JP6592657B2 - 単語習得訓練システム - Google Patents

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本発明は単語習得訓練システムに係わり、特に、学習者の学習レベル及び、学習目的やその言語の使用分野に合わせて、1つの単語からその関連語を芋づる式に学習でき、読む、聞く、書く、話すの言語の4技能の総合的な訓練を、学習者に適した文章の中で単語を練習することによって、多くの単語を効果的、効率的に習得できる単語習得訓練システムに関する。
言語によるコミュニケーション力とは、相手を理解(Comprehend)し、自分を表現(Express)する能力で、言わば言語を用いて相手と意思疎通を円滑に交わすための能力である。
言語によるコミュニケーション力を高めるには、その言語の単語や熟語、慣用句及び、文法(文章構造や順序)などを覚えて知識として蓄積することと、それらを実際のコミュニケーションを行う場面で使えるようすることの両方が必要となる。
言語によるコミュニケーションの最小単位は「単語」である。また、複数の単語が組合わされて熟語や慣用句が形成される。そして、それらが文法に従って並べられて文章が出来上がる。
従って、言語によるコミュニケーション力を高める上では、相手から発せられる単語を出来るだけ正確に理解できるようにすること及び、自分も出来るだけ的確な単語を用いて表現できるようにすることが根源的に求められ、理解できる単語の数と、表現できる単語の数が多ければ多いほど、コミュニケーションの幅が広がり、深さも増す。
また、学習者の学習レベルに合った単語及び、学習目的やその言語の使用分野に合った単語で学習することが習得効率をより一層高める。
更に、一つの単語からその関連語を芋づる式に学習すると、単語の数を効果的、効率的に増やすことができる。
なお、理解できる単語の数と表現できる単語の数が多ければ多いほど、コミュニケーション以外の書籍や新聞を読んだり、資料や文献を作成したりする際にも大きな助けなる。
一方、言語によるコミュニケーションは、“読む(Reading)”、“聞く(Listening)”、“書く(Writing)”、“話す(Speaking)”の4つの要素によって構成されると一般的に言われている。
従って、コミュニケーション力を向上させるには、これらの4つの能力、即ち“読む力”、“聞く力”、“書く力”、“話す力”を総合的に養成することが基礎となるが、これらは情報の移動方向から“インプット”と“アウトプット”の2つに分かれ、前者が理解力、後者が表現力とそれぞれ言い換えられる。
以上を整理すると、単語を習得するということは下記の通りとなる(図10参照)。
[情報のインプット − 理解力の養成]
・“読む”: 目で単語を見て認識して、その意味を理解できるようになる。
・“聞く”: 耳で単語を聞いて認識して、その意味を理解できるようになる。
[情報のアウトプット − 表現力の養成]
・“書く”: 的確な単語を知識(記憶)の中から抽出して、正しく書けるようになる。
・“話す”: 的確な単語を知識(記憶)の中から抽出して、正しく言えるようになる(発音、抑揚など)。
しかしながら、単語カードや単語帳を用いた従来の暗記学習や、繰り返し読んで覚えたり書いて覚えたりする方法では、上記のような能力を総合的に身に付けることは困難であるばかりでなく、知識としての単語の蓄積は可能でも、コミュニケーション能力を身に付ける意味からは決して充分とは言えない。それが、例えば多くの人が世界中で学習している英語で言えば、日本人は文法や単語を知っているのに会話は苦手と言われる所以の1つになっていることは否めない。
また、印刷された従来の単語学習教材の多くは、出版会社などが予め選択した単語が学習者に与えられることから、学習者が学習したい単語を主体的に選択するような仕組みにはなっていない。辞書においては、学習者が知りたい単語を主体的に調べることはできるが、その単語を知識として覚えるような仕組みにはそもそもなっていない。
例えば、特許文献1〜6では、様々な単語学習システムが開示されている。
特開2016−115335号公報 特開2015−034993号公報 特開2012−128378号公報 特開2012−022153号公報 特開2012−022151号公報 特開2010−145433号公報
しかしながら、上記の特許文献1〜6を含めて、従来の情報通信技術を利用した単語学習システムでは、辞書を電子化してその中での単純な単語練習であったり、綴りの練習や暗記練習といった単機能の練習に留まっている。
このため、学習者が学習したい単語を主体的に選択するような機能は備えられていない。また、関連語を芋づる式に学習したり、言語の4技能(読む、聞く、書く、話す)を総合的に学習する機能も存在しない。
更に、クラウドコンピューティングを利用してビッグデータに蓄積した文章群の中から人工知能(AI)によって学習者に適した文章を選択してダウンロードし、その文章の中で単語を練習するといった機能も存在しない。
即ち、上記各機能を包括的に備え単語習得訓練を主目的にした学習方法を開示あるいは示唆する点はいずれの特許文献にも存在していない。
本発明はこのような従来の課題に鑑みてなされたもので、学習者の学習レベル及び、学習目的やその言語の使用分野に合わせて、1つの単語からその関連語を芋づる式に学習でき、読む、聞く、書く、話すの言語の4技能の総合的な訓練を、学習者に適した文章の中で単語を練習することによって、多くの単語を効果的、効率的に習得できる単語習得訓練システムを提供することを目的とする。
このため本発明(請求項1)は、単語又は該単語を含む例文の蓄積されたデータベースと、該データベースを有するセンターサーバーと、前記単語又は該単語を含む例文をインターネットを介してダウンロードして情報端末装置の表示部に表示する表示手段と、学習者が前記単語又は該単語を含む例文の学習に際して自分の学習程度を評価し段階値として設定した学習レベルを有する前記データベースに保存されたユーザテーブルと、前記単語又は該単語を含む例文に対し学習の難易度として割り付けられた難度を有する前記データベースに保存された単語難度テーブルと、前記学習者の学習レベルに一致した前記難度を有する単語又は該単語を含む例文を前記データベースより少なくとも一つ抽出する抽出手段と、該抽出手段で抽出された単語又は該単語を含む例文を前記表示に表示し、前記学習者に対し該単語又は該単語を含む例文を所定の学習機能により学習させる学習手段とを備え、前記データベースに蓄積された単語は、該単語の末尾の変化する変形語と該単語の類義語と該単語の反義語とに関連付けされており、前記単語、前記単語の末尾の変化する変形語、前記類義語、前記反義語にはそれぞれ単語コードが付され、前記単語に対して前記末尾の変化する変形語と該単語の類義語と該単語の反義語とが対応する一つのグループとして前記単語コード同士で予め関連付けされ、前記学習手段では、前記学習者が前記単語、前記単語の変形語、前記単語の類義語、前記単語の反義語の各学習に対して前記一つのグループに属するいずれの語からでも前記単語コードを介して前記一つのグループに属する他の語に切り替えて学習ができることを特徴とする。
ユーザテーブルには学習者が単語や例文の学習に際して自分の学習程度を評価し段階値として学習レベルを設定する。一方、単語又はこの単語を含む例文の蓄積されたデータベースに対しては学習の難易度としての難度を割り付けておく。学習者の学習に際しては、学習者の学習レベルに一致した難度を有する単語又はこの単語を含む例文をデータベースより少なくとも一つ抽出する。そして、この単語又はこの単語を含む例文を情報端末装置の表示部に表示し、学習者に対しこの単語又はこの単語を含む例文を所定の学習機能により学習させる。
このことにより、学習者の学習レベルに一致した難度を有する単語又はこの単語を含む例文で学習ができ、学習効率が向上する。
また、本発明(請求項2)は、前記データベースに蓄積された単語、該単語の末尾の変化する変形語、該単語の類義語該単語の反義語は、それぞれ前記単語を含む例文、前記変形語を含む例文、前記類義語を含む例文、前記反義語を含む例文とに関連付けされて前記データベースに記録され、前記学習手段では前記学習者が前記単語、前記単語の変形語、前記単語の類義語、前記単語の反義語ら前記単語を含む例文、前記単語の変形語を含む例文、前記類義語を含む例文、前記反義語を含む例文の各学習に対して進めることを特徴とする。
単語単体のみならず、学習対象単語が含まれている文章を多用して訓練する。 このことにより、一つの単語を起点にして芋づる式に単語、類義語、反義語又はこれらの単語、類義語、反義語を含む例文を学習でき、学習効率が向上する。また、一つの単語からその関連単語を芋づる式に学習すると、単語の数を効果的、効率的に増やすことができる。
更に、本発明(請求項3)は、前記データベースに蓄積された単語には該単語が属する分野が記録され、及び前記ユーザテーブルには、前記学習者が得意若しくは専門とする分野が記録され、前記単語が属する分野若しくは前記学習者の分野に基づき前記データベースに蓄積された単語が抽出可能であることを特徴とする。
このことにより、学習者の学習目的や学習者の使用分野に合った単語で学習することで習得効率をより一層高めることができる。
更に、本発明(請求項4)は、前記データベースに蓄積された単語又は該単語を含む例文には該単語又は該単語を含む例文の意味が記録され、前記学習手段では、前記学習レベル若しくは前記学習者の分野に基づき前記データベースに蓄積された単語又は該単語を含む例文が抽出されて前記表示に表示され、該単語又は該単語を含む例文の意味が前記学習者に対し質問され、前記表示に表示された意味表示ボタンを前記学習者が選択することで前記データベースに蓄積された単語又は該単語を含む例文の意味が前記表示に表示されることを特徴とする。
単語又はこの単語を含む例文を目で見て認知するという行為により、読む、聞く、書く、話すの言語の4技能の総合的な訓練の内の読む力を養うことが出来る。
更に、本発明(請求項5)は、前記学習手段では、前記データベースに蓄積された単語又は該単語を含む例文と、該単語又は該単語を含む例文の意味が前記表示に表示され、前記学習者が前記単語又は該単語を含む例文を音読する音読手段と、該音読手段による前記学習者の音読の反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさを評価する評価手段を備えたことを特徴とする。
単語又はこの単語を含む例文を正しい発音と抑揚で発音するという行為により、読む、聞く、書く、話すの言語の4技能の総合的な訓練の内の話す力を養うことが出来る。
更に、本発明(請求項6)は、前記学習手段では、前記データベースに蓄積された単語又は該単語を含む例文の意味が前記表示に表示され、本システムが前記単語又は該単語を含む例文を音読する音読手段と、該音読手段により音読された前記単語又は該単語を含む例文の綴りを前記学習者が前記情報端末装置でキー入力する入力手段と、該入力手段でキー入力された綴りの正誤を判断する判断手段を備えて構成した。
単語又はこの単語を含む例文を聞き正しい文字や綴りでキー入力するという行為により、読む、聞く、書く、話すの言語の4技能の総合的な訓練の内の聞く力と書く力を養うことが出来る。
更に、本発明(請求項7)は、前記判断手段で入力された綴りが正しくなかった場合は、「誤り」であることを前記表示に表示すると共に、正しい綴りが表示され、一定時間後に前記表示から該正しい綴りが消され、その後、前記学習者が綴りを改めてキー入力することを特徴とする。
一定時間後に正しい綴りを表示手段から消した状態で再び学習者に綴りを入力させることで、学習者の集中度合を高めて脳を活性化させた状態で習得させることが出来る。
更に、本発明(請求項8)は、前記学習手段では、前記表示に表示された単語又は該単語を含む例文は複数表示された内から択一的に選択自在とされることを特徴とする。
このことにより、多様な学習機能を備えることが出来る。
更に、本発明(請求項9)は、前記単語又は該単語を含む例文に対し割り付けられた難度と分野に基づき複数の学習者の解答データの統計を取る統計手段と、該統計手段の統計結果から同じ分野の同じ学習レベルの学習者がどの単語や例文を選択したかを提示する提示手段を備えて構成した。
一人の学習に留まることなく学習履歴を蓄積したすべての学習者の情報から、好んで学習される単語や不得意な単語の傾向を学習することで、学習者に適した単語を提示することができる。
以上説明したように本発明(請求項1)によれば、学習者の学習レベルに一致した難度を有する単語又はこの単語を含む例文をデータベースより少なくとも一つ抽出する。そして、この単語又はこの単語を含む例文を情報端末装置の表示部に表示し、学習者に対しこの単語又はこの単語を含む例文を所定の学習機能により学習させるように構成したので、学習者の学習レベルに一致した難度を有する単語又はこの単語を含む例文で学習ができ、学習効率が向上する。
本発明の実施形態である単語習得訓練システムの全体構成図 ユーザテーブルの様子を示す図 単語難度テーブルの様子を示す図 関連語テーブルの様子を示す図 例文データベースの様子を示す図 システム提供側で選択された例文の例 択一式のクイズ形式にした例文の例 例文内の単語の部分がブランクの例 関連語を含んだ例文の具体例 単語の習得方法を説明する図
以下、本発明の実施形態について説明する。本発明の単語習得訓練システムは、言語によるコミュニケーション力を高めるために、出来るだけ多くの単語を効果的、効率的に覚えて実際に使えるようにするための総合的な単語習得訓練システム(eラーニング・メソッド)である。
本発明の実施形態である単語習得訓練システムの全体構成図を図1に示す。
図1において、インターネット1には単語習得訓練システムを管理する管理部3と、訓練教材としての単語、関連語、文章、辞書、ユーザ使用履歴等を蓄積しているデータ保存部5と、インターフェース7を介してデータをローカルとの間で送受信するデータ送受信部9を備えるセンターサーバー10が接続されている。そして、このセンターサーバー10はインターネット1を介して少なくとも1台の情報端末装置20と接続されている。情報端末装置20にはセンターサーバー10よりコンテンツである訓練用の単語や単語習得訓練に必要なソフトウエアがダウンロードされるようになっている。
インターフェース21を介してデータ送受信部9によりダウンロードされたデータは情報端末装置20の教材保存部25に保存されるようになっている。この情報端末装置20にはマイク27が内蔵若しくは接続され、このマイク27で拾われた音声が情報端末装置20内の音声抽出部29でデジタル信号変換されるようになっている。音声抽出部29で抽出された音声は音声解析部31で台詞としてのテキスト化がされるようになっている。但し、この音声解析部31は台詞としてのテキストが教材保存部25より入力されることで音声に変換される構造であってもよい。
教材保存部25に保存されている教材データは再生部33で再生され表示部35で表示されるようになっている。評価部37では音声抽出部29で抽出された音声若しくは音声解析部31で変換されたテキストが教材保存部25に予め保存されている音声データ若しくはテキストとどの程度一致しているか、あるいは相違しているか等が判断されるようになっている。
このように教材保存部25には模範となる音声データが保存されてもよいが、評価の都度模範となるテキストより音声変換がされた形で対比するようにしてもよい。
演算部39では本単語習得訓練システムの動作に必要な様々な演算がされるようになっている。また、学習者がキーボード41をキー操作することで学習者の入力した情報が教材保存部25に保存されているデータと同じかどうか評価部37で判断されるようになっている。キーボード41は表示部35に表示されたソフトウエアにて構成されたものであってもよい。
情報端末装置20としては、ウェアラブルコンピュータ(メガネ型など)、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、PDA、ゲーム機、電子辞書、ナビゲーション端末、パーソナルコンピュータ、デジタルテレビなど、インターネットに接続可能な情報端末装置であればよい。
なお、本単語習得訓練システムは表示部35や再生部33、キーボード41、マイク27、音声抽出部29、データ送受信部23を除き必要な機能ブロックをセンター側に設備し、クラウド方式とすることも可能である。この場合にはユーザは情報端末装置20よりブラウザやアプリを介して本単語習得訓練システムの操作や表示が可能である。
次に、本発明の実施形態である単語習得訓練システムの概要について説明する。
本発明は、下記の6要素から構成され、出来るだけ多くの単語を効果的、効率的に習得して、それらの単語を実際のコミュニケーションで的確に使えるようにする総合的な単語習得訓練システム(eラーニング・メソッド)である。
(1)学習者の学習レベル及び、学習目的やその言語の使用分野に合わせて訓練する。
(2)1つの単語を核として、その単語の変化形、類義語、専門語、慣用語など(以下、「関連語」とする)及び、反義語に芋づる式に広げて訓練する。
(3)読む(目で見て認知する)、聞く(耳で聞いて認知する)、書く(正しい文字や綴りでキー入力する)、話す(正しい発音と抑揚で発音する)の言語の4技能を総合的に訓練する。
(4)単語単体のみならず、学習対象単語が含まれている文章を多用して訓練する。
(5)上記の(1)〜(4)を実現するために情報通信技術を活用する。
(6)上記の(4)の文章に関しては、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、人工知能(AI)を利用して学習者の学習レベル及び、学習目的やその言語の使用分野に適した例文を提供する。
この単語習得訓練システム(“eラーニング・メソッド”)は、カードやノートを使って単語や熟語の意味及び綴りを単純に暗記するような従来の学習方法とは根本的に異なるものである。
この単語習得訓練システム(“eラーニング・メソッド”)は、コミュニケーション力向上の他に、単語力が要求される外国語の筆記テスト、ヒアリングテスト、面接テストなどの受験対策にも有用である。
次に、本発明の実施形態である単語習得訓練システムの動作について説明する。
まず、学習者が情報端末装置20を利用して本単語習得訓練システムを起動し、初期設定を行う。即ち、学習者は本単語習得訓練システムにおいて自分の学習レベルと学習したい分野を予め指定する。このとき、図2のユーザテーブル100に示すように、学習者の氏名毎にユーザIDが割り付けられ、ここで指定された学習レベルと分野記号とが登録される。但し、これらは、いつでも学習者は変更することが可能である。
そして、学習者は学習を開始する時点で毎回、学習対象単語を下記の3種類の方法の中から指定する。
(1)本単語習得訓練システムの仕組みの中で本システムより与えられる単語。
(2)学習者が学習したい単語を自ら指定(キー入力)。
(3)苦手な単語を指定(「苦手単語リスト」から選択)
以下、(1)の単語が本システムの仕組みの中で与えられる英語の学習システムを例に学習内容を具体的に説明する。
学習者が英語の学習を開始すると、まず第1段階として単語の学習が行われる。この単語の学習は、単語単体の学習編と、この単語を含んだ例文での学習編に分けられている。
まず、単語単体の学習の処理方法について説明する。
各単語は図3の単語難度テーブル110に示すように予め単語毎に学習難度と分野記号が割り付けられている。そして、学習者がユーザテーブル100に登録した学習レベルと分野記号とに応じて単語難度テーブル110より単語コードが抽出される。例えば、ユーザID10000の学習者の場合には学習レベルが2で分野記号「イ1」が登録されている。
従って、単語単体の学習では、単語難度テーブル110よりこの学習者の学習レベル2と同じ学習難度2で分野記号「イ1」の単語である単語コード123450の単語が少なくとも一つ抽出され情報端末装置20の表示部35に表示される。ここに、学習レベルは初級〜上級までをレベルに応じて数値化したものである。また、分野記号は学習目的、日常生活、旅行、趣味、職業、学術などを元に割り付けられている。
図4に関連語テーブル120の構造を示す。この関連語テーブル120には単語とその単語に割り付けられた単語コード、単語の意味、品詞、変化語、関連語、反義語が保存されている。
例えば、単語の「beautiful」に対し、「beautifully」、「beautifulness」、「beauty」、「beautify」のように末尾の変化する変形語との間は単語同士が関連語-1にまとめられている。即ち、単語コードがまとめられ、その単語と少なくとも一つの末尾変化を伴う関連語との間の関連付けがコードで割り付けされている。
また、関連語−2には単語とその類義語とが関連付けされている。例えば単語コード123450は「beautiful」であるが、「charming」、「cute」、「good-looking」、「lovely」、「pretty」がこの単語コード123450の単語の類義語として単語コードと共に登録されている。そして、この単語コード123450の単語と少なくとも一つの類義語との間の関連付けがコードで割り付けされている。
同様に、この関連語テーブル120には反義語についても登録されている。例えば、単語コード123450の「beautiful」の反義語として「ugly」、「unsightly」がこの単語コード123450の単語の反義語として単語コードと共に登録されている。そして、この単語コード123450の単語と少なくとも一つの反義語との間の関連付けがコードで割り付けされている。
本システムの処理においては、まず、上述したように学習者の学習レベルと分野記号とに応じて単語難度テーブル110より抽出された例えば単語コード123450の単語である「beautiful」が本システムにより情報端末装置20の表示部35に表示され、本システムはその単語の意味を学習者に質問する。ここで学習者はその単語の意味を思い浮かべる。このとき、単語難度テーブル110からは複数の単語を抽出して表示部35に表示し、学習者にこの内から一つの単語を選択させるようにされてもよい。
次に、答えを思い浮かべた学習者は表示部35に表示された「意味表示ボタン」をクリックする。このとき、この単語コード123450の意味が関連語テーブル120より抽出され、情報端末装置20の表示部35に表示される。学習者は表示された意味を見て自分の理解が正しいかどうかを自己評価する。
評価段階は複数用意しておく。例えば、1)正確に理解している。2)ある程度理解している。3)あまり理解できていない。4)全く理解していない、知らなかった。
例えば、学習者が3)若しくは4)と自己評価した場合は、センターサーバー10のデータ保存部5内の図示しない「苦手単語リスト」データベースに登録する。なお、センターサーバー10側ではなく情報端末装置20側に「苦手単語リスト」データベースを作成するようにしてもよい(以下、同旨)。
ここで、「苦手単語リスト」データベースに登録されたデータは各学習者毎にまとめられ、演算部39で解析がされる。そして、一度間違えた単語が期間を経て反復練習される。この反復の頻度は記憶を定着させるために最初は短く、次第に長く取られる。即ち、「苦手単語リスト」に登録して訓練し、その結果単語が習得できたと自己判断して、学習者が「苦手単語リスト」から削除した際に、例えばその3日後、1週間後、2週間後と複数回にわたって、その単語を自動的に学習者に提示して、刷り込み学習をしてもらう。このように忘却曲線を考慮して記憶の定着を図った仕組みとする。
また、同じ学習レベルにある複数の学習者が間違えた単語は演算部39で統計が取られ、この学習レベルの学習者にとって間違え易い単語として登録される。学習に際してはこれらの間違え易い単語が優先的に提示され学習されるようにされてもよい。
なお、学習者はその単語の意味を思い浮かべるとして説明したが、択一式のクイズ形式にし、正しい単語の意味を選ばせてその正誤を「苦手単語リスト」データベースに登録することも有用である。
次に、学習者が正しく音読する訓練方法について説明する。今、情報端末装置20の表示部35には単語難度テーブル110より抽出された学習対象単語である例えば単語コード123450の「beautiful」と関連語テーブル120より抽出されこの単語コード123450の単語の意味が表示された状態とする。
(1)学習者は、提示された学習対象単語をマイク27に向けて音読する。
(2)マイク27を介して音声抽出部29で抽出された音声は、評価部37に入力され、反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさが評価される。
(3)この評価部37で評価された結果は、表示部35上にレーダーチャートで表示される。このレーダーチャートの評価は例えば5点法により、反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさの5種類について行われる。評価結果はセンターサーバー10のデータ保存部5に保存される。なお、センターサーバー10側ではなく情報端末装置20側に保存されるようにしてもよい(以下、同旨)。
(4)次に、本システムは、学習対象単語である単語コード123450の「beautiful」を再生部33で音声信号に再生し、図示しないスピーカから音声として送出する。
(5)音声を聞いた学習者は、その単語をマイク27に向けてリピートする。
(6)本システムが、再び評価部37で反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさを評価する。
(7)評価結果を、最初の評価結果のレーダーチャートに重ね合わせて表示する。
(8)本システムが設定したレベルに達するまで、(4)〜(7)を繰り返す。
レーダーチャートには、最初の評価結果と直近の評価結果を同軸で示すことで、学習者は最初との違い、即ち上達度合を一目で確認できる。
(9)本システムが設定したレベルに達したら、訓練を終了する。又は、学習者が自己終了する。正しく音読できたまでの回数又は、自己終了した旨をデータ保存部5に記録する。
次に、学習者が単語を正しく書く訓練方法について説明する。今、情報端末装置20の表示部35には関連語テーブル120より抽出された単語コード123450の単語の意味「美しい」のみが表示され単語は表示されていない状態とする。
(1)本システムは、学習対象単語である単語コード123450の「beautiful」を再生部33で音声信号に再生し、図示しないスピーカから音声として送出する。
(2)学習者はその単語の綴り(スペリング)を情報端末装置20のキーボード41を使ってキー入力する。
(3)本システムの演算部39が、入力された綴りの正誤を判定して、正しかった場合は終了する。⇒(6)へ
(4)入力された綴りが正しくなかった場合は、「誤り」であることを画面表示する。このとき、正しい綴りを画面表示し、一定時間後(数秒後)に画面から消す。学習者は綴りを改めてキー入力する。
(5)学習者が正しい綴りを入力できるまで、(1)〜(4)を繰り返す。一定時間後に正しい綴りを画面から消した状態で再び学習者に綴りを入力させるのは、学習者の集中度合を高めて脳を活性化させた状態で習得させるためである(以下同旨)。
(6)正しい綴りを入力できるようになったら、この単語単体の習得訓練を終了する。又は、学習者が自己終了する。正しく入力できたまでの回数又は、自己終了した旨をデータ保存部5に記録する。
次に、学習対象単語を含んだ例文での学習方法について説明する。
(1)まず、練習対象単語を含んだ例文の選定方法について説明する。本システムが図5の例文データベース130の中から図2のユーザテーブル100で指定された学習者の学習レベルと分野に該当する例文をシステム提供側が予め設定した数だけ選択して、情報端末装置20の表示部35に表示する。この際には単語難度テーブル110より学習難度と分野で単語を抽出し、その単語に属する例文を抽出する。そして、例えば、単語コード123450の「beautiful」のように学習者の学習レベルと分野に対応する例文が、システム提供側で予め設定した数だけ選択される。このように選定された例文の例を図6に示す。但し、図5に記載のそれぞれの例文には難度と分野を例文毎に設定し、難度と分野に応じて例文が選択されるようにしてもよい。
(2)学習者は本システムにより表示されている順あるいは、自分で指定した例文で訓練を始める。
(3)この訓練をスキップしたい場合又は、この訓練が終了した場合は、“別の練習へ進む”ボタンを押す。
次に、学習対象単語を含んだ例文学習の各処理について説明する。
まず、学習対象単語を含んだ例文の意味を理解する学習方法についてである。
(1)本システムが、上記の通り例文データベース130の中から抽出した例文を表示し、その意味を学習者に質問する。ここで学習者はその例文の意味を思い浮かべる。
(2)答えを思い浮かべた学習者は「意味表示ボタン」をクリックして例文の意味を表示させ、自分の理解が正しいかどうかを自己評価する。評価段階は複数用意しておく。例えば、1)正確に理解できている。2)ある程度理解できている。3)あまり理解できていない。4)全く理解できていない。
学習者が3)と4)と自己評価した場合は、センターサーバー10のデータ保存部5内の図示しない「苦手例文リスト」データベースに登録する。なお、センターサーバー10側ではなく情報端末装置20側に「苦手例文リスト」データベースを作成するようにしてもよい(以下、同旨)。
なお、学習者はその例文の意味を思い浮かべるとして説明したが、図7のクイズ例1、クイズ例2に示すように択一式のクイズ形式にし、正しい例文の意味を選ばせてその正誤を「苦手例文リスト」データベースに登録することも有用である。
次に、学習者が正しく学習対象単語を含んだ例文を音読する訓練方法について説明する。今、情報端末装置20の表示部35には例文データベース130の中から抽出した学習対象単語を含む英文の例文が表示された状態とする。
(1)学習者は、提示された例文をマイク27に向けて音読する。
(2)マイク27を介して音声抽出部29で抽出された音声は、評価部37に入力され、反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさが評価される。
(3)この評価部37で評価された結果は、表示部35上にレーダーチャートで表示される。このレーダーチャートの評価は例えば5点法により、反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさの5種類について行われる。評価結果はセンターサーバー10のデータ保存部5に保存される。なお、センターサーバー10側ではなく情報端末装置20側に保存されるようにしてもよい。
(4)次に、本システムは、例えば、学習対象単語である単語コード123450の「beautiful」を含む例文を再生部33で音声信号に再生し、図示しないスピーカから音声として送出する。
(5)学習者は、その例文をマイク27に向けてリピートする。
(6)本システムが、再び評価部37で反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさを評価する。
(7)評価結果を、最初の評価結果のレーダーチャートに重ね合わせて表示する。
(8)本システムが設定したレベルに達するまで、(4)〜(7)を繰り返す。
レーダーチャートには、最初の評価結果と直近の評価結果を同軸で示すことで、学習者は最初との違い、即ち上達度合を一目で確認できる。
(9)本システムが設定したレベルに達したら、訓練を終了する。又は、学習者が自己終了する。正しく音読できたまでの回数又は、自己終了した旨をデータ保存部5に記録する。
次に、学習者が正しく単語の綴りを覚える訓練方法について説明する。今、情報端末装置20の表示部35には図8に示すように例文内の単語の部分がブランクになっている状態で表示がされているとする。
(1)本システムがこのブランク部分の学習対象単語を音読する。
(2)学習者はその単語の綴り(スペリング)をキーボード41でキー入力する。
(3)本システムの演算部39が、入力された綴りの正誤を判定して、正しかった場合は終了する。⇒(6)へ
(4)入力された綴りが正しくなかった場合は、「誤り」であることを画面表示する。このとき、正しい綴りを画面表示し、一定時間後(数秒後)に画面から消す。学習者は綴りを改めてキー入力する。
(5)学習者が正しい綴りを入力できるまで、(1)〜(4)を繰り返す。
(6)学習者が正しい綴りを入力できるようになったら、この単語単体の習得訓練を終了する。又は、学習者が自己終了する。正しく入力できたまでの回数又は、自己終了した旨をデータ保存部5に記録する。
次に第2段階として関連語単体の学習について説明する。
まず、学習対象単語の選定を行う。
(1)本システムが図4に示す関連語テーブル120の中から単語を元にその単語に割り付けられた末尾の変化する変形語を関連語-1の中から抽出する。あるいは、類義語を関連語-2の中から抽出する。各単語は図3の単語難度テーブル110に示すように予め単語毎に学習難度と分野記号が割り付けられている。そして、学習者がユーザテーブル100に登録した学習レベルと分野記号とに応じて単語難度テーブル110より単語コードが少なくとも一つ抽出される。それらの抽出された単語を情報端末装置20の表示部35にリスト表示して、学習者に学習対象関連語を選ばせる。
(2)本システムが、上記の通り関連語テーブル120の中から抽出した関連語を表示し、その意味を学習者に質問する。ここで学習者はその関連語の意味を思い浮かべる。
(3)答えを思い浮かべた学習者は情報端末装置20の表示部35に表示された「意味表示ボタン」をクリックする。このとき、この関連語の意味が関連語テーブル120より抽出され、表示部35に表示される。学習者は表示された意味を見て自分の理解が正しいかどうかを自己評価する。評価段階は複数用意しておく。例えば、1)正確に理解している。2)ある程度理解している。3)あまり理解できていない。4)全く理解していない、知らなかった。
例えば、学習者が3)若しくは4)と自己評価した場合は、「苦手単語リスト」データベースに登録する。
次に、学習者が関連語を正しく音読する訓練方法について説明する。今、情報端末装置20の表示部35には単語難度テーブル110より抽出された学習対象単語である例えば単語コード310000の「charming」と関連語テーブル120より抽出されこの単語コード310000の単語の意味が表示された状態とする。
(1)学習者は、提示された学習対象単語をマイク27に向けて音読する。
(2)マイク27を介して音声抽出部29で抽出された音声は、評価部37に入力され、反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさが評価される。
(3)この評価部37で評価された結果は、表示部35上にレーダーチャートで表示される。このレーダーチャートの評価は例えば5点法により、反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさの5種類について行われる。評価結果はデータ保存部5に保存される。
(4)次に、本システムは、学習対象単語である単語コード310000の「charming」を再生部33で音声信号に再生し、図示しないスピーカから音声として送出する。
(5)学習者は、その単語をマイク27に向けてリピートする。
(6)本システムが、再び評価部37で反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさを評価する。
(7)評価結果を、最初の評価結果のレーダーチャートに重ね合わせて表示する。
(8)本システムが設定したレベルに達するまで、(4)〜(7)を繰り返す。
レーダーチャートには、最初の評価結果と直近の評価結果を同軸で示すことで、学習者は最初との違い、即ち上達度合を一目で確認できる。
(9)本システムが設定したレベルに達したら、訓練を終了する。又は、学習者が自己終了する。正しく音読できたまでの回数又は、自己終了した旨をデータ保存部5に記録する。
次に、学習者が関連語を正しく書く訓練方法について説明する。今、情報端末装置20の表示部35には関連語テーブル120より抽出された単語コード310000の単語の意味「魅力的な」のみが表示され単語は表示されていない状態とする。
(1)本システムは、学習対象単語である単語コード310000の「charming」を再生部33で音声信号に再生し、図示しないスピーカから音声として送出する。
(2)学習者はその単語の綴り(スペリング)を情報端末装置20のキーボード41を使ってキー入力する。
(3)本システムの演算部39が、入力された綴りの正誤を判定して、正しかった場合は終了する。⇒(6)へ
(4)入力された綴りが正しくなかった場合は、「誤り」であることを画面表示する。このとき、正しい綴りを画面表示し、一定時間後(数秒後)に画面から消す。学習者は綴りを改めてキー入力する。
(5)学習者が正しい綴りを入力できるまで、(1)〜(4)を繰り返す。
(6)正しい綴りを入力できるようになったら、この単語単体の習得訓練を終了する。又は、学習者が自己終了する。正しく入力できたまでの回数又は、自己終了した旨をデータ保存部5に記録する。
次に、学習対象単語の関連語を含んだ例文での学習方法について説明する。
(1)まず、練習対象例文の選定方法について説明する。本システムが図5の例文データベース130の中から図2のユーザテーブル100で指定された学習者の学習レベルと分野に該当する関連語を含んだ例文をシステム提供側が予め設定した数だけ選択して、情報端末装置20の表示部35に表示する。この際には単語難度テーブル110より学習難度と分野で単語を抽出し、その単語に属する例文を抽出する。関連語を含んだ例文の具体例を図9に示す。
但し、図5に記載のそれぞれの例文には難度と分野を設定するようにしてもよい。そして、例えば、単語コード310000の「charming」のように学習者の学習レベルと分野に対応する例文が選定されるようにしてもよい。
(2)学習者は表示されている順あるいは、自分で指定した例文で訓練を始める。
(3)この訓練をスキップしたい場合又は、この訓練が終了した場合は、“別の練習へ進む”ボタンを押す。
次に、関連語を含んだ例文学習の処理について説明する。
まず、関連語を含んだ例文の意味を理解する学習方法についてである。
(1)本システムが、上記の通り例文データベース130の中から抽出した関連語を含んだ例文を表示し、その意味を学習者に質問する。ここで学習者はその例文の意味を思い浮かべる。
(2)答えを思い浮かべた学習者は情報端末装置20の表示部35で「意味表示ボタン」をクリックして意味を表示させ、自分の理解が正しいかどうかを自己評価する。評価段階は複数用意しておく。例えば、1)正確に理解できている。2)ある程度理解できている。3)あまり理解できていない。4)全く理解できていない。学習者が3)と4)と自己評価した場合は、「苦手例文リスト」データベースに登録する。
次に、学習者が正しく関連語を含んだ例文を音読する訓練方法について説明する。今、情報端末装置20の表示部35には例文データベース130の中から抽出した関連語を含んだ例文が表示された状態とする。
(1)学習者は、提示された例文をマイク27に向けて音読する。
(2)マイク27を介して音声抽出部29で抽出された音声は、評価部37に入力され、反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさが評価される。
(3)この評価部37で評価された結果は、表示部35上にレーダーチャートで表示される。このレーダーチャートの評価は例えば5点法により、反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさの5種類について行われる。評価結果はデータ保存部5に保存される。
(4)次に、本システムは、例えば、学習対象単語である単語コード310000の「charming」を含む例文を再生部33で音声信号に再生し、図示しないスピーカから音声として送出する。
(5)学習者は、その例文をマイク27に向けてリピートする。
(6)本システムが、再び評価部37で反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさを評価する。
(7)評価結果を、最初の評価結果のレーダーチャートに重ね合わせて表示する。
(8)本システムが設定したレベルに達するまで、(4)〜(7)を繰り返す。
レーダーチャートには、最初の評価結果と直近の評価結果を同軸で示すことで、学習者は最初との違い、即ち上達度合を一目で確認できる。
(9)本システムが設定したレベルに達したら、訓練を終了する。又は、学習者が自己終了する。正しく音読できたまでの回数又は、自己終了した旨をデータ保存部5に記録する。
次に、学習者が正しく関連語の綴りを覚える訓練方法について説明する。今、情報端末装置20の表示部35には例文内の関連語の部分がブランクになっている状態で表示がされているとする。
(1)本システムがこのブランク部分の学習対象単語を音読する。
(2)学習者はその単語の綴り(スペリング)をキーボード41でキー入力する。
(3)本システムの演算部39が、入力された綴りの正誤を判定して、正しかった場合は終了する。⇒(6)へ
(4)入力された綴りが正しくなかった場合は、「誤り」であることを画面表示する。このとき、正しい綴りを画面表示し、一定時間後(数秒後)に画面から消す。学習者は綴りを改めてキー入力する。
(5)学習者が正しい綴りを入力できるまで、(1)〜(4)を繰り返す。
(6)正しい綴りを入力できるようになったら、この単語単体の習得訓練を終了する。又は、学習者が自己終了する。正しく入力できたまでの回数又は、自己終了した旨をデータ保存部5に記録する。
次に第3段階として反義語単体の学習について説明する。
まず、学習対象単語の選定を行う。
(1)本システムが図4に示す関連語テーブル120の中から単語を元にその単語に割り付けられた反義語を抽出する。各単語は反義語を含めて図3の単語難度テーブル110に示すように予め単語毎に学習難度と分野記号が割り付けられている。そして、学習者がユーザテーブル100に登録した学習レベルと分野記号とに応じて単語難度テーブル110より単語コードが抽出される。それらの抽出された単語を情報端末装置20の表示部35にリスト表示して、学習者に学習対象となる反義語を選ばせる。
(2)本システムが、その反義語単語(例えば単語コード123450に対する反義語単語コード410000の「ugly」)の意味を学習者に質問する。ここで学習者はその単語の意味を思い浮かべる。
(3)答えを思い浮かべた学習者は情報端末装置20の表示部35で「意味表示ボタン」をクリックする。このとき、この反義語単語コード410000の意味が関連語テーブル120より抽出され、情報端末装置20の表示部35に表示される。学習者は表示された意味を見て自分の理解が正しいかどうかを自己評価する。評価段階は複数用意しておく。例えば、1)正確に理解している。2)ある程度理解している。3)あまり理解できていない。4)全く理解していない、知らなかった。
例えば、学習者が3)若しくは4)と自己評価した場合は、「苦手単語リスト」データベースに登録する。
次に、学習者が反義語単語を正しく音読する訓練方法について説明する。今、情報端末装置20の表示部35には単語難度テーブル110より抽出された学習対象単語である例えば単語コード410000の「ugly」と関連語テーブル120より抽出されこの単語コード410000の単語の意味が表示された状態とする。
(1)学習者は、提示された学習対象単語をマイク27に向けて音読する。
(2)マイク27を介して音声抽出部29で抽出された音声は、評価部37に入力され、反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさが評価される。
(3)この評価部37で評価された結果は、表示部35上にレーダーチャートで表示される。このレーダーチャートの評価は例えば5点法により、反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさの5種類について行われる。評価結果はデータ保存部5に保存される。
(4)次に、本システムは、学習対象単語である単語コード410000の「ugly」を再生部33で音声信号に再生し、図示しないスピーカから音声として送出する。
(5)学習者は、その単語をマイク27に向けてリピートする。
(6)本システムが、再び評価部37で反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさを評価する。
(7)評価結果を、最初の評価結果のレーダーチャートに重ね合わせて表示する。
(8)本システムが設定したレベルに達するまで、(4)〜(7)を繰り返す。
レーダーチャートには、最初の評価結果と直近の評価結果を同軸で示すことで、学習者は最初との違い、即ち上達度合を一目で確認できる。
(9)本システムが設定したレベルに達したら、訓練を終了する。又は、学習者が自己終了する。正しく音読できたまでの回数又は、自己終了した旨をデータ保存部5に記録する。
次に、学習者が反義語単語を正しく書く訓練方法について説明する。今、情報端末装置20の表示部35には関連語テーブル120より抽出された単語コード410000の単語の意味のみが表示され単語は表示されていない状態とする。
(1)本システムは、学習対象単語である単語コード410000の「ugly」を再生部33で音声信号に再生し、図示しないスピーカから音声として送出する。
(2)学習者はその単語の綴り(スペリング)を情報端末装置20のキーボード41を使ってキー入力する。
(3)本システムの演算部39が、入力された綴りの正誤を判定して、正しかった場合は終了する。⇒(6)へ
(4)入力された綴りが正しくなかった場合は、「誤り」であることを画面表示する。このとき、正しい綴りを画面表示し、一定時間後(数秒後)に画面から消す。学習者は綴りを改めてキー入力する。
(5)学習者が正しい綴りを入力できるまで、(1)〜(4)を繰り返す。
(6)学習者が正しい綴りを入力できるようになったら、この単語単体の習得訓練を終了する。又は、学習者が自己終了する。正しく入力できたまでの回数又は、自己終了した旨をデータ保存部5に記録する。
次に、学習対象単語である反義語を含んだ例文での学習方法について説明する。
(1)まず、学習対象単語である反義語を含んだ例文の選定方法について説明する。本システムが図5の例文データベース130の中から図2のユーザテーブル100で指定された学習者の学習レベルと分野に該当する例文をシステム提供側が予め設定した数だけ選択して、情報端末装置20の表示部35に表示する。この際には単語難度テーブル110より学習難度と分野で単語を抽出し、その単語に属する例文を少なくとも一つ抽出する。但し、図5に記載のそれぞれの例文には難度と分野を設定するようにしてもよい。そして、例えば、単語コード410000の「ugly」に属する例文の内から学習者の学習レベルと分野に対応する例文が選定されるようにしてもよい。
(2)学習者は表示されている順あるいは、自分で指定した例文で訓練を始める。
(3)この訓練をスキップしたい場合又は、この訓練が終了した場合は、“別の練習へ進む”ボタンを押す。
次に、反義語を含んだ例文学習の処理方法について説明する。
まず、反義語を含んだ例文の意味を理解する学習方法についてである。
(1)本システムが、上記の通り例文データベース130の中から抽出した反義語を含んだ例文を表示し、その意味を学習者に質問する。ここで学習者はその例文の意味を思い浮かべる。
(2)答えを思い浮かべた学習者は「意味表示ボタン」をクリックして意味を表示させ、自分の理解が正しいかどうかを自己評価する。例文の意味は例文データベース130の中から抽出される。評価段階は複数用意しておく。例えば、1)正確に理解できている。2)ある程度理解できている。3)あまり理解できていない。4)全く理解できていない。学習者が3)と4)と自己評価した場合は、「苦手例文リスト」データベースに登録する。
次に、学習者が正しく反義語を含んだ例文を音読する訓練方法について説明する。今、情報端末装置20の表示部35には例文データベース130の中から抽出した反義語を含む例文が表示された状態とする。
(1)学習者は、提示された例文をマイク27に向けて音読する。
(2)マイク27を介して音声抽出部29で抽出された音声は、評価部37に入力され、反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさが評価される。
(3)この評価部37で評価された結果は、表示部35上にレーダーチャートで表示される。このレーダーチャートの評価は例えば5点法により、反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさの5種類について行われる。評価結果はデータ保存部5に保存される。
(4)次に、本システムは、例えば、学習対象単語である単語コード410000の「ugly」を含む例文を再生部33で音声信号に再生し、図示しないスピーカから音声として送出する。
(5)学習者は、その例文をマイク27に向けてリピートする。
(6)本システムが、再び評価部37で反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさを評価する。
(7)評価結果を、最初の評価結果のレーダーチャートに重ね合わせて表示する。
(8)本システムが設定したレベルに達するまで、(4)〜(7)を繰り返す。
レーダーチャートには、最初の評価結果と直近の評価結果を同軸で示すことで、学習者は最初との違い、即ち上達度合を一目で確認できる。
(9)本システムが設定したレベルに達したら、訓練を終了する。又は、学習者が自己終了する。正しく音読できたまでの回数又は、自己終了した旨をデータ保存部5に記録する。
次に、学習者が正しく反義語を含んだ単語の綴りを覚える訓練方法について説明する。今、情報端末装置20の表示部35には例文内の反義語の単語の部分がブランクになっている状態で表示がされているとする。
(1)本システムがこのブランク部分の学習対象単語を音読する。
(2)学習者はその単語の綴り(スペリング)をキーボード41でキー入力する。
(3)本システムの演算部39が、入力された綴りの正誤を判定して、正しかった場合は終了する。⇒(6)へ
(4)入力された綴りが正しくなかった場合は、「誤り」であることを画面表示する。このとき、正しい綴りを画面表示し、一定時間後(数秒後)に画面から消す。学習者は綴りを改めてキー入力する。
(5)学習者が正しい綴りを入力できるまで、(1)〜(4)を繰り返す。
(6)正しい綴りを入力できるようになったら、この単語単体の習得訓練を終了する。又は、学習者が自己終了する。正しく入力できたまでの回数又は、自己終了した旨をデータ保存部5に記録する。
次に、学習者が学習を開始する時点で学習対象単語を「苦手単語リスト」から指定する場合について説明する。学習者毎にデータ保存部5内に「苦手単語リスト」が用意され、この学習者の苦手な単語が保存されている。この「苦手単語リスト」から本システムが適宜学習対象単語を選定して学習者に対し情報端末装置20の表示部35で提示する。学習対象単語の選定に関してはこの学習者が間違えた頻度の高いもの、間違えた単語の内で前回の学習から時間の経ったもの等優先度を考慮して提示される。
なお、本実施形態では、指定した単語や関連語、反義語を含む例文を図5の例文データベース130に用意すると説明したが、この例文データベース130については国内外の新聞や雑誌、過去の入学試験問題や資格試験問題などの文章を登録したり、あるいはそれぞれの学習者が個人的に有用な文章を登録したりできるようにする。各文章は予め図3の単語難度テーブル110に登録されている単語で検索された形で抽出がされ、本システム側で難度や分野記号が付される。分野記号については出典元の資料毎に付されてもよい。また、難度は各単語や文例毎に本システム側で手動により設定されてもよいが、出典元の資料やこの資料中の各章毎に最初は一律設定をしておき、学習者の正答率により自動変更するようにしてもよい。例えば、最初は本システム側で、ある単語について難度を3としておくが、この単語についてすべての学習者の8割以上が間違えた場合にはこの難度を自動で4に上げる。一方、この単語についてすべての学習者の8割以上が正答した場合にはこの難度を自動で2に落とす等である。
そして、それぞれの学習者の学習レベルや分野に一致するように少なくとも一つの出典元の資料から各単語や文例が本システムにより自動抽出されて各学習者に提供される。この際には出典元が明記されてもよい。学習者にとっては自分の学習レベルに合い、興味のある分野での学習が集中して行なえるので学習効率を高くできる。
また、各単語や例文には難度と分野とが割り付けられている。このため、各学習者の枠を超えて統計を取ることで、例えば新規の学習者や現在学習中の学習者に対して同じ分野の同じ学習レベルの学習者がどの単語や例文を好んで選択したかその人気度や、またどの単語や例文が間違え易いか等の学習候補や学習推奨を提示する際の指針にできる。
更に、学習レベルは各学習者が自分のレベルとして自己評価して設定するものであり、客観的に見た場合には相違していることがある。このため、例えば、すべての学習者の単語学習、例文学習の成績をまとめて同じ学習レベルの学習者の偏差値を取り、ある一定水準を超えている場合にはこの学習者を情報端末装置20の表示部35上で褒め、学習レベルを上げてもよいか尋ねるようにしてもよい。そして、学習者がOKボタンを押したときには学習レベルを1段上げる。逆にある一定水準を下回っている場合には本システムが難度の低い単語や例文を積極的に混ぜ学習者の学習意欲を高めるようにしてもよい。
また、各単語や例文の学習に際しては、学習者の設定により各単語や例文を表示している表示部35の画面隅にこの学習者と同じ分野の同じレベルの学習者がこの単語学習、例文学習について何%程度正答したのかその正誤率を表示するようにしてもよい。
また、本実施形態では、学習対象単語の設定方法については、本システム側が設定した仕組みに沿って学習対象単語が抽出され、学習者に与えられるとして説明したが、学習者が学習したい単語をキーボード41より自分で指定するようにしてもよい。
更に、本実施形態では、各段階の学習ステップにおいて学習者のレベルに合った単語や例文を学習するとして説明したが、学習者の指定した分野に合った単語や例文を選択して学習するようにしてもよい。
更に、本実施形態では、第1段階〜第3段階の各単語、関連語、反義語及びこれらの文例の学習は順を追って学習されるとして説明をしたが、それぞれの学習へ進むアイコンを表示部35に表示しておき、例えば第1段階で表示された複数の単語に対してその単語の一つを選択してから学習者が好きなアイコンをボタン操作することにより単語、関連語、反義語及びこれらの文例の学習のそれぞれの学習に直接ジャンプできるようにされてもよい。このことにより一つの単語から芋づる式に好きな学習に進むことができ学習の効率及び効果を上げることができる。
また、本実施形態では英語の単語や例文等について説明したが、他の外国語についても同様に適用可能である。
1 インターネット
3 管理部
5 データ保存部
7、21 インターフェース
9、23 データ送受信部
10 センターサーバー
20 情報端末装置
25 教材保存部
27 マイク
29 音声抽出部
31 音声解析部
33 再生部
35 表示部
37 評価部
39 演算部
41 キーボード

Claims (9)

  1. 単語又は該単語を含む例文の蓄積されたデータベースと、
    該データベースを有するセンターサーバーと、
    前記単語又は該単語を含む例文をインターネットを介してダウンロードして情報端末装置の表示部に表示する表示手段と、
    学習者が前記単語又は該単語を含む例文の学習に際して自分の学習程度を評価し段階値として設定した学習レベルを有する前記データベースに保存されたユーザテーブルと、
    前記単語又は該単語を含む例文に対し学習の難易度として割り付けられた難度を有する前記データベースに保存された単語難度テーブルと、
    前記学習者の学習レベルに一致した前記難度を有する単語又は該単語を含む例文を前記データベースより少なくとも一つ抽出する抽出手段と、
    該抽出手段で抽出された単語又は該単語を含む例文を前記表示に表示し、前記学習者に対し該単語又は該単語を含む例文を所定の学習機能により学習させる学習手段とを備え、
    前記データベースに蓄積された単語は、該単語の末尾の変化する変形語と該単語の類義語と該単語の反義語とに関連付けされており、
    前記単語、前記単語の末尾の変化する変形語、前記類義語、前記反義語にはそれぞれ単語コードが付され、前記単語に対して前記末尾の変化する変形語と該単語の類義語と該単語の反義語とが対応する一つのグループとして前記単語コード同士で予め関連付けされ、
    前記学習手段では、前記学習者が前記単語、前記単語の変形語、前記単語の類義語、前記単語の反義語の各学習に対して前記一つのグループに属するいずれの語からでも前記単語コードを介して前記一つのグループに属する他の語に切り替えて学習ができることを特徴とする単語習得訓練システム。
  2. 前記データベースに蓄積された単語、該単語の末尾の変化する変形語、該単語の類義語該単語の反義語は、それぞれ前記単語を含む例文、前記変形語を含む例文、前記類義語を含む例文、前記反義語を含む例文とに関連付けされて前記データベースに記録され、
    前記学習手段では前記学習者が前記単語、前記単語の変形語、前記単語の類義語、前記単語の反義語ら前記単語を含む例文、前記単語の変形語を含む例文、前記類義語を含む例文、前記反義語を含む例文の各学習に対して進めることを特徴とする請求項1記載の単語習得訓練システム。
  3. 前記データベースに蓄積された単語には該単語が属する分野が記録され、及び前記ユーザテーブルには、前記学習者が得意若しくは専門とする分野が記録され、前記単語が属する分野若しくは前記学習者の分野に基づき前記データベースに蓄積された単語が抽出可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の単語習得訓練システム。
  4. 前記データベースに蓄積された単語又は該単語を含む例文には該単語又は該単語を含む例文の意味が記録され、
    前記学習手段では、前記学習レベル若しくは前記学習者の分野に基づき前記データベースに蓄積された単語又は該単語を含む例文が抽出されて前記表示に表示され、該単語又は該単語を含む例文の意味が前記学習者に対し質問され、
    前記表示に表示された意味表示ボタンを前記学習者が選択することで前記データベースに蓄積された単語又は該単語を含む例文の意味が前記表示に表示されることを特徴とする請求項3記載の単語習得訓練システム。
  5. 前記学習手段では、前記データベースに蓄積された単語又は該単語を含む例文と、該単語又は該単語を含む例文の意味が前記表示に表示され、
    前記学習者が前記単語又は該単語を含む例文を音読する音読手段と、
    該音読手段による前記学習者の音読の反応スピード、発音、イントネーション、読むスピード、声の大きさを評価する評価手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の単語習得訓練システム。
  6. 前記学習手段では、前記データベースに蓄積された単語又は該単語を含む例文の意味が前記表示に表示され、
    本システムが前記単語又は該単語を含む例文を音読する音読手段と、
    該音読手段により音読された前記単語又は該単語を含む例文の綴りを前記学習者が前記情報端末装置でキー入力する入力手段と、
    該入力手段でキー入力された綴りの正誤を判断する判断手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の単語習得訓練システム。
  7. 前記判断手段で入力された綴りが正しくなかった場合は、「誤り」であることを前記表示に表示すると共に、正しい綴りが表示され、一定時間後に前記表示から該正しい綴りが消され、その後、前記学習者が綴りを改めてキー入力することを特徴とする請求項6記載の単語習得訓練システム。
  8. 前記学習手段では、前記表示に表示された単語又は該単語を含む例文は複数表示された内から択一的に選択自在とされることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の単語習得訓練システム。
  9. 前記単語又は該単語を含む例文に対し割り付けられた難度と分野に基づき複数の学習者の解答データの統計を取る統計手段と、
    該統計手段の統計結果から同じ分野の同じ学習レベルの学習者がどの単語や例文を選択したかを提示する提示手段を備えたことを特徴とする請求項3〜8のいずれか一項に記載の単語習得訓練システム。
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