JP6594120B2 - キャップ及びこのキャップを備えた容器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、スパークリングワイン等の炭酸ガスを含む発泡性飲料(アルコールの有無を問わない)の収容に適した容器の口部に対して取り付けられるキャップ及びこのキャップを備えた容器に関する。
例えばスパークリングワイン等の炭酸ガスを含有する発泡性飲料を収容した容器を開栓したときに、容器口部を密閉するパッキンと、このパッキンを覆うシェルとが、容器内で圧力の高まったガスに押し出されて勢いよく吹き飛ぶ所謂キャップ飛びが生じると大変危険である。
そこで、図7(A)〜(C)に示すようなキャップが知られている(特許文献1参照)。このキャップが具備するシェル51の下部52は、容器の首部に形成されているビード部53に係止し、シェル51の上部54は下部52から分離可能であり、分離した上部54と下部52とは長尺のバンド55により繋がった状態に保たれる。バンド55は、分離前のシェル51の上部54及び下部52に、破断可能な複数のブリッジ56を介して連結されている。
上記キャップでは、開栓したときに容器内のガスによって容器口部から押し出されたパッキン57がシェル51の上部54に衝突しても、最終的に、シェル51の上部54はバンド55及び下部52を介して容器口部に係留された状態となるので、キャップ飛びは防止されることになる。なお、図7(B)において、58はインナーリングである。
特開2011−240973号公報
ところで、開栓の際にパッキン57からシェル51の上部54に衝撃が加わり、バンド55の特に基端部付近に応力が集中して破断が発生することがある。バンド55の破断は、キャップ飛びに結びつく懸念がある。そこで、バンド55の破断発生を防ぐために、バンド55の基端部付近を厚肉にする、といった対策がとられているが不十分である。つまり、バンド55の任意の部位を厚肉にすればその付近での破断は生じ難くなるが、応力集中する場所が他に移り、その移った先で破断が生じることになり、根本的な解決には至らない。また、バンド55において応力集中箇所の転移先を順次厚肉にしていくという、いわばもぐらたたき式の対処法には、キャップの成形に使用する材料量が徒に増えるデメリットがつきまとう。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、発泡性飲料を収容した容器の開栓に伴うキャップ飛びを確実に防止することができるキャップ及びこのキャップを備えた容器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るキャップは、容器口部の外周に形成された雄ねじに螺合する雌ねじが設けられたスカート壁を具備したキャップであって、前記スカート壁の下部にタンパーエビデンスバンドが連結され、前記タンパーエビデンスバンドの下部を構成する略リング状の下バンド部分に、内向き上方に向かって延び、前記容器口部における前記雄ねじの下側に設けられたストッパに係止する係止片が連設され、前記タンパーエビデンスバンドは、前記スカート壁の下端と前記下バンド部分の上端とに、それぞれ破断されない連結部分と、破断可能なブリッジ状及び/又は薄膜状の接合部とを介して接合される略螺旋状に延びる螺旋バンド部分を有し、前記スカート壁の下端に接合される前記接合部及び前記下バンド部分の上端に接合される前記接合部はそれぞれ、前記螺旋バンド部分の延びる方向に間隔をおいて複数配され、前記螺旋バンド部分の両端の少なくとも一方は、未開封状態において前記連結部分に連なる前記接合部によっても前記スカート壁の下端又は前記下バンド部分の上端に連結されている(請求項1)。
上記キャップにおいて、前記螺旋バンド部分が、ポリエチレン及び/又はポリプロピレンを主成分とし、かつ、引張衝撃強度が40kJ/m以上である材料からなっていてもよい(請求項2)。
上記キャップにおいて、前記螺旋バンド部分は、閉栓状態において前記容器口部の外周に沿って1.5〜3.0周するように螺旋状に延びていてもよい(請求項3)。
上記キャップにおいて、前記下バンド部分の上端における前記連結部分に隣接する位置に切り込み溝が設けられていてもよい(請求項4)。この場合、上述の破断を防止する能力が高まるとともに、飲料製品等の容器のリサイクルに資するキャップと容器本体との分離作業が容易となる。
上記キャップにおいて、前記容器口部を密閉するパッキンは、開栓の際に、容器内の発泡性飲料に由来する炭酸ガスの圧力を受けて該容器口部から離脱し、天壁と該天壁の外周部に連設された前記スカート壁とを有するシェルが、前記容器口部から離脱した前記パッキンを受け止めるのに伴い、前記接合部は破断するように構成されていてもよい(請求項5)。
一方、上記目的を達成するために、本発明に係る容器は、請求項1〜5の何れか一項に記載のキャップが口部に装着されている(請求項6)。
上記容器に発泡性飲料を収容してもよい(請求項7)。
本願発明では、発泡性飲料を収容した容器の開栓に伴うキャップ飛びを確実に防止することができるキャップ及びこのキャップを備えた容器が得られる。
すなわち、本願の各請求項に係る発明のキャップでは、容器口部を密閉するパッキンが容器内のガスに押されて容器口部から飛び出そうとする際に、上記のブリッジ状及び/又は薄膜状の接合部が破断する。つまり、飛び出そうとするパッキンが有する運動エネルギーの一部が接合部を破断するためのエネルギーに変換されるので、パッキンが飛び出す際に連結部分に作用する力は小さくなり、それだけ連結部分の切断がより確実に防止されることになり、キャップ飛びを確実に防止することができる。なお、本発明のキャップは、密封が開放され、容器内部に収容されたガス(例えば発泡性飲料に由来する炭酸ガス)が大気に放出される際の圧力が伝達されて接合部が破断することを狙ったものではあるが、開栓の際に密封が開放されるまでの段階において、スカート壁が容器口部の雄ねじに沿って回転するのに伴い、接合部が幾らか破断することは許容され得る。
螺旋バンド部分のキャップ飛び防止性能を高めるには、螺旋バンド部分及び接合部に瞬間的な引っ張りに対する耐破断強度が高い材料を用いることが好ましい。この材料は、ポリエチレン及び/又はポリプロピレンを主成分(重量比で50%以上)にすることが好ましく、エラストマー性の添加成分を含んでいてもよい。また、耐破断強度の特性として、JIS1型試験片(JIS K7162−1A)の23℃における引張衝撃強度(JIS K7160)が、40kJ/m以上、好ましくは45kJ/m以上のポリエチレン及び/又はポリプロプレンを主成分にすると、破断しにくい螺旋バンドを容易に製作できる。但し、実際の螺旋バンド部分及び接合部の引張衝撃強度は、成形時の流動特性・流動経路に大きく影響を受けるため、粘性として2.16kg荷重の場合におけるメルトフローレート(MFR)(JIS K7210)が、好ましくは0.5g/10分以上、より好ましくは0.6g/10分以上となるようにポリエチレン及び/又はポリプロピレンの主成分(重量比で50%以上)を選択する。この選択は、コンプレッション成形の場合より、射出成型の場合で重要性が高まる。
螺旋バンド部分をある程度は長くしなければ、上述したキャップ飛びの防止性能が発揮されない。一方で、螺旋バンド部分が長すぎると、キャップの開封自体や開封時の接合部の破断が困難になったり、破断時のキャップの移動距離が大きくなり過ぎたりする。発明者らが鋭意取り組んだ結果、螺旋バンド部分は、閉栓状態において容器口部の外周に沿って1.5〜3.0周するように螺旋状に延びる位の長さにするのが好ましいことが分かった。この範囲では、接合部の破断が円滑に進みキャップ飛びが起こりにくくなる。また、接合部の破断が完全に進行した際のキャップ位置が、適度にボトルの飲み口から離れるため、快適に飲用することができる。なお、キャップの直径は8〜60mm等の任意の大ききさを選択することができ、20mm〜40mm程度が好ましい。
請求項4に係る発明のキャップでは、開栓した状態で、螺旋バンド部分あるいはシェルを引き下げ、切り込み溝を起点とした亀裂が入るように下バンド部分を引き裂くことにより、上述の運動エネルギーの変換によるキャップ飛びの防止性能が高まるとともに、キャップを容器から簡単に取り外すことができる。従って、使用後のキャップと容器との分別廃棄が容易となる。
そして、キャップの開口部のある面を下方に向けた場合における螺旋バンド部分の垂直方向における幅は、0.6〜2mmが好ましい。0.6mm未満では強度の確保が難しく、2mmを超えると変形しにくくなりキャップの開封や吹飛び防止が難しくなる。また、螺旋バンド部分の水平方向(径方向)における厚さについても、0.6〜2mmが好ましい。0.6mm未満では強度の確保が難しく、2mmを超えると変形しにくくなりキャップの開封や吹飛び防止が難しくなる。なお、螺旋バンド部分の厚さは0.3〜3.0mmが好ましい。
加えて、螺旋バンド部分のキャップ飛び防止性能を高めるには、接合部の破断が完全に進行した際に、螺旋バンド部分における応力集中を緩和し、螺旋バンド部分の破断が防止されるように、螺旋バンド部分において特に大きく曲げざるを得ない部分(例えば前記スカート壁の下端や前記下バンド部分の上端に連なる連結部分)は適度な曲率をもたせた形状にすることが望ましい。発明者らが鋭意取り組んだ結果、曲率半径は0.3〜1.2mmが好ましい。
(A)及び(B)は、本発明の一実施の形態に係るキャップが装着された容器の要部の開栓前後の構成を概略的に示す正面図である。 (A)及び(B)は、前記キャップが装着された容器の要部の開栓前及び開栓途中の構成を概略的に示す半縦断面図(略左右対称となる縦断面の左半分を示す図)である。 前記キャップのパッキンの構成を概略的に示す説明図である。 (L)は前記キャップの底面図、(A)は(L)のA−A線断面図、(B)は(L)のB−B線断面図、(C)は(L)のC−C線断面図、(D)は(B)のD矢視図、(E)は(L)のE矢視図、(F)は(E)のF−F線断面図、(G)は(E)のG−G線断面図、(H)は(L)のH矢視図、(I)は(L)のI−I線矢視図、(J)は(L)のJ−J線断面図、(K)は(J)のK線断面図である。 前記キャップの変形例の構成を示す図であり、(J)は前記キャップの底面図、(A)は(J)のA−A線断面図、(B)は(J)のB−B線断面図、(C)は(J)のC−C線断面図、(D)は(B)のD矢視図、(E)は(J)のE矢視図、(F)は(E)のF−F―F線断面図、(G)は(E)のG−G―G線断面図、(H)は(J)のH矢視図、(I)は(J)のI−I線矢視図である。 前記キャップの他の変形例の構成を概略的に示す正面図である。 従来のキャップの構成を概略的に示す図であり、(A)及び(B)は閉栓状態のキャップの正面図及び縦断面図、(C)は開栓後のキャップの正面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
図1(A)及び(B)に示すキャップ1は、発泡性飲料を収容した容器(例えばガラス瓶、ペットボトル等のプラスチック容器)2の口部3に装着され、開栓の際に音を発する発音用キャップである。
図2(A)に示すように、キャップ1は、容器口部3を密閉するパッキン4と、このパッキン4を覆う状態で容器口部3に螺着(ねじ結合)するシェル5とを具備している。そして、キャップ1を構成するパッキン4及びシェル5は、インジェクション成形またはコンプレッション成形により別体に成形してある。ここで、図2(A)及び(B)は、キャップ1が装着された容器口部3の要部の開栓前及び開栓途中の構成を概略的に示す半縦断面図(略左右対称となる縦断面の左半分を示す図)であり、実際のパッキン4はシェル5や容器口部3との接触によって変形するが、このような変形をしていない自然状態にあるパッキン4を図2(A)及び(B)において示している。
パッキン4は、図2(A)及び図3に示すように、容器口部3の先端部分に当接して該先端部分の開口を覆う略円板状の天板部6と、この天板部6の外周部の下面から下降するように延びて容器口部3の内周面に密着可能な略筒状(略円筒状)のインナーリング7と、天板部6の外周縁から外方に向かって垂れ下がり、その内周面が容器口部3の外側コーナー部分3aに密接可能な略環状のアウターリング8とを同心状に有している。
シェル5は、図2(A)及び図4(A)〜(L)に示すように、平面視において略円形状の天壁9と、この天壁9の外周部から下向きに延びる略円筒状のスカート壁10を有している。ここで、スカート壁10の外周面にはローレット溝11を、内周面には雌ねじ12を設けてあり、この雌ねじ12は容器口部3の外周に形成された雄ねじ13(図1(B)参照)に結合可能である。
また、キャップ1は、未開封(開栓が一度もされていないこと)を証明する機能を有するピルファープルーフキャップであり、スカート壁10の下部には、図1(A)に示すように、タンパーエビデンスバンド(以下、単に「バンド」という)14を連結してある。そして、このバンド14の下部を構成する略リング状の下バンド部分15の内側には、図4(A)、(B)等に示すように、内向き上方に向かって延びる複数の係止片(フラップ)16を連設してある。
これに対して、容器口部3における雄ねじ13の下側には、図2(A)に示すように、容器口部3に対するキャップ1の装着時にバンド14の下バンド部分15が乗り越え、かつその後は下バンド部分15の係止片16が係止して下バンド部分15の抜けを防止するストッパ17と、このストッパ17の下方に位置し、ストッパ17を乗り越えた下バンド部分15をストッパ17とで保持するフランジ(ビード部)18とを設けてある。
本実施形態では、容器口部3に対してキャップ1を装着(キャッピング)するために、シェル5の雌ねじ12と容器口部3の雄ねじ13とが噛み合うようにした上で、シェル5に閉栓(締め込み)方向の回転力を加える。この際、シェル5は回転しながら下向きに進み、やがてバンド14の各係止片16は、容器口部3の雄ねじ13の下方のストッパ17に当接し、ストッパ17により拡径方向に弾性変形するようにガイドされることによりストッパ17を乗り越え、その後、係止片16は初期の状態に弾性復帰する。以上により、キャップ1の装着は完了する。
この装着状態(閉栓状態)においては、図2(A)に示すように、パッキン4の天板部6はシェル5の天壁9に押圧されて容器口部3の先端部分に密着し、パッキン4のインナーリング7は、容器口部3の内周面によって内向きに付勢され、弾性変形して縮径した状態となり、この状態で容器口部3の内周面に密着する。
さらに、閉栓状態において、パッキン4のアウターリング8は、シェル5内における天壁9とスカート壁10の境界付近から内側に向かって突出する略環状の押圧付勢部19によって押圧付勢され、容器口部3の外側コーナー部分3aに密着する。
上述のようにして容器口部3に装着したキャップ1のシェル5に対して開栓方向の回転力を加えると、シェル5は容器口部3に沿って上昇し、外気圧より高い圧力を有する容器2内のガスによって容器口部3から押し出される方向に力を受けているパッキン4は、シェル5の天壁9の下面に押し付けられた状態で上昇する。
そして、シェル5が容器口部3に沿って回転しながら上昇し、容器口部3の雄ねじ13とシェル5の雌ねじ12とのねじ込み角度(噛み合い量)が100°程度にまで小さくなると、両ねじ12,13の噛み合い力が小さくなり、容器2内のガスにより押し出し力を受けているパッキン4が容器口部3から離脱する。これにより、インナーリング7が容器口部3に緊密に内嵌されて保たれてきた密閉状態が解除されることになる。しかし、容器口部3から離脱したパッキン4を受け止めたシェル5がパッキン4と共に外部に飛び出す(キャップ飛びする)ことは、バンド14によって防止される。
すなわち、図1(A)に示すように、バンド14は、スカート壁10の下端と下バンド部分15の上端とに、それぞれ破断されない連結部分20及び連結部分20よりも連結幅が小さく破断可能なブリッジ(ブリッジ状の接合部)21を介して連結される略螺旋状に延びる螺旋バンド部分22を有している。そして、開栓方向の回転力によってシェル5が容器口部3に沿って上昇するのに伴ってブリッジ21が破断されていくが、このとき、容器口部3のストッパ17に係止する係止片16を有する下バンド部分15は容器口部3に残留する。
一方、ブリッジ21は上述のように破断されるのに対して、螺旋バンド部分22をスカート壁10の下端と下バンド部分15の上端とにそれぞれ連結する連結部分20は破断しない。従って、前記密閉状態が解除される際に、シェル5のスカート壁10は螺旋バンド部分22を介して下バンド部分15に繋がっているので(図1(B)参照)、シェル5の外部への飛び出しは防止され、このシェル5に受け止められるパッキン4の飛び出しも防止されることになる。
また、本実施形態では、パッキン4が飛び出す際の衝撃によって応力の集中し易い連結部分20付近が切断されてしまうことをより確実に防止するために、螺旋バンド部分22に設けた複数のブリッジ21のうち、上下の連結部分20にそれぞれ最も近い一つあるいは複数のブリッジ21を、他のブリッジ21よりも連結幅(肉厚)の大きい補強ブリッジ21Aとしてある(図4(E)〜(G)参照)。さらに、スカート壁10の下端と、螺旋バンド部分22の上端とは、連結部分20に連なる薄肉部(薄膜状の接合部)20A(図4(E),(F)参照)によっても連結されている。
薄肉部20Aは、ブリッジ21(補強ブリッジ21Aを除く)と比べて、螺旋バンド部分22の周方向に長く延び、径方向には薄くなっている。薄肉部20Aの中心角(薄肉部20Aの周方向の両端とバンド14の中心Oとを結んだ線のなす角度)α(図4(F)参照)は、5°〜45°とするのが好ましく、例えば約10°とすることができる。但し、薄肉部20Aの肉厚は一定ではなく、連結部分20に近づくに連れて厚く、離れるに連れて薄くなっている。
従って、前記密閉状態が解除される際に、他のブリッジ(小ブリッジ)21よりも切れ難い補強ブリッジ21Aと薄肉部20Aは破断せずに残り、さらに一部の小ブリッジ21も破断せずに残るようにしてあるので、パッキン4が飛び出そうとする際には、まず破断せずに残っている一部の小ブリッジ21が破断した後、補強ブリッジ21A及び薄肉部20Aが破断することになる。従って、飛び出す際のパッキン4が有する運動エネルギーの大部分は小ブリッジ21、補強ブリッジ21A及び薄肉部20Aを破断するためのエネルギーに変換されるので、パッキン4が飛び出す際に連結部分20に作用する力は小さくなり、それだけ連結部分20の切断がより確実に防止されることになる。なお、本例のキャップ1は、密封が開放され、容器内部に収容されたガス(例えば発泡性飲料に由来する炭酸ガス)が大気に放出される際の圧力が伝達されて接合部(ブリッジ21、薄肉部20A)が破断することを狙ったものではあるが、開栓の際に密封が開放されるまでの段階において、スカート壁10が容器口部3の雄ねじ13に沿って回転するのに伴い、接合部が幾らか破断することは許容され得る。
また、図1(A)、図4(E)、(H)に示すように、各ブリッジ21(補強ブリッジ21Aも含む)の間には、保護スペーサ23を設けてあり、シェル5にこれを上下方向に押し縮めようとする力が加わった場合でも、保護スペーサ23の存在によって、螺旋バンド部分22とスカート壁10の下端との間、また、螺旋バンド部分22と下バンド部分15の上端との間は一定以上には狭まらず、これにより、各ブリッジ21及び薄肉部20Aが破断されてしまうこともない。
ここで、前記密閉状態が解除される際に大きくて良好な開栓音が発せられるように、パッキン4を、ポリプロピレン又は高密度ポリエチレンとスチレン系熱可塑性エラストマーとを混合した材料によって成形することができる。
一方、シェル5は、例えば、高密度ポリエチレンによって成形することができ、本実施形態では、株式会社プライムポリマーの商品名エボリューSP6505と商品名ハイゼックス1300Jを重量比90:10で混合した材料を用いている。このような組成にすると、市販の500mlPETボトルに4ガスボリュームの炭酸水500mlを充填し、5℃または10℃に冷却した後に、シェル側面を指で回していくと、いずれの冷却温度においても10本中10本とも螺旋バンドが破断せずにキャップを開封できた。この場合における上述の引張衝撃強度は175kJ/mであり、上述のMFRは0.6g/10分であった。
また、上述の混合の重量比を10:90に調整して、引張衝撃強度を45kJ/m、MFRを8.6g/10分としても、上述の冷却温度が5℃及び10℃のいずれの場合にも、10本中10本とも螺旋バンドが破断せずにキャップを開封できた。
なお、上述の混合の重量比を0:100に調整して、引張衝撃強度を40kJ/m、MFRを12.0g/10分とした場合には、上述の冷却温度が5℃の場合には、10本中10本とも螺旋バンドが破断せずにキャップを開封できたが、10℃の場合には、10本中1本において開封時に螺旋バンドが破断してキャップが吹き飛んだ。引張衝撃強度が40kJ/mに満たない場合はキャップ吹き飛びの危険が大きく実用性に乏しいと判断した。
また、上述の混合の重量比を100:0に調整して、引張衝撃強度を190kJ/m、MFRを0.5g/10分とした場合には、上述の冷却温度が5℃の場合には、10本中10本とも螺旋バンドが破断せずにキャップを開封できたが、10℃の場合には、10本中1本において開封時に螺旋バンドが破断してキャップが吹き飛んだ。MFR0.5g/10分に満たない場合は、高い引張衝撃強度にかかわらずキャップ吹き飛びの危険が大きく実用性に乏しいと判断した。
以上から、引張衝撃強度は、40kJ/m以上が好ましく、45kJ/mがさらに好ましい。引張衝撃強度には特に上限はないが、一般的なキャップ用プラスチック材料では、175kJ/mや190kJ/mなどの値をとりうる。なお、一般的なキャップ用プラスチック材料では、引張衝撃強度とMFR値とは相反する関係にあり、0.5g/10分以上が好ましく、0.6g/10分以上がさらに好ましく、特に上限はないものの、8.6g/10分や12.0g/10分などの値をとりうる。
なお、本実施形態のインナーリング7には、図3に示すように、外方に膨出する三つの膨出部分7a,7b,7cを設けてあり、インナーリング7のこのような形状も、上記開栓音の向上に寄与している。また、パッキン4の天板部6におけるインナーリング7とアウターリング8の間のフランジ部分6aの下面から膨出部分7cのシールポイント(外周面において最も外側に突出した部分)までの距離dは5mmであり、一般的な発音用キャップに比べて距離dが短く、パッキン4のインナーリング7は短尺化されているが、上述のようにパッキン4の成形材料を採用したことにより、発音性能は良好に発揮される。
さらに、例えばアウターリング8を雌ねじ12に係止させてパッキン4をシェル5内に装着した状態としたキャップ1を流通させる場合に、パッキン4のインナーリング7がシェル5のバンド14よりも下方に突出しないので、流通段階でパッキン4のインナーリング7が傷つき、ひいてはこの傷によってシール性が損なわれてしまうことが確実に防止される。
ところで、容器口部3の雄ねじ13とシェル5の雌ねじ12とが例えば回転角度で100°程度噛み合っていても、この状態でシェル5を引き上げると両ねじ13,12の結合は解除され得る。そこで、このことを利用して、キャッピング時に両ねじ12,13が噛み合い始めた後、外れない程度にまで噛み合うよりも少し前の状態(例えば50°〜80°程度噛み合った状態)になったときにパッキン4のインナーリング7が容器口部3の内周面に密着するように、インナーリング7を短くしてある。これにより、キャッピング時にインナーリング7が容器口部3の内部に進入する際に、シェル5の雌ねじ12と容器口部3の雄ねじ13との噛み合いによるセンタリング機能が発揮されるので、キャッピング時にインナーリング7が容器口部3内に正しく進入しないキャッピング不良の発生を効果的に防止することができる。
また、スカート壁10の内周面には、雌ねじ13の上端に連続し、雌ねじ13の上端の上面と高さが同一となる上面(パッキン4のアウターリング8の下面に平行な上面)を有し、スカート壁の内周面の周方向に延びる延長リブ24(図4(A)、(B)参照)を設けてある。延長リブ24の長さは、シェル5の内壁面に沿って円周方向に約100°に相当する程度である。従って、開栓の際にパッキン4は雌ねじ13の上端と延長リブ24とによって持ち上げられることになり、雌ねじ13の上端のみで持ち上げられる場合よりもパッキン4の挙動や姿勢が安定するので、開栓時におけるパッキン4の脱落が効果的に防止されることとなる。
一方、図3に示すように、アウターリング8の上部8a及び下部8bの外周面は上向き又は外向きに凸の湾曲面に形成され、上部8aと下部8bの間に、下向き又は内向きに凸の湾曲面に形成された外周面を有する変曲部8cが設けられ、アウターリング8において変曲部8c自体かそれよりも上方の部位が押圧付勢部19によって押圧付勢されるように構成されている。アウターリング8の外周面をこのように構成したことにより、アウターリング8に対する押圧付勢部19の押圧付勢力は良好に行われ、しかも、変曲部8cよりも下側の部分を外方に延ばしてアウターリング8の外径を大きくすることにより、開栓時にアウターリング8がシェル5の雌ねじ13によって持ち上げられず、脱落することを確実に防止することができる。
また、本実施形態では、下バンド部分15の上端における連結部分20に隣接する位置に、下向きに延びる切り込み溝25を設けてある(図1(A)及び(B)参照)。開封時に接合部(各ブリッジ21及び薄肉部20A)が完全に破断した場合には、下バンド部分15全体の伸びと切り込み溝25の破断によりキャップ飛びの防止力が高まる。また、図1(B)に示すように開栓した状態で、切り込み溝25を起点にした下バンド部分15の破断により手でキャップ1を容器2から簡単に取り外すことができるため、廃棄時の操作性が高まる。
そして、本実施形態では、切り込み溝25の保護を図るために、切り込み溝25内に薄肉部25A(図4(E)、(G)参照)を設けている。この薄肉部25Aの上下幅W(図4(E)参照)は、0.5mm〜10mmとするのが好ましく、例えば約1.3mmとすることができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論である。例えば、以下のような変形例を挙げることができる。
図1(A)に示す例では、スカート壁10の下端及び下バンド部分15の上端は、略全体が水平に延び、これらの間に位置する螺旋バンド部分22は、その両端が直角に曲がり、一端はスカート壁10の下端に、他端は下バンド部分15の上端に、各々連結部分20を介して連結され、螺旋バンド部分22の両端以外の部位は螺旋状に延びておらず同一水平面上に位置するように構成されている。しかし、シェル5の下部の構成はこれに限られず、例えば図5(E)に示すように、螺旋バンド部分22の一端から他端まで螺旋状に延びるように構成してあってもよい。この場合、スカート壁10の下端と下バンド部分15の上端とは、螺旋状に延びる螺旋バンド部分22に沿うように構成すればよい。なお、図5(A)〜(J)には、このように構成したシェル5を示している。
ここで、図5(E)に示す例では、螺旋バンド部分22に沿って螺旋状に延びる螺旋溝22Aが設けられ、かつ、この螺旋溝22Aの両端に薄肉部22B,22Cが設けられている。薄肉部22B,22Cは、図4(E)〜(G)に示す薄肉部20A、25Aと同様の機能を発揮するものであり、各薄肉部22B,22Cの中心角(薄肉部22B,22Cの周方向の両端とバンド14の中心Oとを結んだ線のなす角度)β1、β2(図5(F)、(G)参照)は各々、5°〜45°とするのが好ましく、例えば約30°とすることができる。
図4(E)、(F)に示す例では、スカート壁10の下端と、螺旋バンド部分22の上端とが、連結部分20に連なる薄肉部20Aによって連結されるようにしているが、この構成に替えて、あるいはこの構成に加えて、螺旋バンド部分22の下端と下バンド部分15の上端とが、連結部分20に連なる薄肉部20Aによって連結されるようにしてもよい。
図1(A)に示す例では、下バンド部分15の上端において連結部分20の左側、つまり螺旋バンド部分22の延びる側に切り込み溝25を設けているが、連結部分20の右側(螺旋バンド部分22の延びる側と反対側)に設けてもよい。
シェル5の内周面に存在する延長リブ24は、雌ねじ13の上端に連続せず、雌ねじ13の上端からスカート壁10の周方向に間隔をあけて設けられていてもよい。
図1(A)に示す例では、接合部としてブリッジ状(ブロック状)のブリッジ21及び薄膜状の薄肉部20Aを設けてあるが、これらを設ける位置は適宜変更可能であり、例えばブリッジ21を設けている位置に薄肉部20Aを設けたり、薄肉部20Aを設けている位置にブリッジ21を設けたりしてもよいし、適宜の位置にブリッジ21と薄肉部20Aの両方を設けたりしてもよい。
図1(A)に示す例の螺旋バンド部分22は、閉栓状態において容器口部3の外周に沿って約1周するように延びているが、螺旋バンド部分22の長さは、閉栓状態において容器口部3の外周に沿って1.5〜3.0周するように螺旋状に延びる位であるのが好ましい。その一例を図6に示してあり、この図に示したキャップ1の螺旋バンド部分22は、閉栓状態において容器口部3の外周に沿って約2周するように螺旋状に延びている。
なお、本明細書で挙げた変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。
1 キャップ
2 容器
3 容器口部
3a 外側コーナー部分
4 パッキン
5 シェル
6 天板部
6a フランジ部分
7 インナーリング
7a 膨出部分
7b 膨出部分
7c 膨出部分
8 アウターリング
8a 上部
8b 下部
8c 変曲部
9 天壁
10 スカート壁
11 ローレット溝
12 雌ねじ
13 雄ねじ
14 タンパーエビデンスバンド
15 下バンド部分
16 係止片
17 ストッパ
18 フランジ
19 押圧付勢部
20 連結部分
20A 薄肉部
21 ブリッジ
21A 補強ブリッジ
22 螺旋バンド部分
22A 螺旋溝
22B 薄肉部
22C 薄肉部
23 保護スペーサ
24 延長リブ
25 切り込み溝
25A 薄肉部
51 シェル
52 下部
53 ビード部
54 上部
55 バンド
56 ブリッジ
57 パッキン
58 インナーリング
d 距離
O バンド14の中心
W 上下幅
α 薄肉部20Aの中心角
β1 薄肉部22Bの中心角
β2 薄肉部22Cの中心角

Claims (7)

  1. 容器口部の外周に形成された雄ねじに螺合する雌ねじが設けられたスカート壁を具備したキャップであって、
    前記スカート壁の下部にタンパーエビデンスバンドが連結され、
    前記タンパーエビデンスバンドの下部を構成する略リング状の下バンド部分に、内向き上方に向かって延び、前記容器口部における前記雄ねじの下側に設けられたストッパに係止する係止片が連設され、
    前記タンパーエビデンスバンドは、前記スカート壁の下端と前記下バンド部分の上端とに、それぞれ破断されない連結部分と、破断可能なブリッジ状及び/又は薄膜状の接合部とを介して接合される略螺旋状に延びる螺旋バンド部分を有し、
    前記スカート壁の下端に接合される前記接合部及び前記下バンド部分の上端に接合される前記接合部はそれぞれ、前記螺旋バンド部分の延びる方向に間隔をおいて複数配され、
    前記螺旋バンド部分の両端の少なくとも一方は、未開封状態において前記連結部分に連なる前記接合部によっても前記スカート壁の下端又は前記下バンド部分の上端に連結されていることを特徴とするキャップ。
  2. 前記螺旋バンド部分が、ポリエチレン及び/又はポリプロピレンを主成分とし、かつ、引張衝撃強度が40kJ/m以上である材料からなる請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記螺旋バンド部分は、閉栓状態において前記容器口部の外周に沿って1.5〜3.0周するように螺旋状に延びている請求項1又は2に記載のキャップ。
  4. 前記下バンド部分の上端における前記連結部分に隣接する位置に切り込み溝が設けられている請求項1〜3の何れか一項に記載のキャップ。
  5. 前記容器口部を密閉するパッキンは、開栓の際に、容器内の発泡性飲料に由来する炭酸ガスの圧力を受けて該容器口部から離脱し、天壁と該天壁の外周部に連設された前記スカート壁とを有するシェルが、前記容器口部から離脱した前記パッキンを受け止めるのに伴い、前記接合部は破断するように構成されている請求項1〜4の何れか一項に記載のキャップ。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載のキャップが口部に装着された容器。
  7. 発泡性飲料が収容されている請求項6に記載の容器。
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