JP6589539B2 - 電子機器およびクロック周波数の調整方法 - Google Patents
電子機器およびクロック周波数の調整方法 Download PDFInfo
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Description
当該構成によれば、省電力効果を奏する適切なクロック周波数(第2のクロック周波数)を容易に決定することができる。
当該構成によれば、制御部がクロック周波数として採り得る予め定められた複数のクロック周波数の中から、省電力効果を奏する適切なクロック周波数(第2のクロック周波数)を容易に決定することができる。
当該構成によれば、電子機器の各機能が第1の動作状態でない場合、つまり電子機器が省電力状態へ遷移できる状況が整った際に、第2のクロック周波数を容易に決定し、クロック周波数を第2のクロック周波数へ切替えることができる。
当該構成によれば、制御部は、いずれかの機能から状態通知を受けたことを契機として、第2のクロック周波数を決定すべき場面であるか否かを判定することができる。
当該構成によれば、各機能単位で能力を抑制した動作状態でのCPU使用率を的確に把握することができる。
また、このような方法を電子機器(電子機器が有するコンピューター)に実行させるプログラムや、当該プログラムを記憶したコンピューター読取可能な記憶媒体等を発明として捉えることができる。
本発明において、電子機器とは、CPUのクロック周波数の切替えを実行可能な装置全般を指す。電子機器の例としては、プリンターや、スキャナーや、ファクシミリや、コピー機や、これら複数の製品の機能を兼ね備えたデジタル複合機等、様々な製品が該当する。むろん、電子機器は、このような例に限定されない。
また、電子機器10は、いわゆるWi‐Fi機能やWi‐Fi Direct機能を有し、これら機能により外部と無線通信を実行可能であってもよい。Wi‐Fi機能やWi‐Fi Direct機能は、Wi‐Fi Allianceによって認証された無線LANの規格の一種である。以下では、機能40,41,42,43…の各々が具体的に何であるかを限定せずに、説明を続ける。
状態管理DB31は、機能40,41,42,43…毎の現在の状態を記憶する。状態管理DB31の記憶内容は、電子機器10の使用状況に応じて随時更新される。機能40,41,42,43…毎の状態は、稼働状態、待機状態、無効状態、のいずれかに分かれる。ここでいう稼働状態は、特許請求の範囲における“第1の動作状態”に該当し、待機状態は、特許請求の範囲における、第1の動作状態よりも能力を抑制した“第2の動作状態”の一例に該当する。ある機能が稼働状態とは、当該機能の能力が制限されていない状態を言い、当該機能が待機状態とは、稼働状態と比較して能力が制限されて消費電力が少ない状態を言う。
A(%)×f1/fx≦100(%) …(1)
次に、ステップS160では、制御部20は、現在の状態すなわち通常状態で採用する通常クロック周波数から、ステップS150で決定した第2のクロック周波数への切替えを行う。つまり、制御部20はクロック制御回路22に指示し、CPU21のクロック周波数を、現在の通常クロック周波数から第2のクロック周波数へ切替えさせる。以上により、当該フローチャートを終了する。
一方で、制御部20がCPU21のクロック周波数として採用可能な値には制限があると考えた方が現実的であり、例えば上述した768MHz、64MHz、16MHz…といった幾つかの予め決められたクロック周波数のいずれかを選択的に採用する。従って、制御部20は、ステップS150では、CPU21のクロック周波数として採用可能な値として定められた複数のクロック周波数(例えば、768MHz、64MHz、16MHz…)のうち、クロック周波数fxとしたときに前記式(1)を満たしかつ最小のものを、第2のクロック周波数に決定する。
ステップS240では、制御部20は、CPU21のクロック周波数について、現在の状態すなわち省電力状態で採用する第2のクロック周波数から、通常クロック周波数への切替えを行う。
Claims (7)
- CPUのクロック周波数を切替える制御部を備える電子機器であって、
前記電子機器が有する複数の機能毎に、前記クロック周波数を第1のクロック周波数とした状態で当該機能を動作させたときの前記CPUのCPU使用率を対応付けて記憶した記憶部を備え、
前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記複数の機能毎の前記CPU使用率のうち少なくとも一つ以上の機能毎の前記CPU使用率の和を算出して予想使用率とし、当該予想使用率と前記第1のクロック周波数とに基づいて、第2のクロック周波数を決定し、前記クロック周波数を当該第2のクロック周波数へ切替え、
前記複数の機能はそれぞれ、第1の状態と、当該第1の状態よりも能力を抑制した第2の状態とを少なくとも含むいずれかの状態へ遷移可能であり、
前記制御部は、前記複数の機能がいずれも前記第1の状態でない場合に、前記第2の状態である機能毎の前記記憶されている前記CPU使用率の和を算出して前記予想使用率とし、前記第2のクロック周波数を決定し、前記クロック周波数を前記決定した第2のクロック周波数へ切替えることを特徴とする電子機器。 - 前記複数の機能はそれぞれ、自身の状態を前記制御部へ通知する状態通知を実行し、
前記制御部は、前記状態通知を受けたことを契機として、前記複数の機能がいずれも前記第1の状態でない状況であるか否か判定することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - CPUのクロック周波数を切替える制御部を備える電子機器であって、
前記電子機器が有する複数の機能毎に、前記クロック周波数を第1のクロック周波数とした状態で当該機能を動作させたときの前記CPUのCPU使用率を対応付けて記憶した記憶部を備え、
前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記複数の機能毎の前記CPU使用率のうち少なくとも一つ以上の機能毎の前記CPU使用率の和を算出して予想使用率とし、当該予想使用率と前記第1のクロック周波数とに基づいて、第2のクロック周波数を決定し、前記クロック周波数を当該第2のクロック周波数へ切替え、
前記第1のクロック周波数は、前記制御部が前記クロック周波数として採用可能な値のうち最も高い値を除いたいずれかの値であることを特徴とする電子機器。 - CPUのクロック周波数を切替え可能な電子機器が実行するクロック周波数の調整方法であって、
前記電子機器が有する複数の機能毎に、前記クロック周波数を第1のクロック周波数とした状態で当該機能を動作させたときの前記CPUのCPU使用率を対応付けて記憶した記憶部から、少なくとも一つ以上の機能毎の前記CPU使用率を読み出し、当該読み出した使用率の和を算出して予想使用率とし、当該予想使用率と前記第1のクロック周波数とに基づいて、第2のクロック周波数を決定し、前記クロック周波数を当該第2のクロック周波数へ切替え、
前記複数の機能はそれぞれ、第1の状態と、当該第1の状態よりも能力を抑制した第2の状態とを少なくとも含むいずれかの状態へ遷移可能であり、
前記切替えは、前記複数の機能がいずれも前記第1の状態でない場合に、前記第2の状態である機能毎の前記記憶されている前記CPU使用率の和を算出して前記予想使用率とし、前記第2のクロック周波数を決定し、前記クロック周波数を前記決定した第2のクロック周波数へ切替えることを特徴とする調整方法。 - CPUのクロック周波数を切替え可能な電子機器が実行するクロック周波数の調整方法であって、
前記電子機器が有する複数の機能毎に、前記クロック周波数を第1のクロック周波数とした状態で当該機能を動作させたときの前記CPUのCPU使用率を対応付けて記憶した記憶部から、少なくとも一つ以上の機能毎の前記CPU使用率を読み出し、当該読み出した使用率の和を算出して予想使用率とし、当該予想使用率と前記第1のクロック周波数とに基づいて、第2のクロック周波数を決定し、前記クロック周波数を当該第2のクロック周波数へ切替え、
前記第1のクロック周波数は、制御部が前記クロック周波数として採用可能な値のうち最も高い値を除いたいずれかの値であることを特徴とする調整方法。 - それぞれ、第1の状態と、当該第1の状態よりも能力を抑制した第2の状態と、を少なくとも含むいずれかの状態へ遷移可能な第1機能と第2機能とを有する電子機器であって、
クロック周波数を切替え可能なCPUと、
前記第1機能のCPU使用率である第1使用率と前記第2機能のCPU使用率である第2使用率とを記憶した記憶部を備え、
前記第1使用率と前記第2使用率とに基づいて第2のクロック周波数を決定し、前記第1機能と前記第2機能とのいずれもが前記第2の状態である場合に、前記クロック周波数を前記第2のクロック周波数へ切替える電子機器。 - CPUのクロック周波数を切替え可能であり、それぞれ、第1の状態と、当該第1の状態よりも能力を抑制した第2の状態と、を少なくとも含むいずれかの状態へ遷移可能な第1機能と第2機能とを有する電子機器が実行するクロック周波数の調整方法であって、
前記第1機能のCPU使用率である第1使用率と前記第2機能のCPU使用率である第2使用率とを記憶した記憶部から読み出した前記第1使用率と前記第2使用率とに基づいて第2のクロック周波数を決定し、前記第1機能と前記第2機能とのいずれもが前記第2の状態である場合に、前記クロック周波数を前記第2のクロック周波数へ切替えることを特徴とする調整方法。
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