JP6600204B2 - オープンラック式熱交換装置 - Google Patents
オープンラック式熱交換装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6600204B2 JP6600204B2 JP2015182534A JP2015182534A JP6600204B2 JP 6600204 B2 JP6600204 B2 JP 6600204B2 JP 2015182534 A JP2015182534 A JP 2015182534A JP 2015182534 A JP2015182534 A JP 2015182534A JP 6600204 B2 JP6600204 B2 JP 6600204B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower header
- tube
- heat transfer
- header pipe
- cladding portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
また、各伝熱管の本体の下端は、非クラッド部に溶接される。母材が露出している非クラッド部に伝熱管の本体の下端を溶接することにより、伝熱管の溶接を確実に行うことが可能になる。
前記下部ヘッダー管の上方位置で前記下部ヘッダー管に対し平行に配設されかつ、加熱された流体が流れるよう構成された上部ヘッダー管と、
前記下部ヘッダー管及び前記上部ヘッダー管に沿って水平方向に並設されかつ、前記下部ヘッダー管と前記上部ヘッダー管とを互いに連通するよう構成された複数の伝熱管と、を備え、
前記伝熱管は、上端が前記上部ヘッダー管に接続されかつ、下端が前記下部ヘッダー管に接続される管状の本体と、前記本体の外周面に設けられると共に、前記本体に沿って上下方向に延びるフィンとを有し、
前記下部ヘッダー管は、管状の母材と、前記母材の外周囲を覆いかつ、前記母材よりも卑な金属によって構成されたクラッド部と、前記下部ヘッダー管の上部において前記クラッド部に覆われない部分であって、前記本体の下端が溶接されるよう構成された非クラッド部と、を有し、
前記非クラッド部は、前記伝熱管の前記フィンに沿って流れ落ちる熱媒体が直接的に衝突する範囲に設けられ、
前記非クラッド部は、前記下部ヘッダー管の横断面において、前記伝熱管の中心軸を中心とした180°以下の角度範囲に亘って、広がっており、
前記非クラッド部は、前記下部ヘッダー管の横断面において、前記伝熱管の前記フィンの最外位置から降ろした垂線よりも外方に広がっている。
前記下部ヘッダー管の上方位置で前記下部ヘッダー管に対し平行に配設されかつ、加熱された流体が流れるよう構成された上部ヘッダー管と、
前記下部ヘッダー管及び前記上部ヘッダー管に沿って水平方向に並設されかつ、前記下部ヘッダー管と前記上部ヘッダー管とを互いに連通するよう構成された複数の伝熱管と、を備え、
前記伝熱管は、上端が前記上部ヘッダー管に接続されかつ、下端が前記下部ヘッダー管に接続される管状の本体と、前記本体の外周面に設けられると共に、前記本体に沿って上下方向に延びるフィンとを有し、
前記下部ヘッダー管は、管状の母材と、前記母材の外周囲を覆いかつ、前記母材よりも卑な金属によって構成されたクラッド部と、前記下部ヘッダー管の上部において前記クラッド部に覆われない部分であって、前記本体の下端が溶接されるよう構成された非クラッド部と、を有し、
前記非クラッド部は、前記伝熱管の前記フィンに沿って流れ落ちる熱媒体が直接的に衝突する範囲に設けられ、
前記非クラッド部は、その外周面が前記クラッド部の外周面と面一になるように、肉厚に構成されている。
2 伝熱管
20 本体
21 フィン
4 上部ヘッダー管
5 下部ヘッダー管
50 母材
51 クラッド部
52 非クラッド部
X 垂線
θ 角度
Claims (8)
- 水平方向に延びて配設されかつ、低温流体が流れるよう構成された、管状の下部ヘッダー管と、
前記下部ヘッダー管の上方位置で前記下部ヘッダー管に対し平行に配設されかつ、加熱された流体が流れるよう構成された上部ヘッダー管と、
前記下部ヘッダー管及び前記上部ヘッダー管に沿って水平方向に並設されかつ、前記下部ヘッダー管と前記上部ヘッダー管とを互いに連通するよう構成された複数の伝熱管と、を備え、
前記伝熱管は、上端が前記上部ヘッダー管に接続されかつ、下端が前記下部ヘッダー管に接続される管状の本体と、前記本体の外周面に設けられると共に、前記本体に沿って上下方向に延びるフィンとを有し、
前記下部ヘッダー管は、管状の母材と、前記母材の外周囲を覆いかつ、前記母材よりも卑な金属によって構成されたクラッド部と、前記下部ヘッダー管の上部において前記クラッド部に覆われない部分であって、前記本体の下端が溶接されるよう構成された非クラッド部と、を有し、
前記非クラッド部は、前記伝熱管の前記フィンに沿って流れ落ちる熱媒体が直接的に衝突する範囲に設けられていると共に、前記非クラッド部には、犠牲防食層が設けられておらず、
前記母材は、前記クラッド部よりも硬い金属によって構成されているオープンラック式熱交換装置。 - 請求項1に記載のオープンラック式熱交換装置において、
前記非クラッド部と前記クラッド部との境界は、前記下部ヘッダー管に沿って直線状に構成されているオープンラック式熱交換装置。 - 請求項1に記載のオープンラック式熱交換装置において、
前記非クラッド部と前記クラッド部との境界は、各伝熱管の本体と前記下部ヘッダー管との接続箇所の形状に沿うような弧状に構成されているオープンラック式熱交換装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のオープンラック式熱交換装置において、
前記非クラッド部は、前記下部ヘッダー管の横断面において、前記伝熱管の中心軸を中心とした180°以下の角度範囲に亘って、広がっているオープンラック式熱交換装置。 - 水平方向に延びて配設されかつ、低温流体が流れるよう構成された、管状の下部ヘッダー管と、
前記下部ヘッダー管の上方位置で前記下部ヘッダー管に対し平行に配設されかつ、加熱された流体が流れるよう構成された上部ヘッダー管と、
前記下部ヘッダー管及び前記上部ヘッダー管に沿って水平方向に並設されかつ、前記下部ヘッダー管と前記上部ヘッダー管とを互いに連通するよう構成された複数の伝熱管と、を備え、
前記伝熱管は、上端が前記上部ヘッダー管に接続されかつ、下端が前記下部ヘッダー管に接続される管状の本体と、前記本体の外周面に設けられると共に、前記本体に沿って上下方向に延びるフィンとを有し、
前記下部ヘッダー管は、管状の母材と、前記母材の外周囲を覆いかつ、前記母材よりも卑な金属によって構成されたクラッド部と、前記下部ヘッダー管の上部において前記クラッド部に覆われない部分であって、前記本体の下端が溶接されるよう構成された非クラッド部と、を有し、
前記非クラッド部は、前記伝熱管の前記フィンに沿って流れ落ちる熱媒体が直接的に衝突する範囲に設けられ、
前記非クラッド部は、前記下部ヘッダー管の横断面において、前記伝熱管の中心軸を中心とした180°以下の角度範囲に亘って、広がっており、
前記非クラッド部は、前記下部ヘッダー管の横断面において、前記伝熱管の前記フィンの最外位置から降ろした垂線よりも外方に広がっているオープンラック式熱交換装置。 - 水平方向に延びて配設されかつ、低温流体が流れるよう構成された、管状の下部ヘッダー管と、
前記下部ヘッダー管の上方位置で前記下部ヘッダー管に対し平行に配設されかつ、加熱された流体が流れるよう構成された上部ヘッダー管と、
前記下部ヘッダー管及び前記上部ヘッダー管に沿って水平方向に並設されかつ、前記下部ヘッダー管と前記上部ヘッダー管とを互いに連通するよう構成された複数の伝熱管と、を備え、
前記伝熱管は、上端が前記上部ヘッダー管に接続されかつ、下端が前記下部ヘッダー管に接続される管状の本体と、前記本体の外周面に設けられると共に、前記本体に沿って上下方向に延びるフィンとを有し、
前記下部ヘッダー管は、管状の母材と、前記母材の外周囲を覆いかつ、前記母材よりも卑な金属によって構成されたクラッド部と、前記下部ヘッダー管の上部において前記クラッド部に覆われない部分であって、前記本体の下端が溶接されるよう構成された非クラッド部と、を有し、
前記非クラッド部は、前記伝熱管の前記フィンに沿って流れ落ちる熱媒体が直接的に衝突する範囲に設けられ、
前記非クラッド部は、その外周面が前記クラッド部の外周面と面一になるように、肉厚に構成されているオープンラック式熱交換装置。 - 請求項5又は6に記載のオープンラック式熱交換装置において、
前記母材は、前記クラッド部よりも硬い金属によって構成されているオープンラック式熱交換装置。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載のオープンラック式熱交換装置において、
前記伝熱管の外表面には、犠牲防食層が設けられており、
前記非クラッド部は、前記クラッド部と、前記伝熱管の前記犠牲防食層とに囲まれているオープンラック式熱交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015182534A JP6600204B2 (ja) | 2015-09-16 | 2015-09-16 | オープンラック式熱交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015182534A JP6600204B2 (ja) | 2015-09-16 | 2015-09-16 | オープンラック式熱交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017057910A JP2017057910A (ja) | 2017-03-23 |
JP6600204B2 true JP6600204B2 (ja) | 2019-10-30 |
Family
ID=58389592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015182534A Active JP6600204B2 (ja) | 2015-09-16 | 2015-09-16 | オープンラック式熱交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6600204B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05164496A (ja) * | 1991-12-17 | 1993-06-29 | Tokyo Gas Co Ltd | オープンラック型気化器用フィンチューブ |
JPH11270996A (ja) * | 1998-03-23 | 1999-10-05 | Kobe Steel Ltd | Lng気化器 |
US20080202126A1 (en) * | 2007-02-11 | 2008-08-28 | Engdahl Gerald E | Fish friendly lng vaporizer |
JP5383981B2 (ja) * | 2007-03-27 | 2014-01-08 | 住友精密工業株式会社 | オープンラック式気化器の表面保護方法 |
JP5088748B2 (ja) * | 2008-10-16 | 2012-12-05 | 株式会社神戸製鋼所 | 耐久性部材、および、これを用いたオープンラック式気化器 |
JP5206964B2 (ja) * | 2008-12-24 | 2013-06-12 | 住友精密工業株式会社 | オープンラック式気化器の表面保護方法 |
-
2015
- 2015-09-16 JP JP2015182534A patent/JP6600204B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017057910A (ja) | 2017-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20130043013A1 (en) | Heat Exchanger and Method for Producing Heat Exchanger | |
JP6436529B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP6600204B2 (ja) | オープンラック式熱交換装置 | |
US20150196886A1 (en) | Tube heat exchange assembly and apparatus, in particular a reactor for the production of melamine, comprising such a heat exchange assembly | |
JP4703383B2 (ja) | フィンチューブ | |
WO2005075924A1 (en) | Method for forming a welded connection between a tubesheet and a number of tubes and a device produced by such method | |
KR102294972B1 (ko) | 열교환기 | |
JP4958578B2 (ja) | 液化天然ガスの気化器伝熱管 | |
CN210135336U (zh) | 管道 | |
US11371694B2 (en) | Fire tube | |
JP2005028412A (ja) | ろう付け方法 | |
JPH11270996A (ja) | Lng気化器 | |
JP5979907B2 (ja) | 継手構造及び継手方法 | |
JP6362515B2 (ja) | Egrクーラー及びその製造方法 | |
JP4336534B2 (ja) | 耐食性を有する伝熱管 | |
WO2020167313A1 (en) | Jacketed vessel | |
US11703282B2 (en) | Fire tube | |
JP5899261B2 (ja) | 気化器 | |
JP6871402B2 (ja) | シェルアンドチューブ式機器のための保護装置 | |
JP5415892B2 (ja) | オープンラック式気化器 | |
WO2017168747A1 (ja) | 配管及びその配管を備えた熱交換器 | |
JP2005077035A (ja) | 耐食性を有する伝熱管 | |
JPS60177969A (ja) | Ti−Al二重管とTi管板との組付方法 | |
JP2015081760A (ja) | 熱交換装置 | |
KR101763161B1 (ko) | 모재, 인코넬, 309MoL 및 316L의 순서로 적층되는 용접구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180824 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190605 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190611 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190730 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191001 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191004 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6600204 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |