JP6597407B2 - 車両の電動オイルポンプの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に備えられる電動オイルポンプの制御装置に係り、特に電動オイルポンプの起動に関するものである。
車両において、電気的に駆動させられる電動オイルポンプを備えたものが知られている。特許文献1に記載の電動オイルポンプがそれである。特許文献1の電動オイルポンプにあっては、低油温時は電動オイルポンプの駆動電流を制限して試運転させ、試運転の結果、所定回転速度まで上昇した場合は、指示に応じて電動オイルポンプを駆動させ、所定回転速度まで上昇しなかった場合は、電動オイルポンプを停止させている。
特開2013−68267号公報
特許文献1において、電動オイルポンプを試運転した際に、所定回転速度まで上昇しなかった場合、その後は正常な駆動が確実に保証される油温まで上昇しないと、電動オイルポンプは再起動(リトライ)しない。通常、オイルの油温を検出する油温センサは、駆動ユニットのケース内に設けられるため、ケース内のオイルの油温と電動オイルポンプとの関係性を予め設定し、この関係性に基づいて電動オイルポンプの起動を判断している。しかしながら、実際には予め設定されている関係から乖離して電動オイルポンプ付近のオイルの油温が高くなっていることが考えられ、より早期に電動オイルポンプを起動できる可能性もあるが、特許文献1をはじめとする従来技術では、ケース内のオイルの油温が所定値に到達しない限り電動オイルポンプが再起動されない。これに関連して、例えば電動機のみで走行するモータ走行モードを有する車両の場合には、電動オイルポンプが起動できないことで、モータ走行可能領域が制限される虞もある。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、電動オイルポンプを備えた車両において、電動オイルポンプを早期に起動できる制御装置を提供することにある。
第1発明の要旨とするところは、(a)電動オイルポンプと、その電動オイルポンプ以外の潤滑油供給手段とを備える車両の電動オイルポンプの制御装置であって、(b)オイルの油温が予め設定されている所定値未満で前記電動オイルポンプが起動しなかった場合、前記潤滑油供給手段による潤滑油供給の開始時点からの経過時間が予め設定されている時間以上になると、前記電動オイルポンプの再起動を許可する制御部を備えることを特徴とする。
第1発明の電動オイルポンプの制御装置によれば、オイルの油温が所定値未満で電動オイルポンプが起動しなかった場合、潤滑油供給手段による潤滑油供給の開始時点からの経過時間が予め設定されている時間以上になると、電動オイルポンプの再起動が許可される。潤滑油供給手段による潤滑油供給が開始されると、駆動ユニット内のオイルの潤滑が促進されるため、電動オイルポンプ付近のオイルの油温が上昇する可能性が高まる。すなわち、電動オイルポンプを再起動させた際に正常に起動する可能性が高まる。この潤滑油供給手段による潤滑油供給の開始時点からの経過時間が予め設定されている時間以上になると、電動オイルポンプの再起動が許可されるので、駆動ユニット全体の油温が上昇するよりも早いタイミングで電動オイルポンプの再起動が開始され、電動オイルポンプを早期に起動させることが可能となる。
本発明が適用された車両の駆動ユニットに備えられる潤滑冷却装置の概略構成を示している。 図1の電子制御装置の制御作動において、電動オイルポンプを起動させるときの制御作動を説明するフローチャートである。 図1の電子制御装置による作動状態(作動結果)を示すタイムチャートである。 本発明の他の実施例に対応する潤滑冷却装置の概略構成を示している。 図4の電子制御装置において、電動オイルポンプを起動させるときの制御作動を説明するフローチャートである。 本発明のさらに他の実施例に対応する電子制御装置において、電動オイルポンプを起動させるときの制御作動を説明するフローチャートである。 図6のフローチャートに基づく作動状態(作動結果)を示すタイムチャートである。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明が適用された車両の駆動ユニット10に備えられる潤滑冷却装置12の概略構成を示している。駆動ユニット10は、例えば走行用駆動源としてエンジン11、第1電動機MG1、および第2電動機MG2を備えており、車両の走行状態に応じて走行モード(エンジン走行モード、モータ走行モードなど)が適宜切り替えられるハイブリッド形式の駆動装置である。
潤滑冷却装置12は、駆動ユニット10内に設けられている第1電動機MG1、第2電動機MG2、およびギヤ機構13を含んで構成されている潤滑・冷却要部18にオイルを供給するための装置である。ギヤ機構13は、エンジン11、第1電動機MG1、および第2電動機MG2に動力伝達可能に連結されている遊星歯車装置13aおよび差動装置であるデファレンシャル装置13b(デフ装置13b)などを含んで構成されている。
潤滑冷却装置12は、電気的に駆動されオイルパン14に貯留されているオイルを吸入油路16を介して汲み上げる電動オイルポンプEOPと、エンジン11によって駆動されオイルパン14に貯留されているオイルを吸入油路16を介して汲み上げる機械式オイルポンプMOPと、電動オイルポンプEOPによって汲み上げられたオイルを潤滑・冷却要部18に供給するための第1供給油路20と、機械式オイルポンプMOPによって汲み上げられたオイルを潤滑・冷却要部18に供給するための第2供給油路21と、潤滑・冷却要部18を潤滑または冷却したオイルをオイルパン14に戻すための循環油路22と、電動オイルポンプEOPの作動状態を制御する電子制御装置24(制御装置)とを、含んで構成されている。なお、機械式オイルポンプMOPが、本発明の電動オイルポンプ以外の潤滑油供給手段に対応している。
電動オイルポンプEOPによって汲み上げられたオイルは、第1供給油路20を経由して、潤滑・冷却要部18に供給される。機械式オイルポンプMOPは、エンジン11によって駆動させられ、機械式オイルポンプMOPによって汲み上げられたオイルは、第2供給油路21を経由して、潤滑・冷却要部18に供給される。また、潤滑・冷却要部18を潤滑および冷却したオイルは、循環油路22を経由してオイルパン14に戻される。このようにして、駆動ユニット10内のオイルは、冷却潤滑装置12によって循環させられる。
電動オイルポンプEOPは、電子制御装置24から供給される駆動指令(駆動電流)によって駆動させられ、電子制御装置24によって算出される目標回転速度Neop*で回転するように制御される。また、エンジン11が駆動している間は、機械式オイルポンプMOPが駆動させられるため、電子制御装置24は、エンジン11が駆動している間、電動オイルポンプEOPを停止させる。
電子制御装置24は、例えば例えばCPU、RAM、ROM、入出力インターフェース等を備えた所謂マイクロコンピュータを含んで構成されており、CPUはRAMの一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って信号処理を行うことにより、駆動ユニット10の各種制御を実行する。例えば、電子制御装置24は、エンジン11、第1電動機MG1、および第2電動機MG2などに関するハイブリッド制御、電動オイルポンプEOPの作動制御等を実行するようになっており、必要に応じてハイブリッド制御用(HV-ECU)、電動オイルポンプ制御用(EOP-ECU)等に分けて構成される。
電子制御装置24には、例えばエンジン回転速度センサ40によって検出されるエンジン回転速度Neを表す信号、車速センサ42によって検出される車速Vを表す信号、アクセル開度センサ44によって検出されるアクセルペダルの操作量であるアクセル開度Accを表す信号、ブレーキスイッチ46によって検出されるフットブレーキの操作の有無Bonを表す信号、シフトポジションセンサ48によって検出されるシフトレバーのシフトポジション(操作位置)Pshを表す信号、電池監視ユニット50によって検出されるバッテリの充電状態SOCを表す信号、油温センサ52によって検出される潤滑冷却装置12内に貯留されるオイルの油温Toilを表す信号、EOP回転速度センサ54によって検出される電動オイルポンプEOPの回転速度Neopを表す信号などが供給される。
また、電子制御装置24からは、例えばエンジン11の出力制御の為のエンジン出力制御指令信号Seや第1電動機MG1および第2電動機MG2の駆動制御のためのインバータへのモータ制御指令信号Sm、電動オイルポンプEOPの回転制御指令信号Seopなどが出力される。
次に電子制御装置24の制御機能について説明する。電子制御装置24は、イブリッド駆動制御部60およびEOP駆動制御部64を機能的に備えている。なお、EOP駆動制御部60が、本発明の制御部に対応している。
ハイブリッド駆動制御部60は、例えばエンジン11を停止し専ら第2電動機MG2(および第1電動機MG1)を駆動源とするモータ走行モード、エンジン11の動力の一部を利用して第1電動機MG1による発電を行うとともに、エンジン11の動力の残部を駆動輪側に伝達するエンジン走行モード、エンジン走行モードにおいてバッテリからの電力を用いた第2電動機MG2の駆動力を更に付加して走行するアシスト走行モード等を、走行状態に応じて選択的に成立させる。
ハイブリッド駆動制御部60は、エンジン11の駆動を制御するエンジン駆動制御部としての機能と、インバータを介して第1電動機MG1および第2電動機MG2による駆動力源または発電機としての作動を制御する電動機駆動制御部としての機能を含んでおり、それら制御機能によりエンジン11および第1、第2電動機MG2、MG2によるハイブリッド駆動制御等を実行する。
ハイブリッド駆動制御部60は、そのときの走行車速Vにおいて、運転者の出力要求量としてのアクセル開度Accや車速Vから車両の目標(要求)出力を算出し、その車両の目標出力と充電要求値から必要なトータル目標出力を算出し、そのトータル目標出力が得られるように伝達損失、補機負荷、第2電動機MG2のアシストトルク等を考慮して目標エンジン出力を算出し、その目標エンジン出力が得られるエンジン回転速度NeとエンジントルクTeとなるようにエンジン12を制御するとともに第1電動機MG1の発電量を制御する。
ハイブリッド駆動制御部60は、例えば算出されたトータル目標出力が、第2電動機MG2(および第1電動機MG1)の出力トルクで賄える範囲の場合には、走行モードをモータ走行モードとし、第2電動機MG2(および第1電動機MG1)を走行用の駆動力源とするモータ走行を行う。また、ハイブリッド駆動制御部60は、例えば上記トータル目標出力が少なくともエンジン11の動力を用いないと賄えない範囲の場合には、走行モードをエンジン走行モードまたはアシスト走行モードとし、少なくともエンジン14を走行用の駆動力源とするエンジン走行を行う。
EOP駆動制御部64は、車速V、エンジン回転速度Ne、シフトポジションPsh、バッテリの充電状態SOCなどの各種情報に基づいて電動オイルポンプEOPの目標回転速度Neop*を算出し、実際の回転速度Neopが算出された目標回転速度Neop*に追従するようにフィードバック制御を実行する。具体的には、EOP駆動制御部60は、算出された目標回転速度Neop*とEOP回転速度センサ54によって検出される実際の回転速度Neopとの偏差ΔNeop(=Neop*−Neop)に基づいて、フィードバック制御量である電動オイルポンプEOPの駆動電流を算出し、電動オイルポンプEOPの回転制御指令信号Seopとして出力する。
EOP駆動制御部64は、電動オイルポンプEOPが停止した状態において、エンジン11が停止される(すなわち機械式オイルポンプMOPが停止される)と、電動オイルポンプEOPを起動させる指令(指示)を電動オイルポンプEOPに出力する。また、EOP駆動制御部64は、電動オイルポンプEOPを起動させる指令を出力した時点から所定の判定時間t1の間に、電動オイルポンプEOPの回転速度Neop(EOP回転速度Neop)が、予め設定されている回転速度Aに到達したか否かを判定する。回転速度Aは、予め実験的に求められており、オイルの油温Toilが予め設定されている所定油温F以上において、電動オイルポンプEOPを起動させた際に判定時間t1の間に確実に到達可能な回転速度に設定されている。
EOP駆動制御部64は、EOP回転速度Neopが判定時間t1の間に回転速度Aに到達すると、電動オイルポンプEOPの起動が成功した(正常に起動した)と判定し、電動オイルポンプEOPの作動を継続させる。一方、EOP駆動制御部64は、EOP回転速度Neopが判定時間t1の間に回転速度Aに到達しない場合、電動オイルポンプEOPの起動が失敗した(正常に起動しなかった)ものと判定し、電動オイルポンプEOPを一旦停止させる指令(指示)を出力する。
EOP駆動制御部64は、電動オイルポンプEOPの起動が失敗した場合には、オイルの油温Toilが所定油温F未満か否かを判定する。EOP駆動制御部64は、オイルの油温Toilが所定油温F以上であった場合には、電動オイルポンプEOPに異常(故障)が発生したものと判定する。なお、所定油温Fは、起動の際に電動オイルポンプEOPにかかる負荷が問題にならない比較的高い値に設定されている。なお、所定油温Fが、本発明のオイルの油温の所定値に対応している。
一方、EOP駆動制御部64は、オイルの油温Toilが所定油温F未満であった場合には、ハイブリッド駆動制御60に、エンジン11を所定の回転速度で作動させる指令を出力する。これを受けて、ハイブリッド駆動制御部60は、エンジン11を所定の回転速度で作動させる。エンジン11が作動すると、エンジン11によって駆動される機械式オイルポンプMOPが作動する。従って、遊星歯車装置をはじめとするギヤ機構13に、機械式オイルポンプMOPによってオイルが供給されてギヤ機構13が潤滑される。
EOP駆動制御部64は、機械式オイルポンプMOPによって遊星歯車装置13aのピニオンギヤをはじめとするギヤ機構13の潤滑が完了したか否かを判定する。具体的には、ハイブリッド駆動制御部60は、エンジン11の作動開始時点を基準とするエンジン11の作動時間(すなわち機械式オイルポンプMOPの作動時間)が、予め設定されている作動時間t2以上になったか否かを判定する。エンジン11の回転速度および作動時間t2は、予め実験的に設定されており、機械式オイルポンプMOPによってギヤ機構13で必要な量のオイルが供給される値に設定されている。
また、ギヤ機構13に供給されるオイルの油量は、エンジン11の回転速度Neとエンジン11の作動時間との積で算出されることから、随時算出されるエンジン11の回転速度Neopと作動時間との積の積分値(総和)が、所定の値を超えたか否かに基づいて判定しても構わない。また、作動時間t2について、オイルの油温Toilの応じて変更されても構わない。油温Toilが低くなるほどオイルの粘度が高くなり、ギヤ機構13への供給量も少なくなる傾向にあるため、油温Toilが低くなるほど作動時間t2が長い値に設定される。
EOP駆動制御部64は、エンジン11の作動時間(すなわち機械式オイルポンプMOPの作動時間)が作動時間t2以上になったと判定すると、ギヤ機構13の潤滑が完了したものと判断し、エンジン11を停止させる指令をハイブリッド駆動制御部60に出力する。これを受けて、ハイブリッド駆動制御部60は、エンジン11を停止させることで、機械式オイルポンプMOPについても停止させられる。
EOP駆動制御部64は、エンジン11を停止させる指令に併行して、電動オイルポンプEOPを再起動させる指令を出力する。すなわち、停止されていた電動オイルポンプEOPの再起動が許可される。ここで、低油温の状態で短時間の間に続けて電動オイルポンプEOPを再起動させても正常に起動できない可能性が高いが、機械式オイルポンプMOPが予め作動時間t2だけ作動することで、第1電動機MG1、第2電動機MG2、およびギヤ機構13にオイルが供給され、オイルの油温Toilが上昇しており、電動オイルポンプEOPを再起動させた際に正常に起動する可能性が高くなる。従って、オイルの油温Toilが駆動ユニット10全体として十分に上昇していない状態であっても、電動オイルポンプEOPを正常に起動できる可能性が高くなる。
図2は、電子制御装置24の制御作動において、電動オイルポンプEOPを起動させるときの制御作動を説明するフローチャートである。このフローチャートは、電動オイルポンプEOPを起動させる指令が出力される間は繰り返し実行される。
電動オイルポンプEOPを起動させる指令が出力されると、EOP駆動制御部64の機能に対応するステップS1(以下、ステップを省略)において、電動オイルポンプEOPの起動が失敗したか否かが判定される。電動オイルポンプEOPの起動が失敗したかは否かは、電動オイルポンプEOPの回転速度Neopが、判定時間t1の間に回転速度Aに到達しないか否かに基づいて判定される。EOP回転速度Neopが回転速度A以上の場合には、電動オイルポンプEOPの起動が成功したと判定され、S1が否定されて本ルーチンが終了させられる。
EOP回転速度Neopが回転速度Aに到達しない場合、電動オイルポンプEOPの起動に失敗したものと判定され、S1が肯定されてS2に進む。EOP駆動制御部64の機能に対応するS2では、電動オイルポンプEOPの起動を停止させる指令が出力される。次いで、EOP駆動制御部64の機能に対するS3では、オイルの油温Toilが所定油温F未満か否かが判定される。油温Toilが所定油温F以上であればS3が否定され、EOP駆動制御部64の機能に対応するS7において、電動オイルポンプEOPに異常が発生したものと判定される。
オイルの油温Toilが所定油温F未満であればS3が肯定されて、S4に進む。EOP駆動制御部64およびハイブリッド駆動制御部60の機能に対応するS4では、エンジン11を作動させる指令が出力されることで、エンジン11が作動し、エンジン11によって駆動される機械式オイルポンプMOPについても作動させられる。
EOP駆動制御部64の機能に対応するS5では、エンジン11の作動時間が、予め設定されている作動時間t2以上になったか否かが判定される。エンジン11の作動時間が作動時間t2未満の間は、S5が否定されS4に戻ってエンジン11の作動が継続して実行される。一方、エンジン11の作動時間が作動時間t2以上になるとS5が肯定されてS6に進む。ハイブリッド駆動制御部60およびEOP駆動制御部64の機能に対応するS6では、エンジン11が停止させられるとともに、電動オイルポンプEOPの再起動が実行される(リトライ)。このとき、予め機械式オイルポンプMOPが作動することで、オイルが循環して、オイルの油温Toilが上昇している。従って、電動オイルポンプEOPを起動させたときに正常に起動する(起動が成功する)可能性が前回の起動に比べて高まっていることから、電動オイルポンプEOPの再起動が成功しやすくなる。
図3は、電子制御装置24による作動状態(作動結果)を示すタイムチャートである。図3において上段は、電動オイルポンプEOPの指令(指示)を示し、下段がエンジン11の作動状態を示している。なお、図3のタイムチャートは、オイルの油温Toilが所定油温F未満で電動オイルポンプEOPを起動させる場合に対応している。
T1時点において電動オイルポンプEOPを起動する指示が出力され、T1時点から判定時間t1だけ経過したT2時点において、電動オイルポンプEOPの回転速度Neopが回転速度Aまで上昇しなかった場合に、電動オイルポンプEOPの起動に失敗したものと判定され、電動オイルポンプEOPの起動を停止する指令が出力される。
T3時点においては、エンジン11を作動させる指令が出力され、エンジン11の作動に連動して機械式オイルポンプMOPが作動させられる。T3時点から作動時間t2経過後のT4時点では、エンジン11の作動が停止させられるとともに、電動オイルポンプEOPを再起動させる指示が出力される。ここで、機械式オイルポンプMOPが作動時間t2だけ作動することで、オイルの油温Toilが上昇しており、電動オイルポンプEOPが正常に起動する可能性が、前回の起動に比べて高まっている。そして、T4時点において電動オイルポンプEOPが正常に起動(起動が成功)すると、その後は電動オイルポンプEOPが継続して作動させられる。
上述のように、本実施例によれば、オイルの油温Toilが所定値F未満で電動オイルポンプEOPが起動しなかった場合、機械式オイルポンプMOPによる潤滑油供給の完了後に電動オイルポンプEOPの再起動が許可される。機械式オイルポンプMOPによる潤滑油供給が完了すると、駆動ユニット10内のオイルの潤滑が促進されるため、電動オイルポンプEOP付近のオイルの油温Toilが上昇する可能性が高まる。すなわち、電動オイルポンプEOPを再起動させた際に正常に起動する可能性が高まる。この機械式オイルポンプMOPによる潤滑油供給の完了後に電動オイルポンプEOPの再起動が許可されるので、駆動ユニット10全体の油温Toilが上昇するよりも早いタイミングで電動オイルポンプEOPの再起動が開始され、電動オイルポンプEOPを早期に起動させることが可能となる。
つぎに、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の説明において前述の実施例と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図4は、本発明の他の実施例に対応する潤滑冷却装置70の概略構成を示している。本実施例にあっては、図4に示すように、機械式オイルポンプMOPが、ギヤ機構13を構成する遊星歯車装置13aまたはデフ装置13b(デファレンシャル装置13b)の出力軸76に機械的に連結されている。遊星歯車装置13aまたはデフ装置13bの出力軸76は、駆動輪に機械的に連結されており、車両が走行すると回転させられる。機械式オイルポンプMOPは、この出力軸76に機械的に連結されていることから、出力軸76が回転することで作動させられる。すなわち、機械式オイルポンプMOPは、車両が走行すると作動し、車両の車速Vが高くなるほど機械式オイルポンプMOPから吐出されるオイルの吐出量(オイルの供給量)が増加する。
本実施例においても、前述の実施例と同様に、電動オイルポンプEOPの起動に失敗すると、電動オイルポンプEOPの起動を停止する指令が出力される。また、本実施例では、機械式オイルポンプMOPが出力軸76に機械的に連結されていることから、機械式オイルポンプMOPから吐出されるオイルによってギヤ機構13の遊星歯車装置のピニオンをはじめとする潤滑・冷却要部18が潤滑されたか否かが判定される。
具体的には、本実施例の電子制御装置72に機能的に備えられるEOP駆動制御部74は、オイルの油温Toilが所定油温F未満の状態において、電動オイルポンプEOPの起動に失敗したものと判定されると、所定車速V1以上での走行時間が所定の走行時間t3以上であるか否かを判定する。この所定車速V1および走行時間t3は、予め実験的に求められており、機械式オイルポンプMOPによってギヤ機構13に必要とされる量のオイルが供給される値に設定されている。
ここで、車速Vに比例して機械式オイルポンプMOPの吐出量が増加することを考慮して、車速V毎に設定される走行時間t3の関係マップが予め求められて記憶されており、この関係マップから実際の車速Vに応じた走行時間t3を設定し、走行時間t3経過したか否か判定するものであっても構わない。関係マップは、車速Vが高くなるほど走行時間t3が短い値に設定されている。
EOP駆動制御部74は、車速Vが所定車速V1で走行時間が走行時間t3以上経過したと判定すると、電動オイルポンプEOPを再起動させる指令を出力する。本実施例においても、予め機械式オイルポンプMOPによってオイルが循環しているため、オイルの油温Toilが上昇している。従って、その後の電動オイルポンプEOPを再起動させた際に正常に作動する可能性が前回の起動に比べて高くなる。
図5は、本実施例の電子制御装置72において、電動オイルポンプEOPを起動させるときの制御作動を説明するフローチャートである。このフローチャートは、電動オイルポンプEOPを起動させる指令が出力される間は繰り返し実行される。
電動オイルポンプEOPを起動させる指令が出力されると、EOP駆動制御部74の機能に対応するステップS1(以下、ステップを省略)において、電動オイルポンプEOPの起動が失敗したか否かが判定される。なお、電動オイルポンプEOPの起動が失敗したか否かは、前述の実施例と同じ方法で判定されるため、その説明については省略する。電動オイルポンプEOPが正常に起動した場合には、S1が否定されて本ルーチンが終了させられる。電動オイルポンプEOPの起動が失敗したと判定されると、EOP駆動制御部74の機能に対応するS2において、電動オイルポンプEOPの起動を停止させる指令が出力される。次いで、EOP駆動制御部74の機能に対応するS3では、オイルの油温Toilが所定油温F未満か否かが判定される。油温Toilが所定油温F以上であれば、S3が否定され、EOP駆動制御部74の機能に対するS7において、電動オイルポンプEOPに異常が発生したものと判定される。
オイルの油温Toilが所定油温F未満の場合、S3が肯定されてS10に進む。EOP駆動制御部74の機能に対応するS10では、車速Vが所定車速V1以上であり、且つ、走行時間が走行時間t3以上であるか否かが判定される。上記要件を満たさない間はS10が否定され、S10の要件を満たすまで繰り返し判定される。S10の要件を満たすとS10が肯定されてS6に進む。EOP駆動制御部74の機能に対応するS6では、電動オイルポンプEOPの再起動が実行される。このとき、予め機械式オイルポンプMOPが作動することで、オイルが循環しているため、オイルの油温Toilが上昇している。従って、電動オイルポンプEOPを起動させたときに正常に起動する可能性が前回の起動に比べて高まっていることから、電動オイルポンプEOPの再起動が成功しやすくなる。
上述のように、本実施例によっても前述の実施例と同様の効果を得ることができる。また、機械式オイルポンプMOPが、遊星歯車装置13aまたはデフ装置13bの出力軸76に機械式に連結されているため、車両走行中であればエンジン11を作動させることなく機械式オイルポンプMOPを駆動させることができる。
本発明が適用されている駆動ユニット10にあっては、第2電動機MG2および第1電動機MG1によるモータ走行モードを選択可能に構成されている。この第2電動機MG2および第1電動機MG1によるモータ走行(以下、両駆動)にあっては、エンジン11が停止するため、電動オイルポンプEOPの始動が要求され、電動オイルポンプEOPの起動が失敗した場合には、従来は両駆動が禁止されていた。しかしながら、機械式オイルポンプMOP(電動オイルポンプEOP以外の潤滑油供給手段)によってギヤ機構13の潤滑が確保された後であれば、電動オイルポンプEOPの起動が失敗した場合であっても、ギヤ機構13の潤滑が完了しているので、両駆動を禁止にする必要はない。また、電動オイルポンプEOPの再起動が成功した場合であれば、他の手段に頼ることなく両駆動の継続時間を確保することができる。
そこで、電動オイルポンプEOPの起動が失敗すると両駆動を禁止し、機械式オイルポンプMOP(電動オイルポンプEOP以外の潤滑油供給手段)によってギヤ機構13を潤滑するまでは前述の実施例と変わらないが、本実施例では、ギヤ機構13の潤滑が完了すると、その後の電動オイルポンプEOPの再起動が成功するか否かに拘わらず、両駆動の実行を許可する。
本実施例を図1を用いて説明すると、ハイブリッド駆動制御部60は、電動オイルポンプEOPの起動に失敗したと判定されると、第2電動機MG2および第1電動機MG1による両駆動を禁止する指令を出力する。この後、電動オイルポンプEOP以外の他の手段によってギヤ機構13の潤滑が完了したと判定されると、ハイブリッド駆動制御部60は、第2電動機MG2および第1電動機MG1による両駆動を許可する指令を出力する。また、電動オイルポンプEOP以外の他の手段によってギヤ機構13の潤滑が完了したと判定されると、電動オイルポンプEOPの再起動が実行されるが、このとき電動オイルポンプEOPの再起動に失敗したとしても、第2電動機MG2および第1電動機MG1による両駆動が許可される。これは、予め電動オイルポンプEOP以外の手段によってギヤ機構13の潤滑が完了しているためである。
図6は、本発明のさらに他の実施例に対応する電子制御装置において、電動オイルポンプEOPを起動させるときの制御作動を説明するフローチャートである。このフローチャートは、電動オイルポンプEOPを起動させる指令が出力される間は繰り返し実行される。
電動オイルポンプEOPを起動させる指令が出力されると、EOP駆動制御部64の機能に対応するステップS1(以下、ステップを省略)において、電動オイルポンプEOPの起動に失敗したか否かが判定される。なお、電動オイルポンプEOPの起動が失敗したか否かは、前述した実施例と同じ方法で判定されるため、その説明については省略する。電動オイルポンプEOPが正常に起動した場合には、S1が否定されて本ルーチンは終了させられる。電動オイルポンプEOPの起動に失敗したと判定されると、EOP駆動制御部74の機能に対応するS2において、電動オイルポンプEOPの起動を停止させる指令が出力される。
ハイブリッド駆動制御部60の機能に対応するS20では、第2電動機MG2および第1電動機MG1による両駆動が禁止される。次いで、EOP駆動制御部64の機能に対応するS3では、オイルの油温Toilが所定油温F未満か否かが判定される。油温Toilが所定油温F以上であれば、S3が否定され、EOP駆動制御部64の機能に対するS7において、電動オイルポンプEOPに異常が発生したものと判定される。
オイルの油温Toilが所定油温F未満の場合、S3が肯定されてS21に進む。EOP駆動制御部64の機能に対応するS21では、遊星歯車装置のピニオンをはじめとするギヤ機構13の潤滑が完了したか否かが判定される。ギヤ機構13の潤滑については、前述の各実施例で説明したように、エンジン11または出力軸76に機械的に連結されている機械式オイルポンプMOPを作動させ、機械式オイルポンプMOPの作動時間が所定の時間だけ作動したか否かに基づいて判定される。ギヤ機構13の潤滑が完了していないと判定される場合には、S21が否定され、ギヤ機構13の潤滑が完了したと判定されるまで、S21が繰り返し実行される。ギヤ機構13の潤滑が完了したと判定されると、S21が肯定されてS22に進む。
EOP駆動制御部64およびハイブリッド駆動制御部60の機能に対応するS22では、第2電動機MG2および第1電動機MG1による両駆動の禁止が解除される。これと併行して、電動オイルポンプEOPの再起動が実行される。このとき、ギヤ機構13の潤滑が完了しているため、オイルの油温Toilが上昇しており、電動オイルポンプEOPを起動させたときに正常に起動する可能性が前回の起動に比べて高まっている。従って、電動オイルポンプEOPの再起動が成功しやすくなる。また、仮に今回の電動オイルポンプEOPの再起動が失敗した場合であっても、ギヤ機構13の潤滑は完了しているため、両駆動が可能となる。よって、電動オイルポンプEOPの起動が成功したか否かに拘わらず両駆動が許可され、両駆動の継続時間が長くなる。また、電動オイルポンプEOPの起動に成功した場合には、機械式オイルポンプMOPなどの他の潤滑油断に頼ることなく両駆動の継続時間を確保できる。
図7は、電子制御装置24による作動状態(作動結果)を示すタイムチャートである。図7において上段は、電動オイルポンプEOPの指令(指示)を示し、中段が両駆動の許可/禁止の状態を示し、下段がエンジン11の作動状態を示している。なお、図7のタイムチャートは、オイルの油温Toilが所定油温F未満で電動オイルポンプEOPを起動させる場合に対応している。
T1時点において、電動オイルポンプEOPを起動させる指令が出力され、T1時点から判定時間t1だけ経過したT2時点において、電動オイルポンプEOPの回転速度Neop が回転速度Aまで上昇しなかった場合に、電動オイルポンプEOPの起動に失敗したと判定され、電動オイルポンプEOPの起動を停止する指令が出力される。さらに、第2電動機MG2および第1電動機MG1による両駆動が禁止させられる。
T3時点において、エンジン11を作動させる指令が出力され、エンジン11の作動に連動して機械式オイルポンプMOPが作動させられる。T3時点から作動時間t2経過後のT4時点では、エンジン11の作動が停止させられるとともに、電動オイルポンプEOPを再起動させる指示が出力される。さらに、第2電動機MG2および第1電動機MG1による両駆動を許可する指令が出力される。このように、機械式オイルポンプMOPによってギヤ機構13の潤滑が完了した後に電動オイルポンプEOPの再起動が実行されるため、オイルの油温Toilが上昇した上で再起動されることから、電動オイルポンプEOPが正常に起動する可能性が高くなる。また、電動オイルポンプEOPの再起動が失敗した場合であっても、ギヤ機構13の潤滑が完了しているため、両駆動が許可される。従って、両駆動の継続時間を長くすることができる。
上述のように、本実施例によっても前述の実施例と同様の効果を得ることができる。また、電動オイルポンプEOPの起動が失敗した場合には、第2電動機MG2および第1電動機MG1による両駆動を禁止し、ギヤ機構13の潤滑が完了した後は両駆動を許可することで、両駆動が実行される継続時間を確保することができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば前述した実施例では、機械式オイルポンプMOPによるギヤ機構13の潤滑が完了したことを判定すると、電動オイルポンプEOPの再起動が開始(許可)されていた。しかしながら、機械式オイルポンプMOPによるギヤ機構13の潤滑が開始された時点からオイルの油温Toilは上昇する。すなわち、ギヤ機構13の潤滑が開始された時点より後であれば、電動オイルポンプEOPを再起動した際に正常に起動する可能性が高まる。従って、電動オイルポンプEOPを再起動(を許可)する時点は、必ずしもギヤ機構13の潤滑が完了したと判定された時点に限定されず、機械式オイルポンプMOPによる潤滑油供給の開始より後であれば本発明は成立する。
また、前述の実施例では、電動オイルポンプEOP以外のギヤ機構13を潤滑する手段として、エンジン11または出力軸76に機械的に連結されている機械式オイルポンプMOPが使用されていたが、必ずしもこれに限定されない。例えば、デフ装置を構成するデフリングギヤが、オイルパンに貯留されるオイルに一部浸漬され、デフリングギヤによって掻き上げられるオイルによってギヤ機構13が潤滑される構成であっても構わない。このように構成される場合には、前述した実施例2と同様に、例えば車速V毎に設定される車両の走行時間が、予め設定される走行時間経過したか否かに基づいてギヤ機構13の潤滑が完了したか否かが判定される。
また、前述の実施例において、エンジン11が例えば第1電動機MG1(または第2電動機MG2)によって作動可能に構成されている場合には、エンジン11を作動させるに際して、第1電動機MG1(または第2電動機MG2)によってエンジン11のクランク軸を回転させるものであっても構わない。第1電動機MG1(または第2電動機MG2)によってクランク軸を回転させた場合であっても、それに連動して機械式オイルポンプMOPが作動させられるためである。
前述の実施例3では、第2電動機MG2および第1電動機MG1による両駆動が停止させられていたが、例えばモータ走行モードにおいて第2電動機MG2のみで走行する場合には、電動オイルポンプEOPの起動に失敗したとき、第2電動機MG2による走行を禁止するものであっても構わない。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
24:電子制御装置(制御装置)
74:EOP駆動制御部(制御部)
EOP:電動オイルポンプ
MOP:機械式オイルポンプ(電動オイルポンプ以外の潤滑油供給手段)

Claims (1)

  1. 電動オイルポンプと、該電動オイルポンプ以外の潤滑油供給手段とを備える車両の電動オイルポンプの制御装置であって、
    オイルの油温が予め設定されている所定値未満で前記電動オイルポンプが起動しなかった場合、前記潤滑油供給手段による潤滑油供給の開始時点からの経過時間が予め設定されている時間以上になると、前記電動オイルポンプの再起動を許可する制御部を備える
    ことを特徴とする車両の電動オイルポンプの制御装置。
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