JP6588885B2 - 道路コーン設置回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、高速道路の工事現場と車道との境界に設置される円錐状の中空の道路コーン設置回収装置に関するものである。
従来、この種の道路コーン設置回収装置として、移動車両に搭載され、道路コーンを複数個互いに重ね合わせた状態で貯留可能な貯留機構と、貯留機構の道路コーンの受渡位置と上記路面上の設置回収位置との間で道路コーンを移送するコーン移送機構とを備えてなる構造のものが知られている。
特開平6−57716号公報 特公平7−62326号公報
しかしながら上記従来構造の場合、道路コーンの設置及び回収作業は移動車両を進行した状態で行われ、道路コーンの設置作業時において、道路コーンが路面に当接したとき、道路コーンには慣性力が働いているため、道路コーンが倒れ易くなり、不安定な設置作業となることがあるという不都合を有している。
本発明はこのような不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうち、請求項1記載の発明は、移動車両に搭載され、路面に対する中空の道路コーンの設置及び回収装置であって、上記道路コーンを複数個互いに重ね合わせた状態で貯留可能な貯留機構と、該貯留機構の道路コーンの受渡位置と上記路面上の設置回収位置との間で該道路コーンを移送するコーン移送機構とを備えてなり、上記貯留機構は、上記道路コーンの設置時においては、上記貯留機構から道路コーンを一個宛分離して分離貯留位置に引出移送し、上記道路コーンの回収時においては、該回収された道路コーンを該分離貯留位置から該貯留機構に貯留移送する分離貯留機構と、該道路コーンを分離貯留位置と上記受渡位置との間で移送する受渡機構とからなり、上記貯留機構及び上記分離貯留機構は移動車両の左右方向に複数組並列状に配置され、該受渡機構に上記道路コーンを上記各分離貯留機構の各分離貯留位置と上記受渡位置との間で移送させる振分機構が設けられ、上記コーン移送機構は、上記設置回収位置と上記移動車両の外側方の旋回位置との間で上下旋回する旋回部材と、該旋回部材を往復旋回させる往復旋回機構と、該旋回部材を該移動車両の外側方の旋回位置と該移動車両の内方の上記受渡位置との間で往復移動させる移動機構と、該旋回部材に配設され、該道路コーンを保持釈放する保持釈放機構とからなることを特徴とする道路コーン設置回収装置にある。
又、請求項2記載の発明は、上記往復旋回機構は、上記道路コーンの設置時において、上記移動車両の進行方向と上記旋回位置から上記設置回収位置に向かう下向き旋回方向とが互いに逆方向となるように構成されたことを特徴とするものであり、又、請求項3記載の発明は、上記道路コーンの設置時において、上記移動車両の進行速度と上記旋回部材の旋回速度とが互いに逆向きの略同速度に設定されたことを特徴とするものである。
又、請求項4記載の発明は、上記往復旋回機構は、上記道路コーンの回収時において、上記移動車両の進行方向は上記道路コーン設置時の進行方向とは互いに逆向きの進行方向とされ、該移動車両の進行方向と上記設置回収位置から上記旋回位置に向かう上向き旋回方向とが互いに逆方向となるように構成されたことを特徴とするものである。
又、請求項5記載の発明は、上記コーン移送機構は上記移動車両の左右両側位置にそれぞれ配設され、該左右両側の一対のコーン移送機構は左右対称の構造に形成されていることを特徴とするものである。
本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、上記分離貯留機構により上記道路コーンの設置時においては、上記貯留機構から道路コーンを一個宛分離して分離貯留位置に引出移送し、上記道路コーンの回収時においては、回収された道路コーンを分離貯留位置から貯留機構に貯留移送することができ、受渡機構により道路コーンを分離貯留位置と上記受渡位置との間で移送することができ、上記貯留機構及び上記分離貯留機構は移動車両の左右方向に複数組並列状に配置され、受渡機構に上記道路コーンを上記各分離貯留機構の各分離貯留位置と上記受渡位置との間で移送させる振分機構が設けられているから、上記道路コーンを上記各分離貯留機構の各分離貯留位置と上記受渡位置との間で移送することができ、さらに、貯留機構及びコーン移送機構により、上記道路コーンを路面上に設置する場合、貯留機構の道路コーンは上記受渡位置に移送され、道路コーンは旋回部材の保持釈放機構により保持され、移動機構により、旋回部材は移動車両の内方の上記受渡位置から移動車両の外側方の旋回位置に移動され、往復旋回機構により、旋回部材は移動車両の外側方の旋回位置から上記路面上の設置回収位置に下向きに旋回され、設置回収位置において、保持釈放機構は道路コーンを釈放し、道路コーンを路面上に設置することができ、かつ、貯留機構及びコーン移送機構により、路面上に設置された道路コーンを回収する場合、旋回部材を移動車両の外側方の旋回位置から上記路面上の設置回収位置に下向きに旋回し、旋回部材を設置回収位置で停止し、道路コーンが旋回部材の下部に接近したとき、保持釈放機構は道路コーンを保持し、旋回部材は道路コーンを保持して設置回収位置から旋回位置に上向きに旋回し、上記旋回位置の道路コーンは移動車両の外側方の旋回位置から移動車両の内方の上記受渡位置に移動され、道路コーンは受渡位置から貯留機構に貯留され、道路コーンの設置及び回収を確実に行うことができる。
又、請求項2記載の発明にあっては、上記往復旋回機構は、上記道路コーンの設置時において、上記移動車両の進行方向と上記旋回位置から上記設置回収位置に向かう下向き旋回方向とが互いに逆方向となるように構成されているから、移動車両の進行により働く道路コーンの慣性力による道路コーンの倒伏を抑制することができ、安定した設置作業を行うことができ、又、請求項3記載の発明にあっては、上記道路コーンの設置時において、上記移動車両の進行速度と上記旋回部材の旋回速度とが互いに逆向きの略同速度に設定されているから、移動車両の進行により働く道路コーンの慣性力による道路コーンの倒伏を一層抑制することができ、安定した設置作業を行うことができる。
又、請求項4記載の発明にあっては、上記往復旋回機構は、上記道路コーンの回収時において、上記移動車両の進行方向は上記道路コーン設置時の進行方向とは互いに逆向きの進行方向とされ、移動車両の進行方向と上記設置回収位置から上記旋回位置に向かう上向き旋回方向とが互いに逆方向となるように構成されているから、旋回部材を設置回収位置で停止し、道路コーンが旋回部材に接近したとき、保持釈放機構は道路コーンを保持し、旋回部材は設置回収位置から旋回位置に上向きに旋回し、移動車両の進行方向と上記設置回収位置から上記旋回位置に向かう上向き旋回方向とが互いに逆方向となり、道路コーンと路面との摺動を抑制することができ、道路コーンの回収を円滑に行うことができる。
又、請求項5記載の発明にあっては、上記コーン移送機構は上記移動車両の左右両側位置にそれぞれ配設され、左右両側の一対のコーン移送機構は左右対称の構造に形成されているから、例えば、高速道路の走行車線規制時において、工事が行われる走行車線と追越車線との境界の路面上に対する道路コーンを設置及び回収する場合には、図中進行方向右側の他方のコーン移送機構により行うことができ、路面に対する道路コーンの設置及び回収の融通性を高めることができる。
本発明の実施の形態例の全体正面図である。 本発明の実施の形態例の全体平面図である。 本発明の実施の形態例の部分拡大正面図である。 本発明の実施の形態例の部分拡大正面図である。 本発明の実施の形態例の部分拡大平面図である。 本発明の実施の形態例の部分拡大正面図である。 本発明の実施の形態例の部分拡大側面図である。 本発明の実施の形態例の部分拡大平面図である。 本発明の実施の形態例の部分拡大側断面図である。 本発明の実施の形態例のコーン設置時の使用状態図である。 本発明の実施の形態例のコーン回収時の使用状態図である。
図1乃至図11は本発明の実施の形態例を示し、移動車両1に搭載され、路面Gに対する中空の道路コーンWの設置及び回収装置であって、大別すると、移動車両1と、移動車両1に搭載され、上記道路コーンWを複数個互いに重ね合わせた状態で貯留可能な貯留機構Aと、貯留機構Aの道路コーンWの受渡位置Qと上記路面G上の設置回収位置Tとの間で道路コーンWを移送するコーン移送機構Bとを備えている。
上記コーン移送機構Bは、図1、図2の如く、上記設置回収位置Tと上記移動車両1の外側方の旋回位置Lとの間で上下旋回する旋回部材2と、旋回部材2を往復旋回させる往復旋回機構Cと、旋回部材2を移動車両1の外側方の旋回位置Lと移動車両1の内方の上記受渡位置Qとの間で往復移動させる移動機構Dと、旋回部材2に配設され、道路コーンWを保持釈放する保持釈放機構Eとから構成されている。
この場合、図1、図2、図3、図4、図5の如く、上記コーン移送機構Bとして、上記移動車両1の荷台3上に上記貯留機構Aが配設され、貯留機構Aの上方に架台4が配設され、上記移動機構Dとして、架台4に取付板5が配置され、取付板5上に移動板6を一対のガイド7・7により移動自在に設けると共に移動板6を移動させる移動用シリンダ8を設け、かつ、上記往復旋回機構Cとして、移動板6に旋回支持軸9を軸受10・10により旋回自在に設けると共に旋回支持軸9を往復旋回させる旋回用シリンダ11を設け、旋回支持軸9にリンク12の基部を固定し、旋回用シリンダ11のロッド部11aとリンク12の先端部とをピン12aにより連結し、旋回部材2の下部に高さ調節機構13を介して道路コーンWを保持釈放する上記保持釈放機構Eを設けて構成している。
この場合、図6、図7の如く、上記高さ調節機構13にあっては、上記旋回部材2の下部に支持板13aを一対のガイド軸13b・13bにより上下調節自在に設けると共に支持板13aを上下調節移動させる調節用シリンダ13cを設け、調節用シリンダ13cにより支持板13aを介して上記保持釈放機構Eの上下位置を調節自在に構成している。
又、この場合、上記保持釈放機構Eとして、図6、図7、図8、図9の如く、上記支持板13aの下部に相互に歯合する一対の歯車14・14を支持軸14a・14aにより回転自在に配置し、各歯車14・14に保持アーム15・15の基部を固定し、保持アーム15・15の先端部に道路コーンWの外周面に適合した保持釈放部16・16を設け、保持アーム15・15の中間部に保持釈放用シリンダ16aを枢着ピン16b・16bにより架設し、保持釈放用シリンダ16aのロッド16cの伸縮により支持軸14a・14aを中心として保持アーム15・15を開閉動作としての保持釈放動作するように構成している。
又、この場合、上記貯留機構Aにあっては、概略、図1、図2の如く、上記道路コーンWを複数個互いに重ね合わせた横臥状態で貯留する貯留部Aが設けられ、図10の如く、道路コーンWを引出移送及び貯留移送するクランプ部Jを備えて、上記道路コーンWの設置時においては、上記貯留機構Aの貯留部Aから道路コーンWを一個宛分離して分離貯留位置Fに引出移送し、道路コーンWの回収時においては、図11の如く、回収された道路コーンWを分離貯留位置Fから貯留機構Aの貯留部Aに貯留移送する分離貯留機構Aが設けられ、さらに、道路コーンWを分離貯留位置Fと上記受渡位置Qとの間で移送する受渡機構Aを備えて構成している。
又、この場合、図2の如く、貯留部Aは移動車両1の左右方向に複数組、この場合、四組並列状に配置され、上記受渡機構Aに上記道路コーンWを上記各分離貯留機構A・・の各分離貯留位置F・・と上記受渡位置Qとの間で移送させる振分機構Aが設けられている。
又、この場合、上記往復旋回機構Cは、図10の如く、上記道路コーンWの設置時において、上記移動車両1の進行方向Hと上記旋回位置Lから上記設置回収位置Tに向かう下向き旋回方向Rとが互いに逆方向となるように構成され、かつ、上記道路コーンWの設置時において、図10の如く、上記移動車両1の進行速度Hと上記旋回部材2の旋回速度R(道路コーンWの接地部位の周速度)とが互いに逆向きの略同速度に設定されている。
又、この場合、図11の如く、上記道路コーンWの回収時において、上記移動車両1の進行方向は上記道路コーンW設置時の進行方向Hとは互いに逆向きの進行方向Pとされ、移動車両1の進行方向Pと上記設置回収位置Tから上記旋回位置Lに向かう上向き旋回方向Sとが互いに逆方向となるように構成され、上記旋回部材2の下部にコーン検出センサCが設けられている。
又、この場合、図2の如く、上記貯留機構Aは、上記道路コーンWを複数個互いに重ね合わせた横臥状態で貯留可能に構成されている。
又、この場合、図2の如く、上記コーン移送機構Bは、上記移動車両1の左右両側位置にそれぞれ配設され、この左右両側の一対のコーン移送機構B・Bは左右対称の構造に形成されている。
すなわち、上記移動機構Dとして、図2の如く、上記取付板5上に他の移動板17を上記一対のガイド7・7により移動自在に設けると共に移動板17を移動させる移動用シリンダ18を設け、上記往復旋回機構Cとして、移動板17に旋回支持軸19を軸受20・20により旋回自在に設けると共に旋回支持軸19を往復旋回させる旋回用シリンダ21を設け、旋回支持軸19にリンク22の基部を固定し、旋回用シリンダ21のロッド部21aとリンク22の先端部とをピン22aにより連結し、旋回支持軸19に他の旋回部材23を取付け、他の旋回部材23の下部に高さ調節機構24を介して道路コーンWを保持釈放する上記保持釈放機構Eを設けて構成している。
Kは標識収納部であって、図1の如く、上記移動車両1の荷台3の上方に配置され、支柱Mに標識板Mを止着してなる各種の通行規制機材Mを着脱自在に複数個仕切収納可能に構成されている。
この実施の形態例は上記構成であるから、例えば、図10の如く、高速道路の追越車線規制時において、工事が行われる追越車線と走行車線との境界の路面G上に道路コーンWを間隔をおいて設置するに際し、道路コーンWは貯留機構Aにより複数個互いに重ね合わせた状態で貯留され、この貯留機構Aの道路コーンWは上記受渡位置Qに移送され、受渡位置Qに移送された道路コーンWはコーン移送機構Bの旋回部材2の保持釈放機構Eにより保持され、受渡機構Aは道路コーンWを釈放し、上記移動機構Dにより旋回部材2は移動車両1の内方の上記受渡位置Qから移動車両1の外側方の旋回位置Lに移動され、往復旋回機構Cにより旋回部材2は移動車両1の外側方の旋回位置Lから上記路面G上の設置回収位置Tに下向きに旋回され、設置回収位置Tにおいて、保持釈放機構Eは道路コーンWを釈放し、道路コーンWは路面G上に設置され、道路コーンWを釈放すると、旋回部材2は設置回収位置Tから旋回位置Lに上向き旋回し、上記移動機構Dにより旋回部材2は移動車両1の外側方の旋回位置Lから移動車両1の内方の上記受渡位置Qに移動され、貯留機構Aから受渡位置Qに移送された新たな道路コーンWは旋回部材2の保持釈放機構Eにより保持され、新たな道路コーンWは移動車両1の内方の上記受渡位置Qから上記旋回位置Lに移動され、旋回部材2は旋回位置Lから上記路面G上の設置回収位置Tへと下向きに旋回し、以下、順次、路面G上に間隔をおいて道路コーンWを設置することができる。
又、例えば、工事完了後において、図11の如く、路面G上に設置された道路コーンWを回収するに際し、移動車両1を上記道路コーンW設置時の進行方向Hとしての前進方向とは互いに逆向きの進行方向Pである後退進行をし、上記往復旋回機構Cにより旋回部材2を移動車両1の外側方の旋回位置Lから上記路面G上の設置回収位置Tに下向きに旋回し、旋回部材2を設置回収位置Tで停止し、道路コーンWが旋回部材2の下部に接近したことをコーン検出センサCが検出すると、上記保持釈放機構Eはその道路コーンWを保持し、上記往復旋回機構Cにより旋回部材2は道路コーンWを保持して設置回収位置Tから旋回位置Lに上向きに旋回し、移動車両1の進行方向Pと上記設置回収位置Tから上記旋回位置Lに向かう上向き旋回方向Sとが互いに逆方向となるように構成され、上記旋回位置Lの道路コーンWは上記移動機構Dにより移動車両1の外側方の旋回位置Lから移動車両1の内方の上記受渡位置Qに移動され、受渡機構Aは道路コーンWを保持し、道路コーンWは受渡位置Qから貯留機構Aの分離貯留位置Fに移送され、この場合、受渡機構Aの振分機構Aにより上記受渡位置Qから上記複数個の各分離貯留機構A・・の各分離貯留位置F・・へと移送され、貯留機構Aの分離貯留機構Aにより各貯留部Aに貯留され、以下、路面G上に間隔をおいて設置された道路コーンWを順次回収することができる。
したがって、上記分離貯留機構A により上記道路コーンWの設置時においては、上記貯留機構Aから道路コーンWを一個宛分離して分離貯留位置Fに引出移送し、上記道路コーンWの回収時においては、回収された道路コーンWを分離貯留位置Fから貯留機構Aに貯留移送することができ、受渡機構A により道路コーンWを分離貯留位置Fと上記受渡位置Qとの間で移送することができ、上記貯留機構A及び上記分離貯留機構A は移動車両1の左右方向に複数組並列状に配置され、受渡機構A に上記道路コーンWを上記各分離貯留機構A ・・の各分離貯留位置F・・と上記受渡位置Qとの間で移送させる振分機構A が設けられているから、上記道路コーンWを上記各分離貯留機構A ・・の各分離貯留位置F・・と上記受渡位置Qとの間で移送することができ、さらに、図10の如く、貯留機構A及びコーン移送機構Bにより、上記道路コーンWを路面G上に設置する場合、貯留機構Aの道路コーンWは上記受渡位置Qに移送され、道路コーンWは旋回部材2の保持釈放機構Eにより保持され、移動機構Dにより、旋回部材2は移動車両1の内方の上記受渡位置Qから移動車両1の外側方の旋回位置Lに移動され、往復旋回機構Cにより、旋回部材2は移動車両1の外側方の旋回位置Lから上記路面G上の設置回収位置Tに下向きに旋回され、設置回収位置Tにおいて、保持釈放機構Eは道路コーンWを釈放し、道路コーンWを路面G上に設置することができ、かつ、図11の如く、貯留機構A及びコーン移送機構Bにより、路面G上に設置された道路コーンWを回収する場合、移動車両1を上記道路コーンW設置時の進行方向Hとは互いに逆向きの進行方向Pに進行し、旋回部材2を移動車両1の外側方の旋回位置Lから上記路面G上の設置回収位置Tに下向きに旋回し、旋回部材2を設置回収位置Tで停止し、道路コーンWが旋回部材2の下部に接近したとき、保持釈放機構Eは道路コーンWを保持し、旋回部材2は道路コーンWを保持して設置回収位置Tから旋回位置Lに上向きに旋回し、移動車両1の進行方向Pと上記設置回収位置Tから上記旋回位置Lに向かう上向き旋回方向Sとが互いに逆方向となり、上記旋回位置Lの道路コーンWは移動車両1の外側方の旋回位置Lから移動車両1の内方の上記受渡位置Qに移動され、道路コーンWは受渡位置Qから貯留機構Aに貯留され、道路コーンWの設置及び回収を確実に行うことができる。
この場合、上記往復旋回機構Cは、図10の如く、上記道路コーンWの設置時において、上記移動車両1の進行方向Hと上記旋回位置Lから上記設置回収位置Tに向かう下向き旋回方向Rとが互いに逆方向となるように構成されているから、移動車両1の進行により働く道路コーンWの慣性力による道路コーンWの倒伏を抑制することができ、安定した設置作業を行うことができ、又、この場合、図10の如く、上記道路コーンWの設置時において、上記移動車両1の進行速度Hと上記旋回部材2の旋回速度Rとが互いに逆向きの略同速度に設定されているから、移動車両1の進行により働く道路コーンWの慣性力による道路コーンWの倒伏を一層抑制することができ、安定した設置作業を行うことができる。
又、この場合、上記往復旋回機構Cは、図11の如く、上記道路コーンWの回収時において、上記移動車両1の進行方向Pは上記道路コーンW設置時の進行方向Hとは互いに逆向きの進行方向Pとされ、移動車両1の進行方向Pと上記設置回収位置Tから上記旋回位置Lに向かう上向き旋回方向Sとが互いに逆方向となるように構成されているから、旋回部材2を設置回収位置Tで停止し、道路コーンWが旋回部材2に接近したとき、保持釈放機構Eは道路コーンWを保持し、旋回部材2は設置回収位置Tから旋回位置Lに上向きに旋回し、移動車両1の進行方向Pと上記設置回収位置Tから上記旋回位置Lに向かう上向き旋回方向Sとが互いに逆方向となり、道路コーンWと路面Gとの摺動を抑制することができ、道路コーンWの回収を円滑に行うことができる。
又、この場合、上記貯留機構Aは、図2の如く、上記道路コーンWを複数個互いに重ね合わせた横臥状態で貯留可能に構成されているから、複数個の道路コーンW・・を貯留することができ、横臥状態によりコンパクトな状態で貯留することができ、又、この場合、図2の如く、上記コーン移送機構B・Bは上記移動車両1の左右両側位置にそれぞれ配設され、左右両側の一対のコーン移送機構Bは左右対称の構造に形成されているから、例えば、高速道路の走行車線規制時において、工事が行われる走行車線と追越車線との境界の路面G上に対する道路コーンWを設置及び回収する場合には、図2中、進行方向右側の他方のコーン移送機構Bにより行うことができ、路面Gに対する道路コーンWの設置及び回収の融通性を高めることができる。
尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、例えば、上記受渡機構Aは荷台3側に設けられているが、旋回部材2側に設けることもでき、さらに、貯留機構A、コーン移送機構B、往復旋回機構C、移動機構D、保持釈放機構E、受渡機構A、移動車両1、旋回部材2の数や形態、構造等は適宜変更して設計されるものである。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
G 路面
W 道路コーン
A 貯留機構
分離貯留機構
受渡機構
振分機構
分離貯留位置
Q 受渡位置
T 設置回収位置
B コーン移送機構
L 旋回位置
C 往復旋回機構
D 移動機構
E 保持釈放機構
H 進行方向
R 下向き旋回方向
進行速度
旋回速度
P 進行方向
S 上向き旋回方向
1 移動車両
2 旋回部材

Claims (5)

  1. 移動車両に搭載され、路面に対する中空の道路コーンの設置及び回収装置であって、上記道路コーンを複数個互いに重ね合わせた状態で貯留可能な貯留機構と、該貯留機構の道路コーンの受渡位置と上記路面上の設置回収位置との間で該道路コーンを移送するコーン移送機構とを備えてなり、上記貯留機構は、上記道路コーンの設置時においては、上記貯留機構から道路コーンを一個宛分離して分離貯留位置に引出移送し、上記道路コーンの回収時においては、該回収された道路コーンを該分離貯留位置から該貯留機構に貯留移送する分離貯留機構と、該道路コーンを分離貯留位置と上記受渡位置との間で移送する受渡機構とからなり、上記貯留機構及び上記分離貯留機構は移動車両の左右方向に複数組並列状に配置され、該受渡機構に上記道路コーンを上記各分離貯留機構の各分離貯留位置と上記受渡位置との間で移送させる振分機構が設けられ、上記コーン移送機構は、上記設置回収位置と上記移動車両の外側方の旋回位置との間で上下旋回する旋回部材と、該旋回部材を往復旋回させる往復旋回機構と、該旋回部材を該移動車両の外側方の旋回位置と該移動車両の内方の上記受渡位置との間で往復移動させる移動機構と、該旋回部材に配設され、該道路コーンを保持釈放する保持釈放機構とからなることを特徴とする道路コーン設置回収装置。
  2. 上記往復旋回機構は、上記道路コーンの設置時において、上記移動車両の進行方向と上記旋回位置から上記設置回収位置に向かう下向き旋回方向とが互いに逆方向となるように構成されたことを特徴とする請求項1記載の道路コーン設置回収装置。
  3. 上記道路コーンの設置時において、上記移動車両の進行速度と上記旋回部材の旋回速度とが互いに逆向きの略同速度に設定されたことを特徴とする請求項2記載の道路コーン設置回収装置。
  4. 上記往復旋回機構は、上記道路コーンの回収時において、上記移動車両の進行方向は上記道路コーン設置時の進行方向とは互いに逆向きの進行方向とされ、該移動車両の進行方向と上記設置回収位置から上記旋回位置に向かう上向き旋回方向とが互いに逆方向となるように構成されたことを特徴とする請求項1記載の道路コーン設置回収装置。
  5. 上記コーン移送機構は上記移動車両の左右両側位置にそれぞれ配設され、該左右両側の一対のコーン移送機構は左右対称の構造に形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の道路コーン設置回収装置。
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