JP6590509B2 - 放射線撮像装置及び放射線撮像システム - Google Patents

放射線撮像装置及び放射線撮像システム Download PDF

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Description

本発明は、医療用画像診断、非破壊検査、放射線を用いた分析などに応用される放射線撮像装置及び放射線撮像システムに関するものである。
近年、例えば医療分野では被検者の躯体の歪みや異常を把握するため脊髄や下肢の全体や全身を撮影するといった、観察領域の尺が長い撮影(以下長尺撮影と称する)に対する要望がある。特に、一度の放射線照射で長尺撮影が行える放射線撮像装置は、観察領域を複数の区画に分けて複数回放射線照射を行うことで長尺撮影を行う構成に比べて、被検者の体動抑制や被曝量低減の観点からより望ましい。
特許文献1には、複数枚の放射線撮像部を、各々の一部が放射線照射側から見て空間的に重なるように長尺撮影の長手方向に並べて支持する長尺撮影専用の支持部材を有することで、一度の放射線曝射で長尺撮影が行える放射線撮像装置が開示されている。
特開2012−040140号公報
しかしながら、特許文献1の構成においては、利便性及び費用対効果に対して課題がある。長尺撮影は、1枚の放射線撮像部のみを使用する一般撮影に比べて使用頻度が低い。特許文献1のように長尺撮影専用の支持部材を有する場合、使用頻度が相対的に低い長尺撮影専用の支持部材の導入は、設置費用や設置スペースに対して利用者に負担が生じ得る。また、一般撮影専用の支持部材と長尺撮影専用の支持部材とを使い分ける必要が生じ、撮影に使用する放射線撮像部や放射線発生装置などの設定を、それぞれが設置されている場所へ移動して行わなければならず、撮影手順が煩雑となり得る。そこで、本発明は、上記の課題を鑑みて、一般撮影と長尺撮影とが混在する撮影現場に対して利便性及び費用対効果の高い放射線撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の放射線撮像装置は、照射された放射線を画像信号に変換する3つの放射線撮像部のうちの一の放射線撮像部からの画像信号に基づいて一般撮影の放射線画像の取得を行い、3つの放射線撮像部からの画像信号に基づいて長尺撮影の放射線画像の取得を行うことが可能な放射線撮像装置であって、前記一の放射線撮像部を支持する第1支持部と、記一の放射線撮像部を除く他の2つの放射線撮像部を支持する第2支持部と、を含み、前記一般撮影の場合には、前記第2支持部は前記第1支持部から取り外され、前記長尺撮影の場合には、前記第2支持部は、前記一の放射線撮像部の上下に前記他の2の放射線撮像部がそれぞれ配置されるように、前記第1支持部に装着されることを特徴とする。
本発明により、一般撮影と長尺撮影とが混在する撮影現場に対して利便性及び費用対効果の高い放射線撮像装置を提供することが可能となる。
第1の実施形態に係る放射線撮像装置の概略構成を説明する模式図 第1の実施形態に係る放射線撮像装置の概略構成を説明する模式図 第2の実施形態に係る放射線撮像装置の概略構成を説明する模式図 他の実施形態に係る放射線撮像装置の概略構成を説明するための模式図 医療用画像診断システムを説明するための模式図
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。なお、本明細書では、放射性崩壊によって放出される粒子(光子を含む)の作るビームであるα線、β線、γ線などの他に、同程度以上のエネルギーを有するビーム、例えばX線や粒子線、宇宙線なども、放射線に含まれるものとする。
(第1の実施形態)
まず、図1及び図2を用いて、第1の実施形態に係る放射線撮像装置について説明する。図1は、第1の実施形態において一般撮影時に係る放射線撮像装置の概略構成を説明するための模式的断面図である。図2(a)は、長尺撮影時に係る放射線撮像装置の概略構成を説明するための模式的断面図であり、図2(b)は、図2(a)の一部を拡大した模式的断面図である。
図1に示すように、放射線撮像装置Sは、照射された放射線を画像信号に変換する複数の放射線撮像部D1〜D3のうちの一の放射線撮像部D2からの画像信号に基づいて一般撮影の放射線画像の取得を行い得る。また、放射線撮像装置Sは、複数の放射線撮像部D1〜D3からの画像信号に基づいて長尺の放射線画像の取得を行い得る。この放射線撮像装置Sは、第1支持部100と第2支持部110とを含む。第1支持部100は、一般撮影の放射線画像の取得のための画像信号が出力される放射線撮像部D2を支持する。一方、第2支持部110は、複数の放射線撮像部D1〜D3のうち放射線撮像部D2を除く他の放射線撮像部D1及びD3を保持する。この第2支持部110は、第1支持部100に着脱可能に構成されており、長尺の放射線画像の取得に際して、第1支持部100に固定され得る。このような構成により、一般撮影と長尺撮影とが混在する撮影現場に対して利便性及び費用対効果の高い放射線撮像装置を提供することが可能となる。なお、第2支持部101は、一般撮影の放射線画像の取得に際しては、第1支持部100から外されていることが好ましい。それにより、一般撮影の際には放射線撮像部D2を支持する第1支持部100のみを使用することが可能となり、般撮影と長尺撮影とが混在する撮影現場に対して利便性及び費用対効果のより高い放射線撮像装置を提供することが可能となる。なお、本実施形態では、第2支持部111が2つの放射線撮像部D1及びD3を支持しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、1以上の放射線撮像部が支持可能であればよい。以下に、図1、図2(a)、及び、図2(b)を用いて各装置をより詳細に説明する。
第1支持部100は、放射線撮像部D2を支持して被検者の胸部や腹部等の一般撮影が行えるものであり、第1収納部101と架台102と移動制御部103とを含む。なお、本実施形態の各放射線撮像部D1〜D3は、2次元マトリクス状に配列された複数の画素を含む画素アレイを有して照射された放射線を画像信号に変換する放射線検出パネルを有して、被検者を透過した放射線に基づいて撮像する。放射線を電気信号に変換するためのセンサは、a−Seなどの放射線を直接的に電気信号に変換する直接変換型センサや、CsIなどのシンチレータと光電変換素子を用いた間接型センサが用いられ得る。さらに、各放射線撮像部は、変換された電気信号をA/D変換することにより、放射線画像データである撮影画像を生成する。各放射線撮像部D1〜D3は、画素アレイに応じた撮像領域が43cm×43cmで筐体外形が46cm×46cmのものや、撮像領域が43cm×35cmで筐体外形が46cm×38cmのもの等、複数種類のサイズのものが使用され得る。第1支持部100は、放射線撮像部D2が第1支持部100に対して着脱可能であるように、放射線撮像部D2を支持する。放射線撮像部D2は、第1支持部100から取り外された状態であっても、放射線画像の取得が可能である。
第1収納部101は、架台102に機械的に接続されており、放射線撮像部D2を収納して保持する。ここで、収納部101は、放射線撮像部D2の大きさに応じてその大きさが変更可能に構成されることが好ましい。これにより、第1支持部材100に第2支持部材110が固定された際に、放射線撮像部D2のサイズによらず、複数の放射線撮像部の一部が放射線照射側から見て空間的に所定の重なりを持つように、複数の放射線撮像部を保持することが可能となる。また、第1収納部101には、第2支持部110と機械的に接続するための接続機構106及び107が備えられている。接続機構106及び107の機能については、後に詳細に説明する。
架台102は、第1収納部101を保持するために第1収納部101と機械的に接続されている。架台102は、その軸方向に沿った第1収納部101の移動(昇降)を可能に保持するための移動機構(不図示)を備える。移動機構は、動力源としてモーターや油圧ポンプを用いた電動方式を用いることが好ましい。移動制御部103は、収納部の移動を制御するものであり、移動機構が電動方式である場合、例えばフットスイッチ(不図示)等からの入力に応じて、第1収納部101の移動及び位置を制御する。これにより、立位での一般撮影に際し、被検者の頭部から下肢までの広範囲な撮影に対応可能となる。
一方、第2支持部110は、他の放射線撮像部D1及びD3を支持して長尺の放射線画像の取得に際して第1支持部100に装着されて固定され、第2収納部111と脚部112とを含む。長尺撮影に際する撮影可能な領域の長さは略Lとなる。
第2収納部111は、他の放射線撮像部D1及びD3を所定の距離で離した状態で保持するよう構成されており、放射線照射側から見て縦長の外形を有している。第2収納部111は、天板113とフレーム114とを含み、放射線入射面となる天板113は、放射線透過率の高いCFRP等の材料で構成されている。フレーム114は、第2収容部110の剛性を確保するための部材であり、天板113とフレーム114で囲まれた空間に、他の放射線撮像部D1及びD3が所定の距離で離した状態で収納される。フレーム114には、放射線撮像部D1及びD3を所定の位置に保持するための保持機構115が備えられている。保持機構115は、他の放射線撮像部D1及びD3の画素アレイが同一平面をなすように、他の放射線撮像部D1及びD3を保持する。なお、保持機構115は、第2支持部が第1支持部に固定された際に、放射線撮像部D2の放射線照射側に配置されないように、備えられることが望ましい。また、第1の収納部101に保持される放射線撮像部D2の大きさに応じて、放射線撮像部D3を保持する保持機構115が変位可能であることが望ましい。第2支持部110は、他の放射線撮像部D1及びD3が第2支持部110に対して着脱可能であるように、他の放射線撮像部D1及びD3を支持する。他の放射線撮像部D1及びD3は、第2支持部110から取り外された状態であっても、放射線画像の取得が可能である。なお、フレーム114の放射線照射側とは反対側には、第2支持部110を第1支持部100に装着させるための装着機構が備えられている。本実施形態では、第2支持部110を第1支持部100の側方からスライドさせて着脱する構成を示している。装着機構は、アーム部材116と、上部移動機構117と、下方位置制限部材118と、下部移動機構119と、を含む。アーム部材116は、第1収納部101の上辺に接続されるもので、本例では前後2箇所に上部移動機構117を備えている。フレーム114と近い上部移動機構117には、円筒型ガイドローラーが好適に用いられ、第1収容部101の上側面と当接される。フレーム114と遠い上部移動機構117には、V溝型ガイドローラーが好適に用いられ、第1収容部101の接続機構106と嵌め込まれている。また、下部移動機構118に備えられた下部移動機構119には、円筒型ガイドローラーが好適に用いられ、第1収容部101の接続機構107に当接される。これらの嵌合により、第1支持部100に第2支持部110が装着され、位置決めされ、固定される。
脚部112は、第2収納部111を単独で自立させるためのものであり、第2収納部111の水平移動を可能とするためのキャスター等の水平移動機構が備えられていることが望ましい。水平移動機構により、第2支持部110を第1支持部材100が設置されている場所まで簡便に移動させることが可能となる。
制御部120は、放射線撮像装置Sに対する様々な制御を行う。まず、放射線撮像部D2を使用した一般撮影に際しては、制御部120は、放射線撮像部D2で放射線画像を取得するための制御、及び、放射線撮像部D2の撮影位置を規定するための移動制御部103に対する制御、を行う。また、制御部120は、放射線撮像部D2で取得された放射線画像の転送及び画像処理のための制御を行う。また、第1支持部100に第2支持部110が装着された長尺撮影に際しては、各放射線撮像部D1〜D3で放射線画像を取得するための制御、及び、各放射線撮像部D1〜D3の撮影位置を規定するための移動制御部103に対する制御、を行う。また、制御部120は、各放射線撮像部D1〜D3で取得された放射線画像の転送及び画像処理のための制御を行う。なお、各放射線撮像部D1〜D3や移動制御部103と制御部120との通信は、有線又は無線で行われる。制御部120で取得され転送された放射線画像は、画像処理部130で診断に適した画像になるように画像処理される。
次に、図2(b)を用いて、長尺撮影に際して好ましい各放射線撮像部の配置位置を説明する。各放射線撮像部は、画素アレイに対応して放射線を補足可能な有効画素領域Eを夫々有する。また、各放射線撮像部は、有効画素領域Eの端部から筐体の端部までの周辺領域Fを夫々有する。例えば、放射線撮像部D1の有効画素領域Eが、放射線撮像部D1と隣接する放射線撮像部D2の有効画素領域Eに、放射線照射側から見て一部重なるように、各放射線撮像部が配置されることが好ましい。また、各放射線撮像部の周辺領域Fに位置する筺体の一部は、金属よりも放射線吸収の少ないCFRP等の材質とすることにより、放射線撮像部D1が放射線撮像部D2によって得られる放射線画像に写り込む影響を抑制できる。
なお、第2支持部110の第1支持部100に対する着脱に際して、第1収納部101と第2収納部111の機構部品の鉛直位置を合致させておく必要がある。これを目測で合わせ込むことも可能であるが、第1収納部101を所定の鉛直位置に停止させる手段を備えることで作業を容易にすることができる。例えば、放射線撮像部D2の鉛直位置を計測するポテンショメーターを架台102内に備え、この出力を移動制御部103に入力させる。移動制御部103は、あらかじめ第2支持部110が着脱可能な位置でのポテンショメーターの出力値を記憶しておき、昇降動作中の実時間の出力値が記憶値と合致した時点で、昇降を一時停止するように制御する。または、着脱時に操作するスイッチを設けておき、これを操作することにより、自動的に所定の位置に移動するように制御しても良い。また、長尺撮影の準備として、被検者の撮影対象部位に対して長尺撮影の領域の鉛直位置の調整が行われる。本実施形態では、第1収納部101が取り付けられている架台102をそのまま利用することができる。そのため、長尺撮影に際して第1支持部100に装着される第2支持部110をシンプルで軽量な構造とすることができる。
(第2の実施形態)
次に、図3を用いて第2の実施形態を説明する。図3は、第2の実施形態において長尺時に係る放射線撮像装置の概略構成を説明するための模式的断面図である。第2の実施形態では、第1の実施形態に対して、第2支持部110が第1支持部100に装着されているか否かを検出する検出部140を更に有し、検出部140の検出結果に応じて制御部120が各種制御を行う点で、相違する。
図3に示す第2の実施形態では、第1収納部101の放射線照射側とは反対側に、検出部140が備えられている。検出部140は、第2支持部110が第1支持部100に装着されているか否かを検出する。検出部140としては、例えばメカニカルなマイクロスイッチを用いて、第2支持部110が第1支持部100に装着された状態で第2支持部110のアーム部117がマイクロスイッチのレバー部を押すように構成され得る。
制御部120は、検出部140の検出結果に応じて、放射線撮像装置Sの各種制御を行う。一例として、以下に説明する。検出部140によって第2支持部110が第1支持部100に装着されていない旨が検出された場合、制御部120は第1の実施形態と同様に放射線撮像部D2及び移動制御部103を制御する。
一方、検出部140によって第2支持部110が第1支持部100に装着されている旨が検出された場合、制御部120は、一般撮影時よりも放射線撮像部D2が下方に移動可能な距離が短くなるよう、移動制御部103を制御して移動範囲を変更する。これは、第2支持部110が第1支持部100に装着されている場合に第2支持部110の下部が下方への移動により床面に接触することを抑制するためである。例えば、制御部140は、放射線撮像部D2の鉛直位置を計測するポテンションメータの規定値を2種類記憶しておき、これらを切り替えることで上記制御を実現する。これにより、一般撮影でも長尺撮影でも常に昇降移動の安全性を確保することが可能となる。
また、検出部140によって第2支持部110が第1支持部100に装着されている旨が検出された場合、制御部120は、各放射線撮像部D1〜D3が制御対象となるよう、制御対象の放射線撮像部を自動で切り替える。また、制御部120は、検出部140の検出結果に応じて、画像処理部130の画像処理を切り替えるように、画像処理部130を制御し得る。
なお、第1及び第2の実施形態では、放射線撮像部として、2次元マトリクス状に配列された複数の画素を含む画素アレイを有して照射された放射線を画像信号に変換する放射線検出パネルを有するものを使用している。ただし、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図4に示すように、第2支持部110に支持される放射線撮像部として、輝尽性蛍光体シートを内蔵したCRカセッテ型の放射線撮像部CRを用いてもよい。その場合には、放射線撮像装置Sは、輝尽性蛍光体シートから放射線画像信号を読み取るCR読み取り部150を更に含み得る。
(医療用画像診断システム例)
次に、図5を用いて医療用画像診断システムを説明する。図5は、医療用画像診断システムを説明するための概略図である。
医療用画像診断システム1は、RIS2と、PACS3と、診断用画像表示端末4と、プリンタ5と、放射線撮像システム7とを備える。これらの装置は、ネットワーク等の通信手段6を介して接続されている。
RIS(Radiology Information System)2は、放射線機器による検査と治療の予約から検査結果までの管理を行うシステムである。このシステムは、例えば、放射線画像又は検査オーダーに付される付帯的な情報である付帯情報を統括的に管理する情報管理システムでありうる。この付帯情報は、検査ID又は受付番号を含む検査情報を含みうる。RIS2を介して、操作者は検査オーダー(検査指示)を入力することができる。この検査オーダーに従って、放射線撮像システム7による撮影が行われる。本実施形態においては、入力された検査オーダーはRIS2によって格納及び管理されるものとする。しかしながら、入力された検査オーダーはRIS2及び放射線撮像システム1107に接続されたサーバ(不図示)によって格納及び管理されてもよい。別の実施形態として、入力された検査オーダーは放射線撮像システム7によって格納及び管理されてもよい。
PACS(Picture Archiving and Communication Systems)3は、放射線撮像システム7により撮影された放射線デジタル画像(以下、撮影画像と呼ぶ)を保存及び管理する。すなわち、PACS3は、撮影画像を管理する画像管理システムの一部として働きうる。診断用画像表示端末4は、PACS3に保存されている撮影画像を表示出力することができる。プリンタ5は、PACS3に保存されている撮影画像を印刷出力することができる。
放射線撮像システム7は、複数の検査情報を含む検査オーダーに基づいて検査(撮影)を行う。検査情報には、撮影プロトコル情報が含まれ、撮影プロトコルのそれぞれは、撮影条件、又は撮影画像に対して実施する画像処理の内容等を規定する。より詳細には、撮影プロトコルは、撮影時又は画像処理時等に用いられるパラメータ情報又は撮影実施情報、並びに、例えばセンサ種類若しくは撮影姿勢のような撮影環境情報を含む。また、検査情報には、検査ID及び受付番号等の、検査オーダーを特定する、又は検査オーダーに従う撮影画像を特定する情報が含まれる。
放射線撮像システム7は、上述の放射線撮像装置Sと、放射線発生装置8と、放射線制御部11と、放射線撮影制御部12と、表示部13と、操作部14と、を備える。放射線発生装置8は、放射線発生部として機能する。すなわち、放射線発生装置8は、本実施例ではX線管球であり、被写体(すなわち、被検者)に向けて放射線(ここではX線)を出射する。放射線発生装置8には、放射線の照射領域を制限するコリメータCが設けられている。
放射線制御部11は、放射線撮影制御部12の制御に従い、撮影プロトコルに基づいて放射線の発生を制御する。具体的には、放射線制御部11は、撮影プロトコルに対応する撮影条件(例えば、管電流、管電圧、照射時間等のパラメータ)に従って、放射線発生装置8に電圧を印加して放射線を発生させる。
放射線撮影制御部12は、撮影プロトコルに基づいた放射線撮影処理を統括制御する。また、放射線撮影制御部12は、放射線撮像装置Sから得た撮影画像に対して画像処理を行う。すなわち、放射線撮影制御部12は、第1及び第2の実施形態の制御部120及び画像処理部130を含む。画像処理には、各放射線撮像部からの複数の撮影画像の合成処理、補正処理、階調処理、及び周波数処理等が含まれる。放射線撮影制御部1112による画像処理は、撮影プロトコルに従う画像処理パラメータを用いて行われる。放射線撮像部D1、D2、D3の大きさや向きの情報も画像処理において必要である。本実施例においては、放射線撮像装置Sが放射線撮像部D1、D2、D3の大きさや向きの情報を放射線撮影制御部12に送信する。なお、撮影プロトコルにてあらかじめ設定したり、撮影時に作業者が自ら入力したりしても良い。また、放射線撮影制御部12は、得られた撮影画像をPACS3又はプリンタ5のような外部装置に送信することができる。撮影画像を送信されたPACS3は、送信された撮影画像を、撮影画像を識別するための検査情報とともに格納する。この検査情報は、例えば、検査オーダーに付された検査ID又は受付番号等でありうる。PACS3は、検査オーダーを撮影画像に関連付けて格納してもよい。
表示部13は、操作者に対してシステム状態等の情報を表示する。表示部13は、例えばディスプレイでありうる。表示部13は、例えば、RIS2から受信した検査オーダー、又は放射線撮像システム7の操作者が作成した検査オーダーを表示することができる。操作部14は、撮影情報等の操作者からの指示を取得する。操作部14は、例えばキーボード、マウス又は各種のボタン等でありうる。例えば、操作者は、操作部14を介して、放射線撮像システム7に対して画像複製の指示を入力することができる。
なお、放射線撮像装置Sが検出部140を備えている場合、制御部108は操作部14により入力された撮影情報と検出部140の検出結果とを比較し、相違がある場合には表示部13に報知することもできる。例えば撮影情報では撮影手技として長尺撮影が選択されているにもかかわらず、検出部140の検出結果で第2支持部110が第1支持部100に装着されていない旨が検出された場合がある。そのような場合、制御部120は、表示部1113に第2支持部110を第1支持部100に装着するように操作者に報知する旨を表示させる。また、制御部120は、検出部140の検出結果に応じて、放射線制御部11を制御し、照射野や放射線発生装置8と放射線撮像装置Sとの距離(SID)を変更するように制御してもよい。
S 放射線撮像装置
D1〜D3 放射線撮像部
100 第1支持部
110 第2支持部

Claims (7)

  1. 照射された放射線を画像信号に変換する3つの放射線撮像部のうちの一の放射線撮像部からの画像信号に基づいて一般撮影の放射線画像の取得を行い、3つの放射線撮像部からの画像信号に基づいて長尺撮影の放射線画像の取得を行うことが可能な放射線撮像装置であって、
    前記一の放射線撮像部を支持する第1支持部と、
    記一の放射線撮像部を除く他の2つの放射線撮像部を支持する第2支持部と、を含み、
    前記一般撮影の場合には、前記第2支持部は前記第1支持部から取り外され、前記長尺撮影の場合には、前記第2支持部は、前記一の放射線撮像部の上下に前記他の2の放射線撮像部がそれぞれ配置されるように、前記第1支持部に装着されることを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記第2支持部は、記第1支持部の側方からスライドされることにより、前記第1支持部に着脱されることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記長尺撮影において、前記第2支持部は、前記3つの放射線撮像部の有効画素領域の一部が放射線照射側から見て空間的に重なるように記第1支持部に装着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記第1支持部は、前記一の放射線撮像部を着脱可能に支持するための第1収納部を含み、
    前記第2支持部は、前記他の2つの放射線撮像部を着脱可能に支持するための第2収納部を含むことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記第2支持部は、前記第2支持部を前記第1収納部に装着するための装着機構を備えることを特徴とする請求項に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記第2支持部は、前記第2収納部を単独で自立させるための脚部を備えることを特徴とする請求項又はに記載の放射線撮像装置。
  7. 請求項からのいずれか1項に記載の放射線撮像装置と、
    前記一の放射線撮像部からの画像信号に基づいて一般撮影の放射線画像の取得を行い、
    3つの放射線撮像部からの画像信号に基づいて長尺撮影の放射線画像の取得を行うように、前記3つの放射線撮像部を制御する制御部と、を含むことを特徴とする放射線撮像システム。
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