JP6592924B2 - ファン装置 - Google Patents
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Description
図1に示されるように、本実施形態に係る電子機器10は、例えば、図示しないラック内に高さ方向に複数収納される。なお、図1に示される矢印UPは、電子機器10の高さ方向(上下方向)の上側を示す。また、矢印Fは、電子機器10の前後方向の前側を示し、矢印Rは、電子機器10の前後方向の後側を示す。
発熱体収容室14の上壁部14Uには、複数のファン装置40が取り付けられる。複数のファン装置40は、電子機器10の前後方向に並んで配置される。これらのファン装置40が作動されることにより、発熱体収容室14内の空気が排気口18から排気ダクト部28へ送出され、後面開口30から筐体12外へ排気される。また、発熱体収容室14内の空気が排気ダクト部28へ排出されると、発熱体収容室14内が負圧となり、前面開口24から吸気ダクト部22を介して発熱体収容室14に外気が導入される。この結果、発熱体収容室14内が換気され、発熱体収容室14に収容された複数のプリント基板20が冷却される。
風圧式シャッタ50は、ファンモジュール42の送風方向の下流側であって、発熱体収容室14の上壁部14Uの他方側(上側)に配置される。この風圧式シャッタ50は、パネルフレーム52と、複数のフラップ58と、複数の連結ピン68とを有する。
ファンモジュールと、
スリット状の複数のスリット状開口を有し、前記ファンモジュールの送風方向の下流側に配置される風圧式シャッタのパネルフレームと、
前記パネルフレームに回動軸を介してそれぞれ取り付けられ、前記複数のスリット状開口の各々を塞ぐ閉状態から、前記ファンモジュールからの風圧を受けて前記回動軸を中心として回動し、該スリット状開口を開放する開状態に変移される複数のフラップと、
を備えるファン装置。
(付記2)
前記回動軸は、前記スリット状開口の長手方向に沿って配置される、
付記1に記載のファン装置。
(付記3)
前記フラップは、幅方向の一端部が前記スリット状開口の幅方向の一端側で前記回動軸を介して前記パネルフレームに取り付けられ、幅方向の他端部が前記閉状態において前記スリット状開口の幅方向の他端側に当接される、
付記1又は付記2に記載のファン装置。
(付記4)
前記フラップの前記一端部には、前記開状態において前記スリット状開口の幅方向の一端側と当接し、該フラップの回動を制限するストッパ部が設けられる、
付記3に記載のファン装置。
(付記5)
各々の幅方向に並べられる複数の前記スリット状開口を備え、
各々の幅方向に隣り合う2つの前記フラップは、前記閉状態において互いに重ならず、前記スリット状開口の幅方向に間隔を空けて配置される、
付記1〜付記4の何れか1つに記載のファン装置。
(付記6)
各々の幅方向及び長手方向の2方向に並べられる複数の前記スリット状開口を備える、
付記1〜付記5の何れか1つに記載のファン装置。
(付記7)
前記ファンモジュールは、回転軸を中心として回転するハブ部と、前記ハブ部の外周に配置される複数の羽根部と、を有し、
前記パネルフレームを前記回転軸の軸方向から見て、前記ハブ部の中心を通り、かつ、前記ハブ部の径方向に延びる仮想線の両側には、該仮想線に沿って各々の幅方向に列をなす複数の前記スリット状開口がそれぞれ配置される、
付記1〜付記6の何れか1つに記載のファン装置。
(付記8)
前記複数の羽根部は、前記ハブ部から該ハブ部の径方向の外側へ放射状に延出される、
付記7に記載のファン装置。
(付記9)
前記仮想線の両側に配置される一対の前記フラップを連結する連結部材を備える、
付記7又は付記8に記載のファン装置。
(付記10)
前記連結部材は、一対の前記フラップに架け渡される連結ピンを含む、
付記9に記載のファン装置。
(付記11)
前記パネルフレームを前記回転軸の軸方向から見て、前記ハブ部上にある前記仮想線の両側に配置される一対の前記スリット状開口の間隔は、前記ハブ部の外周にある前記仮想線の両側に配置される一対の前記スリット状開口の間隔よりも広い、
付記7〜付記10の何れか1つに記載のファン装置。
(付記12)
前記パネルフレームは、前記ハブ部の中央部と対向する対向壁部を有する、
付記7〜付記11の何れか1つに記載のファン装置。
(付記13)
複数の前記スリット状開口は、前記仮想線に対して左右対称に配置される、
付記7〜付記12の何れか1つに記載のファン装置。
(付記14)
前記スリット状開口の幅は、前記パネルフレームに対する前記ファンモジュールの反対側から前記スリット状開口に挿入されるテストフィンガが前記ファンモジュールに達しない長さとされる、
付記1〜付記13の何れか1つに記載のファン装置。
(付記15)
前記パネルフレームは、前記フラップよりも高強度とされる、
付記1〜付記14の何れか1つに記載のファン装置。
(付記16)
前記フラップは、前記パネルフレームよりも比重が小さい材料で形成される、
付記1〜付記15の何れか1つに記載のファン装置。
(付記17)
前記ファンモジュールは、軸流ファンとされる、
付記1〜付記16の何れか1つに記載のファン装置。
(付記18)
吸気口及び排気口を有し、発熱体を収容する筐体と、
前記筐体内の空気を前記排気口から筐体外へ送風するファンモジュールと、スリット状の複数のスリット状開口を有し、前記ファンモジュールの送風方向の下流側に配置される風圧式シャッタのパネルフレームと、前記パネルフレームに回動軸を介してそれぞれ取り付けられ、前記複数のスリット状開口の各々を塞ぐ閉状態から、前記ファンモジュールからの風圧を受けて前記回動軸を中心として回動し、該スリット状開口を開放する開状態に変移される複数のフラップと、を備えるファン装置と、
を有する電子機器。
(付記19)
前記ファン装置は、前記筐体の高さ方向の上側を前記ファンモジュールの送風方向の下流側として配置される、
付記18に記載の電子機器。
(付記20)
前記排気口は、前記筐体の上壁部に形成され、
前記ファン装置は、前記上壁部に取り付けられる、
付記19に記載の電子機器。
12 筐体
16 吸気口
18 排気口
20 プリント基板(発熱体の一例)
36 テストフィンガ
40 ファン装置
42 ファンモジュール
46A ハブ部
46A1 中央部
46B 羽根部
50 風圧式シャッタ
52 パネルフレーム
52A 対向壁部
56 スリット状開口
56A 第1スリット状開口(スリット状開口の一例)
56B 第2スリット状開口(スリット状開口の一例)
56C 第3スリット状開口(スリット状開口の一例)
56D 第4スリット状開口(スリット状開口の一例)
56E1 一端側縁部
56E2 他端側縁部
58 フラップ
58A 第1フラップ(フラップの一例)
58B 第2フラップ(フラップの一例)
58E1 一端部(フラップの幅方向の一端部の一例)
58E2 他端部(フラップの幅方向の他端部の一例)
62 軸部(回動軸の一例)
64 ストッパ部
68 連結ピン(連結部材の一例)
W 幅(スリット状開口の幅の一例)
VL 仮想線
UP 筐体の高さ方向の上側
V1 ファンモジュールの送風方向の下流側
G1 間隔(ハブ部上にある仮想線の両側に配置される一対のスリット状開口の間隔の一例)
G2 間隔(ハブ部の外周にある仮想線の両側に配置される一対のスリット状開口の間隔の一例)
S 間隔(各々の幅方向に隣り合う2つのフラップの間隔の一例)
Claims (5)
- 回転軸を中心として回転するハブ部と、前記ハブ部の外周に配置される複数の羽根部と、を有するファンモジュールと、
各々の幅方向及び長手方向の2方向に並べられる複数のスリット状開口を有し、前記ファンモジュールの送風方向の下流側に配置される風圧式シャッタのパネルフレームと、
前記パネルフレームに回動軸を介してそれぞれ取り付けられ、前記複数のスリット状開口の各々を塞ぐ閉状態から、前記ファンモジュールからの風圧を受けて前記回動軸を中心として回動し、該スリット状開口を開放する開状態に変移される複数のフラップと、
を備え、
前記スリット状開口の幅は、JIS C0922:2002で規定される関節付きテストフィンガを、前記パネルフレームに対する前記ファンモジュールの反対側から前記スリット状開口に挿入した場合に、前記関節付きテストフィンガが前記ファンモジュールに達しない長さとされ、
前記パネルフレームを前記回転軸の軸方向から見て、前記ハブ部の中心を通り、かつ、前記ハブ部の径方向に延びる仮想線の両側には、前記仮想線に沿って各々の幅方向に列をなす複数の前記スリット状開口がそれぞれ配置され、
前記仮想線の両側に配置される一対の前記フラップは、連結部材を介して連結される、
ファン装置。 - 前記フラップは、幅方向の一端部が前記スリット状開口の幅方向の一端側で前記回動軸を介して前記パネルフレームに取り付けられ、幅方向の他端部が前記閉状態において前記スリット状開口の幅方向の他端側に当接される、
請求項1に記載のファン装置。 - 各々の幅方向に隣り合う2つの前記フラップは、前記閉状態において互いに重ならず、前記スリット状開口の幅方向に間隔を空けて配置される、
請求項1又は請求項2に記載のファン装置。 - 前記パネルフレームを前記回転軸の軸方向から見て、前記ハブ部上にある前記仮想線の両側に配置される一対の前記スリット状開口の間隔は、前記ハブ部の外周にある前記仮想線の両側に配置される一対の前記スリット状開口の間隔よりも広い、
請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のファン装置。 - 前記パネルフレームは、前記フラップよりも高強度とされる、
請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のファン装置。
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