JP6593235B2 - エピタキシャルウェーハの評価方法及び製造方法 - Google Patents

エピタキシャルウェーハの評価方法及び製造方法 Download PDF

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本発明は、エピタキシャルウェーハの評価方法及び製造方法に関する。
CIS(CMOSイメージセンサー)やパワーデバイス向けの半導体ウェーハでは高ライフタイム化の要求があり、ライフタイムの低下を避けるために、ウェーハの低炭素化が求められている。また、ウェーハ面内の抵抗率を均一化することも求められている。従って、これらの用途に用いられるエピタキシャルウェーハ(EPWと表されることがある)においては、エピタキシャル層(EP層と表されることがある)の炭素やドーパント(ボロン、リンなど)、欠陥、不純物などの高精度の評価が求められている。
エピタキシャル層の評価方法のうち、FT−IRでは炭素濃度測定は可能だが、透過法のためエピタキシャル層のみの評価ができないうえに、昨今の要求レベルに比べると測定感度が悪い。それに比べ、低温フォトルミネッセンス(PL)法は高感度である。また低温PL法はボロン、リンの濃度をそれぞれ独立して求めることができるため(非特許文献1)、上記の評価に適していると考えられる。
PL法について、以下で説明する。まず、バンドギャップよりも大きいエネルギーの光を励起源に用いて、励起光をシリコンウェーハに照射すると、励起された電子正孔対が形成される。これらが準安定状態を経由して再結合する際の発光(ルミネッセンス)を検出して、シリコンウェーハに存在する欠陥及び不純物を評価、定量する方法がPL法である。
PL法では、励起光の波長に応じた侵入深さでの評価が行えるため、エピタキシャル層成長用の基板(シリコンウェーハ)上に形成したエピタキシャル層の評価に適用できると考えられる。例えば、532nmの波長のレーザー光のシリコンへの侵入深さは0.8〜0.9μmであり、それより厚いエピタキシャル層であれば、エピタキシャル層のみの評価は可能と考えられる。しかしながら、ここでの励起光の侵入深さとはその強度が1/eになる深さのことであり、一部の光はより深い領域まで侵入する。また、形成された電子正孔対はシリコンウェーハ内を拡散する。従って、特にエピタキシャルウェーハの場合には、エピタキシャル層のみではなく、基板での発光までも検出されるとする文献が数多く存在する(特許文献1〜6)。
特許文献1には、基板をエッチングで除去してエピタキシャル層のみを残す方法が記載されている。特許文献2には、基板に低抵抗率基板を用いる方法が記載されている。特許文献3には、2種類の励起光でPL測定を行い、拡散方程式を解いてエピタキシャル層のデータのみを抽出する方法が記載されている。特許文献4(段落0033)には、励起光の波長を変える方法が記載されている。特許文献5には、欠陥深さ位置とPL強度の関係を温度別にシミュレーションし、また温度別にPL測定を実際に行い、その比較から欠陥または汚染が存在する深さを求める方法が記載されている。さらに、特許文献6には、表面と裏面からPLを検出して、それらの差分からエピタキシャル層の欠陥を評価する方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の方法では基板が無いのでエピタキシャル層のみの評価が可能であるが、基板が無い分、厚さが薄く、ハンドリングが難しい(エピタキシャル層が割れてしまう)。
特許文献2の方法では、基板表層の影響を受けるため、エピタキシャル層のみの評価はできない。
特許文献3の方法では、2種類の励起光でPL測定するということは、測定工数が2倍掛かるということであり、拡散方程式を解くのも容易ではない。
特許文献4の方法では、上述のように励起光は侵入深さよりも深いところまで到達するし、また、電子正孔対はウェーハ内を拡散するので、励起光の波長を変えたところでエピタキシャル層のみの評価はできない。
特許文献5の方法では、温度別深さ依存グラフを作るのは手間が掛かるのに加え、その具体的な方法が開示されておらず、不明である。さらには、温度別にPL測定することも多大な工数を要する。
特許文献6の方法では、表面から測定した時の測定深さと、裏面から測定した時の測定深さは当然異なっており、バルク(基板)の欠陥や汚染には深さ分布があるため、両面からのPLデータの差分を取っても、エピタキシャル層のデータとはならない。
また、非特許文献2には、エピタキシャル層がN型で基板がP型のエピタキシャルウェーハのエピタキシャル層の表面から非特許文献1に則ってドーパント評価を実施し、リンのみの情報が得られ、ボロンは基板ボロン濃度よりも十分に低いレベルであることを確認したとあるが、その時のエピタキシャル層の厚さについては開示されていない。そして、本発明者らが調査したところでは、エピタキシャル層の厚さが薄い場合は、エピタキシャル層の表面からPL評価を行っても、ボロンが基板ボロン濃度と同程度検出される場合もあった。
特公平7−32182号公報 特開平8−139146号公報 特開2002−83852号公報 特開2014−199253号公報 特開2011−60861号公報 特開2008−198913号公報
JIS H0615 第4回パワーデバイス用シリコンおよび関連半導体材料に関する研究会「Si中の微量炭素分析−PLによるアプローチ」(グローバルウェーハズ・ジャパン(株)、中川ら)
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、フォトルミネッセンス測定において、エピタキシャルウェーハのエピタキシャル層の欠陥や汚染を正確かつ簡便に評価することができるエピタキシャルウェーハの評価方法を提供することを目的とする。また、本発明は、欠陥や汚染を低減したエピタキシャルウェーハを製造可能なエピタキシャルウェーハの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、単結晶シリコンからなる成長用ウェーハ上に単結晶シリコンからなるエピタキシャル層を成長させたエピタキシャルウェーハの評価方法であって、
調査用エピタキシャルウェーハとして、単結晶シリコン基板と、該単結晶シリコン基板と導電型が異なるエピタキシャル層とを有するエピタキシャルウェーハを、該エピタキシャル層の厚さが異なるようにして複数枚準備する工程と、
前記複数枚準備した調査用エピタキシャルウェーハのエピタキシャル層の表面から励起光を照射してフォトルミネッセンス測定を行う工程と、
該フォトルミネッセンス測定により検出された、前記調査用エピタキシャルウェーハの単結晶シリコン基板と同じ導電型を示すドーパント濃度が、前記調査用エピタキシャルウェーハの単結晶シリコン基板の抵抗率から求められるドーパント濃度の5%以下となる前記調査用エピタキシャルウェーハのエピタキシャル層の厚さAを求める工程と、
前記成長用ウェーハ上に、前記A以上の厚さで、評価対象のエピタキシャル層を成長する工程と、
前記評価対象のエピタキシャル層の表面から励起光を照射してフォトルミネッセンス測定を行うことにより、前記評価対象のエピタキシャル層を評価する工程と
を有することを特徴とするエピタキシャルウェーハの評価方法を提供する。
このような基準でエピタキシャル層の厚さAを求め、このA以上の厚さで評価対象のエピタキシャル層を成長してフォトルミネッセンス測定を行うことにより、フォトルミネッセンス測定において、励起光が単結晶シリコン基板まで到達することによる単結晶シリコン基板内での電子正孔対の生成及び再結合、並びにエピタキシャル層内で生成した電子正孔対の単結晶シリコン基板への拡散の影響をほぼ無くすことができる。そのため、評価対象のエピタキシャル層の欠陥や汚染を正確かつ簡便に評価することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明は、単結晶シリコンからなる成長用ウェーハ上に単結晶シリコンからなるエピタキシャル層を成長させたエピタキシャルウェーハの評価方法であって、
調査用エピタキシャルウェーハとして、単結晶シリコン基板と、該単結晶シリコン基板と導電型が異なるエピタキシャル層とを有するエピタキシャルウェーハを、該エピタキシャル層の厚さが異なるようにして複数枚準備する工程と、
前記複数枚準備した調査用エピタキシャルウェーハのエピタキシャル層の表面及び前記調査用エピタキシャルウェーハの単結晶シリコン基板の表面から励起光を照射してフォトルミネッセンス測定を行う工程と、
前記エピタキシャル層の表面からのフォトルミネッセンス測定により検出された、前記調査用エピタキシャルウェーハの単結晶シリコン基板と同じ導電型を示すドーパント濃度が、前記調査用エピタキシャルウェーハの単結晶シリコン基板の表面からのフォトルミネッセンス測定により検出された、前記調査用エピタキシャルウェーハの単結晶シリコン基板と同じ導電型を示すドーパント濃度の5%以下となる前記調査用エピタキシャルウェーハのエピタキシャル層の厚さAを求める工程と、
前記成長用ウェーハ上に、前記A以上の厚さで、評価対象のエピタキシャル層を成長する工程と、
前記評価対象のエピタキシャル層の表面から励起光を照射してフォトルミネッセンス測定を行うことにより、前記評価対象のエピタキシャル層を評価する工程と
を有することを特徴とするエピタキシャルウェーハの評価方法を提供する。
このような基準でエピタキシャル層の厚さAを求め、このA以上の厚さで評価対象のエピタキシャル層を成長してフォトルミネッセンス測定を行うことにより、フォトルミネッセンス測定において、励起光が単結晶シリコン基板まで到達することによる単結晶シリコン基板内での電子正孔対の生成及び再結合、並びにエピタキシャル層内で生成した電子正孔対の単結晶シリコン基板への拡散の影響をほぼ無くすことができる。そのため、評価対象のエピタキシャル層の欠陥や汚染を正確かつ簡便に評価することができる。
また、前記成長用ウェーハの導電型、抵抗率、及び酸素濃度を、前記調査用エピタキシャルウェーハの単結晶シリコン基板の導電型、抵抗率、及び酸素濃度と等しくし、かつ、
前記評価対象のエピタキシャル層の導電型及び抵抗率を、前記調査用エピタキシャルウェーハのエピタキシャル層の導電型及び抵抗率と等しくすることが好ましい。
このように、成長用ウェーハと評価対象のエピタキシャル層のそれぞれの上記特性を調査用エピタキシャルウェーハの単結晶シリコン基板とエピタキシャル層の上記特性とそれぞれ等しくすれば、調査用エピタキシャルウェーハで求めたエピタキシャル層の厚さAを、評価対象のエピタキシャル層に確実に適用することができ、評価対象のエピタキシャル層の欠陥や汚染をより正確に評価することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明は、上述したエピタキシャルウェーハの評価方法で良品と判断されたエピタキシャルウェーハのエピタキシャル層の成長条件で、単結晶シリコンを有するウェーハの該単結晶シリコン上にエピタキシャル層の成長を行うことを特徴とするエピタキシャルウェーハの製造方法を提供する。
このようなエピタキシャルウェーハの製造方法により、確実に欠陥や汚染を低減したエピタキシャルウェーハを提供することができる。
本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法によれば、成長用ウェーハ上に形成したエピタキシャル層のPL測定において、成長用ウェーハの影響を排除して、エピタキシャル層のみの欠陥や汚染を正確かつ簡便に評価することができる。また、本発明のエピタキシャルウェーハの製造方法によれば、確実に欠陥や汚染を低減したエピタキシャルウェーハを提供することができる。
本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法の第1の態様の工程フローを示す図である。 本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法の第2の態様の工程フローを示す図である。 成長用ウェーハと評価対象のエピタキシャル層を示す概略図である。 調査用エピタキシャルウェーハを示す概略図である。
以下、本発明について、図を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法の第1及び第2の態様について、図1〜4を参照して説明する。
まず、本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法の第1の態様について説明する。図1は、本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法の第1の態様の工程フローを示す図である。また、図3は成長用ウェーハと評価対象のエピタキシャル層を示す概略図であり、図4は調査用エピタキシャルウェーハを示す概略図である。本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法は、単結晶シリコンからなる成長用ウェーハ1上に単結晶シリコンからなる評価対象のエピタキシャル層3を成長させたエピタキシャルウェーハ10の評価方法である。
本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法の第1の態様では、まず、調査用エピタキシャルウェーハ20として、単結晶シリコン基板11と、該単結晶シリコン基板11と導電型が異なるエピタキシャル層13とを有するエピタキシャルウェーハ20を、該エピタキシャル層13の厚さdが異なるようにして複数枚準備する(図1のA)。エピタキシャル層13の厚さは、PL法によるエピタキシャル層13の測定結果が単結晶シリコン基板11の影響を受ける場合と受けない場合を含むように、適度に変化させることが好ましい。このとき、エピタキシャル層13の成長は、実際に評価したい成長条件で行うことが好ましい。
次に、複数枚準備した調査用エピタキシャルウェーハ20のエピタキシャル層13の表面から励起光を照射してフォトルミネッセンス測定を行う(図1のB)。
次に、上記のフォトルミネッセンス測定により検出された、調査用エピタキシャルウェーハ20の単結晶シリコン基板11と同じ導電型を示すドーパント濃度が、調査用エピタキシャルウェーハ20の単結晶シリコン基板11の抵抗率から求められるドーパント濃度の5%以下となる調査用エピタキシャルウェーハ20のエピタキシャル層13の厚さAを求める(図1のC)。
次いで、成長用ウェーハ1上に、上記のA以上の厚さで、評価対象のエピタキシャル層3を成長する(図1のD)。さらに、評価対象のエピタキシャル層3の表面から励起光を照射してフォトルミネッセンス測定を行うことにより、評価対象のエピタキシャル層3を評価する(図1のE)。このとき、評価対象のエピタキシャル層3の成長は、実際に評価したい成長条件で行うことが好ましい。
上記したようにして、調査用エピタキシャルウェーハ20のエピタキシャル層13の厚さAを求め、成長用ウェーハ1上にA以上の厚さでエピタキシャル層を成長してPL測定すれば、励起光の侵入深さ(励起光の強度が1/eになる深さ)や励起光の強度がほぼゼロになる深さ(以下では到達深さと言うことがある)がどれくらいであるのか、さらには、電子正孔対の拡散の影響がどの程度あるのかを細かく考慮する必要はなく、実測によりエピタキシャル層のみを評価できる厚さAを求めることができる。
一例として、調査用エピタキシャルウェーハ20として、P型の単結晶シリコン基板11上にN型のエピタキシャル層13を成長させたエピタキシャルウェーハを用いた場合について、具体的に説明する(このようなエピタキシャルウェーハをN/Pエピタキシャルウェーハと表記することがある)。この場合、単結晶シリコン基板11はP型なので、ボロン濃度に着目する。単結晶シリコン基板11のボロン濃度は、その抵抗率によって決まる。そして、エピタキシャル層13の表面から検出したボロン濃度が、単結晶シリコン基板11の抵抗率から求めたボロン濃度の5%以下であれば、エピタキシャル層13のみの評価が行えていると判断できる。このボロン濃度の5%以下となるエピタキシャル層13の厚さをAとすることができる。そして、成長用ウェーハ1上に、厚さA以上の評価対象のエピタキシャル層3を成長して、評価対象のエピタキシャル層3の表面からPL測定を行う。このような評価方法により、確実に評価対象のエピタキシャル層3のみの評価を行うことができる。
次に、本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法の第2の態様について説明する。図2は、本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法の第2の態様の工程フローを示す図である。図2に示す本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法は、単結晶シリコンからなる成長用ウェーハ1上に単結晶シリコンからなる評価対象のエピタキシャル層3を成長させたエピタキシャルウェーハの評価方法である。この本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法の第2の態様では、まず、調査用エピタキシャルウェーハ20として、単結晶シリコン基板11と、該単結晶シリコン基板11と導電型が異なるエピタキシャル層13とを有するエピタキシャルウェーハを、該エピタキシャル層13の厚さdが異なるようにして複数枚準備する(図2のA)。このとき、エピタキシャル層13の成長は、実際に評価したい成長条件で行うことが好ましい。
次に、複数枚準備した調査用エピタキシャルウェーハ20のエピタキシャル層13の表面及び調査用エピタキシャルウェーハ20の単結晶シリコン基板11の表面から励起光を照射してフォトルミネッセンス測定を行う(図2のB)。調査用エピタキシャルウェーハ20の単結晶シリコン基板11の表面のフォトルミネッセンス測定は、調査用エピタキシャルウェーハ20を作製し、その裏面(すなわち、単結晶シリコン基板11の表面)について実施することもできるし、エピタキシャル層13を形成する前の単結晶シリコン基板11の表面について実施することもできる。
そして、エピタキシャル層13の表面からのフォトルミネッセンス測定により検出された、調査用エピタキシャルウェーハ20の単結晶シリコン基板11と同じ導電型を示すドーパント濃度が、調査用エピタキシャルウェーハ20の単結晶シリコン基板11の表面からのフォトルミネッセンス測定により検出された、調査用エピタキシャルウェーハ20の単結晶シリコン基板11と同じ導電型を示すドーパント濃度の5%以下となる調査用エピタキシャルウェーハ20のエピタキシャル層13の厚さAを求める(図2のC)。
さらに、成長用ウェーハ1上に、上記のA以上の厚さで、評価対象のエピタキシャル層3を成長し(図2のD)、その後、評価対象のエピタキシャル層3の表面から励起光を照射してフォトルミネッセンス測定を行うことにより、評価対象のエピタキシャル層3を評価する(図2のE)。このとき、評価対象のエピタキシャル層3の成長は、実際に評価したい成長条件で行うことが好ましい。
本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法の第2の態様では、調査用エピタキシャルウェーハ20の単結晶シリコン基板11のドーパント濃度を、単結晶シリコン基板11の抵抗率からではなく、単結晶シリコン基板11の表面からのフォトルミネッセンス測定により求めている点で、第1の態様とは異なっている。しかしながら、第2の態様においても、第1の態様と同様に、励起光の侵入深さや励起光の到達深さがどれくらいであるのか、さらには、電子正孔対の拡散の影響がどの程度あるのかを細かく考慮する必要はなく、実測によりエピタキシャル層のみを評価できる厚さAを求めることができる。
ここで、本発明者の調査によると、単結晶シリコン基板上に該単結晶シリコン基板と導電型が異なるエピタキシャル層を厚さを振って形成し、エピタキシャル層の表面からPL測定した場合に、このPL測定で検出された単結晶シリコン基板と同じ導電型のドーパント濃度の測定値が、エピタキシャル層の厚さが厚くなるにつれて減少し、単結晶シリコン基板のドーパント濃度の5%以下となると、その減少は指数関数のように非常に緩やかになった。これは、励起光がシリコン単結晶基板に到達せず、また、エピタキシャル層内で生成した電子正孔対がシリコン単結晶基板まで拡散せず、エピタキシャル層のみを評価していることを意味している。このため、シリコン単結晶基板と同じ導電型のドーパント濃度がシリコン基板のドーパント濃度の5%以下であるか否かを、エピタキシャル層のみの評価が行えるか否かの判断基準とすることができる。さらに、ドーパント濃度がシリコン基板のドーパント濃度の3%以下、もしくは1%以下であれば、より確実に励起光がシリコン単結晶基板に到達していないと判断できる。
また、本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法では、成長用ウェーハ1の導電型、抵抗率、及び酸素濃度を、調査用エピタキシャルウェーハの単結晶シリコン基板11の導電型、抵抗率、及び酸素濃度と等しくし、かつ、評価対象のエピタキシャル層3の導電型及び抵抗率を、調査用エピタキシャルウェーハ20のエピタキシャル層13の導電型及び抵抗率と等しくすることが好ましい。
PLは電子正孔対の再結合を検出するものであるので、キャリアのライフタイムに影響される。従って、エピタキシャル層を成長させる基板(成長用ウェーハ1と単結晶シリコン基板11)及びエピタキシャル層(評価対象のエピタキシャル層3とエピタキシャル層13)において、導電型、抵抗率などが変われば、PLによる評価領域(深さ)も変わってくる。よって、成長用ウェーハ1及び評価対象のエピタキシャル層3のスペック(仕様)は、エピタキシャル層のみを評価できる厚さAを求めた際に用いた調査用エピタキシャルウェーハ20の単結晶シリコン基板11及びエピタキシャル層13のスペックと等しくすることが好ましい。なお、この場合、それぞれの特性を完全に等しくすることまでは必須ではなく、仕様による狙い値を等しくすればよい。
また、本発明では、上述したエピタキシャルウェーハの評価方法で良品と判断されたエピタキシャルウェーハのエピタキシャル層の成長条件で、単結晶シリコンを有するウェーハの該単結晶シリコン上にエピタキシャル層の成長を行うエピタキシャルウェーハの製造方法が提供される。このようなエピタキシャルウェーハの製造方法で製造されたエピタキシャルウェーハであれば、エピタキシャル層において、欠陥や汚染をより確実に軽減することができる。尚、ここでエピタキシャル層を成長させるウェーハは、単結晶シリコンを有するウェーハであればよく、例えば、単結晶シリコン基板又はSOIウェーハなどとすることができる。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例)
上述したように、本発明のエピタキシャルウェーハの評価方法では、PL測定において、予め、調査用エピタキシャルウェーハ20に対して、エピタキシャル層13の下側にある単結晶シリコン基板11の影響を受けずに、エピタキシャル層13のみの評価を行うことができるエピタキシャル層13の厚さAを求めている。そこで、以下では、調査用エピタキシャルウェーハ20として、[1]N型の単結晶シリコン基板11の上にP型のエピタキシャル層13を成長させた場合(P/Nエピタキシャルウェーハ)と、[2]P型の単結晶シリコン基板11の上にN型のエピタキシャル層13を成長させた場合(N/Pエピタキシャルウェーハ)について、具体的に厚さAを求めた。
励起光として波長532nmのYAGレーザーを用いた。この波長のシリコンへの侵入深さ(強度が1/eになる深さ)は0.8〜0.9μmである。PL測定のサンプルは液体ヘリウムで4.2Kに冷却し、いわゆる低温PL法で測定した。
[N型単結晶シリコン基板上にP型エピタキシャル層を成長させた場合]
抵抗率が10ΩcmのN型(リンドープ)の単結晶シリコン基板11を準備し、該単結晶シリコン基板11上に、抵抗率が10ΩcmのP型(ボロンドープ)のエピタキシャル層13を、10、20、30、40、50、及び60μmの厚さで成長させて、調査用エピタキシャルウェーハ20とした。
これらの調査用エピタキシャルウェーハ20のエピタキシャル層13の表面からPL測定を行い、ドーパント濃度を求めた。エピタキシャル層13の厚さが厚くなるにつれて、ボロン濃度の測定値は高く、逆にリン濃度の測定値は低くなっていき、評価領域に占めるエピタキシャル層13の割合が次第に大きくなっていることが確認できた。
ここで、単結晶シリコン基板11の抵抗率から求めたリン濃度は、8.9ppbaであった。また、エピタキシャル層13の厚さが10μmの場合、エピタキシャル層13の表面からのPL測定により求めたリン濃度の測定値は、6.1ppbaであり、単結晶シリコン基板11の実際のリン濃度の69%であった。
そして、エピタキシャル層13の表面からPL測定して求めたリン濃度の測定値が、単結晶シリコン基板11のリン濃度(8.9ppba)の5%である0.4ppba以下になるエピタキシャル層13の厚さは50μmであった。従って、エピタキシャル層13の厚さが50μm以上の場合には、エピタキシャル層13のみの評価ができていると言える。
これにより、N型の成長用ウェーハ1(抵抗率は10Ωcm)に、50μm以上のP型のエピタキシャル層3(抵抗率は10Ωcm)を成長させて、エピタキシャル層3の表面からPL測定を行うと、エピタキシャル層3のみの各種欠陥や汚染の評価が可能となる。
[P型単結晶シリコン基板上にN型エピタキシャル層を成長させた場合]
抵抗率が10ΩcmのP型(ボロンドープ)の単結晶シリコン基板11を準備し、該単結晶シリコン基板11上に、抵抗率が10ΩcmのN型(リンドープ)のエピタキシャル層13を、10、20、30、40、50、及び60μmの厚さで成長させて、調査用エピタキシャルウェーハ20とした。
これらの調査用エピタキシャルウェーハ20のエピタキシャル層13の表面からPL測定を行い、ドーパント濃度を求めた。エピタキシャル層13の厚さが厚くなるにつれて、リン濃度の測定値は高く、逆にボロン濃度の測定値は低くなっていき、N型単結晶シリコン基板上にP型エピタキシャル層を成長させた場合と同様に、評価領域に占めるエピタキシャル層13の割合が次第に大きくなっていることが確認できた。
ここで、単結晶シリコン基板11の抵抗率から求めたボロン濃度は、26.8ppbaであった。また、エピタキシャル層13の厚さが10μmの場合、エピタキシャル層13の表面からのPL測定により求めたボロン濃度の測定値は、16.5ppbaであり、単結晶シリコン基板11の実際のボロン濃度の62%であった。
そして、エピタキシャル層13の表面からPL測定して求めたボロン濃度の測定値が、単結晶シリコン基板11のボロン濃度(26.8ppba)の5%である1.3ppba以下になるエピタキシャル層13の厚さは60μmであった。従って、エピタキシャル層13の厚さが60μm以上の場合には、エピタキシャル層13のみの評価ができていると言える。
これにより、P型の成長用ウェーハ1(抵抗率は10Ωcm)に、60μm以上のN型のエピタキシャル層3(抵抗率は10Ωcm)を成長させて、エピタキシャル層3の表面からPL測定を行うと、エピタキシャル層3のみの各種欠陥や汚染の評価が可能となる。
ここで、N型単結晶シリコン基板上にP型エピタキシャル層を成長させた場合とP型単結晶シリコン基板上にN型エピタキシャル層を成長させた場合とで、エピタキシャル層3のみの評価が行えるエピタキシャル層3の厚さが異なっている。すなわち、N型のエピタキシャル層の方が厚いエピタキシャル層を必要とする。これは、P型、N型で抵抗率が等しい場合、N型の方がキャリアのライフタイムが長いため、励起光により生成された電子正孔対がなかなか再結合せず、ウェーハ内を拡散する為である。従って、PL法により、P型、N型で抵抗率が等しい場合のエピタキシャル層のみの評価を行うためには、N型のエピタキシャル層の方がP型よりも厚いエピタキシャル層を必要とする。
このように、エピタキシャル層を成長させる基板(成長用ウェーハ1と単結晶シリコン基板11)や評価対象のエピタキシャル層3(エピタキシャル層13)の導電型、抵抗率、さらには、エピタキシャル層を成長させる基板(成長用ウェーハ1と単結晶シリコン基板11)の酸素濃度などのスペックが変わる時、言い換えるとライフタイムが変わる時は、その都度、上述した方法によりエピタキシャル層3のみの評価が行えるエピタキシャル層の厚さAを求めることが好ましい。
また、PL測定の励起光が変わると侵入深さが変わるため、この場合も同様に、上述した方法により、エピタキシャル層3のみの評価が行えるエピタキシャル層の厚さAを求めることが好ましい。そして、例えば紫外光などの波長の短い光を励起光に用いれば、シリコンへの侵入深さはより短くなり、より薄いエピタキシャル層の評価も可能となる。
N型単結晶シリコン基板上にP型エピタキシャル層を成長させ、エピタキシャル層のみの評価が行えることを確認した際に用いたN型の単結晶シリコン基板11と同一ロット(すなわち、同一スペックでもある)のN型の単結晶シリコン基板(抵抗率は10Ωcm)を成長用ウェーハ1として準備した。上記のように、この成長用ウェーハ1では、P型のエピタキシャル層(抵抗率は10Ωcm)を50μm以上の厚さで成長させれば、評価対象のエピタキシャル層3のみの評価が行えることが判明している。
この成長用ウェーハ1に、エピタキシャル成長装置のリアクターのチャンバーメンテナンス前後のそれぞれの時点で、P型の評価対象のエピタキシャル層3を50μmの厚さで成長させた。その後、低温PL法で、評価対象のエピタキシャル層3の表面からドーパント濃度を測定した。
その結果、チャンバーメンテナンス前より後の方が検出された評価対象のエピタキシャル層3のリン濃度が低く、エピタキシャル成長装置のリアクターの清浄度が改善されたことが確認できた。
(比較例)
実施例で用いたのと同一ロットのN型の単結晶シリコン基板(抵抗率は10Ωcm)を成長用ウェーハ1とし、この成長用ウェーハ1に、エピタキシャル成長装置のリアクターのチャンバーメンテナンス前後のそれぞれの時点で、P型の評価対象のエピタキシャル層3を40μmの厚さで成長させた。その後、低温PL法で、評価対象のエピタキシャル層3の表面からドーパント濃度を測定した。
その結果、エピタキシャル成長装置のリアクターのチャンバーメンテナンス前後で、リン濃度の測定値に違いは見られず、また、実施例よりも高濃度にリンが検出された。これは、成長用ウェーハ(単結晶シリコン基板)1に含まれているドーパントのリンを検出したためと考えられる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
1…成長用ウェーハ、 3…評価対象のエピタキシャル層、
10…エピタキシャルウェーハ、 11…単結晶シリコン基板、
13…エピタキシャル層、 20…調査用エピタキシャルウェーハ。

Claims (4)

  1. 単結晶シリコンからなる成長用ウェーハ上に単結晶シリコンからなるエピタキシャル層を成長させたエピタキシャルウェーハの評価方法であって、
    調査用エピタキシャルウェーハとして、単結晶シリコン基板と、該単結晶シリコン基板と導電型が異なるエピタキシャル層とを有するエピタキシャルウェーハを、該エピタキシャル層の厚さが異なるようにして複数枚準備する工程と、
    前記複数枚準備した調査用エピタキシャルウェーハのエピタキシャル層の表面から励起光を照射してフォトルミネッセンス測定を行う工程と、
    該フォトルミネッセンス測定により検出された、前記調査用エピタキシャルウェーハの単結晶シリコン基板と同じ導電型を示すドーパント濃度が、前記調査用エピタキシャルウェーハの単結晶シリコン基板の抵抗率から求められるドーパント濃度の5%以下となる前記調査用エピタキシャルウェーハのエピタキシャル層の厚さAを求める工程と、
    前記成長用ウェーハ上に、前記A以上の厚さで、評価対象のエピタキシャル層を成長する工程と、
    前記評価対象のエピタキシャル層の表面から励起光を照射してフォトルミネッセンス測定を行うことにより、前記評価対象のエピタキシャル層を評価する工程と
    を有することを特徴とするエピタキシャルウェーハの評価方法。
  2. 単結晶シリコンからなる成長用ウェーハ上に単結晶シリコンからなるエピタキシャル層を成長させたエピタキシャルウェーハの評価方法であって、
    調査用エピタキシャルウェーハとして、単結晶シリコン基板と、該単結晶シリコン基板と導電型が異なるエピタキシャル層とを有するエピタキシャルウェーハを、該エピタキシャル層の厚さが異なるようにして複数枚準備する工程と、
    前記複数枚準備した調査用エピタキシャルウェーハのエピタキシャル層の表面及び前記調査用エピタキシャルウェーハの単結晶シリコン基板の表面から励起光を照射してフォトルミネッセンス測定を行う工程と、
    前記エピタキシャル層の表面からのフォトルミネッセンス測定により検出された、前記調査用エピタキシャルウェーハの単結晶シリコン基板と同じ導電型を示すドーパント濃度が、前記調査用エピタキシャルウェーハの単結晶シリコン基板の表面からのフォトルミネッセンス測定により検出された、前記調査用エピタキシャルウェーハの単結晶シリコン基板と同じ導電型を示すドーパント濃度の5%以下となる前記調査用エピタキシャルウェーハのエピタキシャル層の厚さAを求める工程と、
    前記成長用ウェーハ上に、前記A以上の厚さで、評価対象のエピタキシャル層を成長する工程と、
    前記評価対象のエピタキシャル層の表面から励起光を照射してフォトルミネッセンス測定を行うことにより、前記評価対象のエピタキシャル層を評価する工程と
    を有することを特徴とするエピタキシャルウェーハの評価方法。
  3. 前記成長用ウェーハの導電型、抵抗率、及び酸素濃度を、前記調査用エピタキシャルウェーハの単結晶シリコン基板の導電型、抵抗率、及び酸素濃度と等しくし、かつ、
    前記評価対象のエピタキシャル層の導電型及び抵抗率を、前記調査用エピタキシャルウェーハのエピタキシャル層の導電型及び抵抗率と等しくすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエピタキシャルウェーハの評価方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエピタキシャルウェーハの評価方法で良品と判断されたエピタキシャルウェーハのエピタキシャル層の成長条件で、単結晶シリコンを有するウェーハの該単結晶シリコン上にエピタキシャル層の成長を行うことを特徴とするエピタキシャルウェーハの製造方法。
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