JP5732263B2 - 魚釣用リール - Google Patents
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Description
ところで、釣場においては、仕掛け放出の条件として、仕掛けをより遠方にキャストするように飛距離向上を優先する場合のロングキャスト(フルスイングキャスト)から、身近なポイントへのショートキャスト等、対象魚、釣場の状況などにより釣り人にとってベストな仕掛け放出操作とリールのスプール制動特性が要求される。
そのような事情に着目し、例えば特許文献1においては、釣場の様々な状況変化に応じてショートキャストからロングキャストに至るまで対応可能な磁気制動装置を備えた魚釣用リールが開示されている。
特許文献1は、スプール軸上に配置された操作部が側板の外表面より外側に突出している。このため、操作部が把持する手に食い込む可能性があり把持性が低下するおそれがある。また、側板は通常、最も側方に張り出しているので、このような把持性の低下に起因して把持する際に側板に力を加える必要があり、操作部を意図せず操作したり、誤操作の原因になるおそれがある。
操作部をそれぞれ操作可能及び/又は視認可能とする窓部を複数に分割し、複数の窓部を形成することによって、各窓部の大きさを小さくすることができる。このため、側板の強度や剛性を確保し易い。
リール本体の通常の把持状態ではリール本体の上部に親指を、リール本体の下部や釣竿にその他の指(例えば人差し指から小指)を掛けて把持する。このように、リール本体を通常に把持した場合、人差し指から小指の付け根の近傍を親指の付け根の近傍よりもハンドルとは反対側の側板に強く当てる必要がある。一方、スプール軸の軸芯の延長線上よりも上側の部分には掌を強く当てる必要がない(掌は必ずしも当たる必要はない)。したがって、窓部がスプール軸の軸芯の延長線上よりも上側にあれば、窓部が形成されていることは把持性に影響を与え難くすることができる。
枠体により窓部を容易に補強できるとともに、窓部の設計自由度を高くでき、また、把持した手に対してフィーリングの向上、意匠性の向上、更には、他部品との関係において最適な材料を選択できる。また、窓部の開口量が大きくなればなるほど、枠体による補強効果を大きくすることができる。
仕切り部を形成することによって、窓部を複数に分割できるので、仕切り部を補強部材として用いることにより、強度の向上を図ることができる。また、仕切り部に意匠を施すこともできる。
例えば図1から図3に示すように、本実施形態の魚釣用リール10は、両軸受型手巻きリールとして形成してある。図1に示すように、ここでは釣り人が左手LHで釣竿8及び魚釣用リール10を保持し、右手RHで魚釣用リール10の右側部のハンドル30を回すように形成されている場合について説明する。ここでは、ハンドル30の右側に突出したツマミ30aを保持して後述するスプール20を回転させて釣糸を巻き取る。もちろん、左手LHでハンドル30を操作するようにハンドル30の配置が逆(左側部)であっても良い。
リール本体12の左右一対の側枠14a,側枠14bの上側であって、側板16a,16bの間にはサムレスト19がフレーム14と一体成形されているが、例えばビス、螺合あるいは嵌合等の手段を適宜に組み合わせてフレーム14に取り付けられても良い。この実施形態では、サムレスト19の外観はスプール20に巻回された釣糸に親指LTをかけてサミング操作を行うためにリール10の後側が開いた略U字状である。
なお、ハンドル軸34には、公知のスタードラグ(ドラグ調整ノブ)42が配設され、ドライブギヤ36には公知のドラグ機構44が配設されているが、これらについては説明を省略する。
磁気制動装置54は、スプール20と一体回転するように取り付けた導電体56を備える。図4に示すように、本実施形態の導電体56は、スプール軸26に強固に固定されるボス部56aと、このボス部56aから半径方向外方に延びるディスク状部56bと、このディスク状部56bの外周縁部からハンドル30と反対側に延びる円筒状部56cとを有し、例えばアルミニウムあるいは銅等の非磁性の導電性材料で形成されている。
円筒状部56cは、後述する内側リング磁石68及び外側リング磁石70とほぼ等しい軸方向寸法を有し、その全体がこれらの磁石68,70間の環状間隙72内に挿入されている。このため、円筒状部56cは、これらのリング磁石68,70の側面側から漏れ出る磁束の範囲内に配置されている。これらの円筒状の導電体56は、非磁性の導電性材料で形成されているので、これらの磁束内を移動するときに、渦電流が誘導される。
図4及び図5(B)に示すように、外面部117は、左側枠14bに対して左側板16bを装着した状態で外側となり左手LHの掌を受けるように膨出した表面部(外表面部)OSと、左側枠14bに対向するように内側となり第1及び第2の操作機構110,112を収容する凹状の裏面部(内表面部)ISとを有する。図1(B)に示すように、この実施形態における左側板16bの表面部OSは左手LHの掌の母指球周辺に当たる位置が滑らかな膨らみを持った状態に形成されている。左側板16bの裏面部ISは、左側枠14b及び左側枠14bに装着された第1及び第2の操作機構110,112との間に空間を形成する。
また、左側板16bの表面部OSはスプール軸26を延長した位置周辺(後述する第1の操作部124の周辺)から後述する第2の操作部184の周辺が最も膨らんでいる。例えば本実施形態では図5(A)に示す左側板16bの表面部OSのうち、一点鎖線Eで示す部分(稜線部分)がその上下よりも左側枠14bの平面部115に対して最も突き出した部分(領域)である。本実施形態の場合、稜線部分Eはスプール軸26の軸芯Cを通る水平面(前後方向、及び、前後方向に直交する左右方向により形成される面)よりも上下方向上側にある。稜線部分Eをこのような位置に配置することによって、左側板16bの外面部117の表面部OSに対する法線が水平面よりも下向きとなる部分の面積、すなわち、掌に当たる面積を大きくでき、リール10の把持性を良好にすることができる。
セットプレート122は、左側枠14bに対してネジ留めや嵌合等の手段により固定されている。セットプレート122は、スプール軸26及び軸受28bを収容する中央開口132と同心状に、スプール軸26側から小径部134aと大径部134bとを順に形成した支持台部134を有する。
小径部134aの外周部には、内側磁石ホルダ126を収容する環状溝136を形成してある。内側磁石ホルダ126は環状溝136に対して摺動可能である。この内側磁石ホルダ126の外周には、第1実施形態で説明した内側リング磁石68を固定してある。
大径部134bの内周部には、外側磁石ホルダ128を収容する環状溝138を形成してある。外側磁石ホルダ128は環状溝138に対して摺動可能である。この外側磁石ホルダ128の内周には、第1実施形態で説明した外側リング磁石70を固定してある。
すなわち、セットプレート122のうち、スプール20側には、内側磁石ホルダ126及び外側磁石ホルダ128が配設されている。そして、内側磁石ホルダ126は外側磁石ホルダ128に対して回動可能である。また、内側磁石ホルダ126は外側磁石ホルダ128とともにスプール軸26の軸方向への移動は可能であるが、単独での移動は規制されている。
環状部142には例えば適宜の間隔ごとに目盛り(釣り人に第1の操作部124の調整状態を視認により認識させる視認部、認識手段)142aが付されている。これら目盛り142aは環状部142に対して突出していたり、着色により目立つように形成されている。図1(B)及び図2に示す目盛り142aには、例えば数字等が付されている。これら目盛り142aは、左側板16bの後述する第1の窓部(認識手段)212を通して視認可能である。このとき、目盛り142aは図1(A)に示す上側からも視認可能であるし、図1(B)及び図2に示す左側からも視認可能である。
なお、環状部142の目盛り142aを左手LHの親指LTの指腹で操作する場合、目盛り142a自体が滑り止めとして機能するように、例えば凹凸状等の滑り止めが付されていることが好ましい。
一方、セットプレート122には第1の操作部124のフランジ部146a,146bを回動可能に保持する1対の保持部150a,150b(図5、図7、図9、図10参照)が形成され、第1の操作部124を所定の範囲内で回動可能としている。なお、第1の操作部124の中心軸はスプール軸26の軸芯(中心軸)Cと略一致する。また、第1の操作部124はスプール軸26の軸芯C回りに回動するが、セットプレート122の1対の保持部150a,150bによって保持されているので、スプール軸26の軸方向には移動しない。
なお、この実施形態による魚釣用リール10は、左側板16bの下側縁部LLの操作開口部120から第1の操作機構110の操作突起160を操作可能に露出させている。そして、操作突起160が左側板16bの下側縁部LLから突出する突出量は小さく、釣竿8及びリール10を握持保持したときに左手LHが当たらない位置にある。すなわち、左手LHで釣竿8とリール10を保持した状態で、第1の操作機構110の操作突起160と左手LHとの間に空間が形成される。このため、操作突起160に左手LHを当てるのを防止でき、意図せず操作突起160を操作する誤操作を防止できる。
第1段部156aは軸方向溝154に近接する位置にあり、第1段部156aに内側突状部148a,148bが係合されているときには、図10(A)に示すように、内側磁石68及び外側磁石70に対する導電体56のディスク状部56bの位置(距離D1)は最も遠い。このため、導電体56の円筒状部56cが磁石68,70の間に配設されている量は小さい。
第2段部156bは、第1段部156aと螺旋状溝156の最も奥側の第3段部156cとの間にあり、図10(B)に示すように、第1段部156aに内側突状部148a,148bが係合されている状態よりも内側磁石68及び外側磁石70に対する導電体56のディスク状部56bの位置は近い(距離D2<D1)。このため、導電体56の円筒状部56cが磁石68,70の間に配設されている量は、第1段部156aに内側突状部148a,148bが係合されている状態よりも大きい。
第3段部156cは螺旋状溝156の最も奥側にあり、図10(C)に示すように、第2段部156bに内側突状部148a,148bが係合されている状態よりも内側磁石68及び外側磁石70に対する導電体56のディスク状部56bの位置は近い(距離D3<D2<D1)。このため、導電体56の円筒状部56cが磁石68,70の間に配設されている量は、第2段部156bに内側突状部148a,148bが係合されている状態よりも大きい。
そして、スプール20を回転させると、導電体56には内側リング磁石68及び外側リング磁石70による磁界の影響で渦電流が発生するが、導電体56の円筒状部56cが磁石68,70の間に配設されている量(内側突状部148a,148bが段部156a,156b,156cに係合されている位置)に応じてスプール20の回転抑制力を規定する。
スプール制動力調整部172は、セットプレート122及び左側枠14bに対して螺合固定可能な螺合固定部182と、螺合固定部182の回りを回動可能な第2の操作部(回動操作部)184とを備えている。第2の操作部184は螺合固定部182によってセットプレート122に対して適度に押圧され、適当な力を加えないと第2の操作部184が回動しないようになっている。
なお、凹凸による滑り止めKは第2の操作部184の外周部184cの全体や側面184eの全体に形成しても良い。また、第2の操作部184の径方向内方の側面184eに目盛り184f(釣り人に第2の操作部184の調整状態を視認により認識させる視認部、認識手段)が付されて形成されている。
また、第2の操作部184を回動させる際に、リーフスプリング192によりクリック音を発生させるとともに、第2の操作部184は、第2の操作部184を能動的に回動させるという人的な力を加えることによって回動するようになっている。すなわち、第2の操作部184の調整位置をズレ難くすることができる。
なお、この実施形態では、第1及び第2の操作部124,184の上端位置は、上下方向ほぼ同じ高さにある。このため、第1及び第2の操作部124,184の特に上端近傍を操作する際に後述する開口202を前後方向に長く形成することによって、両者を1つの開口202を通して視認及び操作できる。
そして、図5(A)に示すように、開口202は左側板16bの上下方向よりも前後方向に長く、開口202の前後方向の長さ(後述する枠体204の内部の前後方向の長さでも良い)L2は左側板16bの前後方向の長さL1よりも短く形成されている。特に、開口202の前後方向の長さL2を左側板16bの前後方向の長さL1の半分以上とし、第1及び第2の操作部124,184を確実に操作可能な空間を確保することが好ましい。これは、操作する指の移動や視認性のためである。開口202の前後方向の長さL2の上限は強度、剛性の確保から左側板16bの前後方向の長さL1の80%以下が好ましい。
そして、円形状の第1及び第2の操作部124,184は前後方向に離れているので、第1及び第2の操作部124,184を親指LTの指腹でそれぞれ別に回動操作可能であり、制動装置54の制動力を調整できる。
リール本体12の通常の把持状態では図1(A)及び図1(B)に示すように、リール本体12の上部(サムレスト19)に左手LHの親指LTを、リール本体12の下部や釣竿8に左手LHのその他の指(例えば人差し指から小指)を掛けて把持する。このように、リール本体12を通常に把持した場合、図11(B)に示すように、人差し指から小指の付け根の近傍を親指LTの付け根の近傍よりも左側板16bに強く当てる必要がある。一方、スプール軸26の軸芯Cの延長線上よりも上側の部分には掌を強く当てる必要がない(掌は必ずしも当たる必要はない)。したがって、窓部212,214がスプール軸26の軸芯Cの延長線上よりも上側、すなわち親指LTの付け根の近傍にあれば、窓部212,214が形成されていることは把持性に影響を与え難くすることができる。
したがって、図11(B)に示すように、左手LHでリール10を把持する際、左手LHを左側板16bの稜線部分Eよりも上側に当接させる必要性が少なく、稜線部分Eよりも上側の部分を把持のために用いる必要性が少ない。このため、稜線部分Eよりも上側は左手でリール10を把持する際に影響を与え難く、稜線部分Eよりも上側の略全部を開口202として形成しても良い。一方、第1の操作部124及び第2の操作部184の両者を上側又は上側後方側等から視認できる状態を確保できれば、開口202の一部は図5(A)に示す稜線部分E上にあっても良い。
図1(A)に示すように、左側板16bの開口202に取り付けられた枠体204は、親指LTを置く部分として形成され、図11(A)及び図11(B)に示す仮想延長面Sに面一の位置から左側枠14bの平面部115(図5(C)参照)に向かって延出されている。すなわち、この実施形態では、枠体204は第1及びの第2の操作部124,184にそれぞれ向かって水平方向に延出されている。そして、図11(B)中に符号205で示す部分(枠体204のうちの下側部分)は左側板16bの開口202の下側縁部よりも肉厚に形成されている(二重構造に形成されている)ので、左側板16b自体を補強できるとともに、開口202の剛性及び強度を高めることができる。
なお、枠体204によって形成される第1及び第2の窓部212,214は、それぞれ上下方向よりも前後方向に長く形成されていることが好ましい。
この実施形態のように、例えば円形状の操作部124,184を用いる場合、第1及び第2の窓部212,214に左手LHの親指LTの指腹を押し当てて操作部124,184の一部に対して前後方向に力を加えれば、操作部124,184が回転する。したがって、上下方向に親指LTの指腹が入る程度の狭い隙間だけで確実な操作を行うことができる。なお、親指LTの太さは釣り人や手袋の有無等によって異なるので、上下方向の幅を実際の親指LTの指腹が入るよりもやや太めの親指の指腹が入るように設定することが好適である。
この場合、仕切り部206により操作部124,184が分離されているので、意図せず操作部124,184を同時に操作することが防止されている。
図11(B)中に破線で示す左側板16bの表面部OSの仮想延長面Sから第1の操作部124(環状部142)までの距離も同様であることが好ましい。このため、第1の操作部124は左側板16bの表面部OSに対して突出しないように露出されている。
なお、仮想延長面Sの形状は、左側板16bの第1及び第2の窓部212,214の周囲の形状によって変わる。第1及び第2の窓部212,214の周囲がこの実施形態のように曲面の場合、仮想延長面Sも曲面であり、第1及び第2の窓部212,214の周囲が平面の場合、仮想延長面Sも平面である。
そして、左側板16bの表面部OSの仮想延長面Sから第1及び第2の操作部124,184が外方に突出しないことの判断は、リール取付脚部18を水平に配置したときに、第1及び第2の窓部212,214の水平方向及び上下方向の短寸法方向で判断するものとする。この実施形態では図2に示す第1及び第2の窓部212,214の上下方向が前後方向に比べて短寸法方向であるため、仮想延長面S上に図示しない基準線が第1及び第2の窓部212,214の上下方向に採られ、その基準線に第1及び第2の操作部124,184が触れているか否かで突出しているか否かが判断される。なお、基準線は、第1及び第2の窓部212,214の周囲が曲面であるからこの実施形態では曲線である。また、この曲面は第1及び第2の窓部212,214の周囲の曲率面が延長した形で定義付けられる。
仕切り部206は明確な屈曲部208を有する略L字状に限ることはなく、例えば1/4円弧や楕円弧等の一部として形成されていることも好ましい。この場合も仕切り部206で枠体204の上下方向及び左右方向を効果的に補強できる。
図5(A)に示すように、この実施形態では仕切り部206の前後方向の幅は、上側を下側に比べて大きくしている。特に、仕切り部206の前側縁部及び後側縁部は共に略円弧状に形成されている。この形状により、図2に示す円形状の第1及び第2の操作部124,184の操作性及び視認性を確保しつつ、第1及び第2の操作部124,184の外縁部と枠体204との間の隙間を小さくすることができる。
なお、図11(B)に示すように、枠体204のうち第1の窓部212の上側部分には、上側から下側、特に第1の操作部124の環状部142に向かって延出された延出部218を有する。延出部218により、第1の操作部124を操作可能としつつ、上下方向の空間幅を小さくして左側板16b内に例えばゴミ等が侵入するのを防止することができる。
このように、突起216aは図5(A)に示すように枠体204のうちの下側に形成され、環状部142の目盛り142aの数値がいくつであるかを表わすポインタとして機能する。このとき、図11(B)に示すように、第1の操作部124の環状部142の目盛り142aと枠体204の突起216aとは近接した位置にあるので、突起216a及び環状部142の目盛り142aは見る角度によらず、突起216aが指し示す位置を特定できる。すなわち、釣り人は目盛り142a及び突起216aの両視認部で第1の操作部124の調整状態を視認により容易に認識できる。
同様に、突起216bは図5(A)に示すように枠体204のうちの下側に形成され、第2の操作部184の目盛り184fの数値がいくつであるかを表わすポインタとして機能する。このとき、図11(A)に示すように、第2の操作部184の目盛り184fと枠体204の突起216bとは近接した位置にあるので、突起216b及び第2の操作部184の目盛り184fは見る角度によらず、突起216bが指し示す位置を特定できる。すなわち、釣り人は目盛り184f及び突起216bの両視認部で第2の操作部184の調整状態を視認により容易に認識できる。
さらに、目盛り142aは必ずしも第1の操作部124の環状部142自体に設けられている必要はなく環状部142と一緒に動く部材として形成されていれば良い。同様に、目盛り184fは必ずしも第2の操作部184自体に設けられている必要はなく第2の操作部184と一緒に動く部材として形成されていれば良い。
また、視認部としては目盛り142a,184fに限ることはなく、制動力の大小を表わす表示、行いたいキャスティングの方法(ロングキャスト用/ショートキャスト用)等を表わすようにしても良い。これらの表示は視認部としての突起216a,216bとともに、又は、突起216a,216bに代えて、左側板16bの外面部117の表面部OSから把持性が低下しないように突出しないように設けることも好ましい。
釣り人はリール10を左手LHで保持した状態で左側板16bの第1の窓部212を通して第1の操作部124の環状部142の上側部分に親指LTを押し当てることができる。このように、第1の操作部124の環状部142を親指LTの指腹に触れるように配置しているので、指の感覚で第1の操作機構110の状態(基準制動力)を容易に認識できる。この場合、親指LTの指腹に触れる環状部142をそのまま操作しても良いし、操作突起160を操作しても良い。すなわち、スプール20の基準制動力を調整する場合、環状部142を操作しても良いし、操作突起160を操作しても良い。
第1の操作部124の環状部142を操作する場合、上側部分に押し当てた親指LTを第1の窓部212に沿って前後方向に移動させる。このように第1の操作部124の環状部142を回動操作可能である。そして、操作突起160をスプール軸26の軸芯C回りに回動操作する場合、操作突起160を操作しながら環状部142の目盛り142aを第1の窓部212を通して例えば上側から観察できる。
釣り人はリール10を左手LHで保持した状態で左側板16bの第2の窓部214を通して第2の操作部184の上側部分に親指LTを押し当てることができる。すなわち、第2の操作部184を親指LTの指腹に触れるように配置しているので、指の感覚で第2の操作機構112の状態(基準制動力(制動効果)を微調整した状態)を容易に認識できる。第2の操作部184を操作する場合、上側部分に押し当てた親指LTを第2の窓部214に沿って前後方向に移動させる。このように第2の操作部184を回動操作可能である。
すなわち、この実施の形態に係る釣り具を用いると、釣竿8を操作しながら、又は、リール10のハンドル30を操作しながら親指LT又は人差し指LFでスプール20の制動調整を行うことができる。このとき、リール10の上側等から窓部212,214を見て目盛り142a,184fの位置を目視観察することもでき、また、手触りで目盛り142a,184fの位置を認識して制動装置54の調整状態を認識することもできる。したがって、右手RHで釣竿8とリール10を持った後に左手LHで第1及び第2の操作部124,184、操作突起160を調整する(スプール20の制動調整を行う)手間を省くことができる。このため、制動装置54の状態把握(操作部124,184の状態を視認)から制動装置54の操作部124,184の操作に至る一連の動作を正確かつスピーディに実践できるので、一連の動作のサイクルを短縮でき、一定時間内での投入回数を多くすることができるので、魚釣りのチャンスを逃し難い。そして、第1及び第2の操作部124,184、操作突起160を操作するのに釣竿8を持ち替えたりする手間がないので、魚釣りをしながら次の投入プランに合わせてスプール20の制動力を調整できる。
そして、この実施形態では、第1の操作機構110に加えて第2の操作機構112を設けているので、良好な握持保持性の維持を図りながら、釣り場の実情に適した幅広い制動力調整が可能となる。
以上説明したように、制動装置54の調整状態をリール本体12を握持保持した釣り人の視覚及び/又は触覚(視覚及び触覚の少なくとも一方)により認識させる認識手段(目盛り142a,184f、窓部212,214、突起216a,216b)を左側板16bに設けた。このため、釣竿8及びリール10の移動量や釣り人の顔の移動量を減少(ゼロを含む)させた状態で制動装置54の調整状態を確認できるので、特にルアー釣りの場合など、実際の釣りを邪魔せずに、必要な場合に制動装置54の調整を容易に行うことができる。
また、この実施形態では枠体204が仕切り部(支柱)206を有するものとして説明したが、開口202の縁部に直接仕切り部206が形成されていることも好ましい。さらには、各窓部212,214それぞれが例えば環状の枠体で形成され(例えば2つの枠体が前後に並設され)、仕切り部206でそれらの枠体が嵌合等されていることも好ましい。
さらに、この実施形態では、開口202を左側板16bの表面部OSに形成した例について説明したが、左側板16bの表面部OS及び上側縁部ULの両者にまたがって開口202が形成されていることも好適である。これらの場合、開口202が左手の親指が当たる位置よりも前方側にあれば、握持しているリール10の手が視認の妨げになり難く、かつ、開口202がリール10の操作の妨げになり難い。また、開口202は同様の理由で図1(B)及び図2に示すようにリール10を配置したときに左側板16bの上下方向の半分より上側に形成されることが好ましい。そうすると、窓部212,214を通して第1及び第2の操作部124,184を目視観察する場合に釣り人自身の顔を動かしたり、釣竿8及びリール10を動かす量を減らすことができる。
図12はこの実施形態に係る魚釣用リール10の左側面図を示す。
図13(A)から図14(B)に示すように、左側板16bの開口202からは、枠体204が除去されている。その代わりに、枠体204が左側板16bの開口202に一体成形されている。他の構造は第1実施形態と同じであるから説明を省略する。このため、この実施形態においても第1実施形態の左側板16bと同様に2つの窓部212,214が形成されている。
枠体204を開口202に一体的成形することによって、開口202の縁部の厚さを厚くしているので、開口202の縁部を効果的に補強できる。この場合、図13(B)、図14(A)及び図14(B)に示すように、左側板16bと枠体204とを別に作成する必要がなく、同一部材で一体成形しているので、左側板16bの製造コストを低下させることができる。
図15はこの実施形態に係る魚釣用リール10の左側面図を示す。なお、図15中のXIV(A)−XIV(A)線に沿う断面は第2実施形態の図14(A)に示す断面と同じであり、XIV(B)−XIV(B)線に沿う断面は第2実施形態の図14(B)に示す断面と同じである。
図16(A)及び図16(B)に示すように、この実施形態に係る左側板16bの開口202からは、第2実施形態と同様に、枠体204が除去され枠体204が左側板16bと一体成形されている。そして、窓部212,214の間は、補強用の略L字状の仕切り部206ではなく、外面部117の表面部OS及び裏面部ISによる曲面206aとして形成されている。ここで、第1の窓部212は第1の開口であり、第2の窓部214は第2の開口であるので、第1及び第2実施形態で説明した開口202よりもそれぞれ小さく形成されている。このため、第1の窓部212及び第2の窓部214の間に第1及び第2実施形態で説明した補強用の略L字状の仕切り部206を配設しなくても、強度及び剛性が良好な状態を維持できる。
このように、第1の窓部212と第2の窓部214との間に複雑な形状がないので、第1及び第2実施形態に係る左側板16bに対してさらに低コストで左側板16bを製造できる。
なお、この実施形態に係る各窓部212,214に、第1実施形態で説明した枠体204が配設されることはもちろん好適である。
図17はこの実施形態に係る魚釣用リール10の左側面図を示す。
図18(A)から図19(B)に示すように、この実施形態に係る左側板16bの開口202からは、第2及び第3実施形態と同様に枠体204が除去され、1つの窓部213として形成されている。
そして、開口202の上側縁部及び下側縁部は共に左側枠14bの平面部115に向かって折り返されている。すなわち、開口202の縁部は他の部分よりも肉厚にして補強されている。
この実施形態に係る窓部213の縁部に、第1実施形態で説明した枠体204が配設されることはもちろん好適である。この場合、枠体204に仕切り部206は不要である。
また、上述した第1から第4実施形態では2つの操作部124,184を窓部212,214(213)を通して操作可能、かつ、視認可能として説明したが、例えば第2の操作部184だけ操作可能とし、第1の操作部124を操作突起160だけで操作可能し、窓部212からは操作部124の調整位置(例えば調整した数値)のみ視認可能とすることも好ましい。
また、上述した第1から第4実施形態では2つの操作部124,184を窓部212,214(213)を通して操作可能、かつ、視認可能として説明したが、第2の操作部184を例えば操作突起160と同様の構造だけで操作可能とし、第1の操作部124を操作突起160だけで操作可能し、窓部212,214を通して第1及び第2の操作部124,184の調整状態だけを視認可能としても良い。この場合、第1の操作部124の操作突起160の前方に第2の操作部184の操作突起が左側板16bの下側縁部LLにおいて並設されていることとなるので、いずれの操作突起を操作しようとしているか、釣り人は容易に認識できる。
また、開口202を図5(A)、図13(A)、図16(A)、図18(A)に示す稜線部分Eよりも下側に配置しても良い。この場合、開口202は左側板16bの外面部117の表面部OSに対する法線が水平状態よりも下向きとなるので、操作部124,184を視認し難い状態となる。一方、操作部124,184を親指LT以外の指(例えば人差し指)で触覚により認識させることができるとともに、その操作部124,184を操作可能とすることができる。
また、上述した第1から第4実施形態では、それぞれ第1及び第2の操作部124,184を回転部材として形成する例について説明したが、第1及び第2の操作部が例えば矩形状の窓部に沿って移動可能なレバー状やスライドスイッチ状に形成されている等、第1及び第2の操作部の形状、操作方法は種々のものを用いることができる。
上述した第1から第4実施形態では、左側枠14bに対して左側板16bを3つのネジ119で固定する例について説明したが、例えば嵌合を用いても良いし、嵌合とネジ固定とを組み合わせても良いし、適宜の構造で固定可能である。
なお、上述した実施形態では磁気ブレーキ装置を用いて説明したが、遠心摩擦ブレーキ装置や他のブレーキ装置を左側枠14bと左側板16bとの間に配置したときにもブレーキの状態を認識できるようにすることも同様に可能である。
これまで、いくつかの実施形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
Claims (5)
- 左右の側枠を有するフレームと、前記フレームの左右の側枠の一方に配設されたハンドルと、前記フレームの左右の側枠にそれぞれ配設された側板と、前記側板間に回転自在に支持されたスプールとを有するリール本体を具備し、前記スプールの回転制動力を調整可能な制動装置が反ハンドル側の側枠及び側板の間に配設された魚釣用リールであって、
前記制動装置は、前記スプールの回転制動力を調整するために釣り人にそれぞれ操作される複数の操作部と、前記操作部の調整状態を前記釣り人に視認させる複数の視認部とを有し、
前記反ハンドル側の側板は、外表面に窓部を有し、前記リール本体を把持した釣り人が前記側板の外側から前記窓部を通して複数の視認部を視認可能とし、
前記窓部内に露出する前記視認部及び前記操作部は、凹凸状の滑り止めが付され、前記側板の外表面に対して非突出状態に配置され、
前記窓部は、指が侵入可能な横長の形状を成し、上側よりも下側が突出する縁部が形成されたことを特徴とする魚釣用リール。 - 前記窓部は、複数に分割されていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。
- 前記窓部は全て、前記スプールのスプール軸の軸芯を通る水平面よりも上側にあることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の魚釣用リール。
- 前記窓部は、その縁部に取り付けられた枠体を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1に記載の魚釣用リール。
- 前記窓部を複数に分割する仕切り部を有することを特徴とする請求項1もしくは請求項4に記載の魚釣用リール。
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