JP6590990B2 - 画像処理装置及び画像処理方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は入力した画像データの各ページが白紙か否かを判定する画像処理装置に関する。
現在の画像処理装置では、自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)で原稿を読み取り、読み取った画像データの中から印字情報を含まない白紙の画像データを検知し、この画像データをメモリから削除することが可能である。
また、特許文献1には、印字情報を含まないと判定された画像データの確認を行うために、読み取った複数の画像データをプレビュー表示することが開示されている。この場合、印字情報を含まないと判定された画像データも印字情報を含むと判定された画像データも表示する場合がある。また、印字情報を含まないと判定された画像データは表示せず印字情報を含むと判定された画像データのみ表示する場合がある。
また、特許文献2には印字情報を含まないと判定された画像データのみのプレビュー画像を生成して表示することが開示されている。また、この印字情報を含まないと判定された画像データの直前・直後に読み取られた画像データのプレビュー画像と一緒に表示を行うことや原稿種別の情報を合わせてプレビュー画像表示することが可能な画像処理装置が開示されている。
特許4610644 特開2010−258798号公報
しかしながら、上記従来の構成では、表示画面にて一度に複数の画像データをプレビュー表示する。よって、ページめくり操作(表示画面を次の画面へ切り替える操作)を行う場合があり、この場合、印字情報を含まないと判定された画像データに対応するプレビュー画像を見落としてしまうことが考えられる。更に、印字情報を含まないと判定された画像データに対応するプレビュー画像のみ表示すると、印字情報を含まないと判定された画像データが読み取った複数の画像データ全体のどこに位置しているのかを確認することが困難である。更に、印字情報を含まないと判定された画像データの有無を確認する為だけに印字情報を含まないと判定された画像データに対応するプレビュー画像のみ表示する表示モードを起動することは、ユーザにとって過負荷で複雑なオペレーションであった。
本願請求項1に係る発明は、入力した画像データの各ページが白紙か否かを判定する判定手段と、前記入力した画像データのページに対応するプレビュー画像を表示部に表示させる表示制御手段と有し、前記表示制御手段は、前記判定手段により白紙と判定されたページのうち、前記表示部に表示されていないページがあることをユーザが認識可能な情報を前記表示部に表示することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは、白紙と判定されたページのうち、前記表示部に表示されていないページがあることを容易に認識することができる
実施形態1に係る画像処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 画像入力部の内部構成の一例を示すブロック図である。 操作部105の構成の一例を示す平面図である。 画像表示部301に表示される画面の一例を示す図である。 画像表示部301に表示される画面の一例を示す図である。 画像データ構造を示す図である。 表示制御処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施例に係る表示制御装置の一例として画像処理装置10の構成例を示すブロック図である。制御部101は装置全体を制御し、CPU(Central Processing Unit)等により構成される。制御バス102は制御部101と各ブロックとを接続する。ROM(Read Only Memory)103は、制御部101が実行するプログラムが記憶されている。RAM(Random Access Memory)104は、制御部101による制御において、制御データの一時記憶、あるいはワークメモリとして使用される。操作部105は液晶パネル(LCD:Liquid Crystal Display)等の表示装置とタッチバッド等の位置入力装置等により構成され、ユーザが例えば装置の動作等を指示する。画像入力部106はであり、原稿の画像データの読み取りを行う。画像処理部107は、画像入力部106により読み取った画像データに対して画像処理を施す。記憶部108は、画像入力部106あるいは画像処理部107の入出力データを記憶するものである。
さらに記憶部108は、後ほど説明するが、画像データが印字情報を含むか否かを示す情報も、画像データと一緒に記憶する。
この記憶部108は以下により構成される。
ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)、DDR−DDR(Double Data Rate Synchronous dynamicRandom Access Memory)等により構成される。画像出力部109は、画像処理部107によって処理された画像データを印字出力する。画像送信部110は、画像入力部106によって読み取った原稿の画像データや画像処理部107によって処理された画像データ、あるいは記憶部108に記憶した画像データを送信する。DMAC(Direct Memory Access Controller)111は、制御部101の制御に基づき、画像入力部106、画像処理部107、記憶部108、画像出力部109、画像送信部110間のデータ転送制御を行う。112はDMAC111によるデータ転送を行う。通信網113は画像送信部110に接続される装置外部の通信網(LAN:Local Area Network等)である。
<画像入力部106の構成>
画像入力部106の構成に関して、図2を用いて説明する。図2は画像入力部106の内部構成を示す図である。同図において、読取デバイス1061は、CCD、CMOS、あるいはCISにより構成される。原稿の画像データは読取デバイス1061を介して読み取られ、読み取られたアナログの画像データが後段処理部に対して出力される。A/D変換部1062は、読み取りデバイス1061による読み取りデータをデジタル変換する。読取画像処理部1063は、読み取った画像データのハイライト部(白)およびダーク部(黒)のレベルを合わせるシェーディング補正、MTF(Modulation Transfer Function)補正、高周波抑制処理等の処理を行う。白紙判定部1064は、読取画像処理部1063により処理された画像データを参照し、読み取られた画像データが印字情報を含むか否か、すなわち白紙であるか否かの判定を行う。
ここで白紙とは印字情報(すなわちコンテンツ)がないと判定された原稿を指す。印字情報がなければ、色紙のような色付きの原稿や再生紙も白紙として扱う。すなわち白紙判定とは、原稿に印刷されたコンテンツの有無の判定である。また、これらを読み取った際の画像データ、読み取った際の裏写りのみの画像データも以下では白紙と呼ぶ。一方で少量の文字や網点で印字された薄い文字等で記載されている原稿は白紙ではない。手書きまたはプリンタで印字された印字情報を含む用紙を読み取った画像データはコンテンツデータと呼ぶ。
<白紙判定方法>
白紙判定部1064による白紙の判定方法は、例えば、読取画像処理部1063により処理された画像データの輝度値の頻度分布を用いて検知する。白紙判定部1064は、読取画像処理部1063が出力する画像データをもとに、原稿1枚分を読み取ることで得た読取画像データの頻度分布を生成する。そして、生成された頻度分布から平均値、分散値を求める。分散値を求める理由は、原稿の読み取り画像データに有意な情報(印字情報)が含まれている場合、算出された分散値が大きくなる特徴を用いるためである。
本実施例では白紙判定の方法として頻度分布を使用する方法について述べたがこれに限定されるものではない。例えば読取画像データのエッジを検出する処理部を設け、エッジと判定された画素を計数し、その計数値に応じて白紙の判定をするようにしても良い。また、頻度分布、分散値、エッジ数を組み合わせて白紙の判定をするようにしても良い。
また、白紙判定をこのような手法で行う場合、画像形成装置が、取得した画像データを白紙として判定する際に用いる判定基準(閾値)の設定が可能である。頻度分布の分散値を用いて白紙判定を行う場合、画像データから得られた分散値が閾値よりも高い場合がコンテンツ、閾値よりも低い場合が白紙と判定することができる。つまり、画像データをより白紙と判定させたい場合は判定に用いられる閾値を高く設定する。一方、画像データをより白紙と判定しにくくさせたい場合は判定に用いられる閾値を低く設定する。以降、白紙判定部1064の構成を、白紙判定レベル設定が可能なものとして説明する。
画像入力部106は、読み取った原稿画像データに対して読取画像処理部1063により処理を施した画像データと、白紙判定部1064による白紙判定結果を出力する。白紙判定に頻度分布、および頻度分布から算出される分散値等を用いる場合、画像入力部106による一度の原稿読み取りに対して、複数の判定レベルを用いた白紙判定が可能である。つまり、求めた分散に判定レベルの異なる複数の閾値を適用して、閾値毎の白紙判定結果を得る。このため白紙判定レベル毎に同一の原稿を複数回読み取る必要がない。
なお、白紙判定部1064が出力する白紙判定結果は、画像形成装置の使用者により設定された白紙判定レベルに基づく結果のみを出力しても良い。または、本実施例にて用いられる画像形成装置に設定可能な全ての白紙判定レベルの結果を出力しても良い。画像形成装置の使用者により設定された白紙判定レベルに基づく結果のみを出力する場合は、白紙と判定した場合に1を、白紙ではないと判定した場合に0を出力する。また、本実施例にて用いられる画像形成装置に設定可能な白紙判定レベルを3段階とする場合、白紙判定レベルが低い、すなわち白紙と判定され難い方から順に、判定結果を「011」のように3つの結果を併せて出力しても良い。そしてその時に、原稿読み取り時にどの白紙判定レベルによる判定結果であるか判別可能にしても良い。例えば、白紙判定結果が前述の順序で「011」である場合で予め設定された白紙判定レベルが2番目に白紙と判定し易いもの(判定レベルが上から2番目)であった場合は、以下のような表示を行う。すなわち、前記白紙結果(1、すなわち白紙と判定)と合わせて「白紙判定のレベル設定が上から2番目であること」を示す情報を合わせて参照可能な形態にする。
画像入力部106の出力データ、および白紙判定結果は、制御部101の制御に基づき、DMAC111により記憶部108に転送される。記憶部108は、DMAC111を介して転送された画像データ、および白紙判定結果を一時保存する。
記憶部108に保持された画像データ、および白紙判定結果を元に画像処理部107は取得した画像データのプレビュー画像を生成する。
本実施例では、以下、特定の画像データとして印字情報を含まない画像データ(白紙原稿を読み取ることで得られる画像データ)を例に挙げる。また、色や特定の画像、文字、形状、サイズなど特徴が検出可能なものであれば、特定の画像データとして扱うことが出来る。
画像入力部106は、原稿を読み取ることで得られた画像データに対して読取画像処理部1063により処理を施した画像データと、白紙判定部1064による白紙判定結果を出力する。
画像入力部106の出力データ、および白紙判定結果は、制御部101の制御に基づき、DMAC111により記憶部108に転送される。記憶部108は、DMAC111を介して転送された画像データ、および白紙判定結果を一時保存する。
記憶部108に保持された画像データ、および白紙判定結果を元に画像処理部107はプレビュー表示用の画像データを生成する。
<操作部>
図3は図1に示した操作部105の構成の一例を説明する平面図である。
図において、画像表示部301は、液晶パネル、あるいは有機ELパネルなので構成され後述する接触検知部311とともにタッチパネルディスプレイを構成する。スタートキー302は原稿画像の読み取り動作を開始するとき等に用いる。ストップキー303は稼働中の動作を止める働きをする。テンキー304は、数字と文字のボタン群で構成されており、コピー部数の設定や画像表示部301の画面切り替えを指示する。接触検知部311は、画像表示部301に配置されることで以下の操作を検出できる。
(1)タッチパネルディスプレイを指やペンで触れたこと(以下タッチダウンと称す)。
(2)タッチパネルディスプレイを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称す)。
(3)タッチパネルディスプレイを指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと称す)。
(4)タッチパネルディスプレイへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称す)。
(5)タッチパネルディスプレイに何も触れていない状態(以下、タッチオフと称す)。
接触検知部311は、検知したこれらの操作や、タッチパネルディスプレイ上に指やペン等が触れている位置座標の情報を制御部101に通知する。そして、通知された情報に基づいて制御部101は、タッチパネルディスプレイに対してどのような操作が行われたかを判定する。ムーブについては、タッチパネルディスプレイ上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいてタッチパネルディスプレイ上の垂直成分・水平成分毎に検知する。また、タッチパネルディスプレイ上をタッチダウンから一定のムーブを経てタッチアップをした時、ストロークを描いたものと検出する。以下、素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネルディスプレイ上に指を触れたままある程度の距離だけすばやく動かして、そのまま離すといった操作であり、タッチパネルディスプレイ上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上をムーブしたことを検出し、そのままタッチアップを検出した場合にはフリックが行われたものと判定する。また、所定距離異常を所定速度未満でムーブしたことが検出された場合はドラッグが行われたものと判定する。
図4は画像表示部301に表示されるプレビュー画面の一例を示す図である。
プレビュー画像表示部401は、画像処理部107にて生成されたプレビュー表示用の画像データを表示するための領域である。この領域には生成されたプレビュー表示用の画像(プレビュー画像)402、403、404が表示される。また、プレビュー表示用の画像404は白紙判定部1064により白紙と判定された画像データのプレビュー画像を表している。ページ番号405は、読み取られた原稿のトータルページ数と、現在中央に表示されている画像のページ番号を表している。前へボタン406は、前のページのプレビュー画像を表示するためのボタンである。次へボタン407は、次のページのプレビュー画像を表示するためのボタンである。
前の白紙へボタン408は、プレビュー画像402に対応する画像データより前に読み取られた画像データのうち、白紙と判定された画像データのプレビュー画像を表示する為のボタンである。
このボタン408が押下されることで、プレビュー画像402に対応する画像データよりも前に読み取られた画像データのうち白紙と判定された画像データであり、プレビュー画像402に対応する画像データの直前に読み取られた画像データが表示される。また、このボタン408にはプレビューされているページより前にあるページのうち、白紙と判定されたページの残りページ数が表示されている。
次の白紙へボタン409は、プレビュー画像404に対応する画像データより後に読み取られた画像データのうち、白紙と判定された画像データのプレビュー画像を表示する為のボタンである。
このボタン409が押下されることで、プレビュー画像404よりも後に読み取られた画像データのうち白紙と判定された画像データであり、プレビュー画像404の直後に読み取られた画像データが表示される。また、このボタン409にはプレビューされているページより後にあるページのうち、白紙と判定されたページの残りページ数が表示されている。
白紙判定レベル調整ボタン410が押下されると、読み取られた画像データを白紙と判定されやすくするなど、画像データを白紙と判定するために用いられる閾値の調整をする画面を表示し、この閾値を調整することが出来る。本実施例の例では判定レベルとしているが、白紙判定ロジックの変更など判定強度だけの調整とは限らなくて良い。白紙判定ページを残すボタン411は、例えば原稿をスキャンして送信時に白紙判定した後、白紙と判定された画像データも白紙ではないと判定された画像データと一緒に送信したい場合に押下される。そして、白紙と判定された画像データも含め読み取られた全てのページを送信することができる。全白紙判定ページを削除するボタン412は、例えば原稿をスキャンして送信する時に、白紙と判定された画像データを処理対象の画像データから削除し、残りの画像データを送信することができる。白紙設定のリセットボタン413は、白紙と判定された画像データに対する設定操作をクリアして、スキャン直後の状態にリセットする。
図5は画像表示部301に表示されるプレビュー画面の一例を示す図である。プレビュー画像表示部501は、画像処理部107にて生成されたプレビュー表示用の画像データを表示するための領域である。プレビュー画像502は白紙判定部1064により白紙と検知された画像データを表している。ページ番号503は、読み取られた原稿のトータルページ数と、現在中央に表示されているプレビュー画像のページ番号を表している。
次の白紙へボタン504は、プレビューされている画像データより後に読み取られた画像データのうち、白紙と判定された画像データのプレビュー画像を表示する為のボタンである。また、このボタン504にはプレビューされているページより後にあるページのうち、白紙と判定されたページの残りページ数が表示されている。
図5の例では、図4では中央に表示されていなかったプレビュー画像404に対応する画像データのプレビュー画像502が表示画面の中央で表示されている。
よって、図4の409で残り2頁と表示していたページ数が、プレビュー画像502のページを除いて残り1頁と表示されている例である。
そして、図4と異なり図5では、白紙と判定された画像データのプレビュー画像502がプレビュー画面の中央に表示されており、ボタン505と、ボタン506が表示される。
ボタン505は白紙と判定された画像データを残すボタンである。例えば原稿をスキャンして送信する時、白紙と判定された画像データのプレビュー画像が表示されている場合に押下すると、そのプレビューされている白紙と判定された画像データも処理対象データとして送信することができる。白紙判定ページをするボタン506は、白紙と判定された画像データのプレビュー画像が表示されている場合に押下する。すると、その白紙と判定された画像データを処理対象データに含めずに送信することができる。
このように、白紙と判定された画像データに対しては、その後の処理(残すまたは削除する)の決定を、プレビュー画面を介して行うことが可能になる。
このようにして、読み取った画像データを全て表示する通常のプレビュー表示画面に対して、前後の白紙と判定されたページへ遷移するボタンを表示する。そして、このボタンが押下されることで、表示画面に表示されていない白紙と判定されたページのプレビュー画像表示を行うことが可能になる。
図6は画像データ構造を示す図である。本データ構造は画像とともに記憶部108に保持されている。601は入力され記憶された画像データのインデックスを表す。602は画像データ自体を示す。603はある白紙判定方法を用いた場合の判定結果を示している。図6の例では白紙判定レベル1を用いた場合の結果を示している。604は603とは別の白紙判定方法を用いた場合の判定結果を示している。図6の例では603の白紙判定レベル1よりも、判定対象の画像データを白紙と判定しにくい判定レベル2を用いた場合の判定結果を示している。605は有効フラグである。この有効フラグ605は、スキャン直後、又はプレビュー時にボタン413の白紙設定のリセットボタンを押下された後では、すべての画像データに対して未設定状態である。有効フラグ605は、プレビュー時に白紙と判定されたページに対して残すボタン505を押下することで、原稿をスキャンして送信する時、処理対象データとして残す設定がなされる。一方、白紙判定ページを削除するボタン506が押下されることで、原稿をスキャンして送信する時、処理対象データから削除する設定が設定される。
605は確認済みフラグである。プレビュー時にプレビュー画面中央(502)に画像データがプレビューされると、プレビュー済みであることを示すフラグを立てる領域である。
606は605と別途領域を用意しなくてもよい。
この場合、判定対象の画像データがプレビュー画面中央(502)にプレビューされた場合、605の有効フラグが未設定の状態で他ページに移動またはプレビュー終了時、ボタン505・ボタン506いずれも押下されず初期選択状態で保存される形態もある。
607は読み取った原稿の1ページ目の画像データに対する白紙判定結果に関する情報を示している。具体的には、白紙判定レベル1を用いても白紙判定レベル2を用いても、ともに白紙と判定されている。また、プレビュー済みであり、プレビュー時に削除ボタン506が押下されており、この画像データは、処理対象のデータから削除することが指定済みであることが示されている。
608は読み取った原稿の2ページ目の画像データに対する白紙判定結果に関する情報を示している。具体的には白紙判定レベル1を用いた場合白紙と判定されている。また、プレビュー済みであり、プレビュー時に残すボタン505が押下されており、この画像データは残すことが指定済みであることが示されている。
609は読み取った原稿の3ページ目の画像データに対する白紙判定結果に関する情報を示している。具体的には白紙判定レベル1、白紙判定レベル2を用いてもともに白紙と判定されない。よって、プレビュー時に削除ボタン506、残すボタン505いずれも表示されないページであることを示している。
610は読み取った原稿の4ページ目の画像データに対する白紙判定結果に関する情報を示している。具体的には白紙判定レベル1を用いても白紙判定レベル2を用いても白紙と判定されている。また、まだプレビュー表示していないページであることを示している。
611は読み取った原稿の5ページ目の画像データに対する白紙判定結果に関する情報を示している。具体的には白紙判定レベル1を用いても白紙判定2を用いても白紙と判定されない。また、まだプレビュー表示していないページであることを示している。
次に、図7のフローチャートを使用して、401のプレビュー画像表示部に画像処理部107にて生成されたプレビュー表示用の画像データを表示する処理手順について説明する。なお、本動作は、ROM103に格納されるプログラムを制御部101がRAM104に展開し実行することにより実現する。
S701で、図4または図5のようにプレビュー画面を表示する。次に、S702で、制御部101は、カレントページを1ページ目に設定する。このページの画像データを処理対象の画像データとする。そしてS703で、画像処理部107にて記憶部108に保持されている画像データ構造体、および白紙判定結果を元にプレビュー表示用の画像データを生成する。次にS704で、制御部101はプレビュー表示用の画像データに対応する画像データが、白紙判定レベル1、白紙判定レベル2等複数の白紙判定基準のうちの何れかで白紙判定されたか否かを判断する。S704にて白紙と判定されない画像データのプレビュー画像であると判定された場合、制御部101は、S718に進む。そしてS718では、プレビュー画面にて残すボタン505、削除ボタン506を表示せずに通常のプレビュー画面で画像データを表示する。
S704において、白紙判定レベル1、白紙判定レベル2等、複数の白紙判定基準のうち何れかで白紙と判定された画像データのプレビュー画像である場合、S705に進む。そして、S705にて、制御部101は、画像データ構造体の有効フラグ605が、画像データを残すことを示していれば、S707に進む。
一方、S705にて画像データ構造体の有効フラグ605が、画像データを削除することを示していればS706に進む。
また、S704において、画像データ構造体の有効フラグ605が未設定である場合、制御部101は、現状選択されている白紙判定基準での判定結果が白紙であれことを示せば、S706へ進む。一方、白紙判定されていないことを示せばS707へ進む。
次に、S706に進んだ場合、制御部101は、残すボタン505を押下されていない状態であり、削除ボタン506を押下されている状態のとき、操作部105に処理対象である画像データのプレビュー画像を表示する。
S707に進んだ場合、制御部101は、残すボタン505を押下されている状態であり、削除ボタン506を押下されていない状態のとき、操作部105に処理対象である画像データのプレビュー画像を表示する。
次にS718で、制御部101は、操作部105にプレビュー画像データ表示画面を表示する。プレビュー表示したことに続いてS708にて制御部101は、画像データ構造体の確認済みフラグ606のフラグを立てる。続いて、S709にて制御部101は、操作部105にてユーザによるボタン押下がされるまで待機する。
ここで、S709において前後ページへの切り替えボタン406、407が押下されると、S710にて制御部101は、カレントページを1ページ前後して、ステップS703に戻る。一方、S709において、前後の白紙への切り替えボタン408、409が押下されると、S711に進む。そして、S711にて制御部101は、画像データ構造体で一番近い、いずれかの白紙判定基準を用いて白紙と判定されているページをカレントページに設定して、ステップS703に戻る。
S709において、削除ボタン506が押下されると、S712に進む。
S712で制御部101は、処理対象の画像データの有効フラグ605を「削除」指定にし、残すボタン505を押下されていない状態、削除ボタン506を押下されている状態で、操作部105に処理対象の画像データのプレビュー画像表示をする。そして、ステップS709に戻る。
S709において、残すボタン505が押下されると、S713に進む。
S713で制御部101は、処理対象の画像データの有効フラグ605を「残す」指定にし、残すボタン505を押下されている状態、削除ボタン506を押下されていない状態で、操作部105に処理対象の画像データのプレビュー画像表示をする。そして、ステップS709に戻る。
S709において、全白紙消去ボタン412が押下されると、S714に進む。
S714で制御部101は、画像データ構造体の全体から、有効フラグ605のうちフラグの設定が未設定の画像データの有効フラグを全て「削除」に変更する。そして、ステップS703に戻る。
S709において、全て残すボタン506が押下されると、S715に進む。
S715で制御部101は、画像データ構造体の全体から、有効フラグ605のうちフラグの設定が未設定の画像データの有効フラグを全て「残す」に変更する。そして、ステップS703に戻る(S715)。
S709において、白紙判定レベル調整ボタン510が押下されると、S716に進む。S716で制御部101は、白紙判定レベルを変更する。そして、変更した白紙判定レベルで画像データに対する白紙判定を行った結果を、画像データ構造体に保存し、ステップS703に戻る(S716)。
S709において、リセットボタン513が押下されると、S717に進む。S717では制御部101は、画像データ構造体の全体から、有効フラグ全部を削除し、白紙と判定された画像データに対するフラグを全て未設定にし、ステップS703に戻る。
このようにして、プレビュー画像に対応する画像データに対して、プレビュー画面を介して指示を行うことが可能になる。
このように、本実施例では、複数の画像データのそれぞれに対応するプレビュー画像を表示する場合、印字情報を含まないと判定された白紙の画像データが複数の画像データ全体のどこに位置するかを容易に認識可能である。
また、現在表示されているプレビュー画像に対応する画像データの前後にある白紙と判断されたページの画像データのプレビュー画像を表示することも可能である。
また、画面を介した簡単な操作により、白紙と判定された画像データを出力対象にすることや、出力対象の画像データを非出力対象にすることができる。
これにより、読み取った画像データの編集に伴う操作性が格段に向上する。
(その他の実施例)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (11)

  1. 入力した画像データの各ページが白紙か否かを判定する判定手段と、
    前記入力した画像データのページに対応するプレビュー画像を表示部に表示させる表示制御手段とを有し、
    前記表示制御手段は、前記判定手段により白紙と判定されたページのうち、前記表示部に表示されていないページがあることをユーザが認識可能な情報を前記表示部に表示することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判定手段により白紙と判定されたページのプレビュー画像に対して所定の指示を受け付ける受付手段と、
    前記入力した画像データを出力する際に、前記入力した画像データのうち前記受付手段によって前記所定の指示を受け付けたプレビュー画像に対応するページを出力せずに、他のページを出力する出力手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記受付手段は、前記判定手段により白紙と判定されたページが複数ある場合に、前記判定手段により白紙と判定されたページのそれぞれについて前記所定の指示を受け付け可能であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、さらに、前記判定手段により白紙と判定されたページに対して所定の指示を受け付けるオブジェクトを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置。
  5. 前記出力手段は、前記入力した画像データを送信する際に、前記入力した画像データのうち前記受付手段によって前記所定の指示を受け付けたプレビュー画像に対応するページを送信せずに、他のページを送信する送信手段であることを特徴とする請求項乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記入力された画像データのうち、前記表示部に表示されており前記判定手段により白紙と判定されたページのプレビュー画像に対応するページより後に入力され、前記判定手段により白紙と判定されたページの数を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記入力された画像データのうち、前記表示部に表示されており前記判定手段により白紙と判定された第2のページのプレビュー画像に対応するページより先に入力され、前記判定手段により白紙と判定されたページの数を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記所定の指示は、削除指示であることを特徴とする請求項乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記表示制御手段は、さらに、前記判定手段によって白紙と判定するために用いられる閾値を調整する画面を表示するための調整用オブジェクトを前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 入力した画像データの各ページが白紙か否かを判定する判定ステップと、
    前記入力した画像データのページに対応するプレビュー画像を表示部に表示させる表示制御ステップとを有し、
    前記表示制御ステップでは、前記判定ステップで白紙と判定されたページのうち、前記表示部に表示されていないページがあることをユーザが認識可能な情報を前記表示部に表示させることを特徴とする画像処理方法。
  11. コンピュータに請求項10の画像処理方法を実行させるためのプログラム。
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