JP6424315B2 - 学習支援装置、学習支援プログラム、及び学習支援方法 - Google Patents

学習支援装置、学習支援プログラム、及び学習支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、学習支援のための情報処理技術に関するものであり、より詳しくはネットワーク接続する情報処理装置や情報処理端末を用いる外国語の学習を支援するための情報処理技術に関する。
現状、外国語習得を目指す多くの学習者例えば英語習得を目指す日本人にとって、様々な理由で学習が継続しないために、学習の持続的効果が得られず英語が上達しないという課題がある。
従来から、学習機会を増やして学習を継続しやすくするために、ネットワークを用いたオンライン型学習とネットワークを用いないオフライン型学習を組み合わせる併用型学習システムが知られており、さらに併用型学習システムにおいて学習者の学習履歴をより適切に管理するための履歴情報管理方法が知られている(特許文献1参照)。
また、外国語に関連して、言語間の翻訳という領域では、各言語の翻訳対象物は膨大に存在するのに対し、翻訳者という人的資源が圧倒的に不足している。人的資源の不足を補うために情報処理装置を用いた機械翻訳が利用されている。しかし、現状では、機械翻訳のみでは翻訳精度を維持することが困難であり、最終的には翻訳者に依存しなければならないため、膨大な翻訳対象物のうち人気のあるものしか翻訳されず、翻訳物による各文化の知識や情報の共有化が進展していないという課題もある。
特開2007−264027号公報
上記の外国語学習の継続を妨げる理由として、例えば、学習教材が自分の興味や関心と合わない、学習教材の難易度が合わない、忙しくてまとまった学習時間がとれない、習得した外国語を使う場がない等があるが、学習者毎に異なっている。
そのため、学習の継続を妨げている理由をできる限り除去し、一人一人の学習者に合わせて外国語学習を支援する仕組みが望まれている。
また、学習の継続を妨げる理由の一つに、習得した外国語を使う場がないことがあげられる一方で、外国語の知識や運用能力が求められる翻訳の領域では、圧倒的な人手不足が慢性的に生じている。しかし、従来、外国語学習の領域と翻訳の領域とを関連付けて、両者が持つ課題を解決する仕組みは存在していなかった。
本発明は、外国語学習の継続を容易にして学習効果を向上させるために、各学習者に適合させた学習を提供すると共に、翻訳領域における人的資源の不足を解消する外国語学習支援装置、プログラム及び方法を提供することを目的とする。
本願において開示される学習支援装置は、学習者が興味や関心を持つ分野を示す複数の関心タグ及び学習の難易度を示す複数のレベルに基づいて、学習対象となる外国語の単語及び訳語について該訳語が使用される分野を示す関心タグ及び該関心タグが示す分野での該単語のレベルが付与された単語管理データと、学習者毎に識別情報、関心タグ及び学習の難易度をレベルで示す学習者レベルが付与された学習者管理データと、学習者毎に学習した学習データ、学習日時情報及び学習結果を含む学習履歴データとを記憶するデータ記憶装置を備える。
さらに、学習支援装置は、1)関心タグが付与された翻訳対象となる原文を分割して複数の翻訳対象文を作成し、翻訳対象文毎に、該翻訳対象文内に含まれる単語のレベルをもとに該翻訳対象文の翻訳の難易度を示す翻訳対象レベルを算出して原文の関心タグ、該翻訳対象文の原文における順番、算出した翻訳対象レベル及び該翻訳対象文の翻訳である解答文を含む翻訳対象管理データを管理する翻訳対象管理部と、2)学習者の要求又は該学習者の学習履歴データの日時情報をもとに特定した時間に応じて、学習者管理データから抽出した学習者の関心タグ及び学習者レベルと一致する関心タグ及び翻訳対象レベルが付与された翻訳対象文を翻訳対象管理データから抽出し、抽出した翻訳対象文を含む学習データを生成して学習者の端末へ送信する学習データ作成部と、3)学習者の端末から、学習データに含まれる翻訳対象文、学習の日時情報及び学習結果である該翻訳対象文に対する解答文を受信して該学習者の学習履歴データに記録する学習履歴蓄積部と、4)学習者管理データをもとに所定の学習者レベルの学習者を校正者として抽出し、翻訳対象管理データをもとに翻訳対象文及び該翻訳対象文に対する解答文を含む翻訳校正データを生成して校正者の端末に送信し、校正者の端末から翻訳校正データに含まれる解答文から該校正者により選択もしくは校正された文データを受信し、受信した文データを該翻訳対象文に対する模範文として翻訳対象管理データに記録し、翻訳対象管理データの原文の各翻訳対象文に対する模範文を順番で連結して該原文の翻訳文を作成する翻訳文決定部とを備える。
さらに、学習支援装置は、上記の構成において、5)学習者毎に、翻訳対象文に対する該学習者の解答文と模範文との一致度を計算し、一致度に基づいて学習者管理データの学習者レベルを更新する学習者情報更新部を備える。
そして、学習支援装置の学習データ作成部が、6)関心タグが付与された記事毎に該記事内に含まれる単語の関心タグでのレベルをもとに該記事の学習の難易度を示す記事レベルを算出し、学習者の関心タグ及び学習者レベルと一致する関心タグ及び記事レベルが付与された記事を翻訳対象文の代わりに含む学習データを作成し、学習履歴蓄積部が、学習者の端末から学習データに含まれる記事、学習の日時情報及び学習結果である該記事に対するリーディング時間を受信して該学習者の学習履歴データに記録する。
本発明の一形態として開示した学習支援装置によれば、外国語学習の継続の妨げになっていた様々な要因をできる限り生じさせないように、一人一人の学習者に合わせた学習を提供することができるため、学習者の外国語学習の継続を容易にして学習効果を向上させることができる。
さらに、外国語学習の一環に翻訳作業を組み込むことにより、学習者を翻訳に関与させることができるため、学習者の学習意欲を向上させると共に翻訳の領域での人的資源不足を解消することができる。
本発明の一実施例における外国語学習支援システムの構成例を示す図である。 学習支援装置のブロック構成例を示す図である。 学習者端末のブロック構成例を示す図である。 データ記憶装置に記憶されるデータのデータ構造例を示す図である。 データ記憶装置に記憶されるデータのデータ構造例を示す図である。 学習者登録処理の処理フローを示す図である。 学習データ(記事データ)の管理処理の処理フローを示す図である。 学習データ(翻訳対象文データ)の管理処理の処理フローを示す図である。 学習実行処理の処理フローを示す図である。 リーディング学習処理の処理フローを示す図である。 記事リスト画面の例及び記事本文画面の例を示す図である。 単語テスト処理の処理フローを示す図である。 単語テスト画面の例を示す図である。 翻訳テスト処理の処理フローを示す図である。 翻訳テスト画面の例を示す図である。 翻訳文決定処理の処理フローを示す図である。 校正画面の例を示す図である。 翻訳文生成処理の処理フローを示す図である。 学習者管理処理の処理フローを示す図である。 学習支援装置及び学習者端末のハードウェア構成例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例における外国語学習支援システムのシステム構成例を示す図である。本実施例では、外国語学習支援システム1が、外国語として英語を習得する日本人学習者に対し学習支援を行う場合を例に説明する。
外国語学習支援システム(以下「システム」と呼ぶ)1は、学習支援装置10及び学習支援装置10にインターネット等のネットワーク3で接続する学習者端末2を備える。
学習支援装置10は、アダプティブ・ラーニングと呼ぶ学習支援の一手法に基づいて外国語習得を目指す学習者各々に適合した学習データを提供し、学習結果を含む学習履歴を管理する情報処理装置である。
学習支援装置10が実現するアダプティブ・ラーニングは、学習者の興味や関心及び英語習得のレベルに適合した学習データを、学習者が学習しやすいタイミングで提供するという学習支援の手法である。本実施例では、学習に使用される主な学習データは、リーディング学習用の記事データ、単語テスト、翻訳テストである。
学習支援装置10は、予め、学習者が興味や関心を持つ事象や分野などを示すカテゴリを示す関心タグを用意しておき、学習者の興味・関心は、学習者自身が登録する関心タグと共に、システム1を使用した学習履歴の情報(例えば、学習に使用した記事データ、検索した単語、テストで使用された文章等に付与されている関心タグ)で定められる。さらに、登録した関心タグや学習のレベルが類似する他学習者の学習履歴の情報に基づいて定められるようにしてもよい。
さらに、学習支援装置10は、学習者に提供する学習データの難易度を管理している。
学習データの難易度は、学習データで使用される単語の難易度に基づいて定められる。本実施例では、単語の難易度として、ポリグロッツ指数(PM)と呼ぶ区分を用いる。
ポリグロッツ指数は、5つの段階(PM1〜5)を持ち、PM1が最も低い難易度を、PM5が最も高い難易度を示す。ポリグロッツ指数は、単語の文章中での出現頻度に基づいて設定される。すなわち、多くの文章に出現するような単語は一般的で良く使用されるものであるとして難易度が低く、特定の文章にしか出現しないような単語はあまり使用されないものであるとして難易度が高くなるように設定される。
具体的には、ポリグロッツ指数は、単語の出願頻度(tf:term frequency)及び逆文書頻度(idf:inverse document frequency)を用い、修正されたtf−idfに基づく以下の式で算出される。
M(v)=1/tf(T)×idf(T,t)×idf(d,t)
tf(t)=nt/Nt
idf(T,t)=(log(NT/nt))^1/2
idf(d,t)=(log(Nd/nd))^2
ここで、tは単語を、Tは関心タグを、dは文書(記事データまたは翻訳対象文データ)、ntはその単語数、Ntは文書内での単語総数、ndは文書数を示す。
各単語は、一般的な難易度を示すベース指数、又は、単語が出現する文書に付与される所定の分野における難易度を示すタグ指数、又は二つの指数が設定される。
記事データ、単語テスト、翻訳テストなどの学習データの難易度は、データに含まれる単語又は文章に出現する単語のポリグロッツ指数に基づいて定められる。すなわち、ポリグロッツ指数が高い単語が数多く含まれる学習データの難易度が高くなるように設定される。本実施例では、学習データの難易度は、単語に付与されるポリグロッツ指数に対応して5段階(PM1〜5)のレベルで表している。
学習者のレベルは、その学習者の学習の難易度を示し、学習者の登録時に実施するレベル判定テストの結果をもとに初期のレベルを設定し、以降の学習履歴に基づいて更新される。本実施例では、学習者のレベルは、学習データに付与されるレベルに対応付けた5段階のレベルで表している。
学習者端末2は、システム1を利用する学習者が使用する情報処理装置であり、無線通信又は有線によりインターネットなどのネットワーク3を介して学習支援装置10とデータ通信を行う。
システム1は、学習者端末2により、いわゆるオンライン型学習を提供するので、学習者は、各自のライフスタイルから生じる隙間時間で学習を行うことができる。また、学習支援装置10は、学習履歴から学習者毎に学習誘導メッセージの送信タイミングを決定したり、いわゆる忘却曲線に基づいて学習データの内容を決定したりして、学習者が学習しやすいタイミングで学習データを提供する。
以下、システム1における学習支援の概要を説明する。
学習支援装置10は、習得する外国語の単語に関心タグ毎の難易度が付与された単語データ、リーディング用の文章に関心タグが付与された記事データ、外部者から依頼された翻訳対象の原文から分割されて小さく区分けされた文章に関心タグが付与された翻訳対象文データを管理し、さらに、システム1を利用する各学習者の関心タグ及び習得レベル(以下「レベル」という)を管理する。
学習支援装置10は、単語データの難易度(ポリグロッツ指数)を参照して、文章中に出現する単語の難易度に基づいて各記事データ及び各翻訳対象文データの難易度を設定する。
そして、学習支援装置10は、学習者端末2からの学習要求を受信すると、要求された学習の種類毎に、学習者の関心タグ及びレベルに一致した学習データを作成して、要求元の学習者端末2へ送信し、送信した学習データによる学習結果を取得して学習履歴として蓄積する。
学習支援装置10は、学習者端末2からリーディングの要求を受信すると、学習者の関心タグ及びレベルに一致する難易度の記事データを抽出して学習者端末2へ送信する。学習者端末2は、受信した記事データを表示させる。学習者端末2は、学習者が記事データを読むのに要したリーディング時間を計測することができ、学習支援装置10へリーディング時間を送信する。
また、学習支援装置10は、学習者端末2から単語検索を受信すると、検索した単語の訳語を学習者端末2へ送信して表示させると共に、検索対象となった単語を未知語として記録する。
また、学習支援装置10は、学習者端末2から単語テスト要求を受信すると、学習者毎に記録した未知語又は記憶する単語データの単語を抽出し、抽出した単語を含む単語テストデータを学習者端末2へ送信して表示させ、学習者端末2から、単語テストに含まれた単語毎の正誤、正答率などを含むテスト結果を受信する。
また、学習支援装置10は、学習者端末2から翻訳テストの要求を受信すると、学習者の関心タグ及びレベルに一致する翻訳対象文データを抽出し、抽出した翻訳対象文データを含む翻訳テストデータを学習者端末2へ送信して表示させ、学習者端末2から、翻訳対象文データに対する翻訳である解答文を含むテスト結果を受信する。
さらに、学習支援装置10は、上記のような学習者端末2からの要求だけでなく、学習者の学習履歴を分析して、学習に誘導するメッセージや学習データの送信を行うことができる。
学習支援装置10は、上記の学習データを送信し、学習者端末2からその学習結果を受信する度に、学習者毎に学習履歴を蓄積する。学習履歴は、学習の日付、学習データとして送信された記事データ又は翻訳対象文データの識別情報、単語テスト結果である正答率、翻訳テスト結果である解答文と模範文(正答)との一致度などである。
翻訳テスト結果の模範文は、一定のレベルに達した学習者に校正権限を付与した学習者(校正者)により決定される。学習支援装置10は、校正者の学習者端末2に各翻訳対象文データに対する学習者の解答文を示す校正画面を表示させ、翻訳対象文データ毎に解答文の中から最も適切な翻訳である文を1つ選択又は自ら翻訳した文を受信して、その翻訳対象文データの模範文とする。
その後、学習支援装置10は、翻訳対象文データ毎に定まった模範文を、翻訳対象文データの翻訳対象の原文における順番に従って連結し、原文に対する翻訳文を生成する。このように、システム1が提供する学習の一環として、多数の学習者により、依頼された翻訳の原文の翻訳文を得ることができる。
さらに、学習支援装置10は、各学習者の学習履歴に含まれる学習結果、例えば、リーディング時間、単語テストの正答率、翻訳テストの一致度などを集計し、集計値をもとに学習者のレベルを更新し、過去に読んだ記事データの関心タグから関心タグを更新する。各集計値がレベルアップ条件の閾値以上となった場合に、1つ上のレベルに更新され、レベルダウン条件の閾値以下となった場合に1つ下のレベルへ更新される。これにより、学習支援装置10は、学習者のレベルや関心タグを見直して学習者に合った学習データを提供することができる。
図2は、学習支援装置のブロック構成例を示す図である。
学習支援装置10は、学習者登録部11、単語データ管理部12、記事データ管理部13、翻訳対象管理部14、学習データ作成部15、単語検索部16、学習履歴蓄積部17、翻訳文決定部18、学習者情報更新部19及びデータ送受信部110の処理手段、並びにデータ記憶装置50を備える。
学習者登録部11は、登録を求める学習者の学習者端末2に学習者のレベルを判定するための小問を表示させ、小問に対して入力された解答をもとに学習者のレベルを判定する。そして、学習者毎に、判定したレベル及び学習者端末2で入力された関心タグを学習者管理データ51に記録する。
単語データ管理部12は、英語の単語毎に、単語及びその単語の日本語の訳に関心タグ毎のレベル(ポリグロッツ指数)を示す単語管理データ52を管理する。
記事データ管理部13は、リーディング用の記事データ毎に、記事データに関する情報、付与された関心タグ及び記事データの難易度を示すレベルを含む記事管理データ53を管理する。記事データ管理部13は、各記事データについて、記事データの本文データに含まれる単語を抽出し、抽出した各単語のレベルに基づいて記事のレベルを算出し、記事管理データ53に設定する。例えば、抽出した全単語の記事データの関心タグにおけるレベル(ポリグロッツ指数)の中央値(median)を、その記事のレベルとする。
翻訳対象管理部14は、依頼された翻訳毎に、翻訳対象である原文データ、付与された関心タグを含む翻訳管理データ54を管理する。翻訳対象管理部14は、翻訳対象の原文データを所定の大きさで分割して翻訳対象文データを作成し、さらに、翻訳対象文データ毎に、記事データのレベルを算出する処理と同様の処理で翻訳対象文データの難易度を示すレベルを算出する。そして、翻訳対象データ毎に、対応する翻訳の情報、翻訳対象文データ、翻訳対象文の原文での順番、付与された関心タグ、算出されたレベルを含む翻訳対象管理データ55を管理する。さらに、翻訳対象管理部14は、翻訳対象文データを用いた翻訳テストのテスト結果として翻訳された解答文を、翻訳対象文データ毎に収集して翻訳対象管理データ55に設定する。
学習データ作成部15は、管理データ(記事管理データ、単語管理データ、翻訳対象管理データ)を参照して、学習者の関心タグ及びレベルに一致する学習データを作成して、学習者端末2へ送信する。
より具体的には、学習データ作成部15は、学習者端末2からリーディングの要求を受信した場合に、学習者管理データ51を参照して学習者の関心タグ及びレベルを取得し、記事管理データ53を取得した関心タグ及びレベルで検索して、関心タグ及びレベルに一致する記事データを取得し、取得した記事データを学習データとして学習者端末2へ送信する。
また、学習データ作成部15は、学習者管理データ51の関心タグの代わりに、後述するリーディング履歴データ56に記録された過去に読んだ記事データに付与されている関心タグを用いて記事データを取得してもよい。
また、学習者端末2から翻訳テストの要求を受信した場合に、学習データ作成部15は、翻訳対象管理データ55を参照して、学習者の関心タグ及びレベルに翻訳対象文データを取得し、取得した翻訳対象文データを含む学習データ(翻訳テストデータ)を作成して学習者端末2へ送信する。
また、学習者端末2から単語テストの要求を受信した場合に、学習データ作成部15は、後述する単語検索履歴データ57から記録されている所定数の単語(未知語)を取得し、取得した単語を含む学習データ(単語テストデータ)を作成して学習者端末2へ送信する。学習データ作成部15は、単語テストの単語として、単語検索履歴データ57に記録されている未知語の他、学習者のレベルに一致する単語管理データ52の単語、後述するテスト履歴データ58に記録されている単語を用いてもよい。さらに、学習データ作成部15は、単語検索履歴データ57又はテスト履歴データ58から忘却曲線に応じて選択された日付に基づいて抽出された単語を用いてもよい。
また、学習データ作成部15は、学習者の履歴データ(リーディング履歴データ56、単語検索履歴データ57、テスト履歴データ58)から、その学習が行われた時刻情報を解析して学習に使用される隙間時間を特定し、学習者毎に特定した隙間時間になると、その学習者の関心タグ及び難易度に合わせた学習データ(記事データ、単語テスト、翻訳テスト)を作成し、学習者端末2へ送信(プッシュ通知)する。
単語検索部16は、単語管理データ52を参照して、学習者端末2から要求された単語の訳を返信して表示させ、学習者毎の単語検索履歴データ57に、検索の日付及び検索された単語とを記録する。
学習履歴蓄積部17は、学習者の学習上の行動履歴情報を収集、蓄積する。
より具体的には、学習履歴蓄積部17は、学習者端末2に送信したリーディング用の記事データの情報、及びリーディング学習結果を含むリーディング履歴データ56をデータ記憶装置50へ格納する。リーディング学習結果は、例えば、学習者端末2で計測された、学習者が記事データを読むのに要したリーディング時間である。
また、学習履歴蓄積部17は、学習者端末2へ送信した学習データ(単語テストデータ)のテスト結果として、テストされた単語毎の正誤及び正答率を取得してテスト履歴データ58に記録し、単語検索履歴データ57から正答だった単語を削除する。
また、学習履歴蓄積部17は、学習者端末2へ送信した学習データ(翻訳テストデータ)のテスト結果として、翻訳対象文の翻訳である解答文データを取得してテスト履歴データ58に記録する。
翻訳文決定部18は、翻訳対象管理データ55の翻訳対象文データに対する解答文データを全て抽出し、校正権限を持つ学習者(校正者)の学習者端末2へ送信し、校正結果として、各翻訳対象文に対する模範文データを取得し、取得した模範文データを翻訳対象管理データ55の模範文に設定する。なお、翻訳対象管理データ55の順番に従って、翻訳対象文に対応する模範文を連結した文章が翻訳文となる。
学習者情報更新部19は、学習者管理データ51の関心タグ及びレベルを更新する。
より具体的には、学習者情報更新部19は、各学習者について、記事管理データ53に記録された記事データに付与されている関心タグ、及びテスト履歴データ58に記録された翻訳対象文に付与された関心タグを収集し、ある程度の割合以上で収集された関心タグを学習者管理データ51の関心タグに記録する。
また、学習者情報更新部19は、テスト履歴データ58から、単語テストの正答率及び翻訳テストの一致度をそれぞれ集計し、正答率及び一致度の各集計値がレベルアップ条件の閾値以上の場合に学習者のレベルを1つ上げ、レベルダウン条件の閾値以下の場合にレベルを1つ下げて、学習者管理データ51のレベルを更新する。さらに、学習者情報更新部19は、学習者のレベルが一定以上のレベルである場合に、その学習者の学習者管理データ51の校正権限に権限ありを設定する。校正権限に権限ありが設定された学習者は、他の学習者が翻訳テストとして行った翻訳文を校正することができる。
学習者情報更新部19は、レベルの更新において、テスト履歴データ58と共にリーディング履歴データ56のリーディング時間を用いてレベル判定を行うようにしてもよい。
データ送受信部110は、学習者端末2との間でデータを送受信する。
データ記憶装置50は、学習支援装置10で使用するデータを記憶する装置である。データ記憶装置50は、図4及び図5を用いて後述する、学習者管理データ51、単語管理データ52、記事管理データ53、翻訳管理データ54、翻訳対象管理データ55、リーディング履歴データ56、単語検索履歴データ57、テスト履歴データ58、対応付けデータ59を記憶する。
図3は、学習者端末のブロック構成例を示す図である。
学習者端末2は、学習処理部21、入出力インタフェース23、データ送受信部25、表示装置27及び入力装置29を備える。
学習処理部21は、入力装置29で入力された学習の種類を含む学習要求を学習支援装置10に送信し、学習支援装置10から受信した学習データを表示装置27に表示させ、表示させた学習データによる学習結果を学習支援装置10へ送信する。
より詳しくは、学習処理部21は、学習支援装置10から学習データとして記事データを受信して表示装置27へ表示させ、入力装置29で入力されたリーディングの開始通知から終了通知までの時間を計測し、学習結果として、計測したリーディング時間を学習支援装置10へ送信する。また、学習処理部21は、学習支援装置10へ入力装置29で入力された検索する単語を送信し、その検索結果である単語の訳を受信して表示装置27へ表示させる。
学習処理部21は、入力装置29で入力されたテストの種類を含む学習要求を学習支援装置10へ送信し、学習支援装置10から受信した学習データ(テストデータ)を表示装置27に表示させる。そして、表示させたテストデータによるテスト結果を学習支援装置10へ送信する。
学習処理部21は、学習支援装置10から単語テストデータを受信して表示装置27へ表示させ、入力装置29で入力された解答(単語毎の正誤)及びテストの正答率を含むテスト結果を学習支援装置10へ送信する。また、学習処理部21は、学習支援装置10から翻訳テストデータを受信して表示装置27へ表示させ、入力装置29で入力された解答文を含むテスト結果を学習支援装置10へ送信する。
入出力インタフェース23は、学習処理部21と表示装置27及び入力装置29とのインタフェースである。データ送受信部25は、学習支援装置10との間でデータを送受信する。
表示装置27は、ディスプレイ等のデータを表示する装置であり、入力装置29は、マウス、キーボード等のデータや操作を入力する装置である。表示装置27及び入力装置29は、両者の機能を備える1つのタッチパネルディスプレイにより実施することもできる。
図4及び図5は、データ記憶装置50に記憶されるデータのデータ構造例を示す図である。
図4(A)に示す学習者管理データ51は、学習者毎に、学習者ID、関心タグ、レベル、校正権限の項目を持つ。
学習者IDは、学習者を識別するためのシステム内で一意の値である。
関心タグは、学習者が興味や関心を持つ事象や分野のカテゴリを示すタグ情報である。関心タグ(登録時)は、登録時に学習者自らが入力した1又は複数の関心タグであり、関心タグ(運用時)は、学習者情報更新部19によりリーディング履歴データ56の記事IDをもとに記事管理データ53から収集された1又は複数の関心タグである。
レベルは、学習者の学習のレベルである。学習のレベルは、単語の難易度(ポリグロッツ指数)に対応する区分を示す値である。学習者登録部11により初期値が決定され、学習者情報更新部19により値が更新される。
図4(B)に示す単語管理データ52は、単語毎に、単語、訳、関心タグ、レベル、優先度の項目を持つ。
単語は、習得対象の英語の単語である。訳は、単語の意味を示す日本語の語句であり、1つの単語に1又は複数の訳が設定される。関心タグは、単語が使用される分野を示すタグであり、1つの訳に1又は複数の関心タグが設定される。レベルは、設定された関心タグ毎の単語の難易度であり、ポリグロッツ指数(PM1〜5)が設定される。優先度は、単語に設定された各関心タグの優先度である。
図4(C)に示す記事管理データ53は、記事データ毎に、記事ID、タイトル、関心タグ、本文格納場所、メディア名、公開日付、レベルの項目を持つ。
記事IDは、記事を識別するためのシステム内で一意の値である。タイトルは、記事の題名であり、関心タグは、記事データが属する分野を示すタグであり、1又は複数の関心タグが設定される。本文格納場所は、記事データ(本文データ)が格納されている場所であり、例えばURL、ファイル名等である。メディア名は、記事の提供元を示し、公開日付は、記事が公開された日付を示す。レベルは、記事データの難易度を示し、記事データ管理部13により算出される。
図4(D)に示す翻訳管理データ54は、依頼された翻訳毎に、翻訳ID、原文、翻訳文、関心タグの項目を持つ。
翻訳IDは、依頼された翻訳を識別するためのシステム内で一意の値である。原文は、翻訳対象となる原文データ又はその格納場所(例えば、ファイル名)である。翻訳文は、翻訳対象の原文に対する翻訳文データ又はその格納場所である。翻訳文は、翻訳対象管理データの模範文データを翻訳対象文データの順番に従って連結した翻訳文データであり、翻訳対象の原文に対する翻訳文に相当する。関心タグは、翻訳対象の原文が属する分野を示すタグである。なお、翻訳管理データ54は、翻訳に関する情報として、翻訳依頼者に関する情報、翻訳納期等を持つようにしてもよい。
図4(E)に示す翻訳対象管理データ55は、翻訳対象文毎に、対象文ID、翻訳ID、順番、翻訳対象文、解答文、レベル、模範文の項目を持つ。
対象文IDは、翻訳対象の原文データから区分けされた翻訳対象文データを識別するためのシステム内で一意の値である。翻訳IDは、対応する翻訳に付与された翻訳管理データ54の翻訳IDである。順番は、分割された翻訳対象文データが原文データにおいて何番目でのデータあるかを示す値である。翻訳対象文は、原文データから分割された1つの翻訳対象文データ(本文データ)である。解答文は、翻訳テストの結果の解答文データであり、翻訳対象文データの翻訳文に相当する。解答文は、対象文IDをキーにテスト履歴データ58から抽出、収集される。レベルは、翻訳対象文データの難易度を示すレベルであり、翻訳対象管理部14により算出される。模範文は、校正者により校正された翻訳文であり、校正画面で選択又は入力された模範文データである。模範文データは、翻訳文決定部18により設定される。
図5(A)に示すリーディング履歴データ56は、学習者毎に、学習者ID、日付、記事ID、リーディング時間の項目を持つ。
学習者IDは、学習者を識別する値であり、学習者管理データ51の学習者IDである。日付は、リーディングされた日付である。記事IDは、リーディングされた記事データを識別する値であり、記事管理データ53の記事IDである。リーディング時間は、学習者端末2から送信された、記事データを読むのに要した時間である。
図5(B)に示す単語検索履歴データ57は、学習者毎に、学習者ID、日付、単語の項目を持つ。
学習者IDは、学習者管理データ51の学習者IDである。日付は、単語が検索された日付であり、単語は、検索された単語である。1つの日付に1又は複数の単語が設定される。単語検索部16により、検索された単語が設定され、学習履歴蓄積部17により、単語テストで正答となった単語が削除される。
図5(C)に示すテスト履歴データ58は、学習者毎に、学習者ID、日付、テスト種別、単語、結果(正答率)、対象文ID、解答文、結果(一致度)の項目を持つ。
学習者IDは、学習者を識別する値であり、学習者管理データ51の学習者IDである。日付は、テストが実行された日付であり、テスト種別は、実行されたテストの種別である。単語は、単語テストで使用された単語であり、単語管理データ52の単語が設定される。結果(正答率)は、単語テストのテスト結果の正答率である。
対象文IDは、翻訳テストで使用された翻訳対象文データを識別する値であり、翻訳対象管理データ55の翻訳対象IDである。解答文は、翻訳テストのテスト結果の解答文データである。結果(一致度)は、解答文データと翻訳文データとの一致度であり、翻訳文決定部18により計算される。
単語テストが実行される度に、日付、テスト種別(単語テスト)、単語及び結果(正答率)が設定される。また、翻訳テストが実行される度に、日付、テスト種別(翻訳テスト)、対象文ID、解答文が設定され、翻訳校正により模範文(翻訳文)が決定した後に、結果(一致度)の値が設定される。
対応付けデータ59は、データ構造を図示しないが、データ記憶装置50に記憶されるデータ同士を紐付けるためのデータであり、学習者管理データ51と記事管理データ53とを紐付けるための、学習者IDと記事IDとの対応関係、学習者管理データ51と単語管理データ52とを紐付けるための、学習者IDと単語との対応関係が記録される。
以下、外国語学習支援システムの一実施例における処理の流れを説明する。
図6は、学習者登録処理の処理フローを示す図である。
学習者端末2からの登録要求により、学習者登録部11が以下のステップS1〜S3の処理を行う。
ステップS1: 学習者登録部11は、学習者端末2から登録要求を受信すると、学習者IDを付与して学習者管理データ51を作成する。
ステップS2: 学習者登録部11は、学習者端末2へレベル判定のための小問を送信して表示させ、入力された解答を学習者端末2から受信する。そして、解答から学習者のレベルを判定し、学習者管理データ51のレベルへ設定する。
ステップS3: 学習者登録部11は、学習者端末2へ所定の関心タグを表示させ、学習者により選択された関心タグを受信して、学習者管理データ51の関心タグ(登録時)へ設定する。
図7は、学習データ(記事データ)の管理処理の処理フローを示す図である。
記事データが追加されると、記事データ管理部13が以下のステップS11〜S13の処理を行う。なお、記事データには1又は複数の関心タグが付与されているものとする。
ステップS11: 記事データ管理部13は、記事データ毎に、記事データIDを付与して記事管理データ53を作成し、記事データに関する情報(タイトル、関心タグ、メディア名、公開日付等)及び記事データ(本文データ)の格納場所を記事管理データ53に設定する。
ステップS12: 記事データ管理部13は、記事データ(本文データ)から全ての単語を抽出し、単語管理データ52を参照して各単語の記事データの関心タグでのレベルを取得する。
ステップS13: 記事データ管理部13は、各単語のレベルをもとに記事データのレベルを決定して記事管理データ53に設定する。
図8は、学習データ(翻訳対象文データ)の管理処理の処理フローを示す図である。
翻訳の依頼があると、翻訳対象管理部14が以下のステップS21〜S26の処理を行う。
ステップS21: 翻訳対象管理部14は、依頼された翻訳毎に、翻訳IDを付与して翻訳管理データ54を作成し、翻訳対象の原文データ又は原文データの格納場所を翻訳管理データ54に設定する。
ステップS22: 翻訳対象管理部14は、管理者により入力された原文データの1又は複数の関心タグを翻訳管理データ54に設定する。
ステップS23: 翻訳対象管理部14は、原文データを分割し、分割した翻訳対象文データ毎に、対象文IDを付与して翻訳対象管理データ55を作成する。
ステップS24: 翻訳対象管理部14は、翻訳対象文データ毎に、原文データから区分けした際の順番を付与して翻訳対象管理データ55に設定する。
ステップS25: 翻訳対象管理部14は、翻訳対象文データから単語を抽出し、単語管理データ52を参照して各単語の翻訳対象文データの関心タグにおけるレベルを取得する。
ステップS26: 翻訳対象管理部14は、取得した各単語のレベルをもとに翻訳対象文データのレベルを決定して翻訳対象管理データ55に設定する。
図9は、学習実行処理の処理フローを示す図である。
学習者端末2から学習要求があると、以下のステップS31〜S36の処理が実行される。
ステップS31: 学習データ作成部15は、学習者端末2から学習要求を受信すると、要求した学習者の学習者管理データ51から学習者のレベルと関心タグを特定する。
ステップS32: 学習データ作成部15は、学習要求に含まれる学習種別を判定する。学習種類が「リーディング」であればステップS33の処理へ、「単語テスト」であればステップS34の処理へ、「翻訳テスト」であればステップS35の処理へ、それぞれ進む。
ステップS33: 学習データ作成部15及び学習履歴蓄積部17が、図10を用いて後述するリーディング学習処理を実行する。
ステップS34: 学習データ作成部15及び学習履歴蓄積部17が、図12を用いて後述する単語テスト処理を実行する。
ステップS35: 学習データ作成部15及び学習履歴蓄積部17が、図14を用いて後述する翻訳テスト処理を実行する。
ステップS36: 学習データ作成部15は、学習者端末2から学習終了を受信したかを判定する。学習の終了通知を受信したら処理を終了し、受信していなければステップS32の処理へ戻る。
図10は、リーディング学習処理の処理フローを示す図である。
リーディング学習処理において、以下のステップS331〜S334の処理が実行される。
ステップS331: 学習データ作成部15は、学習者のレベル及び関心タグ(登録時)に一致する所定数の記事管理データ53を取得する。
ステップS332: 学習データ作成部15は、取得した記事管理データ53のタイトル、メディア名、公開日付、レベルをもとに、記事データの一覧を示す記事リスト表示域及び学習者の関心タグ(運用時)を示す関心タグ表示域を設定した記事リスト画面を学習者端末2へ送信し、学習者端末2の学習処理部21が、記事リスト画面を表示装置27に表示させる。
ステップS333: 学習処理部21が、記事リスト画面から選択された記事データの情報を学習支援装置10へ送信する。学習データ作成部15は、選択された記事データの記事管理データ53の本文格納場所から記事データ(本文データ)を取り出して設定した記事本文画面を学習者端末2に送信し、学習処理部21が、記事本文画面を表示装置27に表示させる。
なお、ステップS331で、学習者のレベル及び関心タグ(運用時)に一致する所定数の記事管理データ53を取得しておき、関心タグ表示域が選択された場合に、記事リスト表示域に関心タグ(運用時)の記事データの一覧を表示させるようにしてもよい。
ステップS334: 学習処理部21は、入力装置29からリーディングの開始通知及び終了通知の入力があると、リーディングの開始から終了までのリーディング時間を取得して、学習支援装置10へ送信する。学習履歴蓄積部17は、学習者の学習ID、日付、記事データの記事ID、学習した日付、リーディング時間をリーディング履歴データ56に格納する。
図11(A)は、記事リスト画面の例を示す図である。記事リスト画面は、記事リスト表示域に、各記事データのタイトル、メディア名、公開日付、レベルを表示し、関心タグ表示域に、学習者管理データの関心タグ(運用時)に設定された関心タグを表示する。
図11(B)は、記事本文画面の例を示す図である。記事本文画面は、選択された記事データの情報であるタイトル、メディア名、公開日付、レベル、関心タグ、及び記事データ(本文データ)が表示される。
図12は、単語テスト処理の処理フローを示す図である。
単語テスト処理において、以下のステップS341〜S343の処理が実行される。
ステップS341: 学習データ作成部15は、単語テストの設定に応じて、単語検索履歴データ57又は単語管理データ52から該当する単語を抽出する。学習データ作成部15は、例えば以下のようにして該当する単語を抽出する。
(1)未知語のみをテストする設定の場合、単語検索履歴データ57から単語を抽出する。
(2)レベルによるテストの設定の場合、単語管理データ52から学習者のレベルに一致する単語を抽出する。
(3)復習テストの設定の場合、テスト履歴データ58からテストした日付をもとに忘却曲線に従って単語を抽出する。
ステップS342: 学習データ作成部15は、抽出した単語を含む単語テスト画面を学習者端末2へ送信し、学習処理部21が、単語テスト画面を表示装置27に表示させる。
ステップS343: 学習処理部21は、入力装置29で入力された解答(単語毎の正誤、正答率)を含むテスト結果を学習支援装置10へ送信する。学習履歴蓄積部17は、学習者の学習IDで検索したテスト履歴データ58に、日付、テスト種別(単語テスト)、単語、結果(正答率)を設定する。なお、正答率は、学習処理部21又は学習履歴蓄積部17が算出してもよい。さらに、学習履歴蓄積部17は、単語テストで正答の単語を単語検索履歴データ57から削除する。
図13は、単語テスト画面の例を示す図である。単語テスト画面は、抽出した単語を示す問題表示域、学習者が解答を入力する解答入力域、次の問題へ表示を切り替えるボタン(次の問題)等を備える。
図14は、翻訳テスト処理の処理フローを示す図である。
翻訳テスト処理において、以下のステップS351〜S353の処理が実行される。
ステップS351: 学習データ作成部15は、翻訳対象管理データ55から、学習者のレベル及び関心タグに一致する翻訳対象文データを抽出する。
ステップS352: 学習データ作成部15は、抽出した翻訳対象文データを表示する翻訳テスト画面を学習者端末2へ送信し、学習処理部21が、翻訳テスト画面を表示装置27に表示させる。
ステップS353: 学習処理部21は、入力装置29で入力された解答文を含むテスト結果を学習支援装置10へ送信する。学習履歴蓄積部17は、学習者の学習IDで検索したテスト履歴データ58に、日付、テスト種別(翻訳テスト)、解答文、結果(一致度)を設定する。この時点で、結果(一致度)には値がなく、後に翻訳文決定部18が、一致度を設定する。
図15は、翻訳テスト画面の例を示す図である。翻訳テスト画面は、翻訳対象文データを表示する翻訳課題表示域、学習者が解答文を入力する解答文入力域を備える。
学習支援装置10の単語検索処理では、単語検索部16が、学習者端末2で入力された検索対象の単語で単語管理データ52を検索し、該当する単語の訳が学習者端末2へ送信され、辞書画面に表示される。なお、単語検索処理は、既知の検索処理であり、処理フロー及び画面についての説明は省略する。
図16は、翻訳文決定処理の処理フローを示す図である。
翻訳文決定処理では、学習者管理データ51に校正権限の権限ありが設定されている学習者(校正者)のみが関与を認められる。校正者の学習者端末2の学習処理部21に、翻訳校正へ参加するためのログイン処理を行う機能が追加される。
翻訳対象の原文データから分割された全ての翻訳対象文データに対する解答文が保存されている場合に、以下のステップS41〜S44の処理が実行される。
ステップS41: 翻訳文決定部18は、翻訳文IDに対応する全ての対象文IDを用いて、翻訳対象管理データ55から、抽出した各対象文IDに対応する全ての解答文データを抽出する。そして、翻訳対象文データと対応する解答文データとを並べて表示する校正画面を校正者の学習者端末2へ送信し、学習処理部21が、校正画面を表示装置27に表示させる。
ステップS42: 学習処理部21は、入力装置29で画面に表示された解答文から選択された文又は校正者により模範文入力域に入力された校正済み文データ(模範文データ)を学習支援装置10へ送信する。翻訳文決定部18は、翻訳対象管理データ55の対象文IDをもとに各翻訳対象文に対応する模範文データを設定する。
ステップS43: 翻訳文決定部18は、各翻訳対象文について、学習者の解答文データ毎に模範文データに対する一致度を計算する。
ステップS44: 翻訳文決定部18は、各学習者のテスト履歴データ58の結果(一致度)に計算した一致度を設定する。
図17は、校正画面の例を示す図である。
校正画面は、翻訳対象の原文データから分割された各翻訳対象文データを表示する翻訳対象文表示域、翻訳対象文データに対応する1又は複数の解答文データを表示する解答文表示域、翻訳対象文データの翻訳の模範となる文を入力する模範文入力域、及び、対応する解答文データを模範文入力域に複写するボタン(コピー)を備える。
校正者の学習者端末2には、翻訳校正にログインすると、図17に示す校正画面が表示される。校正者は、校正画面の翻訳対象文を見ながら、対応する解答文から最も適切だと考える解答文を選択して模範文入力域に複写させるか、模範文入力域で自ら文を入力する。そして、模範文入力域の校正された文(模範文データ)が学習支援装置10へ送信される。
図18は、翻訳文生成処理の処理フローを示す図である。
ステップS51: 翻訳文決定部18は、翻訳対象管理データ55において、翻訳対象の原文データを構成する翻訳対象文(対象文ID)各々に模範文データが存在するかを判定し、翻訳対象文毎に模範文データが存在する場合は、ステップS52の処理へ進む。
ステップS52: 翻訳文決定部18は、翻訳対象管理データ55の順番に従って各翻訳対象文に対応する模範文データを連結した文章データ(翻訳文データ)を生成し、翻訳IDで対応付けられた翻訳管理データ54の翻訳文に生成した翻訳文データ又はその格納場所を設定する。
図19は、学習者管理処理の処理フローを示す図である。
学習支援装置10において、所定の契機又は期間の経過毎に、以下のステップS61〜S69の処理が実行される。
ステップS61: 学習者情報更新部19は、対応付けデータ59の学習者IDに対応付けられた記事IDをもとに、該当する記事管理データ53の関心タグを収集し、学習者管理データ51の関心タグ(運用時)に設定する。
ステップS62: 学習者情報更新部19は、学習者毎に、テスト履歴データ58から、結果(正答率)及び結果(一致度)をそれぞれ集計する。
ステップS63: 学習者情報更新部19は、結果毎の集計値を所定のレベル更新条件と比較する。
ステップS64: 正答率及び一致度の各集計値が、レベルアップ条件の閾値以上であれば、ステップS65の処理へ進み、レベルアップ条件の閾値以上でなければ、ステップS68の処理へ進む。
ステップS65: 学習者情報更新部19は、学習者管理データ51のレベルを1つ上のレベルに更新する。
ステップS66: 学習者情報更新部19は、更新後のレベルが最上位であるかを判定し、レベルが最上位である場合のみステップS67の処理へ進む。
ステップS67: 学習者情報更新部19は、その学習者の学習者管理データ51の校正権限に権限ありを設定する。
ステップS68: 学習者情報更新部19は、正答率及び一致度の各集計値が、レベルダウン条件の閾値以下である場合のみステップS69の処理へ進む。
ステップS69: 学習者情報更新部19は、学習者管理データ51のレベルを1つ下のレベルに更新する。
図20は、学習支援装置10及び学習者端末2のハードウェア構成例を示す図である。
システム1を構成する学習支援装置10及び学習者端末2は、それぞれ、プロセッサ(CPU)101、メモリ102、ストレージ103、表示装置104、入力装置105及び通信インタフェース106を備え、これらの各装置がバス107で接続されたコンピュータ100で実施することができる。
プロセッサ101は、コンピュータ100の全体を制御し、メモリ102やストレージ103と協働しつつ、ストレージ103に格納されたプログラムを実行する。メモリ102は、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置であり、プロセッサ101で実行されるプログラムがロードされると共に、プロセッサ101の処理に用いるデータが格納されるメインメモリである。
メモリ102は、プログラムの実行やデータ更新などの処理において、外部記憶装置や可搬型のデータ記録媒体に記憶されているプログラムやデータを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)などである。
ストレージ103は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶装置であり、プログラムや各種データが格納される。
表示装置104は、ディスプレイ等であり、コンピュータ100による処理結果を出力する。入力装置105は、タッチパネル、キーボード、マウス等であり、利用者の操作によるデータ又は動作命令を受け付ける。通信インタフェース106は、他のコンピュータとのデータ通信のインタフェースである。
上述の実施例において説明した学習支援装置10に接続するデータ記憶装置50は、メモリ102、ストレージ103のいずれかである。
学習者端末2の表示装置27及び入力装置29は、表示装置104及び入力装置105である。
学習支援装置10及び学習者端末2が備える各処理部は、コンピュータ100が実行可能なプログラムによっても実施することができる。この場合に、上記の各処理部が実行する処理内容を記述したプログラムが提供され、提供されたプログラムをコンピュータ100が実行することによって、その動作及び機能がコンピュータ100上で実現される。
プロセッサ101が実行するプログラムや、アクセス対象となるデータは、コンピュータ100と通信可能な他の装置に格納されていてもよい。例えば、データ記憶装置50に記憶されるデータは、データ記憶装置50と異なる他の記憶装置又はコンピュータに含まれる記憶部に格納されていてもよい。この場合に、データ記憶装置50と他の装置とが通信可能にネットワーク接続され、データ記憶装置50がネットワークを介して他の装置の記憶部にアクセスすることとなる。
以上の実施例では、本発明を、日本人の英語取得のための学習支援システムに適用した場合について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、その記述の主旨の範囲において種々の変形が可能であることは当然である。
本発明によれば、外国語学習の継続を促進できるように学習者毎の興味・関心及び学習のレベルに適合させた学習データを提供することができる。よって、学習の継続性を容易にして、学習効果を向上させることができる。
さらに、本発明によれば、外国語学習に翻訳を組み込み、学習者を、そのレベルに応じた翻訳に部分的に関与させると共に一定のレベルに達した学習者には翻訳校正に関与させることにより、依頼された翻訳の成果物を得ることができる。よって、学習者の知識や能力を活用する場を設けて学習者の意欲を向上させると共に、翻訳領域での人的資源不足を解消することができる。
1 外国語学習支援システム
10 学習支援装置
11 学習者登録部
12 単語データ管理部
13 記事データ管理部
14 翻訳対象管理部
15 学習データ作成部
16 単語検索部
17 学習履歴蓄積部
18 翻訳文決定部
19 学習者情報更新部
110 データ送受信部
2 学習者端末
21 学習処理部
23 入出力インタフェース
25 データ送受信部
27 表示装置
29 入力装置
50 データ記憶装置
51 学習者管理データ
52 単語管理データ
53 記事管理データ
54 翻訳管理データ
55 翻訳対象管理データ
56 リーディング履歴データ
57 単語検索履歴データ
58 テスト履歴データ
59 対応付けデータ

Claims (5)

  1. 外国語学習を支援する学習支援装置であって、
    学習者が興味や関心を持つ分野を示す複数の関心タグ及び学習の難易度を示す複数のレベルに基づいて、学習対象となる外国語の単語及び訳語について該訳語が使用される分野を示す関心タグ及び該関心タグが示す分野での該単語のレベルが付与された単語管理データと、学習者毎に識別情報、前記関心タグ及び学習の難易度を前記レベルで示す学習者レベルが付与された学習者管理データと、学習者毎に学習した学習データ、学習日時情報及び学習結果を含む学習履歴データとを記憶するデータ記憶装置と、
    前記関心タグが付与された翻訳対象となる原文を分割して複数の翻訳対象文を作成し、翻訳対象文毎に、該翻訳対象文内に含まれる単語のレベルをもとに該翻訳対象文の翻訳の難易度を示す翻訳対象レベルを算出して前記原文の関心タグ、該翻訳対象文の前記原文における順番、算出した翻訳対象レベル及び該翻訳対象文の翻訳である解答文を含む翻訳対象管理データを管理する翻訳対象管理部と、
    前記学習者の要求又は該学習者の前記学習履歴データの日時情報をもとに特定した時間に応じて、前記学習者管理データから抽出した学習者の関心タグ及び学習者レベルと一致する関心タグ及び翻訳対象レベルが付与された翻訳対象文を前記翻訳対象管理データから抽出し、抽出した翻訳対象文を含む学習データを生成して前記学習者の端末へ送信する学習データ作成部と、
    前記学習者の端末から、前記学習データに含まれる翻訳対象文、学習の日時情報及び学習結果である該翻訳対象文に対する解答文を受信して該学習者の学習履歴データに記録する学習履歴蓄積部と、
    前記学習者管理データをもとに所定の学習者レベルの学習者を校正者として抽出し、前記翻訳対象管理データをもとに前記翻訳対象文及び該翻訳対象文に対する解答文を含む翻訳校正データを作成して前記校正者の端末に送信し、前記校正者の端末から前記翻訳校正データに含まれる解答文から該校正者により選択もしくは校正された文データを受信し、受信した文データを該翻訳対象文に対する模範文として前記翻訳対象管理データに記録し、前記翻訳対象管理データの原文の各翻訳対象文に対する模範文を前記順番で連結して該原文の翻訳文を作成する翻訳文決定部とを備える
    ことを特徴とする学習支援装置。
  2. 前記学習者毎に、前記翻訳対象文に対する該学習者の解答文と模範文との一致度を計算し、前記一致度に基づいて前記学習者管理データの学習者レベルを更新する学習者情報更新部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の学習支援装置。
  3. 記学習データ作成部が、関心タグが付与された記事毎に該記事内に含まれる単語の関心タグでのレベルをもとに該記事の学習の難易度を示す記事レベルを算出し、前記学習者の関心タグ及び学習者レベルと一致する関心タグ及び記事レベルが付与された記事を前記翻訳対象文の代わりに含む前記学習データを作成し、
    前記学習履歴蓄積部が、前記学習者の端末から前記学習データに含まれる記事、学習の日時情報及び学習結果である該記事に対するリーディング時間を受信して該学習者の学習履歴データに記録する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の学習支援装置。
  4. 外国語学習を支援するために、
    コンピュータが備えるデータ記憶装置に、
    学習者が興味や関心を持つ分野を示す複数の関心タグ及び学習の難易度を示す複数のレベルに基づいて、学習対象となる外国語の単語及び訳語について該訳語が使用される分野を示す関心タグ及び該関心タグが示す分野での該単語のレベルが付与された単語管理データと、学習者毎に識別情報、前記関心タグ及び学習の難易度を前記レベルで示す学習者レベルが付与された学習者管理データと、学習者毎に学習した学習データ、学習日時情報及び学習結果を含む学習履歴データとが記憶され、
    前記コンピュータに、
    前記関心タグが付与された翻訳対象となる原文を分割して複数の翻訳対象文を作成し、
    翻訳対象文毎に、該翻訳対象文内に含まれる単語のレベルをもとに該翻訳対象文の翻訳の難易度を示す翻訳対象レベルを算出して前記原文の関心タグ、該翻訳対象文の前記原文における順番、算出した翻訳対象レベル及び該翻訳対象文の翻訳である解答文を含む翻訳対象管理データを前記データ記憶装置に記憶し、
    前記学習者の要求又は該学習者の前記学習履歴データの日時情報をもとに特定した時間に応じて、前記学習者管理データから抽出した前記学習者の関心タグ及び学習者レベルと一致する関心タグ及び翻訳対象レベルが付与された翻訳対象文を前記翻訳対象管理データから抽出し、
    抽出した翻訳対象文を含む学習データを生成して前記学習者の端末へ送信し、
    前記学習者の端末から、前記学習データに含まれる翻訳対象文、学習の日時情報及び学習結果である該翻訳対象文に対する解答文を受信して前記データ記憶装置に記憶された該学習者の学習履歴データに記録し
    前記学習者管理データをもとに所定の学習者レベルの学習者を校正者として抽出し、
    前記翻訳対象管理データをもとに前記翻訳対象文及び該翻訳対象文に対する解答文を含む翻訳校正データを作成して前記校正者の端末に送信し、
    前記校正者の端末から前記翻訳校正データに含まれる解答文から該校正者により選択もしくは校正された文データを受信し、受信した文データを該翻訳対象文に対する模範文として前記データ記憶装置に記憶された前記翻訳対象管理データに記録し、
    前記翻訳対象管理データの原文の各翻訳対象文に対する模範文を前記順番で連結して該原文の翻訳文を作成する、処理を実行させる
    ための学習支援プログラム。
  5. 外国語学習を支援するために、
    コンピュータが備えるデータ記憶装置に、
    学習者が興味や関心を持つ分野を示す複数の関心タグ及び学習の難易度を示す複数のレベルに基づいて、学習対象となる外国語の単語及び訳語について該訳語が使用される分野を示す関心タグ及び該関心タグが示す分野での該単語のレベルが付与された単語管理データと、学習者毎に識別情報、前記関心タグ及び学習の難易度を前記レベルで示す学習者レベルが付与された学習者管理データと、学習者毎に学習した学習データ、学習日時情報及び学習結果を含む学習履歴データとが記憶され、
    前記コンピュータが、
    前記関心タグが付与された翻訳対象となる原文を分割して複数の翻訳対象文を作成し、
    翻訳対象文毎に、該翻訳対象文内に含まれる単語のレベルをもとに該翻訳対象文の翻訳の難易度を示す翻訳対象レベルを算出して前記原文の関心タグ、該翻訳対象文の前記原文における順番、算出した翻訳対象レベル及び該翻訳対象文の翻訳である解答文を含む翻訳対象管理データを前記データ記憶装置に記憶し、
    前記学習者の要求又は該学習者の前記学習履歴データの日時情報をもとに特定した時間に応じて、前記学習者管理データから抽出した学習者の関心タグ及び学習者レベルと一致する関心タグ及び翻訳対象レベルが付与された翻訳対象文を前記翻訳対象管理データから抽出し、
    抽出した翻訳対象文を含む学習データを生成して前記学習者の端末へ送信し、
    前記学習者の端末から、前記学習データに含まれる翻訳対象文、学習の日時情報及び学習結果である該翻訳対象文に対する解答文を受信して前記データ記憶装置に記憶された該学習者の学習履歴データに記録し
    前記学習者管理データをもとに所定の学習者レベルの学習者を校正者として抽出し、
    前記翻訳対象管理データをもとに前記翻訳対象文及び該翻訳対象文に対する解答文を含む翻訳校正データを作成して前記校正者の端末に送信し、
    前記校正者の端末から前記翻訳校正データに含まれる解答文から該校正者により選択もしくは校正された文データを受信し、受信した文データを該翻訳対象文に対する模範文として前記データ記憶装置に記憶された前記翻訳対象管理データに記録し、
    前記翻訳対象管理データの原文の各翻訳対象文に対する模範文を前記順番で連結して該原文の翻訳文を作成する、
    ことを特徴とする学習支援方法。
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