JP6590045B2 - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

ヘッドアップディスプレイ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6590045B2
JP6590045B2 JP2018148131A JP2018148131A JP6590045B2 JP 6590045 B2 JP6590045 B2 JP 6590045B2 JP 2018148131 A JP2018148131 A JP 2018148131A JP 2018148131 A JP2018148131 A JP 2018148131A JP 6590045 B2 JP6590045 B2 JP 6590045B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
display
head
display device
curved surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018148131A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018177224A (ja
Inventor
元一郎 佐藤
元一郎 佐藤
孝紀 茂野
孝紀 茂野
宏幸 古澤
宏幸 古澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP2018148131A priority Critical patent/JP6590045B2/ja
Publication of JP2018177224A publication Critical patent/JP2018177224A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6590045B2 publication Critical patent/JP6590045B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車両への搭載性に優れるヘッドアップディスプレイ装置に関する。
従来の車両のインストルメントパネルに搭載されるヘッドアップディスプレイ装置は、例えば特許文献1に開示されるように、表示光が出射する筐体の窓部を、透光性カバーで覆い筐体内に塵が混入しないように構成する。また、窓部を覆う透光性カバーは、太陽光の反射によって車両の内外の人を眩惑しないように、入射した太陽光を車両のインストルメントパネルの壁部に反射する傾斜角度で車両の前後方向に湾曲させて構成する。
特開2004−17708号公報
しかしながら、車両のインストルメントパネルは、車両の中央より外側へ低くなるように設計されることが多く、太陽光が車両のインストルメントパネルの壁部に反射するように透光性カバーを車両の前後方向に湾曲させるにあたって、車両のインストルメントパネルの壁部の最も低い位置を基準に湾曲形状を定めると、ヘッドアップディスプレイ装置をインストルメントパネル内に深い位置に収容しなければならない場合があり、車両への搭載性に改善の余地があった。
本発明は、上述した課題を鑑みてなされたものであり、車両への搭載性に優れるヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置は、
車両のインストルメントパネルPNLに搭載され、
湾曲面を有する透光性カバー42を有する筐体4に表示光Lを発する表示手段1を収容して、前記表示手段1が発した前記表示光Lを前記透光性カバー42から出射するヘッドアップディスプレイ装置Hであって、
前記透光性カバー42の前記湾曲面は、前記車両の前方外側に位置する第1隅部42OF、前記車両の前方内側に位置する第2隅部42CF、前記車両の後方内側に位置する第3隅部42CB、前記車両の後方外側に位置する第4隅部42OB、を有し、
前記第1隅部42OFが前記第1〜第4隅部の中で最も低い位置にあり、前記第3隅部42CBが前記第1〜第4隅部の中で最も高い位置にある。
また、好ましくは、本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置は、
前記湾曲面の最も低くなる一隅部42OF周辺に排水手段44を有する。
また、好ましくは、本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置の
前記透光性カバー42の前記湾曲面は、前記湾曲面で反射した外光を前記インストルメントパネルPNLの壁部に向けて反射する湾曲面である。
本発明によれば、車両への搭載性に優れるヘッドアップディスプレイ装置を提供できる。
本発明の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置を示す概略図である。(a)は車両の側方から見た場合における概略図であり、(b)は搭乗者の視点から見た場合における概略図である。 同実施形態の構成概略図である。 同実施形態の斜視図である。(a)はヘッドアップディスプレイ装置全体斜視図であり、(b)は透光性カバーの斜視図である。 同実施形態の要部拡大斜視図である。(a)は排水手段として排水口を設ける実施例を示し、(b)は排水手段として排水溝を設ける実施例を示す。 同実施形態と従来構成の車両のインストルメントパネルへの搭載構成の比較を示す概略図である。(a)は車両の側方から見た場合における概略図であり、(b)は車両の後方から見た場合における従来構成の概略図であり、(c)は車両の後方から見た場合における本実施形態における概略図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明を車両に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置に適用した実施形態を説明する。また各図面おいて、車両の前方をF、車両の後方をB、車両の内側をC、車両の外側をOとして説明する。
本実施形態のヘッドアップディスプレイ装置Hは、表示光Lを発する表示器(表示手段)1と、表示器1を制御する制御基板2と、反射鏡3と、それらを収容する筐体4と、によって主に構成される。ヘッドアップディスプレイ装置Hは、制御基板2の制御に応じて表示器1から発せられる表示光Lを反射鏡3に反射させた後、筐体4の透光性カバー(出射口)43から車両のフロントガラス(被投射部材)FNTに投射することで、フロントガラスFNTの前方に虚像Vが結像する。ヘッドアップディスプレイ装置Hは、制御基板2の制御によって車両の走行速度などの車両情報を表示光Lとして表示器1から発することで、車外風景と虚像Vで表示される車両情報とを重畳して搭乗者Dに視認させる。
表示器1は、例えば、LEDなどの光線を発する発光素子からなるバックライト光源と、透明電極膜が形成された一対の透光性基板に液晶層を封入した液晶セルの前後両面に偏光板を貼着した表示パネルと、を有する液晶表示器である。表示器1は、表示パネル上に表示した画像をバックライト光源によって照らして、表示パネルの前面から表示光Lを発する。表示器1は、有機EL表示器などで構成してもよい。
制御基板2は、例えば記憶装置と演算装置と入出力インターフェースが実装されたリジット回路基板である。制御基板2は、例えばCAN(Controller Area Network)からなる車内通信網に接続し、車内通信網から入力される車両の各種情報(例えば、車両の走行速度やエンジン回転数、残燃料量など)を画像として構成し、表示器1に前記画像を表示光Lとして出力させる。
反射鏡3は、平面鏡30と凹面鏡31からなる。平面鏡30は、表示器1からフロントガラスFNTまでの光路距離を調整するために設けられ、光路距離を長くすることで虚像Vを、より車両前方に結像させる。凹面鏡31は、フロントガラスFNTの湾曲形状による歪みを補正すると共に、表示光Lを拡大してフロントガラスFNTに投射する湾曲面を有する反射鏡である。
筐体4は、下ケース40と、上ケース41と、透光性カバー42と、遮光壁43と、によって主に構成される。
下ケース40は、例えば、アルミニウムを金型鋳造したケース体からなり、表示器1,制御基板2,反射鏡3が固定される。
上ケース41は、例えばポリエチレンテレフタラート(PET)やポリカーボネート(PC)などの樹脂製ケース体からなる。上ケース41と下ケース40とは嵌合し両ケースによって表示器1,制御基板2,反射鏡3を収容する。
上ケース41には、表示光Lが出射する窓部が形成されており、この窓部にアクリル樹脂などの透光性樹脂からなる略四辺形の透光性カバー42が配設されている。上ケース41内部には、上部から斜め下方に垂下する遮光壁43が設けられており、窓部から入射した太陽光SLなどの外光が表示器1に入射し虚像Vが見えにくくなる現象(ウォッシュアウト)を防止している。
透光性カバー42の各隅部について、車両前方内側を42CF、車両前方外側を42OF、車両後方内側を42CB、車両後方外側を42OBとしたとき、透光性カバー42は、辺42CB42OB(車両の後方側B)が辺42CF42OF(車両の前方側F)よりも高くなるような凹面の湾曲面を有する。この湾曲面によって、太陽光SLなどの外光が透光性カバー42の表面を反射した光がインストルメントパネルPNLの壁部へ反射して、透光性カバー42の反射光によって車両内外の人を眩惑しない。
また、透光性カバー42の湾曲面は、インストルメントパネルPNLの形状に合わせて、辺42CF42CB(車両の内側C)が辺42OF42OB(車両の外側O)よりも高くなるように車両の左右内外方向に傾斜しており、隅部42OFが最も低くなっている。透光性カバー42の湾曲面は、透光性カバー42の湾曲面からインストルメントパネルPNLに反射するそれぞれの光路距離が車両の左右内外方向において等しくなるように設計することが好ましい。
上ケース41の透光性カバー42の隅部42OFの周辺には、排水手段44が形成されている。排水手段44は、透光性カバー42上に液体が溜まらないように外部に排水するものであり、例えば、図4(a)に示すように、車両外あるいはインストルメントパネルPNL内部に繋がった排水口44aからなる。
また、上ケース41には、透光性カバー42の周囲を囲うようにインストルメントパネルPNLまで延びる立壁45が形成されている。この立壁45は、ヘッドアップディスプレイ装置Hを車両のインストルメントパネルPNLに配設するにあたってインストルメントパネルPNLと接し、外部からインストルメントパネルPNL内が視認されない。また、この立壁45によって、透光性カバー42に例えば水などの液体が放たれても、液体は適切に透光性カバー42の最も低い隅部42OFに流れ、隅部42OFの周辺に配設された排水手段44を介して車外へ排出される。
なお、排水手段44は、図4(b)に示すように、透光性カバー42の周囲を囲うようにインストルメントパネルPNLまで延びる立壁45の隅部42OFの周辺を切り欠いて排水溝44bとして構成して、透光性カバー42上に液体が溜まらないように外部に液体を排水してもよい。
以上、本発明の実施形態を説明した。このように構成することで、インストルメントパネルPNLの形状に合わせて透光性カバー42を反射した太陽光SLなどの外光が車両内外の人を眩惑しない適切な湾曲形状となるため、図5(b)に示すような車両の左右内外方向(水平方向)に水平な従来のヘッドアップディスプレイ装置に比べ、図5(c)に示すように本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置は、ヘッドアップディスプレイ装置をインストルメントパネルPNL内に深い位置に収容する必要がなくなるため、車両への搭載性に優れる。
また、透光性カバー42の最も低くなる一隅42OFの周辺に、排水手段44を設けることで、透光性カバー42上に水などの液体が放たれた場合においても、排水手段44に液体が適切に集まって流れるため排水性が高まる。なお、透光性カバー42の周囲を囲む立壁45によって排水手段44以外の箇所から液体が流れ出る虞が低減される。
なお、本発明を要旨を逸脱しない範囲において種々の改良、並びに設計の変更が可能であり、例えば、被投射部材は、車両のフロントガラスFNTに限らず、コンバイナなどであってもよい。
本発明は、車両に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置として好適である。
1 :表示器(表示手段)
2 :制御基板(制御手段)
3 :反射鏡
4 :筐体
40 :下ケース
41 :上ケース
42 :透光性カバー
43 :遮光壁
44 :排水手段
44a :排水口
44b :排水溝
45 :立壁
D :搭乗者
FNT :フロントガラス(被投射部材)
L :表示光
PNL :インストルメントパネル
V :虚像

Claims (3)

  1. 車両のインストルメントパネルに搭載され、
    湾曲面を有する透光性カバーを有する筐体に表示光を発する表示手段を収容して、前記表示手段が発した前記表示光を前記透光性カバーから出射するヘッドアップディスプレイ装置であって、
    前記透光性カバーの前記湾曲面は、前記車両の前方外側に位置する第1隅部、前記車両の前方内側に位置する第2隅部、前記車両の後方内側に位置する第3隅部、前記車両の後方外側に位置する第4隅部、を有し、
    前記第1隅部が前記第1〜第4隅部の中で最も低い位置にあり、前記第3隅部が前記第1〜第4隅部の中で最も高い位置にある
    ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記湾曲面の最も低くなる一隅部周辺に排水手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記透光性カバーの前記湾曲面は、前記湾曲面で反射した外光を前記インストルメントパネルの壁部に向けて反射する湾曲面である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
JP2018148131A 2018-08-07 2018-08-07 ヘッドアップディスプレイ装置 Active JP6590045B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018148131A JP6590045B2 (ja) 2018-08-07 2018-08-07 ヘッドアップディスプレイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018148131A JP6590045B2 (ja) 2018-08-07 2018-08-07 ヘッドアップディスプレイ装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014232512A Division JP6390371B2 (ja) 2014-11-17 2014-11-17 ヘッドアップディスプレイ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018177224A JP2018177224A (ja) 2018-11-15
JP6590045B2 true JP6590045B2 (ja) 2019-10-16

Family

ID=64280888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018148131A Active JP6590045B2 (ja) 2018-08-07 2018-08-07 ヘッドアップディスプレイ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6590045B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11933981B2 (en) 2021-02-01 2024-03-19 Honda Motor Co., Ltd. Heads-up display unit with integrated protection system

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0457881U (ja) * 1990-09-20 1992-05-18
JP2002202475A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Yazaki Corp 車両用表示装置
JP5080763B2 (ja) * 2006-08-04 2012-11-21 矢崎総業株式会社 ヘッドアップディスプレイ用カバー及び車両用表示ユニット
JP2010132207A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Nippon Seiki Co Ltd ヘッドアップディスプレイ装置
JP5547983B2 (ja) * 2010-02-17 2014-07-16 古野電気株式会社 車載通信装置
JP2011247997A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Nippon Seiki Co Ltd ヘッドアップディスプレイ装置
JP2013032087A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Denso Corp 車両用ヘッドアップディスプレイ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018177224A (ja) 2018-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6390371B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP6216307B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置及びバックライト装置
JP5888003B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP6590045B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP5556019B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP2009067352A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP2010134058A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP7004217B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ
JP2017187528A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP2010282108A (ja) 車両用ヘッドアップディスプレイ装置
JP2009075514A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JPH0585224A (ja) 表示装置
JP6958309B2 (ja) 車両用機器
JP4873130B2 (ja) 表示装置
JP2010243758A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP7457909B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ
JP2010197987A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP6382010B2 (ja) ベゼル部材、ベゼル体、及び車両用表示装置
JP3718741B2 (ja) 表示装置
JP6167960B2 (ja) 車両用表示装置
JP2011088583A (ja) 照明装置
WO2020145330A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
WO2023112908A1 (ja) 表示装置
JP2008262039A (ja) 発光装置
JP6308667B2 (ja) ベゼル体及び車両用表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190521

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6590045

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150