JP6597431B2 - アンテナ装置及び通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ装置及び通信装置に関する。
NFC(Near Field Communication)に代表される磁気結合型の通信方式がスマートフォンやウェアラブル端末などの携帯情報端末にも採用され、その機能を実現するためのアンテナが搭載されている。このような携帯情報端末の軽薄短小化及び多機能化に伴い、搭載されるアンテナに対する小型化、薄型化の要求も高まっている。
アンテナの小型化にあたり、従来から使用されているループアンテナでは周辺の金属影響を受けやすいため通信距離が短くなってしまう。これに対し、磁性体に導線を巻きつけたアンテナでは金属の影響を受けにくいため通信距離が伸びることが知られている。
このような磁性体に導線を巻きつけたアンテナと、マイコンやNFC通信用IC、無線給電用ICなどが搭載された基板(メイン基板)との接続にコネクタを用いる場合がある。例えば、LAN(Local Area Network)配線の作業性を向上させるケーブル中継用コネクタが開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1のコネクタは、径の異なるケーブル同士を中継するものではない。すなわち、コネクタのリード線の径は数百μmの被覆線が使われることが一般的であるが、アンテナに用いる磁性体に巻きつける10〜100μmの径の導線をコネクタに直接接続してしまうと、コネクタが動いてしまいアンテナ特性がばらついてしまう。また、アンテナに用いる導線をコネクタに接続する場合、汎用コネクタを使用することができないためコストが増加してしまう。さらに、コネクタに接続可能な太い経の導線をアンテナに用いた場合、スマートフォンやウェアラブル端末などで要求される小型化、薄型化に対応することができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、磁性体に導線を巻きつけたアンテナとメイン基板とをコネクタによって接続する場合、アンテナ特性のばらつきを抑えるとともに、小型化、薄型化を実現するアンテナ装置及び通信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、板状の磁性体と、前記磁性体に巻きつける導線と、前記導線とコネクタとを中継する基板と、前記基板に接続され、前記導線の径と異なる径の被覆線と、前記被覆線と接続された前記コネクタと、を備える。
本発明によれば、アンテナ特性のばらつきを抑えるとともに、小型化、薄型化を実現できるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態のアンテナ装置を示す図である。 図2は、第1の実施形態のアンテナ装置の各層の高さを示した図である。 図3は、第2の実施形態のアンテナ装置を示す図である。
従来、磁性体に導線を巻きつけたアンテナと、マイコンやNFC通信用IC、無線給電用ICなどが搭載されたメイン基板とを結線する場合、直接半田付けを行うと組立工程で工数がかかってしまっていた。また、磁性体に巻きつける導線を基板まで引き回すと、引き回し部分が余計なLR成分を持ってしまい通信特性に影響があったり、当該導線が細いため断線していた。このような課題を解消するため、本実施形態では、メイン基板とアンテナの接続にコネクタを用いた場合について説明する。なお、「L」はインダクタンス、「R」はレジスタンスである。
以下に添付図面を参照して、アンテナ装置及び通信装置の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態のアンテナ装置を示す図である。図1では、アンテナ装置100に対して、直交座標系であるXYZ座標系を定義している。本実施形態のアンテナ装置100は、磁気結合型のアンテナ装置であって、図1に示すように、磁性体10と導線20とからなるアンテナ本体110と、FPC(Flexible printed circuits)30と、コネクタ40と、リード線50と、保護部材60とを主に備えている。
磁気結合型のアンテナ装置とは、特定の周波数の電波と共振を起こすことによって電波の送信又は受信を行う共振型のアンテナ装置とは異なり、通信相手となるアンテナ装置が発生する磁束と磁気的に結合することによって通信を行うものである。このため、共振型のアンテナ装置の通信距離が数メートルから数キロメートル以上であるのに対して、磁気結合型のアンテナ装置の通信距離は、例えば、1メートル以下程度である。
つまり、磁気結合型のアンテナ装置は、近距離通信あるいは近接通信用のアンテナ装置である。図1に示すアンテナ装置100は、例えば、周波数が13.56MHzの信号の送信又は受信を行う。
磁性体10は、直方体状の焼結フェライトであり、例えば、短手方向(X軸方向)の長さAが5.3mm、長手方向(Y軸方向)の長さBが8.7mmである。なお、このような磁性体10のサイズは一例であって、例えば、短手方向(X軸方向)の長さA、長手方向(Y軸方向)の長さB、厚さ(Z軸方向)が均等な立方体であってもよい。
磁性体10は、板状であるが、アンテナ装置100を実装する空間のサイズや形状等に応じ、かつアンテナ装置100の特性上必要な通信範囲に応じた形状として任意に定めることができる。また、磁性体10は、焼結フェライトに限られるものではなく、いわゆる強磁性体であれば、鉄、ニッケル、マンガン、亜鉛、又は、これらの合金を用いてもよい。
また、磁性体10は、可撓性を有するフレキシブルなシート状の部材(フレキシブルシート)であってもよく、装着する筐体の形状に合わせて形を自由に変えることができるものであってもよい。フレキシブルシートは、磁性粉末を樹脂に分散させてシート化した複合磁性体であってもよく、板状の磁性体10に保護部材が貼り付けられ、磁性体10が小片に分割されて可撓性を備えた複合磁性シートであってもよい。
導線20は、磁性体10の短手方向(X軸方向)に沿って巻きつけられたもの(コイル)である。導線20は、磁性体10に複数回巻き付けられており、本実施形態では、導線20の巻き数は12回(12ターン)となっている。また、本実施形態では、隣接する導線20同士の間隔(巻き線間隔)は、0.56mmとなっている。導線20は、例えば、銅線を用いることができる。なお、本実施形態で示した導線20の巻き数や導線の間隔は一例であり、アンテナ装置のサイズ、すなわち磁性体のサイズが変更された場合などは、導線の巻き数や間隔は適宜設定することができる。導線20の両側の端部は、FPC30のパッド31a、31bに接続されている。
FPC30は、薄い絶縁材を用いて曲げることが可能な構造のプリント配線基板であって、本実施形態では、L字型形状であって、アンテナ本体110の磁性体10の交差する2面に対向する位置に配置されている。具体的には、本実施形態では、L字型形状のFPC30は、図1に示す磁性体10を平面視した場合、磁性体10の直交する側面10aと底面10bとに対向する位置に配置されている。FPC30が基板の一例である。
また、FPC30は、導線20とコネクタ40とを中継する基板であって、導線20と、コネクタ40に接続されたリード線50と、に接続されている。具体的には、導線20の端部がFPC30のパッド31a、31bに接続されており、パッド31a、31bに接続された配線32a、32bは、それぞれFPC30のパッド31c、31dに接続され、その結果パッド31c、31dに接続されたリード線50に接続されることになる。
コネクタ40は、ある機能と機能を電気的に接続する為の接続部品であって、本実施形態では、アンテナ本体110からFPC30を介して接続されたリード線50に接続され、メイン基板に接続される接続部品である。
リード線50は、FPC30のパッド31c、31dとコネクタ40とに接続される被覆線であり、例えば、ゴム(被覆ビニール)などで複数本の銅線を被覆した導線である。本実施形態のリード線50は、導線20の径と異なる径、すなわち導線20の径より大きな径の被覆線である。リード線50が被覆線の一例である。
ここで、FPC30についてさらに説明する。アンテナ本体110の磁性体10に巻きつけられる導線20は、0.1mm以下の場合が多い。また、コネクタ40のリード線50は0.25mm以上の被覆線といった指定がされている場合が多い。従って、アンテナ本体110に直接コネクタ40を接続しようとすると0.1mm以下の導線20から0.25mm以上のリード線50に変換することが必要になってくる。そこで、本実施形態では、FPC30を中継することで、アンテナ本体110の導線20からリード線50への変換を行い、アンテナ本体110とコネクタ40とを接続させている。そして、アンテナ本体110は、コネクタ40を介してメイン基板に接続されることで、アンテナ本体110を用いて通信を行う装置の通信部に接続し、その通信部が外部装置と通信を行うことができる。
保護部材60は、導線20を巻きつけた磁性体10と、FPC30とをラミネートして保護する部材であって、例えば、ポリエステルフィルムなどである。本実施形態では、図1の点線で示すように、保護部材60は、アンテナ本体110とFPC30を覆ってラミネートしている。これにより、アンテナ本体110とFPC30とを固定して、衝撃に対する導線20を保護したり、アンテナ装置100を曲げた場合に保護することができる。さらに、磁性体10に対する導線20の位置も固定され、アンテナ本体110の等価LCR(等価回路)のずれを防止することができる。なお、アンテナ装置の特性を理解するためには、アンテナ装置を共振器としてみて回路(LCR)と等価に見ることがある。なお、「C」はキャパシタンスである。
図2は、第1の実施形態のアンテナ装置の各層の高さを示した図である。ウェアラブル端末やスマートフォンなどではアンテナ装置の小型化・薄型化が要求されている。従って、厚さに余裕がある場合には、磁性体(フェライト)の上にFPCを形成し、そこからコネクタ用のリード線を引き出すことも可能であるが、厚さに余裕がない場合には、図2のようにアンテナ本体110の横にFPC30を配置し、そこからコネクタ40に接続されたリード線50を引き出している。
図2の左側には、アンテナ本体110の高さが示されている。アンテナ本体110の磁性体10は、上部にポリエステルフィルムの保護部材11a、下部にポリエステルフィルムの保護部材11bが接着されている。そして、保護部材11a、11bが接着された磁性体10に導線20が巻きつけられている。
図2の右側には、FPC30やリード線50の高さが示されている。FPC30は、磁性体10の底面10bに対向する位置に配置されている。FPC30の上部には、粘着層33、銅箔34、レジスト35が接着されており、さらにその上部にリード線50が配置されている。
そして、図2のアンテナ本体110やFPC30等の上方からポリエステルフィルムの保護部材60a、下方から保護部材60bが、アンテナ装置100をラミネートして保護している。
また、FPC30には、周辺回路を実装してもよい。例えば、周辺回路として、共振調整用のコンデンサやQ値調整用の抵抗、またマッチング用のLCRを実装してもよい。これによって、メイン基板を簡素化できるとともに、アンテナ装置100のばらつきを調整することができる。
すなわち、共振調整用のコンデンサの役割は、アンテナ装置のインダクタンスとFreq=1/2π√(L・C)で表される共振周波数を調整する。ここで、Freqとは、NFCではキャリア周波数である13.56MHzあたりになる。また、Q値調整用の抵抗は、Q=ωL/Rで表される。送信パワーを一例とすると、Q値が高いとスペクトラムはピークが高く半値幅狭くなり、Q値が低いとピークが低く半値幅が広くなる。しかしながら、Q値が高いほうが希望周波数でより強いパワーを送信できるが、希望周波数にぴったり合わせないとパワーがロスしてしまう。従って、実際には、Q値はある程度の範囲に調整することが一般的となる。また、マッチング用のLCRは、C、RだけでなくLを使う場合もある。これはICとアンテナ装置のインピーダンスを整合させるために使用する。このような周辺回路を、メイン基板ではなくアンテナ装置100のFPC30側に実装させることによって、アンテナ製造時の等価LCRのばらつきを周辺回路でカバーすることができる。
アンテナ装置100は、以下のように製造される。まず、板状の磁性体10に導線20を巻きつけてアンテナ本体110を作成する。そして、導線20とコネクタ40とを中継するL字型のFPC30を配置し、FPC30に、導線20の両端部と、コネクタ40に接続されたリード線50とを接続する。そして、アンテナ本体110とFPC30とを上下左右から保護部材60で覆ってラミネートする。
このように、本実施形態のアンテナ装置100は、磁性体10に導線20を巻きつけたアンテナ本体110とメイン基板とをコネクタ40によって接続する場合、アンテナ本体110の近傍に、アンテナ本体110とコネクタ40とを中継するためのL字型形状のFPC30を配置する。これにより、アンテナ本体110に用いる10〜100μmの細い導線20から、コネクタ40に圧着・圧接できる数百μm程度の太さのリード線50に変換できる。このため、アンテナ本体110とのメイン基板とをコネクタ40によって接続する場合、アンテナ特性のばらつきを抑えるとともに、コストを抑えて小型化、薄型化を実現することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、アンテナ本体の近傍にL字型形状のFPCを配置して、アンテナ本体とコネクタとを中継する構成となっていた。これに対し、本実施形態では、アンテナ本体の下方に、開口部を有するFPCを配置して、アンテナ本体とコネクタとを中継するものである。
図3は、第2の実施形態のアンテナ装置を示す図である。図3では、図1と同様に、アンテナ装置200に対して、直交座標系であるXYZ座標系を定義している。本実施形態のアンテナ装置200は、磁気結合型のアンテナ装置であって、図3に示すように、磁性体10と導線20とからなるアンテナ本体110と、FPC130と、コネクタ140と、保護部材160とを主に備えている。ここで、磁性体10と導線20は、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
FPC130は、第1の実施形態と同様にプリント配線基板であって、本実施形態では、四角形状の開口部130aを有しており、アンテナ本体110の磁性体10の下方に開口部130aが位置するように配置されている。具体的には、図3に示すように、本実施形態のFPC130は、開口部130aを有する口型形状の基板と、当該口型形状の1辺が延長され、その端部にコネクタ140を接続する四角形の基板とから形成されている。FPC130が基板の一例である。
また、FPC130は、導線20とコネクタ140とを中継する基板であって、導線20と、表面実装が可能なコネクタ140と、に接続されている。具体的には、導線20の端部がFPC130のパッド131a、131bに接続されており、パッド131a、131bに接続された配線132a、132bが表面実装されたコネクタ140に接続されている。
コネクタ140は、本実施形態では、アンテナ本体110に接続されたFPC130に接続され、メイン基板に接続される、面形状の接続部品である。本実施形態のコネクタ140は、FPC130に表面実装が可能となっているため、第1の実施形態のようなリード線50を介さずに直接FPC130に接続することができる。
保護部材160は、導線20を巻きつけた磁性体10と、FPC130とをラミネートして保護する部材であって、第1の実施形態と同様に、例えば、ポリエステルフィルムなどである。本実施形態では、図3の点線で示すように、保護部材160は、アンテナ本体110とFPC130の口型形状の基板部分とを覆ってラミネートしている。これにより、アンテナ本体110とFPC130とを固定して、衝撃に対する導線20を保護したり、アンテナ装置200を曲げた場合に保護することができる。さらに、磁性体10に対する導線20の位置も固定され、アンテナ本体110の等価LCR(等価回路)のずれを防止することができる。
また、FPC130は、第1の実施形態と同様に、周辺回路を実装してもよい。また、FPC130は、第1の実施形態と同様に、L字型形状に形成されて配置されていてもよい。その場合、L字型形状の基板端部を延長した先端に、本実施形態のようなコネクタ140を表面実装可能な四角形の基板を形成してもよい。
アンテナ装置200は、以下のように製造される。まず、板状の磁性体10に導線20を巻きつけてアンテナ本体110を作成する。そして、導線20とコネクタ140とを中継するFPC130を配置する。このとき、磁性体10の下方に、FPC130の開口部130aが位置するように配置する。そして、FPC130に、導線20の両端部を接続し、コネクタ140を表面実装して接続する。そして、アンテナ本体110とFPC130とを上下左右から保護部材160で覆ってラミネートする。
このように、本実施形態のアンテナ装置200は、磁性体10に導線20を巻きつけたアンテナ本体110とメイン基板とをコネクタ140によって接続する場合、アンテナ本体110の近傍に、アンテナ本体110とコネクタ140とを中継するためのFPC130を配置する。これにより、アンテナ本体110に用いる10〜100μmの細い導線20から、コネクタ140に変換できる。このため、アンテナ本体110とのメイン基板とをコネクタ140によって接続する場合、アンテナ特性のばらつきを抑えるとともに、コストを抑えて小型化、薄型化を実現することができる。
また、本実施形態のアンテナ装置200では、FPC130は、開口部130aを有する口型形状となっており、開口部130aが磁性体10の下方に位置するように配置される。これにより、FPC130に磁性体10を安定させた状態で接続できるため、アンテナ装置200として強度を上げることができる。
また、本実施形態のアンテナ装置200は、FPC130に表面実装が可能なコネクタ140を用いている。従って、第1の実施形態のようなリード線を用いることなく、導線20からFPC130のパターン(配線)を介して直接コネクタ140に接続される。リード線は、FPC130の配線と比較すると、長さや線同士の間隔がずれやすい。この長さはR(レジスタンス)成分に、間隔はL(インダクタンス)、C(キャパシタンス)成分に影響が生じてしまう。このため、リード線を用いない本実施形態のアンテナ装置200は、リード線を用いた場合によるLCRのばらつきを抑えることができる。
また、本実施形態のアンテナ装置200は、コネクタ140が平面状に形成されているため、リード線を用いたコネクタと比較すると薄いため、アンテナ装置200を薄くすることができる。さらに、リード線を用いたコネクタは手実装などが必要になるが、本実施形態のような表面実装可能なコネクタ140は、通常の抵抗やコンデンサなどのチップ部品と同様の方法で実装が可能となる。このため、コネクタ140をFPC130に半田付けする際の工程を簡略化することができる。
10 磁性体
11a、11b 保護部材
20 導線
30、130 FPC
33 粘着層
34 銅箔
35 レジスト
40、140 コネクタ
50 リード線
60、160 保護部材
100、200 アンテナ装置
110 アンテナ本体
特開2006−269164号公報

Claims (12)

  1. 板状の磁性体と、
    前記磁性体に巻きつける導線と、
    前記導線とコネクタとを中継する基板と、
    前記基板に接続され、前記導線の径と異なる径の被覆線と、
    前記被覆線と接続された前記コネクタと、
    を備える、アンテナ装置。
  2. 板状の磁性体と、
    前記磁性体に巻きつける導線と、
    前記導線とコネクタとを中継する基板と、
    を備え、
    前記磁性体は、直方体状であり、
    前記基板は、L字型形状であって、前記磁性体の交差する2面に対向する位置に配置されている、
    アンテナ装置。
  3. 板状の磁性体と、
    前記磁性体に巻きつける導線と、
    前記導線とコネクタとを中継する基板と、
    を備え、
    前記基板は、開口部を有し、前記磁性体の下方に前記開口部が位置するように配置されている、
    アンテナ装置。
  4. 板状の磁性体と、
    前記磁性体に巻きつける導線と、
    前記導線とコネクタとを中継する基板と、
    を備え、
    前記磁性体は、フレキシブルシートである、
    アンテナ装置。
  5. 前記基板に接続され、前記導線の径と異なる径の被覆線と、
    前記被覆線と接続された前記コネクタと、
    をさらに備える、請求項2〜4のいずれか一つに記載のアンテナ装置。
  6. 前記基板に表面実装された前記コネクタと、
    をさらに備える、請求項1〜4のいずれか一つに記載のアンテナ装置。
  7. 前記磁性体は、直方体状であり、
    前記基板は、L字型形状であって、前記磁性体の交差する2面に対向する位置に配置されている、請求項1、3、4のいずれか一つに記載のアンテナ装置。
  8. 前記基板は、開口部を有し、前記磁性体の下方に前記開口部が位置するように配置されている、請求項1、2、4のいずれか一つに記載のアンテナ装置。
  9. 前記導線を巻きつけた前記磁性体と、前記基板とを覆って保護する保護部材と、
    をさらに備える請求項1〜のいずれか一つに記載のアンテナ装置。
  10. 前記基板は、周辺回路が実装されている、請求項1〜のいずれか一つに記載のアンテナ装置。
  11. 前記磁性体は、フレキシブルシートである、請求項1〜のいずれか一つに記載のアンテナ装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか一つに記載のアンテナ装置と、
    前記アンテナ装置に接続され、外部と通信を行う通信部と、
    を備える、通信装置。
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