JP6592783B2 - 有機発光素子 - Google Patents

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Description

本発明は、有機発光素子に関し、より詳しくは、内部光取り出し層から転写されて形成されるコルゲート構造の最適化によって、光取り出し効率を画期的に増加させることができ、その結果、優れた発光効率の実現が可能な有機発光素子に関する。
一般に、発光装置は、有機物を利用して発光層を形成する有機発光装置と無機物を利用して発光層を形成する無機発光装置とに大別することができる。中でも、有機発光装置をなす有機発光素子は、電子注入電極(cathode)から注入された電子と正孔注入電極(anode)から注入された正孔が有機発光層で結合して励起子(exciton)を形成し、この励起子がエネルギーを放出しながら発光する自己発光型素子であって、低電力駆動、自己発光、広視野角、高解像度と天然色の実現、速い応答速度などの長所を持っている。
近年、この種の有機発光素子を携帯用情報機器、カメラ、時計、事務用機器、自動車などの情報表示窓、テレビ、ディスプレイまたは照明用などに適用するための研究が活発に進められてきている。
上述したような有機発光素子の発光効率を向上させるための方法としては、発光層を構成する材料の発光効率を高める方法や発光層から発光した光の光取り出し効率を向上させる方法がある。
このとき、光取り出し効率は有機発光素子を構成する各層の屈折率によって左右される。一般的な有機発光素子の場合、発光層から放出される光が臨界角以上の角度で出射されるとき、アノードである透明電極層のように屈折率が高い層と基板ガラスのように屈折率が低い層との間の界面で全反射を起こすことで光取り出し効率が低下してしまい、その結果、有機発光素子の全体的な発光効率が低減するという問題点があった。
これについて具体的に説明すると、有機発光素子は発光量の20%だけが外部に放出され、80%程度の光は基板ガラスとアノード及び正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層などを含む有機発光層の屈折率の差による導波管(wave guiding)効果と基板ガラスと空気との屈折率の差による全反射効果により損失される。すなわち、内部有機発光層の屈折率は1.7〜1.8で、アノードで一般に使用されるITOの屈折率は約1.9である。このとき、二つの層の厚みは約200〜400nmと極めて薄く、且つ基板ガラスの屈折率は1.5であるので、有機発光素子内には平面導波路が自然に形成される。計算によると、前記した原因による内部導波モードで損失される光の割合が約45%に上る。また、基板ガラスの屈折率は約1.5で、外部空気の屈折率は1.0であるので、基板ガラスから外部へ光が取り出されるとき、臨界角以上の角度で入射される光は全反射を起こして基板ガラスの内部に閉じ込められ、このように閉じ込められた光の割合は約35%にも上るため、僅か発光量の20%程度しか外部に放出されない。
このような問題を解決するために、光導波モードによって消失する80%の光を外部へ取り出す光取り出し層に関する研究が活発に進められている。ここで、光取り出し層は、内部光取り出し層と外部光取り出し層とに大別される。このとき、外部光取り出し層の場合は、多様な形態のマイクロレンズを含むフィルムを基板の外部に配設することで光取り出し効果が得られ、マイクロレンズの形態にそれほどこだわらないという特性がある。また、内部光取り出し層は、光導波モードで消失する光を直接的に取り出すことで、外部光取り出し層に比べて、効率増大の可能性が遥かに高いという長所がある。
しかし、内部光取り出し層によって光取り出し効率が増大したとしても、外部へ放出される発光量を基準にしてみると、その効果は依然として微々たるものであるので、光取り出し効率をより向上させることができる方法、あるいは技術に関する研究が切実に要求されている実情である。
韓国登録特許公報 第1093259号(2011.12.06.)
本発明は、上述したような従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、内部光取り出し層から転写されて形成されるコルゲート構造の最適化によって、光取り出し効率を画期的に増加させることができ、その結果、優れた発光効率の実現が可能な有機発光素子を提供することである。
このために、本発明は、第1基板;前記第1基板上に形成される内部光取り出し層;前記内部光取り出し層上に形成される第1電極;前記第1電極上に形成される有機発光層;及び前記有機発光層上に形成される第2電極;を含み、前記内部光取り出し層の表面にはコルゲーションが形成され、前記コルゲーションが前記第1電極、前記有機発光層及び前記第2電極に順に転写されて、前記第2電極の表面はコルゲート構造をなし、前記コルゲート構造は、多数の凸部及び互いに隣接する前記凸部の間に形成される多数の凹部からなり、互いに隣接する前記凸部の間のピッチ(pitch)と前記凹部の深さ(depth)に対する横縦比(depth/pitch)は0.1〜7であることを特徴とする有機発光素子を提供する。
ここで、前記内部光取り出し層は、前記第1基板上に形成され、第1金属酸化物からなるマトリックス層、前記マトリックス層内部に分散されており、前記第1金属酸化物と屈折率が異なる第2金属酸化物からなる多数の散乱粒子、及び前記マトリックス層の表面に充填される充填層を含み、前記充填層の表面には、前記散乱粒子及び前記散乱粒子の凝集体の形状が転写された形態の前記コルゲーションが形成されていてよい。
このとき、前記マトリックス層には割れが形成されていてよい。
また、前記割れは、前記多数の散乱粒子の間及び前記凝集体の間に沿って形成されていてよい。
そして、前記充填層の表面粗さは、前記マトリックス層の表面粗さよりも相対的に低いものであってよい。
さらに、前記マトリックス層は、SiO、TiO、ZrO、ZnO及びSnOを含む金属酸化物候補群のいずれか一種または二種以上の組み合わせからなるものであってよい。
また、前記散乱粒子は、SiO、TiO、ZnO及びSnOを含む金属酸化物候補群のいずれか一種または二種以上の組み合わせからなるものであってよい。
そして、前記多数の散乱粒子の一部または全部は、中空からなるコア、及び前記コアを覆うシェル構造からなるものであってよい。
さらに、前記内部光取り出し層は、前記マトリックス層の内部に形成されている不定形の多数の気孔を更に含んでいてよい。
この場合、前記気孔の大きさは50〜900nmであってよい。
このとき、前記マトリックス層において前記多数の気孔が占める面積は、前記マトリックス層の面積に対して2.5〜10.8%であってよい。
さらに、前記有機発光素子は、前記第1基板とのエンキャプシュレーションのために前記第2電極の上部に前記第1基板と対向するように配置される第2基板を更に含んでいてよい。
本発明によれば、内部光取り出し層(Internal Light Extraction Layer;ILEL)から転写されて形成される表面コルゲート構造(corrugation structure)及び該コルゲート構造をなす多数の凸部の間のピッチ(pitch)及び凸部と凸部との間をなす凹部の深さ(depth)の割合である横縦比(アスペクト比(aspect ratio);depth/pitch)を所定の範囲に制御するコルゲート構造の最適化によって、有機発光素子の発光効率に最大の損失をもたらす導波管モード(waveguide mode)及び表面プラズモンモード(surface plasmon mode)の減少を極大化させることができ、これにより、光取り出し効率を画期的に増加させることができ、結局、優れた発光効率を実現することができる。
本発明の実施例に係る有機発光素子を概略的に示す断面模式図。 多様な横縦比を示す有機発光素子の表面コルゲート構造を撮影した走査電子顕微鏡写真。 本発明の実施例に係る有機発光素子の発光効率をシミュレーションするための参考図。 本発明の実施例に係る有機発光素子の発光効率をシミュレーションするための参考図。 本発明の実施例に係る有機発光素子の発光効率に関するシミュレーション結果を示すグラフ。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例に係る有機発光素子について詳しく説明する。
なお、本発明を説明するにあたって、関連した公知機能或いは構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不必要に曖昧にし得ると判断された場合、その詳細な説明は省略する。
図1に示したように、本発明の実施例に係る有機発光素子100は、ボトムエミッション(bottom emission)構造をなす。また、本発明の実施例に係る有機発光素子100は照明の光源として適用され得る。このような有機発光素子100は、第1基板110、内部光取り出し層120、第1電極130、有機発光層140及び第2電極150を含んで形成される。
第1基板110は、有機発光層140の前方、すなわち、有機発光層140から発光された光が外気と接する部分に配置され、発光された光を外部へ透過させると共に、内部光取り出し層120、第1電極130、有機発光層140及び第2電極150を外部環境から保護する役割をする。このために、すなわち、内部光取り出し層120、第1電極130、有機発光層140及び第2電極150をエンキャプシュレーション(incapsulation)させるために、第1基板110は、縁部に沿って形成される、例えば、エポキシのようなシーリング材を介して、第2電極150の上部にこれと対向して配置される裏面基板である第2基板(図示せず)と接合される。このとき、互いに対向する第1基板110と第2基板(図示せず)、そしてこれらの縁部に形成されるシーリング材によって区画される内部空間のうち内部光取り出し層120、第1電極130、有機発光層140及び第2電極150が占めている空間以外の内部空間は、不活性気体で満たされるか又は真空雰囲気によって組成されていてよい。
このような第1基板110は、透明基板であって、光透過率に優れ且つ機械的な物性に優れるものであれば特にその種類は制限される。例えば、第1基板110としては、熱硬化またはUV硬化が可能な有機フィルムである高分子系の物質からなるものが使用されていてよい。また、第1基板110としては、化学強化ガラスであるソーダライムガラス(SiO−CaO−NaO)またはアルミノシリケート系ガラス(SiO−Al−NaO)が使用されていてよい。ここで、本発明の実施例に係る有機発光素子100が照明用である場合、第1基板110としてはソーダライムガラスが使用されていてよい。その他、第1基板110としては、金属酸化物や金属窒化物からなる基板が使用されていてよい。そして、本発明の実施例では第1基板110として厚み1.5mm以下の薄板ガラスが使用されていてよく、このような薄板ガラスはフュージョン(fusion)工法またはフローティング(floating)工法にて製造されていてよい。
一方、第1基板110とエンキャプシュレーションをなす裏面基板である第2基板(図示せず)は、第1基板110と同一または異なる物質からなるものであってよい。
内部光取り出し層120は、有機発光層140から発光された光が外部へ放出される前方に配置され、有機発光素子100の光取り出し効率を向上させる役割をする光機能性層である。本発明の実施例において、内部光取り出し層120は、第1基板110上に形成される。図面を基準にして、内部光取り出し層120の下には第1基板110が配置され、内部光取り出し層120の上には第1電極130が配置される。
本発明の実施例において、このような内部光取り出し層120は、マトリックス層121、多数の散乱粒子123及び充填層126を含んで形成されていてよい。このとき、マトリックス層121及び多数の散乱粒子123は、光取り出し効率の向上のために、互いに屈折率が異なる物質からなるものであってよい。このとき、これらの屈折率の差が大きいほど光取り出し効率の向上に一層寄与するようになる。一方、マトリックス層121は、充填層126よりも屈折率が大きい物質からなる、または充填層126よりも屈折率が小さい物質からなるものであってよく、充填層126と同じ屈折率を有する物質からなるものであってもよい。
マトリックス層121は、散乱粒子123よりも屈折率の大きい高屈折(high refractive index;HRI)の物質からなるものであってよい。例えば、マトリックス層121は、SiO、TiO、ZrO、ZnO及びSnOを含む金属酸化物候補群のいずれか一種または二種以上の組み合わせからなる金属酸化物からなるものであってよい。
本発明の実施例において、マトリックス層121には割れ(crack)122が形成されていてよい。割れ122は、内部に多数の散乱粒子123が分散しているマトリックス層121の形成のための焼成過程で発生するもので、多数の散乱粒子123及びこれらの散乱粒子123からなる凝集体の間に沿って形成されていてよい。このとき、割れ122は、マトリックス層121の表面から第1基板110の方向に形成されていてよく、割れ122の一部または全部は、マトリックス層121の表面に第1基板110が露出できる程度の大きさに形成されていてよい。このような割れ122は、散乱粒子123と同様、有機発光層140から放出される光の経路をさらに複雑化あるいは多変化させて、前方への光の取り出し効率を向上させる役割をするようになる。このように、割れ122が散乱粒子123と同じ散乱特性を持つので、割れ122が多く発生すればするほど、散乱粒子123の個数を減らすことができるようになる。
一方、マトリックス層121の内部には不定形の多数の気孔(図示せず)が、例えば、50〜900nmの大きさで形成されていてよい。この気孔(図示せず)もまた、マトリックス層121の形成のための焼成過程で発生するもので、その役割は割れ122及び散乱粒子123と同様、有機発光層140から放出された光を多様な経路に散乱させる役割をするようになる。このとき、マトリックス層121内部に形成される多数の気孔(図示せず)が占める面積は、マトリックス層121の面積に対して2.5〜10.8%であってよく、多数の気孔(図示せず)が占める面積が広いほど光取り出し効率は一層増加され得る。
マトリックス層121内部に分散している多数の散乱粒子123は、マトリックス層121よりも屈折率が小さい物質からなるものであってよい。例えば、散乱粒子123は、SiO、TiO、ZnO及びSnOを含む金属酸化物候補群のいずれか一種または二種以上の組み合わせからなる金属酸化物からなるものであってよい。このとき、前記金属酸化物候補群のいずれか一種または二種以上の組み合わせからなる金属酸化物がマトリックス層121をなす金属酸化物として選択される場合、散乱粒子123は、残りの金属酸化物候補群のうちのマトリックス層121をなす金属酸化物よりも屈折率が小さい一種または二種以上の組み合わせからなる金属酸化物からなるものであってよい。このような散乱粒子123は、マトリックス層121と屈折率の差を示すとともに、有機発光層140から発光された光の経路を複雑化あるいは多変化させ、前方への光の取り出し効率を向上させる役割をする。本発明の実施例において、散乱粒子123は、ナノスケールの球体(sphere)状からなるものである。なお、散乱粒子123はロッド(rod)状からなるものであってもよく、多数の散乱粒子123は同一または様々な模様や大きさで形成されたものであってもよい。すなわち、多数の散乱粒子123は、ランダムな大きさと間隔、形態や模様をなしていてよく、このように、多数の散乱粒子123がランダムに形成されると、特定の波長帯ではない広い波長帯で均一に光取り出しを誘導することができ、本発明の実施例に係る有機発光素子100が照明用である場合、より有効に用いることができる。
本発明の実施例において、このような散乱粒子123は、中空からなるコア124及びこれを覆うシェル125からなるものであってよい。このとき、マトリックス層121内部に分散している多数の散乱粒子123にはコア・シェル構造の散乱粒子が一部含まれていてよく、または多数の散乱粒子123全部がコア・シェル構造の散乱粒子からなるものであってよい。このようなコア・シェル構造の散乱粒子123はコア124とシェル125との間の屈折率の急激な変化と複雑な光散乱経路を生成し、有機発光素子100の光取り出し効率を一層向上させるようになる。
ここで、マトリックス層121は、内部に分散している多数の散乱粒子123と発生された割れ122及び気孔(図示せず)によって、極めて高い表面粗さを示すが、この状態で第1電極130と接すると、第1電極130にマトリックス層121の粗い表面形状がそのまま転写され、その結果、第1電極130の尖り状に突出した部分に電流が集中し、結局、有機発光素子100の電気的特性が劣化するようになる。これを防止するために、本発明の実施例では、マトリックス層121の表面にその表面粗さを緩和させる充填層126が充填される。このような充填層126は、マトリックス層121と同一または異なる屈折率を有する物質からなるものであってよい。例えば、充填層126は、高屈折の無機物または高屈折のハイブリッド高分子(hybrimer)からなるものであってよい。
このような充填層126は、マトリックス層121に形成されている割れ122を埋め込み、多数の割れ122が形成されているマトリックス層121の急激な表面粗さの変化による有機発光素子100の不良を効果的に防止するようになる。このとき、充填層126の表面には多数の散乱粒子123及び割れ122の形状が転写されてコルゲーションが形成され、マトリックス層121の表面に形成されたコルゲート構造よりも緩いコルゲーション、例えば、ラウンド形状のコルゲーションが形成される。すなわち、充填層126は、マトリックス層121の表面粗さを緩和させる役割をする層であり、これにより、充填層126は、マトリックス層121よりも相対的に低い表面粗さを有するようになる。このような充填層126の表面コルゲーションは、屈折率の急激な変化を誘導し、有機発光層140から放出された光が優れた散乱特性を持たせる。
一方、充填層126の表面コルゲーションは、第2電極150の表面にまで転写される。このように、充填層126の表面コルゲーションによって、その上部に順に積層される第1電極130、有機発光層140及び第2電極150にコルゲーションが形成されると、表面プラズモン(surface plasmon)モードが減少できるようになる。すなわち、充填層126の表面コルゲーションによる屈折率の変化と光散乱による導波管モードの減少とともに、素子層をなす第1電極130、有機発光層140及び第2電極150のコルゲート構造によって表面プラズモンモードが減少されると、有機発光素子100の光取り出し効率は画期的に増加するようになる。
第1電極130は、有機発光素子100のアノード(anode)として作用する透明電極であり、内部光取り出し層120上に形成、より詳しくは、内部光取り出し層120の充填層126上に形成される。このとき、第1電極130の上下面(図面基準)は、充填層126のコルゲーションが転写されて、充填層126の表面コルゲーションに対応する形態のコルゲート構造で形成される。このような第1電極130は、有機発光層140への正孔注入が起こり易いように、例えば、仕事関数(work function)の大きいITOからなるものであってよい。
有機発光層140は、第1電極130上に形成される。このとき、第1電極130が充填層126によってコルゲート構造をなすことにより、有機発光層140は、第1電極130のコルゲート構造が転写されて、これらのコルゲート構造に対応する形態のコルゲート構造で形成される。具体的に図示してはいないが、このような有機発光層140は、第1電極130と第2電極150の間に順に積層される正孔層、発光層及び電子層を含んで形成されていてよい。ここで、正孔層は、第1電極130上に順に積層形成される正孔注入層(hole injection layer;HIL)及び正孔輸送層(hole transfer layer;HTL)からなるものであってよく、また、電子層は、発光層上に順に積層形成される電子輸送層(electron transfer layer;ETL)及び電子注入層(electron injection layer;EIL)からなるものであってよい。そして、発光層は、本発明の実施例に係る有機発光素子100が照明用の白色有機発光素子である場合、青色領域の光を放出する高分子発光層と橙色・赤色領域の光を放出する低分子発光層の積層構造で形成されていてよく、その他、多様な構造で形成されて白色発光を実現することができる。
このような構造により、アノードである第1電極130とカソードである第2電極150の間に順方向電圧が印加されると、第2電極150から電子が電子層の電子注入層及び電子輸送層を介して発光層へ移動し、第1電極130から正孔が正孔層の正孔注入層及び正孔輸送層を介して発光層へ移動するようになる。そして、発光層内へ注入された電子と正孔は、発光層で再結合して励起子(exciton)を生成し、該励起子が励起状態(excited state)から基底状態(ground state)へと転移しながら光を放出するようになり、このとき、放出される光の明るさはアノードとして作用する第1電極130とカソードとして作用する第2電極150との間を流れる電流量に比例するようになる。
一方、本発明の実施例において、有機発光層140は、ダンデム(tandem)構造をなすものであってよい。すなわち、有機発光層140は複数備えられていてよく、それぞれの有機発光層140は相互接続層(interconnecting layer)(図示せず)を介して交互に配置されていてよい。
第2電極150は、有機発光素子100のカソード(cathode)として作用する金属電極であって、有機発光層140上に形成される。このような第2電極150は、有機発光層140への電子注入が起こり易いように仕事関数が小さいAl、Al:LiまたはMg;Agの金属薄膜からなるものであってよい。
本発明の実施例では、充填層126のコルゲーションから転写されたコルゲート構造を有する第1電極130によって有機発光層140がコルゲート構造をなすことにより、第2電極150の表面にはこれらのコルゲート構造に対応する形状のコルゲート構造が形成される。このように、第2電極150の表面に形成されるコルゲート構造は、多数の凸部151及び互いに隣接する凸部151の間に形成される多数の凹部152で定義される。このとき、本発明の実施例において、互いに隣接する凸部151の間のピッチ(pitch)と凹部152の深さ(depth)に対する横縦比(depth/pitch)は0.1〜7に制御される。図2中の多様な横縦比を示すコルゲート構造を撮影した走査電子顕微鏡写真から分かるように、互いに隣接する凸部151の間のピッチと凹部152の深さに対する横縦比が0.1よりも小さい場合はコルゲーションがほとんど現われなくなり、表面プラズモンモードの減少効果が低下する。また、互いに隣接する凸部151の間のピッチと凹部152の深さに対する横縦比が7よりも大きい場合は、コルゲート構造の凸部151が過度に突出する構造になり、これは、有機発光素子100の寿命に悪影響を及ぼすようになる。このとき、凸部151の間のピッチは、多数の凸部151の間のピッチの平均値で定義すればよく、凹部152の平均的な深さはAFM(atomic force microscopy)や共焦点顕微鏡(confocal microscopy)で測定可能である。
このように、本発明の実施例では、光取り出し効率を一層向上させるために、第2電極150に形成されるコルゲート構造の凸部151及び凹部152の横縦比を前記したような範囲に制御することで、光取り出し効率の向上に最適化されたコルゲート構造が実現できるようになる。このように、第2電極150に形成されるコルゲート構造が最適化されると、有機発光素子100の効率に最も大きな損失をもたらす導波管モード(waveguide mode)及び表面プラズモンモード(surface plasmon mode)の減少を極大化させることができ、その結果、光取り出し効率を画期的に増加させることができ、結局、有機発光素子100の優れた発光効率を実現することができるようになる。また、本発明の実施例では、必要に応じて、散乱粒子123の実装密度(packing density)や充填層126の厚み制御によって、ヘーズ(haze)を5〜85%に変化させることができる。
一方、図3及び図4は、本発明の実施例に係る有機発光素子の発光効率をシミュレーションするための参考図である。ここでは、粒径600nmのSiO粒子を基板上にコートし、その上に高屈折のハイブリッド高分子を充填して充填層を形成した後、充填層上に、ITO電極、有機発光層、及びAl電極をこの順に形成してなる有機発光素子構造を想定したものであり、有機発光層の各領域で発光するダイポール(dipole;D1、D2、D3)を仮定し、これを図4及び下記の数式のように面積による発光量を考慮して発光効率をシミュレートすると、図5に示したように、内部光取り出し層及びコルゲート構造を備えていない有機発光素子(reference)に比べ、一層高い光取り出し効率を示すことが確認された。
以上、本発明を前記のように限定された実施例と図面によって説明してきたが、本発明は前記の実施例に限定されるものではなく、本発明の属する分野における通常の知識を有するものであればこのような記載から種々の修正及び変形が可能である。
したがって、本発明の範囲は説明された実施例に限定して決められてはならず、特許請求の範囲や特許請求の範囲と均等なものなどによって決められるべきである。

Claims (10)

  1. 第1基板;
    前記第1基板上に形成される内部光取り出し層;
    前記内部光取り出し層上に形成される第1電極;
    前記第1電極上に形成される有機発光層;及び
    前記有機発光層上に形成される第2電極;
    を含み、
    前記内部光取り出し層の表面にはコルゲーションが形成され、
    前記コルゲーションが前記第1電極、前記有機発光層及び前記第2電極に順に転写されて、前記第2電極の表面はコルゲート構造をなし、前記コルゲート構造は、多数の凸部及び互いに隣接する前記凸部の間に形成される多数の凹部からなり、
    互いに隣接する前記凸部の間のピッチ(pitch)と前記凹部の深さ(depth)との横縦比(depth/pitch)は0.1〜7であり、
    前記内部光取り出し層は、
    前記第1基板上に形成され、金属酸化物からなり、割れが形成されているマトリックス層、
    前記マトリックス層内部に分散されており、前記金属酸化物と屈折率が異なる金属酸化物からなる多数の散乱粒子、及び
    前記マトリックス層の表面に前記割れを埋め込む形態で充填されて前記マトリックス層の表面粗さを緩和させる充填層を含み、
    前記充填層の表面には、前記散乱粒子及び前記散乱粒子の凝集体の形状が転写された形態の前記コルゲーションが形成されていることを特徴とする、有機発光素子。
  2. 前記割れは、前記多数の散乱粒子の間及び前記凝集体の間に沿って形成されることを特徴とする、請求項1に記載の有機発光素子。
  3. 前記充填層の表面粗さは、前記マトリックス層の表面粗さよりも相対的に低いことを特徴とする、請求項2に記載の有機発光素子。
  4. 前記マトリックス層は、SiO、TiO、ZrO、ZnO及びSnOを含む金属酸化物候補群のいずれか一種または二種以上の組み合わせからなることを特徴とする、請求項1に記載の有機発光素子。
  5. 前記散乱粒子は、SiO、TiO、ZnO及びSnOを含む金属酸化物候補群のいずれか一種または二種以上の組み合わせからなり、且つ前記金属酸化物候補群のいずれか一種または二種以上の組み合わせからなる金属酸化物が前記マトリックス層をなす金属酸化物として選択される場合、前記散乱粒子は、残りの金属酸化物候補群のうちの前記マトリックス層をなす金属酸化物よりも屈折率が小さい一種または二種以上の金属酸化物の組み合わせからなることを特徴とする、請求項4に記載の有機発光素子。
  6. 前記多数の散乱粒子の一部または全部は、
    中空からなるコア、及び
    前記コアを覆うシェル構造からなることを特徴とする、請求項1に記載の有機発光素子。
  7. 前記内部光取り出し層は、
    前記マトリックス層の内部に形成されている不定形の多数の気孔を更に含むことを特徴とする、請求項1に記載の有機発光素子。
  8. 前記気孔の大きさは50〜900nmであることを特徴とする、請求項7に記載の有機発光素子。
  9. 前記マトリックス層において前記多数の気孔が占める面積は、前記マトリックス層の面積に対して2.5〜10.8%であることを特徴とする、請求項8に記載の有機発光素子。
  10. 前記第1基板とのエンキャプシュレーションのために前記第2電極の上部に前記第1基板と対向するように配置される第2基板を更に含むことを特徴とする、請求項1に記載の有機発光素子。
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