JP6600040B2 - 配送網における配送アイテムの処理システムおよび方法 - Google Patents

配送網における配送アイテムの処理システムおよび方法 Download PDF

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Description

(先に提出された出願の参照文献としての援用)
本出願は、「SYSTEM AND METHOD FOR PROCESSING DISTRIBUTION ITEMS IN A DISTRIBUTION NETWORK」と題する2014年1月15日提出の米国仮特許出願第61/927,720号の利益を主張するものであり、その仮出願の内容の全体が参照文献としての援用により本出願に包含される。本出願時の出願データシートにおいて外国もしくは国内における優先権の主張が明瞭にされているいずれか又は全ての出願は、米国特許規則(37CFR )1.57.に基づく参照文献としての援用により本出願に包含される。
分野
本開示発明は、配送網における1つ又は複数の配送アイテム(配送物品)を処理するシステムおよび方法に関するものであり、その配送網における配送アイテムに対する支払いを含むものである。
本開示発明の第1の観点は、配送網におけるアイテムの受領を包含するアイテムの処理、画像化デバイスを含む1つ又は複数のアイテム処理装置についてのアイテムの処理、画像化デバイスを用いるアイテムについての一意の識別子の読み取り、読み取った一意の識別子に対応する記憶情報のプロセッサよる検索、並びに、読み取った一意の識別子に対応する情報に基づいて複数の場所の1つにそのアイテムを移動させるアイテム処理装置への指示の提供、の方法の特徴に係るものである。
実施の形態によっては、アイテムの処理の方法は、アイテムに付随する一意の識別子に関する情報のプロセッサによる受領、受領した一意の識別子に関する情報の分析、当該アイテムに関するアイテム情報のプロセッサによる受領、一意の識別子およびアイテム情報のメモリへの格納、一意の識別子およびアイテム情報のメモリ内での関連付け、そのアイテムに関する支払い情報の生成、並びに、その支払い情報および一意の識別子のメモリ内での関連付け、を含んでいる。
いくらかの実施の形態では、一意の識別子は利用者により生成される。
ある実施の形態では、一意の識別子は文字と数字を組み合わせた文字列を有するものである。
実施の形態によっては、一意の識別子に関する情報の受領は、その一意の識別子の捕捉イメージの受け取りを包含する。
ある実施の形態においては、一意の識別子に関する情報の分析は、文字と数字を組み合わせた文字列を同定するための一意の識別子の捕捉イメージの光学的文字認識処理の実行を含むものである。
いくらかの実施の形態では、一意の識別子は、コンピュータ読み取り可能なコードである。
ある実施の形態では、一意の識別子は、そのアイテムに関する符号化されたアイテム情報を含み、アイテム情報の受領は、その符号化されたアイテム情報の復号化を含むものである。
実施の形態によっては、その方法は、配送網におけるそのアイテムの受け取り、そのアイテムに固定された一意の識別子の読み取り、読み取った一意の識別子に対応する記憶情報のプロセッサよる検索、並びに、読み取った一意の識別子に対応する情報に基づくそのアイテムの処理を更に含んでいる。
ある実施の形態では、メモリの検索は、一意の識別子に関連付けられた支払い情報の記憶領域を検索することを含み、更に、アイテムの処理は、一意の識別子に関連付けられた支払い情報を基にそのアイテムを処理することを含んでいる。
ある実施の形態においては、一意の識別子の読み取りは、その一意の識別子の光学的文字認識処理を実行することを含んでいる。
本開示発明の第2の観点は、配送網における配送アイテムの処理を行うシステムの特徴に係るものであり、このシステムは、アイテムに関連付けられた一意の識別子を受け取るよう構成されたユーザインターフェースと、一意の識別子を取得するよう構成されたユーザインターフェースと通信して受け取った一意の識別子に対応する情報を分析し、更にそのユーザインターフェースからアイテム情報を受け取るように構成されたプロセッサと、プロセッサと通信し、プロセッサからアイテム情報を受け取るとともにそのアイテムに関する支払い情報を生成するように構成された決済システムと、一意の識別子に関する情報、アイテム情報、および、支払い情報を記憶するよう、プロセッサとの間で情報を授受するメモリと、を備え、更に、前記プロセッサが、一意の識別子に関する情報、アイテム情報、および、支払い情報を関連付けるように構成されているものである。
いくらかの実施の形態では、ユーザインターフェースは、利用者により生成された一意の識別子を受け入れるように構成されている。
ある実施の形態においては、一意の識別子は文字と数字を組み合わせた文字列を有するものである。
ある実施の形態においては、ユーザインターフェースは、一意の識別子の捕捉イメージを受け入れるように構成されている。
実施の形態によっては、受け入れた一意の識別子に関する情報を分析し、文字と数字を組み合わせた文字列を同定するための一意の識別子の捕捉イメージの光学的文字認識処理を実行するように構成される。
ある実施の形態においては、一意の識別子は、コンピュータ読み取り可能なコードである。
実施の形態によっては、一意の識別子は、そのアイテムに関する符号化されたアイテム情報を含み、プロセッサは、その符号化されたアイテム情報を復号化するように構成される。
また、ある実施の形態においては、システムは、プロセッサと通信する処理装置を更に備えており、該処理装置は、一意の識別子を有するアイテムを受け取り、そのアイテムに固定された一意の識別子を読み取るとともに、読み取った一意の識別子に関連付けられた情報をプロセッサに送信し、プロセッサは、更に、読み取った一意の識別子に対応する情報を照会検索し、そのアイテムの処理のための命令を決定するように構成されている。
いくらかの実施の形態では、プロセッサは、読み取った一意の識別子に関連付けられた支払い情報を検索し、前記処理装置は、更に、一意の識別子に関連付けられた支払い情報を基にそのアイテムを処理するように構成されている。
ある実施の形態において、プロセッサは、一意の識別子の光学的文字認識処理を実行するように構成されている。
本開示発明の第3の観点は、アイテムの処理を行うシステムの特徴に係るものであり、このシステムは、アイテムに関連付けられた一意の識別子を受け取る手段と、受け取った一意の識別子に対応する情報を分析する手段と、アイテム情報を受け取る手段と、一意の識別子およびアイテム情報を記憶する手段と、一意の識別子をアイテム情報に関連付ける手段と、そのアイテムに関する支払い情報を生成する手段と、その支払い情報を一意の識別子に関連付ける手段と、を備えるものである。
本開示発明の前述の特徴および他の特徴は、添付図面を併用する以下の記述および添付の特許請求の範囲の記載から、より十分に明らかになる。図面は、開示発明によるいくつかの実施の形態のみを図示するものの請求する本発明の範囲を制限するものでないことを理解しつつ、以下、添付図面に示す具体例を通してより詳細に説明する。
図1は、配送アイテムの処理システムの一実施の形態を示すブロックダイアグラムである。
図2Aは、一意の識別子を有する配送アイテムの一実施の形態を示している。
図2Bは、一意の識別子を有する配送アイテムの他の実施の形態を示している。
図3は、一意の識別子を有する配送アイテムの処理手順を示す一実施の形態のプロセスのフローチャートである。
図4は、配送網により生成される一意の識別子を有する配送アイテムの処理手順を示す一実施の形態のプロセスのフローチャートである。
図5は、一意の識別子に関連付けられた情報に従ったアイテムの配送処理手順を示す一実施の形態のプロセスのフローチャートである。
以下の詳細な説明は、特定の実施の形態に係るものであるが、発明者がここに開示するのは、特許請求の範囲から定まり本発明に含まれるようにいくつかの異なる形態で具体化されたものである。この説明においては、図面を参照し、図中では類似する構成について類似する符号が付されている。
以下、開示発明の特徴、観点および利点について、開示発明の範囲に含まれるいくつかの実施の形態の図面を参照しつつ説明する。これらの実施の形態は、添付図面の参照を伴う次の詳細な説明から当業者にとって容易に明らかなものとなる。勿論、ここに述べる特定の実施の形態に限定されるものではない。
ここでの「郵便(mail)」、「郵送物(mailpiece)」もしくは「アイテム(item)」という用語は、手紙、大判の薄い郵便物、葉書、小包、カード、定期刊行物、通信文、パッケージ、および配送網において扱われ配送される他のいかなるアイテムやその種別を含むものであり、電子配信システムを含む。そして、これらの用語は、ここでは互換性をもって使用される。また、ここでは、アイテムの語は、郵送物や手紙、葉書、小包の配達システムにおいて処理されるアイテムをいうものであってもよく、さらに、倉庫、物流網、空港手荷物のハンドリングネットワーク、あるいは、配送網における他のアイテムをいうものであってもよい。
利用者は、荷物を出したいか、届けたいか、輸送したいか、そうでなければ配送網においてアイテムを処理したと望み得る。配送網では、そのアイテムの発送や輸送のための料金の支払いが要求され得る。配送網においては、しばしば郵送代金や、荷受け、出荷、輸送、配達のための料金の支払いを必要とする。例えば、米国郵政公社(United States Postal Service)においては、配送アイテムの荷受け、出荷、輸送のための支払いが切手の購入によりなされ、あるいは、郵便局や商用物流センター、小売店、あるいは類似する配送網の施設で、そのアイテムの処理や出荷、配送のために直接に料金が支払われる。そして、それは、しばしば個人でされなければならない。既存の配送方法では、通常、配送アイテムの出荷および輸送に必要な料金を、スタンプやコードもしくは類似の料金別納証印としてその配送アイテムに付けることで支払う必要がある。
本開示発明の第1の観点は、アイテムに固定され、添付され、書かれ、印字され、さもなければ据え付けられた識別子を用いる配送網における、その配送アイテムに対する支払いに係るものであり、識別子は、利用者又は送り手により、アイテム上に配置され、添付され、書かれ、印字され、さもなければ貼り付けられ、配送網においてはアイテム上に料金別納証印を必要としないものである。いくつかの実施の形態では、その識別子は、利用者の要求に応じて利用者により又は配送網により選択された一意の識別子であり、配送網に受け取られ、メモリに記憶され、そして、利用者の支払いや支払い口座と関連付けられる。
ここで、利用者の語は、個人のような人、法人、組織、コンピュータシステム、システム100と通信可能に相互接続されたネットワーク、あるいは、システム100にインターフェース接続する他のいずれかの所望のエンティティをいう。また、ここで、一意の識別子は、コンピュータ読取り可能なコード、文字列、イメージ、アイコン、ロゴおよびこれらと同様なものであってもよい。つまり、一意の識別子の語は、バーコードやQRコードのように実際にコンピュータ読取り可能なコードということができるが、その一意の識別子を符号化したものであってもよく、あるいはまた、コンピュータ読取り可能な一意の識別子から復号化されるか抽出されたものであってもよい。さらに、文字列やイメージ、アイコンもしくはロゴのといった一意の識別子のイメージ(画像)を伝送するときのように一意の識別子を描写するときには、本出願では、電子的な実イメージの送信のみならず、その電子的なイメージのコピーの送信、そのイメージを指示するデータの送信、もしくは、その一意の識別子の内容や特徴を伝える他のいずれかの様式でのデータ送信を考慮するものとする。すなわち、一意の識別子のイメージを送信するという概念は、必ずしも実画像やその各画素の送信を意味するだけでなく、それと同等な画像、もしくは対応する画像、あるいはその画像から抽出された情報(以下、単にイメージデータという)をも意味する。
本開示発明は、配送アイテムに関連付けられた一意の識別子を用いて配送網における支払い情報やアイテム情報を提供するシステムおよび方法に係るものである。米国郵政公社(United States Postal Service)は、配送網の例示であるが、本開示発明にいう配送網はこれに限定されるものではない。具体例で説明すると、利用者が郵便サービス又は他のいずれかの配送網によって配送アイテムを送りたいとする。その利用者は、切手や郵便料金を持ち合わせていないかも知れないし、切手を買ったり郵便料金を払ったり配送網における料金の別納をしたりすること、あるいは、そのために出かけることを、したくないか又はできないかも知れない。以下に詳述するが、本開示発明では、前記利用者がモバイルコンピューティングデバイスやインターフェース接続可能なコンピュータ上のアプリケーションのようなユーザインターフェースを用いて、配送アイテムの郵送や郵便料金の支払いを行うことができるシステムおよび方法に係るものである。利用者は郵送しようとする配送アイテム上に所定の長さに連続する文字列や数字を手書きで書いてもよい。利用者は、そしてモバイルコンピューティングデバイスやインターフェース接続可能なコンピュータを用いて、その連続する文字及び/又は数字の列のイメージを捕捉することができる。捕捉されたイメージは、有線又は携帯電話網を含む無線のネットワークを介して、郵便局に送信される。郵便局では、その送信された一連の文字及び/又は数字の列を分析して、その配列を特定することでき、その配列を郵便局がメモリに記憶格納する。利用者は、次いで、クレジットカードや他の信頼できる決済システムのいずれかを用いて、郵便料金を支払うことができる。郵便局は、その支払い情報を記憶するとともに、アイテム上の連続する文字及び/又は数字の列のイメージとその支払い情報を関連付ける。郵便ポストや投函場所を介して郵便配送網にその配送アイテムが荷受けされた後、郵便局では、その郵便処理設備上でその配送アイテムを走査し、一連の文字及び/又は数字の配列を解読し、その配送アイテムについて郵便料金が支払われているか否かを特定する。以上の説明は一例に過ぎず、本開示発明の範囲を限定するものではない。以下、その他の例示的な実施の形態について、詳細する。
図1は、配送網における配送アイテムを処理するシステム100を示している。このシステム100は、セントラルユニット110、メモリ120、ユーザインターフェース130、決済システム140、配送システム150、および、出力モジュール160を備えている。セントラルユニット110は、有線か無線で少なくともメモリ120、ユーザインターフェース130および決済システム140と通信可能である。セントラルユニット110は、配送システム150、決済システム140および出力モジュール160と通信可能であってもよい。いくつかの実施の形態において、システム100は、より大きな配送システム150の一部であってもよい。また、出力モジュール160が、配送システム150と通信可能なものであってもよい。配送システム150は、配送アイテム上の一意の識別子の走査および読取りを行うように構成された郵便処理装備等といった処理装置を有する配送網設備を含んでいるものであってもよい。いくつかの実施の形態においては、配送システム150は、配送網における1つ又はそれ以上の処理装置と通信可能なコンピュータ、プロセッサ、その他の類似するデバイスであってもよい。
セントラルユニット110は、1つかそれ以上のプロセッサで実現される処理システムの構成要素であるかそれを含むものでよい。また、セントラルユニット110は、1つ又はそれ以上の端末装置に収納された複数のプロセッサを相互に連絡するネットワークであってもよい。この1つ以上のプロセッサは、汎用のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、ステートマシン(順序回路)、ゲーテッドロジック、ディスクリート・ハードウェア・コンポーネント、専用ハードウェアの有限ステートマシン、あるいは計算や情報の操作が実行可能な他のいずれかのエンティティで実現される。セントラルユニット110は、例えばPentium(登録商標)プロセッサ、Pentium Proプロセッサ、8051プロセッサ、MIPS(登録商標)プロセッサ、Power PC(登録商標)プロセッサ、Alpha(登録商標)プロセッサ、マイクロコントローラ等であってもよい。プロセッサ115は、典型的には、従来型のアドレスライン、データラインおよび1つ以上の制御ラインを有している。セントラルユニット110は、メモリ120と通信可能であり、メモリ120は、RAM、フラッシュメモリ、ROM、EPROM、EEPROM、レジスター、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、あるいは他のいずれかの公知の情報記憶媒体を含んでいる。メモリ120は、例えばソフトウェア、少なくとも1つのソフトウェアモジュール、命令セット(instructions)、複数ステップのアルゴリズム、もしくは他のいずれかの情報を記憶格納し得る。実施の形態によっては、プロセッサ115は、メモリ12に記憶格納された命令セットに従ってプロセス制御を実行する。このプロセス制御は、例えばシステム100の特性や構成要素の制御を含んでもよく、交互のアクセスの制御や、この明細書に記載するようなセントラルユニット110およびシステム100の構成要素間での情報やデータの送信を交互に行ったりするものであってよい。セントラルユニット110は、システム100の構成要素の動きを統合・管理するように構成されている。
セントラルユニット110は、配送アイテムごとに利用者により明らかにされた一意の識別子を生成したり受け取ったりするように構成されている。このプロセスについては、詳細に後述する。
セントラルユニット110は、更に、配送アイテムのサイズ、重量、タイプ、体積、寸法、内容物、仕向地、受け手、あるいはそのアイテムに関連する他の所望の情報を要求したり受け取ったりするように構成されている。セントラルユニット110は、決済システム140で郵送取扱量や郵便料金のような配送処理のための支払額を決定するために、アイテム情報の一部又は全部を決済システム140に提供する。決済システム140は、プロセッサ115およびメモリ120に加えてプロセッサおよびメモリを含んで構成され得る。セントラルユニット110は、更に決済システム140にインターフェース接続され、決済システム140での支払を有効にするように構成されている。セントラルユニット110は、ユーザインターフェース120を介して利用者からの支払いや支払い情報を要求してもよい。セントラルユニット110は、クレジットカードでの支払金の受け取りによって、あるいは、以下に述べる信頼できる第三者の決済処理装置145にアクセスすることで、これを達成することができる。支払いやその口座情報を受信すると、決済システム140又はセントラルユニット110は、支払い情報を生成し、メモリ120にその支払い情報を格納することができる。
セントラルユニット110は、また、支払い情報を、その支払が要求され、その支払がなされた配送アイテムの一意の識別情報に関連付けるように構成されている。関連付けされた情報は、メモリ120に記憶格納され、決済システム140、セントラルユニット110および配送システム150によりアクセス可能なものとなる。
いくらかの実施の形態においては、プロセッサ115は、通信機能部117に接続されている。この通信機能部117は、有線及び/又は無線の通信接続確立のための特徴構成を有している。いくらかの実施の形態では、通信機能部117は、電話、ケーブル、光ファイバ、あるいは他のいずれかの有線ネットワークを介して通信を行う。また、通信機能部117は、携帯端末情報網、無線LANあるいは他のいずれかの無線ネットワークを介して通信するものであってもよい。通信機能部117は、システム100のコンポーネント間において、実施の形態によっては更にシステム100の外部の所望のリソースとの間でも、命令セットを取り込んだり情報の送受信を行ったりするように構成されている。
メモリ120は、システム100の利用者、配送アイテム、およびそのシステムで生成されるかシステムに提供された一意の識別子に関する情報を記憶格納するように構成されている。メモリ120は、利用者と関連付けられた支払い情報や支払口座情報を記憶格納するものであってもよい。セントラルユニット110は、決済システム140及び/又は配送網に配送アイテムの支払い情報を提供する。メモリ120は、データベース、カンマ区切りファイル、テキストファイル等を含んで構成されてもよい。メモリ120は、セントラルユニット110を含む同一のコンピュータ又はネットワークの一部であってもよい。メモリ120は、ある実施の形態では、セントラルユニット110の外付けのメモリで構成されてもよい。
ユーザインターフェース130は、利用者にシステム100への接続を提供するよう構成されている。このユーザインターフェース130は、インターネット接続可能なコンピュータやスマートフォンやタブレット端末等のモバイルコンピューティングデバイスあるいは専用の端末からアクセスできるウェブサイトやインターネットのポータルを介して提供されてもよい。実施の形態によっては、ユーザインターフェース130は、スマートフォンやタブレット端末あるいは他のモバイルコンピューティングデバイスにて使用可能なアプリケーションとして提供され得る。
ユーザインターフェース130は、利用者に固有の資格情報を用いてシステム100にログインするオプションを提供し、その資格情報は、配送網やシステム100にて予め確立されたものとすることができる。ユーザインターフェース130は、また利用者がアカウントを登録できるようにするとともに、利用者がシステム100にアクセスするための資格情報を提供する。ユーザインターフェース130は、更に、アイテム情報、一意の識別子、および他の所望の情報を要求し、および、受け取るように構成されている。ユーザインターフェース130は、受け取った情報をセントラルユニット110に伝え、セントラルユニット110は受け取った情報をメモリ120に記憶格納させる。ユーザインターフェース130は、また、命令セットおよびセントラルユニット110からの情報を利用者に提供するとともに、決済システム140により決定された支払金額に基づいてそのアイテムについての支払い要求を利用者に伝える。ユーザインターフェース130は、また、利用者から支払金又は支払口座情報を受け取るように構成されている。ユーザインターフェース130は、メモリ12その他に記憶格納されている利用者のアカウントや選択物に対する利用者のアクセス権を提供することができる。利用者はユーザ設定や選択物、一意の識別子、支払口座情報等を、ユーザインターフェース130を介してアップデート(更新)することができる。
ユーザインターフェース130は、入力モジュール135と通信する。入力モジュール135は、ユーザインターフェース130が設けられそこで稼働するハードウェアの一部であってもよく、カメラ、バーコードスキャナ、QRコードリーダ、キーボード、スタイラス(ポインティングデバイス)、マウス等の入力デバイスを含み得る。いくつかの実施の形態では、入力モジュール135は、前述の入力デバイスのいずれか1つ以上により構成され得る。実施の形態によっては、ユーザインターフェース130は、ユーザインターフェース130の機能を発揮するアプリケーションとして利用者のスマートフォンに実装されてもよい。この場合、ユーザインターフェース130の機能を発揮するアプリケーションが利用者のスマートフォン上で稼働するときには、利用者のスマートフォン上のカメラが実装入力モジュール135となり得る。利用者は、入力デバイス135をアイテム情報、支払い情報、および要求される他の所望の情報のうちいずれかをユーザインターフェース13に提供するのに使用できる。このプロセスについては、詳細に後述する。
ユーザインターフェース130を介して提供された入力および出力情報は、特定の利用者のためもしくは利用者によってカスタマイズされ得るものであり、そのユーザインターフェース130は、配送網におけるユーザアカウントに配送アイテムに関連付けられた情報やレポート、例えば支払いの明細、一意の識別子のリスト、配送アイテムの一覧表といったものを提供する。
ユーザインターフェース130は、利用者から支払金を受け取って、セントラルユニット110を介して決済システム140に支払い情報を供することができる。
決済ステム140は、サードパーティの決済処理装置145と通信する。決済システム140は、また、配送システム150と通信する。決済システム140は、配送網内で配送アイテムを処理するのに必要な料金や支払金を計算するように構成されている。前述のように、決済システム140は、配送アイテムのサイズ、重量、内容物、仕向地等といった情報を要求することができ、そのアイテム情報を用いて必要な料金や支払代金を計算する。決済ステム140は、セントラルユニット110を介してその料金等をユーザインターフェース130に伝える。
決済ステム140は、ユーザインターフェースから、クレジットカード決済やその配送網で確立された利用者の口座又は利用者に関連付けられた講座からの引き落としといった支払い情報を受け取るようになっている。決済ステム140は、信頼できる第三者の決済処理装置145と通信し、利用者から提供された支払い情報に従った支払金を受け取る。実施の形態によっては、第三者の決済処理装置145は、クレジットカード会社、銀行、PayPal(ペイパル決済サービス)、Googleウォレット、CAPS(カード自動決済)、BillMeLater(支払先延ばしサービス)、携帯電話サービスプロバイダ、あるいはこれと類似する業者であってもよい。例えば、システム100に登録された利用者は、配送網において取り扱われ配送される利用者の配送アイテムに対する支払いを提供するための手段としてペイパル決済サービスを確立してもよい。利用者がユーザインターフェース130を介してシステム100にログインするときに、その利用者が送ろうとする配送アイテムについての決済処理に利用者のペイパル決済サービスの口座にアクセスすることを命じてもよい。また、その利用者のペイパル決済サービスの口座の情報は、メモリ120に記憶格納されてもよい。代わりに、ユーザインターフェース130は、ペイパル決済サービスにアクセスしたり、利用者をペイパル決済サービスに案内したり、あるいは、ペイパル決済処理を容易化したりするものであってもよい。決済システム140は、次いで、ペイパル決済サービスから支払い情報を受け取り、支払確認情報をセントラルユニット110に伝える。セントラルユニット110は、その支払い確認情報を利用者に関連付け、その配送アイテムの一意の識別子と共に、利用者に関連付けられた支払確認情報をメモリ120に記憶格納する。
配送網に実際に配送アイテムが荷受けされたとき、配送網は、その配送アイテムの一意の識別子を走査し、読み取り、もしくは受け取ることができる。その一意の識別子と支払い情報および利用者とを関連付けた情報をメモリ120に記憶させることで、配送網では、一意の識別子を走査する際に、その配送アイテムについての支払い情報にアクセスすることができる。例えば、配送システム150がその一意の識別子を受け取ったとき、配送システム150が、決済システム140もしくはセントラルユニット110に一意の識別子に関連付けられた支払い情報を要求することを問い合わせてもよい。この問合せには、その一意の識別子を伴う配送アイテムについて適当な支払いがなされているかどうか、利用者の口座がそれ以降に提供されるか又はバッチ請求書を提供するかどうか等といったことを含み得る。セントラルユニット110の決済システム140が配送アイテムに関連付けられた支払い情報を有しているならば、決済システム140もしくはセントラルユニット110がそれを配送システム150に伝え、配送システム150は、その配送アイテムを配達するための処理を実行する。配送網は、セントラルユニット110を介してユーザインターフェース130に伝言を送り、その配送アイテムについての支払いが未だなされていないことを知らせてもよい。
出力モジュール160は、セントラルユニット110と通信する。この出力モジュール160は、セントラルユニット110によってあるいはユーザインターフェース130を介し利用者によって生成されていた一意の識別子の有形の表示を行うことができるように構成されている。このプロセスは、詳細に後述する。いくらかの実施の形態においては、出力モジュール160は、ユーザインターフェース130と通信してもよい。実施の形態によっては、出力モジュール150は、ユーザインターフェース130を備えたハードウェア、例えばシステム100にアクセス可能なインターネット接続端末につながれているプリンタに組み込まれてもよい。
一意の識別子は、配送網における配送アイテムの同定、識別に利用できる。前述のように、この一意の識別子は、利用者により又はセントラルユニット110により生成され、メモリ12に記憶格納される。例えば、いくつかの実施の形態では、利用者は、ユーザインターフェース130にアクセスし、配送アイテムが配送システム150を介して配送されることを要求する。ユーザインターフェース130は、セントラルユニット110によって指示され、一意の識別子を指定するためのオプションを提供する。ユーザインターフェース130は、利用者に一意の識別子を生成したいか、あるいはシステム100に一意の識別子を生成させて配送アイテムに割り当てさせたいかを質問してもよい。ここにいう一意の識別子は、複数の形態でもよい。いくつかの実施の形態では、一意の識別子は、コンピュータ読取り可能なQRコード、バーコード、英数文字列等といったコード、あるいは、アイコン、ロゴ、写真、画像といった絵画的な表示、あるいは、他の所望の識別名等であってもよい。利用者がコンピュータ読取り可能なコードのような一意の識別子の付与を要求するときには、セントラルユニット110は、例えばQRコードを生成し、そのコードをユーザと、その配送アイテムについて利用者が提供したアイテム情報と共に関連付ける。支払いを受け取ると、セントラルユニット110は、そのQRコードを、利用者のプリンタのような出力モジュール160に、あるいは、モバイルコンピューティングデバイスに、ダウンロード可能なファイルもしくは絵図的な表示として出力することができる。出力モジュール160は、利用者によって制御されてもよく、ユーザインターフェース130と通信することで、利用者がセントラルユニット110により付与された一意の識別子をプリントアウトし、それを配送アイテムに貼り付けてもよい。
図2Aは、一意の識別子が貼付固定された基材210を有するアイテム200を配送アイテムの一例として示している。アイテム200は、また、受取人情報230および送り主情報240を含んでいる。受取人情報230および送り主情報240は、図2Aおよび図2Bに矩形に図示されているが、その配送アイテムの受取人の識別名およびや送り主の識別名と、住所や他の配達地点が配置され得る領域である。プリンタのような出力モジュール160に基材210を配置することにより、利用者は、コントロールユニット110により付与されている一意の識別子220をその基材210上に直接に印刷することができる。一意の識別子220は、そのとき、セントラルユニット110によって支払い情報と関連付けられ得る。アイテム200が配送システム150に受け取られたとき、配送システム150では一意の識別子220を走査読取りしアイテム200について適切な支払金が受領されているかどうかが判定される。実施の形態によっては、出力モジュール160は、アイテム200に貼付固定可能な接着シールその他の部材の上に一意の識別子を生成することができる。
いくらかの実施の形態では、受取人情報は、2011年7月8日提出の米国特許出願第13/179,442号に記載されるような空虚な住所もしくは仮想の郵便局といった仮想の住所であってもよく、参照文献としての援用によりその内容がここに包含される。いくらかの実施の形態においては、仮想の住所は電子メールアドレスを含んでいてもよく、実施の形態によっては、受取人の仮想の住所が電子メールアドレスを含んでいてもよい。仮想の住所の場合、メモリ120は、仮想の電子メールアドレス及び/又は仮想の住所と、現実のそれらアドレスとを関連付けるデータベースやリレーショナルテーブルを有していてもよい。配送システム150は、一意の識別子220のみならず、受取人情報230を走査したり読み取ったりするものであってもよい。受取人の電子メールアドレスを走査し又は読み取ると、セントラルユニット110は、メモリ120を検索し、得られた電子メールアドレスに対応付けられた現実の住所が存在するかどうかを決定するようにしてもよい。現実の住所が存在すれば、配送システム150は、その配送アイテムをその電子メールアドレスに関連付けられた現実の住所への配送アイテムに分類する。実施の形態によっては、配送システム150は、出力モジュール160を介して、電子メールアドレスに関連付けられた現実の住所が印刷されもしくは記されたラベルを印刷し、そのラベルを基材210の上面に、さらには受取人住所に隣接して、貼り付ける。
このように、利用者は、単に受取人の電子メールアドレスや仮想の住所を知っているだけでも、受取人の現実の所在地や住所に配送アイテムを送り届けることができる。メモリ120は、自発的に電子メールアドレスと現実の住所を提出する個人、例えばAmazon.com(登録商標)やeBay(登録商標)その他、広く利用されている小売りのwebサイトの利用者からの現実の住所情報と電子メールアドレスを対応付けるデータベースを編纂するものであってもよい。さらに、電子メールサービスを提供する会社によりメモリ120に電子メールアドレスと対応する現実の住所が提供されてもよい。いくつか実施の形態においては、電子メールアドレスと対応する現実の住所の提供は、その電子メールアドレスの所有者の承諾・同意に基づき、あるいは明示の許可によって有効となる。
実施の形態によっては、利用者は、QRコードのような一意の識別子220が印刷されるか固着された封筒、グリーティングカード、葉書等のアイテム200を購入するか、作ることができる。利用者はユーザインターフェース130にアクセスし、配送網を介してアイテム200の送付を要求してもよい。これに応じて、ユーザインターフェース130は、利用者に入力モジュール135を介して一意の識別子220の提供を要求する。利用者は、入力モジュール135を用いてアイテム200上のコンピュータ読取り可能なコードもしくはQRコードを走査し、読取り、又は撮像する。そして、ユーザインターフェース130は、取り込んだコンピュータ読取り可能なコードもしくはQRコードを、符号化されたイメージとしてセントラルユニット110に送信し、そこで、コンピュータ読取り可能なコードもしくはQRコードがメモリ120内に記憶された他の配送アイテムごとの一意の識別子に対し一意に識別可能であること、あるいは、セントラルユニット110によって既にアイテム200について付与されるか関連付けられていることを検証する。
いくつかの実施の形態においては、配送網は封筒や葉書等に一意の識別子220を前刷り(予め印刷)したアイテムを提供してもよい。配送網は、このように識別子の複製物が利用者によって提供されないことを確実にすることもできる。
ある実施の形態では、利用者は、ユーザインターフェース130を介して一意の識別子を生成することを選択することができる。利用者は、プリンタにアクセスしないかも知れないし、前刷りされた封筒や葉書等を購入することも望まないかも知れない。そのような場合、利用者は一意の識別子220を生成して、基材210上にその文字を書き、その絵図を描き、塗り付け又は貼付固定する等して基材210に付けてもよい。図2Bに示すように、一意の識別子220は、例えば利用者が選んだ文字と数字を組み合わせた英数文字列である。利用者は、所望の英数文字列、例えば9桁の文字列を生成して、アイテム200上にその英数文字列を手書きする。いくらかの実施の形態では、利用者はその文字列が記されたラベルをプリントし、そのラベルをアイテム200上に貼付固定してもよい。後述のように、利用者は、一意の識別子220を手書きし又は描いたアイテム200の写真を撮ってその画像を送信することができ、配送網での配送料金の別納証印として、その画像が解読され、識別され、あるいは他の方法で処理される。
利用者は、システム100にその文字列の提供を要求することができる。この場合、セントラルユニット110は、メモリ120に既に記憶格納されたものでない一意の文字列を生成し、ユーザインターフェース130は、その生成された文字列を利用者に画面表示で提示する。利用者は、次いで、その生成された文字列をアイテムに付けることができる。
入力モジュール135を用いるので、利用者は一意の識別子220をセントラルユニット110に提出することができる。例えば、利用者がカメラ対応のスマートフォンもしくはモバイルコンピューティングデバイスに搭載されているユーザインターフェースにアクセスするところで、利用者は一意の識別子220が付けられたアイテム200の写真を撮ることでそのアイテム200の画像を捕捉することができ、その画像をセントラルユニット110に送信することができる。
図2Aおよび図2Bは一意の識別子220、受取人情報230および送り主情報240を伝統的な郵便制度における郵便封筒に見られる位置に配した複数の実施の形態を示しているが、本開示発明の実施の形態はそのような配置例に限定されるものではない。例えば、一意の識別子220は、そのアイテム上の所望の場所、例えば左上の隅や、中央に、一辺に沿って、あるいは斜めに(図示せず)配置してもよい。さらに、伝統的な封筒や手紙が図示されているが、当業者にとって、本開示発明の範囲はこのような図示例に限定されないものである。例えば、一意の識別子を支持する基材210は、小包の箱でもよいし、葉書や定期刊行物、新聞、大判の薄い郵便物、倉庫の在庫目録、荷物処理システムにおけるスーツケース、あるいは配送網における他の所望のアイテムであってもよい。
いくつかの実施の形態では、利用者が一意の識別子の画像をアップロードでき、セントラルユニット110がその画像をメモリに記憶格納するか、その画像を表示するデータをメモリに記憶格納する。この場合、基材210上に手書きで一意の識別子の特徴を構成することができる。セントラルユニット110は、手書き部分を認識し、特定の利用者の一意の手書き内容に基づく他のものから同じ英数文字列を識別することができる。もし一意の識別子220と同じ文字列を有するアイテムが配送システム150の受け取られると、セントラルユニット110はその画像又はその画像を表示するデータを比較して識別子の識別を行うことができる。いくつかの実施の形態では、一意の識別子は、文字と数字を組み合わせた文字列である必要はなく、絵図、画像、落書き、線図、写真あるいは利用者により基材上に配される他の所望の識別子であってもよく、その識別子はセントラルユニット110にアップロードされる。
以下に説明するように、ユーザインターフェース130は、一意の識別子22により同定(他と識別)されたアイテム200についての郵便料金や郵送代金の支払いのために利用者にプロンプトを送信し、利用者から受け取った情報をセントラルユニット110に送信する。セントラルユニット110は、支払い状況あるいは入金確認情報を一意の識別子220およびユーザと関連付け、その関連付けた情報をメモリに記憶格納する。関連付けられた一意の識別子220および入金確認情報は、配送網にとって、受け取った一意の識別子220が付されたアイテムについての郵便料金や郵送代金の支払いが済んでいること、およびそのアイテム200が配送処理されるべきものであることを示すものである。
図3は、一意の識別子を付与するプロセスを表すフローチャートである。このプロセス300は、まず、ステップ302でユーザインターフェース130がシステム100へのアクセス要求を受け取ることから始まる。このアクセス要求は、インターネット対応のコンピュータ端末、インターネットブラウザ、あるいは、ユーザインターフェース130を提供するようスマートフォンやタブレット端末に搭載されたアプリケーションを用いる利用者から来ることがある。これらのアクセスポイントは、単なる例示に過ぎず、開示発明の範囲がこれらに制限されるものでないことは勿論である。その要求は、利用者からのログイン資格情報であってもよく、あるいはまた、利用者がシステム100にログインしようとすることであってもよい。
資格情報を受け取ると、プロセス300は、判定状態304に移行し、そこで利用者の要求するアクセスが許可されるものかどうかが決定される。セントラルユニット110は、ユーザインターフェース130からログイン資格情報を受け取ってもよいし、対応する視覚情報をメモリ120から検索する問合せを行ってもよい。もし、対応する資格情報の利用者が見つからなければ、プロセス300はステップ302に戻り、ログイン資格情報が再入力可能な状態となる。
もし、メモリ120の記憶中から前記資格情報に対応するユーザやアカウントが見つかれば、プロセス300はステップ306に進み、そこで、ユーザインターフェースを介してシステム100へのアクセスが提供される状態となる。
ステップ306でのアクセスが提供されると、プロセス300はステップ308に進み、そこで一意の識別子が要求される。セントラルユニット110は、利用者が一意の識別子を提供することと、入力モジュール135を用いてその一意の識別子を入力することを要求する。
ステップ308では、利用者が文字と数字の組み合された文字列、画像、ロゴ、もしくはアイコンを生成して、その一意の識別子をアイテム上に描き、手書きし、もしくは印刷する。いくつかの実施の形態においては、利用者は前に記憶させたアイコン、イメージ、ロゴ等を取得すべく、利用者のアカウントにアクセスする。利用者は記憶格納済みのアイコン、イメージ、ロゴ等を出力させることができ、それがユーザおよび利用者の支払口座と関連付けられるとともに、そのアイコン、イメージもしくはロゴを配送すべきアイテム上に直接に印刷することができる。ある実施の形態では、そのアイコン、イメージもしくはロゴをアイテムに貼付固定することができる。
例えば、アイテムを送るのに配送網を利用する会社が配送網にそのアカウントを登録するかも知れない。その会社は、ユーザとして、その会社のロゴもしくは他の所望の書画像の表示を、自社の郵送代金別納の証印と同定することができ、その情報をシステムのセントラルユニットに記憶させることができる。アイテムを送るべきときには、利用者はシステム100にアクセスして、そのロゴを料金別納の証印として作成し、本明細書の他の部分で述べるように、配送アイテムにそのロゴを付ける。
いくつかの実施の形態では、セントラルユニット110は、一意の識別子を生成し、表示し、ユーザインターフェース130に送信して、最終的に利用者に送り、利用者はそのアイテム上にその一意の識別子を印刷したり手書きしたりすることができる。
この一意の識別子の要求に応じて、プロセス300はステップ310に進み、そこでセントラルユニット110がユーザインターフェース130を介して一意の識別子を受け取る。例えば、ユーザインターフェース130は、アイテム200上に付されユーザインターフェースの入力モジュール135を用いて捕捉された一意の識別子の画像を取得することができる。いくつかの実施の形態では、入力モジュール135は、ユーザインターフェース130に対しその実画像でなくその一意の識別子の画像を表すデータを提供する。例えば、利用者は、一意の識別子を捕捉できるインターフェースアプリケーションが作動するスマートフォンを用いう。スマートフォンは、そのイメージもしくはそのイメージを表すデータをセントラルユニット110に送信する。実施の形態によっては、入力モジュール135又はユーザインターフェース130が一意の識別子を捕捉したならば、ユーザインターフェース130がその画像を解釈、分析もしくは符号化してもよく、その一意の識別子の画像の代わりに、あるいはその画像と共に、一意の識別子を表すデータをセントラルユニット110に送信してもよい。
セントラルユニット110が一意の識別子を生成する実施の形態においては、ステップ310は実行されなくてよい。
一意の識別子を受け取ると、プロセス300は、ステップ312に進み、そこで、一意の識別子が分析される。例えば、その一意の識別子が文字と数字を組み合わせた文字列であって、入力モジュール135から補足画像として送信されたものであれば、セントラルユニット110はOCR(光学的文字認識)処理を実行するか、他の画像分析処理を実行して、アイテム上に手書きされた印刷されたりしている文字と数字を含む文字列を特定する。前述のように、セントラルユニット110は、受け取った一意の識別子の画像について手書きされたものを分析するかも知れない。いくつか実施の形態では、一意の識別子は、絵図的なものであり、その画像が画像比較又は画像認識処理を容易化するようにメモリに記憶格納されてもよい。ある実施の形態では、一意の識別子は、QRコードのようなコンピュータ読取り可能なコードであり、セントラルユニット110がそのコンピュータ読取り可能なコードを復号化し解読してもよい。
プロセス300は、次いでステップ314に進み、そこで一意の識別子がメモリ120に既に記憶格納されている他の配送アイテムに関連付けられた一意の識別子と重複するものでないかどうかが判定される。セントラルユニット110は、メモリ120を検索し、受け取った一意意の識別子、OCR処理された英数文字列、復号化されたコンピュータ読取り可能なコード、及び/又は、分析された画像をメモリ120に記憶格納済みの他の配送アイテムに関連付けられた一意の識別子と比較し、その一意の識別子が他と重複しないかどうか決定される。もし、受け取った一意の識別子が重複する場合、セントラルユニット110はその一意の識別子が他と重複するというメッセージを生成し、プロセス300はステップ308に戻って、そこで、異なる他の一意の識別子が要求される。いくつかの実施の形態では、セントラルユニット110は、他の利用者によって提供された一意の識別子と重複するものであるときのみその配送アイテムは重複すると判定する。すなわち、単一の利用者が、1つ以上の配送アイテムについて、ある一意の識別子を使用又は再使用してもよい。
受け取った一意の識別子が他と重複しなければ、プロセス300はステップ316に進み、そこでOCR処理された英数文字列、分析された画像、復号化されたコンピュータ読取り可能なコード、又は一意の識別子を示す画像のデータ(一意の識別子がどのように受け取られたかによる)がメモリ120に記憶格納されるとともにそのユーザと関連付けられる。いくつかの実施の形態では、セントラルユニット110は、一意の識別子と関連付けられた記憶データを生成する。
プロセス300は、次いでステップ318に進み、そこでユーザインターフェース130によりアイテム情報が要求される。このアイテム情報には、サイズ、重量、体積、寸法、価格、説明書、内容物、分類、もしくは一意の識別子の識別子が付されたか付されるべきアイテムについての他の所望の情報が含まれ得る。いくらかの実施の形態では、セントラルユニット110は、そのアイテムが小包や不規則な形状のアイテムであれば、そのアイテム全体の画像や、そのアイテムをいくつかの方向から見た画像を要求してもよい。ある実施の形態では、一意の識別子が見える配送アイテムの捕捉画像をアイテム情報としてもよい。
プロセス300は、次いでステップ320に進み、そこで、アイテム情報がユーザインターフェース130を介して受け取られる。セントラルユニット110は、そのアイテム情報を決済システム140に送信し、決済システムがそのアイテム情報を分析し、必要な支払金、料金もしくは郵便代といったそのアイテムについての支払い情報を生成する。例えば、決済システム140は、寸法、重量、サービスの種類、保険が望まれるかどうか等といった様々なファクターについてのルックアップテーブル類を含み、そのテーブルから、支払い情報が生成される。
いくつかの実施の形態では、アイテム情報は、一意の識別子が付された配送アイテムの送信された画像から特定され得る。ある実施の形態では、セントラルユニット110は、異なるアングルで撮られた配送アイテムの1つ以上の画像を要求し、及び/又は受け取って、その1つ以上の画像を決済システム140に送信してもよい。決済システム140は、その画像を分析して、配送アイテムの寸法、あるいは、手紙、小包、大判の郵送物、大物等といったアイテム分類を特定してもよい。アイテムは、その配送アイテム上の識別可能な特徴や、特定のサービス種別やアイテムサイズを示す荷姿(標準サイズの箱、ファーストクラスメール(first class mail)表示等)によって特定され得る。決済システムは、配送費用や郵便料金の額を決めるために、その配送アイテムの画像を分析することができる。
いくつかの実施の形態では、アイテム情報は、送り主情報と受取人情報を含み得る。例えば、利用者は、ユーザインターフェースを介して送り主情報と受取人や仕向地の情報とを提供することができる。セントラルユニット110は、その送り主と受取人又は仕向地との情報を記憶格納するとともに、その送り主と受取人又は仕向地との情報を一意の識別子と関連付ける。このように、一意の識別子が付された配送アイテムが配送システム150に受け付けられたとき、配送システム150はその一意の識別子を走査・読取りして意図された受取人や仕向地と送り主とを特定する。この場合、一意の識別子が配送アイテム上に実際に表示された唯一の情報であってもよく、受取人情報、例えば住所がそのアイテム上に表示される必要はない。一意の識別子が配送アイテム上に実際に表示された唯一の情報であるアイテムが配送網に受け取られたとき、郵便物処理装置のような処理装置は、一意の識別子を読み取って解読することができる。処理装置は、またユーザインターフェースを介して受け取られた情報をメモリ120内の記憶情報から調べ、受取人および送り主を特定し、その結果、そのアイテムを所定の順路で発送したり配送処理したりすることができる。
プロセス300は、次いでステップ322に進み、ユーザインターフェース130でその配送アイテムについての支払いが要求される。決済システム140は、各配送アイテムについて支払い情報を生成する。いくつかの実施の形態では、ユーザインターフェース130は、決済システム140で生成された支払金の額を表示するとともに、その支払方法の選択肢を提供する。実施の形態によっては、支払金はクレジットカード払いで受け取られてもよい。この場合、支払い情報は、入金確認を含み得る。ある実施の形態では、ユーザインターフェース130は、ユーザを、PayPal、Googleウォレットその他の第三者の決済業者にナビゲートしてもよい。ユーザインターフェース130から支払い情報を受けると、その支払い情報は決済システム140に送信される。決済システム140は、支払確認を含む支払い情報を受け取るためにクレジットカード会社やPayPal、Googleウォレットその他の決済業者にアクセスしてもよい。
いくつかの実施の形態においては、支払い情報は、利用者に固有の依頼や支払の好みを含み得る。利用者は、そのユーザアカウントにおいて、利用者の配送アイテムについて支払いをどのように取り扱うべきかを述べる固有の依頼や支払の好みを設定により確立できる。例えば、利用者は、デビット(debit)口座や配送網に対する支払口座を作ることができ、決済システム140は、一意の識別情報およびアイテム情報を受け取ると、利用者の口座に借方を追加する。利用者は、各配送アイテムについての入金確認を必要とするよりも月ごとに課金されるような支払口座を作ることもできる。実施の形態によっては、決済システム140は、配送システム150に有形の配送アイテムが受け入れられたときにのみ利用者に課金し、及び/又は受け取った配送アイテムに基づいて利用者に請求書を送ることを配送システム150に指示する支払い情報を生成する。ある実施の形態では、利用者は、特定の配送アイテムについては支払いが受取人から取得されるべきであることを表示してもよい。
支払い情報を受け取ると、プロセス300は判定状態324に移行し、そこで、支払い情報、および関連付けられたいずれかの第三者の決済処理装置145からの支払がそのアイテムについて足りているかどうかが判定される。もし、支払いが足りていなければ、例えば、ペイパル決済サービスで預金残高が足りないか、クレジットカード決済が拒否されたならば、プロセス300は、ステップ322に戻り、追加又は代わりの支払いが要求される。一方、支払いが足りていれば、プロセス300はステップ326に進み、そこで、支払い情報とメモリ120に記憶格納された一意の識別子とが前述のアイテムについて関連付けされる。プロセス300は、次いでステップ328に進んで終了する。配送アイテムが受取人に届いたときに支払いが課されるいくつかの実施の形態においては、支払いが消費者や利用者の勘定の借方となるのであれば、このステップは実行される必要がない。
図4は、前刷りもしくは予め決定された一意の識別子を有する配送アイテムの処理プロセスの一実施の形態を示している。配送網は、封筒、葉書等の配送アイテム上に一意の識別子を前刷りするか、配送アイテム上に一意の識別子を貼付固定することができ、プロセス400に従ってその一意の識別子を処理する。
プロセス400は、配送網が一意の識別子を生成するステップ402から始まる。この一意の識別子は配送システム150により、あるいはセントラルユニット110により生成される。セントラルユニット110は、その一意の識別子か、もしくはその一意の識別子の符号化された情報を、メモリ120に記憶格納する。例えば、郵便サービスのような配送網が、QRコードを生成し、アイテムの配送が意図される箱上にそのQRコードを印刷してもよい。いくつかの実施の形態においては、QRコードは、封筒、コンテナ、パッケージ、箱、もしくはQRコードが付される他のアイテムについて符号化する情報であってもよい。ある実施の形態では、一意の識別子は所望のタイプのコンピュータ読取り可能なコードであってもよい。いくつかの実施の形態においては、一意の識別子は、更に配送アイテムについて符号化する情報であってもよい。例えば、QRコードは、拡張現実のアプリケーションやプレゼンテーションを表す情報を符号化するものであってもよいし、あるいは、ブラザーをインターネット上の特定の場所やウェブサイトにナビゲートする指示情報を符号化するものでもよく、そのウェブサイト上で、例えば、更にそのアイテムについての情報、クーポンやディスカウント等の広告、調査、ソーシャルネットワーキングリンク、もしくは他の所望のコンテンツ情報が提供されてもよい。このような実施の形態では、一意の識別子を有する配送アイテムの受取人が、その一意の識別子をスマートフォンで走査・読取りして、その拡張現実のコンテンツや他の所望のコンテンツを見ることもできる。
いくらかの実施の形態では、受取人がスマートフォン上のアプリケーションのようなユーザインターフェース130を用いて一意の識別子を読取り走査したときに、その受取人による一意の識別子の読取り走査の事実がセントラルユニット110で登録されるとともにメモリ120内、例えば配送アイテムの一意の識別子を生成した利用者のアカウント内に、記憶格納される。この方法では、一意の識別子は、追跡目的で使用されてもよく、利用者は、受取人が一意の識別子を走査するとともに、配送アイテムやアイテムに付加したコンテンツの有効性を査定したことを知ることができる。
プロセス400は、次いでステップ404に進み、そこで、一意の識別子が、封筒、葉書、ボックス等の配送アイテムに付される。一意の識別子は、配送アイテムに対し出力モジュール160を介して出力されてもよく、例えば、封筒、葉書、ボックスその他、配送網内での輸送に用いられる類似するコンテナ類の上に、一意の識別子が印刷されてもよい。一意の識別子が配送アイテムに付されると、その一意の識別子を有するアイテムがユーザ、荷送人、もしくはいずれかのエンティティ(人、法人、組織等)に販売される等して提供される。いくつかの実施の形態においては、複数の配送アイテムに対して複数の一意の識別子が提供される。
プロセス400は、次いでステップ406に進み、そこで、システム100は、他の箇所で述べるように、ユーザインターフェース130を介して利用者にアクセスする。利用者はシステム100におけるユーザとそのアカウントを同定可能な一意の一組の資格証明を用いて、ユーザインターフェースにログインする。
プロセス400は、ステップ408に進むと、そこで、ユーザインターフェース130が、利用者に対して、前刷りされるかプリセットされた一意の識別子を要求する。次のステップ410では、ユーザインターフェース130が入力モジュール135を介して一意の識別子の補足画像を受け取る。これは、例えば利用者にユーザインターフェース130を介した画像の提供を要求することで、達成される。利用者は、ユーザインターフェース130がアプリケーションとして実装されたスマートフォンで一意の識別子の写真を撮る。ユーザインターフェース130は、一意の識別子の写真画像を受け取ると、その画像もしくはそれに対応する画像データを、セントラルユニット110に送信する。
一意の識別子を受け取ると、プロセス400はステップ412に進み、そこで一意の識別子が復号・解読されるか分析される。その分析及び/又は復号化はセントラルユニット110により実行され得る。いくつかの実施の形態では、その分析及び/又は復号化は、コンピュータ、スマートフォン、もしくはユーザインターフェース130を実装し作動するプロセッサによって実行されてもよい。例えば、ユーザインターフェースアプリケーションが搭載された利用者のスマートフォンが、引力モジュール135から受け取った一意の識別子の画像からその一意の識別子を分析したり復号・解読したりしてもよい。実施の形態によっては、セントラルユニット110がその画像か一意の識別子の画像データを受け取って、OCR処理を実行し、あるいは、他の分析技術を用いて一意の識別子を解読・復号化してもよい。
一意の識別子が解読されると、プロセス400は判定状態414に移行し、そこで、セントラルユニット110がその一意の識別子が認識されるか有効かを判定する。これは、一意の識別子、及び/又は一意の識別子を解読した情報を、ステップ402でその一意の識別子が生成されるときかその前後においてメモリ120に記憶格納されている一意の識別子及び/又はそれに関連付けされた情報と比較することで、達成できる。セントラルユニット110は、メモリ120内の一致する一意の識別子を検索する。もし、対応する一意の識別子が同定されなければ、プロセス400は、次いでステップ408に戻り、そこで、有効なもしくは認識できる一意の識別子が要求される。これは、利用者が提供する一意の識別子がその配送網で生成されたものではないか、その配送網での配送アイテムに使用できないことを意味する。
対応する一意の識別子がメモリ120内に見つかれば、プロセス400は判定状態416に移行し、そこで、識別された一意の識別子が、以前に使用されたものか、既に配送網に入った配送アイテムに関連付けられているものの複製かが判定される。セントラルユニット110は、受け取った一意の識別子を配送アイテムと関連付けられている一意の識別子、あるいは、システム100に既に受け取られている他のユーザ等からの一意の識別子と比較する。もしその一意の識別子が既に使用されているならば、プロセスはステップ408に戻り、他の一意の識別子が要求される。
一意の識別子が複製でないか、既に使用されていなければ、プロセス400はステップ418に進み、そこで、ユーザインターフェース130、及び/又はセントラルユニット110が、図3に関して述べたようなアイテム情報を要求する。いくつかの実施の形態では、一意の識別子が配送アイテムについて記憶格納されている情報であってもよい。例えば、一意の識別子が葉書上に付されていれば、その一意の識別子はそのアイテムが葉書であることを符号化するものであってもよく、セントラルユニット110は、この情報を抽出してそのアイテム情報をメモリ120に記憶格納することができる。いくつかの実施の形態では、前述のように、一意の識別子は、ボックスのような輸送用の容器に貼付固定されてもよい。ボックスの寸法、及び/又はサービスの種別は、その一意の識別子中に符号化され得る。このように、セントラルユニット110が一意の識別子を受け取るとき、セントラルユニット110はアイテム情報を識別してそのアイテム情報を一意の識別子、配送アイテムおよびユーザと関連付けることができる。一意の識別子がアイテム情報を符号化する場合、ユーザインターフェース130は、その一意の識別子中に符号化された特定のアイテム情報のみを要求してもよい。アイテム情報を要求しなくてもよいが、その場合、ステップ418を実行する必要はない。
アイテム情報を受け取ると、プロセスはステップ420に進み、そこで、他の例について述べたように、支払い情報が要求される。具体的には、ステップ420においては、先の実施の形態のステップ322におけるのと類似する支払い情報の要求がなされる。プロセス400は次いで判定状態422に移行し、ここで、前述のプロセス300の判定状態324と類似する判定により、支払いが足りているか判定される。
ステップ422で支払いが足りていれば、プロセス400はステップ424に進み、そこで、支払い情報が一意の識別子、アイテム情報およびユーザと関連付けられる。プロセスは次いでステップ426に進んで終了する。
図5は、配送網で配送アイテムを受け取る処理プロセスの一例を示している。このプロセス500は、ステップ502で始まり、ここで、配送アイテムが配送網に受け取られる。いくつかの実施の形態では、一意の識別子が付された有形の配送アイテムは、倉庫、運搬設備、受入れ設備、郵便ポスト、仕分け設備等のような配送網設備に受け入れられる。
配送アイテムが受け取られると、プロセス500はステップ504に進み、そこで、配送アイテム上の一意の識別子が走査されるか読み取られる。一意の識別子は、対応する配送アイテムがスキャニング機能を有する処理装置や仕分け装置中に置かれたときに走査されもしくは読み取られる。いくつかの実施の形態では、処理装置は、郵便局でのような配達や発送のためのアイテムの処理、走査および仕分けの能力を有している。その処理装置は、QRコードリーダ、バーコードリーダ、及び/又は光学的撮像素子のようなスキャナを有している。いくつかの実施の形態では、アイテム上に付された一意の識別子は、QRコードであり、処理装置は配送アイテムに付されたQRコードの一意の識別子を走査する。実施の形態によっては、そのスキャナは直接にQRコードを読み取るか、あるいは、後からの処理、分析、及び/又は復号・解読のためにQRコードの画像を捕捉するものであってもよい。ある実施の形態では、一意の識別子の捕捉画像が英数文字列である場合、スキャナはその英数文字列の画像を捕捉する。また、ある実施の形態では、走査され読み取られた、又は画像捕捉された一意の識別子が分析のためにセントラルユニット110に送信される。また、ある実施の形態では、配送システム150がその一意の識別子を分析するかも知れない。一意の識別子が写真、図、ロゴ、アイコンもしくは絵で示した表示である場合、その画像は光学スキャナ装置で読み取られて処理される。
一意の識別子が読み取られると、プロセス500はステップ506に進み、そこで、一意の識別子が分析される。実施の形態によっては、一意の識別子は、QRコードであり、配送システム150もしくはセントラルユニット110がそのQRコードを復号・解読して、QRコードに関連付けられた情報を特定する。一意の識別子の捕捉画像が英数文字列である場合、配送システム150又はセントラルユニット110は、捕捉画像を受け取って、その画像についてのOCR処理や類似する分析処理を実行し、アイテム上に印刷されるか貼付固定付された英数文字列を特定する。OCR処理後、配送網における処理装置は、前記画像から英数文字列を抽出することができる。一意の識別子の捕捉画像がロゴ、写真、アイコン、線図、もしくは他の絵画的な表示である場合、配送システム150又はセントラルユニット110は、捕捉画像を受け取って、その画像を分析し、及び/又はその画像を、後からの受け取りアイテムの絵画的表示との比較処理のためにメモリ120に記憶する。
プロセス500は次いでステップ508に進み、そこで、一意の識別子が認識されるかどうか判定される。セントラルユニット110は、一意の識別子の符号化情報、もしくは英数文字列、及び/又はその一意の識別子と関連付けられた他の情報を受け取る。セントラルユニット110は、メモリ120に問い合わせ、メモリ120内に一致するか対応する一意の識別子が記憶されているかどうかを決定し、もしくはメモリ120内にその一意の識別子についての記憶格納する記録が存在するか否かを決定する。上述のように、一意の識別子、もしくはその一意の識別子に関連付けられた情報は、利用者がスキャナで走査した時かそうでなければ入力モジュール135で取り込んだ時にメモリ120に記憶格納される。
もしメモリ120内に対応する登録、記録、もしくは一意の識別子がなければ、プロセス500はステップ510に進み、そこでその配送アイテムが配送システム150内に保留される。配送アイテムの保留中、配送システムは、保留アイテムを配送ルートとは別のルートに送り、そのアイテムに関連付けられた取扱いの指示内容に応じて、そのアイテムを送り主に返送するか、そのアイテムを停止させるか、片付けるか、もしくは後続の処理に先立つ更なる処置を要求する。また、その配送アイテムの保留中、配送網がユーザインターフェースを介して送り主と接触し、そのアイテムの郵便料金や配送費用の支払いを要求してもよい。
メモリ120内に対応する登録、記録、もしくは一意の識別子が格納されていれば、プロセス500はステップ512に進み、そこで、一意の識別子が入金確認等の支払い情報と関連付けられているかどうかが判定される。前述のように、一意の識別子は、一意の識別子が付されたアイテムのための支払金を第三者の決済処理装置145のような決済システム140が受け取ると、その支払い情報に関連付けされる。走査・読取りされた一意の識別子について支払い情報が関連付けされていなければ、プロセス500はステップ510に移り、前述のようにアイテムが保留される。
走査・読取りされた一意の識別子に支払い情報が関連付けされており、そこに利用者が前もって郵便料金や配送費用を支払い済みであることが示されていれば、プロセス500はステップ514に移り、配送システム150にてそのアイテムについての配送の処理がされる。これには、その配送アイテムの場所を特定の郵便の順路で移動させることや、アイテム走査装置の下流側の郵便処理装置内に移動させることが含まれる。ここから、配送アイテムは、意図されている受取人の所在する場所へと配達され、輸送され、又は発送される。プロセス500はそしてステップ516に進み、終了する。
前述のいずれの方法においても、ある動作(acts)やイベントは、異なるシーケンスで実行することができるし、加えたり併合したり除外さたりしてもよいことが認識されるべきである。すべての動作やイベントが必要な訳ではない。また、ある実施の形態においては、動作やイベントは、同時に実行されてもよく、例えば、順次の処理よりもむしろ、マルチスレッド処理、割り込み処理、あるいは複数のプロセッサでの処理がなされ得る。
前述のプロセスの複数のステップは、それぞれの特定の順序で述べたが、これらのステップは表示された順序で実行されるものに限定されない。当業者は、プロセスをこの明細書の教示に基づいて1つ以上の所望の順序で実行してもよいことを理解できる。また、当業者は、上記の概説したステップがいずれかの所望の順序で実行され得ること、およびサブステップやサブプロセスを含み得ることを認識できる。
当業者は、種々の実例となる論理ブロック、モジュール、回路、およびここに述べた実施の形態に関するアルゴリズムステップが、電子的ハードウェア、コンピュータ読取り可能な媒体に記憶格納されプロセッサで実行可能なソフトウェア、あるいは、これら双方の組み合わせで実装され得ることを認識できる。これらハードウェアおよびソフトウェアの互換性について説明すると、実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、および上述の実施の形態に関するアルゴリズムステップは、一般にそれらの機能性で置き換えられる。そのような機能がハードウェア又はソフトウェアのどちらで実現されるかは、特定のアプリケーションやシステムに課される設計上の制約に依存する。熟練者は、既述の機能性を特定のアプリケーション用の変形態様で実装し得るが、そのような実装は本発明の範囲から逸脱するものと解釈されるべきではない。
ここに述べた種々の実例となる論理ブロック、モジュール、回路、および実施の形態に関するアルゴリズムステップは、汎用のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル・ロジック・デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、又は、ここに述べた機能を発揮させるようなこれらのいずれかの組合せにより、実装、実行されてもよい。汎用のプロセッサは、マイクロプロセッサであってよいが、その代わりに、汎用のプロセッサは、従来のいずれかのプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシン(順序回路)であってもよい。プロセッサは、また、複数のコンピューティングデバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと協力する1つ以上のマイクロコントローラ、又は他のいずれかのそのような形態で実現されてもよい。
ここで述べた実施の形態に関する方法ステップやアルゴリズムステップは、ハードウェア中に、プロセッサで実行されるソフトウェアモジュール中に、あるいは両者の組合せ中に直接的に具現化されてもよい。ソフトウェアモジュールは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、EPROM、EEPROM、レジスター、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、あるいは他のいずれかの公知の情報記憶媒体に常駐するものである。例示的な記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読出し、およびその記憶媒体に情報を書き込むように、プロセッサに接続される。あるいは、記憶媒体は、プロセッサに一体化されてもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC中に配置されてもよい。
上記詳細な説明では、開発した新規な特徴事項を様々な具体例に適用されるように図示し、記述し、指摘したが、説明したデバイスやプロセスの形態や詳細な構成について種々の省略、置換、および変更が、当業者により、本開発の範囲から外れることなくなされ得ることが理解されるであろう。本開発は、ここに述べた特徴や利点のすべてが得られない形態で具現化され得るし、いくつかの特徴が他の特徴とは別に実施され得ることが認識されるであろう。特許請求の範囲の技術的な意義および均等物の範囲内におけるいかなる変更も、特許請求の範囲に包含される。
当業者には、これら下位の構成部分が相互に内的に関係し、様々な技術やハードウェアを用いて制御可能に結合されることが認識されるであろうし、本開示発明は、いずれか特定の接続方法や接続ハードウェアの組み合わせに限定されないことが認識されるであろう。
技術は、多数の他の汎用又は専用のコンピューティングシステム環境又は構成とともに動作可能である。本発明による使用に適し得る周知のコンピューティングシステム、環境、及び/又は構成の例には、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルド又はラップトップ装置、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのシステム、マイクロコントローラ、マイクロコントローラベースのシステム、プログラム可能な家庭用電化製品、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、上記システム又は装置のいずれかを含む分散コンピューティング環境、等を含むが、これに限定されない。
ここにいう命令は、システムにおける情報処理のためのコンピュータ利用のステップであるが、ソフトウェア、ファームウェア、又はハードウェアにおいて実現され得るものであり、システムのコンポーネントによって請け負われる任意のタイプのプログラムされたステップを含み得る。
マイクロプロセッサは、Pentium(登録商標)プロセッサ、Pentium(登録商標)Proプロセッサ、8051プロセッサ、MIPS(登録商標)プロセッサ、PowerPC(登録商標)プロセッサ、又はAlpha(登録商標)プロセッサといった、任意の従来の汎用の単一チップの又はマルチチップのマイクロプロセッサであり得る。加えて、マイクロプロセッサは、デジタルシグナルプロセッサ又はグラフィックスプロセッサといった、任意の従来の専用マイクロプロセッサであり得る。マイクロプロセッサは典型的に、従来のアドレス線、従来のデータ線、および1つ以上の従来の制御線を有する。
システムは、Linux(登録商標)、UNIX(登録商標)、MacOS(登録商標)又はMicrosoft Windows(登録商標)といったさまざまなオペレーティングシステムと接続されて使用され得る。
システム制御は、C、C++、BASIC、Pascal、.NET (e.g., C#)又はJavaといった任意の従来のプログラミング言語で書かれることができ、従来のオペレーティングシステムの下で実行され得る。C、C++、BASIC、Pascal、Java、およびFORTRANは、実行可能なコードを作成するために多くの商用コンパイラが使用され得る業界標準プログラミング言語である。システム制御はまた、Perl、Python、又はRubyといったインタープリタ型言語を使用して書かれ得る。PHPやJavaScript等のような他の言語もまた使用され得る。
以上の説明は、本明細書に開示されたシステム、装置、および方法の、ある実施の形態を詳述している。しかしながら、上述したものが文中でどれほど詳細なものに見えようと、システム、デバイス、および方法は多くの手法で実現され得ることが理解されるだろう。また上述したように、本発明のある特定の特徴又は形態を説明する際の特定の専門用語の使用は、その専門用語が関連づけられた技術の特徴又は形態の任意の特定の特性を含むことに限定されるように、専門用語が本明細書において再定義されている、ということを暗に示しているとみなされるべきではないことが注意されるべきである。
さまざまな変更および変形が説明された技術の範囲から逸脱せずに行われ得ることが当業者によって理解されるだろう。そのような変更および変形は、実施の形態の範囲内に含まれるように意図される。一実施の形態に含まれたパーツが他の実施の形態と置き換え可能であること、示された実施の形態からの1つ以上のパーツが任意の組み合わせで、示された他の実施の形態とともに含まれ得ることもまた、当業者によって理解されるだろう。例えば、本明細書に説明された及び/又は図面に示されたさまざまなコンポーネントのいずれかは、組み合わせられ、置き換えられ、又は他の実施の形態から排除され得る。
本明細書におけるおおむね任意の複数形及び/又は単数形の用語の使用に関し、当業者は、文脈及び/又は応用例に応じて、複数形から単数形に、及び/又は単数形から複数形に、翻訳することができる。さまざまな単数形/複数形の交換が、明確性のために本明細書において特に説明され得る。
本明細書において使用される用語が一般的に「オープン」な用語と意図されることが、当業者によって理解されるだろう(例えば、「含む(including)」という用語は、「含むが、限定されない」と解釈されるべきであり、「有する(having)」という用語は、「少なくとも〜を有する」と解釈されるべきであり、「含む(includes)」という用語は、「含むが、限定されない」と解釈されるべきである、といった具合である)。特定の数の前置きをつけられた請求項の記載が意図される場合、そのような意図は請求項において明示的に記載されること、そのような記載がない場合にはそのような意図が存在しないことが、当業者によってさらに理解されるだろう。例えば、理解の補助として、以下の添付の請求項は、請求項の記載に前置きをつけるために、「少なくとも1つの」および「1つ以上の」という前置きの句の使用を含み得る。しかしながら、そのような句の使用は、「a」又は「an」といった不定冠詞による請求項の記載の前置きが、そのような前置きをつけられた請求項の記載を含む任意の特定の請求項を、たとえ同一の請求項が「1つ以上の」又は「少なくとも1つの」といった序詞の句および「a」又は「an」といった不定冠詞を含む場合であっても、そのような1つの記載のみを含む実施の形態に限定する、ということを暗に示すものと解釈されるべきではない(例えば、「a」及び/又は「an」は典型的に、「少なくとも1つの」又は「1つ以上の」を意味するものと解釈されるべきである)。請求項の記載に前置きをつけるために使用された定冠詞の使用についても同じことが言える。加えて、たとえ特定の数の前置きをつけられた請求項の記載が明示的に記載されていたとしても、当業者は、そのような記載が典型的に少なくとも記載された数を意味するものと解釈されるべきであることを認識するだろう(例えば、他の修飾語のない「2つの記載」というただそれだけの記載は典型的に、少なくとも2つの記載、又は2つ以上の記載を意味する)。さらに、「A、B、およびC、等の少なくとも1つ」といった慣例が使用される例において、一般にそのような構文は、当業者がその慣例を理解するであろうことを意図して使用される(例えば、「A、B、およびCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみを、Bのみを、Cのみを、AおよびBを共に、AおよびCを共に、BおよびCを共に、及び/又はA、B、およびCを共に有する、といったシステムを含むが、これに限定されないだろう)。「A、B、又はC、等の少なくとも1つ」といった慣例が使用される例では、一般にそのような構文は、当業者がその慣例を理解するであろう意味で使用される(例えば、「A、B、又はCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみを、Bのみを、Cのみを、AおよびBを共に、AおよびCを共に、BおよびCを共に、及び/又はA、B、およびCを共に有する、といったシステムを含むが、これに限定されないだろう)。2つ以上の代替の用語を提示するほとんど任意の離接的な語及び/又は句は、明細書においても、請求項においても、又は図面においても、用語の1つ、用語のいずれか、又は両方の用語を含む可能性を意図するように理解されるべきである、ということが当業者によってさらに理解されるだろう。例えば、「A又はB」という句は、「A」又は「B」又は「AおよびB」の可能性を含むものと理解されるだろう。
本明細書において引用されたすべての参照文献は、それらの全内容が参照により本明細書に組み込まれる。参照により組み込まれた刊行物および特許又は特許出願明細書が本明細書に含まれた開示と矛盾する限りにおいて、本明細書は、任意のそのような矛盾のある材料に、取って代わり、及び/又は、優先するように意図される。
本明細書において使用される「備える」という用語は、「含む」、「包含する」、又は「〜ことを特徴とする」と同義であり、包括的又はオープンエンドであり、追加の記載されていない要素又は方法のステップを排除しない。
本明細書および請求項において使用される原料の量、反応条件、等を表すすべての数は、すべての例において「およそ」という用語によって修飾されるものとして理解されるべきである。したがって、そうでないと示されていない限り、本明細書および添付の請求項において説明される数字のパラメータは、本発明によって得られようとする所望の特性に依存して異なり得る近似値である。最低限でも、そして均等物の原則の応用例を請求項の範囲に限定しようとする試みとしてではなく、各々の数字のパラメータは、有効桁の数字および一般的な丸めのアプローチを考慮して解釈されるべきである。
上記説明は、本発明のいくつかの方法および材料を開示する。本発明は、方法および材料の変更ならびに製造方法および設備の改変を許容する。そのような変更は、本開示の考慮又は本明細書に開示された発明の実施から当業者に明らかになるだろう。したがって、本発明が本明細書に開示された特定の実施の形態に限定されることは意図されないが、本発明が添付の請求項において具体化された本発明の真の範囲および精神内に入るすべての変更および代替例をカバーすることが意図される。
上記の詳細な説明では、開発した新規な特徴事項を様々な具体例に適用されるように図示し、記述し、指摘したが、説明したデバイスやプロセスの形態や詳細な構成について種々の省略、置換、および変更が、当業者により、発明の範囲から外れることなくなされ得ることが理解されるであろう。本発明は、ここに述べた特徴や利点のすべてが得られない形態で具現化され得るし、いくつかの特徴が他の特徴とは別に実施され得ることが認識されるであろう。特許請求の範囲の技術的な意義および均等物の範囲内におけるいかなる変更も、特許請求の範囲に包含される。

Claims (20)

  1. 郵送物を郵送物配送網に送り出す方法であって、
    プロセッサ内で、郵送物に用いられる一意の識別情報を生成することと、
    物理的に生成され郵送物上に配置された一意の識別子に関連付けられた前記一意の識別情報を、メモリに格納することと、
    利用者から、モバイルコンピューティングデバイス経由で前記一意の識別子のイメージを受け取ることと、
    読み取った一意の識別情報を生成するために、前記一意の識別子のイメージを処理することと、
    前記プロセッサにより、前記読み取った一意の識別情報が前記格納された一意の識別情報に対応しているか否かを決定することと、
    前記プロセッサにより、前記受け取った一意の識別子が以前前記配送網で使用されているか否か、または、前記受け取った一意の識別子が前記配送網においてすでに前記郵送物に関連付けられた一意の識別子と重複しているか否かを決定することと、
    物理的に生成された前記一意の識別子が配置された前記郵送物の郵送物情報を受け取ることと、
    前記一意の識別子が配置された物理的な郵送物を前記郵送物配送網に受け取ることと、
    郵送物処理装置を用いて、前記物理的な郵送物上の前記一意の識別子を画像処理することと、
    前記物理的な郵送物上の前記一意の識別子が前記一意の識別子の受け取ったイメージに対応するか否かを判断することと、
    前記画像処理された前記物理的な郵送物上の一意の識別子が前記一意の識別子の前記受け取ったイメージに対応するとの決定に応じて、前記郵送物処理装置に前記郵送物を複数の住所のうちの一つに移動させることと、を含む方法。
  2. 前記読み取った一意の識別情報が前記格納された一意の識別情報に対応しないと決定された場合に、前記モバイルコンピューティングデバイス経由で異なる一意の識別子のイメージの入力を要求することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記受け取った一意の識別子が前記配送網で既に使用され、または前記受け取った一意の識別子が前記配送網においてすでに前記郵送物に関連付けられた一意の識別子と重複していると決定された場合に、前記モバイルコンピューティングデバイス経由で異なる一意の識別子のイメージの入力を要求することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記格納された一意の識別情報を支払口座と関連付けることと、
    前記読み取った一意の識別情報が前記格納された一意の識別情報に対応すると決定され、前記受け取った一意の識別子が前記配送網で既に使用されていないと決定され、かつ、前記受け取った一意の識別子が前記配送網においてすでに前記郵送物に関連付けられた一意の識別子と重複していないと決定された場合に、前記支払口座から引き落とすことと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記郵送物の郵送物情報を受け取ることは、前記受け取った一意の識別子のイメージからの郵送物の特性を含む情報を抽出することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記一意の識別子が、文字と数字を組み合わせた文字列を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記郵送物のイメージを受け取ることは、前記一意の識別子を有する郵送物の捕捉されたイメージを受け取ることを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記一意の識別子が、コンピュータ読み取り可能なコードであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記一意の識別子が、前記郵送物の特性に関する符号化された郵送物情報を含み、前記郵送物情報を処理することが、前記符号化された郵送物情報を復号化することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記郵送物の特定された部分を処理することは、前記郵送物に光学的文字認識を実行することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 郵送物を郵送物配送網に送り出すシステムであって、
    物理的に生成された一意の識別子が配置された郵送物のイメージを受け取るよう構成されたユーザインターフェースと、
    前記ユーザインターフェースと交信し、読み取った一意の識別情報を生成するために前記イメージを処理するよう構成されたプロセッサと、
    前記プロセッサと交信し、一意の識別情報を格納するよう構成されたメモリと、を備え、
    前記プロセッサは、前記読み取った一意の識別情報が前記格納された一意の識別情報に対応しているか否かを決定するよう構成され、
    前記プロセッサは、さらに、前記読み取った一意の識別情報と前記格納された一意の識別情報と間の対応を決定したことに応じて、前記受け取った一意の識別子が以前前記配送網で使用されているか否か、または、前記受け取った一意の識別子が前記配送網においてすでに前記郵送物に関連付けられた一意の識別子と重複しているか否かを決定し、
    前記プロセッサは、さらに、前記受け取った一意の識別子が以前前記配送網で使用されておらず、かつ、前記受け取った一意の識別子が前記配送網においてすでに前記郵送物に関連付けられた一意の識別子と重複していないと決定したことに応じて、前記物理的に生成された一意の識別子が配置された前記郵送物の郵送物情報を受け取るよう構成され、
    画像処理コンポーネントと郵送物処理装置プロセッサを有し、前記物理的に生成された一意の識別子が配置された前記郵送物を受け取り、走査するよう構成された郵送物処理装置と、をさらに備え、前記画像処理コンポーネントは、前記一意の識別子を有する物理的郵送物の画像処理を行うよう構成され、前記郵送物処理装置プロセッサは、前記画像処理された一意の識別子が前記読み取られた一意の識別情報に対応するか否かを決定するよう構成され、
    前記郵送物処理装置は、前記画像処理された一意の識別子が前記読み取った一意の識別情報に対応するとの決定に基づいて、受け取った郵送物を複数の住所のうちの一つに移動するよう構成されることを特徴とするシステム。
  12. 前記プロセッサは、さらに、前記読み取った一意の識別情報が前記格納された一意の識別情報に対応しないと決定された場合に、モバイルコンピューティングデバイス経由で異なる一意の識別子のイメージの入力を要求するよう構成されていることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 前記プロセッサは、さらに、前記受け取った一意の識別子が前記配送網で既に使用され、または、前記受け取った一意の識別子が前記配送網においてすでに前記郵送物に関連付けられた一意の識別子と重複していると決定された場合に、モバイルコンピューティングデバイス経由で異なる一意の識別子のイメージの入力を要求するよう構成されていることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  14. 前記プロセッサは、さらに、
    前記格納された一意の識別情報を支払口座と関連付け、
    前記読み取った一意の識別情報が前記格納された一意の識別情報に対応すると決定され、前記受け取った一意の識別子が前記配送網で既に使用されていないと決定され、かつ、前記受け取った一意の識別子が前記配送網においてすでに前記郵送物に関連付けられた一意の識別子と重複していないと決定された場合に、支払い情報を要求することと、をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  15. 前記プロセッサは、さらに、前記郵送物の特性が含まれる前記読み取った一意の識別情報から情報を抽出するよう構成されていることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  16. 前記一意の識別子が、文字と数字を組み合わせた文字列を含むことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  17. 前記プロセッサが前記郵送物のイメージから前記一意の識別子のイメージを生成し、前記文字と数字を組み合わせた文字列を識別するために、前記一意の識別子のイメージの光学的文字認識を実行することを特徴とする請求項16に記載のシステム。
  18. 前記一意の識別子が、コンピュータ読み取り可能なコードであることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  19. 前記一意の識別子が、前記郵送物に関する符号化された郵送物情報を含み、前記プロセッサは、前記一意の識別子の中の符号化された郵送物情報を復号化するよう構成されていることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  20. 郵送物を郵送物配送網に送り出す方法であって、
    物理的に生成され郵送物上に配置された一意の識別子に関連付けられた一意の識別情報を、メモリに格納することと、
    利用者から前記一意の識別子のイメージを受け取ることと、
    読み取った一意の識別情報を生成するために、前記一意の識別子のイメージを処理することと、
    前記読み取った一意の識別情報が前記格納された一意の識別情報に対応しているか否かを決定することと、
    前記読み取った一意の識別情報と前記格納された一意の識別情報との間の対応の決定に応じて、前記受け取った一意の識別子が以前前記配送網で使用されているか否か、または、前記受け取った一意の識別子が前記配送網においてすでに前記郵送物に関連付けられた一意の識別子と重複しているか否かを決定することと、
    前記受け取った一意の識別子が以前前記配送網で使用されておらず、かつ、前記受け取った一意の識別子が前記配送網においてすでに前記郵送物に関連付けられた一意の識別子と重複していないと決定したことに応じて、前記一意の識別子が配置された前記郵送物を前記郵送物配送網に受け取ることと、
    前記受け取った郵送物の配送情報を生成することと、
    前記配送情報に応じて、郵送物処理装置に前記郵送物を複数の住所のうちの一つに移動させることと、を含む方法。
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