JP6601885B1 - 紙幣整頓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙幣を自動的に整頓するための紙幣整頓装置を提供する。【解決手段】紙幣1000が配置されるプレート511と、プレートを振動させるためのバイブレータと、バイブレータを制御するための制御部と、を備える紙幣整頓装置。【選択図】図16

Description

本発明は、紙幣を整頓するための紙幣整頓装置の技術に関する。
従来から、紙幣を搬送したり整理したりする自動紙幣取扱いシステムが知られている。たとえば、特開昭62−92095号公報(特許文献1)には、関節型ロボット組込現金処理装置が開示されている。特許文献1によると、投入された紙幣を取揃え、ロボットハンドに渡す機構を備えた紙幣投入取揃えユニットと、紙幣をロボットハンドから受取り紙幣の枚数と種別に分ける機構を備えた紙幣カウント紙幣確認ユニットと、ロボットハンドからの紙幣を収納する機構とこのユニットから紙幣を引出す機構を持ちロボットハンドへ引渡す機構からなる現金カセットユニットと、紙幣を引取り枚数をチェックしロボットへ引き渡す紙幣カウンタユニットと、ロボットからの紙幣を引き取る機構と払出し口へ紙幣を送出する紙幣払出しユニットと、それぞれのユニット間を多関節ロボットを具備して紙幣の転送を行う機構とを有する関節型ロボット組込現金処理装置が提供される。
特開2016−31619号公報(特許文献2)には、収納作業装置、有価媒体収納システム及び収納作業方法が開示されている。特許文献2によると、作業ロボットは、頭部に設けたカメラによりカセットの外観を撮像し、画像処理によってカセットの種類を識別する。作業ロボットは、カセットの種類に応じた治具と手順でカセットを開き、カセットの内部を撮像して画像処理によって異常の検知を行なう。また、作業ロボットは、紙幣整理機を撮像し、画像処理によって取り出し可能な紙幣を識別し、紙幣整理機から紙幣を取り出してカセットに収納し、カセットの種類に応じた治具と手順でカセットを閉じる。
特開2016−224664号公報(特許文献3)には、有価媒体処理システム及び有価媒体処理方法が開示されている。特許文献3によると、紙幣処理システムは、帯封により結束された紙幣束を作業ロボットが保持して束開封ユニットによる帯封の除去が可能な位置まで移動させ、束開封ユニットが紙幣束の帯封を切断して除去し、その後、作業ロボットが紙幣束をカセットに収納するので、帯封された紙幣束をカセットへの紙幣の補充に用いることが可能であり、紙幣をカセットに効率的に収納することができる。
特開昭62−92095号公報 特開2016−31619号公報 特開2016−224664号公報
本発明の目的は、紙幣を自動的に整頓するための紙幣整頓装置を提供することにある。
この発明のある態様に従うと、紙幣が配置されるプレートと、プレートを振動させるためのバイブレータと、バイブレータを制御するための制御部と、を備える紙幣整頓装置が提供される。
以上のように、本発明によれば、紙幣を自動的に整頓するための紙幣整頓装置が提供される。
本実施の形態にかかる自動紙幣取扱いシステム1の平面図である。 本実施の形態にかかる自動紙幣取扱いシステム1の正面図である。 本実施の形態にかかる自動紙幣取扱いシステム1の機能ブロック図である。 本実施の形態にかかる自動紙幣取扱いシステム1の処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかる、蓋11が開放された状態を示す紙幣格納容器10の斜視図である。 本実施の形態にかかる紙幣整頓装置500の左側面図である。 本実施の形態にかかる紙幣整頓装置500の右前斜視図である。 本実施の形態にかかる紙幣整頓装置500の平面図である。 本実施の形態にかかる、カバー551を取り外した状態の紙幣整頓装置500の右前斜視図である。 本実施の形態にかかる、カバー551を取り外した状態の紙幣整頓装置500の右後斜視図である。 本実施の形態にかかる、カバー551を取り外した状態の紙幣整頓装置500の左後斜視図である。 本実施の形態にかかる振動ユニット510の左斜視図である。 本実施の形態にかかる振動ユニット510の右後斜視図である。 本実施の形態にかかる紙幣整頓装置500の制御方法を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかる紙幣整頓装置500のスライドプレート531の駆動構成を示す正面断面図である。 本実施の形態にかかる紙幣整頓装置500の紙幣の振動構成を示す左断面図である。 本実施の形態にかかる、カバー551で振動ユニット510を覆った状態の紙幣整頓装置500の右前斜視図である。 本実施の形態にかかる、カバー551で振動ユニット510を覆った状態の紙幣整頓装置500の右側面図である。 本実施の形態にかかる、紙幣1000を上方と前方から押さえた状態の紙幣整頓装置500の右側面図である。 自動紙幣取扱いシステム1の機能ブロック図の変形例である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
<自動紙幣取扱いシステム1の全体構成>
図1から図3に示すように、本実施の形態にかかる自動紙幣取扱いシステム1は、主に、制御装置100と、搬送装置200と、第1のアーム300と、第2のアーム400と、紙幣整頓装置500と、紙幣整理装置600と、第3のアーム700と、帯付け装置800と、収納ボックス900とを有するものである。なお、本実施の形態においては、搬送装置200と、第1のアーム300と、第2のアーム400と、紙幣整頓装置500と、紙幣整理装置600と、第3のアーム700と、帯付け装置800と、収納ボックス900とが台50の上部に載置され、制御装置100が台50の下に収納される。
制御装置100は、各種のプログラムやデータを格納するメモリ120と、自動紙幣取扱いシステム1の各部、すなわち、搬送装置200と、第1のアーム300と、第2のアーム400と、紙幣整頓装置500と、第3のアーム700と、帯付け装置800などとデータをやり取りする通信インターフェイス160と、プログラムに従って制御装置100を制御したり、通信インターフェイス160を介して自動紙幣取扱いシステム1の各部を制御したりするためのCPU110などを搭載する。
なお、自動紙幣取扱いシステム1の内の、紙幣格納容器10の搬送や開錠や開放や紙幣の取り出しなどに関する要素をまとめて、紙幣格納容器取扱いシステム2または開錠システム2)ともいう。
<自動紙幣取扱いシステム1の動作概要>
以下、図1〜図4を参照して、本実施の形態にかかる自動紙幣取扱いシステム1の動作について説明する。
搬送装置200は、制御装置100からの指令に基づいて、紙幣格納容器10(図5を参照)を搬送する(ステップS102)。搬送装置200は、自動紙幣取扱いシステム1が配置される部屋の外側から持ち込まれる紙幣格納容器10を第1のアーム300の近傍まで搬送する。本実施の形態においては、搬送装置200は、第1の搬送コンベア201と第2の搬送コンベア202と反転装置210とRFIDアンテナ220と移載装置230とを有する。
制御装置100は、RFIDアンテナ220からのデータに基づいて、鍵穴12を有する面、すなわち蓋11側の面を特定する(ステップS104)。詳細は後述するが、本実施の形態においては、紙幣格納容器10の鍵穴12を有さない面には、RFIDタグが取り付けられている。制御装置100は、RFIDアンテナ220からの信号に基づいて、RFIDアンテナ220がRFIDタグを検知した場合には、反対側の面に蓋11および鍵穴12があると判断して、そのまま紙幣格納容器10を移載装置230に受け渡す。
本実施の形態においては、移載装置230は、スライダ231,232などから構成され、紙幣格納容器10を第1の搬送コンベア201から第2の搬送コンベア202に受け渡す。
一方、制御装置100は、RFIDアンテナ220からの信号に基づいて、RFIDアンテナ220がRFIDを検知しなかった場合には、RFIDアンテナ220側の面に蓋11および鍵穴12があると判断して、当該面が第1のアーム300側になるように、反転装置210を用いて紙幣格納容器10を回動させる(ステップS106)。そして、制御装置100は、回動後の紙幣格納容器10を第2の搬送コンベア202に受け渡す。
第1のアーム300は、紙幣格納容器10の蓋11を開錠するための鍵310を有する。後述するように、第1のアーム300は、制御装置100からの指令に基づいて、鍵310の位置を前後左右上下に移動させたり鍵310を回転させたりることによって鍵310を紙幣格納容器10の鍵穴12に差し込む。第1のアーム300は、制御装置100からの指令に基づいて、鍵310を回動させることによって紙幣格納容器10を開錠して、そのまま蓋11を開ける。より詳細には、制御装置100は、カメラから得た鍵穴12の上下位置のデータと鍵穴12の回転角度のデータを用いて、鍵310の回転角度を補正(アームを回転)させてから、鍵穴12の位置へ第1のアーム300を移動させる。
第2のアーム400は、紙幣をつかむための把持部410を有する。第2のアーム400は、制御装置100からの指令に基づいて、把持部410を前後左右上下に移動させることによって紙幣格納容器10内の紙幣をつかんだり、当該紙幣を取り出したり、当該紙幣を紙幣整頓装置500へ載置したりする。
制御装置100は、第1のアーム300を制御して紙幣格納容器10を施錠する。制御装置100は、搬送装置200の第2の搬送コンベア202を制御して、空になった紙幣格納容器10を部屋の外へ搬送する。
詳細は後述するが、本実施の形態においては、第2のアーム400は、把持部410の近傍にカメラ420が取り付けられる。そして、以下のような制御が実行される。すなわち、制御装置100は、搬送装置200を用いて紙幣格納容器10を第1のアーム300の正面の手前まで移動させる。制御装置100は、第2のアーム400のカメラ420で紙幣格納容器10の正面を撮影する(ステップS108)。制御装置100は、画像データに基づいて鍵穴12の位置を特定する(ステップS110)。制御装置100は、第1のアーム300を制御して、鍵310を鍵穴12まで移動させて挿入する。制御装置100は、第1のアーム300を制御して鍵310を回動させる(ステップS112)。制御装置100は、第1のアーム300を制御して紙幣格納容器10の蓋を開ける(ステップS114)。制御装置100は、第2のアーム400を制御して把持部410を紙幣格納容器10内に入れる。制御装置100は、第2のアーム400を制御して把持部410で紙幣を挟み込む。制御装置100は、第2のアーム400を制御して紙幣を引き出す(ステップS116)。制御装置100は、第2のアーム400を制御して把持部410を90度回転させて紙幣を垂直にさせる。制御装置100は、第2のアーム400を制御して紙幣を紙幣整頓装置500へ載置する。
紙幣整頓装置500は、制御装置100からの指令に基づいて、紙幣を整頓する。すなわち、紙幣整頓装置500は、紙幣の束の端部の位置を揃える(ステップS118)。より詳細には、本実施の形態においては、紙幣整頓装置500は、垂直に立てられた紙幣が第2のアーム400によって載置された際に、紙幣が倒れないように側方からプレートで支持する。そして、紙幣整頓装置500は、後述するバイブレータによって紙幣に振動を加えることによって、垂直に立てられた紙幣の下面と側面の位置を揃える。本実施の形態においては、紙幣整頓装置500は、振動させたまま上方からプレートによって押さえることによって、紙幣の上面も揃えることができる。
制御装置100は、紙幣の整頓中に待機していた第2のアーム400を制御して、整頓された紙幣を再度つかむ。制御装置100は、第2のアーム400を制御して、整頓された紙幣を紙幣整理装置600の投入口へ載置する。本実施の形態においては、制御装置100は、第2のアーム400を制御して、投入口に載置された紙幣を把持部410の先端によって、奥へ押し込む。紙幣整理装置600は、第2のアーム400から受け渡された紙幣の各々の券種を判別し、券種ごとに分けて収納する(ステップS120)。
本実施の形態においては、紙幣整理装置600が整理に失敗した紙幣をリジェクトしてもよい。紙幣整理装置600が紙幣をリジェクトした場合(ステップS122にてYESである場合)、制御装置100は、第3のアーム700を制御して、把持部710によってリジェクトされた紙幣を掴む。制御装置100は、第2のアーム400を制御して、把持部410によって、第3のアーム700からリジェクトされた紙幣を受け取る。そして、制御装置100は、当該紙幣を再度、紙幣整理装置600の投入口に載置する(ステップS120)。
本実施の形態においては、紙幣整理装置600は、紙幣を整理する際に、各券種別に、整理・収納された枚数を表示する。紙幣整理装置600は、各券種別に所定枚数、たとえば100枚など、たまると整理を停止する。本実施の形態においては、第3のアーム700にもカメラが搭載され、制御装置100は、カメラが撮影した画像から券種毎の整理された紙幣の枚数を取得する。制御装置100は、いずれかの券種の整理された紙幣が所定枚数に達した場合に、第3のアーム700を制御して、把持部710によって当該紙幣を掴んで、帯付け装置800に受け渡す。なお、帯付け装置800に受け渡す前に、紙幣整頓装置500によって再度紙幣をそろえることが好ましい。
帯付け装置800は、所定枚数の紙幣の束に帯を巻きつける(ステップS124)。制御装置100は、第3のアーム700を制御して、帯で巻かれた紙幣を掴んで、収納ボックス900に投入する。本実施の形態においては、収納ボックス900は、券種毎に分かれていて、制御装置100は、第3のアーム700を制御して、帯が巻きつけられた紙幣を、その券種に応じた収納ボックス900に投入する(ステップS126)。
このように、本実施の形態のかかる自動紙幣取扱いシステム1においては、施錠された紙幣格納容器10の状態から、格納された複数種類の券種の紙幣を、自動的に、券種毎かつ所定枚数毎の帯封された紙幣の束に変換することができるので、従来よりも安全かつ便利に紙幣を取り扱うことが可能である。
なお、上記の実施の形態では、第3のアーム700がカメラを搭載し、制御装置100がカメラからの画像に基づいて、券種毎に所定枚数の紙幣が溜まったか否かを判断するものであった。しかしながら、紙幣整理装置600が、券種毎の整理し終わった紙幣の枚数のデータや所定枚数たまった旨の通知を制御装置100に送信してもよい。この場合は、第3のアーム700は、カメラを有していなくてもよい。
<紙幣整頓装置500の構成>
以下、本実施の形態にかかる紙幣整頓装置500の構成について説明する。なお、以下では、図6における右方向や図8における左方向を紙幣整頓装置500の前方と言い、図6における左方向や図8における右方向を紙幣整頓装置500の後方と言い、図6における上方向を紙幣整頓装置500の上方と言い、図6における下方向を紙幣整頓装置500の上方と言い、図8における上方向を紙幣整頓装置500の左方と言い、図8における下方向を紙幣整頓装置500の右方という。
図6〜図13を参照して、紙幣整頓装置500は、台501の上に、主に、振動ユニット510と、押さえユニット550とを有する。
振動ユニット510は、紙幣格納容器10から取り出された紙幣1000が立てられて載置される載置プレート511と、当該立てられた紙幣1000の右面を支えるための支持部材512と、紙幣1000の後端部を押さえるための後プレート521とを有する。より詳細には、本実施の形態においては、支持部材512は、載置プレート511に立設される。そして支持部材512の右側には、右壁516が振動台514に立設される。
後プレート521には、その後部にバイブレータ520が取り付けられている。載置プレート511と支持部材512と後プレート521は、バイブレータ520によって振動可能に、たとえば弾性部材などを介して台501に取り付けられている。なお、本実施の形態に利用されるバイブレータ520の振動数は25〜36Hzであって、起振力が13〜40Nである。
そして、第2のアーム400または第3のアーム700によって起立した状態で投入された紙幣1000の左方向には、紙幣1000が倒れないように、紙幣1000の左面を支えるためのスライドプレート531が配置される。スライドプレート531は、支持用シリンダ530によって紙幣整頓装置500の左右方向に移動可能に構成される。制御装置100は、第2のアーム400または第3のアーム700によって紙幣1000を載置プレート511に載置すると、支持用シリンダ530を駆動することによってスライドプレート531を紙幣1000が倒れない程度まで右方へ移動させる。なお、本実施の形態においては、紙幣1000の左側、換言すればスライドプレート531の左側には、U字状の左壁536が立設される。そして、左壁536の凹部をスライドプレート531の支持用シリンダ530が通過する。
本実施の形態においては、押さえユニット550は、振動ユニット510の前方・上方・後方を囲うことが可能なサイズに形成されるカバー551と、カバー551をスライド可能に支持するレール552,553と、カバー551を左右方向に移動させるための駆動力を提供するためのカバー用シリンダ555とを有する。
押さえユニット550は、カバー551の上面に取り付けられる紙幣上部プッシュプレート567と、当該紙幣上部プッシュプレート567を上下方向へ移動させるための、つまり、紙幣1000の束から上方へ飛び出した紙幣1000の上端を紙幣上部プッシュプレート567によって上から下へ押し込むための縦シリンダ566と、カバー551の前面に取り付けられる紙幣前部プッシュプレート562と、当該紙幣前部プッシュプレート562を前後方向へ移動させるための、つまり、紙幣1000の束から前方へ飛び出した紙幣1000の前端を紙幣前部プッシュプレート562によって前から後へ押し込むための横シリンダ561とを有する。
本実施の形態においては、右の支持部材512の上方とスライドプレート531の上方に、紙幣端部検知センサ525,525・・・が取り付けられている。なお、本実施の形態においては、右壁516と左壁536に紙幣端部検知センサ525,525・・・が取り付けられている。また、紙幣の上方だけでなく、横方向の端部を検知するための紙幣端部検知センサ525,525・・・も取り付けられている。紙幣端部検知センサ525,525・・・は可視光赤色用の光センサによって構成され、紙幣1000の束から紙幣1000が上方や前方などに飛び出す程度が大きい場合に、そのことを検知することができる。ただし、紙幣端部検知センサ525,525・・・は、別の色の光センサによって構成されてもよいし、赤外線センサなどによって構成されてもよい。
<紙幣整頓装置500の構成>
以下では、図14を参照しながら、本実施の形態にかかる紙幣整頓装置500の制御方法について説明する。本実施の形態においては、第2のアーム400または第3のアーム700によって紙幣1000が載置プレート511に載置されると、制御装置100は以下の処理を実行する。
まず、図15に示すように、制御装置100は、第2のアーム400または第3のアームによって保持されながら載置プレート511に起立した状態で、支持用シリンダ530を駆動して、紙幣1000が左方へ倒れない程度まで、スライドプレート531を右方へ移動させる(ステップS212)。制御装置100は、数秒間バイブレータ520を駆動して、紙幣1000が載置された後プレート521と載置プレート511とに振動を与えることによって紙幣1000の下面と後面の端部をそろえる(ステップS214)。
本実施の形態においては、図16に示すように、載置プレート511の前端部と振動台514との間にステンレスバネ515が取り付けられる。同様に、載置プレート511の後端部と振動台514との間にステンレスバネ515が取り付けられる。より詳細には、ステンレスバネ515,515は、平面視においてはバイブレータ520の振動方向と平行に配置される。すなわち、本実施の形態においては、ステンレスバネ515,515は、載置される紙幣1000の長手方向と平行に配置される。ステンレスバネ515,515は、左側面視においては前上方から後下方に向けて、すなわち左側面視においては右上がりに取り付けられる。このように構成されるため、バイブレータ520の振動によって図16の矢印のように紙幣1000が移動し、その結果紙幣1000は載置プレート511と後プレート521とにぶつかって、紙幣1000の下面と後面の端部の位置が揃えられる。
なお、振動台514が弾性体であってもよいし、載置プレート511や支持部材512が弾性体であってもよいし、振動台514と載置プレート511の間の部材や、振動台514と支持部材512との間の部材が弾性体であってもよい。
制御装置100は、紙幣端部検知センサ525,525・・・からの信号に基づいて、紙幣1000の束から紙幣1000が飛び出す程度が大きいか否かを判断する(ステップS216)。制御装置100は、紙幣1000が飛び出す程度が大きい場合(ステップS216にてYESである場合)、ステップS214からの処理を繰り返す。
一方、紙幣1000が飛び出す程度が小さくなると(ステップS216にてNOである場合)、制御装置100は、カバー用シリンダ555を駆動して、紙幣上部プッシュプレート567を紙幣1000の上方まで、また紙幣前部プッシュプレート562を紙幣1000の前方まで、移動させる(ステップS218)。そして、制御装置100は、縦シリンダ566を駆動して紙幣上部プッシュプレート567を下降させて紙幣1000の束から上方へ飛び出している紙幣1000を下方へ押さえつけて、横シリンダ561を駆動して紙幣前部プッシュプレート562を後方へ移動させて紙幣1000の束から前方へ飛び出している紙幣1000を後方へ押さえつける(ステップS220)。
制御装置100は、カバー用シリンダ555を駆動して、紙幣上部プッシュプレート567や紙幣前部プッシュプレート562やカバー551を左方へ移動させる(ステップS222)。制御装置100は、第2のアーム400または第3のアーム700を制御して、載置プレート511から紙幣1000を取り出して(ステップS224)、紙幣整理装置600または帯付け装置800に受け渡す。
上記の実施の形態の構成に限らず、各装置の役割が別の装置によって担われてもよいし、1つの装置の役割が複数の装置によって分担されてもよいし、複数の装置の役割が1つの装置によって担われてもよい。たとえば、図6に示すように、制御装置100の役割が、第1のアーム300や第2のアーム400のコントローラによって担われてもよい。そして、制御装置100の処理を、カメラ420のCPUやメモリが実行してもよいし、第1のアーム300などコントローラが実行してもよい。
[まとめ]
上記の実施の形態においては、紙幣1000が配置されるプレート511と、プレート511を振動させるためのバイブレータ520と、バイブレータ520を制御するための制御部100と、を備える紙幣整頓装置500が提供される。
好ましくは、紙幣整頓装置500は、紙幣1000を前方および/または上方から押さえるための押さえ部562,567をさらに備える。制御部100は、バイブレータ520による振動の後で、押さえ部562,567によって紙幣1000を前方および/または上方から押さえる。
好ましくは、紙幣整頓装置500は、紙幣1000が前方および/または上方へ飛び出しているか否かを検知するための検知部525をさらに備える。制御部100は、バイブレータ520による振動の後で、検知部525からの検知結果に基づいて、紙幣1000の上方への飛び出しの程度が小さい場合に、押さえ部527によって紙幣を上方から押さえる。
好ましくは、紙幣整頓装置500は、紙幣1000の側方から紙幣1000を支持するための支持部531をさらに備える。制御部100は、紙幣1000をプレート511に載置する際に、支持部531で紙幣1000を側方から支持する。
好ましくは、紙幣整頓装置500は、プレート511を支持するための1または複数のバネ515,515と、紙幣1000の長手方向の端面に接する部材521とをさらに備える。1または複数のバネ515,515は、紙幣1000の長手方向に向けて斜めに配置される。
好ましくは、バイブレータ520の振動数は25〜36Hzであって、起振力が13〜40Nである。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :システム
2 :開錠システム
10 :紙幣格納容器
11 :蓋
12 :鍵穴
50 :台
100 :制御装置
110 :CPU
120 :メモリ
160 :通信インターフェイス
200 :搬送装置
201 :第1の搬送コンベア
202 :第2の搬送コンベア
210 :反転装置
220 :検知部
300 :第1のアーム
310 :鍵
400 :第2のアーム
410 :把持部
420 :カメラ
500 :紙幣整頓装置
501 :台
510 :振動ユニット
511 :載置プレート
512 :支持部材
514 :振動台
515 :ステンレスバネ
520 :バイブレータ
521 :後プレート
525 :紙幣端部検知センサ
527 :押さえ部
530 :支持用シリンダ
531 :スライドプレート
550 :押さえユニット
551 :カバー
552 :レール
553 :レール
555 :カバー用シリンダ
561 :横シリンダ
562 :紙幣前部プッシュプレート
566 :縦シリンダ
567 :紙幣上部プッシュプレート
600 :紙幣整理装置
700 :第3のアーム
710 :把持部
800 :帯付け装置
900 :収納ボックス
1000 :紙幣

Claims (4)

  1. 紙幣が垂直に立てられて配置されるプレートと、
    前記プレートを振動させるためのバイブレータと、
    前記紙幣を上方から押さえるための押さえ部と、
    前記紙幣が上方へ飛び出しているか否かを検知するための検知部と、
    前記バイブレータを制御するための制御部と、を備え
    前記制御部は、前記バイブレータによる振動の後で、前記検知部からの検知結果に基づいて、前記紙幣の上方への飛び出しの程度が小さい場合に、前記押さえ部によって前記紙幣を上方から押さえる、紙幣整頓装置。
  2. 前記紙幣の側方から前記紙幣を支持するための支持部をさらに備え、
    前記制御部は、前記紙幣を前記プレートに載置する際に、前記支持部で前記紙幣を側方から支持する、請求項に記載の紙幣整頓装置。
  3. 前記プレートを支持するための1または複数のバネと、
    前記紙幣の長手方向の端面に接する部材とをさらに備え、
    前記1または複数のバネは、前記紙幣の長手方向に向けて斜めに配置される、請求項1または2に記載の紙幣整頓装置。
  4. 前記バイブレータの振動数は25〜36Hzであって、起振力が13〜40Nである、請求項1からのいずれか1項に記載の紙幣整頓装置。
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