JP6597420B2 - モータ制御装置及びそれを搭載した電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Description
(1)図9に示すように、温度検出素子を配設する部位の、電源ラインの配線パターンの幅を他の部位の幅よりも狭くする。配線パターンの厚さは均一とすると、幅を狭くすることにより電気的抵抗が大きくなり、通電電流によりパターン発熱が上昇する。図9(A)は配設部位と他の部位との幅が同一になっているので温度検出部の発熱量が小さく、図9(B)に示すように、一端面側からV字状の凹部を設けてパターン幅を狭くすることにより、温度検出部の発熱量を大きくすることができる。
(2)図6に示すような電源ラインの配線パターンのサーマルVIAを少なくすることにより、温度検出部の発熱量を大きくすることができ、逆にサーマルVIAを多くすることにより、温度検出部の発熱量を小さくすることができる。
(3)図10に示すように配線パターンの回路基板からケースへの放熱量を調整することにより、温度検出部の発熱量を調整することができる。即ち、図10(A)では、温度検出素子の配設位置の裏側にグリス、ヒートシンクを介して放熱するようにしているので、発熱量を小さく調整することができ、図10(B)では、温度検出素子の配設位置の裏側には放熱材料が配置されていないので、発熱量を大きく調整することができる。
上記方法(1)〜(3)により、電源ラインの配線パターンの発熱量を調整することで、過熱保護の閾値温度を設計し易くし、過熱保護の閾値設計の自由度を高め、構成部品の耐熱温度超過を防ぐことが可能となる。
2 コラム軸(ステアリングシャフト、ハンドル軸)
10 トルクセンサ
12 車速センサ
20 モータ
100 コントロールユニット(ECU)
101 電流指令値演算部
104 PI制御部
105 PWM制御部
106、106A インバータ
110 補償信号生成部
120、130 サーミスタ
121 発熱部品
122−1〜122−4 導体層
123−1〜123−3 絶縁層
140 モータ駆動制御部
141 過熱保護制御部
142 温度検出部
143 電圧検出部
144 分圧回路
Claims (5)
- 電流指令値に基づいてインバータを介してモータを駆動制御するモータ制御装置において、
前記インバータに接続された電源の電源電圧を検出する電圧検出部と、
前記インバータ及び前記電源の間の、回路基板の配線パターン上に配置された温度検出素子と、
前記温度検出素子及び抵抗で前記電源電圧を分圧する分圧回路と、
前記分圧回路からの分圧電圧及び前記電圧検出部で検出された電圧検出値に基づいて、前記配線パターンの温度を検出する温度検出部と、
前記温度検出部の温度検出値に基づいて前記電流指令値を制限する過熱保護制御部と、
を備え、
前記温度検出部は、予め設定された温度変換テーブルを用いて、前記電源電圧の影響を受けることなく前記配線パターンの温度を検出するようになっていることを特徴とするモータ制御装置。 - 前記回路基板において、前記温度検出素子が配置される前記インバータ及び前記電源の間の配線パターンの幅が、他の部位の配線パターンの幅よりも狭くなっている請求項1に記載のモータ制御装置。
- 前記温度検出素子が配置される前記インバータ及び前記電源の間の配線パターンが、前記回路基板の裏面若しくは内部又は近辺で放熱されない構造になっている請求項1又は2に記載のモータ制御装置。
- 前記温度検出素子がサーミスタである請求項1乃至3のいずれかに記載のモータ制御装置。
- 請求項1乃至4のいずれかのモータ制御装置を搭載したことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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