9の昇降装置9a及び位置決め装置5の昇降装置38としてシリンダ装置を採用した例を示したが、これに限定されず、支持装置3及びベース部材36を昇降させ得る各種のアクチュエータを本発明に適用可能である。
上記の実施形態では、支持台14を回動させて支持する回動装置として、電動モータによるもの(駆動装置15)を例示したが、これに限定されない。例えば、回動装置として、支持台14を回動操作可能な操作レバー等の操作部と、回動した支持台14を支持可能な支持体(ストッパ部材)とを備えたものを採用できる。この場合、支持台14に設けられる操作部を作業員の手動により操作することで、支持台14を回動させることが可能である。また、支持台14を回動させた後に、例えば支柱部材16a,16bに設けられる支持体を手動で操作することにより、この支持台14を回動したままの姿勢で支持することが可能である。すなわち、本発明における回動装置は、支持台14を自動で回動させて支持するものと、手動で回動させて支持するものとの両方を含むものである。
上記の実施形態では、支持台14を約90°の角度で回動させる例を示したが、これに限定されず、支持台14の回動角度は、作業の種別やワークWの形状等に応じて適宜設定可能である。
上記の実施形態では、搬送装置4としてコンベアチェーン25によるものを例示したが、これに限定されず、ベルトコンベアその他の各種搬送装置を使用できる。
1 作業設備
2 作業装置
3 支持装置
5 位置決め装置
14 支持台
15 駆動装置
26 第1調整部材
27 第2調整部材
W ワーク

Claims (1)

  1. ワークに対して所定の作業を行う作業装置と、前記ワークを支持する支持装置と、前記作業装置による作業が可能な作業位置に前記ワークを位置決めする位置決め装置と、を備える作業設備であって、
    前記作業装置は、前記作業を行う際に前記支持装置を保持する保持部を備え、
    前記支持装置は、前記ワークの位置及び向きを変更すべく回動可能に構成される支持台と、前記支持台を回動させるとともに所定位置で支持可能な回動装置と、を備え、
    前記位置決め装置は、前記支持台が前記回動装置によって支持された状態で、前記支持台の一部に設けられる受け面又は前記ワークの一部に設けられる受け面に当接することにより、前記ワークの位置及び向きを調整可能な調整部材を備え、
    前記調整部材は、前記受け面に面接触する部材により構成され、又は、前記受け面に当接する少なくとも2つの当接部を備え
    前記保持部は、前記作業装置が前記作業を行う際に、前記支持装置に接触するとともに前記支持装置を上昇させることで、前記支持台の一部に設けられる前記受け面又は前記ワークの一部に設けられる前記受け面を前記調整部材に当接させる昇降装置を備え、
    前記昇降装置は、前記支持装置に接触する弾性体を備え、
    前記昇降装置は、前記作業装置が前記作業を行う際に、前記弾性体を前記支持装置に接触させることによって弾性変形させるとともに、前記弾性体の前記弾性変形を維持した状態で、前記支持台の一部に設けられる前記受け面又は前記ワークの一部に設けられる前記受け面を前記調整部材に当接させた状態を維持すべく、前記支持装置を下降しないように支持することを特徴とする作業設備。
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