JP6588597B1 - 勤怠管理サーバ、勤怠管理システム、勤怠管理方法及び勤怠管理プログラム - Google Patents

勤怠管理サーバ、勤怠管理システム、勤怠管理方法及び勤怠管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従業員の勤務実績である労働時間と、従業員が実際に勤務する現地にいた時間である拘束時間とを管理する勤怠管理サーバ、システム、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】勤怠管理を行う勤怠管理システム1の勤怠管理サーバ100は、その機能として、ユーザ端末から位置情報を取得する位置情報取得部131と、ユーザ端末から拘束時間を取得する拘束時間受付部132と、拘束時間を記憶する拘束時間記憶部133と、労働時間を取得する労働時間受付部134と、労働時間を記憶する労働時間記憶部135と、拘束時間の開始時刻が労働時間の開始時刻より所定の時間早く、拘束時間の終了時刻が労働時間の終了時刻より所定の時間遅い場合に拘束時間が正常であると判定する管理部136と、労働時間及び拘束時間に基づき従業員を評価する評価部137とを備える。【選択図】図2

Description

本開示は、従業員の勤怠情報を労働時間と拘束時間とで管理する勤怠管理サーバ、勤怠管理システム、勤怠管理方法及び勤怠管理プログラムに関する。
従来、企業や店舗では、従業員(正規雇用の社員や、非正規雇用のアルバイトやパートタイマー等を含む)の勤怠を管理するために、古くはタイムカードが用いられてきたが、近年ではネットワークに接続されたコンピュータから出勤時刻、退勤時刻を入力可能な勤怠管理システムが用いられている。また、スペースの狭い店舗等では、コンピュータを配置するスペースの確保が難しいことから、携帯端末等から出勤時刻、退勤時刻を入力可能な勤怠管理システムも用いられている。
このような勤怠管理システムでは、従業員の出勤時刻及び退勤時刻が打刻又は入力されて管理される。しかしながら、実際には勤務を開始するためには準備が必要であり、勤務終了後から退勤するためにも準備が必要であるため、出勤時刻から退勤時刻までの間が全て労働時間とは限らず、出勤時刻及び退勤時刻を管理するだけでは、正確な労働時間の管理はできない。
そのため、正確な労働時間の管理が可能な勤怠管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に開示されているシステムでは、仕事ができる状態で行われた証拠情報、例えば、仕事ができる状態の衣服を着用した状態の写真情報を取得し、その時刻を労働開始時刻とすることで、より正確な労働時間の管理を可能にしている。
特開2016−105261号公報
ところで、仕事ができる状態の衣服とは、その仕事内容によって異なるものであり、職種によっては衣服では明確に判別できない場合もある。また、特許文献1に開示されているような勤怠管理システムは、カメラや画像認識装置等が必要であり、コストが高いシステムである。そのため、小規模の企業や店舗では導入することは困難である。
また、例えば小売店等では、レジ等に設けられたバーコード読取装置で各従業員に付与された名札等に印刷されているバーコードを読み取ることで、勤務開始時刻及び勤務終了時刻が入力されて勤怠管理が行われている。この場合、労働時間を正確に管理することは可能であるが、逆に出勤時刻及び退勤時刻の管理ができないという問題がある。そのため、出退勤時刻と勤務開始時刻及び勤務終了時刻との乖離が見られる場合が生じていた。
そこで、本開示では、従業員の勤務実績である労働時間と、従業員が実際に勤務する現地にいた時間である拘束時間とを管理することで、従業員の正確な勤務状況の管理が可能な勤怠管理サーバ、勤怠管理システム、勤怠管理方法及び勤怠管理プログラムについて説明する。
本開示の一態様における勤怠管理サーバは、従業員の勤務実績である労働時間と、従業員が実際に勤務する現地にいた時間である拘束時間とを管理する勤怠管理サーバであって、従業員が所持している端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、端末から拘束時間が送信されたとき、位置情報が、従業員が勤務する現地から所定の距離以内である場合、拘束時間の入力を受け付ける拘束時間受付部と、従業員ごとに、拘束時間を記憶させる拘束時間記憶部と、労働時間の入力を受け付ける労働時間受付部と、従業員ごとに、労働時間を記憶させる労働時間記憶部と、拘束時間の開始時刻が労働時間の開始時刻より所定の時間早く、拘束時間の終了時刻が労働時間の終了時刻より所定の時間遅い場合に正常であると判定し、それ以外の場合に異常であると判定して注意喚起を行う管理部と、を備える。
本開示の一態様における勤怠管理システムは、従業員の勤務実績である労働時間と、従業員が実際に勤務する現地にいた時間である拘束時間とを管理する勤怠管理サーバと、従業員が所持している端末と、を備える勤怠管理システムであって、勤怠管理サーバは、端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、端末から拘束時間が送信されたとき、位置情報が、従業員が勤務する現地から所定の距離以内である場合、拘束時間の入力を受け付ける拘束時間受付部と、従業員ごとに、拘束時間を記憶させる拘束時間記憶部と、労働時間の入力を受け付ける労働時間受付部と、従業員ごとに、労働時間を記憶させる労働時間記憶部と、拘束時間の開始時刻が労働時間の開始時刻より所定の時間早く、拘束時間の終了時刻が労働時間の終了時刻より所定の時間遅い場合に正常であると判定し、それ以外の場合に異常であると判定して注意喚起を行う管理部と、を備え、端末は、外部から位置情報を取得し、勤怠管理サーバへ送信する位置情報送信部と、拘束時間を取得し、勤怠管理サーバへ送信する拘束時間送信部と、を備える。
本開示の一態様における勤怠管理方法は、従業員の勤務実績である労働時間と、従業員が実際に勤務する現地にいた時間である拘束時間とを管理する勤怠管理方法であって、位置情報取得部が行う、従業員が所持している端末の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、端末から拘束時間が送信されたとき、位置情報が、従業員が勤務する現地から所定の距離以内である場合、拘束時間受付部が行う、拘束時間の入力を受け付ける拘束時間受付ステップと、拘束時間記憶部が行う、従業員ごとに、拘束時間を記憶させる拘束時間記憶ステップと、労働時間受付部が行う、労働時間の入力を受け付ける労働時間受付ステップと、労働時間記憶部が行う、従業員ごとに、労働時間を記憶させる労働時間記憶ステップと、管理部が行う、拘束時間の開始時刻が労働時間の開始時刻より所定の時間早く、拘束時間の終了時刻が労働時間の終了時刻より所定の時間遅い場合に正常であると判定し、それ以外の場合に異常であると判定して注意喚起を行う管理ステップと、を備える。
また、本開示の一態様における勤怠管理プログラムは、従業員の勤務実績である労働時間と、従業員が実際に勤務する現地にいた時間である拘束時間とを管理する勤怠管理プログラムであって、従業員が所持している端末の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、端末から拘束時間が送信されたとき、位置情報が、従業員が勤務する現地から所定の距離以内である場合、拘束時間の入力を受け付ける拘束時間受付ステップと、従業員ごとに、拘束時間を記憶させる拘束時間記憶ステップと、労働時間の入力を受け付ける労働時間受付ステップと、従業員ごとに、労働時間を記憶させる労働時間記憶ステップと、拘束時間の開始時刻が労働時間の開始時刻より所定の時間早く、拘束時間の終了時刻が労働時間の終了時刻より所定の時間遅い場合に正常であると判定し、それ以外の場合に異常であると判定して注意喚起を行う管理ステップと、を電子計算機に実行させる。
本開示によれば、従業員の端末の位置情報が勤務する現地から所定の距離以内である場合に拘束時間の入力を受け付け、従業員の勤務実績である労働時間の入力を受け付けることで、拘束時間と労働時間とを管理することが可能である。これにより、従業員の正確な勤務状況を管理することが可能になる。
本開示の一実施形態に係る勤怠管理システムを示すブロック構成図である。 図1の勤怠管理サーバ100を示す機能ブロック構成図である。 図1のユーザ端末300を示す機能ブロック構成図である。 図1の勤怠管理サーバ100と、ユーザ端末300との各動作の関連状態を示すフローチャートである。 図3の表示操作部320に表示される拘束時間送信の例を示す模式図である。 図1のユーザ端末300の位置情報を説明するための模式図である。 図2の勤怠DB121に格納される拘束時間の例を示す模式図である。 図1の店舗端末200に表示される拘束時間の例を示す模式図である。 図2の勤怠DB121に格納される労働時間の例を示す模式図である。 図1の店舗端末200に表示される労働時間の例を示す模式図である。 図1の店舗端末200に表示される注意喚起の例を示す模式図である。 本開示の一実施形態に係る勤怠管理システムの勤怠管理サーバ100Aを示す機能ブロック構成図である。 図12の勤怠管理サーバ100Aと、店舗端末200との各動作の関連状態を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態に係る勤怠管理システムの勤怠管理サーバ100Bを示す機能ブロック構成図である。 図14の勤怠DB121に格納される拘束時間が変更される例を示す模式図である。 本開示の一実施形態に係る勤怠管理システムの勤怠管理サーバ100Bを示す機能ブロック構成図である。 図16の勤怠DB121に格納される識別情報の例を示す模式図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本開示の必須の構成要素であるとは限らない。
(実施形態1)
<構成>
図1は、本開示の実施形態1に係る勤怠管理システム1を示すブロック構成図である。この勤怠管理システム1は、例えば、企業や店舗の従業員の勤務実績である労働時間と、従業員が実際に勤務する現地、例えば企業の建物や店舗等にいた時間である拘束時間とを管理するシステムである。勤怠管理システム1は、例えば、複数の小売店のような店舗を経営する企業により運用されている。
勤怠管理システム1は、勤怠管理サーバ100と、店舗端末200と、ユーザ端末300と、ネットワークNWと、を有している。勤怠管理サーバ100と、店舗端末200と、ユーザ端末300とは、ネットワークNWを介して接続される。ネットワークNWは、インターネット、イントラネット、無線LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等により構成される。
勤怠管理サーバ100は、例えば、前述の複数の小売店のような店舗を経営する企業に設置されて勤怠管理を行う装置であり、各種Webサービスを提供するサーバ装置により構成されている。店舗端末200は、各小売店に設置され、例えば、商品管理を行うPOS(Point of Sale)端末等と連動して使用されるパーソナルコンピュータにより構成されている。ユーザ端末300は、例えば、従業員が所持するスマートフォン等の通信機能を有する携帯端末装置やタブレットにより構成されている。
図2は、図1の勤怠管理サーバ100を示す機能ブロック構成図である。勤怠管理サーバ100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを備える。
通信部110は、店舗端末200及びユーザ端末300と通信を行うための通信インターフェースであり、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等の通信規約により通信が行われる。
記憶部120は、各種制御処理や制御部130内の各機能を実行するためのプログラム、入力データ等を記憶するものであり、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等から構成される。また、記憶部120は、従業員の勤怠情報が格納されている勤怠DB121を記憶する。さらに、記憶部120は、店舗端末200及びユーザ端末300と送受信を行ったデータを一時的に記憶する。
制御部130は、記憶部120に記憶されているプログラムを実行することにより、勤怠管理サーバ100の全体の動作を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)等から構成される。制御部130の機能として、位置情報取得部131と、拘束時間受付部132と、拘束時間記憶部133と、労働時間受付部134と、労働時間記憶部135と、管理部136と、評価部137とを備えている。この位置情報取得部131、拘束時間受付部132、拘束時間記憶部133、労働時間受付部134、労働時間記憶部135、管理部136、評価部137は、記憶部120に記憶されているプログラムにより起動されて実行される。
位置情報取得部131は、従業員が所持しているユーザ端末300の位置情報を、通信部110を介して取得する。具体的には、後述するユーザ端末300の位置情報取得部330が取得した、ユーザ端末300の位置情報がユーザ端末300から送信されるため、これを受信して取得する。この位置情報は、例えば、GPS(Global Positioning System)を利用して取得される、ユーザ端末300の緯度及び経度情報からなる位置情報である。
拘束時間受付部132は、従業員の操作により、ユーザ端末300から拘束時間の開始時刻又は終了時刻が送信されたとき、その拘束時間を通信部110を介して仮受付する。位置情報取得部131にて取得した、この従業員が所持するユーザ端末300の位置情報が、この従業員が勤務する現地(例えば、店舗)から所定の距離以内である場合、正常であると判定して拘束時間の入力を受け付ける。また、ユーザ端末300の位置情報が現地から所定の距離以上離れている場合、異常であると判定してその拘束時間を受け付けずに、拒否する旨のメッセージをユーザ端末300へ送信する。
拘束時間記憶部133は、拘束時間受付部132で受け付けた拘束時間を、従業員ごとに、勤怠DB121へ記憶させる。
労働時間受付部134は、従業員が店舗における勤務の終了後、従業員の操作により、店舗端末200やユーザ端末300、または従業員が自己の自宅にて所有するPC等から労働時間の開始時刻及び終了時刻が入力されて送信されたとき、その労働時間を通信部110を介して受け付ける。この労働時間の入力は、例えば、店舗端末200やユーザ端末300等から勤怠管理サーバ100にアクセスされると、従業員ごとに付与されているユーザIDとパスワードを入力することによりアクセスが許可され、労働時間の開始時刻及び終了時刻の入力が可能となることにより行われる。
労働時間記憶部135は、労働時間受付部134で受け付けた労働時間を、従業員ごとに、勤怠DB121へ記憶させる。
ここで、拘束時間と労働時間との関係について説明する。従業員が勤務を開始するためには、例えば制服に着替えたり、仕事をするために必要な各種機械を立ち上げて使用可能な状態にしたりするような準備が必要であり、そのためには勤務開始時間より一定時間早く出勤する必要がある。また、勤務終了後も、帰宅するために着替えたりする必要がある。このような準備時間を含めた、現地に到着した時刻から、現地から退出した時刻までの時間が拘束時間である。
これに対して、従業員が実際に勤務を開始した時刻から、勤務を終了した時刻までの時間が労働時間であり、この労働時間を基に給与計算が行われる。この労働時間は、例えば、勤務終了後に従業員が自己の労働時間を店舗端末200やユーザ端末300等から入力することにより確定される。このように、勤務終了後に労働時間を入力するのは、勤務終了後に残業を申請する必要があるのと、コンビニエンスストアのような小売店では、通常、いくつかのシフトに分かれて勤務が行われており、このシフトが変更になった場合や、遅刻や早退等が発生した場合に、実際の労働時間を入力するためである。この勤怠管理システム1は、拘束時間と労働時間とを正しく管理することで、従業員の正確な勤務状況を管理することを目的としている。
管理部136は、勤怠DB121に記憶されている拘束時間の開始時刻が労働時間の開始時刻より所定の時間早く、拘束時間の終了時刻が労働時間の終了時刻より所定の時間遅い場合、拘束時間が正常であると判定する。この所定の時間は、店舗の業種やその従業員の職種等によって異なり、例えば5分と設定されている。この判定結果は、例えば、勤怠DB121に記憶されているステータス情報に格納される。
さらに、管理部136は、勤怠DB121に記憶されている拘束時間が前述の範囲外である場合、拘束時間が異常であると判定して注意喚起を行う。この注意喚起もまた、例えば、勤怠DB121に記憶されているステータス情報を変更することにより行われる。
評価部137は、勤怠DB121に記憶されている労働時間及び拘束時間に基づき、従業員を評価する。例えば、拘束時間が前述の範囲内であり、管理部136による注意喚起がされていない従業員、すなわち、労働時間と拘束時間との乖離が少ない従業員を高く評価する。また、遅刻や早退が多い場合、労働時間と拘束時間との乖離が大きくなり、注意喚起も多くなるが、このような従業員を低く評価する。この評価は、例えば具体的な数値で示すことにより行われる。これにより、遅刻や早退、不要な残業を抑制することが可能になる。
図3は、図1のユーザ端末300を示す機能ブロック構成図である。ユーザ端末300は、通信部310と、表示操作部320と、位置情報取得部330と、記憶部340と、制御部350とを備える。なお、ユーザ端末300はその他の機能として音声通話を行う機能等を備えているが、本実施形態では説明を省略する。
通信部310は、勤怠管理サーバ100と通信を行うための通信インターフェースであり、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等の通信規約により通信が行われる。
表示操作部320は、ユーザが指示を入力し、制御部350からの入力データに応じてテキスト、画像等を表示するために用いられるインターフェースであり、タッチパネル等から構成される。
位置情報取得部330は、GPSや、携帯電話の基地局をGPS受信局として利用するA−GPS(Assisted GPS)を利用して、ユーザ端末300の位置情報を取得する。
記憶部340は、各種制御処理や制御部350内の各機能を実行するためのプログラム、入力データ等を記憶するものであり、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等から構成される。また、記憶部340は、勤怠管理サーバ100と送受信を行ったデータを一時的に記憶する。
制御部350は、記憶部340に記憶されているプログラムを実行することにより、ユーザ端末300の全体の動作を制御するものであり、CPU等から構成される。制御部350の機能として、位置情報送信部351と、拘束時間送信部352とを備えている。この位置情報送信部351及び拘束時間送信部352は、記憶部340に記憶されているプログラムにより起動されて実行される。
位置情報送信部351は、位置情報取得部330で取得した位置情報を、通信部310を介して勤怠管理サーバ100へ送信する。この位置情報送信部351は、拘束時間送信部352が拘束時間を送信するときに、同時に起動されて位置情報の送信が行われる。
拘束時間送信部352は、従業員の操作により拘束時間の開始時刻又は終了時刻の送信が指示されたとき、ユーザ端末300が記憶している現在時刻を取得し、通信部310を介して勤怠管理サーバ100へ送信する。
<処理の流れ>
以下、図4を参照しながら、勤怠管理システム1が実行する勤怠管理方法の一例を説明する。図4は、図1の勤怠管理サーバ100と、ユーザ端末300との各動作の関連状態を示すフローチャートである。
図4に示すステップS101の処理として、従業員が出勤又は退勤するとき、従業員によってユーザ端末300の表示操作部320が操作され、拘束時間の送信が指示されると、拘束時間送信部352によってユーザ端末300が記憶している現在時刻の時間情報が取得される。
図5は、図3の表示操作部320に表示される拘束時間送信の例を示す模式図である。従業員によってユーザ端末300の表示操作部320が操作され、例えば所定のアプリが起動されると、図5に示すように、表示操作部320に出勤ボタンB1及び退勤ボタンB2が選択可能な状態で表示される。従業員が出勤時には出勤ボタンB1を、退勤時には退勤ボタンB2をタップすることで、現在時刻が拘束時間開始時刻又は拘束時間終了時刻として取得される。
ステップS102の処理として、ユーザ端末300の拘束時間送信部352によって、ステップS101で取得された現在時刻が、拘束時間開始時刻又は拘束時間終了時刻として勤怠管理サーバ100へ送信される。
ステップS103の処理として、勤怠管理サーバ100の拘束時間受付部132では、ユーザ端末300から送信された拘束時間が仮受け付けされる。
ステップS104の処理として、ユーザ端末300の位置情報取得部330では、GPS等によりユーザ端末300の位置情報が取得される。
ステップS105の処理として、ユーザ端末300の位置情報送信部351によって、ステップS114で取得された位置情報が、勤怠管理サーバ100へ送信される。
ステップS106の処理として、勤怠管理サーバ100の位置情報取得部131では、ユーザ端末300から送信された位置情報が取得される。また、勤怠管理サーバ100の拘束時間受付部132では、取得した位置情報が、この従業員が勤務する現地(例えば、店舗)から所定の距離以内である場合、正常であると判定して拘束時間の入力が受け付けられる。また、ユーザ端末300の位置情報が現地から所定の距離以上離れている場合、異常であると判定してその拘束時間を受け付けずに、拒否する旨のメッセージがユーザ端末300へ送信される。
図6は、図1のユーザ端末300の位置情報を説明するための模式図である。ここで、ユーザ端末300から送信される拘束時間と位置情報との関係について説明する。店舗Sの従業員Uは、店舗Sに到着するとき又は退出するとき、店舗Sから所定の距離Dより内側にいるときにユーザ端末300による拘束時間の送信を行う。すると、勤怠管理サーバ100の拘束時間受付部132では、この従業員の拘束時間の送信が正常であると判定して拘束時間の入力を受け付ける。また、店舗Sから所定の距離Dより外側にいる場合には、この従業員の拘束時間の送信が異常であると判定し、その拘束時間の入力を受け付けずに、拒否する旨のメッセージをユーザ端末300へ送信する。このように判定するのは、従業員が所定の準備をするためには、勤務開始時間より一定時間早く出勤し、店舗Sにいる必要があるため、拘束時間が入力されたときに店舗Sにいることを検知するためである。
ステップS107の処理として、勤怠管理サーバ100の拘束時間記憶部133では、ステップS106で受け付けられた拘束時間が、従業員ごとに、勤怠DB121へ記憶される。
図7は、図2の勤怠DB121に格納される拘束時間の例を示す模式図である。勤怠DB121には、図7に示す勤怠DB121の列名に対応して、従業員ID、氏名、年月日、拘束時間開始時刻、拘束時間終了時刻、労働時間開始時刻、労働時間終了時刻等の情報が含まれる。
従業員IDは、店舗における従業員を一意に特定するための識別情報であり、図7に示す例では、「001」、「002」が格納されている。氏名は、従業員IDで識別される従業員の氏名である。年月日は、労働時間及び拘束時間を格納する日付であり、図6に示す例では、「20180401」、「20180402」が格納されている。拘束時間開始時刻及び拘束時間終了時刻は、ステップS101で従業員の操作によりユーザ端末300が取得した拘束時間の開始時刻及び終了時刻であり、図7に示す例では、従業員IDが「001」の場合の例として、拘束時間開始時刻に「08:51:20」、「11:54:33」が、労働時間終了時刻に「17:08:11」、「20:12:45」が格納されている。拘束時間開始時刻及び拘束時間終了時刻は、ここではまだ格納されていない。
図7に示すように、従業員によって拘束時間の送信指示が行われ、勤怠管理サーバ100に送信されると、従業員ごと、日付ごとに拘束時間開始時刻及び拘束時間終了時刻が格納される。なお、この店舗がコンビニエンスストアのように24時間営業の場合、従業員によっては日をまたいで勤務することもあるが、その場合、図7の従業員IDが「002」、年月日が「20180402」の場合に示すように、拘束時間終了時刻が翌日午前7時14分07秒であると分かるように、例えば、「31:14:07」と格納されている。
図8は、図1の店舗端末200に表示される拘束時間の例を示す模式図である。店舗端末200では、勤怠DB121に格納されている拘束時間を確認することが可能である。図8に示すように、日付表示T1に拘束時間が格納されている日付が表示され、時間表示T2に拘束時間開始時刻及び拘束時間終了時刻が表示される。
ステップS108の処理として、従業員の操作により、ユーザ端末300から労働時間開始時刻及び終了時刻が入力されると、勤怠管理サーバ100へ送信される。労働時間の入力は、例えば、店舗端末200やユーザ端末300、または従業員が自己の自宅にて所有するPC等から入力可能であるが、ここではユーザ端末300から入力された例を示す。
ステップS109の処理として、勤怠管理サーバ100の労働時間受付部134では、ユーザ端末300から送信された労働時間が受け付けされる。
ステップS110の処理として、勤怠管理サーバ100の労働時間記憶部135では、ステップS109で受け付けられた労働時間が、従業員ごとに、勤怠DB121へ記憶される。
図9は、図2の勤怠DB121に格納される労働時間の例を示す模式図である。勤怠DB121には、図7に示す勤怠DB121と同様に、従業員ID、氏名、年月日、拘束時間開始時刻、拘束時間終了時刻、労働時間開始時刻、労働時間終了時刻等の情報が含まれる。
労働時間開始時刻及び労働時間終了時刻は、ステップS108で従業員の操作によりユーザ端末300に入力された労働時間の開始時刻及び終了時刻であり、図9に示す例では、従業員IDが「001」の場合の例として、労働時間開始時刻に「09:00:00」、「12:00:00」が、労働時間終了時刻に「17:00:00」、「20:00:00」が格納されている。
図10は、図1の店舗端末200に表示される労働時間の例を示す模式図である。店舗端末200では、拘束時間と同様に、勤怠DB121に格納されている労働時間を確認することが可能である。図10に示すように、日付表示T1に労働時間が格納されている日付が表示され、時間表示T2に拘束時間開始時刻及び拘束時間終了時刻とともに、労働時間開始時刻及び労働時間終了時刻が表示される。
ステップS111の処理として、勤怠管理サーバ100の管理部136では、勤怠DB121に記憶されている拘束時間の開始時刻が、労働時間の開始時刻より所定の時間(例えば5分)早く、拘束時間の終了時刻が、労働時間の終了時刻より所定の時間(例えば5分)遅くなっているか否かを判定する。拘束時間がこの範囲内である場合、ステップS113の処理が行われ、範囲外である場合、ステップS112の処理が行われる。
ステップS112の処理として、勤怠管理サーバ100の管理部136では、勤怠DB121に記憶されているステータス情報(図示は省略)を変更することにより、注意喚起が行われる。
図11は、図1の店舗端末200に表示される注意喚起の例を示す模式図である。例えば、図11のように拘束時間開始時刻が「08:51:20」、拘束時間終了時刻が「17:08:11」である場合であって、労働時間終了時刻が「18:00:00」であった場合、拘束時間の終了時刻が労働時間の終了時刻より早いため、拘束時間が所定の時間の範囲外になる。このとき、勤怠DB121に記憶されているステータス情報(図示は省略)が注意喚起の状態にされ、店舗端末200には、例えば、図11のように時間表示T2が色付きで表示されて注意喚起の状態であることが認識できるように表示される。
ステップS113の処理として、勤怠管理サーバ100の評価部137では、勤怠DB121に記憶されている拘束時間及び労働時間に基づき、従業員の評価が行われる。例えば、管理部136による注意喚起がされていない従業員を高く評価する場合、注意喚起の数をカウントし、カウントした数が小さい従業員を高い評価とする。このような評価の数値は、例えば勤怠DB121に記憶され(図示は省略)、人事評価の際に使用される。
以上のように、本実施形態に係る勤怠管理システムは、従業員が店舗に到着及び退出する際にユーザ端末から拘束時間の入力を受け付ける。従業員が店舗における勤務終了後、労働時間の開始時刻及び終了時刻の入力を受け付ける。そのため、従業員が実際に店舗にいた時間である拘束時間と、従業員の勤務実績である労働時間とを管理することが可能となる。これにより、従業員の正確な勤務状況を管理することが可能になる。
また、勤怠管理システムは勤怠管理サーバ、店舗端末、及びユーザ端末から構成されるため、既存の設備を利用して構築することができる。これにより、システム導入のためのコストを抑えることが可能になる。
なお、本実施形態は、位置情報取得部をGPSから位置情報を取得する構成としたが、例えば、店舗内にユーザ端末300に反応するセンサ等を備え、そのセンサが反応しているときに拘束時間が送信された場合に受け付ける構成としても良い。また、例えば店舗内に従業員の指紋認証のような生体認証を行うセンサ等を備え、そのセンサが従業員本人であることを認証した場合に拘束時間を受け付ける構成としても良い。これにより、より正確に位置情報を取得することが可能である。
(実施形態2)
<構成>
図12は、本開示の実施形態2に係る勤怠管理システム1の勤怠管理サーバ100Aを示す機能ブロック構成図である。この勤怠管理サーバ100Aは、例えば、複数の小売店のような店舗を経営する企業に設置されて勤怠管理を行うサーバ装置である点において実施形態1と同様であるが、制御部130に、記憶部120に記憶されているプログラムにより起動されて実行される労働予定時間受付部138及び労働予定時間記憶部139を備えている点において、実施形態1と異なる。
労働予定時間受付部138は、従業員が勤務する予定の時間である労働予定時間、いわゆる店舗における勤務予定シフトの開始時刻及び終了時刻の入力を、通信部110を介して受け付ける。この労働予定時間の入力は、実際に勤務を行う前に店舗端末200から各店舗の従業員又は入力担当者により行われ、労働予定時間受付部138では、店舗端末200から入力されて送信された労働予定時間を受け付ける。
労働予定時間記憶部139は、労働予定時間受付部138で受け付けた労働予定時間を、従業員ごとに、勤怠DB121へ記憶させる。
また、実施形態2における管理部136は、実施形態1における処理の他に、拘束時間の開始時刻が勤怠DB121に記憶されている労働予定時間の開始時刻より所定の時間早く、拘束時間の終了時刻が勤怠DB121に記憶されている労働予定時間の終了時刻より所定の時間遅い場合、拘束時間が正常であると判定する。この所定の時間は、店舗の業種やその従業員の職種等によって異なり、例えば5分と設定されている。
実施形態2における評価部137は、実施形態1における処理の他に、労働予定時間と労働時間との乖離が少ない従業員を高く評価する。その他の構成については、実施形態1と同様である。
<処理の流れ>
以下、図13を参照しながら、勤怠管理システム1が実行する勤怠管理方法の一例を説明する。図13は、図12の勤怠管理サーバ100Aと、店舗端末200との各動作の関連状態を示すフローチャートである。
図13に示すステップS121の処理として、従業員によって店舗端末200に労働予定時間の入力が行われる。労働予定時間の入力は、例えば、月単位で労働予定時間の開始時刻及び終了時刻が、店舗の各従業員又は入力担当者により入力される。
ステップS122の処理として、店舗端末200では、ステップS121で従業員によって入力された労働予定時間が勤怠管理サーバ100へ送信される。
ステップS123の処理として、勤怠管理サーバ100の労働予定時間受付部138では、店舗端末200から送信された労働予定時間が受け付けられる。
ステップS124の処理として、勤怠管理サーバ100の労働予定時間記憶部139では、ステップS123で受け付けられた労働予定時間が、従業員ごとに勤怠DB121へ記憶される。
また、図4に示すステップS111の処理として、勤怠管理サーバ100Aの管理部136では、実施形態1における処理の他に、勤怠DB121に記憶されている拘束時間の開始時刻が、労働予定時間の開始時刻より所定の時間(例えば5分)早く、拘束時間の終了時刻が、労働予定時間の終了時刻より所定の時間(例えば5分)遅くなっているか否かを判定する。拘束時間がこの範囲内である場合、ステップS113の処理が行われ、範囲外である場合、ステップS112の処理が行われる。
ステップS113の処理として、勤怠管理サーバ100Aの評価部137では、実施形態1における処理の他に、勤怠DB121に記憶されている労働予定時間及び労働時間に基づき、例えば、労働予定時間と労働時間との乖離が所定の範囲内である従業員を高く評価する。なお、評価部137では、労働予定時間と労働時間との乖離だけではなく、労働予定時間と、拘束時間と、労働時間とのそれぞれの乖離に基づいて評価を行っても良い。
本実施形態によれば、上記実施形態1の効果に加え、労働予定時間受付部及び労働予定時間記憶部を備えたことにより、労働予定時間、拘束時間及び労働時間を管理することが可能となる。これにより、従業員の勤務状況をより正確に管理することが可能になる。
(実施形態3)
図14は、本開示の実施形態3に係る勤怠管理システム1の勤怠管理サーバ100Bを示す機能ブロック構成図である。この勤怠管理サーバ100Bは、例えば、複数の小売店のような店舗を経営する企業に設置されて勤怠管理を行うサーバ装置である点において実施形態1と同様であるが、制御部130に、記憶部120に記憶されているプログラムにより起動されて実行される拘束時間変更部140を備えている点において、実施形態1と異なる。
拘束時間変更部140は、従業員の操作により、店舗端末200やユーザ端末300、または従業員が自己の自宅にて所有するPC等から、勤怠DB121に記憶されている拘束時間を変更する。例えば、従業員が拘束時間の送信を忘れてしまった場合や、遅刻や早退等の場合に拘束時間を変更する場合に使用される。
図15は、図14の勤怠DB121に格納される拘束時間が変更される例を示す模式図である。勤怠DB121には、図7に示す勤怠DB121と同様に、従業員ID、氏名、年月日、拘束時間開始時刻、拘束時間終了時刻、労働時間開始時刻、労働時間終了時刻等の情報が含まれる。
例えば、図15の従業員IDが「001」、年月日が「20180402」の場合に示すように、拘束時間開始時刻に時刻が格納されていない場合、拘束時間変更部140により、図15の吹き出しのように、「11:54:00」と変更することが可能である。これにより、拘束時間の入力漏れを補正することが可能になる。
また、勤怠DB121には、拘束時間変更部140によって拘束時間が変更された場合、その回数をカウントした値を格納する(図示は省略)。この値は、評価部137によって参照され、例えば、この値が少ない従業員は拘束時間の入力漏れが少なく、労働時間との乖離も少ないと考えられるので、この従業員を高く評価する。
本実施形態によれば、上記実施形態1及び2の効果に加え、拘束時間変更部を備えたことにより、拘束時間の入力漏れを補正することが可能になる。また、変更された回数が少ない従業員を高く評価するので、遅刻や早退を抑制することが可能になる。
(実施形態4)
図16は、本開示の実施形態4に係る勤怠管理システム1の勤怠管理サーバ100Cを示す機能ブロック構成図である。この勤怠管理サーバ100Cは、例えば、複数の小売店のような店舗を経営する企業に設置されて勤怠管理を行うサーバ装置である点において実施形態1と同様であるが、制御部130に、記憶部120に記憶されているプログラムにより起動されて実行される識別情報取得部141と、識別情報記憶部142とを備えている点において、実施形態1と異なる。
識別情報取得部141は、ユーザ端末300の識別情報、例えば固有の識別番号であるUUID(Universally Unique IDentifier)を取得する。このような識別情報は、通信部110による通信において、TCP/IP等の通信規約に定められたエリアに格納されているため、それを取得する。ユーザ端末300の識別情報を取得するのは、通常、従業員は1つのユーザ端末300から拘束時間の送信を行うものと考えられるため、拘束時間の送信ごとに識別情報を取得し、過去の識別情報と比較することで、他の従業員等の端末を使用して拘束時間を送信する等の不正行為を防止するためである。なお、このような識別情報はUUIDに限られずユーザ端末300を識別可能な情報であれば良く、ユーザ端末300で実行されるWebブラウザのブラウザIDでも良く、さらに、位置情報取得部131で取得した位置情報でも良い。
識別情報記憶部142は、識別情報取得部141で取得した識別情報を、従業員ごとに、勤怠DB121へ記憶させる。
図17は、図16の勤怠DB121に格納される識別情報の例を示す模式図である。勤怠DB121には、図7に示す勤怠DB121と同様に、従業員ID、氏名、年月日、拘束時間開始時刻、拘束時間終了時刻、労働時間開始時刻、労働時間終了時刻に加えて、開始時識別情報及び終了時識別情報が含まれる。なお、図7に示す労働時間開始時刻及び労働時間終了時刻は、図示を省略する。
図17の開始時識別情報及び終了時識別情報は、識別情報記憶部142によって勤怠DB121に記憶された識別情報であり、開始時識別情報は拘束時間開始時刻が送信されたときに取得した識別情報、終了時識別情報は拘束時間終了時刻が送信されたときに取得した識別情報である。これらの識別情報が過去のものと異なる場合、例えば、管理部136により注意喚起が行われる。また、例えば従業員がユーザ端末300を買い替えたような場合、注意喚起を正常なものと変更することで対応する。
本実施形態によれば、上記実施形態1乃至3の効果に加え、識別情報取得部及び識別情報記憶部を備えたことにより、過去に取得した識別情報と比較することができるので、他の従業員等の端末を使用して拘束時間を送信する等の不正行為を防止することが可能になる。
以上、開示に係る実施形態について説明したが、これらはその他の様々な形態で実施することが可能であり、種々の省略、置換および変更を行なって実施することができる。これらの実施形態および変形例ならびに省略、置換および変更を行なったものは、特許請求の範囲の技術的範囲とその均等の範囲に含まれる。
1 勤怠管理システム、100 勤怠管理サーバ、110 通信部、120 記憶部、121 勤怠DB、130 制御部、131 位置情報取得部、132 拘束時間受付部、133 拘束時間記憶部、134 労働時間受付部、135 労働時間記憶部、136 管理部、137 評価部、138 労働予定時間受付部、139 労働予定時間記憶部、140 拘束時間変更部、141 識別情報取得部、142 識別情報記憶部、200 店舗端末、300 ユーザ端末、310 通信部、320 表示操作部、330 位置情報取得部、340 記憶部、350 制御部、351 位置情報送信部、352 拘束時間送信部、NW ネットワーク

Claims (15)

  1. 従業員の勤務実績である労働時間と、前記従業員が実際に勤務する現地にいた時間である拘束時間とを管理する勤怠管理サーバであって、
    前記従業員が所持している端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記端末から前記拘束時間が送信されたとき、前記位置情報が、前記従業員が勤務する現地から所定の距離以内である場合、前記拘束時間の入力を受け付ける拘束時間受付部と、
    前記従業員ごとに、前記拘束時間を記憶させる拘束時間記憶部と、
    前記労働時間の入力を受け付ける労働時間受付部と、
    前記従業員ごとに、前記労働時間を記憶させる労働時間記憶部と、
    前記拘束時間の開始時刻が前記労働時間の開始時刻より所定の時間早く、前記拘束時間の終了時刻が前記労働時間の終了時刻より所定の時間遅い場合に正常であると判定し、それ以外の場合に異常であると判定して注意喚起を行う管理部と、を備える勤怠管理サーバ。
  2. 前記拘束時間受付部は、前記従業員が勤務する現地に到着したとき、前記拘束時間の開始時刻の入力を受け付け、前記従業員が勤務する現地から退出するとき、前記拘束時間の終了時刻の入力を受け付ける、請求項1に記載の勤怠管理サーバ。
  3. 前記労働時間及び前記拘束時間に基づき、前記従業員を評価する評価部を備える、請求項1または請求項2に記載の勤怠管理サーバ。
  4. 前記評価部は、前記労働時間と前記拘束時間との乖離が所定の範囲内である場合、前記従業員を高く評価する、請求項3に記載の勤怠管理サーバ。
  5. 前記拘束時間を変更可能な拘束時間変更部を備え、
    前記評価部は、前記拘束時間変更部により前記拘束時間を変更した回数が少ない場合、前記従業員を高く評価する、請求項3または請求項4に記載の勤怠管理サーバ。
  6. 前記従業員が勤務する予定の時間である労働予定時間の入力を受け付ける労働予定時間受付部と、
    前記従業員ごとに、前記労働予定時間を記憶させる労働予定時間記憶部と、を備え、
    前記管理部は、前記拘束時間の開始時刻が前記労働予定時間の開始時刻より所定の時間早く、前記拘束時間の終了時刻が前記労働予定時間の終了時刻より所定の時間遅い場合に正常であると判定し、それ以外の場合に異常であると判定して注意喚起を行う、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の勤怠管理サーバ。
  7. 前記評価部は、前記労働予定時間と前記労働時間との乖離が所定の範囲内である場合、前記従業員を高く評価する、請求項6に記載の勤怠管理サーバ。
  8. 前記評価部は、前記労働予定時間と、前記拘束時間と、前記労働時間とのそれぞれの乖離に基づいて評価を行う、請求項6に記載の勤怠管理サーバ。
  9. 前記管理部は、前記拘束時間又は前記労働時間から前記従業員の休日数を算出し、前記従業員の休日数が所定の日数以下の場合に注意喚起を行う、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の勤怠管理サーバ。
  10. 前記端末の識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記従業員ごとに、前記識別情報を記憶させる識別情報記憶部と、を備え、
    前記管理部は、前記識別情報が過去に記憶された識別情報と異なる場合に注意喚起を行う、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の勤怠管理サーバ。
  11. 前記位置情報取得部は、GPSを利用して前記端末の前記位置情報を取得する、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の勤怠管理サーバ。
  12. 前記従業員が実際に勤務する現地には、前記端末が、前記従業員が勤務する現地の近傍にあることを検知するセンサが設けられ、
    前記位置情報取得部は、前記センサが送信する信号を受信する、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の勤怠管理サーバ。
  13. 従業員の勤務実績である労働時間と、前記従業員が実際に勤務する現地にいた時間である拘束時間とを管理する勤怠管理サーバと、前記従業員が所持している端末と、を備える勤怠管理システムであって、
    前記勤怠管理サーバは、
    前記端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記端末から前記拘束時間が送信されたとき、前記位置情報が、前記従業員が勤務する現地から所定の距離以内である場合、前記拘束時間の入力を受け付ける拘束時間受付部と、
    前記従業員ごとに、前記拘束時間を記憶させる拘束時間記憶部と、
    前記労働時間の入力を受け付ける労働時間受付部と、
    前記従業員ごとに、前記労働時間を記憶させる労働時間記憶部と、
    前記拘束時間の開始時刻が前記労働時間の開始時刻より所定の時間早く、前記拘束時間の終了時刻が前記労働時間の終了時刻より所定の時間遅い場合に正常であると判定し、それ以外の場合に異常であると判定して注意喚起を行う管理部と、を備え、
    前記端末は、
    外部から前記位置情報を取得し、前記勤怠管理サーバへ送信する位置情報送信部と、
    前記拘束時間を取得し、前記勤怠管理サーバへ送信する拘束時間送信部と、を備える勤怠管理システム。
  14. 従業員の勤務実績である労働時間と、前記従業員が実際に勤務する現地にいた時間である拘束時間とを管理する勤怠管理方法であって、
    位置情報取得部が行う、前記従業員が所持している端末の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    前記端末から前記拘束時間が送信されたとき、前記位置情報が、前記従業員が勤務する現地から所定の距離以内である場合、拘束時間受付部が行う、前記拘束時間の入力を受け付ける拘束時間受付ステップと、
    拘束時間記憶部が行う、前記従業員ごとに、前記拘束時間を記憶させる拘束時間記憶ステップと、
    労働時間受付部が行う、前記労働時間の入力を受け付ける労働時間受付ステップと、
    労働時間記憶部が行う、前記従業員ごとに、前記労働時間を記憶させる労働時間記憶ステップと、
    管理部が行う、前記拘束時間の開始時刻が前記労働時間の開始時刻より所定の時間早く、前記拘束時間の終了時刻が前記労働時間の終了時刻より所定の時間遅い場合に正常であると判定し、それ以外の場合に異常であると判定して注意喚起を行う管理ステップと、を備える勤怠管理方法。
  15. 従業員の勤務実績である労働時間と、前記従業員が実際に勤務する現地にいた時間である拘束時間とを管理する勤怠管理プログラムであって、
    前記従業員が所持している端末の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    前記端末から前記拘束時間が送信されたとき、前記位置情報が、前記従業員が勤務する現地から所定の距離以内である場合、前記拘束時間の入力を受け付ける拘束時間受付ステップと、
    前記従業員ごとに、前記拘束時間を記憶させる拘束時間記憶ステップと、
    前記労働時間の入力を受け付ける労働時間受付ステップと、
    前記従業員ごとに、前記労働時間を記憶させる労働時間記憶ステップと、
    前記拘束時間の開始時刻が前記労働時間の開始時刻より所定の時間早く、前記拘束時間の終了時刻が前記労働時間の終了時刻より所定の時間遅い場合に正常であると判定し、それ以外の場合に異常であると判定して注意喚起を行う管理ステップと、を電子計算機に実行させる、勤怠管理プログラム。

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