JP6600273B2 - 魚釣用リール - Google Patents
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フレーム2は、リール本体1の骨格をなす部分であり、左フレーム2a、右フレーム2b、およびスプール5の前方に配設される前フレーム2c(図4,図9参照)を備えてなる。これらの左フレーム2a、右フレーム2b、前フレーム2cは、全体として一体に形成されている。なお、各左フレーム2a、右フレーム2b、前フレーム2cを別体に形成して、固定手段等により一体化してもよいし、部分的に一体に形成してもよい。
このような左右フレーム2a,2b、前フレーム2cからなるフレーム2は、例えば、アルミニウム合金、マグネシウム合金等の金属材で形成することができる。
左右フレーム2a,2bの上縁には、カウンターケース14が載置されている。
左側板30A、右側板30Bおよび前側板30Cは、個々に合成樹脂製の一体成形品であり、左フレーム2a、右フレーム2bおよび前フレーム2cにそれぞれ装着される。
なお、公知のように左フレーム2aと左側板30Aを一体成形してリール本体1の一方を構成する左側板としてもよい。
また、スプール5の前方には、電動モータMが配置されており、スプール5は、ハンドル70の巻き取り操作、および電動モータMの回転駆動によって、駆動力伝達機構をなす公知の減速機構G1等を介して釣糸巻き取り方向に回転駆動される。
電動モータMは、カウンターケース14の後方側におけるフレーム2の上部に設けた出力操作レバー6の前後方向の回動操作で、モータ出力が増減調節される。
減速機構G1は、電動モータMの側方に設けられており、電動モータMの出力を減速する。減速機構G1により減速された回転駆動力は、公知の動力伝達部G3を介してスプール軸5dに伝達される。
また、減速機構G2は、右フレーム2b側に設けられており、スプール軸5dの回転駆動力を減速してスプール5に伝達するようになっている。
スプール5には、図9に示すように、ブラケット55を介してピニオンギャ軸9jが連結されている。
なお、レバー操作部62は、右側板30Bに設けられるクラッチ操作レバー80の斜め前方上方に位置しており、クラッチオン操作を介したモータ出力調節操作へのスムーズな移行が可能となっている。クラッチ操作レバー80の詳細は後記する。
ハンドル軸支持部31aの内側には、図9に示すように、複数の制動板32aを備えるドラグ機構32、およびドライブギャ8が収容されている。ハンドル軸支持部31aは、ベアリング部材31dおよびホルダー32bを介してハンドル軸7の一端を支持している。ハンドル軸7にはドラグ機構32を介してドライブギャ8が摩擦結合している。なお、ハンドル軸7の基端7aは右フレーム2bに公知のように回転自在に抜け止め支持されている。なお、ハンドル軸7は、公知のように逆転防止機構により、釣糸巻き取り方向の正回転を許容し、釣糸繰り出し方向の逆回転が阻止されるように構成されている。
また、ピニオンギャ軸支持部31bの内側には、図9に示すように、公知のクラッチ機構を構成するスライドプレート9aの一部が収容されている。
支持部31は、図3(a)(b)に示すように、複数本の固定用ねじ31m,31nで右フレーム2bに直接固定されている。つまり、支持部31は、右側板30Bとは独立して右フレーム2bに固定されている。
回動部81の左側面81aには、図5(a)に示すように、支軸88が突設されている。支軸88は、右側板30Bのレバー支持部35に設けられた支持孔35aに挿通される。クラッチ操作レバー80は、レバー支持部35の内側から支軸88のねじ穴88aに図示しない取付ねじを螺合することによってレバー支持部35に回動可能に保持されており、公知の図示しないデッドポイントバネ部材を介して動力伝達状態(クラッチオン状態)と動力遮断状態(クラッチオフ状態)とに振り分け付勢されている。
操作部82は、前記した下り傾斜部84と上り傾斜部87とによって、図6(c)に示すように、外側部89に向けて上下方向に窄まる形状とされている。これによって、操作部82は手指で摘み易くなっている。
はじめに、クラッチ操作レバー80の操作部82の上面に、手指の親指等を載せるようにして掛ける。そして、操作部82を後方下方に向けて押し、クラッチ操作レバー80をクラッチオン状態からクラッチオフ状態に向けて回動させる。この場合、操作部82の上面は、上面部83と傾斜部84とを有しているので、傾斜部84の斜面に沿うようにして斜め後方から操作部82に親指Pを載せることができる。また、操作部82を後方下方に向けて押す際には、断面山形形状の稜線部83aに親指Pの腹を掛けることができるので、親指Pが濡れていても滑り難い。したがって、回動操作が行い易い。
縦壁部30B2は、レバー支持部35の後部35bの側方に連続して形成されているので、クラッチ操作レバー80をクラッチオン状態からクラッチオフ状態に向けて回動させる際に、これに親指Pの指先等を沿わせてガイド壁として利用することができる。つまり、操作部82の上面に親指Pの腹を載せつつ、親指Pの指先を縦壁部30B2に側方から当てるようにして、クラッチ操作レバー80を回動操作することができる。
また、後部35bは、クラッチ操作レバー80をクラッチオフ状態に操作した手指が当たるものであればよく、略平らに形成されたものに限られることはなく、湾曲突状、湾曲凹状、凹凸状等、種々の形状のものを採用することができる。
2 フレーム
2a 左フレーム
2b 右フレーム
3 側板(カバー部材)
5 スプール
6 出力操作レバー
30B 右側板(カバー部材)
30B2 縦壁部
30B4 外縁部
35b 後部(指載せ部)
80 クラッチ操作レバー
81 回動部
82 操作部
84 下り傾斜部(傾斜面)
85a 後端部
M 電動モータ
M1 蓋体
MC モータケース
P 親指
Claims (5)
- リール本体の左右の側板間に設けられ、釣糸が巻回されるスプールと、
一方の前記側板に設けられたレバー支持部と、
前記レバー支持部に取り付けられ、前記スプールを動力伝達状態と動力遮断状態とに切り換え操作するためのクラッチ操作レバーと、を備え、
前記レバー支持部の後部には、手指を載置可能な指載せ部が設けられており、
前記クラッチ操作レバーは、動力遮断状態の切り換え位置において、前記レバー支持部から前記レバー支持部の後方斜め下方に延在するように配置され、
前記指載せ部は、前記クラッチ操作レバーの動力遮断状態の切り換え位置において、前記クラッチ操作レバーの側方に配置され、前記クラッチ操作レバーの姿勢に沿うように平らに形成されていることを特徴とする魚釣用リール。 - 前記クラッチ操作レバーは、
一方の前記側板に支持される回動部と、前記回動部に連続して形成され使用者の手指で操作される操作部と、を備えており、
動力遮断状態の切り換え位置において、
前記指載せ部の上面と前記操作部の上面とは、前記リール本体を側方から見たときに略平行であることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。 - 前記操作部の後端部には、突部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の魚釣用リール。
- 前記操作部の上面は、一方の前記側板から離れる側に向けて下る傾斜面を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の魚釣用リール。
- 前記クラッチ操作レバーの後端部は、動力遮断状態の切り換え位置において、前記リール本体を側方から見たときに一方の前記側板の外縁部の内側に位置していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の魚釣用リール。
Priority Applications (1)
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JP2016085701A JP6600273B2 (ja) | 2016-04-22 | 2016-04-22 | 魚釣用リール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016085701A JP6600273B2 (ja) | 2016-04-22 | 2016-04-22 | 魚釣用リール |
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Publication Number | Publication Date |
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JP6600273B2 true JP6600273B2 (ja) | 2019-10-30 |
Family
ID=60155807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016085701A Active JP6600273B2 (ja) | 2016-04-22 | 2016-04-22 | 魚釣用リール |
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- 2016-04-22 JP JP2016085701A patent/JP6600273B2/ja active Active
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