JP6596488B2 - 穿孔装置及び穿孔方法 - Google Patents

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Description

本発明は、枝管開口部を閉塞している本管ライニング材を穿孔する穿孔装置及び穿孔方法に関するものである。
従来、地中に埋設された下水道管などの既設管が老朽化した場合に、既設管を掘り出すことなく更生するために、既設管を管ライニング材でライニングするライニング工法が知られている。管ライニング材は、既設管の形状に対応した管状の柔軟な不織布からなる樹脂吸収材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸させたものである。樹脂吸収材の外周面には気密性の高いプラスチックフィルムが貼り付けられている。ライニング工事では、管ライニング材を流体圧により既設管内に表裏を反転させて挿入し、あるいは反転させることなく既設管内に引き込み、既設管の内周面に押し付けた状態で、管ライニング材に含浸された液状硬化性樹脂を加熱などの方法で硬化させることにより、ライニングを行っている。
ところで、下水管などの本管には枝管が合流している。このため、管ライニング材で本管をライニングした場合には、管ライニング材が枝管の合流部分の端部の開口を塞いでしまう。このため、穿孔機とTVカメラを搭載した管内作業ロボットを本管に入れて地上から遠隔操作し、穿孔機のカッター(穿孔刃)を回転駆動して枝管の端部を塞いでいる管ライニング材の部分を本管側から穿孔して除去する作業を行っている。
しかし、この作業では、穿孔前に、穿孔機のカッターの位置決めを本管の管長方向と周方向及び上下方向のそれぞれについて行う必要がある。これはTVカメラで本管内をモニタしながら行うが、本管内には目印がないので、位置決めを誤る、すなわち穿孔位置を誤る場合がある。
これを解決するために、下記の特許文献1には、導電性あるいは磁性材料でできたキャップ部材を枝管と本管の分岐開口部に装着し、本管ライニング後、管内移動ロボットの検知手段がキャップ部材の誘電率あるいは透磁率の変化が最大となるところを枝管の分岐開口部として検出し、本管のライニング材で閉鎖された分岐開口部を穿孔する方法が記載されている。
また、特許文献2には、枝管側に磁気発生部材を配置し、ライニングされている本管に沿って磁気検出部を移動して磁気発生部材からの磁気を検出し、枝管と本管の分岐開口部を検出して該開口部のライニング材を切削する構成が記載されている。
また、特許文献3には、枝管の管軸と同心にコイルと共振体からなるマーカーを埋め込み、本管ライニング後、穿孔ロボットに搭載されたループアンテナがマーカーを励振させる構成が記載されている。この構成では、ループアンテナが分岐開口部に近づくとマーカーが共振周波数で共振し、この共振信号の受信レベルが最小となる位置を分岐開口部の中心位置として特定し、穿孔作業を行っている。
特開2002−22062号公報 特開2008−142827号公報 特開平7−88915号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、導電性あるいは磁性材料でできたキャップ部材を用意する必要があり、キャップ部材の製作コストが高いほかに、検知手段はキャップ部材の誘電率あるいは透磁率の変化が最大となるところを正確に検出することができない、という欠点がある。
また、特許文献2でも、磁気発生部材を枝管の軸芯と一致させて取り付ける必要があり、その位置決めが不完全であるため、枝管と本管の分岐開口部の中心を正確に特定することが困難である、という欠点がある。
一方、特許文献3では、マーカーの製作に、水晶振動子などの圧電振動体が必要となるとともに、マーカーからの励振信号が先鋭でなく、分岐開口部の中心位置を特定するのが困難である、という欠点がある。
また、いずれの特許文献でも、センサーを本管の管長方向に移動させて穿孔のためのマーカー(目印)を検出しているので、マーカーの取付位置が本管の周方向にずれていると、マーカーを検出することができず、センサーを周方向に移動させて検出を再度やり直す必要があり、穿孔効率が低下していた。
従って、本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、穿孔刃の回転軸を枝管開口部中心に正確に位置決めして、枝管開口部を閉塞している本管ライニング材を穿孔することが可能な穿孔装置及び穿孔方法を提供することを課題とする。
本発明は、
枝管開口部を閉塞している本管ライニング材を本管側から穿孔する穿孔装置であって、
本管内を移動する管内ロボットと、
前記管内ロボットに搭載され、本管ライニング材を穿孔する回転可能な穿孔刃と、
前記管内ロボットに搭載され、前記枝管開口部の中心又は該中心より所定距離離間した位置に設置されたマーカーの位置を検出するセンサーと、
前記穿孔刃とセンサーを、本管管長方向並びに本管周方向に連動して移動させる移動手段と、を備え、
前記センサーは前記穿孔刃の回転中心又は該回転中心より前記所定距離離間した位置に取り付けられており、
前記マーカーがマーカーコイルであり、前記センサーが変動磁束を発生させるセンサーコイルで、マーカーコイルとセンサーコイルの電磁結合が最大になるセンサーコイルの中心がマーカー位置として検出され
前記穿孔刃とセンサーコイルを、マーカー位置が検出されるまで本管管長方向並びに本管周方向に連動して移動させ、検出されたマーカー位置で本管ライニング材を穿孔することを特徴とする。
本発明では、マーカーがマーカーコイルであり、センサーが変動磁束を発生させるセンサーコイルで、マーカーコイルとセンサーコイルの電磁結合が最大になるセンサーコイルの中心がマーカー位置として検出される。
また、本発明は、
枝管開口部を閉塞している本管ライニング材を本管側から穿孔する穿孔方法であって、
本管をライニングする前に、枝管開口部の中心又は該中心より所定距離離間した位置にマーカーを設置する工程と、
本管をライニングした後、マーカー位置を検出するセンサーと本管ライニング材を穿孔する回転可能な穿孔刃を本管内で連動して移動させる工程と、を備え、
前記センサーを穿孔刃の回転中心又は該回転中心より前記所定距離離間した位置に取り付け、
前記マーカーがマーカーコイルであり、前記センサーが変動磁束を発生させるセンサーコイルで、マーカーコイルとセンサーコイルの電磁結合が最大になるセンサーコイルの中心がマーカー位置として検出され
前記センサーコイルがマーカー位置を検出するまで、前記センサーコイルと穿孔刃を本管管長方向並びに本管周方向に移動させて、検出されたマーカー位置で本管ライニング材を穿孔することを特徴とする。
本発明では、枝管開口部の中心又は該中心より所定距離離間した位置にマーカーが設置され、このマーカーの位置を検出するセンサーが穿孔刃の回転中心又は該回転中心より前記所定距離離間した位置に取り付けられる。穿孔刃とセンサーは、マーカーが検出されるまで本管管長方向並びに本管周方向に連動して移動され、マーカーが検出された位置で本管ライニング材が穿孔される。従って、穿孔刃の回転中心を確実に枝管開口部の中心に位置合わせすることができ、枝管開口部を閉塞している本管ライニング材を枝管開口部に合わせて正確に切削することができる。
穿孔装置を本管内で移動させる状態を示した説明図である。 本管内周面に取り付けられた受信コイルを示す斜視図である。 受信コイルの垂直断面図である。 受信コイルを本管内周面に取り付ける工程を示した説明図である。 図3aの工程に続く工程を示した説明図である。 受信コイルを本管内周面に取り付けた後の状態を示した説明図である。 本管がライニングされた状態を示す説明図である。 穿孔刃と発信コイルを搭載した管内ロボットを管内で移動させる状態を示した説明図である。 受信コイルと発信コイルが電磁結合する状態を示した説明図である。 受信コイルと発信コイルの電磁結合が最大になる位置で穿孔刃を上昇回転させて本管ライニング材を穿孔する状態を示した説明図である。 枝管開口部が穿孔され開口した状態を示す説明図である。 発信コイルの上面図である。 図7aのA−A線に沿った断面図である。 穿孔装置を制御する構成を示した回路図である。 発信コイルを本管管長方向に移動させたときに電磁結合が変化する状態を示した説明図である。 発信コイルを本管管軸を中心に本管周方向に回動したときに電磁結合が変化する状態を示した説明図である。 受信コイルを枝管開口部に配置するためのキャップの一部断面斜視図である。 該キャップを本管管長方向に見たときの垂直断面図である。 管内ロボットを受信コイルの取付位置に移動させる状態を示した説明図である。 受信コイルを枝管開口部に取り付ける状態を示した説明図である。 管内ロボットを受信コイルと発信コイルの電磁結合が最大になる位置に移動させる状態を示した説明図である。 電磁結合が最大になる位置で本管ライニング材を穿孔する状態を示した説明図である。 本管ライニング材を穿孔する状態を示した説明図である。 本管ライニング材の穿孔が終了後の状態を示した説明図である。 発信コイルの上面図である。 図14aのA−A線に沿った断面図である。 受信コイルを取り付けた枝管ライニング材の断面図である。 管内ロボットを枝管ライニング材でライニングされた枝管位置に移動させる状態を示した説明図である。 枝管位置で本管ライニング材を穿孔する状態を示した説明図である。 実施例1の穿孔装置の変形例で穿孔を行う状態を示した説明図である。 実施例2の穿孔装置の変形例で穿孔を行う状態を示した説明図である。 マーカーとして本管内周面に取り付けられた磁石を示す正面図である。 マーカーとしての磁石を枝管開口部に装着されるキャップに取り付けた状態を示す断面図である。 本管内周面に取り付けた磁石を磁気センサーで検出して穿孔を行う状態を示した説明図である。 枝管開口部に挿入されるキャップに取り付けた磁石を磁気センサーで検出して穿孔を行う状態を示した説明図である。
以下、添付図を参照して本発明の実施例を説明する。本実施例では、既設管を下水道の本管とし、該下水道を本管ライニング材でライニングした後、本管ライニング材で塞がれた枝管開口部を穿孔する例が説明されるが、本実施例は、下水道だけでなく、水道管やガス管などの本管をライニングした後に本管ライニング材で塞がれている枝管開口部を穿孔するものにも適用できるものである。
図1には、下水道の本管11が地中に埋め込まれている状態が図示されている。本管11は所定距離毎に設けられるマンホール10を介して地上に開口している。2つのマンホール間の本管には、複数の枝管(支管、取付管とも呼ばれる)が分岐していて、家庭やビルディングなどの下水が枝管を介して本管に排出される。図1には、その内一つの枝管12が図示されている。枝管12は本管11に対して直交する方向に延びているが、例えば60°に斜交する枝管もあり、本発明は、このような斜交する枝管開口部を塞いでいる本管ライニング材の穿孔にも適用できるものである。
穿孔装置は、図1、図3aに図示したように、本管11内を本管の管長方向(水平方向)に移動する管内ロボット20を備え、その管内ロボット20に穿孔刃31が搭載される。管内ロボット20は4輪(図には2輪のみが図示)を備え、管内ロボット20内に搭載されたモータ21を駆動することにより、あるいは管内ロボット20の前後に結合されたワイヤ(不図示)を地上のウインチで巻き上げることにより本管管長方向に前後に移動することができる。管内ロボット20の上部には、TVカメラ23が取り付けられ、TVカメラ23の一方あるいは両側には照明装置24が取り付けられる。TVカメラ23と照明装置24は斜め上方を向いており、照明装置24で照明された本管内部はTVカメラ23で撮影されて地上に設置された作業トラック14内のモニタ(不図示)に表示され、作業者が本管内部を監視できるようになっている。
なお、管内ロボット20には、図示されていないが付属品などを搭載した台車が連結される場合がある。このように、管内ロボット20に連結されて移動する台車なども、本発明では、管内ロボット20に含まれるものとする。
管内ロボット20の前方には、モータ25が取り付けられる。モータ25はマウント26並びにマウント26に固定された支持板27を本管11の管軸11aと平行な軸を中心に所定角度の範囲に渡って回動させる。支持板27には、円盤状のヘッド28a、29aを上部に備えたシリンダー28、29が所定距離離して固定される。
シリンダー28のヘッド28aには、上部にビットを備えたホルソーとして構成された穿孔刃31が、その回転軸31aがシリンダー28の中心軸(ピストン軸)と同軸になるように、取り付けられる。穿孔刃31は、図3bに示したように、ビット外径d1が枝管の内径d2とほぼ同じかあるいは若干小さくなっており、シリンダー28により油圧で上下方向に昇降され、モータ30により回転させることができる。
シリンダー29のヘッド29aは、本管内面の湾曲に応じて湾曲しており、そのヘッド29aには、図2に示したような、穿孔中心位置を示すマーカーとして機能する受信コイル33(第2コイル)を取り付けたフレキシブルな基板32が搭載される。受信コイル33は、変動磁束により誘導電流が流れる導体で、本実施例では、一巻きの閉じた銅線からなる円形コイルとして図示されているが、多重巻きのコイルあるいは変動磁束により誘導電流が流れる中空円筒部材あるいは円盤であってもよい。
受信コイル33は基板32に接着剤あるいは接着テープなどで固定される。図3bに示したように、シリンダー29のヘッド29aを上昇させて基板32を本管11の内周面に押圧すると、基板32並びに受信コイル33は、図2a、図3bに図示したように、本管11の湾曲に応じて湾曲し、基板32の裏側に塗布された接着剤などを介して本管11の内周面に湾曲した状態で固定される。このとき、図2bに示したように、湾曲した受信コイル33の輪郭で描かれる一点鎖線で示した径d3のコイル面33aは、本管11の母線と平行になっており、このコイル面33aの中心33b、あるいは湾曲前の受信コイル33の中心を通過する中心軸(第2コイルの中心軸)が33cで図示されている。
受信コイル33は、図4a、図4bに示したように、その中心33bと枝管開口部12aの中心12b間の距離Sが、例えば、シリンダー28、29の中心軸(ピストン軸)間の管長方向距離に等しくなるような位置に取り付けられる。
また、シリンダー29のヘッド29aには、図5a、図5b、図7に示したようなマーカー位置を検出する発信コイル(第1コイル)40を取り付けた基板41が搭載される。発信コイル40は、励磁力を増大させるために、複数巻きの円形コイルとして構成されており、その一端と他端には、リード線が接続されている。発信コイル40の径d4は、受信コイル33の径d3とほぼ同一の径となっていて、そのコイル中心が40aで、またその中心40aを通過しコイル面に垂直に延びる中心軸(第1コイルの中心軸)が40bで図示されている。
発信コイル40は、図8に模式的に図示したように、一端が交流電源53に、また他端がインピーダンス回路54と接続される。発信コイル40には、交流電流が流れてそのコイルループ内には、交流電流に応じて向きが変わる変動磁束が発生する。この変動磁束が受信コイル33に作用し、電磁誘導により受信コイル33には誘導電流が流れる。発信コイル40と受信コイル33の電磁結合が大きいほど、つまり発信コイル40による変動磁束のコイルループ通過密度が大きいほど受信コイル33に流れる誘導電流が大きくなり、発信コイル40のインダクタンスは減少する。振幅/位相検出回路52は、交流電源電圧とインピーダンス回路54間の電圧との差を、発信コイル40の両端子間の電圧として求め、その振幅/位相を検出する。電磁結合が大きくなり発信コイル40のインダクタンスが減少すると、振幅/位相検出回路52の出力値、つまり発信コイル40の両端子間の電圧の振幅値は、図9a、図9bに示したように、小さくなり、またその位相角は進むようになる。
なお、発信コイル40に接続される電源は、発信コイルに変動磁束が発生する電源であれば、交流電源だけでなく、脈動する電流あるいは連続するパルスを発生する電源でもよい。
モータ21、25はそれぞれサーボモータとして構成され、CPUで実現される制御回路50は、振幅/位相検出回路52により検出される電圧振幅及び/又は位相のピーク値(最小値)を検出し、モータ21、25を作動させ、電圧振幅及び/又は位相がピーク値となる位置、つまり受信コイル33と発信コイル40の電磁結合が最大になり、両コイルの中心軸が一致する位置に発信コイル40と穿孔刃31を移動させる。制御回路50、振幅/位相検出回路52、交流電源53などは、管内ロボット20内に搭載される。
上述したモータ21、25、30、シリンダー28、29などの駆動手段は、電源線がケーブルパイプ15を介して作業トラック14に搭載された電源に接続されており、同じく作業トラックに搭載されたコンソールに配置されたスイッチやジョイスチックなどを介してそれぞれ個別に駆動、制御できるようになっている。
なお、穿孔時、穿孔刃31と発信コイル40を本管管軸を中心に本管周方向に沿って回動させることができるようにするために、モータ25は、手動で、あるいは管内ロボット20内のシリンダー(不図示)などで上下方向に移動可能となっている。
また、管内ロボット20には、穿孔時、管内ロボットの位置を安定させるために、後述するような突っ張り部材16(図6a、図13a)が搭載されている。
次に、このように構成された穿孔装置の動作を説明する。
本実施例では、本管11を本管ライニング材でライニングする前段工程として、穿孔刃31を枝管開口部12aにセンタリングするために、受信コイル33を本管内周面に取り付ける。そのために、図1、図3a、図3bに示したように、シリンダー29のヘッド29aに、受信コイル33を、その中心軸33cがシリンダー29の中心軸に一致するように、搭載する。
続いて図3aに示したように、管内ロボット20を、穿孔刃31の回転軸31aが枝管開口部12aの中心12bを通過して垂直に延びる中心軸12cと一致する位置に移動させる。実際にその位置に移動したかどうかは、シリンダー28を駆動して穿孔刃31を上昇させ、穿孔刃31が枝管開口部12aに挿入できるかをTVカメラ23で撮影される画像を介して観察することにより確認することができる。
管内ロボット20が、上述したように、穿孔刃31の回転軸31aと枝管開口部12の中心軸12cと同軸になったとき、シリンダー29を駆動してヘッド29aを上昇させ基板32を本管11の内周面に押圧する。この押圧により、基板32並びに受信コイル33は、図2a、図2bに図示したように、本管11の湾曲に応じて湾曲し、基板32の裏側に塗布された接着剤などを介して本管11の内周面に固定される。
穿孔刃31は、回転軸31aがシリンダー28の中心軸と同軸になるように取り付けられ、受信コイル33は、その中心軸33cがシリンダー29の中心軸に一致するように、搭載されるので、受信コイル33が管内ロボット20によって本管内周面に取り付けられたときには、受信コイル33の中心33bと枝管開口部中心12b間の距離S(図4)は、シリンダー28、29の中心軸間の本管管長方向距離と同じになっている。
続いて、図4aに示したように、管内ロボット20を本管11内から外部に移動させ、図4bに示したように、本管11の内周面を本管ライニング材13でライニングする。このライニングは、よく知られているように、本管ライニング材13を反転法あるいは引き込み法により本管内に導き、本管ライニング材13に含浸された液状硬化性樹脂を硬化させることにより、行われる。このライニングにより、受信コイル33は本管ライニング材13に埋め込まれた状態で本管内に固定される。
続いて、管内ロボット20のシリンダー29のヘッド29aに、基板41に取り付けられた発信コイル40を、その中心軸40bがシリンダー29の中心軸に一致するように、搭載する。そして、図5aに示すように、管内ロボット20を、発信コイル40のコイル面を本管内周面に近接させて受信コイル33に向けて移動させる。
発信コイル40が受信コイル33に近づいて、両コイルの電磁結合が強くなると、図9aに示したように、振幅/位相検出回路52の電圧振幅値Aは小さくなる。発信コイル40の中心軸40bと受信コイル33の中心軸33cが一致すると、両コイルの電磁結合が最大になり、振幅/位相検出回路52の電圧振幅値Aは最小値A1となる。制御回路50は、モータ21を、振幅/位相検出回路52の電圧振幅値が最小値A1となる位置(受信コイル33と発信コイル40の電磁結合が最大になる位置)、つまり発信コイル40と受信コイル33の中心軸40bと33cが一致する位置x1にサーボ制御するので、管内ロボット20は、同位置x1で停止する。
管内ロボット20が停止した状態が図5bに、コイル部分が拡大して図示されている。発信コイル40の中心軸と穿孔刃31の回転軸31a間の管長方向距離は、シリンダー28、29の中心軸間の距離、つまり、受信コイル33の中心33bと枝管開口部中心12b間の距離Sに等しいので、受信コイル33と発信コイル40が同軸になると、穿孔刃31の回転軸31aは、枝管開口部中心12b並びにそれを通過する枝管開口部の中心軸12cと同軸になる。
このように、受信コイル33と発信コイル40が同軸となって両コイルの電磁結合が最大になると、管内ロボット20は停止し、その位置では、穿孔刃31の回転軸31aは、枝管開口部中心12bを通過し、また枝管開口部の中心軸12cと同軸になっているので、図6aに示したように、シリンダー28を上昇させ、モータ30を駆動することにより穿孔刃31を回転させて本管ライニング材13を穿孔する。穿孔時には、管内ロボットに収納されている突っ張り部材16を上昇させて本管上面に突き当て、管内ロボット20を安定化させる。穿孔刃31は、枝管12の内径と同径ないしは若干小さな径となっているので、図6bに示したように、枝管開口部を塞いでいる本管ライニング材13は、枝管の内径の円に対応した円形に穿孔され、本管11と枝管12が連通するようになる。
なお、上述した例では、穿孔刃31の回転軸31aが本管円周方向に見て垂直になっていることを前提にしているが、本管周方向に傾いている可能性があるので、上記ロボット停止位置x1において、モータ25を駆動して発信コイル40と穿孔刃31を、本管の中心軸、つまり管長方向に水平方向に延びる本管管軸11aを中心に回動させ、図9bに示したように、発信コイル40と受信コイル33の電磁結合が最大になる位置、つまり振幅/位相検出回路52の振幅値Bが最小値B1になり、発信コイル40と受信コイル33が同軸となる位置θ1に移動させる。
このように、発信コイル40と穿孔刃31は、本管管長方向においても、また本管周方向においても、発信コイル40と受信コイル33の電磁結合が最大になり両コイルの中心軸が一致する位置に移動されるので、穿孔刃31の回転軸31aを枝管開口部中心12bないしその中心軸12cに位置決めすることができ、本管ライニング材の正確な穿孔が可能になる。
なお、上述した実施例では、管内ロボット20を利用して受信コイル33を取り付けるようにしているが、異なるロボットを利用して取り付ける場合には、受信コイル33の中心33bと枝管開口部中心12b間の距離が、シリンダー28、29の中心軸間の管長方向距離と異なる場合がある。その場合には、管内ロボット20のシリンダー28、29のいずれか一方、あるいはその両方を管長方向に移動させる機構を取り付け、発信コイル40の中心軸と穿孔刃の回転軸間の管長方向距離が受信コイル33の中心と枝管開口部の中心間の距離Sと等しくなるように、シリンダー28、29のいずれか一方、あるいはその両方を調整するようにする。
また、受信コイル33の中心33bと枝管開口部中心12b間の距離が、シリンダー28、29の中心軸間の管長方向距離と異なる場合には、同管長方向距離とシリンダー28、29の中心軸間との差を求め、発信コイル40と受信コイル33の電磁結合が最大になった位置から、当該差だけ管内ロボット20を移動させ、穿孔刃31の回転軸31aを枝管開口部中心12bに位置決めして穿孔を行うようにしてもよい。
上述した実施例では、発信コイル40と受信コイル33の電磁結合は、発信コイル40の両端子間の電圧の振幅を測定して検出したが、その位相を測定して検出するようにしてもよい。また、振幅と位相を測定して検出するようにしてもよい。
なお、上述した実施例では、受信コイル33は本管内周面に取り付けるようにしているので、受信コイル33の取り付けが容易になる。しかし、受信コイル33を、枝管開口部の中心から所定距離離れた枝管開口部12a内の位置に取り付けるようにしてもよい。この場合には、図10に示したような枝管開口部に嵌着されるキャップを用意して、このキャップ上に受信コイルを取り付けるようにする。
実施例1では、受信コイルを本管内周面に取り付けたが、枝管開口部に取り付けるようにしてもよい。この例が、図10a、10b〜図16a、16bに図示されている。
図10a、図10bに示した受信コイル70は、受信コイル33と同様に、一巻きの閉じた銅線からなる外径がr1の円形コイルとして構成され、コイルループ内に変動磁束が発生すると誘導電流が流れるリング導体で、多重巻きのコイルとしてもよい。受信コイル70を枝管開口部12aに取り付けるために、枝管開口部に嵌着されるキャップ60が用いられる。
キャップ60は、外径r2が枝管開口部12aの径にほぼ等しく該枝管開口部12aに嵌着される中空円筒部60aと、該円筒部の下方に中空円筒部と一体に取り付けられ本管11の内周面に当接するリング状の鍔部60bとを有する部材で、例えば弾性のある硬質ゴムから形成される。円筒部60aの枝管開口部内への挿入を確実にするために、円筒部60aの上部を先細りするようにしてもよい。
キャップ60の中空円筒部60aの底部60cには、枝管12に流入する下水を流すために、中空円筒部60aと同芯に円形の開口部60dが形成される。受信コイル70は、その中心70aを垂直に通過する中心軸70bが中空円筒部60aの中心軸と同軸になるように、接着剤あるいは接着テープでキャップ60の底部60cに取り付けられる。このような受信コイル70を取り付けたキャップ60は予め工場内で製作しておくことができ、本管ライニングが行わる現場に搬送される。
管内ロボット20のシリンダー29には、図11a、図11bに示したように、モータ72により回動可能な支持板71が取り付けられる。支持板71は本管内面の湾曲に応じて湾曲しており、支持板71には、受信コイル70を取り付けたキャップ60が搭載される。
管内ロボット20は、図11aの位置から図11bに示した受信コイル70の中心軸70bが枝管開口部12aの中心軸12cと同軸になる位置に移動される。その位置で支持板71が上昇し、キャップ60の鍔部60bが本管内周面に押圧されて、中空円筒部60aが枝管開口部12a内に嵌着される。キャップ60は弾性のある材質で形成されるので、中空円筒部60aが枝管開口部12a内に嵌着されたあとは、その弾性によりキャップ60は枝管に密着して固定されるようになる。その後、実施例1と同様に、本管11が本管ライニング材13でライニングされ、キャップ60の一部は本管ライニング材13内に埋め込まれる。
キャップ60は、穿孔用の管内ロボット20を用いるのではなく、専用のロボットを用いて枝管開口部に取り付けるようにしてもよい。
続いて、図12a、図12bに示したように、支持板71上に、発信コイル80がそのコイル中心軸80bが穿孔刃31の回転軸31aと同軸となるように、搭載される。発信コイル80は、コイル径r3が受信コイル70のコイル径r1とほぼ同じになっており、発信コイル40と同様に多重巻きの円形コイルとして構成される。発信コイル80は、図14a、図14bに図示したように、コイル中心80aが支持板71の中央に位置するように、接着剤ないし接着テープを介して支持板71に取り付けられる。
発信コイル80は、その両端に接続されたリード線が、実施例1の発信コイル40と同様に、図8に示した回路に接続され、電源53により給電される交流電流に応じた変動磁束が発信コイル80のコイルループ内に発生する。
発信コイル80を搭載した管内ロボット20は、図12aに示した位置から枝管開口部に向けて移動され、図12bに示したように、発信コイル80と受信コイル70の電磁結合が最大になる位置に移動する。制御回路50は、この電磁結合が最大になる位置で管内ロボット20を停止させる。
受信コイル70は、そのコイル中心軸70bが枝管開口部中心12bないしその中心軸12cに一致する枝管位置に取り付けられており、また、発信コイル80は、そのコイル中心軸80bが穿孔刃31の回転軸31aと同軸となる位置に搭載されているので、発信コイル80と受信コイル70の電磁結合が最大になり両コイル中心軸が同軸となる位置では、穿孔刃31の回転軸31aは、枝管開口部中心12bないしその中心軸12cに一致しているので、管内ロボット20を停止する。
なお、穿孔刃31の回転軸31aが本管周方向に傾いている可能性があるので、実施例1と同様に、上記ロボット停止位置において、モータ25を駆動して発信コイル80と穿孔刃31を、本管周方向に回動させ、発信コイル80と受信コイル70の電磁結合が最大になる周方向位置に移動させる。
このように、発信コイル80と穿孔刃31は、本管管長方向においても、また本管周方向においても、発信コイル80と受信コイル70の電磁結合が最大になり両コイルの中心軸が一致する位置に移動されるので、穿孔刃31の回転軸31aを枝管開口部中心12bないしその中心軸12cに位置決めすることができ、本管ライニング材の正確な穿孔が可能になる。
この発信コイル80と受信コイル70の電磁結合が最大になって両コイルの中心軸が一致する位置で、図13aに示したように、穿孔刃31を上昇させ、回転させると、穿孔刃31は本管ライニング材13を枝管開口部を中心に穿孔し、図13bに示したように、枝管開口部に位置する本管ライニング材13、キャップ60並びに受信コイル70などを切削し、枝管開口部は本管11に開口するようになる。
なお、発信コイル80は、穿孔刃31の回転軸31aと同軸に取り付けられているので、本管ライニング材13を穿孔するとき、発信コイル80を破損してしまう。従って、モータ72を駆動して支持板71を回動させ、図13aに示したように、発信コイル80を、穿孔刃31と接触しない位置に、退避させる。
受信コイルは、図15に図示した枝管ライニング材90に取り付けることもできる。枝管ライニング材90は、管状の柔軟な不織布からなる樹脂吸収材90bに未硬化の液状硬化性樹脂を含浸させたもので、一端が折り返されて硬化されリング状の鍔部90aを形成している。この鍔部90a上に、受信コイル33、70と同様な受信コイル91が接着剤あるいは接着テープを介して取り付けられる。
枝管ライニング材90は、本管側から枝管開口部を介して枝管12に反転挿入され、枝管内周面に押し付けた状態で、樹脂吸収材90bに含浸された液状硬化性樹脂が加熱などの方法で硬化される。この状態では、図16aに図示したように、受信コイル91の中心軸91bは、鍔部90aの中心軸並びに枝管開口部の中心軸12cとほぼ一致している。
管内ロボット20の支持板71には、発信コイル40、80と同様に多重巻きで径が受信コイル91とほぼ同径の円形コイルとして構成された発信コイル93が、その中心93aから垂直に延びる中心軸93bが穿孔刃94の回転軸94aと同軸になるように搭載される。
管内ロボット20が移動し、発信コイル93と受信コイル91の電磁結合が最大になると、管内ロボット20が停止する。この停止位置において、モータ25を駆動して発信コイル93と穿孔刃94を、本管周方向に回動させ、発信コイル93と受信コイル91の電磁結合が最大になる周方向位置に移動させる。
このように、発信コイル93と穿孔刃94は、本管管長方向においても、また本管周方向においても、発信コイル93と受信コイル91の電磁結合が最大になり両コイルの中心軸が一致する位置に移動されるので、穿孔刃94の回転軸94aを枝管開口部中心12bないしその中心軸12cに位置決めすることができる。穿孔刃94の径は、鍔部90aの内部リング径より小さくなっており、この位置で、図16bに示したように、穿孔刃94を上昇させ、回転させると、枝管開口部を塞いでいる本管ライニング材13を、枝管ライニング材90を損傷させることなく、穿孔することができる。
なお、枝管ライニング材90には、穿孔刃が枝管ライニング材に当たってそれを損傷しないように、中空の鋼材からなる円筒部材(Sカラーとも呼ばれている)92が鍔部90aに鍔部90aと同軸に取り付けられている。この中空円筒部材92には、その円筒内に変動磁束が発生すると、誘導電流が流れるので、中空円筒部材92を受信コイル91と同様に機能させることができる。
なお、上述した実施例1、2では、発信コイルを、本管管長方向に移動して発信コイルと受信コイルの電磁結合が最大になる位置(図9aのx1)を求め、あるいは、その位置でさらに、本管円周方向に回動させて電磁結合が最大になる位置(図9bのθ1)を求めている。これは、受信コイルのコイル中心(x1、0)を通過する本管の母線をX軸、X軸に直交する本管周方向をθ軸とする円柱座標において、発信コイルのコイル中心をX方向位置x1において、θ方向に±θ1して(x1、0)の位置に移動させることに相当しており、両コイルの中心ないし中心軸が一致することになる。
発信コイルは、このようにX方向に移動させて両コイルの電磁結合が最大になる位置を求めてからθ方向に移動させる例だけでなく、例えば、発信コイルをθ方向に所定の角度左右に回動させながらX方向に前進させ、発信コイルと受信コイルの電磁結合に変化が現れた場合、つまり、両コイルに重なりが生じた場合、発信コイルをまずX方向に移動して電磁結合が最大になる位置を求め、続いてθ方向に移動させて電磁結合が最大になる位置を求めるか、あるいは逆に、最初にθ方向に移動して電磁結合が最大になる位置を求め、続いてX方向に移動させて電磁結合が最大になる位置を求めるようにしてもよい。
このように、発信コイルは、そのコイル中心軸が受信コイルの中心軸に一致するまで本管管長方向並びに本管周方向に穿孔刃とともに移動され、両コイルの中心軸が一致する位置で本管ライニング材が穿孔される。両コイル中心軸が一致する位置では、穿孔刃の回転軸が枝管開口部の中心ないし中心軸に一致しているので、枝管開口部を閉塞している本管ライニング材を枝管開口部に合わせて正確に切削することができる。
なお、穿孔刃31、94は、中心に棒状のドリルのない円柱状のホルソーとして構成されているが、中心にドリルを設けるようにしてもよく、また、先端にいくほど径が小さくなる傘型カッターとして構成してもよい。
また、穿孔刃31、94の径を、枝管内径あるいは枝管ライニング材の内径より余裕をもって小さくし、例えば、当該内径の1/2以下程度の径にして、仮穴を穿孔するだけにし、仮穴穿孔工程の後に、なお枝管開口部を閉塞している本管ライニング材の残存部を正確に除去する工程を設けるようにしてもよい。
また、上述した実施例1、2では、発信コイルと受信コイルの電磁結合が最大になる位置を検出し、モータ21、25をその位置に自動制御して穿孔を行っている。このような自動制御に代えて、発信コイルの移動につれて変化する振幅/位相検出回路52の出力値、例えば、図9a、図9bに示したような電圧振幅値を作業トラック内に設置したモニタで監視し、その値がそれぞれ最小値A1、B1になったとき、つまり電磁結合が最大になったときに、モータ21、25を手動でオフにして、穿孔刃の回転軸を枝管開口部中心ないしその中心軸に位置決めして穿孔を行うようにしてもよい。このような場合には、モータ21、25を手動で制御することになるが、電圧振幅値などをモニタで監視して行うことができるので、簡便に、しかも正確に穿孔刃の位置決めを行うことが可能になる。
また、上述した実施例1、2において、管内ロボット20が穿孔位置近傍に近づいたとき、管内ロボット20の移動をロックし、別の駆動系で穿孔刃並びに発信コイルを移動させることができる。この実施例が図17a、図17bに図示されている。
図17aは実施例1の変形を示す図であり、管内ロボット20には、シリンダー100が搭載され、そのシリンダーヘッド100aには、モータ25が固定される。シリンダー100は、モータ25、並びにシリンダー28、29を支持する支持板27が連動して本管管長方向に移動できるように、管内ロボット20に取り付けられる。管内ロボット20は、発信コイル40が受信コイル33の近傍に移動し両コイルに電磁結合が発生して図9aに示した振幅値が所定値減少したとき、その移動を停止する。この状態で突っ張り部材16が上昇して、管内ロボット20は本管内に固定される。その後の穿孔刃31並びに発信コイル40の管長方向の移動は、モータ21による管内ロボット20の移動ではなく、シリンダー100の駆動により行われる。
このように構成すると、両コイルに電磁結合が発生し始めるまでは、管内ロボット20を高速に移動させ、電磁結合が発生し始めると、穿孔刃31並びに発信コイル40の本管管長方向の移動をシリンダー100により、また本管周方向の移動をモータ25により低速に行って目標とする穿孔位置を細かく探し出すことができる、という効果が得られる。
図17bは実施例2の変形を示す図であり、図17aに示したのと同様に、シリンダー100により、モータ25、並びにシリンダー28、29を支持する支持板27が連動して本管管長方向に移動される。発信コイル80と受信コイル70間に電磁結合が発生し始めると、穿孔刃31と発信コイル80の本管管長方向の移動をシリンダー100により、また本管周方向の移動をモータ25により行って、穿孔刃のセンタリングが行われる。
実施例1、2では、穿孔中心を示すマーカーとして受信コイル33、70、91を用いたが、小型の磁石をマーカーとして用いることができる。この実施例3が、図18a、18b、19a、19bに図示されている。
実施例3で使用される磁石110は、例えばサマリウムコバルトあるいはネオジウムからなる直径が10φから20φで厚さが1mm〜5mm程度の磁石であり、図18a、図19aに図示されたように、基板111に磁石110を接着剤で固定し、基板111を磁石110が鉛直線112上に位置するように、枝管開口部12aの中心12bより所定距離S離間した位置で本管11の内周面に接着剤あるいは接着テープで取り付けられる。この取り付けは、図3a、図3bに示した受信コイル33の取り付けと同様に行われる。なお、磁石110は、基板111を介さず直接本管11の内周面に取り付けるようにしてもよい。
また、磁石110を本管内周面に取り付けるのではなく、図18bに示したように、枝管開口部12aに嵌着されるキャップ113の中心部に接着剤あるいは接着テープを用いて取り付けるようにしてもよい。キャップ113は、図10a、図10bに示したキャップ60と同様な形状で開口部60dのない形状であり、キャップ113を枝管開口部12aに嵌合挿入すると、磁石110は枝管開口部12aの中心12bを通る中心軸12c上に位置する。キャップ113の枝管開口部への取り付けは、図11a、図11bに示した受信コイル70の取り付けと同様に行われる。
このようにして取り付けられた磁石110の位置を検出するセンサーとしては、ホール素子からなる磁気センサー120が用いられる。磁石110が、図18aに示したように、本管11の内周面に取り付けられる場合には、図19aに示したように、磁気センサー120がシリンダー29の中心軸上に位置するように、磁気センサー120の回路基板121をシリンダー29のヘッド29b上に取り付ける。
本管11がライニングされると、磁石110は本管ライニング材13内に埋め込まれる。管内ロボット20は、ライニングされた本管内を管長方向に移動し、磁気センサー120が磁石110が取り付けられた鉛直線112の位置までくると、磁気センサー120は最大の磁束密度を検出するので、この位置で管内ロボット20を停止させる。管内ロボット20が停止した状態が図19aに図示されている。この状態では、穿孔刃31の回転軸31aは、枝管開口部中心12b並びにそれを通過する枝管開口部の中心軸12cと同軸になる。そこで、シリンダー28を上昇させ、モータ30を駆動することにより穿孔刃31を回転させて本管ライニング材13を穿孔する。本管ライニング材13は、枝管の内径の円に対応した円形に穿孔され、本管11と枝管12が連通するようになる。
磁石110が、図18bに示したように、キャップ113の中心に取り付けられる場合は、磁気センサー120並びにその回路基板121は、図19bに示したように、シリンダー29に回動可能に取り付けた支持板71上に、磁気センサー120が穿孔刃31の回転軸31aと一致するように、取り付けられる。
管内ロボット20は、ライニングされた本管内を管長方向に移動し、磁気センサー120が枝管開口部12aの中心軸12cの位置までくると、磁気センサー120は最大の磁束密度を検出するので、この位置で管内ロボット20を停止させる。管内ロボット20が停止した状態が図19bに図示されている。この状態では、穿孔刃31の回転軸31aは、枝管開口部中心12b並びにそれを通過する枝管開口部の中心軸12cと同軸になる。そこで、支持板71を回動させてシリンダー28を上昇させ、モータ30を駆動する。それにより穿孔刃31が回転して、本管ライニング材13は、枝管の内径の円に対応した円形に穿孔され、本管11と枝管12が連通するようになる。
マーカーを磁石とした場合でも、受信コイルをマーカーとした場合と同様に、穿孔刃31の回転軸31a並びに磁気センサー120が本管周方向に垂直からずれている可能性があるので、穿孔刃31と磁気センサー120を、本管周方向に連動して移動させそのずれに応じて位置決めする必要がある。
穿孔刃31と磁気センサー120の本管管長方向並びに本管周方向への移動方法及びその順序は、実施例1、2で述べた穿孔刃と発信コイルの連動移動と同様である。従って、マーカーを磁石とした場合でも、磁気センサー120は、本管管長方向においても、また本管周方向においても、最大の磁束密度が検出される位置に移動されるので、穿孔刃31の回転軸31aを枝管開口部中心12bないしその中心軸12cに位置決めして、本管ライニング材を枝管開口部に合わせて正確に切削することができる。
10 マンホール
11 本管
12 枝管
13 本管ライニング材
14 作業トラック
16 突っ張り部材
20 管内ロボット
21 モータ
23 TVカメラ
24 照明装置
25 モータ
26 マウント
27 支持板
28、29 シリンダー
28a、29a ヘッド
30 モータ
31 穿孔刃
32 基板
33 受信コイル(第2コイル)
40 発信コイル(第1コイル)
41 基板
50 制御回路
52 振幅/位相検出回路
53 交流電源
60 キャップ
70 受信コイル
71 支持板
72 モータ
80 発信コイル
90 枝管ライニング材
91 受信コイル
92 中空円筒部材
93 発信コイル
94 穿孔刃
100 シリンダー
110 磁石
120 磁気センサー

Claims (5)

  1. 枝管開口部を閉塞している本管ライニング材を本管側から穿孔する穿孔装置であって、
    本管内を移動する管内ロボットと、
    前記管内ロボットに搭載され、本管ライニング材を穿孔する回転可能な穿孔刃と、
    前記管内ロボットに搭載され、前記枝管開口部の中心又は該中心より所定距離離間した位置に設置されたマーカーの位置を検出するセンサーと、
    前記穿孔刃とセンサーを、本管管長方向並びに本管周方向に連動して移動させる移動手段と、を備え、
    前記センサーは前記穿孔刃の回転中心又は該回転中心より前記所定距離離間した位置に取り付けられており、
    前記マーカーがマーカーコイルであり、前記センサーが変動磁束を発生させるセンサーコイルで、マーカーコイルとセンサーコイルの電磁結合が最大になるセンサーコイルの中心がマーカー位置として検出され
    前記穿孔刃とセンサーコイルを、マーカー位置が検出されるまで本管管長方向並びに本管周方向に連動して移動させ、検出されたマーカー位置で本管ライニング材を穿孔することを特徴とする穿孔装置。
  2. 前記本管周方向の移動は、本管管軸を中心とする回動であることを特徴とする請求項に記載の穿孔装置。
  3. 枝管開口部を閉塞している本管ライニング材を本管側から穿孔する穿孔方法であって、
    本管をライニングする前に、枝管開口部の中心又は該中心より所定距離離間した位置にマーカーを設置する工程と、
    本管をライニングした後、マーカー位置を検出するセンサーと本管ライニング材を穿孔する回転可能な穿孔刃を本管内で連動して移動させる工程と、を備え、
    前記センサーを穿孔刃の回転中心又は該回転中心より前記所定距離離間した位置に取り付け、
    前記マーカーがマーカーコイルであり、前記センサーが変動磁束を発生させるセンサーコイルで、マーカーコイルとセンサーコイルの電磁結合が最大になるセンサーコイルの中心がマーカー位置として検出され
    前記センサーコイルがマーカー位置を検出するまで、前記センサーコイルと穿孔刃を本管管長方向並びに本管周方向に移動させて、検出されたマーカー位置で本管ライニング材を穿孔することを特徴とする穿孔方法。
  4. 前記本管周方向の移動は、本管管軸を中心とする回動であることを特徴とする請求項に記載の穿孔方法。
  5. センサーコイルを回動させ、マーカー位置が検出されない場合は、マーカー位置が検出されるまでセンサーコイルを本管管長方向に所定量前進させてセンサーコイルを回動させることを特徴とする請求項に記載の穿孔方法。
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