JP4690157B2 - 情報入出力装置、情報処理装置、プログラムおよびドラッグ操作制御方法 - Google Patents

情報入出力装置、情報処理装置、プログラムおよびドラッグ操作制御方法 Download PDF

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本発明は、情報入出力装置、情報処理装置、プログラムおよびドラッグ操作制御方法に関する。
近年、原稿画像を読み取るスキャナ、スキャナで読み取った原稿画像を印刷する複写機、外部から入力された画像データを印刷するプリンタやファクシミリ装置、あるいは、これらの機能を兼ね備えたいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称される複合機が用いられている。
この種の複合機にあっては、実際のコピー印刷に先だって、プレスキャンした原稿イメージを装置本体に設けられている大型のタッチパネル上に表示するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、タッチパネル上にプレスキャンした原稿イメージを表示した上で、画像部品(タイトル部、文字部、イラスト部、写真部など)に対する簡単な編集作業を行い、目視でその仕上がりイメージを確認した後に実際の印刷を行うという、編集機能を付加したものも開発されている。ここで行う編集とは、例えば、原稿に描かれているコンテンツをOCR処理によっていくつかの画像部品(タイトル部、文字部、イラスト部、写真部など)に自動分割し、それらの画像部品毎に、移動、拡大/縮小、削除などを行うことである。
例えば、画像部品の移動、すなわち画像部品のレイアウト位置を変更する場合には、図8に示すように、指やスタイラスペンなどのポインタPでタッチパネルtpを介して画像部品Yを指し示し、目的の場所に引きずっていってポインタPを離すドラッグ操作を行うことになる。
特開平08−279884号公報
ところで、複合機のように、マウスではなく、タッチパネルでこのドラッグ操作を行おうとする場合には、操作者の指やスタイラスペンなどのポインタの移動中に、確実に画像部品に接触し続けた状態を保つことが難しいという問題がある。
これは、タッチパネルとマウスの構造に違いによって生じる問題である。マウスの場合は、移動を検知するデバイス(機械式/光学式)とは別に、ボタンという確実性の高いデバイスが設けられているため、移動中であってもボタンから指を離さない限り、確実に画像部品に接触し続けることができる。ところが、タッチパネルの場合には、移動の検知と接触の検知が同一のデバイスで行われ、マウスのボタンに相当するものが存在しない。そのため、移動中に指先への圧力が一時的に減少すると、その時点で画像部品への接触が終了したと判断され、ドラッグ中の画像部品がその位置に取り残されてしまうという現象が発生することになる。これは、指先に一定以上の圧力をかけたままその指を移動するのは、かなり難しいためである。
このような問題は、複合機に限るものではなく、タッチパネルからの入力制御を行う情報処理装置に共通の課題であり、例えば大型のタッチパネルを備えたタブレットPCなどにおいても問題となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像部品のドラッグ操作中に情報入力装置に対する指示部材の圧力などが一時的に減少したような場合であっても、ドラッグ操作中の画像部品がその位置に取り残されてしまうとともに、他の画像部品に対するドラッグ操作が開始されてしまうという現象の発生を防止することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明の情報入出力装置は、各種画像部品を表示する表示装置に配設した情報入力装置に対する指示部材による操作に応じて前記表示装置に表示されている前記画像部品の表示制御を行う情報入出力装置において、前記表示装置に表示された前記画像部品に対する前記指示部材によるドラッグ操作の際に、ドラッグ操作の終了が宣言された場合であっても、前記画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続けるドラッグ状態保持手段と、前記ドラッグ状態保持手段により前記画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続けている間に、前記画像部品に対するドラッグ操作の開始が宣言された場合には、ドラッグ操作の開始が宣言された際の前記画像部品の座標とドラッグ操作の開始が宣言された際の前記指示部材の座標の距離を算出し、距離が所定値以下の場合は、ドラッグ操作の開始が宣言された際の前記画像部品の座標がドラッグ操作の開始が宣言された際の前記指示部材の座標に一致するよう、前記画像部品の移動方向および移動速度を制御して、そのままドラッグ状態を継続するドラッグ継続手段と、を備える。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1記載の情報入出力装置において、前記ドラッグ状態保持手段は、ドラッグ操作の終了が宣言された際の前記指示部材の移動方向および移動速度に応じてドラッグ操作の終了宣言後における前記画像部品に対するドラッグ状態の移動方向および移動距離を決定し、ドラッグ状態の前記画像部品が決定された移動距離に達した時点でドラッグ状態を終了するように制御する。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1記載の情報入出力装置において、前記ドラッグ状態保持手段は、ドラッグ操作の終了が宣言された際の前記指示部材の移動方向および移動速度に応じてドラッグ操作の終了宣言後における前記画像部品に対するドラッグ状態の移動方向および移動距離を決定し、ドラッグ状態の前記画像部品を徐々に速度を落としながら移動させ、完全に停止した時点でドラッグ状態を終了するように制御する。
また、請求項にかかる発明は、請求項1ないしのいずれか一記載の情報入出力装置において、ドラッグ操作開始は、前記情報入力装置を所定の距離だけ前記指示部材が移動したと判断した場合に宣言される。
また、請求項にかかる発明は、請求項1ないしのいずれか一記載の情報入出力装置において、前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況である旨を報知する報知手段を更に備える。
また、請求項にかかる発明は、請求項記載の情報入出力装置において、前記報知手段は、前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況に応じて前記画像部品の枠の色や前記画像部品の枠の形状を変化させて、前記各状況である旨を報知する。
また、請求項にかかる発明は、請求項記載の情報入出力装置において、前記報知手段は、前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況に応じて効果音や音色を変化させて、前記各状況である旨を報知する。
また、請求項にかかる発明の情報処理装置は、各種画像部品を表示する表示装置に配設した情報入力装置に対する指示部材による操作に応じて前記表示装置に表示されている前記画像部品の表示制御を行う情報入出力装置を備え、この情報入出力装置における前記画像部品の表示制御に基づく画像データに対する各種処理を行う情報処理装置において、前記表示装置に表示された前記画像部品に対する前記指示部材によるドラッグ操作の際に、ドラッグ操作の終了が宣言された場合であっても、前記画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続けるドラッグ状態保持手段と、前記ドラッグ状態保持手段により前記画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続けている間に、前記画像部品に対するドラッグ操作の開始が宣言された場合には、ドラッグ操作の開始が宣言された際の前記画像部品の座標とドラッグ操作の開始が宣言された際の前記指示部材の座標の距離を算出し、距離が所定値以下の場合は、ドラッグ操作の開始が宣言された際の前記画像部品の座標がドラッグ操作の開始が宣言された際の前記指示部材の座標に一致するよう、前記画像部品の移動方向および移動速度を制御して、そのままドラッグ状態を継続するドラッグ継続手段と、を備える。
また、請求項にかかる発明は、請求項記載の情報処理装置において、前記ドラッグ状態保持手段は、ドラッグ操作の終了が宣言された際の前記指示部材の移動方向および移動速度に応じてドラッグ操作の終了宣言後における前記画像部品に対するドラッグ状態の移動方向および移動距離を決定し、ドラッグ状態の前記画像部品が決定された移動距離に達した時点でドラッグ状態を終了するように制御する。
また、請求項10にかかる発明は、請求項記載の情報処理装置において、前記ドラッグ状態保持手段は、ドラッグ操作の終了が宣言された際の前記指示部材の移動方向および移動速度に応じてドラッグ操作の終了宣言後における前記画像部品に対するドラッグ状態の移動方向および移動距離を決定し、ドラッグ状態の前記画像部品を徐々に速度を落としながら移動させ、完全に停止した時点でドラッグ状態を終了するように制御する。
また、請求項11にかかる発明は、請求項8ないし10のいずれか一記載の情報処理装置において、ドラッグ操作開始は、前記情報入力装置を所定の距離だけ前記指示部材が移動したと判断した場合に宣言される。
また、請求項12にかかる発明は、請求項8ないし11のいずれか一記載の情報処理装置において、前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況である旨を報知する報知手段を更に備える。
また、請求項13にかかる発明は、請求項12記載の情報処理装置において、前記報知手段は、前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況に応じて前記画像部品の枠の色や前記画像部品の枠の形状を変化させて、前記各状況である旨を報知する。
また、請求項14にかかる発明は、請求項12記載の情報処理装置において、前記報知手段は、前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況に応じて効果音や音色を変化させて、前記各状況である旨を報知する。
また、請求項15にかかる発明のプログラムは、各種画像部品を表示する表示装置に配設した情報入力装置に対する指示部材による操作に応じて前記表示装置に表示されている前記画像部品の表示制御をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記表示装置に表示された前記画像部品に対する前記指示部材によるドラッグ操作の際に、ドラッグ操作の終了が宣言された場合であっても、前記画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続けるドラッグ状態保持機能と、前記ドラッグ状態保持機能により前記画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続けている間に、前記画像部品に対するドラッグ操作の開始が宣言された場合には、ドラッグ操作の開始が宣言された際の前記画像部品の座標とドラッグ操作の開始が宣言された際の前記指示部材の座標の距離を算出し、距離が所定値以下の場合は、ドラッグ操作の開始が宣言された際の前記画像部品の座標がドラッグ操作の開始が宣言された際の前記指示部材の座標に一致するよう、前記画像部品の移動方向および移動速度を制御して、そのままドラッグ状態を継続するドラッグ継続機能と、を前記コンピュータに実行させる。
また、請求項16にかかる発明は、請求項15記載のプログラムにおいて、前記ドラッグ状態保持機能は、ドラッグ操作の終了が宣言された際の前記指示部材の移動方向および移動速度に応じてドラッグ操作の終了宣言後における前記画像部品に対するドラッグ状態の移動方向および移動距離を決定し、ドラッグ状態の前記画像部品が決定された移動距離に達した時点でドラッグ状態を終了するように制御する。
また、請求項17にかかる発明は、請求項15記載のプログラムにおいて、前記ドラッグ状態保持機能は、ドラッグ操作の終了が宣言された際の前記指示部材の移動方向および移動速度に応じてドラッグ操作の終了宣言後における前記画像部品に対するドラッグ状態の移動方向および移動距離を決定し、ドラッグ状態の前記画像部品を徐々に速度を落としながら移動させ、完全に停止した時点でドラッグ状態を終了するように制御する。
また、請求項18にかかる発明は、請求項15ないし17のいずれか一記載のプログラムにおいて、ドラッグ操作開始は、前記情報入力装置を所定の距離だけ前記指示部材が移動したと判断した場合に宣言される。
また、請求項19にかかる発明は、請求項15ないし18のいずれか一記載のプログラムにおいて、前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況である旨を報知する報知機能を更に前記コンピュータに実行させる。
また、請求項20にかかる発明は、請求項19記載のプログラムにおいて、前記報知機能は、前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況に応じて前記画像部品の枠の色や前記画像部品の枠の形状を変化させて、前記各状況である旨を報知する。
また、請求項21にかかる発明は、請求項19記載のプログラムにおいて、前記報知機能は、前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況に応じて効果音や音色を変化させて、前記各状況である旨を報知する。
また、請求項22にかかる発明のドラッグ操作制御方法は、各種画像部品を表示する表示装置に配設した情報入力装置に対する指示部材による操作に応じて前記表示装置に表示されている前記画像部品の表示制御を行う情報入出力装置における前記画像部品に対するドラッグ操作制御方法であって、前記情報入出力装置は、制御部と記憶部を備え、前記制御部において実行される、ドラッグ状態保持手段が、前記表示装置に表示された前記画像部品に対する前記指示部材によるドラッグ操作の際に、ドラッグ操作の終了が宣言された場合であっても、前記画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続ける工程と、ドラッグ継続手段が、前記画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続けている間に、前記画像部品に対するドラッグ操作の開始が宣言された場合には、ドラッグ操作の開始が宣言された際の前記画像部品の座標とドラッグ操作の開始が宣言された際の前記指示部材の座標の距離を算出し、距離が所定値以下の場合は、ドラッグ操作の開始が宣言された際の前記画像部品の座標がドラッグ操作の開始が宣言された際の前記指示部材の座標に一致するよう、前記画像部品の移動方向および移動速度を制御して、そのままドラッグ状態を継続する工程と、を含む
また、請求項23にかかる発明は、請求項22記載のドラッグ操作制御方法において、ドラッグ操作の終了が宣言された際の前記指示部材の移動方向および移動速度に応じてドラッグ操作の終了宣言後における前記画像部品に対するドラッグ状態の移動方向および移動距離を決定し、ドラッグ状態の前記画像部品が決定された移動距離に達した時点でドラッグ状態を終了するように制御する。
また、請求項24にかかる発明は、請求項22記載のドラッグ操作制御方法において、ドラッグ操作の終了が宣言された際の前記指示部材の移動方向および移動速度に応じてドラッグ操作の終了宣言後における前記画像部品に対するドラッグ状態の移動方向および移動距離を決定し、ドラッグ状態の前記画像部品を徐々に速度を落としながら移動させ、完全に停止した時点でドラッグ状態を終了するように制御する。
請求項1、8、15、22にかかる発明によれば、表示装置に表示された画像部品に対する指示部材によるドラッグ操作の際に、ドラッグ操作の終了が宣言された場合であっても、画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続けることにより、画像部品のドラッグ操作中に情報入力装置に対する指示部材の圧力などが一時的に減少したような場合であっても、ドラッグ操作中の画像部品がその位置に取り残されてしまうとともに、他の画像部品に対するドラッグ操作が開始されてしまうという現象の発生を防止することができるので、使い勝手の良い情報入出力装置を提供することができるという効果を奏する。また、画像部品を放り投げる/はじき飛ばすような操作も可能になる。さらに、ドラッグ操作の開始が宣言された際の画像部品の座標とドラッグ操作の開始が宣言された際の指示部材の座標との距離が所定値以下の場合は、ドラッグ操作の開始が宣言された際の画像部品の座標がドラッグ操作の開始が宣言された際の指示部材の座標に一致するよう、画像部品の移動方向および移動速度を制御して、ドラッグ状態を継続することにより、明らかに離れた位置でドラッグ操作の開始が宣言された場合にはドラッグ状態の継続が中止されるので、更に使い勝手の良い情報入出力装置を提供することができるという効果を奏する。
また、請求項2、9、16、23にかかる発明によれば、画像部品が慣性によってある程度の距離を移動し続けることができるという効果を奏する。
また、請求項3、10、17、24にかかる発明によれば、画像部品が、徐々に速度を落としながらも、慣性によってある程度の距離を移動し続けることができるという効果を奏する。
また、請求項4、11、18にかかる発明によれば、ドラッグ操作開始は、情報入力装置を所定の距離だけ指示部材が移動したと判断した場合に宣言されることにより、指示部材が情報入力装置に対して誤って接触等した場合を排除することができるという効果を奏する。
また、請求項5、12、19にかかる発明によれば、情報入力装置に対する指示部材による操作状態を視覚的、あるいは聴覚的に分かりやすくフィードバックすることで、操作者の意に反してドラッグ操作が解除されてしまった場合の素早い対応(再度指先に力を加えるなど)を可能にすることができるという効果を奏する。
また、請求項6、13、20にかかる発明によれば、情報入力装置に対する指示部材による操作状態を視覚的に分かりやすくフィードバックすることができるという効果を奏する。
また、請求項7、14、21にかかる発明によれば、情報入力装置に対する指示部材による操作状態を聴覚的に分かりやすくフィードバックすることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報入出力装置、情報処理装置、プログラムおよびドラッグ操作制御方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図7に基づいて説明する。本実施の形態は情報処理装置として、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、スキャナ機能及び入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿画像やプリンタあるいはFAX機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称される複合機を適用した例である。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる複合機10の機能ブロック図である。図1に示す複合機10は、スキャナ11、ADF(オート・ドキュメント・フィーダ)111、スキャナコントローラ112、画像記憶部12、画像処理部13、プリンタ14、プリンタコントローラ142、仕上げ処理部141、情報入出力装置である操作表示部15、操作表示制御部151、システム制御部16、および通信制御部17を備える。また、複合機10は、通信制御部17を介してネットワーク18と接続されている。そして、複合機10は、原稿19の画像を読み取って画像処理を施した後、印刷物20として出力する。さらに、複合機10は、画像解析部21と特定領域抽出部22とを備えている。
システム制御部16は、各構成部と接続されていて、複合機10全体の制御を行うものである。このシステム制御部16は、不図示のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成されており、CPUがROMに格納されたプログラムに基づいてRAMのワーク領域を利用しながら動作することにより、各種処理が実行される。
なお、複合機10で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。この場合、システム制御部16のCPUが上記記憶媒体からプログラムを読み出して主記憶装置(図示せず)上にロードすることで、複合機10に各種の機能を実現させる。また、プログラムを、インターネット等のネットワーク18に接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしても良い。または、プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供若しくは配布するようにしても良い。
通信制御部17は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やインターネットなどのネットワーク18と接続され、通信プロトコルに従ってネットワークに接続された他の機器との間で画像データや制御データ等のやり取りを行うものである。
スキャナコントローラ112は、システム制御部16の命令を受け、スキャナ11を制御する。
スキャナ11は、スキャナコントローラ112に制御され、原稿19のイメージをデジタル画像データに変換する。なお、ADF111は、セットされた複数ページの原稿をスキャナ11の読取位置に1枚ずつ順に繰り出すことができるので、このADF111を用いることにより、スキャナ11は複数ページの原稿を連続して自動的に読み込みを行うことができる。また、ADF111は、用紙の片面に印刷された片面原稿だけでなく、両面に印刷された両面原稿を反転させてスキャナ11に送り出すことができるので、スキャナ11に両面原稿を読み込ませることが可能である。
画像記憶部12は、システム制御部16の命令を受け、スキャナ11で読み取った画像データや、ネットワーク18を介して外部から入力された画像データ等を一時的に保存しておくバッファメモリである。本実施の形態の複合機10は、自身の備えるスキャナ11から読み取った画像データ及び、ネットワーク18を介するなどして外部から入力された画像データのいずれをも処理して画像形成することができる。
画像処理部13は、スキャナ11から送られて画像記憶部12に一時的に保存された多値データに対して、システム制御部16の命令を受け、γ補正やMTF補正処理等を施した後、スライス処理やディザ処理のような階調処理を施して2値(または多値)化処理を施す。また、画像処理部13は、ユーザが設定した機能に対応した各種の画像処理(拡大/縮小、濃度/色の調整など)、画像領域編集処理(領域削除、領域移動、領域反転など)やレイアウト加工処理(両面印刷/片面印刷、集約印刷、余白サイズの調整など)を行う。
画像処理部13は、座標情報取得部131と画面情報生成部132とを備える。座標情報取得部131は、画像記憶部12に格納された入力画像に関する座標情報を取得する。画面情報生成部132は、入力した画像データに従って、後述する表示パネル15bに表示する仕上がり予想画像である仕上がり予想画像情報を生成する。ここで、画面情報生成部132が生成する情報を仕上がり予想画像情報と称するのは、以下に述べるように、印刷する仕上がり予想画像および仕上がり予想画像に関連する処理項目の入力画面のための情報を生成するので、その2つをまとめて仕上がり予想画像情報と称する。
プリンタコントローラ142は、システム制御部16の命令を受けてプリンタ14を制御する。
プリンタ14は、プリンタコントローラ142に制御され、画像処理部13で処理された画像データに基づいて光ビームを偏向走査させ、感光体上に形成した静電潜像にトナーを使って現像し、生成されたトナー画像を転写紙に転写して、定着処理を行う電子写真技術を用いたプリンタである。なお、プリンタ14の印刷方式は、電子写真方式のほか、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式など、様々な方式を用いることができる。
このプリンタ14は、仕上げ処理部141を搭載している。仕上げ処理部141は、自動設定あるいはユーザによる設定を受け付けて、印刷処理が施された印刷物20を部数やページ単位で仕分けを行うソート処理、複数枚の印刷媒体を揃えてステープルで綴じるステープル処理、あるいは、複数枚の印刷媒体をバインダーやファイルに綴じるためのパンチ穴を空けるパンチ穴処理といった仕上げ処理を行う。
操作表示制御部151は、システム制御部16の命令を受けて操作表示部15の入出力を制御する。例えば、操作表示制御部151は、画像処理部13によって処理されたデータを、操作表示部15が備えている情報入力装置であるタッチパネル15aおよび表示装置である表示パネル15bに出力制御する。より具体的には、操作表示制御部151は、生成された仕上がり予想画像情報に従って、表示パネル15bに仕上がり予想画像を表示させる。また、操作表示制御部151は、タッチパネル15aからの入力制御を行う。
操作表示部15は、操作表示制御部151に制御され、タッチパネル15aを介して設定内容の入力を受け付け、仕上がり予想画像や画面の仕上げを設定する設定内容のメニュー項目を表示パネル15bに表示する。
また、操作表示部15は、複合機10で実行したい機能を設定画面のメニュー項目として表示し、表示されたメニュー項目の中からユーザによる設定入力を受け付けるためのものである。例えば、操作表示部15は、原稿の状態に応じたスキャナ11における読み取り条件の設定、読み取った画像データを加工する画像処理部13における設定、プリンタ14における印刷条件の設定、あるいは、印刷後の印刷物に対してソート、ステープル、パンチ穴などの仕上げ処理を行う仕上げ処理部141などの設定を受け付けるものである。
表示パネル15bとタッチパネル15aは図面上別々に記載されているが、ここでは一体的に構成する。表示パネル15bが指示部材である操作者の指やスタイラスペンなど(以下ポインタと記す)によって接触される場合、同時にタッチパネル15aは接触入力を受け付ける。操作者の指やスタイラスペンなどによる接触によって、タッチ入力が受け付けられる。ここで、タッチパネル15aは、パネル上に、電気的あるいは磁気的にポインタの接触する位置を検出する。なお、表示パネル15bは、複合機10が備える専有の表示装置を用いても良い。
図2は、複合機10が画像データを入力して生成した仕上がり予想画像の一例を示す模式図である。タッチパネル15aの表示領域401の内部に、仕上がりイメージ402が表示される。
ここで、図2に示すように、操作者はポインタを用いて位置403の部分に接触したものとする。操作者が、表示パネル15bに表示された仕上がり予想画像を見ながらポインタで接触することによって、タッチパネル15aは、表示された仕上がり予想画像上の印刷物の仕上がり状態における空間的位置である位置情報の入力を受け付ける。このような場合において、座標情報取得部131は、タッチパネル15aによって受け付けられた位置情報を解析し、ポインタの接触する画像上での座標情報を取得する。
画像解析部21は、画像記憶部12内に記憶された画像データに対して光学式文字認識を行うOCR(オプティカル・キャラクタ・レコグニッション)処理を実行し、原稿画像の画像属性を表す様々な画像特性値を算出するものである。この画像特性値は、画像関係、レイアウト関係、ADF(自動原稿搬送)関係の3つに大きく分けることが可能である。例えば、画像関係では、画像種類(文字領域、写真領域、イラストあるいはそれらの混合)、使用色(原稿で使用している色情報であり、モノクロ/カラーの区別)、原稿濃度、エッジ量、画素密度(原稿全体における有画素部分の面積比率)、使用文字サイズなどを数値化したものである。
例えば、画像種類の判定には、特開平5−233873号公報、特開平6−4704号公報などで提案されている方法も用いることができる。また、文字でない部分である非文字要素(罫線・写真・図など)の抽出手法としては、例えば特開平6−20092号公報に記載されている公知技術を用いることができる。概略的には、黒画素連結成分を、その大きさ、形状(縦横比等)等によって文字候補、縦横セパレータ(本来の黒画素からなる領域分割線)、写真または図等に分類判別する。表の枠線の抽出手法としては、例えば特開2001−266068号公報に記載されている公知技術を用いることができる。概略的には、黒画素の連結成分から外接矩形を抽出し、抽出した外接矩形について文字候補の矩形か枠候補の矩形かの分類を行う。そして、文字候補に分類された矩形に対して、その矩形の位置を元画像上で白で埋め、枠候補として残った矩形の枠を抽出し、抽出した枠から表の枠線を抽出する。
また、レイアウト関係では、原稿方向(原稿の上下左右の位置関係情報)、原稿サイズ、上下左右の余白寸法、レイアウト情報(段組み原稿か否か)などを数値化したものである。さらに、ADF関係では、原稿のページ数、原稿面(両面原稿/片面原稿の区別)などを数値化したものである。なお、これらの特性値のうち、定量的な値に関しては、平均値や最大値、最小値といった統計的な値も併せて算出して、利用することが可能である。
特定領域抽出部22は、画像解析部21で算出された各種の画像特性値に基づいて各種領域の抽出を行う。特定領域抽出部22によって抽出された特定領域は、仕上がり予想画像とともに表示パネル15bに表示され、操作者に提示される。操作者への提示は、図3に示すように仕上がり予想画像上に特定領域を示す枠を重ね合わせて表示する、または特定領域内の色を変更して表示することにより行われる。より詳細には、文字領域は赤色の枠、写真領域は緑色の枠など色を変えて表示したり、特定領域内の画像のRGB値を変更することにより異なる特定領域であることを表示する。なお、特定領域の表示は、操作者が特定領域抽出部22で選択を行う前に表示しても構わないし、ユーザが仕上がり予想画像上の座標を指示したときに、その座標に相当する特定領域を特定領域抽出部22で抽出して表示しても構わない。
このような構成により、複合機10は、実際のコピー印刷に先だって、プレスキャンした原稿イメージを複合機10の操作表示部15が備えている表示パネル15bに表示し、その上で、画像部品である特定領域(タイトル部、文字部、イラスト部、写真部など)に対する簡単な編集作業を行い、目視でその仕上がりイメージを確認した後に実際の印刷を行うことができる。特定領域(タイトル部、文字部、イラスト部、写真部など)に対する簡単な編集作業としては、例えば、原稿に描かれているコンテンツをOCR処理などによって分割した特定領域(タイトル部、文字部、イラスト部、写真部など)毎に対する、領域移動、領域拡大/縮小、領域削除などが挙げられる。
ところで、従来の特定領域に対する領域移動における問題点について簡単に説明する。図4は、従来の特定領域に対する領域移動における問題点を示す説明図である。図4の(a)に示すように、左上の画像部品(特定領域)Aを右下に移動したい場合について説明する。このような場合、図4の(b)に示すように、操作者は画像部品(特定領域)Aをタッチパネル15aを介してポインタPで指し示し、そのまま右下方にドラッグ操作をすることにより画像部品(特定領域)Aを移動させることができる。ここで、ドラッグ操作は、画像部品(特定領域)AにポインタPを接触させたまま、そのポインタPを別の場所に移動させ、目的の場所でポインタPを離すことで、画像部品(特定領域)Aのレイアウト位置を変更するものです。このようなドラッグ処理自体は、パソコン上のソフトではファイル操作や各種お絵かきソフトでの画像部品操作などの場面で広く使用されている操作方法であり、少なくともマウスを使用した場合の操作性は非常に優れています。
ところが、複合機10のように、マウスではなく、タッチパネル15aでこのドラッグ操作を行おうとする場合には、操作者の指やスタイラスペンなどのポインタPの移動中に、確実に画像部品(特定領域)Aに接触し続けた状態を保つことが難しいという問題がある。これは、タッチパネルとマウスの構造に違いによって生じる問題である。マウスの場合は、移動を検知するデバイス(機械式/光学式)とは別に、ボタンという確実性の高いデバイスが設けられているため、移動中であってもボタンから指を離さない限り、確実に画像部品に接触し続けることができる。ところが、タッチパネルの場合には、移動の検知と接触の検知が同一のデバイスで行われ、マウスのボタンに相当するものが存在しない。そのため、移動中に指先への圧力が一時的に減少すると、その時点で画像部品への接触が終了したと判断され、ドラッグ中の画像部品がその位置に取り残されてしまうという現象が発生することになる。これは、指先に一定以上の圧力をかけたままその指を移動するのは、かなり難しいためである。
図4の(c)に示すように、画像部品(特定領域)AにポインタPを接触させて右下方に移動中に、この位置でたまたま指先(ポインタP)への力が弱まり、接触が終了したと判断されてしまった場合において、目的の方向に向かって移動を続けたポインタPが少し先(画像部品(特定領域)B)に移動し、再度接触が検知された場合には、図4の(d)に示すように、いつの間にか別の画像部品(特定領域)Bをドラッグしてしまうことになる。
そこで、本実施の形態においては、このようなタッチパネル15aでのドラッグ操作の問題の解決を図るようにしている。
次に、システム制御部16のCPUがROMに格納されたプログラムに基づいて動作することにより実現される特徴的な処理であるドラッグ制御処理について説明する。
図5は、本実施の形態に係るドラッグ制御処理の流れを示すフローチャートである。図5に示すように、ドラッグ制御処理は、タッチパネル15aに指などのポインタが触れたことを示す接触信号(マウスのButtonPressと等価)を操作表示部15から受け取り(ステップS1のYes)、タッチパネル15a上を所定の距離だけポインタが移動したと判断した場合には(ステップS2のYes)、ドラッグ操作の開始が宣言されたものと判断する。これにより、ドラッグ操作開始は、タッチパネル15aを所定の距離だけポインタが移動したと判断した場合に宣言されることにより、ポインタがタッチパネル15aに対して誤って接触等した場合を排除することができる。なお、この距離は変更することが可能である。
ドラッグ操作の開始が宣言されたと判断した場合には、現在のポインタの位置座標P0=(px,py)及びドラッグ開始時間であるタイマー値t0を取得するとともに(ステップS3)、ポインタの画像部品(特定領域)上の位置(xoffset,yoffset)を取得する(ステップS4)。ここで、ポインタの画像部品(特定領域)上の位置(xoffset,yoffset)は、図6に示すように、画像部品(特定領域)Xの基準位置(xl,yt)と現在のポインタの位置座標(px,py)とから算出される。
続くステップS5では、位置座標P0を位置座標P-1とし、現在のポインタの位置座標P0を新たな位置座標(px,py)に更新する。すなわち、常に、一時点前の位置座標P-1と現在の位置座標P0とを組で記憶しておくことになる。
そして、ステップS6では、新たなポインタの位置座標P0=(px,py)に従って画像部品(特定領域)の基準位置(xl,yt)を更新して画像部品(特定領域)を移動させる。
加えて、ステップS7では、タイマー値t0をタイマー値t-1とし、現在のタイマー値を新たなタイマー値t0に更新する。すなわち、常に、一時点前のタイマー値t-1と現在のタイマー値t0とを組で記憶しておくことになる。
以上のステップS5〜S7の処理は、タッチパネル15aからポインタが離れるまで、すなわちドラッグ操作の終了が宣言されたと判断するまで(ステップS8のYes)、繰り返すことになる。
ドラッグ操作の終了が宣言されたと判断すると(ステップS8のYes)、ポインタが離れた瞬間(ButtonRelease信号取得時)のポインタの位置座標P0とその直前の時刻(現在時刻との時間差を(t0−t-1)とする)のポインタの位置座標P-1を元に、ポインタの移動速度ベクトルVを求める(ステップS9)。
そして、ステップS10においては、ステップS9で求めたポインタの移動速度ベクトルVと閾値V0とを比較する。そして、移動速度ベクトルVが閾値V0よりも大きい場合には(ステップS10のYes)、すべり処理を実行する(ステップS11)。一方、移動速度ベクトルVが閾値V0よりも小さい場合には(ステップS10のNo)、画像部品(特定領域)の移動を中止して(ステップS12)、処理を終了する。
ステップS11におけるすべり処理は、ドラッグ操作中、ポインタが離れたという信号(マウスのButtonReleaseと等価)を受け取っても、直ぐにドラッグ状態を解除しないで、少しの間様子を見るととともに、様子見の間でも、画像部品(特定領域)を惰性である程度の距離を移動させるというものである。そのときの移動方向や移動距離は、指が離れる直前の移動方向や速度に応じて決める。これによって、画像部品を放り投げる/はじき飛ばすような操作も可能になる。このようなすべり処理について、以下に説明する。
すべり処理は、接触信号(マウスのButtonPressと等価)を再度受け取っていない場合に(ステップS20のNo)、タイマー値tを取得し(ステップS21)、画像部品(特定領域)の移動方向とは逆向きに加速度を働かせて時間の経過に伴って徐々に減速させる、すなわち下記式に従って移動距離Δx,Δyを算出し、
Δx=Vx(t−t0)−1/2T×Vx(t−t02
Δy=Vy(t−t0)−1/2T×Vy(t−t02
画像部品(特定領域)を移動距離Δx,Δyだけ移動させる(ステップS22)。ここで、Tは画像部品(特定領域)が静止するまでの時間である。
ステップS21,22の処理は、(t−t0)がTになるまで(ステップS23のYes)、繰り返される。すなわち、Tの値を変更することにより慣性の大小を変更することができる。
つまり、(t−t0)がTになった場合には(ステップS23のYes)、すべり処理を終了し、画像部品(特定領域)の移動を中止して(ステップS12)、処理を終了する。これにより、画像部品が、徐々に速度を落としながらも、慣性によってある程度の距離を移動し続けることができる。ここに、ドラッグ状態保持手段の機能が実行される。
ところで、すべり処理の際に、接触信号(マウスのButtonPressと等価)を再度受け取った場合には(ステップS20のYes)、直前に発生したポインタが離れたという信号(マウスのButtonReleaseと等価)を無視してステップS5に戻り、そのままドラッグ状態を継続する。なお、この場合、画像部品(特定領域)上のポインタ位置は、ステップS4で取得した(xoffset,yoffset)である。これにより、他の画像部品に対するドラッグ操作が開始されてしまうという現象の発生を確実に防止することができる。ここに、ドラッグ継続手段の機能が実行される。
なお、本実施の形態においては、画像部品(特定領域)がドラッグ操作中である場合と、画像部品(特定領域)が接触終了後のすべり処理によってドラッグ状態保持中である場合と、画像部品(特定領域)のドラッグ操作が終了した場合とでは、画像部品(特定領域)の枠の色や形状の変化などの視覚的手段、あるいは効果音の音量や音色の変化などの聴覚的手段で、タッチパネル15aへの接触状態を連続的あるいは段階的に提示する。例えば、画像部品(特定領域)がドラッグ操作中である場合には、画像部品(特定領域)の枠の色を「緑色」にし、画像部品(特定領域)が接触終了後のすべり処理によってドラッグ状態保持中である場合には、画像部品(特定領域)の枠の色を「黄色」にし、画像部品(特定領域)のドラッグ操作が終了した場合には、画像部品(特定領域)の枠の色を「赤色」とするものである。これにより、タッチパネル15aへの接触状態を視覚的、あるいは聴覚的に分かりやすくフィードバックすることで、操作者の意に反してドラッグ中に接触状態が解除されてしまった場合の素早い対応(再度指先に力を加えるなど)を可能にする。ここに、報知手段の機能が実行される。
このように本実施の形態によれば、表示パネル15bに表示された画像部品に対するポインタによるドラッグ操作の際に、ドラッグ操作の終了が宣言された場合であっても、画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続けることにより、画像部品のドラッグ操作中にタッチパネル15aに対するポインタの圧力などが一時的に減少したような場合であっても、ドラッグ操作中の画像部品がその位置に取り残されてしまうとともに、他の画像部品に対するドラッグ操作が開始されてしまうという現象の発生を防止することができるので、使い勝手の良い情報処理装置を提供することができる。また、画像部品を放り投げる/はじき飛ばすような操作も可能になる。
なお、本実施の形態においては、現在点と過去の1点の計2点を結ぶ直線を移動方向とみなして移動速度ベクトルを求めるようにしたが、これに限るものではなく、過去の数点を使用してそれらの間を多次元曲線で結び、その現在時刻での微分係数に基づいて移動方向を求めるようにしても良い。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を図7に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。
第1の実施の形態においては、すべり処理の際に、接触信号(マウスのButtonPressと等価)を再度受け取った場合には、直前に発生したポインタが離れたという信号(マウスのButtonReleaseと等価)を無視して、そのままドラッグ状態を継続するようにしたが、本実施の形態においては、直前にポインティングされていた画像部品(特定領域)の座標と再度受け取った時点でのポインタの座標の距離を計算し、距離が所定値以下の場合は、直前にポインティングされていた画像部品(特定領域)の座標がその時点でのポインタの座標に一致するよう、画像部品(特定領域)の移動方向および移動速度を制御するようにしたものである。
ここで、図7は本実施の形態にかかるすべり処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すように、本実施の形態のすべり処理においては、接触信号(マウスのButtonPressと等価)を再度受け取った場合には(ステップS20のYes)、直前にポインティングされていた画像部品(特定領域)の座標と再度受け取った時点でのポインタの座標の距離を算出し(ステップS24)、距離が所定値以下の場合は(ステップS25のYes)、直前にポインティングされていた画像部品(特定領域)の座標が再度受け取った時点でのポインタの座標に一致するよう、画像部品(特定領域)の移動方向および移動速度を制御して(ステップS26)、ステップS5に戻り、そのままドラッグ状態を継続する。なお、この場合、画像部品(特定領域)上のポインタ位置は、ステップS4で取得した(xoffset,yoffset)である。ここに、ドラッグ継続手段の機能が実行される。
一方、距離が所定値を超えている場合は(ステップS25のNo)、すべり処理を継続する。
このように本実施の形態によれば、ドラッグ操作の開始が宣言された際の画像部品の座標とドラッグ操作の開始が宣言された際の指示部材の座標との距離が所定値以下の場合は、ドラッグ操作の開始が宣言された際の画像部品の座標がドラッグ操作の開始が宣言された際の指示部材の座標に一致するよう、画像部品の移動方向および移動速度を制御して、ドラッグ状態を継続することにより、明らかに離れた位置でドラッグ操作の開始が宣言された場合にはドラッグ状態の継続が中止されるので、更に使い勝手の良い情報入出力装置及び情報処理装置を提供することができる。
なお、各実施の形態においては、情報処理装置としてMFPと称される複合機を適用したが、これに限るものではなく、タッチパネルからの入力制御を行う情報処理装置であれば良く、例えばタブレットPCなどにも適用可能である。
また、各実施の形態においては、画像部品として原稿に描かれているコンテンツをOCR処理などによって分割した特定領域(タイトル部、文字部、イラスト部、写真部など)を適用したが、これに限るものではなく、アイコンなども画像部品として適用可能である。
本発明の第1の実施の形態にかかる複合機の機能ブロック図である。 複合機が画像データを入力して生成した仕上がり予想画像の一例を示す模式図である。 仕上がり予想画像上に特定領域を示す枠を重ね合わせて表示した一例を示す模式図である。 従来の特定領域に対する領域移動における問題点を示す説明図である。 ドラッグ制御処理の流れを示すフローチャートである。 ポインタの画像部品(特定領域)上の位置(xoffset,yoffset)を示す模式図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるすべり処理の流れを示すフローチャートである。 画像部品のレイアウト位置を変更する様子を示す説明図である。
符号の説明
10 情報処理装置
15 情報入出力装置
15a 情報入力装置
15b 表示装置
P 指示部材

Claims (24)

  1. 各種画像部品を表示する表示装置に配設した情報入力装置に対する指示部材による操作に応じて前記表示装置に表示されている前記画像部品の表示制御を行う情報入出力装置において、
    前記表示装置に表示された前記画像部品に対する前記指示部材によるドラッグ操作の際に、ドラッグ操作の終了が宣言された場合であっても、前記画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続けるドラッグ状態保持手段と、
    前記ドラッグ状態保持手段により前記画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続けている間に、前記画像部品に対するドラッグ操作の開始が宣言された場合には、ドラッグ操作の開始が宣言された際の前記画像部品の座標とドラッグ操作の開始が宣言された際の前記指示部材の座標の距離を算出し、距離が所定値以下の場合は、ドラッグ操作の開始が宣言された際の前記画像部品の座標がドラッグ操作の開始が宣言された際の前記指示部材の座標に一致するよう、前記画像部品の移動方向および移動速度を制御して、そのままドラッグ状態を継続するドラッグ継続手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする情報入出力装置。
  2. 前記ドラッグ状態保持手段は、ドラッグ操作の終了が宣言された際の前記指示部材の移動方向および移動速度に応じてドラッグ操作の終了宣言後における前記画像部品に対するドラッグ状態の移動方向および移動距離を決定し、ドラッグ状態の前記画像部品が決定された移動距離に達した時点でドラッグ状態を終了するように制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報入出力装置。
  3. 前記ドラッグ状態保持手段は、ドラッグ操作の終了が宣言された際の前記指示部材の移動方向および移動速度に応じてドラッグ操作の終了宣言後における前記画像部品に対するドラッグ状態の移動方向および移動距離を決定し、ドラッグ状態の前記画像部品を徐々に速度を落としながら移動させ、完全に停止した時点でドラッグ状態を終了するように制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報入出力装置。
  4. ドラッグ操作開始は、前記情報入力装置を所定の距離だけ前記指示部材が移動したと判断した場合に宣言される、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の情報入出力装置。
  5. 前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況である旨を報知する報知手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の情報入出力装置。
  6. 前記報知手段は、前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況に応じて前記画像部品の枠の色や前記画像部品の枠の形状を変化させて、前記各状況である旨を報知する、
    ことを特徴とする請求項記載の情報入出力装置。
  7. 前記報知手段は、前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況に応じて効果音や音色を変化させて、前記各状況である旨を報知する、
    ことを特徴とする請求項記載の情報入出力装置。
  8. 各種画像部品を表示する表示装置に配設した情報入力装置に対する指示部材による操作に応じて前記表示装置に表示されている前記画像部品の表示制御を行う情報入出力装置を備え、この情報入出力装置における前記画像部品の表示制御に基づく画像データに対する各種処理を行う情報処理装置において、
    前記表示装置に表示された前記画像部品に対する前記指示部材によるドラッグ操作の際に、ドラッグ操作の終了が宣言された場合であっても、前記画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続けるドラッグ状態保持手段と、
    前記ドラッグ状態保持手段により前記画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続けている間に、前記画像部品に対するドラッグ操作の開始が宣言された場合には、ドラッグ操作の開始が宣言された際の前記画像部品の座標とドラッグ操作の開始が宣言された際の前記指示部材の座標の距離を算出し、距離が所定値以下の場合は、ドラッグ操作の開始が宣言された際の前記画像部品の座標がドラッグ操作の開始が宣言された際の前記指示部材の座標に一致するよう、前記画像部品の移動方向および移動速度を制御して、そのままドラッグ状態を継続するドラッグ継続手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  9. 前記ドラッグ状態保持手段は、ドラッグ操作の終了が宣言された際の前記指示部材の移動方向および移動速度に応じてドラッグ操作の終了宣言後における前記画像部品に対するドラッグ状態の移動方向および移動距離を決定し、ドラッグ状態の前記画像部品が決定された移動距離に達した時点でドラッグ状態を終了するように制御する、
    ことを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。
  10. 前記ドラッグ状態保持手段は、ドラッグ操作の終了が宣言された際の前記指示部材の移動方向および移動速度に応じてドラッグ操作の終了宣言後における前記画像部品に対するドラッグ状態の移動方向および移動距離を決定し、ドラッグ状態の前記画像部品を徐々に速度を落としながら移動させ、完全に停止した時点でドラッグ状態を終了するように制御する、
    ことを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。
  11. ドラッグ操作開始は、前記情報入力装置を所定の距離だけ前記指示部材が移動したと判断した場合に宣言される、
    ことを特徴とする請求項8ないし10のいずれか一記載の情報処理装置。
  12. 前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況である旨を報知する報知手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項8ないし11のいずれか一記載の情報処理装置。
  13. 前記報知手段は、前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況に応じて前記画像部品の枠の色や前記画像部品の枠の形状を変化させて、前記各状況である旨を報知する、
    ことを特徴とする請求項12記載の情報処理装置。
  14. 前記報知手段は、前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況に応じて効果音や音色を変化させて、前記各状況である旨を報知する、
    ことを特徴とする請求項12記載の情報処理装置。
  15. 各種画像部品を表示する表示装置に配設した情報入力装置に対する指示部材による操作に応じて前記表示装置に表示されている前記画像部品の表示制御をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記表示装置に表示された前記画像部品に対する前記指示部材によるドラッグ操作の際に、ドラッグ操作の終了が宣言された場合であっても、前記画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続けるドラッグ状態保持機能と、
    前記ドラッグ状態保持機能により前記画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続けている間に、前記画像部品に対するドラッグ操作の開始が宣言された場合には、ドラッグ操作の開始が宣言された際の前記画像部品の座標とドラッグ操作の開始が宣言された際の前記指示部材の座標の距離を算出し、距離が所定値以下の場合は、ドラッグ操作の開始が宣言された際の前記画像部品の座標がドラッグ操作の開始が宣言された際の前記指示部材の座標に一致するよう、前記画像部品の移動方向および移動速度を制御して、そのままドラッグ状態を継続するドラッグ継続機能と、
    を前記コンピュータに実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  16. 前記ドラッグ状態保持機能は、ドラッグ操作の終了が宣言された際の前記指示部材の移動方向および移動速度に応じてドラッグ操作の終了宣言後における前記画像部品に対するドラッグ状態の移動方向および移動距離を決定し、ドラッグ状態の前記画像部品が決定された移動距離に達した時点でドラッグ状態を終了するように制御する、
    ことを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  17. 前記ドラッグ状態保持機能は、ドラッグ操作の終了が宣言された際の前記指示部材の移動方向および移動速度に応じてドラッグ操作の終了宣言後における前記画像部品に対するドラッグ状態の移動方向および移動距離を決定し、ドラッグ状態の前記画像部品を徐々に速度を落としながら移動させ、完全に停止した時点でドラッグ状態を終了するように制御する、
    ことを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  18. ドラッグ操作開始は、前記情報入力装置を所定の距離だけ前記指示部材が移動したと判断した場合に宣言される、
    ことを特徴とする請求項15ないし17のいずれか一記載のプログラム。
  19. 前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況である旨を報知する報知機能を更に前記コンピュータに実行させる、
    ことを特徴とする請求項15ないし18のいずれか一記載のプログラム。
  20. 前記報知機能は、前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況に応じて前記画像部品の枠の色や前記画像部品の枠の形状を変化させて、前記各状況である旨を報知する、
    ことを特徴とする請求項19記載のプログラム。
  21. 前記報知機能は、前記画像部品がドラッグ操作中である場合、前記画像部品に対するドラッグ状態の保持中である場合、前記画像部品のドラッグ操作が終了した場合の各状況に応じて効果音や音色を変化させて、前記各状況である旨を報知する、
    ことを特徴とする請求項19記載のプログラム。
  22. 各種画像部品を表示する表示装置に配設した情報入力装置に対する指示部材による操作に応じて前記表示装置に表示されている前記画像部品の表示制御を行う情報入出力装置における前記画像部品に対するドラッグ操作制御方法であって、
    前記情報入出力装置は、制御部と記憶部を備え、
    前記制御部において実行される、
    ドラッグ状態保持手段が、前記表示装置に表示された前記画像部品に対する前記指示部材によるドラッグ操作の際に、ドラッグ操作の終了が宣言された場合であっても、前記画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続ける工程と、
    ドラッグ継続手段が、前記画像部品に対するドラッグ状態を一定時間保持し続けている間に、前記画像部品に対するドラッグ操作の開始が宣言された場合には、ドラッグ操作の開始が宣言された際の前記画像部品の座標とドラッグ操作の開始が宣言された際の前記指示部材の座標の距離を算出し、距離が所定値以下の場合は、ドラッグ操作の開始が宣言された際の前記画像部品の座標がドラッグ操作の開始が宣言された際の前記指示部材の座標に一致するよう、前記画像部品の移動方向および移動速度を制御して、そのままドラッグ状態を継続する工程と、
    を含む、
    ことを特徴とするドラッグ操作制御方法。
  23. ドラッグ操作の終了が宣言された際の前記指示部材の移動方向および移動速度に応じてドラッグ操作の終了宣言後における前記画像部品に対するドラッグ状態の移動方向および移動距離を決定し、ドラッグ状態の前記画像部品が決定された移動距離に達した時点でドラッグ状態を終了するように制御する、
    ことを特徴とする請求項22記載のドラッグ操作制御方法。
  24. ドラッグ操作の終了が宣言された際の前記指示部材の移動方向および移動速度に応じてドラッグ操作の終了宣言後における前記画像部品に対するドラッグ状態の移動方向および移動距離を決定し、ドラッグ状態の前記画像部品を徐々に速度を落としながら移動させ、完全に停止した時点でドラッグ状態を終了するように制御する、
    ことを特徴とする請求項22記載のドラッグ操作制御方法。
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