JP5458790B2 - 販売可否管理装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、販売管理技術に関し、特に販売限定商品に関する販売可否を管理する技術に関する。
未成年者の喫煙防止の取り組みとして、現在、タバコを自動販売機で販売する場合、購入者が成人であることを証明するため、「タスポ(taspo)」と呼ばれる成人識別ICカードが必要とされている。この成人識別ICカードの発行は、住所・氏名・生年月日などの必要事項を記入した申込書に、運転免許証や健康保険証などの本人を確認できる書類の写しや、本人の顔写真を添えて、事前に申請する必要があり、申請から2週間程度で郵送される。このため、カード発行者に対して個人情報を開示する必要があるとともに、申請のための作業負担が少なくなく、またカード発行までに時間を要するため、運用面や利便性においていくつかの問題点が指摘されている。
従来、このようなタバコや酒類などの販売限定商品を自動販売機で販売する技術として、携帯電話機が利用者認識発行サーバとデータ通信を行うことにより、成人認証データを取得して携帯電話機に予め登録しておき、自動販売機で販売限定商品を購入する際、携帯電話機に登録されている成人認証データを自動販売機へ通知して販売許可を得るシステムが提案されている(例えば、特許文献1など参照)。これにより、成人識別ICカードの発行を予め申請する必要がなくなり、運用面や利便性が改善される。
特開2001−258066号公報
しかしながら、このような従来技術では、利用者認識発行サーバにおいて、利用者が生年か未成年かを審査するだけであり、販売限定基準が異なる複数種の販売限定商品に対して、柔軟かつ一括して販売可否を判定できないという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、販売限定基準が異なる複数種の販売限定商品に対して、柔軟かつ一括して販売可否を判定できる販売可否管理技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる販売可否管理装置は、購入者が限定されている販売限定商品の種別を示す商品種別情報ごとに、当該販売限定商品の販売可否判定に用いる判定ユーザデータの種別を示すデータ種別情報と、当該判定ユーザデータを用いて当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定するための判定基準を示す判定基準情報とを記憶する記憶部と、携帯通信端末から通知された販売可否判定要求に応じて、当該販売可否判定要求で指定された商品種別情報のデータ種別情報を記憶部から取得し、当該携帯通信端末のユーザに関する各種ユーザデータを予め蓄積するユーザデータ蓄積装置から、当該データ種別情報と対応する判定ユーザデータを取得するユーザデータ取得部と、販売可否判定要求で指定された商品種別情報の判定基準情報を記憶部から取得し、この判定基準情報とユーザデータ取得部で取得した判定ユーザデータとに基づいて、当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定し、この販売可否判定結果を携帯通信端末へ通知する販売許可判定部とを備えている。
この際、ユーザデータ取得部で、判定ユーザデータをユーザデータ蓄積装置から取得する際、販売可否判定要求で指定された、携帯通信端末に固有の端末識別情報および携帯通信端末で当該ユーザが入力したパスワードを含む認証情報を、ユーザデータ蓄積装置へ送信することにより、当該ユーザデータ蓄積装置におけるユーザ認証を得るようにしてもよい。
また、本発明にかかる販売可否管理方法は、通信網を介して受信した携帯通信端末からの販売可否判定要求に応じて、当該携帯通信端末のユーザに対する、当該販売可否判定要求で指定された販売限定商品の販売可否を判定する販売可否管理装置で用いられる販売可否管理方法であって、記憶部が、購入者が限定されている販売限定商品の種別を示す商品種別情報ごとに、当該販売限定商品の販売可否判定に用いる判定ユーザデータの種別を示すデータ種別情報と、当該判定ユーザデータを用いて当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定するための判定基準を示す判定基準情報とを記憶する記憶ステップと、ユーザデータ取得部が、携帯通信端末から通知された販売可否判定要求に応じて、当該販売可否判定要求で指定された商品種別情報のデータ種別情報を記憶部から取得し、当該携帯通信端末のユーザに関する各種ユーザデータを予め蓄積するユーザデータ蓄積装置から、当該データ種別情報と対応する判定ユーザデータを取得するユーザデータ取得ステップと、販売許可判定部が、販売可否判定要求で指定された商品種別情報の判定基準情報を記憶部から取得し、この判定基準情報とユーザデータ取得部で取得した判定ユーザデータとに基づいて、当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定し、この販売可否判定結果を携帯通信端末へ通知する販売許可判定ステップとを備えている。
この際、ユーザデータ取得ステップで、判定ユーザデータをユーザデータ蓄積装置から取得する際、販売可否判定要求で指定された、携帯通信端末に固有の端末識別情報および携帯通信端末で当該ユーザが入力したパスワードを含む認証情報を、ユーザデータ蓄積装置へ送信することにより、当該ユーザデータ蓄積装置におけるユーザ認証を得るようにしてもよい。
本発明によれば、販売限定商品を指定した販売可否判定要求を、携帯通信端末から通信網を介して販売可否管理装置へ通知するだけで、当該販売限定商品に関する携帯通信端末のユーザへの販売可否を判定した判定結果を販売可否管理装置から得ることができる。このため、この判定結果が販売許可を示す場合には、携帯通信端末の販売許可情報に、当該販売限定商品の商品種別情報を自動的に登録することができる。
したがって、成人識別ICカードなど、販売限定商品の販売許可を証明するための記録媒体の発行を予め申請する必要がなくなり、運用面や利便性が改善される。また、各種限定販売商品ごとに、当該商品の販売可否を判定するために必要となる判定ユーザデータの種別を示すデータ種別情報と、当該判定ユーザデータを用いて当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定するための判定基準を示す判定基準情報とを、判定情報記憶部に設定しておくだけで、例えばユーザの年齢以外を販売限定基準とするような、販売限定基準が異なる複数種の販売限定商品に対して、柔軟かつ一括して販売可否を判定することができる。
これにより、販売限定商品ごとに販売可否を判定するための装置設備を設ける必要がなくなり、少ない設備投資で、ユーザに対して負担を与えることなく、各種の販売限定商品を自動販売機で販売することができ、高いコストパフォーマンスと大きなサービス効果を得ることが可能となる。
また、各種のデータ種別情報と判定基準情報を判定情報として登録することができるため、新たな販売限定基準を持つ販売限定商品に対する販売可否を一括して判定することができ、自動販売機における販売サービスの多様性を容易に実現することが可能となる。
販売管理システムの構成を示すブロック図である。 販売許可情報の構成例である。 判定情報の構成例である。 販売管理システムの販売限定商品販売動作を示すシーケンス図である。 販売管理システムの販売許可登録動作を示すシーケンス図である。
次に、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
[販売管理システム]
まず、図1を参照して、本実施形態にかかる販売管理システムについて説明する。図1は、本実施形態にかかる販売管理システムの構成を示すブロック図である。
この販売管理システム1には、主な装置として、自動販売機10、携帯通信端末20、販売可否管理装置30、およびユーザデータ蓄積装置40が含まれている。
自動販売機10は、全体として購入者が限定されている販売限定商品を販売する自動販売機からなり、販売限定商品を携帯通信端末20のユーザへ販売する際、携帯通信端末20と赤外線などの近距離無線通信を行うことにより、携帯通信端末20に対して当該販売限定商品に関する当該ユーザへの販売許可の確認を要求し、これに対して携帯通信端末20から通知された販売許可の確認に応じて、当該販売限定商品を販売する機能を有している。
携帯通信端末20は、全体として携帯電話機やPDAなどの通信機能を有する携帯情報端末からなり、携帯通信端末20のユーザが自動販売機10で販売限定商品を購入する際、自動販売機10と近距離無線通信を行うことにより、当該自動販売機10からの販売許可確認要求で指定された当該販売限定商品の商品種別情報に基づいて、当該販売限定商品に関する当該ユーザへの商品販売許可を確認し、その確認結果を自動販売機10へ通知する機能と、通信網50を介して販売可否管理装置30とデータ通信を行うことにより、指定した販売限定商品に関する当該ユーザへの販売可否判定を要求し、これに対して販売可否管理装置30から通知された販売許可を示す判定結果に応じて、当該販売限定商品の商品販売許可を登録する機能とを有している。
ユーザデータ蓄積装置40は、全体としてサーバなどの情報処理装置からなり、携帯通信端末20を用いるユーザに関する各種ユーザデータを予め蓄積する機能を有している。通常、携帯通信サービスを提供している携帯通信キャリアでは、加入者に関する各種ユーザデータをユーザデータ蓄積装置40で管理して、インターネットや携帯電話機網などの通信網50を介してユーザが確認・更新する会員サービスを提供している。
販売可否管理装置30は、通信網50を介して携帯通信端末20から通知された販売可否判定要求に応じて、当該携帯通信端末20のユーザに関する判定ユーザデータを通信網50を介してユーザデータ蓄積装置40から取得し、この判定ユーザデータに基づいて販売可否判定要求で指定された販売限定商品に関する当該ユーザへの販売可否判定し、その判定結果を携帯通信端末20へ通知する機能を有している。
本実施形態は、販売可否管理装置30で、購入者が限定されている販売限定商品の種別を示す商品種別情報ごとに、当該販売限定商品の販売可否判定に用いる判定ユーザデータの種別を示すデータ種別情報と、当該判定ユーザデータを用いて当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定するための判定基準を示す判定基準情報とを記憶しておき、通信網50を介して携帯通信端末20から通知された販売可否判定要求に応じて、当該販売可否判定要求で指定された商品種別情報のデータ種別情報に基づいて、通信網50を介してユーザデータ蓄積装置40から、当該データ種別情報と対応する判定ユーザデータを取得し、携帯通信端末20からの販売可否判定要求で指定された商品種別情報の判定基準情報とユーザデータ蓄積装置40から取得した判定ユーザデータとに基づいて、当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定し、この販売可否判定結果を携帯通信端末20へ通知するようにしたものである。
[自動販売機]
次に、図1を参照して、本実施形態にかかる自動販売機10の構成について詳細に説明する。
この自動販売機10は、全体として購入者が限定されている販売限定商品を販売する自動販売機から構成されている。自動販売機10には、主な機能部として、通信インターフェース部(以下、通信I/Fという)11、販売処理部12、商品種別情報記憶部13、および金銭残高情報記憶部14が設けられており、これら機能部が内部バスを介して相互に接続されている。
通信I/F部11は、赤外線通信などの近距離無線通信を行う専用の通信回路からなり、携帯通信端末20のユーザが自動販売機10で販売限定商品を購入する際、自動販売機10と近距離無線通信を行うことにより、携帯通信端末20との間で販売限定商品を販売する際に必要な各種処理情報をやり取りする機能を有している。
販売処理部12は、携帯通信端末20のユーザが自動販売機10で販売限定商品を購入する際、携帯通信端末20に対して当該販売限定商品に関する当該ユーザへの販売許可の確認を要求するため、ユーザが選択操作した販売限定商品に関する商品種別を示す商品種別情報を商品種別情報記憶部13から読み出して、当該商品種別情報を含む販売許可確認要求を、通信I/F部11から携帯通信端末20へ送信する機能と、通信I/F部11を介して受信した携帯通信端末20からの販売許可確認応答に応じて、当該販売限定商品の代金分を金銭残高情報記憶部14の金銭残高情報へ課金して決済するとともに、当該販売限定商品を当該ユーザへ販売する機能とを有している。
商品種別情報記憶部13は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、自動販売機10で販売する販売限定商品ごとに、当該販売限定商品の商品種別を示す商品種別情報を記憶する機能を有している。
金銭残高情報記憶部14は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、自動販売機10にチャージされている電子マネー金額を示す金銭残高情報を記憶する機能を有している。
自動販売機10のこれら機能のうち、販売処理部12については、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部(図示せず)から読み込んだプログラムを実行することにより、各種処理を実行する演算処理部で実現してもよい。
また、自動販売機10には、これら機能部の他、一般的な自動販売機が有する、操作入力部、画面表示部、商品搬出機能などの各種機能部が設けられているものとする。
[携帯通信端末]
次に、図1を参照して、本実施形態にかかる携帯通信端末20の構成について詳細に説明する。
この携帯通信端末20は、全体として携帯電話機やPDAなどの通信機能を有する携帯情報端末から構成されている。携帯通信端末20には、主な機能部として、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)21、購入処理部22、購入許可情報記憶部23、金銭残高情報記憶部24、網インターフェース部(以下、網I/Fという)25、および販売許可情報登録部26が設けられており、これら機能部が内部バスを介して相互に接続されている。
通信I/F部21は、赤外線通信などの近距離無線通信を行う専用の通信回路からなり、携帯通信端末20のユーザが自動販売機10で販売限定商品を購入する際、携帯通信端末20と近距離無線通信を行うことにより、自動販売機10との間で販売限定商品を販売する際に必要な各種処理情報をやり取りする機能を有している。
購入処理部22は、通信I/F部21を介して自動販売機10から販売許可確認要求を受信した際、販売許可情報記憶部23の販売許可情報を検索することにより、当該販売許可確認要求で指定された販売限定商品の商品種別情報が登録されているか否かに基づいて、当該販売限定商品に関する当該ユーザへの商品販売許可を確認する機能と、販売許可情報に当該商品種別情報が登録されている場合には、当該販売許可確認要求で通知された課金情報と金銭残高情報記憶部24の金銭残高情報とを比較して当該販売限定商品の購入可否を判定し、購入可能と判定された場合には課金情報分だけ金銭残高情報記憶部24の金銭残高情報を減額する機能と、当該商品販売許可の確認結果さらには減額後の金銭残高情報を含む販売許可確認応答を、通信I/F部21を介して自動販売機10へ送信する機能とを有している。
販売許可情報記憶部23は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、携帯通信端末20のユーザが購入可能な販売限定商品の商品種別情報を販売許可情報として記憶する機能を有している。
図2は、販売許可情報の構成例である。ここでは、ユーザが購入可能な販売限定商品を示す商品種別情報がリストとして登録されている。
金銭残高情報記憶部24は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、携帯通信端末20にチャージされている電子マネー金額を示す金銭残高情報を記憶する機能を有している。
網I/F部25は、専用のデータ通信回路からなり、インターネットや携帯電話網などからなる通信網50を介して販売可否管理装置30とデータ通信を行うことにより、販売可否管理装置30で実行される販売許可判定処理で用いられる各種処理情報をやり取りする機能を有している。
販売許可情報登録部26は、販売限定商品の商品種別情報を指定したユーザによる販売許可情報の登録要求操作に応じて、あるいは購入処理部22で確認した販売許可情報に対する販売限定商品の商品種別情報の未登録に応じて、当該販売限定商品の商品種別情報、携帯通信端末20に固有の端末識別情報、およびユーザが操作入力したパスワードなどの認証情報を含む販売可否判定要求を、網I/F部25から通信網50を介して販売可否管理装置30へ送信する機能と、これに対して販売可否管理装置30から通知された判定結果を網I/F部25で受信し、当該判定結果が販売許可を示す場合には、当該判定結果で通知された商品種別情報を販売許可情報記憶部23の販売許可情報へ登録する機能とを有している。
携帯通信端末20のこれら機能のうち、購入処理部22および販売許可情報登録部26については、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部(図示せず)から読み込んだプログラムを実行することにより、各種処理を実行する演算処理部で実現してもよい。
また、携帯通信端末20には、これら機能部の他、一般的な携帯通信端末が有する、操作入力部や画面表示部、さらには通話機能やアプリケーション実行機能などの各種機能部が設けられているものとする。
[販売可否管理装置]
次に、図1を参照して、本実施形態にかかる販売可否管理装置30の構成について詳細に説明する。
この販売可否管理装置30は、全体としてサーバなどの情報処理装置から構成されている。販売可否管理装置30には、主な機能部として、網インターフェース部(以下、網I/F部という)31、判定情報記憶部32、ユーザデータ取得部33、および販売許可判定部34が設けられており、これら機能部が内部バスを介して相互に接続されている。
網I/F部31は、専用のデータ通信回路からなり、インターネットや携帯電話網などからなる通信網50を介して携帯通信端末20やユーザデータ蓄積装置40とデータ通信を行うことにより、販売可否管理装置30で実行する販売許可判定処理で用いられる各種処理情報をやり取りする機能を有している。
判定情報記憶部32は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、購入者が限定されている販売限定商品の種別を示す商品種別情報ごとに、当該商品の販売可否を判定するために必要となる判定ユーザデータの種別を示すデータ種別情報と、当該判定ユーザデータを用いて当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定するための判定基準を示す判定基準情報とを記憶する機能を有している。
図3は、判定情報の構成例である。ここでは、商品種別情報ごとにデータ種別情報と判定基準情報とが登録されている。例えば「タバコ」については、判定ユーザデータとしてユーザの「生年月日」が必要であり、この「生年月日」を判定時点における「現年月日」から減算して得られた期間が「20年」以上である、すなわちユーザ年齢が20歳以上であるという条件が、判定基準として登録されている。
ユーザデータ取得部33は、網I/F部31で受信した携帯通信端末20からの販売可否判定要求に応じて、当該販売可否判定要求で指定された商品種別情報のデータ種別情報を判定情報記憶部32の判定情報から取得する機能と、当該データ種別情報と販売可否判定要求で通知された認証情報とを含むデータ取得要求を、網I/F部31から通信網50を介してユーザデータ蓄積装置40へ送信することにより、ユーザデータ蓄積装置40によるユーザ認証を得た後、データ種別情報と対応する判定ユーザデータをユーザデータ蓄積装置40から取得する機能とを有している。
販売許可判定部34は、携帯通信端末20からの販売可否判定要求で指定された商品種別情報の判定基準情報を判定情報記憶部32の判定情報から取得する機能と、この判定基準情報とユーザデータ取得部33で取得した判定ユーザデータとに基づいて、当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定する機能と、この販売可否判定結果を網I/F部31から通信網50を介して携帯通信端末20へ送信する機能とを有している。
販売可否管理装置30のこれら機能のうち、ユーザデータ取得部33および販売許可判定部34については、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路を有し、記憶部(図示せず)から読み込んだプログラムを実行することにより、各種処理を実行する演算処理部で実現してもよい。
また、販売可否管理装置30には、これら機能部の他、一般的なサーバが有する、操作入力部や画面表示部、さらには通話機能やアプリケーション実行機能などの各種機能部が設けられているものとする。
[本実施形態の動作]
次に、図4および図5を参照して、本実施形態にかかる販売管理システム1の動作について説明する。図4は、本実施形態にかかる販売管理システムの販売限定商品販売動作を示すシーケンス図である。図5は、本実施形態にかかる販売管理システムの販売許可登録動作を示すシーケンス図である。
[販売限定商品販売動作]
まず、図4を参照して、本実施形態にかかる販売管理システムの販売限定商品販売動作について詳細に説明する。
自動販売機10の販売処理部12は、携帯通信端末20のユーザによる購入商品選択操作に応じて(ステップ100)、選択された販売限定商品に対応する商品種別情報を商品種別情報記憶部13から取得し、当該商品種別情報と当該販売限定商品の商品代金を示す課金情報とを含む販売許可確認要求を通信I/F部11から携帯通信端末20へ送信する(ステップ101)。
携帯通信端末20の購入処理部22は、通信I/F部21を介して受信した自動販売機10からの販売許可確認要求に応じて、販売許可情報記憶部23の販売許可情報を検索し(ステップ102)、当該販売許可確認要求で指定された販売限定商品の商品種別情報が登録されているか否かに基づいて、当該販売限定商品に関する当該ユーザへの商品販売許可を確認する(ステップ103)。
販売許可情報に商品種別情報が登録されており、商品販売許可が確認された場合(ステップ103:YES)、購入処理部22は、金銭残高情報記憶部24の金銭残高情報から課金情報分だけ減額した購入後残高を算出し(ステップ104)、当該購入後残高がゼロ以上か否かにより当該販売限定商品の購入可否を判定する(ステップ105)。
ここで、当該購入後残高がゼロ以上であり、当該販売限定商品を購入可能な場合(ステップ105:YES)、購入処理部22は、当該購入後残高で金銭残高情報記憶部24の金銭残高情報を更新し(ステップ106)、ステップ103で判定した商品販売可能を示す判定結果と、ステップ106で更新した新たな金銭残高情報とを含む販売許可確認応答を、通信I/F部21から自動販売機10へ送信する(ステップ107)。
自動販売機10の販売処理部12は、通信I/F部11を介して受信した携帯通信端末20からの販売許可確認応答に応じて、当該販売許可確認応答で通知された商品販売可能を示す判定結果と金銭残高情報とを画面表示する(ステップ108)。
ここで、当該判定結果が販売可能を示し、金銭残高情報がゼロ以上を示す場合には(ステップ109:YES)、販売処理部12は、当該販売限定商品の代金分を金銭残高情報記憶部14の金銭残高情報へ課金して決済するとともに、当該販売限定商品を当該ユーザへ販売する(ステップ110)。
また、ステップ105において、当該購入後残高がゼロ未満であり、当該販売限定商品を購入不可能な場合(ステップ105:NO)、購入処理部22は、ステップ106を実行することなくステップ107へ移行する。
この場合には、ステップ109において、金銭残高情報がゼロ未満を示すことから(ステップ109:NO)、販売処理部12は、ステップ110における当該販売限定商品の販売は行わない。
また、ステップ103において、販売許可情報に商品種別情報が登録されておらず、商品販売許可が確認されない場合(ステップ103:NO)、購入処理部22は、ステップ107へ移行して、ステップ103で判定した商品販売不可を示す判定結果を含む販売許可確認応答を、通信I/F部21から自動販売機10へ送信する(ステップ107)。
この場合には、ステップ109において、当該判定結果が販売不可を示すことから(ステップ109:NO)、販売処理部12は、ステップ110における当該販売限定商品の販売は行わない。
また、ステップ103において、販売許可情報に商品種別情報が登録されておらず、商品販売許可が確認されない場合(ステップ103:NO)、販売許可情報登録部26で後述する図5の販売許可判定処理を実行するようにしてもよい。これにより、販売許可情報に商品種別情報が登録されていない場合には、自動的に販売許可判定処理が実行されるため、ユーザに対して当該販売限定商品を販売可能な場合には、携帯通信端末20の販売許可情報に、当該販売限定商品の商品種別情報が自動的に登録される。
[販売許可登録動作]
次に、図5を参照して、本実施形態にかかる商品管理システムの販売許可登録動作について詳細に説明する。
携帯通信端末20の販売許可情報登録部26は、販売限定商品の商品種別情報を指定したユーザによる販売許可情報の登録要求操作に応じて、あるいは購入処理部22で確認した販売許可情報に対する販売限定商品の商品種別情報の未登録に応じて、当該販売限定商品の商品種別情報、携帯通信端末20に固有の端末識別情報、およびユーザが操作入力したパスワードなどの認証情報を含む販売可否判定要求を、網I/F部25から通信網50を介して販売可否管理装置30へ送信する(ステップ200)。
販売可否管理装置30のユーザデータ取得部33は、網I/F部31で受信した携帯通信端末20からの販売可否判定要求に応じて、当該販売可否判定要求で指定された商品種別情報のデータ種別情報を判定情報記憶部32の判定情報から取得し(ステップ201)、当該データ種別情報と販売可否判定要求で通知された認証情報とを含むデータ取得要求を、網I/F部31から通信網50を介してユーザデータ蓄積装置40へ送信する(ステップ202)。
ユーザデータ蓄積装置40は、通信網50を介して受信した販売可否管理装置30からのデータ取得要求に応じて、当該データ取得要求で通知された認証情報に基づき携帯通信端末20のユーザに対するユーザ認証を行う(ステップ203)。ユーザ認証が得られた後、ユーザデータ蓄積装置40は、当該データ取得要求で通知されたデータ種別情報と対応する判定ユーザデータを当該ユーザのユーザデータから取得し(ステップ204)、取得した判定ユーザデータを含むデータ取得応答を、通信網50を介して販売可否管理装置30へ送信する(ステップ205)。
販売可否管理装置30のユーザデータ取得部33は、網I/F部31で受信したユーザデータ蓄積装置40からのデータ取得応答に応じて、当該データ取得応答で通知された判定データを取得する。
また、販売許可判定部34は、携帯通信端末20からの販売可否判定要求で指定された商品種別情報の判定基準情報を判定情報記憶部32の判定情報から取得して(ステップ206)、この判定基準情報とユーザデータ取得部33で取得した判定ユーザデータとに基づいて、当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定し(ステップ207)、この判定結果と商品種別情報とを含む販売可否判定結果を、網I/F部31から通信網50を介して携帯通信端末20へ送信する(ステップ208)。
携帯通信端末20の販売許可情報登録部26は、網I/F部25により販売可否管理装置30から受信した販売許可判定結果に応じて、当該販売許可判定結果に含まれる判定結果を確認し(ステップ209)、当該判定結果が販売許可を示す場合には(ステップ209:YES)、当該販売許可判定結果で通知された商品種別情報を販売許可情報記憶部23の販売許可情報へ登録する(ステップ210)。
また、当該判定結果が販売不可を示す場合(ステップ209:NO)、販売許可情報登録部26は、ステップ210における販売許可情報の登録を行わない。
なお、ステップ203でユーザ認証が得られなかった場合、ユーザデータ蓄積装置40から販売可否管理装置30へ認証エラーが通知され、販売可否管理装置30から携帯通信端末20へ販売不可の判定結果を含む販売許可判定結果が通知されるため、携帯通信端末20において、ステップ210における販売許可情報の登録は行われない。
したがって、例えば図2の販売許可情報に対して「タバコ」に関する商品種別情報を新たに登録する場合、携帯通信端末20から商品種別情報「タバコ」を指定した販売可否判定要求が販売可否管理装置30へ送信される。
販売可否管理装置30は、まず、ユーザデータ取得部33により、携帯通信端末20からの販売可否判定要求で指定された商品種別情報「タバコ」に関するデータ種別情報「生年月日」を、図3の判定情報から取得し、ユーザデータ蓄積装置40にアクセスして、携帯通信端末20のユーザに関するユーザデータから、データ種別情報「生年月日」に対応する判定ユーザデータとして、ユーザの生年月日を取得する。
この後、販売可否管理装置30は、携帯通信端末20からの販売可否判定要求で指定された商品種別情報「タバコ」に関する判定基準情報「現年月日−生年月日≧20年」を、図3の判定情報から取得し、ユーザデータ蓄積装置40から判定ユーザデータとして取得したユーザの生年月日と判定基準情報とに基づいて、当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定する。
したがって、現年月日が例えば「2009.10.07」で、ユーザの生年月日が「1988.12.03」の場合、判定基準情報の「現年月日−生年月日」の値、すなわちユーザ年齢は約「21歳10ヶ月」となり、判定基準情報「現年月日−生年月日≧20年」を満たしている。これにより、当該ユーザに対して当該販売限定商品の販売が可能と判定される。一方、ユーザの生年月日が「1990.12.03」の場合、判定基準情報の「現年月日−生年月日」の値、すなわちユーザ年齢は約「19歳10ヶ月」となり、判定基準情報「現年月日−生年月日≧20年」を満たしている。これにより、当該ユーザに対して当該販売限定商品の販売は不可能と判定される。
[本実施形態の効果]
このように、本実施形態は、販売可否管理装置30で、購入者が限定されている販売限定商品の種別を示す商品種別情報ごとに、当該販売限定商品の販売可否判定に用いる判定ユーザデータの種別を示すデータ種別情報と、当該判定ユーザデータを用いて当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定するための判定基準を示す判定基準情報とを判定情報記憶部32で記憶しておき、通信網50を介して携帯通信端末20から通知された販売可否判定要求に応じて、ユーザデータ取得部33により、当該販売可否判定要求で指定された商品種別情報のデータ種別情報を判定情報記憶部32から取得し、通信網50を介してユーザデータ蓄積装置40から、当該データ種別情報と対応する判定ユーザデータを取得し、販売許可判定部34により、携帯通信端末20からの販売可否判定要求で指定された商品種別情報の判定基準情報を判定情報記憶部32から取得し、この判定基準情報とユーザデータ蓄積装置40からユーザデータ取得部33で取得した判定ユーザデータとに基づいて、当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定し、この販売可否判定結果を携帯通信端末20へ通知するようにしたものである。
これにより、販売限定商品を指定した販売可否判定要求を、携帯通信端末20から通信網50を介して販売可否管理装置30へ通知するだけで、当該販売限定商品に関する携帯通信端末20のユーザへの販売可否を判定した判定結果を販売可否管理装置30から得ることができる。このため、判定結果が販売許可を示す場合には、携帯通信端末20の販売許可情報に、当該販売限定商品の商品種別情報を自動的に登録することができる。
したがって、成人識別ICカードなど、販売限定商品の販売許可を証明するための記録媒体の発行を予め申請する必要がなくなり、運用面や利便性が改善される。また、各種限定販売商品ごとに、当該商品の販売可否を判定するために必要となる判定ユーザデータの種別を示すデータ種別情報と、当該判定ユーザデータを用いて当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定するための判定基準を示す判定基準情報とを、判定情報記憶部32に設定しておくだけで、例えばユーザの年齢以外を販売限定基準として用いるような、販売限定基準が異なる複数種の販売限定商品に対して、柔軟かつ一括して販売可否を判定することができる。
これにより、販売限定商品ごとに販売可否を判定するためのサーバを設ける必要がなくなり、少ない設備投資で、ユーザに対して負担を与えることなく、各種の販売限定商品を自動販売機で販売することができ、高いコストパフォーマンスと大きなサービス効果を得ることが可能となる。
また、本実施の形態では、「タバコ」を例としてユーザの年齢による販売可否の判定例を説明したが、これに限定されるものではなく、他の販売限定基準に基づき販売可否を判定することができる。
例えば、図3に示したように、例えば、神奈川県川崎市に居住しているユーザにのみ販売可能な販売限定商品である「川崎地区限定商品」の場合、図3の判定情報において、データ種別情報として「住所」を設定し、判定基準情報として「住所="神奈川県川崎市"」を設定すればよい。これにより、ユーザが神奈川県川崎市に居住しているか否かに応じて、販売可否を判定することができる。
また、例えば、携帯通信端末20の電話番号の末尾1桁が「7」であるユーザにのみ格安価格で販売する販売限定商品である「キャンペーン限定商品」の場合、図3の判定情報において、データ種別情報として「電話番号」を設定し、判定基準情報として「電話番号末尾1桁="7"」を設定すればよい。これにより、ユーザの携帯電話番号の末尾1桁が「7」か否かに応じて、販売可否を判定することができる。
このようにして、各種のデータ種別情報と判定基準情報を判定情報として登録することができるため、新たな販売限定基準を持つ販売限定商品に対する販売可否を一括して判定することができ、自動販売機における販売サービスの多様性を容易に実現することが可能となる。
また、本実施形態では、ユーザデータ取得部33により、判定ユーザデータを取得する際、携帯通信端末20からの販売可否判定要求で指定された、携帯通信端末20に固有の端末識別情報および携帯通信端末20で当該ユーザが入力したパスワードを含む認証情報を、ユーザデータ蓄積装置40へ送信することにより、当該ユーザデータ蓄積装置40におけるユーザ認証を得るようにしたので、ユーザ認証により高セキュリティ性を保持しているユーザデータ蓄積装置40からも、判定ユーザデータを容易に得ることができ、各種のユーザデータ蓄積装置40に対応することが可能となる。
[実施形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1…販売管理システム、10…自動販売機、11…通信I/F部、12…販売処理部、13…商品種別情報記憶部、14…金銭残高情報記憶部、20…携帯通信端末、21…通信I/F部、22…購入処理部、23…販売許可情報記憶部、24…金銭残高情報記憶部、25…網I/F部、26…販売許可情報登録部、30…販売可否管理装置、31…網I/F部、32…判定情報記憶部、33…ユーザデータ取得部、34…販売許可判定部、40…ユーザデータ蓄積装置、50…通信網。

Claims (2)

  1. 購入者が限定されている販売限定商品の種別を示す商品種別情報ごとに、当該販売限定商品の販売可否判定に用いる判定ユーザデータの種別を示すデータ種別情報と、当該判定ユーザデータを用いて当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定するための判定基準を示す判定基準情報とを記憶する記憶部と、
    携帯通信端末から通知された販売可否判定要求に応じて、当該販売可否判定要求で指定された商品種別情報の前記データ種別情報を前記記憶部から取得し、当該携帯通信端末のユーザに関する各種ユーザデータを予め蓄積するユーザデータ蓄積装置から、当該データ種別情報と対応する判定ユーザデータを取得するユーザデータ取得部と、
    前記販売可否判定要求で指定された商品種別情報の前記判定基準情報を前記記憶部から取得し、この判定基準情報と前記ユーザデータ取得部で取得した前記判定ユーザデータとに基づいて、当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定し、この販売可否判定結果を前記携帯通信端末へ通知する販売許可判定部とを備え、
    前記データ種別情報は電話番号からなるとともに、前記判定基準情報は、前記販売限定商品の販売可能な特定の桁の電話番号からなり、
    前記ユーザデータ取得部は、前記データ種別情報と対応する前記携帯通信端末のユーザの電話番号を前記判定ユーザデータとして取得し、
    前記販売許可判定部は、前記判定基準情報の特定の桁の電話番号と前記判定ユーザデータの電話番号とに基づいて、前記携帯通信端末のユーザの電話番号の特定の桁が前記判定基準情報の電話番号であるか否かに応じて、当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定する
    ことを特徴とする販売可否管理装置。
  2. 通信網を介して受信した携帯通信端末からの販売可否判定要求に応じて、当該携帯通信端末のユーザに対する、当該販売可否判定要求で指定された販売限定商品の販売可否を判定する販売可否管理装置で用いられる販売可否管理方法であって、
    記憶部が、購入者が限定されている販売限定商品の種別を示す商品種別情報ごとに、当該販売限定商品の販売可否判定に用いる判定ユーザデータの種別を示すデータ種別情報と、当該判定ユーザデータを用いて当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定するための判定基準を示す判定基準情報とを記憶する記憶ステップと、
    ユーザデータ取得部が、携帯通信端末から通知された販売可否判定要求に応じて、当該販売可否判定要求で指定された商品種別情報の前記データ種別情報を前記記憶部から取得し、当該携帯通信端末のユーザに関する各種ユーザデータを予め蓄積するユーザデータ蓄積装置から、当該データ種別情報と対応する判定ユーザデータを取得するユーザデータ取得ステップと、
    販売許可判定部が、前記販売可否判定要求で指定された商品種別情報の前記判定基準情報を前記記憶部から取得し、この判定基準情報と前記ユーザデータ取得部で取得した前記判定ユーザデータとに基づいて、当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定し、この販売可否判定結果を前記携帯通信端末へ通知する販売許可判定ステップとを備え、
    前記データ種別情報は電話番号からなるとともに、前記判定基準情報は、前記販売限定商品の販売可能な特定の桁の電話番号からなり、
    前記ユーザデータ取得ステップは、前記データ種別情報と対応する前記携帯通信端末のユーザの電話番号を前記判定ユーザデータとして取得し、
    前記販売許可判定ステップは、前記判定基準情報の特定の桁の電話番号と前記判定ユーザデータの電話番号とに基づいて、前記携帯通信端末のユーザの電話番号の特定の桁が前記判定基準情報の電話番号であるか否かに応じて、当該ユーザに対する当該販売限定商品の販売可否を判定する
    ことを特徴とする販売可否管理方法。
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