JP6601117B2 - カード管理プログラム、カード管理方法およびカード管理システム - Google Patents

カード管理プログラム、カード管理方法およびカード管理システム Download PDF

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Description

本発明は、カード管理プログラム、カード管理方法およびカード管理システムに関する。
従来、鉄道駅や観光地など決められた地点を訪れ、訪れた地点でのスタンプを収集するスタンプラリーが行われている。スタンプラリーでは、スタンプが所定の個数揃うと景品が与えられることがある。また、コンビニエンスストアにおいても、コンビニエンスストアへの来店機会を増やすことを目的として、スタンプラリーが行われることがある。
関連する先行技術としては、例えば、スタンプラリー参加者が、ICカードを所持して、複数の指定場所でICカード読取端末装置と交信することによりポイントがスタンプラリー参加者に付与され、ポイントが景品に交換される技術がある。
特開2011−107932号公報
しかしながら、従来技術では、店舗においてスタンプラリーのサービスを提供する際、店舗にかかる負担は大きい。例えば、コンビニエンスストアで、スタンプラリーを行う場合、景品を用意しておき、景品をスタンプラリーの参加者に渡す際、店員が、スタンプが揃ったことを確認して、景品を渡すという手間が発生する。
一つの側面では、本発明は、所定数の店舗を巡回した人に景品を与えるサービスを提供する際、該サービスを提供する店舗にかかる負担を軽減させるカード管理プログラム、カード管理方法およびカード管理システムを提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、本発明は、カードの識別子と店舗の識別子とを受信し、受信したカードの識別子について、所定の複数の店舗の識別子を受信したか否かを判定し、カードの識別子について、所定の複数の店舗の識別子を受信したと判定すると、カードの識別子に対応する所定の処理を許容しない状態から許容する状態に、カードの識別子に関する管理情報を変更するカード管理プログラム、カード管理方法およびカード管理システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、所定数の店舗を巡回した人に景品を与えるサービスを提供する際、該サービスを提供する店舗にかかる負担を軽減させることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかるカード管理方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、カード管理システム200のシステム構成例を示す説明図である。 図3は、カード管理装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、利用店舗管理DB220の記憶内容の一例を示す説明図である。 図5は、カード管理DB230の記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、スタンプ台600の一例を示す説明図である。 図7は、スタンプ用紙700の一例を示す説明図である。 図8は、カード管理装置101の機能的構成例を示すブロック図である。 図9は、カード管理装置101のカードアクティベーション処理手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、カード管理装置101のカード利用可否判断処理手順の一例を示すフローチャートである。 図11は、カード管理装置101のカードアクティベーション処理の一実施例を示す説明図である。 図12は、カード管理装置101のカード利用可否判断処理の一実施例を示す説明図である。
以下に図面を参照して、本発明にかかるカード管理プログラム、カード管理方法およびカード管理システムの実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、実施の形態にかかるカード管理方法の一実施例を示す説明図である。図1において、カード管理装置101は、カードが利用可能な状態であるかを管理するコンピュータである。
ここで、カードとは、データを記録できる媒体である。例えば、カードには、紙片、IC(Integrated Circuit)カード、磁気カード等が存在する。また、利用可能な状態とは、カードに関連付けられた価値情報を利用することができる状態である。
例えば、価値情報には、金銭的価値情報があり、この場合、利用可能な状態とは、カードを店舗等で商品を購入する際に利用できることである。また、価値情報には、ダウンロードに関する情報があり、この場合、利用可能な状態とは、カードを利用して、音楽やゲームのアイテム等をダウンロードできることである。また、店舗とは、商品等を販売するところであり、現実の店舗、仮想の店舗の両方を含む。例えば、店舗には、コンビニエンスストアがある。
ここで、コンビニエンスストアにおいて、スタンプラリーが行われることがある。スタンプラリーの参加者は、コンビニエンスストアを訪れ、訪れたコンビニエンスストアでスタンプを収集し、スタンプが揃った際に景品がスタンプラリーの参加者に渡される。
この場合、コンビニエンスストアでは、スタンプが揃った際にスタンプラリーの参加者に渡す景品を用意して、レジのカウンタにて店員が、スタンプが揃ったことを確認して、景品をスタンプラリーの参加者に渡している。
このように、コンビニエンスストアでは、店舗ごとに景品を用意しておき、景品をスタンプラリーの参加者に渡すという手間が発生する。
一方、アクティベーションにより、金銭的価値情報を有するプリペイドカードの利用を許可する技術がある。例えば、プリペイドカードの利用を許可するフラグをサーバに設定する処理を実行、即ちプリペイドカードをアクティベーションしておき、プリペイドカードを利用する際に、当該フラグに基づいて、プリペイドカードの利用を許可するか否かをサーバが判断する。これにより、当初、無価値であったプリペイドカードを価値があるものとすることができる。
そこで、実施の形態では、カード管理装置101は、スタンプラリーの参加者が訪れた店舗から送信されるカードID(Identification)と店舗IDを、所定数の店舗から受信したと判定すると、金銭的価値を有するカードを利用可能にする。これにより、利用可能になった金銭的価値を有するカードを景品とすることができる。このため、コンビニエンスストアでは、スタンプラリーの参加者に景品を渡す手間をかけなくてもよく、コンビニエンスストアでスタンプラリーを行う際の負担が減少する。
以下、実施の形態にかかるカード管理装置101の一実施例について説明する。図1の例では、所定数の店舗は、2つの店舗であり、スタンプラリーの参加者がプリペイドカードを持って、最初に店舗102を訪れ、次に店舗103を訪れた例である。
(1)カード管理装置101は、カードIDと店舗のIDとを受信する。ここで、カードIDとは、カードを識別するための識別子である、例えば、カードIDは、カードに印刷されたバーコードまたはQR(キューアール)コード(登録商標)より記録されることができる。また、カードIDは、カードに内蔵されたICにカードIDを記録することもできる。また、店舗IDは、店舗を識別するための識別子である。
また、例えば、カード管理装置101は、店舗の端末またはカードにスタンプを押すスタンプ台等からカードIDと店舗IDとを受信することができる。
図1の例では、カード管理装置101は、店舗102からカードID「1」と店舗ID「102」とを受信する。
(2)カード管理装置101は、受信したカードIDについて、所定の複数の店舗IDを受信しない場合、管理情報を変更せず、所定の処理を許容しない状態を変更しない。ここで、所定の複数の店舗IDを受信しない場合とは、受信したカードIDについて、カード管理装置101が受信した店舗IDが所定の個数以下の場合である。また、管理情報とは、カードの状態が所定の処理を許容する状態であるか否かを管理する情報である。また、所定の処理を許容する状態とは、カードを有する機能の利用が許容される状態である。例えば、カードが、アクティベーションにより利用可能になるプリペイドカードである場合、所定の処理を許容する状態は、アクティベーションが行われ、プリペイドカードを利用して商品を購入できる状態である。
また、例えば、カード管理装置101は、管理情報に「0」を設定することで、所定の処理を許容しない状態であることを記録し、管理情報に「1」を設定することで、所定の処理を許容する状態であることを記録できる。ここで、また、所定の複数の店舗IDとは、所定の個数以上の店舗IDおよび重複しない所定の個数以上の店舗IDを含む。
図1の例では、カード管理装置101は、受信した店舗IDを店舗管理DB(データベース)111に記憶して、所定の複数の店舗IDを受信したか否かを判定する。図1の(2)の例では、受信した店舗は1つであり、所定の複数の店舗IDを受信していないため、カード管理装置101は、管理情報を変更しない。
(3)カード管理装置101は、カードIDと店舗IDとを受信する。図1の例では、カード管理装置101は、店舗103からカードID「1」と店舗ID「103」とを受信する。
(4)カード管理装置101は、受信したカードIDについて、所定の複数の店舗IDを受信した場合、所定の処理を許容する状態に管理情報を変更する。
図1の(4)の例では、カード管理装置101は、受信した店舗IDを店舗管理DB111に記憶して、所定の複数の店舗IDを受信したか否かを判定する。図1の例では、受信した店舗は2つであり、所定の複数の店舗IDを受信したため、カード管理装置101は、管理情報を「0」から「1」に変更する。これにより、カードID「1」のカードは、所定の処理を許容する状態になる。
以上説明したように、カード管理装置101は、カードIDと店舗IDとを受信し、受信したカードIDについて、所定の複数の店舗IDを受信したか否かを判定する。カード管理装置101は、カードIDについて、所定の複数の店舗IDを受信したと判定すると、カードIDに対応する所定の処理を許容しない状態から許容する状態に、カードIDに関する管理情報を変更する。
これにより、カードは、所定の処理を許容する状態になるため、カードを景品の代わりに用いることができる。例えば、カードが、アクティベーションにより利用可能になるプリペイドカードである場合、スタンプラリーの参加者は、スタンプを所定の個数揃えることにより、利用可能になったプリペイドカードを景品として入手できる。このため、コンビニエンスストアでは、スタンプラリーの参加者に景品を渡す手間をかけなくてもよく、コンビニエンスストアでスタンプラリーを行う際の負担が軽減する。
(カード管理システム200のシステム構成例)
図2は、カード管理システム200のシステム構成例を示す説明図である。図2において、カード管理システム200は、カード管理装置101と、サーバ201と、店舗端末202と、カードリーダ203と、を含む構成である。カード管理システム200において、カード管理装置101、サーバ201および店舗端末202は、有線または無線のネットワーク210を介して接続される。ネットワーク210は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどである。また、店舗端末202およびカードリーダ203は、USB(Universal Serial Bus)または有線もしくは無線LANで店舗端末202に接続される。
カード管理装置101は、カードが利用可能な状態であるか否かを管理する装置である。具体的には、例えば、カード管理装置101は、サーバ等のコンピュータである。また、カード管理装置101は、利用店舗管理DB220を有する。利用店舗管理DB220の記憶内容については、図4を用いて後述する。ここで、利用店舗管理DB220は図1の店舗管理DB111に対応する。
サーバ201は、カードが利用可能な金銭的価値情報を管理する装置である。例えば、サーバ201は、プリペイドカードを管理するカード会社のコンピュータである。また、サーバ201は、カード管理DB230を有する。カード管理DB230の記憶内容については、図5を用いて後述する。
店舗端末202は、カードの情報および利用要求情報をカード管理装置101に送信するコンピュータである。具体的には、例えば、店舗端末202は、カードが利用できる店舗に設置されたPOS(Point of Sale)端末である。
カードリーダ203は、カードの情報を読み取り、読み取ったカードの情報を店舗端末202またはカード管理装置101に送信する機器である。
(カード管理装置101のハードウェア構成例)
図3は、カード管理装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、カード管理装置101は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、I/F(Interface)303と、ディスクドライブ304と、ディスク305と、を有する。また、各構成部は、バス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、カード管理装置101の全体の制御を司る。メモリ302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMは記憶部としてCPU301のワークエリアとして使用される。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることで、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。
I/F303は、通信回線を通じてLAN、WAN、インターネットなどのネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータ(例えば、図2に記載のサーバ201、店舗端末202)に接続される。そして、I/F303は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。I/F303には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスクドライブ304は、CPU301の制御に従ってディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク305は、ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク305としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
なお、カード管理装置101は、上述した構成部のほか、例えば、SSD(Solid State Drive)、キーボード、マウス、プリンタ、ディスプレイなどを有することにしてもよい。また、図2に示したサーバ201、店舗端末202についても、カード管理装置101と同様のハードウェア構成例により実現することができる。
(利用店舗管理DB220の記憶内容の一例)
図4は、利用店舗管理DB220の記憶内容の一例を示す説明図である。図4において、利用店舗管理DB220は、カード管理装置101によって作成、更新され、カード管理装置101のメモリ302またはディスク305に記憶される。
利用店舗管理DB220は、スタンプラリーの参加者が訪れた店舗のIDとカードが利用可能であるかを記録する。ここで、以下の実施形態では、カードとしてアクティベーションにより利用可能になるプリペイドカードを例にする。しかしながら、本発明は、他の種類のカードにも適用可能である。利用店舗管理DB220は、カードID、第一店舗ID、第二店舗ID、第三店舗ID、第四店舗IDおよびアクティベーション依頼フラグの項目を有する。利用店舗管理DB220は、各項目に情報を設定することで、利用店舗情報(例えば、利用店舗情報400−1〜400−2)をレコードとして記憶する。
ここで、カードIDは、プリペイドカードを識別するための識別子を示す。また、第一店舗IDは、プリペイドカードを有するスタンプラリーの参加者が最初に訪れた店舗の店舗IDを示す。ここで、店舗IDとは、店舗を識別するための識別子である。第二店舗ID、第三店舗ID、第四店舗IDは、それぞれ、プリペイドカードを有するスタンプラリーの参加者が2番目、3番目、4番目に訪れた店舗を識別するための識別子を示す。また、これ以降の記載で、第一店舗ID、第二店舗ID、第三店舗ID、第四店舗IDの項目のいずれかの項目を単に店舗IDの項目と称することもある。
ここで、利用店舗管理DB220は、店舗IDの項目を4つ有する。これは、スタンプラリーにおいて、巡回先の数が4つに設定されているためである。このため、巡回先の数が異なる場合、店舗IDの項目の数は異なる。例えば、巡回先の数が5つに設定されている場合、利用店舗管理DB220は、店舗IDの項目を5つ有する。
また、アクティベーション依頼フラグは、プリペイドカードを利用可能にするアクティベーション処理の実行依頼するための条件が満たされているか否かを示す。例えば、アクティベーション依頼フラグは、「0」であるとき、アクティベーション処理の実行を依頼する前提条件が満たされておらず、「1」であるとき、アクティベーション処理の実行を依頼する前提条件が満たされ済みであることを示す。
図4の例では、レコード400−1は、カードID「1」のプリペイドカードを有するスタンプラリーの参加者が、店舗ID「101」、「103」、「102」および「106」の店舗を順に訪れ、アクティベーションが依頼済みであることを示す。
(カード管理DB230の記憶内容の一例)
図5は、カード管理DB230の記憶内容の一例を示す説明図である。図5において、カード管理DB230は、サーバ201によって作成、更新され、サーバ201のメモリまたはディスクに記憶される。
カード管理DB230は、プリペイドカードが利用可能であるか否かおよび残高を記録する。カード管理DB230は、カードID、アクティベーションフラグおよび残高の項目を有する。カード管理DB230は、各項目に情報を設定することで、カード情報(例えば、カード情報500−1〜500−2)をレコードとして記憶する。
ここで、カードIDは、プリペイドカードを識別するための識別子を示す。また、アクティベーションフラグは、カードIDのプリペイドカードが利用可能であるか否かを示す。例えば、アクティベーションフラグが「1」である場合、プリペイドカードは利用可能であり、アクティベーションフラグが「0」である場合、プリペイドカードは利用不可能である。残高は、カードIDのプリペイドカードが利用可能な金額の残りを示す。単位は、例えば円である。
図5の例では、レコード500−1は、カードID「1」のカードが、利用可能であり、残高が1000円であることを示す。
(スタンプ台600の一例)
図6は、スタンプ台600の一例を示す説明図である。スタンプ台600は、カードリーダ203およびカード取り付け位置601を有する。スタンプ台600は、スタンプラリーの参加者が、図7で後述するスタンプ用紙700にスタンプを押すためのものである。
スタンプ台600は、例えば、USBまたは有線もしくは無線LANで店舗端末202に接続される。カードリーダ203は、スタンプ用紙700に取り付けられたプリペイドカードのカードIDを読み取る機能を有する。また、カード取り付け位置601は、スタンプを押す際にスタンプ用紙700を置くための場所である。
例えば、スタンプラリーの参加者が、スタンプ用紙700をカード取り付け位置601に置き、スタンプ用紙700の券面にスタンプを押す行為を行う際に、スタンプ用紙700がカード取り付け位置601に置かれている間に、カードリーダ203はプリペイドカードのカードIDを読み取り、店舗端末202に送信する。例えば、プリペイドカードのカードIDがバーコードで記録されている場合、カードリーダ203は、バーコードリーダである。店舗端末202は、読み取ったカードIDおよび、カードリーダ203内の図示しないメモリに記憶されている店舗IDをカード管理装置101に送信する。また、カードリーダ203は、スタンプ用紙700がカード取り付け位置601に置かれた際、プリペイドカードのカードIDを読み取り、店舗端末202に送信してもよい。また、店舗の従業員が、スタンプラリーの参加者の代わりにスタンプ用紙700にスタンプを押すことにしてもよい。
また、例えば、カードリーダ203が、店舗IDを記憶し、プリペイドカードのカードIDを読み取った後、カードリーダ203が、カードIDと店舗IDをカード管理装置101に送信することもできる。
また、スタンプ台600は、音や振動を発生する機能を有することもできる。この場合、例えば、カードIDおよび店舗IDをカード管理装置101に送信した後、利用店舗管理DB220の当該カードIDに対応するレコードに同じ店舗IDが、すでに記録されている場合、音や振動を発生して、エラーを通知することができる。
(スタンプ用紙700の一例)
図7は、スタンプ用紙700の一例を示す説明図である。スタンプ用紙700は、プリペイドカード701およびスタンプ位置702を有する。ここで、プリペイドカード701は、所定の数スタンプを押した後に、スタンプ用紙700から外してプリペイドカードとして利用できるものである。例えば、プリペイドカード701は、スタンプ用紙700にのりづけされ、プリペイドカード701が利用可能となった後に取り外して、利用することができる。また、プリペイドカード701は、スタンプ用紙700と一体化されたままで利用できるものであっても構わない。
ここで、プリペイドカード701には、カードIDが記録されている。図7の例では、プリペイドカード701には、バーコードにより、カードIDが記録されている。また、例えば、プリペイドカード701には、QRコードにより、カードIDが記録されていてもよい。また、プリペイドカード701にRFIDチップ等の無線タグが設けられ、該無線タグによりカードIDが記録されていてもよい。
また、スタンプ位置702は、スタンプラリーの参加者が、スタンプを押す券面上の領域である。ここで、スタンプ位置702において、スタンプを押す箇所は、プリペイドカード701を利用可能にするための店舗IDと同じ数だけ設定することができる。この場合、スタンプラリーの参加者は、スタンプが一杯になったことで、プリペイドカード701が利用可能になったことを知ることができる。
また、図7の例では、プリペイドカード701は、スタンプ用紙700に取り付けられた形態であるが、プリペイドカード701そのものをスタンプ用紙700とすることができる。この場合、スタンプラリーの参加者は、プリペイドカード701にスタンプを押すことになる。また、スタンプ用紙700からプリペイドカード701を取り外すと、どの店舗でスタンプを押したか、スタンプラリーの参加者は分からなくなる。しかしながら、プリペイドカード701そのものをスタンプ用紙700とする場合、どの店舗でスタンプを押したか、スタンプラリーの参加者は分かる。このため、プリペイドカード701を利用可能な店舗がスタンプを押す行為が行われた店舗に限定される場合、スタンプラリーの参加者は、プリペイドカード701の利用可能な店舗をプリペイドカード701のスタンプから分かるという効果がある。
(カード管理装置101の機能的構成例)
図8は、カード管理装置101の機能的構成例を示すブロック図である。図8において、カード管理装置101は、受信部801と、判定部802と、変更部803と、送信部804と、を含む構成である。受信部801と、判定部802と、変更部803と、送信部804と、を含む制御部は、具体的には、例えば、図3に示したメモリ302などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、図3に示したメモリ302などの記憶装置に記憶される。
受信部801は、カードの識別子と店舗の識別子とを受信する機能を有する。例えば、受信部801は、店舗端末202またはスタンプ台600から、プリペイドカードのカードIDおよびスタンプラリーの参加者が訪れた店舗の店舗IDを受信する。
また、受信部801は、プリペイドカードの利用要求を受信する。例えば、受信部801は、店舗端末202から、カードID、店舗IDおよび利用金額を含むカードの利用要求を受信する。また、受信部801は、プリペイドカードの承認通知を受信する。例えば、送信部804が、カード会社のサーバ201に、カードIDおよび利用金額を送信した後、受信部801は、カード会社のサーバ201から承認結果を受信する。
判定部802は、受信部801が受信したカードの識別子について、所定の複数の店舗の識別子を受信したか否かを判定する機能を有する。例えば、判定部802は、利用店舗管理DB220において、受信したカードIDに対応するレコードの店舗IDの項目に、受信した店舗IDが記憶されていない場合、受信した店舗IDを記録する。受信した店舗IDを記録した後、判定部802は、記録した店舗IDの数が所定の個数以上であるか否かを判定する。例えば、図4の利用店舗管理DB220の場合、判定部802は、記録した店舗IDの数が4以上であるか否かを判定する。
また、判定部802は、所定の複数の店舗の識別子を受信したか否かの判定を、利用店舗管理DB220の店舗IDの項目に店舗IDがすべて記憶されたか否かで判定することができる。例えば、図4の利用店舗管理DB220の場合、判定部802は、第一店舗ID、第二店舗ID、第三店舗IDおよび第四店舗IDのすべてに店舗IDが記憶されたか否かで判定することもできる。また、判定部802は、第一店舗ID、第二店舗ID、第三店舗IDおよび第四店舗IDの項目に空欄がないかで判定することもできる。
また、判定部802は、受信部801が受信したプリペイドカードの利用要求に含まれるカードIDに対応するレコードのアクティベーション依頼フラグが「1」であるか否かを判定することができる。さらに、判定部802は、当該レコードの店舗IDに、利用要求に含まれる店舗IDが記録されているか否かを判定することができる。
変更部803は、判定部802が、カードの識別子について、所定の複数の店舗の識別子を受信したと判断すると、カードの識別子に対応する所定の処理を許容しない状態から許容する状態に、カードの識別子に関する管理情報を変更する。
例えば、変更部803は、判定部802が記録した店舗IDの数が所定の個数以上であると判定した場合、利用店舗管理DB220の受信したカードIDのレコードのアクティベーション依頼フラグを0から1に変更する。また、例えば、変更部803は、判定部802が利用店舗管理DB220の店舗IDの項目に店舗IDがすべて記憶されたと判定した場合、アクティベーション依頼フラグを「0」から「1」に変更する。
送信部804は、変更部803がアクティベーション依頼フラグを「0」から「1」に変更した後、カードのアクティベーションを依頼する通知を送信する機能を有する。例えば、送信部804は、カード会社のサーバ201に、受信部801が受信したカードIDとアクティベーション依頼を送信する。
また、送信部804は、判定部802が、アクティベーション依頼フラグが「1」であり、かつ、カードの利用要求に含まれる店舗IDが記憶されていると判定した場合、カードIDおよび利用金額をカード会社のサーバ201に送信する。
また、送信部804は、受信部801がカード会社のサーバ201から承認結果を受信した場合、課金終了結果またはエラーを店舗端末202に送信する。
また、送信部804は、判定部802が利用店舗管理DB220において、受信したカードIDに対応するレコードの店舗IDに受信した店舗IDが記憶されていると判定した場合、エラーをスタンプ台600に通知する。これにより同一カードへの同一店舗でのスタンプ重複を防ぐことができる。
また、送信部804は、判定部802が、アクティベーション依頼フラグが「1」でない、または、カードの利用要求に含まれる店舗IDが記憶されていないと判定した場合、エラーを店舗端末202に通知することができる。これにより利用できないカードが利用されることを防ぐことができる。
(カードアクティベーション処理手順の一例)
図9は、カード管理装置101のカードアクティベーション処理手順の一例を示すフローチャートである。図9において、まず、カード管理装置101は、カードID、店舗IDを受信したか否かを判断する(ステップS901)。例えば、カード管理装置101は、店舗端末202またはスタンプ台600から、カードID、店舗IDを受信したか否かを判断する。
カードID、店舗IDを受信しない場合(ステップS901:No)、カード管理装置101の処理は、ステップS901に戻り、カードID、店舗IDの受信を待つ。カードID、店舗IDを受信した場合(ステップS901:Yes)、カード管理装置101は、店舗IDが登録済みか否かを判断する(ステップS902)。例えば、カード管理装置101は、利用店舗管理DB220において、受信したカードIDに対応するレコードの店舗IDに、受信した店舗IDと同一の店舗IDが記録されているか否かを判断する。
店舗IDが登録済みである場合(ステップS902:Yes)、カード管理装置101は、エラーをスタンプ台600に通知する(ステップS905)。例えば、カード管理装置101は、スタンプ台600に直接エラーを通知することができる。また、カード管理装置101は、店舗端末202にエラーを通知して、店舗端末202がエラーをスタンプ台600に通知することができる。
エラーを受信したスタンプ台600は、例えば、振動することにより、スタンプラリーの参加者にすでに登録済みの店舗で再度スタンプが押されたことを通知できる。また、スタンプ台600は、振動以外の方法でエラーを通知することもできる。例えば、スタンプ台600は、音や光でエラーを通知することもできる。
店舗IDが登録済みでない場合(ステップS902:No)、カード管理装置101は、カードIDに対応する店舗IDの項目にS901で受信した店舗IDを記録する(ステップS903)。例えば、カード管理装置101は、受信したカードIDに対応するレコードにおいて、店舗IDが記録されていない店舗IDの項目に店舗IDを記録する。また、カード管理装置101は、店舗IDを順番に記録することができる。具体的には、第一店舗IDの項目に店舗IDが記録されていない場合、カード管理装置101は、第一店舗IDの項目に店舗IDを記録する。また、第一店舗IDの項目に店舗IDが記録され、第二店舗IDの項目に店舗IDが記録されていない場合、カード管理装置101は、第二店舗IDの項目に店舗IDを記録する。
この後、カード管理装置101は、S903で処理対象としたカードIDにつき、所定数の店舗IDが記録されているか否かを判断する(ステップS904)。例えば、カード管理装置101は、利用店舗管理DB220の店舗IDの項目の中で、店舗IDが記録された項目が所定数以上であるか否かを判断する。また、店舗IDの項目が所定数個存在する場合、カード管理装置101は、利用店舗管理DB220の店舗IDの項目のすべてに店舗IDが記録されたか否かを判断することもできる。所定数の店舗IDが記録されない場合(ステップS904:No)、カード管理装置101の処理は、ステップS901に戻る。
所定数の店舗IDが記録された場合(ステップS904:Yes)、カード管理装置101は、アクティベーション依頼フラグを「1」にする(ステップS906)。例えば、カード管理装置101は、利用店舗管理DB220の受信したカードIDのレコードのアクティベーション依頼フラグを「0」から「1」に更新する。
この後、カード管理装置101は、アクティベーション依頼を送信する(ステップS907)。例えば、カード管理装置101は、カード会社のサーバ201にカードIDとアクティベーション依頼を送信する。サーバ201は、カード管理DB230の受信したカードIDのレコードのアクティベーションフラグを「0」から「1」にする。これにより、カードIDのプリペイドカードが利用可能になる。
これにより、本フローチャートにおける一連の処理は終了する。本フローチャートを実行することで、カード管理装置101は、店舗IDを記録し、所定数の店舗IDが記録されたプリペイドカードを利用可能にすることができる。
(カード利用可否判断処理手順の一例)
図10は、カード管理装置101のカード利用可否判断処理手順の一例を示すフローチャートである。図10において、まず、カード管理装置101は、カードの利用要求を受信したか否かを判断する(ステップS1001)。例えば、カード管理装置101は、店舗端末202から、カードID、店舗IDおよび利用金額を含むプリペイドカードの利用要求を受信したか否かを判断する。
カードの利用要求を受信しない場合(ステップS1001:No)、カード管理装置101の処理は、ステップS1001に戻り、カードの利用要求の受信を待つ。カードの利用要求を受信した場合(ステップS1001:Yes)、カード管理装置101は、アクティベーション依頼フラグが「1」であるか否かを判断する(ステップS1002)。例えば、カード管理装置101は、利用店舗管理DB220の受信したカードIDのレコードのアクティベーション依頼フラグが「1」であるか否かを判断する。
アクティベーション依頼フラグが「1」でない場合(ステップS1002:No)、カード管理装置101の処理は、ステップS1008に進む。アクティベーション依頼フラグが「1」である場合(ステップS1002:Yes)、カード管理装置101は、利用要求の送信元である店舗のIDが店舗IDに含まれるか否かを判断する(ステップS1003)。例えば、カード管理装置101は、受信した利用要求に含まれる店舗IDが、受信したカードIDと対応づけて利用店舗管理DB220に記憶されているレコードの店舗IDに記録されているか否かを判断する。
利用要求に含まれる店舗IDがレコード内の店舗IDに含まれない場合(ステップS1003:No)、カード管理装置101の処理は、ステップS1008に進む。利用要求の店舗IDがレコード内の店舗IDに含まれる場合(ステップS1003:Yes)、カード管理装置101は、S1001で受信したカードID、利用金額を送信する(ステップS1004)。例えば、カード管理装置101は、カード会社のサーバ201に、カードIDと利用金額とを含むプリペイドカード利用の承認要求を送信する。
カード管理装置101は、通知を受信したか否かを判断する(ステップS1005)。例えば、カード管理装置101は、カード会社のサーバ201から、プリペイドカード利用の承認要求に対する結果の通知を受信したか否かを判断する。通知を受信しない場合(ステップS1005:No)、カード管理装置101の処理は、ステップS1005に戻り、通知の受信を待つ。
通知を受信した場合(ステップS1005:Yes)、カード管理装置101は、承認する通知であるか否かを判断する(ステップS1006)。例えば、カード会社のサーバ201は、カード管理装置101が送信したカードIDのカードの残高が利用金額を上回る場合、承認する通知をカード管理装置101に送信する。また、カード会社のサーバ201は、カードIDと対応づけてカード管理DB203に記憶されている残高を、利用金額を差し引いた金額に更新する。承認する通知には、更新後の金額即ち、利用後のカードの残高に関する情報を含めても良い。一方、承認する通知でない場合(ステップS1006:No)、カード管理装置101は、エラーを通知する(ステップS1008)。例えば、承認する通知でない場合、カード管理装置101は、店舗端末202にプリペイドカードの利用要求が承認されなかったことを通知する。また、例えば、アクティベーション依頼フラグが「1」でない、または、利用要求の店舗のIDが店舗IDに含まれない場合、カード管理装置101は、店舗端末202にプリペイドカードの利用が可能でないことを通知する。
承認する通知である場合(ステップS1006:Yes)、カード管理装置101は、課金終了結果を通知する(ステップS1007)。例えば、カード管理装置101は、店舗端末202にカードの利用要求が承認されたこと、および、利用後のカードの残高を通知する。
これにより、本フローチャートにおける一連の処理は終了する。本フローチャートを実行することで、カード管理装置101は、スタンプラリーの参加者がスタンプを押した店舗でプリペイドカードを利用可能にできる。
(カードアクティベーション処理の一実施例)
図11は、カード管理装置101のカードアクティベーション処理の一実施例を示す説明図である。図11の例では、スタンプラリーの参加者が、店舗を訪れ、プリペイドカードに店舗IDを記録して、カードID「1」のプリペイドカードが、利用不可能な状態から利用可能な状態になる例である。また、図11の例では、利用可能な状態になるまでに記録する店舗IDの所定の個数は4である。
(1)スタンプラリーの参加者が、店舗IDが「101」の店舗を訪れ、スタンプ用紙にスタンプを押す。その際に、店舗IDが「101」の店舗内に設置されたスタンプ台600のカードリーダ203がスタンプ用紙700のプリペイドカード701のカードID「1」を読み取る。これにより、カード管理装置101は、利用店舗管理DB220内でカードID「1」に対応するレコード1101の第一店舗IDに「101」を記録する。この場合、店舗IDは1つであるため、アクティベーション依頼フラグは「0」のまま変化されない。
(2)スタンプラリーの参加者が、店舗IDが「103」の店舗を訪れ、スタンプ用紙にスタンプを押す。その際に、店舗IDが「103」の店舗内に設置されたスタンプ台600のカードリーダ203がスタンプ用紙700のプリペイドカード701のカードID「1」を読み取る。これにより、カード管理装置101は、利用店舗管理DB220のレコード1101の第二店舗IDに「103」を記録する。この場合、店舗IDは2つであるため、アクティベーション依頼フラグは「0」のまま変化されない。
(3)スタンプラリーの参加者が、店舗IDが「102」の店舗を訪れ、スタンプ用紙にスタンプを押す。その際に、店舗IDが「102」の店舗内に設置されたスタンプ台600のカードリーダ203がスタンプ用紙700のプリペイドカード701のカードID「1」を読み取る。これにより、カード管理装置101は、利用店舗管理DB220のレコード1101の第三店舗IDに「102」を記録する。この場合、店舗IDは3つであるため、アクティベーション依頼フラグは「0」のまま変化されない。
(4)スタンプラリーの参加者が、店舗IDが「106」の店舗を訪れ、スタンプ用紙にスタンプを押す。その際に、店舗IDが「106」の店舗内に設置されたスタンプ台600のカードリーダ203がスタンプ用紙700のプリペイドカード701のカードID「1」を読み取る。これにより、カード管理装置101は、利用店舗管理DB220のレコード1101の第四店舗IDに「106」を記録する。この場合、店舗IDは4つであるため、カード管理装置101は、アクティベーション依頼フラグを「0」から「1」に更新する。また、カード管理装置101は、カード会社のサーバ201にアクティベーション依頼を送信する。
(5)サーバ201は、カード管理DB230内でカードID「1」に対応するレコード1111のアクティベーションフラグを「0」から「1」に変更する。これにより、カードID「1」のプリペイドカードが、利用不可能な状態から利用可能な状態になる。
(カード利用可否判断処理の一実施例)
図12は、カード管理装置101のカード利用可否判断処理の一実施例を示す説明図である。図12の例では、スタンプラリーの参加者が、利用可能な状態になったカードID「1」のプリペイドカードを店舗で利用する例である。
(1)スタンプラリーの参加者が、店舗ID「104」の店舗を訪れ、カードID「1」のプリペイドカードを利用して、500円の商品を購入しようとする。この場合、利用店舗管理DB220でカードID「1」に対応するレコード1201の店舗IDには、店舗ID「104」が記録されていない。このため、カード管理装置101は、カードID「1」のプリペイドカードの店舗ID「104」の店舗での利用を許可せず、エラーを通知する。
(2)スタンプラリーの参加者が、店舗ID「106」の店舗を訪れ、カードID「1」のプリペイドカードを利用して、500円の商品を購入しようとする。この場合、利用店舗管理DB220のレコード1201の店舗IDには、店舗ID「106」が記録されている。このため、カード管理装置101は、カードID「1」のプリペイドカードの店舗ID「106」の店舗での利用を許可し、カード会社のサーバ201にカードIDおよび利用金額を含む利用の承認要求を送信する。
これにより、サーバ201は、カード管理DB230でカードID「1」に対応するレコード1211の残高が「1000」であり、利用金額「500」より大きいため、カード管理装置101からの承認要求に対して承認する。この後、サーバ201は、カード管理DB230のレコード1211の残高を「1000」から「500」に変更し、承認する通知をカード管理装置101に送信する。これにより、スタンプラリーの参加者は、カードID「1」のプリペイドカードを店舗ID「106」の店舗で利用することができるようになる。
以上説明したように、カード管理装置101は、カードIDと店舗IDとを受信し、受信したカードIDについて、所定の複数の店舗IDを受信したか否かを判定する。カード管理装置101は、カードIDについて、所定の複数の店舗IDを受信したと判定すると、カードIDに対応する所定の処理を許容しない状態から許容する状態に、カードIDに関する管理情報を変更する。
これにより、カードは、所定の処理を許容する状態になるため、カードを景品の代わりに用いることができる。このため、コンビニエンスストアでは、スタンプラリーの参加者に景品を渡す手間をかけなくてもよく、コンビニエンスストアでスタンプラリーを行う際の負担が軽減する。
また、カード管理装置101は、カードIDを読み取り可能なカードリーダ203と通信可能な店舗に設置された店舗端末202から、カードIDと店舗IDとを受信することができる。
これにより、カード管理装置101は、スタンプラリーの参加者が店舗を訪れた際に、店舗から送信されるカードIDと店舗IDとを受信することができる。このため、カード管理装置101は、スタンプラリーの参加者が所定の複数の店舗を訪れた場合に、所定の処理を許容しない状態から許容する状態に、カードIDに関する管理情報を変更できる。
また、カード管理装置101は、受信したカードIDと受信した店舗IDとを対応付けて記録し、カードIDと対応付けて記録される店舗IDの種類が所定数以上であるか否かを判定することができる。
これにより、カード管理装置101は、スタンプラリーの参加者が、異なる複数の所定数以上の店舗を訪れた際に、所定の処理を許容しない状態から許容する状態に、カードIDに関する管理情報を変更できる。
また、カード管理装置101は、カードIDに対応付けられた金銭的価値情報の利用を許可しない状態から許可する状態に変更することができる。
これにより、カード管理装置101は、スタンプラリーの参加者が、プリペイドカードを利用可能な状態にすることができる。このため、カード管理装置101は、最初無価値であったプリペイドカードを、アクティベーションすることにより価値のあるものとして、景品とすることができる。
また、カード管理装置101は、カードIDに対応付けられた金銭的価値情報を、カードIDに対応付けて記録された店舗IDで識別される店舗で利用を許可することができる。
これにより、カード管理装置101は、スタンプラリーの参加者が訪れた店舗でプリペイドカードを利用可能とすることができる。言い換えれば、カード管理装置101は、スタンプラリーの参加者が訪れない店舗でプリペイドカードを利用不可能とすることができる。スタンプラリーを行うためには、スタンプ台600を用意する等の店舗に負担が生じる。このため、カード管理装置101は、スタンプラリーの負担を行っている店舗でプリペイドカードを利用可能とすることができる。
なお、上記説明においては、プリベイドカードの利用をスタンプが押された店舗でのみ許可する、即ち、カードIDと対応づけて利用店舗管理DB203に記録されている店舗IDと同じ店舗IDを含んだカードの利用要求である場合のみ許可する態様を示した。これを、いずれの店舗でもプリベイドカードの利用を許可するように変更することもできる。いずれの店舗でもプリベイドカードの利用を許可する場合は、図10のステップS1003の処理を行わず、ステップS1002でYesの場合、ステップS1004に処理を進めればよい。
なお、本実施の形態で説明したカード管理方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本カード管理プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本カード管理プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)カードの識別子と店舗の識別子とを受信し、
受信した前記カードの識別子について、所定の複数の店舗の識別子を受信したか否かを判定し、
前記カードの識別子について、前記所定の複数の店舗の識別子を受信したと判定すると、前記カードの識別子に対応する所定の処理を許容しない状態から許容する状態に、前記カードの識別子に関する管理情報を変更する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするカード管理プログラム。
(付記2)前記受信する処理は、
前記カードの識別子を読み取り可能なカードリーダと通信可能な前記店舗に設置された端末から、前記カードの識別子と前記店舗の識別子とを受信することを特徴とする付記1に記載のカード管理プログラム。
(付記3)前記変更する処理は、
前記カードの識別子に対応付けられた金銭的価値情報の利用を許可しない状態から許可する状態に前記管理情報を変更することを特徴とする付記1または2に記載のカード管理プログラム。
(付記4)受信した前記カードの識別子と受信した前記店舗の識別子とを対応付けて記録する、
処理を前記コンピュータに実行させ、
前記判定する処理は、
前記カードの識別子と対応付けて記録される前記店舗の識別子の種類が所定数以上であるか否かを判定する、
ことを特徴とする付記1〜3のいずれか一項に記載のカード管理プログラム。
(付記5)前記カードの識別子に対応付けて記録された前記店舗の識別子で識別される店舗での前記カードの識別子に対応付けられた金銭的価値情報の利用を許可する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記4に記載のカード管理プログラム。
(付記6)カードの識別子と店舗の識別子とを受信し、
受信した前記カードの識別子について、所定の複数の店舗の識別子を受信したか否かを判定し、
前記カードの識別子について、前記所定の複数の店舗の識別子を受信したと判定すると、前記カードの識別子に対応する所定の処理を許容しない状態から許容する状態に、前記カードの識別子に関する管理情報を変更する、
処理をコンピュータに実行させるカード管理プログラムを記録したことを特徴とする前記コンピュータに読み取り可能な記録媒体。
(付記7)カードの識別子と店舗の識別子とを受信し、
受信した前記カードの識別子について、所定の複数の店舗の識別子を受信したか否かを判定し、
前記カードの識別子について、前記所定の複数の店舗の識別子を受信したと判定すると、前記カードの識別子に対応する所定の処理を許容しない状態から許容する状態に、前記カードの識別子に関する管理情報を変更する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とするカード管理方法。
(付記8)カードの識別子を読み取り可能なカードリーダと、
前記カードリーダと通信可能な店舗に設置された端末と、
前記端末から前記カードの識別子と前記店舗の識別子とを受信し、受信した前記カードの識別子について、所定の複数の店舗の識別子を受信したか否かを判定し、前記所定の複数の店舗の識別子を受信したと判定すると、前記カードの識別子に対応する所定の処理を許容しない状態から許容する状態に、前記カードの識別子に関する管理情報を変更するカード管理装置と、
を有することを特徴とするカード管理システム。
101 カード管理装置
201 サーバ
202 店舗端末
203 カードリーダ
801 受信部
802 判定部
803 変更部
804 送信部

Claims (4)

  1. カードの識別子と店舗の識別子とを受信し、
    受信した前記カードの識別子と受信した前記店舗の識別子とを対応付けて記録し、
    受信した前記カードの識別子について、前記カードの識別子と対応付けて記録された前記店舗の識別子の種類が所定数以上であるか否かを判定し、
    前記カードの識別子について、前記カードの識別子と対応付けて記録された前記店舗の識別子の種類が所定数以上であると判定すると、前記カードの識別子に対応付けられた金銭的価値情報の利用を許可しない状態から許可する状態に、前記カードの識別子に関する管理情報を変更
    前記管理情報が前記金銭的価値情報の利用を許可する状態である場合に、前記カードの識別子に対応付けて記録された前記店舗の識別子で識別される店舗での前記金銭的価値情報の利用を許可し、
    前記管理情報が前記金銭的価値情報の利用を許可する状態である場合でも、前記カードの識別子に対応付けて記録された前記店舗の識別子で識別される店舗以外の店舗では、前記金銭的価値情報の利用を許可しない、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするカード管理プログラム。
  2. 前記受信する処理は、
    前記カードの識別子を読み取り可能なカードリーダと通信可能な前記店舗に設置された端末から、前記カードの識別子と前記店舗の識別子とを受信することを特徴とする請求項1に記載のカード管理プログラム。
  3. カードの識別子と店舗の識別子とを受信し、
    受信した前記カードの識別子と受信した前記店舗の識別子とを対応付けて記録し、
    受信した前記カードの識別子について、前記カードの識別子と対応付けて記録された前記店舗の識別子の種類が所定数以上であるか否かを判定し、
    前記カードの識別子について、前記カードの識別子と対応付けて記録された前記店舗の識別子の種類が所定数以上であると判定すると、前記カードの識別子に対応付けられた金銭的価値情報の利用を許可しない状態から許可する状態に、前記カードの識別子に関する管理情報を変更し、
    前記管理情報が前記金銭的価値情報の利用を許可する状態である場合に、前記カードの識別子に対応付けて記録された前記店舗の識別子で識別される店舗での前記金銭的価値情報の利用を許可し、
    前記管理情報が前記金銭的価値情報の利用を許可する状態である場合でも、前記カードの識別子に対応付けて記録された前記店舗の識別子で識別される店舗以外の店舗では、前記金銭的価値情報の利用を許可しない、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするカード管理方法。
  4. カードの識別子を読み取り可能なカードリーダと、
    前記カードリーダと通信可能な店舗に設置された端末と、
    前記端末から前記カードの識別子と前記店舗の識別子とを受信し、受信した前記カードの識別子と受信した前記店舗の識別子とを対応付けて記録し、受信した前記カードの識別子について、前記カードの識別子と対応付けて記録された前記店舗の識別子の種類が所定数以上であるか否かを判定し、前記カードの識別子について、前記カードの識別子と対応付けて記録された前記店舗の識別子の種類が所定数以上であると判定すると、前記カードの識別子に対応付けられた金銭的価値情報の利用を許可しない状態から許可する状態に、前記カードの識別子に関する管理情報を変更し、前記管理情報が前記金銭的価値情報の利用を許可する状態である場合に、前記カードの識別子に対応付けて記録された前記店舗の識別子で識別される店舗での前記金銭的価値情報の利用を許可し、前記管理情報が前記金銭的価値情報の利用を許可する状態である場合でも、前記カードの識別子に対応付けて記録された前記店舗の識別子で識別される店舗以外の店舗では、前記金銭的価値情報の利用を許可しないカード管理装置と、
    を有することを特徴とするカード管理システム。
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