JP6588725B2 - 金型の冷却構造 - Google Patents

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本発明は金型の冷却構造に関し、さらに詳しくは、複雑な形状を有する成形品の冷却工程に要する時間を短縮し、また、成形時における金型の温度分布の偏り抑制する冷却回路構造に関する。
下記特許文献1には、コアの内部に円環状の水管が配置された金型が開示されている。また、下記特許文献2にはかかる円環状の水管を備える金型の製造方法が開示されている。下記特許文献3には、コアの内部に直管状の水管が配置された金型が開示されている。
特開2006−198816号公報 特開2003−103324号公報 特開2008−238220号公報
特許文献1の円環状の水管および特許文献3の直管状の水管はいずれも、単純な円柱形状のコアの内部に配置されたものである(尚、特許文献1の金型1が備える流路2と伝熱部4は、金型1を均一にかつ速やかに昇温することを目的とした構成であり、本発明とはその解決課題および技術思想を異にしているが、ここでは仮に、流路2には金型1を冷却するための冷媒が循環されるものとする)。
特許文献1および特許文献3のコアの形状がより複雑である場合、例えば、コアの上面に環状の溝部が形成され、その溝部によりコアの中心側と外周側とが隔てられている場合、特許文献1の円環状の水管ではコアの中心側の冷却が遅滞し、特許文献3の直管状の水管ではコアの外周側の冷却が遅滞する。また、例えば、コアの高さ方向における基端側から先端側に向かってコアの径が段状に小さくされている場合、特許文献1の円環状の水管では先端側の小径部の冷却が遅滞し、特許文献3の直管状の水管では基端側の大径部の冷却が遅滞する。
このように成形品の各部において冷却速度にムラが生じた場合、成形精度の低下や、冷却工程の長時間化などの問題が生じることとなる。
上記問題に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、複雑な形状を有する成形品を均一にかつ短時間で冷却することができ、また、成形時における金型の温度分布の偏りを抑制することができる金型の冷却構造を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の金型の冷却構造は、可動側型板および固定側型板を備える金型の冷却構造であって、前記可動部の前記固定部との対向面には凸状部であるコアが設けられ、前記固定部の前記可動部との対向面には凹状部であるキャビティが設けられ、前記コアおよび前記キャビティは前記金型が閉じられることにより中空の成形室を形成し、前記コアの内部には、前記コアの周方向に沿って延びる冷媒流路である周方向流路と、前記コアの高さ方向に沿って延びる冷媒流路である垂直方向流路と、が別経路で配置されており、前記コアの上面には溝部が形成され、該溝部により隔てられた前記コアの一方側の内部には前記垂直方向流路が、他方側の内部には前記周方向流路が配置されていることを要旨とする。
一つのコアの内部に、そのコアの周方向に沿って延びる周方向流路と、高さ方向に沿って延びる垂直方向流路とを別経路で組み合わせて配置することにより、多様な形状に対応した冷却回路を構築することができる。これにより成形品をその内周面側から均一に冷却することが可能となり、成形品の成形精度を向上させることができるとともに、冷却工程に要する時間が短縮され、製品成形のハイサイクル化を図ることができる。また、コアの上面に溝部が設けられることにより成形品の周壁が多層構造とされている場合でも、各周壁の内側に周方向流路または垂直方向流路が配置されることにより、成形品全体を均一に冷却することができる。
また、前記周方向流路は環状に連続した流路であり、前記垂直方向流路は、前記周方向流路の環内に配置されている構成としても良い。
周方向流路を環状にすることにより、周方向の形状が円形の成形品を、その周壁の内周面側から効率的に冷却することができる。また、垂直方向流路がその環内に配置されていることから、成形品の周壁のみならず上壁についても同時に冷却することができ、成形品全体を均一に冷却することができる。
また、前記コアの高さ方向における前記垂直方向流路の上端は、該高さ方向における前記周方向流路の上端よりも上方に位置する構成としても良い。
成形品の上面に上方に突出した部分があっても、垂直方向流路をかかる突出した部分まで延出させることにより、成形品の高さ方向における基端側と先端側とを同時に冷却することができ、成形品全体を均一に冷却することができる。
また、前記可動部および前記固定部の内部にはそれぞれ、前記成形室の近傍部に、前記成形室の外周方向に沿って延びる環状の冷媒流路である可動側環状流路および固定側環状流路が配置されていることが望ましい。
可動部および固定部に、成形室の外周方向に沿って延びる環状流路を設けることにより、成形品の外周面を上下から効率的に冷却することができるのみならず、成形室近傍の昇温が抑えられる。これにより、可動側型板および固定側型板の熱疲労が低減されるとともに、金型全体における温度分布の偏りが抑制され、金型寿命の向上を図ることができる。
また、前記固定部における前記キャビティの近傍部には、該キャビティ近傍部の温度を検出する温度センサが配置されていることが望ましい。また、前記可動部における前記コアの近傍部には、該コア近傍部の温度を検出する温度センサが配置されていることが望ましい。
成形室近傍部の温度を検出することにより、成形品の冷却工程の進捗を可視化することができる。これにより冷却工程のサイクルタイムを最適化することができる。
本発明にかかる金型の冷却構造によれば、複雑な形状を有する成形品を均一にかつ短時間で冷却することができ、また、成形時における金型の温度分布の偏りを抑制することができる金型の冷却構造を提供することができる。
実施形態にかかる金型の開閉方向断面図である。 コアの形状および冷却回路の説明図である。 固定側型板の底面図である。 コアの形状および冷却回路の他の実施形態を示す図である。
以下、本発明の金型の冷却構造について図面を用いて詳細に説明する。本実施形態にかかる金型はプラスチック射出成形用の金型であって、一回の成形サイクルで樹脂製の成形品を4つ製造する多数個取り金型である。尚、以下の説明における「上」および「下」とは図1に示される上下をいう。
(金型構成概要)
図1は、本実施形態にかかる金型の型閉時における、可動部10および固定部20の開閉方向断面図である。図1に示されるパーティングラインPLよりも上側の半体が固定部20であり、下側の半体が可動部10である。本実施形態における可動部10は、上から(固定部20側から)順に、板状部材であるストリッパプレート101、可動側型板102、および可動側取付板104が積層された構造を備えており、上方に向かって外径が階段状に小さくされた略円柱状の部材であるコアユニット103が、ストリッパプレート101および可動側型板102を厚み方向に貫通するように配置されている。固定部20は、下から(可動部10側から)順に、板状部材である固定側型板202、および図示しない固定側取付板が積層された構造を備えている。尚、本実施形態における可動部10はストリッパプレート101を備えているが、ストリッパプレート101は必須の構成ではなく、成形品の形状や用途、金型の設計方法によっては、可動部10がストリッパプレート101を備えないことも考えられる。
可動部10の固定部20との対向面10aには、ストリッパプレート101から露出したコアユニット103の先端部である凸状のコア11が設けられており、固定部20の可動部10との対向面20aには、固定側型板202に形成された凹状部であるキャビティ21が設けられている。これらコア11およびキャビティ21は中空の成形室30を形成している。尚、JISK6900(プラスチック―用語)においては「キャビティ」とは「成形品を形作るために充てんされる金型内の空間」と定義されているが、本発明においては、かかる金型内の空間を「成形室」と呼び、固定部に設けられ、コアと一組になって成形室を区画する凹状部を「キャビティ」と呼んで区別する。
コア11の内部には、コア11の周方向に沿って延びる環状の冷媒流路である周方向流路12と、コア11の高さ方向に沿って延びる冷媒流路である垂直方向流路13とが別経路で配置されており、垂直方向流路13は周方向流路12の環内に配置されている。尚、本発明でいう「環内」とは、水管(流路)などにより構成される環状体の内径部分の領域をいう。また、「別経路で配置」とは、垂直方向流路13は、周方向流路12からコア11の高さ方向に沿って下方へと延びる流入路121および流出路122とは別に設けられていることを意味している。
周方向流路12および垂直方向流路13は本実施形態における金型の冷却回路の一部であり、コア11の内部に設けられることにより、成形品をその内周面側から冷却する。周方向流路12および垂直方向流路13は、圧力を掛けながら冷媒である水を循環させる図示しない金型温調機(以下、単に「温調機」という。)と接続されている。温調機で調温された冷却水は、送媒路41を経て周方向流路12および垂直方向流路13へと循環し、コア11において熱交換された後、返媒路42を通って温調機へと戻される。
キャビティ21の上方には、溶融した樹脂をキャビティ21に射出充填するホットランナーシステムを備えたスプルー29が設けられており、キャビティ21とスプルー29は、キャビティ21の底面中央に設けられたゲート214により連通されている。
可動部10のストリッパプレート101および固定部20の固定側型板202にはそれぞれ、成形室30の外周方向に沿って延びる円環状の水管である可動側環状流路14および固定側環状流路24が配置されている。
可動側環状流路14は径方向断面が矩形状の水管であり、成形室30の下方において、垂直方向流路13と、周方向流路12の流入路121および流出路122とをその環内に囲むように配置されている。固定側環状流路24は径方向断面が円形状の水管であり、キャビティ21のゲート214をその環内に囲むように配置されている。これら可動側環状流路14および固定側環状流路24も、周方向流路12および垂直方向流路13と共通の温調機に接続されており、図示しない別系統の送媒路および返媒路により冷却水が循環される。
本実施形態にかかる金型は、金型温度が20度前後となるよう温調設計されている。スプルー29および成形室30は溶融した樹脂が流入することにより高温となり、さらに、本実施形態におけるスプルー29はホットランナーであることから、その温度は200度前後まで上昇する。また、コア11の内部を循環した後の冷却水も、コア11からの伝熱により高温となる。可動部10および固定部20に、可動側環状流路14および固定側環状流路24が配置されていることにより、かかる高温部近傍の昇温が抑えられ、金型全体における温度分布の偏りが改善されている。
(コア形状および冷却回路構成)
図2はコア11の形状およびコア11内部の冷却回路の構成を示す図である。図2(a)は図1における成形室30部分の拡大図である。図2(b)はコア11を上方から見た平面図であり、図2(c)はコア11の外観斜視図である。
図2に示すように、本実施形態におけるコア11は、略円柱状の外形を有する凸状部である。コア11の上面11aには円環状に連続した溝部113が形成されている。コア11は、かかる溝部113を境として、径方向Rにおける内側の中心部111と、外側の外周部112とにより構成されている。中心部111は円柱状の外形を有し、外周部112は円筒状の外形を有し、これらは同心円状に配置されている。中心部111の上面111aは、コア11の高さ方向Hにおいて、外周部112の上面112aよりも高い位置にある。
キャビティ21は、コア11の外形に対応した凹状部であり、その開口から底面に向けて内周面の径が段状に小さくされた段差部213を境に、開口側の大径部211と底面側の小径部212とを有する。大径部211および段差部213はコア11の外周部112の形状に沿って形成され、小径部212およびその底面は中心部111の形状に沿って形成されている。
上で述べたように、コア11の内部には、コア11の周方向Cに沿って延びる周方向流路12と、コア11の高さ方向Hに沿って延びる垂直方向流路13と、が別経路で配置されている。
周方向流路12は円環状の水管であり、周方向Cにおける対称位置には、高さ方向Hに沿って下方へと延びる一対の水管である流入路121および流出路122が接続されている。流入路121は温調機の送媒路41に、流出路122は温調機の返媒路42にそれぞれ接続されている。温調機から金型に注入された冷却水は、送媒路41から流入路121を経て周方向流路12に流入し、周方向流路12を循環した後、流出路122を通って返媒路42に合流し、温調機へと戻される。尚、本実施形態における周方向流路12のように、金型の内部においてその進行方向が分岐あるいは曲折している管部を形成するには、放電プラズマ焼結法(SPS:Spark Plasma Sintering)による接合方法を利用することができる。
本実施形態におけるコア11は、中心部111と外周部112とが溝部113により隔てられていることから、一本の直管状の水管によってはその全体を冷却することはできない。また、外周部112を直管状の水管により冷却しようとする場合、一本の水管につき外周部112の一部しか冷却することができない。本実施形態においては外周部112の内部にその周方向Cに沿って周方向流路12が延びていることにより、外周部112を均一に、かつ、効率的に冷却することが可能とされている。
垂直方向流路13は二重管構造の直管状の水路であり、外管132と、外管132内に配置された内管131とにより構成されている。内管131は温調機の送媒路41に、外管132は温調機の返媒路42にそれぞれ接続されている。温調機から金型に注入された冷却水は、送媒路41を経て内管131を上昇し、内管131の開口から流出した後、内管131の外周面と外管132の内周面との間に設けられた間隙13aを下降して返媒路42に合流し、温調機へと戻っていく。
垂直方向流路13は、コア11の高さ方向Hにおいて、周方向流路12の配置位置よりも高く延びている。上で述べたように、コア11の中心部111の上面111aは、外周部112の上面112aよりも高い位置にあるが、垂直方向流路13を中心部111の上面111a付近まで延ばすことにより、高さの異なる中心部111および外周部112を均一に冷却することが可能とされている。
本実施形態のコア11のように、中心部111と外周部112とが溝部113により隔てられ、また、中心部111の上面111aと外周部112の上面112aの高さが異なる複雑な形状のコアであっても、周方向流路12と垂直方向流路13とを組み合わせることによりその内周面全体を網羅する冷却回路を設けることができる。これにより成形品をその内周面側から均一に冷却することが可能となり、成形品の成形精度を向上させることができるとともに、冷却工程に要する時間が短縮され、製品成形のハイサイクル化を図ることができる。
尚、コア11の形状は本実施形態のものに限られず、例えば図4(a)および(b)に示すように、高さ方向Hにおける中心部111の上面111aおよび外周部112の上面112aの位置が同じもの、溝部113を備えないものについても、周方向流路12と垂直方向流路13とを組み合わせることにより本発明の効果を得ることはできる。また、周方向流路12の形状は、コア11の周方向Cの形状に応じて、図4(c)に示すように半円状としても良く、または直線状としても良い。
(温度センサ構成)
図3は固定部20の固定側型板202を下方から見た底面図である。固定側型板202の可動部10との対向面20aには、その外周における一辺20bの中心と、その反対側の辺20cの中心とをむすぶ線に沿って、面位置が段状に低くされた溝部223が形成されている。対向面20aは、かかる溝部223を境に二つのキャビティ形成部221、222に区画されており、各キャビティ形成部221、222にはそれぞれ、溝部223の長手方向に沿ってキャビティ21が二つずつ配置されている。
金型の外部には電圧計を備えた制御装置が設置されている。溝部223には、かかる制御装置から延びる熱電対である温度センサ51が配置されており、温度センサ51の測温接点511は、各キャビティ21の溝部223側に形成された測温部224に貼りつけられている。
また、図1に示すように、可動部10のコアユニット103にも、同制御装置から延びる熱電対である温度センサ52が配置されている。温度センサ52は、ストリッパプレート101と可動側型板102との対向面に形成された図示しない溝部を通ってコアユニット103に至り、コアユニット103の側面103aに沿って先端のコア11側へと延びている。温度センサ52の測温接点521は、かかる側面103aにおいてコア11に接近可能な最も近い位置に貼りつけられている。
成形室30の近傍に温度センサ51および52が配置され、制御装置がその熱起電力を算出することにより、成形品の冷却工程の進捗を可視化することができる。これにより、冷却工程に不必要に長い時間を割り当てることが防止され、製品成形のサイクルタイムをさらに短縮することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
10 可動部
101 ストリッパプレート
102 可動側型板
103 コアユニット
104 可動側取付板
11 コア
111 中心部
112 外周部
113 溝部
12 周方向流路
13 垂直方向流路
14 可動側環状流路
20 固定部
202 固定側型板
21 キャビティ
24 固定側環状流路
30 成形室
51、52 温度センサ

Claims (6)

  1. 可動部および固定部を備える金型の冷却構造であって、
    前記可動部の前記固定部との対向面には凸状部であるコアが設けられ、
    前記固定部の前記可動部との対向面には凹状部であるキャビティが設けられ、
    前記コアおよび前記キャビティは前記金型が閉じられることにより中空の成形室を形成し、
    前記コアの内部には、前記コアの周方向に沿って延びる冷媒流路である周方向流路と、前記コアの高さ方向に沿って延びる冷媒流路である垂直方向流路と、が別経路で配置されており、
    前記コアの上面には溝部が形成され、該溝部により隔てられた前記コアの一方側の内部には前記垂直方向流路が、他方側の内部には前記周方向流路が配置されていることを特徴とする金型の冷却構造。
  2. 前記周方向流路は環状に連続した流路であり、
    前記垂直方向流路は、前記周方向流路の環内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の金型の冷却構造。
  3. 前記コアの高さ方向における前記垂直方向流路の上端は、該高さ方向における前記周方向流路の上端よりも上方に位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金型の冷却構造。
  4. 前記可動部および前記固定部の内部にはそれぞれ、前記成形室の近傍部に、前記成形室の外周方向に沿って延びる環状の冷媒流路である可動側環状流路および固定側環状流路が配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の金型の冷却構造。
  5. 前記固定部における前記キャビティの近傍部には、該キャビティ近傍部の温度を検出する温度センサが配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の金型の冷却構造。
  6. 前記可動部における前記コアの近傍部には、該コア近傍部の温度を検出する温度センサが配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の金型の冷却構造。
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