JP7318131B2 - サービス提供システム、サービス提供方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、サービス提供システム、サービス提供方法、及びプログラムに関する。
従来、ユーザに複数のサービスを提供するシステムが知られている。例えば、特許文献1には、複数のサービスで共通するデータウェアハウスによって、ユーザの情報を一括して管理するアプリケーションシステムが記載されている。このアプリケーションシステムは、第1サービスにおけるユーザの行動履歴に基づいて、第2サービスを利用していないユーザの中から、第2サービスを利用しそうなユーザを選択して第2サービスに誘導する。ユーザが第2サービスを利用する場合、データウェアハウスに登録済みの第1サービスの情報が参照される。ユーザが自宅の住所等の場所情報が登録されていれば、当該登録された場所情報が第2サービスに流用される。
特表2020-504361号公報
飲食物のデリバリーサービスのように、指定された場所に提供されるサービスでは、他のサービスに登録された場所情報を流用できないことがある。例えば、特許文献1の技術において、第1サービスを利用するユーザの自宅の場所情報がデータウェアハウスに登録されていたとしても、このユーザが、職場の場所情報で第2サービスを利用したいことがある。この場合、第1サービスに登録された自宅の場所情報が第2サービスに流用されると、ユーザは、流用された自宅の場所情報を削除して、職場の場所情報を入力しなおさなければならないので、手間がかかる。
本開示の目的の1つは、指定された場所に提供されるサービスを利用するユーザの入力の手間を軽減することである。
本開示の一態様に係るサービス提供システムは、ユーザが第1サービスに登録した第1場所情報を取得する第1取得手段と、指定された場所に提供される第2サービスを前記ユーザが利用する場合に、所定の条件に基づいて、前記指定された場所に関する第2場所情報として、前記第1場所情報を流用するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第2場所情報を取得する第2取得手段と、を含む。
本開示によれば、指定された場所に提供されるサービスを利用するユーザの入力の手間を軽減できる。
サービス提供システムの全体構成の一例を示す図である。 第1サービスのホーム画面の一例を示す図である。 ユーザが第1サービスのアプリから第2サービスを利用する手順の一例を示す図である。 サービス提供システムで実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。 第1データベースのデータ格納例を示す図である。 第2データベースのデータ格納例を示す図である。 サービス提供システムで実行される処理の一例を示すフロー図である。 サービス提供システムで実行される処理の一例を示すフロー図である。 変形例における機能ブロック図である。 入力画面においてユーザに確認が促される様子の一例を示す図である。 入力画面において第2場所情報の残りの部分の入力がユーザに促される様子の一例を示す図である。 第2サービスの種類と、流用する第1場所情報と、の関係の一例を示す図である。 第1場所情報を流用する第1サービスの種類と、第2サービスの種類と、の関係の一例を示す図である。 第2サービスの提供時間と、流用する第1場所情報と、の関係の一例を示す図である。
[1.サービス提供システムの全体構成]
本開示に係るサービス提供システムの実施形態の一例を説明する。図1は、サービス提供システムの全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、サービス提供システムSは、第1サーバ10、第2サーバ20、及びユーザ端末30を含む。第1サーバ10、第2サーバ20、及びユーザ端末30の各々は、インターネット等のネットワークNに接続可能である。サービス提供システムSは、少なくとも1つのコンピュータを含めばよく、図1の例に限られない。
第1サーバ10は、ユーザに第1サービスを提供するためのサーバコンピュータである。本実施形態では、第1サービスの一例として、SNS(Social Networking Service)を説明する。第1サービスは、本実施形態の例に限られず、任意のサービスであってよい。他のサービスの適用例は、後述の変形例で説明する。図1では、第1サーバ10を1つだけ示しているが、複数の第1サービスが提供される場合には、複数の第1サーバ10が存在してもよい。
第1サーバ10は、制御部11、記憶部12、及び通信部13を含む。制御部11は、少なくとも1つのプロセッサを含む。記憶部12は、RAM等の揮発性メモリと、ハードディスク等の不揮発性メモリと、を含む。通信部13は、有線通信用の通信インタフェースと、無線通信用の通信インタフェースと、の少なくとも一方を含む。
第2サーバ20は、ユーザに第2サービスを提供するためのサーバコンピュータである。本実施形態では、第2サービスの一例として、飲食物のデリバリーサービス等を説明する。第2サービスは、本実施形態の例に限られず、第1サービスとは異なるサービスであればよい。他のサービスの適用例は、後述の変形例で説明する。図1では、第2サーバ20を1つだけ示しているが、複数の第2サービスが提供される場合には、複数の第2サーバ20が存在してもよい。
第2サーバ20は、制御部21、記憶部22、及び通信部23を含む。制御部21、記憶部22、及び通信部23の物理的構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、及び通信部13と同様である。
ユーザ端末30は、ユーザが操作するコンピュータである。例えば、ユーザ端末30は、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末、又はパーソナルコンピュータである。ユーザ端末30は、制御部31、記憶部32、通信部33、操作部34、表示部35、GPS受信部36、及びICチップ37を含む。制御部31、記憶部32、及び通信部33の物理的構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、及び通信部13と同様である。
操作部34は、タッチパネル等の入力デバイスである。表示部35は、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイである。GPS受信部36は、衛星からの信号を受信する受信機を含む。GPS受信部36は、ユーザの現在位置の取得に利用される。ICチップ37は、任意の規格のチップであってよく、例えば、FeliCa(登録商標)のチップ、又は、非接触型規格におけるいわゆるTypeA若しくはTypeBのチップである。
なお、第1サーバ10、第2サーバ20、及びユーザ端末30の各々に記憶されるプログラム及びデータの少なくとも一方は、ネットワークNを介して供給されてもよい。また、第1サーバ10、第2サーバ20、及びユーザ端末30の各々に、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を読み取る読取部(例えば、光ディスクドライブやメモリカードスロット)と、外部機器とデータの入出力をするための入出力部(例えば、USBポート)と、の少なくとも一方が含まれてもよい。例えば、情報記憶媒体に記憶されたプログラム及びデータの少なくとも一方が、読取部及び入出力部の少なくとも一方を介して供給されてもよい。
[2.サービス提供システムの概要]
本実施形態では、ユーザは、第1サービスの会員登録を済ませているが、まだ第2サービスを利用していないものとする。ユーザ端末30には、第1サービスのアプリケーション(以降、単にアプリ)がインストールされている。例えば、第1サービスのアプリは、いわゆるスーパーアプリである。第1サービスのアプリは、いわゆるミニアプリと呼ばれる第2サービスのアプリを含む。第1サービスのアプリが起動すると、第1サービスのホーム画面が表示部35に表示される。
図2は、第1サービスのホーム画面の一例を示す図である。ユーザは、ホーム画面G1から他のユーザを選択してメッセージを送信したり、ホーム画面G1から他のユーザを友人として追加したりすることによって、第1サービスを利用できる。例えば、ホーム画面G1には、複数の第2サービスの各々を示すアイコンI10~I13が表示される。
アイコンI10~I13の各々は、先述した第2サービスのミニアプリのアイコンである。アイコンI10~I13の各々が示す第2サービスは、指定された場所に人又は物(例えば、飲食物、飲食物の配達員、荷物、バイク便の配達員、タクシー、又は家事代行のスタッフ)が提供されるサービスである。以降、アイコンI10が示す「ピザデリバリー」の第2サービスをユーザが利用する場合を例に挙げる。
図3は、ユーザが第1サービスのアプリから第2サービスを利用する手順の一例を示す図である。図3に示すように、ユーザがアイコンI10を選択すると、第2サービスの利用を確認するためのダイアログD18がホーム画面G1に表示される。ダイアログD18には、第2サービスの概要と、第2サービスの利用規約及びプライバシーポリシーの各々へのリンクと、が表示される。
本実施形態では、ユーザは、第1サービスに登録された自身の登録情報を、第2サービスの利用時に流用できる。登録情報は、第1サービスの会員登録時又はその後に登録されたユーザに関する情報である。例えば、登録情報は、ユーザの氏名、郵便番号、住所、電話番号、又はこれらの2つ以上の組み合わせである。これらの情報は、ユーザの個人情報に相当するが、個人情報ではない情報が登録情報に相当してもよい。
ユーザは、ダイアログD18のボタンB19をオンにすると、第1サービスに登録された登録情報を流用して第2サービスを利用できる。ユーザは、ボタンB19をオフにして、第1サービスに登録された登録情報を、第2サービスに流用しないようにすることもできる。ユーザが、第2サービスのミニアプリの利用を開始する旨を示すテキストT20を選択すると、第2サービスのホーム画面G2が表示部35に表示される。
本実施形態のホーム画面G2は、第1サービスのアプリの画面に、ブラウザで表示させた第2サービスのホームページがはめ込まれた画面である。ホーム画面G2は、いわゆるウェブビューの画面である。このホームページは、通常のブラウザから表示される通常のホームページと同じであってもよいが、本実施形態では、ミニアプリ向けに用意されているものとする。このため、ホーム画面G2に表示されるホームページは、通常のホームページと一部の内容が異なる。例えば、第2サービスにログインできないように、第2サービスのユーザID及びパスワードの入力フォームが表示されないようになっていたり、ログインのためのボタンが表示されないようになっていたりしてもよい。
ユーザは、ホーム画面G2から商品一覧の画面を表示させて商品を選択する。ユーザは、商品を選択すると、商品の配達先を指定する。ユーザがダイアログD18のボタンB19をオンにした場合、第1サービスに登録された登録情報が流用されるので、第1サービスに登録されたユーザの郵便番号及び住所が配達先として流用される。例えば、第1サービスに自宅の郵便番号及び住所が登録されていたとすると、自宅の郵便番号及び住所が配達先として流用される。
しかしながら、ユーザは、自宅ではなく、職場又は友人宅等の外出先に商品を配達してほしいことがある。この場合、第1サービスに登録された自宅の郵便番号及び住所が流用されると、ユーザは、流用された自宅の郵便番号及び住所を消去したうえで、正しい配達先を入力し直さなければならないので手間がかかる。この点は、第1サービスにユーザの自宅以外の他の場所の郵便番号及び住所が登録されている場合も同様である。
GPS受信部36を利用してユーザの現在位置に関する現在位置情報をユーザ端末30が取得し、現在位置情報に応じた郵便番号及び住所を、配達先として自動入力することも考えられる。しかしながら、ユーザが自宅にいる場合にも現在位置情報に応じた自動入力をすると、別の場所の郵便番号及び住所が誤って自動入力されることがある。そこで、本実施形態では、現在位置情報に基づいて、第1サービスに登録されたユーザの郵便番号及び住所を流用するか否かが判定されるようになっている。
図3に示すように、ユーザの現在位置が、第1サービスに登録されたユーザの郵便番号及び住所が示す場所(例えば、自宅)付近である場合、第1サービスに登録されたユーザの郵便番号及び住所が、配達先を入力するための入力画面G3の入力フォームF31,F32に流用されて自動入力される(図3の入力画面G3Aの状態)。ユーザの現在位置が、第1サービスに登録されたユーザの郵便番号及び住所が示す場所(例えば、自宅)から遠い場合、ユーザの現在位置が入力画面G3の入力フォームF31,F32に自動入力される(図3の入力画面G3Bの状態)。
入力画面G3の入力フォームF30,F33には、第1サービスに登録されたユーザの氏名及び電話番号といった他の登録情報が流用されて自動入力される。ユーザがボタンB34を選択すると、第2サーバ20に、ユーザが選択した商品の詳細と、入力画面G3において入力された情報と、が送信されて注文が確定する。第2サービスの提供者は、入力フォームF31,F32に入力された郵便番号及び住所を配達先として特定し、ユーザが注文した商品を配達する。
以上のように、本実施形態のサービス提供システムSは、現在位置情報に基づいて、第1サービスに登録されたユーザの郵便番号及び住所を第2サービスに流用するか否かを判定する。これにより、指定された場所に提供される第2サービスを利用するユーザの入力の手間を軽減するようにしている。以降、この技術の詳細を説明する。
[3.サービス提供システムで実現される機能]
図4は、サービス提供システムSで実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。
[3-1.第1サーバで実現される機能]
図4に示すように、第1サーバ10では、データ記憶部100が実現される。データ記憶部100は、ユーザに第1サービスを提供するために必要なデータを記憶する。例えば、データ記憶部100は、第1データベースDB1を記憶する。
図5は、第1データベースDB1のデータ格納例を示す図である。図5に示すように、第1データベースDB1は、第1サービスの会員登録をしたユーザに関する情報が格納されたデータベースである。例えば、第1データベースDB1には、ユーザID、パスワード、氏名、郵便番号、住所、及び電話番号が格納される。これらの情報は、登録情報の一例である。
あるユーザが第1サービスの会員登録を完了させると、第1サービスにおいて、このユーザを一意に識別するユーザIDが発行され、このユーザに対応するレコードが第1データベースDB1に作成される。このレコードには、ユーザID等の登録情報が格納される。登録情報は、任意の情報であってよく、図5の例に限られない。
本実施形態では、第1データベースDB1には、ユーザが利用を開始した第2サービスを識別可能な情報も格納される。例えば、第2サービスを一意に識別可能なサービス名、ボタンB19のオン/オフの状態、第2サービスにおけるその他の設定、及び第2サービスの利用履歴が格納される。ただし、本実施形態では、ユーザはゲストユーザとして第2サービスを利用するので、第2サービスの登録情報は格納されないものとする。
[3-2.第2サーバで実現される機能]
図4に示すように、第2サーバ20では、データ記憶部200と、提供部201と、が実現される。
[データ記憶部]
データ記憶部200は、ユーザに第2サービスを提供するために必要なデータを記憶する。例えば、データ記憶部200は、第2データベースDB2を記憶する。他にも例えば、データ記憶部200は、第2サービスのウェブサイトのデータを記憶する。
図6は、第2データベースDB2のデータ格納例を示す図である。図6に示すように、第2データベースDB2は、ユーザに提供される第2サービスの詳細に関する情報が格納されたデータベースである。図6では、アイコンI10が示す「ピザデリバリー」の第2サービスのデータ格納例を示している。例えば、第2データベースDB2には、注文ID、氏名、郵便番号、住所、電話番号、及び注文内容が格納される。
あるユーザが第2サービスの商品を注文すると、この注文を一意に識別する注文IDが発行され、この注文に対応するレコードが第2データベースDB2に作成される。このレコードには、注文IDとともに、注文時に入力された入力情報が格納される。図6に示す各情報は、入力情報の一例である。入力情報は、任意の情報であってよく、図6の例に限られない。注文後の処理は、後述の提供部201によって実行される。
本実施形態の第2サービスは、ユーザが会員登録をせずにゲストユーザとして利用可能なサービスである。このため、第2サービスでは、第2サービスにおいてユーザを一意に識別するユーザIDが発行されない。第2サービスでは、ユーザの登録情報が格納されるデータベースも存在しない。ユーザは、第2サービスにログインせずに、第2サービスを利用できる。第2データベースDB2には、ある注文におけるユーザの郵便番号及び住所等の情報が格納されるが、この情報は、このユーザの次回以降の注文で流用されるわけではなく、この注文だけで有効な情報である。
なお、第2サービスは、ユーザがゲストユーザとして利用するサービスに限られない。第2サービスは、会員登録が発生するサービスであってもよい。この場合には、あるユーザが第2サービスの会員登録を完了させると、第2サービスにおいて、このユーザを一意に識別するユーザIDが発行される。データ記憶部200は、第2サービスの会員登録をしたユーザに関する情報が格納されたデータベースを記憶する。このデータベースには、会員登録をしたユーザに対応するレコードに、ユーザIDとともに、会員登録時に指定された登録情報が格納される。あるユーザの第2サービスの登録情報は、このユーザの第1サービスの登録情報と全部又は一部が重複する。
[提供部]
提供部201は、第2場所情報に基づいて、ユーザに第2サービスを提供するための処理を実行する。本実施形態では、提供部201は、第2サービスに第2場所情報を登録せずに、第2場所情報に基づいて、ユーザに第2サービスを提供するための処理を実行する。
第2場所情報は、第2サービスを利用するために指定された場所に関する情報である。この場所は、第2サービスにおける人又は物の提供先(配達先又は移動先)である。本実施形態では、入力画面G3で指定された郵便番号及び住所が第2場所情報に相当する場合を説明する。このため、入力画面G3で指定された郵便番号及び住所(即ち、第2データベースDB2に格納された郵便番号及び住所)について説明している箇所は、第2場所情報と読み替えることができる。第2場所情報は、場所を特定可能な情報であればよく、郵便番号及び住所に限られない。例えば、第2場所情報は、郵便番号を含まずに住所だけであってもよいし、緯度経度情報又は座標情報であってもよい。
第2サービスを提供するとは、第2場所情報が示す場所に、第2サービスにおける人又は物を提供(配達又は移動)することである。例えば、配達員又はスタッフは、第2サービスにおける人に相当する。また例えば、商品、荷物、タクシー、又はバイクは、第2サービスにおける物に相当する。第2場所情報が示す場所に人又は物を場所に提供するとは、第2場所情報が示す場所に人又は物を移動させることである。
提供部201は、第2サービスを提供するために必要な処理を実行すればよい。例えば、提供部201は、ユーザの注文を受け付けると、第2データベースDB2に新たなレコードを作成し、注文IDに関連付けて、第2場所情報や他の情報を格納する。また例えば、提供部201は、第2場所情報が示す場所を訪れる人に、第2場所情報を通知する。また例えば、提供部201は、第2場所情報が示す場所に提供される物を準備する人に、この物を識別可能な情報を通知する。
[3-3.ユーザ端末で実現される機能]
図4に示すように、ユーザ端末30では、データ記憶部300、第1取得部301、判定部302、第2取得部303、第3取得部304、及び表示制御部305が実現される。データ記憶部300は、記憶部32を主として実現される。他の各機能は、制御部31を主として実現される。
[データ記憶部]
データ記憶部300は、ユーザに第1サービス及び第2サービスの各々を提供するために必要なデータを記憶する。例えば、データ記憶部300は、第1サービスのアプリを記憶する。本実施形態では、第2サービスのアプリは第1サービスのアプリに含まれている場合を説明するが、第1サービスのアプリとは別に、第2サービスのアプリ(ミニアプリではない第2サービスのアプリ)が存在してもよい。なお、図2及び図3の各画面は、アプリの画面としてではなく、ブラウザの画面として表示されてもよい。
[第1取得部]
第1取得部301は、ユーザが第1サービスに登録した第1場所情報を取得する。本実施形態では、第1サービスに登録された郵便番号及び住所が第1場所情報に相当する場合を説明する。このため、第1サービスに登録された郵便番号及び住所(即ち、第1データベースDB1に格納された郵便番号及び住所)について説明している箇所は、第1場所情報と読み替えることができる。第1場所情報は、場所を特定可能な情報であればよく、郵便番号及び住所に限られない。例えば、第1場所情報は、郵便番号を含まずに住所だけであってもよいし、緯度経度情報又は座標情報であってもよい。
本実施形態では、第1取得部301は、第1サーバ10に対し、第2サービスを利用しようとしているユーザのユーザIDを送信し、第1場所情報の取得を要求する。第1サーバ10は、第1データベースDB1を参照し、このユーザIDに関連付けられた郵便番号及び住所を、第1場所情報としてユーザ端末30に送信する。第1取得部301は、第1サーバ10から送信された郵便番号及び住所を、第1場所情報として取得する。
[判定部]
判定部302は、指定された場所に提供される第2サービスをユーザが利用する場合に、所定の条件に基づいて、指定された場所に関する第2場所情報として、第1場所情報を流用するか否かを判定する。この条件は、第1場所情報を流用するか否かの判定基準となる条件である。本実施形態では、ユーザの現在位置に関する条件を例に挙げるが、後述の変形例のように、種々の条件を用いることができる。
第1場所情報を流用するとは、ユーザが第2場所情報の全部又は一部を手入力することなく、第2場所情報の全部又は一部として、第1場所情報の全部又は一部を取得することである。本実施形態では、入力フォームF31,F32に郵便番号と住所が自動入力されることが第1場所情報を流用することに相当する。流用の方法は、本実施形態の例に限られない。例えば、入力フォームF31,F32への自動入力が発生せずに、第2場所情報が自動設定されて画面に表示されることが流用に相当してもよい。他にも例えば、画面の表示も行われずに、自動設定された第2場所情報が第2データベースDB2に格納されることが流用に相当してもよい。
例えば、判定部302は、条件が満たされる場合に、第1場所情報を流用すると判定し、条件が満たされない場合に、第1場所情報を流用すると判定しない。条件の定め方次第では、判定部302は、条件が満たされない場合に、第1場所情報を流用すると判定し、条件が満たされる場合に、第1場所情報を流用すると判定しないようにしてもよい。
本実施形態では、判定部302は、後述の第3取得部304により取得された現在位置情報に基づいて、条件が満たされるか否かを判定することによって、第1場所情報を流用するか否かを判定する。このため、本実施形態の条件は、現在位置情報によって条件が満たされるか否かが変わる。
例えば、現在位置情報は、現在位置の信頼度を含み、判定部302は、信頼度が閾値以上であるか否かを判定することによって、条件が満たされるか否かを判定してもよい。判定部302は、信頼度が閾値以上である場合に、第1場所情報を流用すると判定し、信頼度が閾値未満である場合に、第1場所情報を流用すると判定しない。この閾値は、固定値であってもよいし、ユーザの現在位置等に応じた可変値であってもよい。
信頼度は、現在位置の信頼性を示す指標である。信頼度は、精度ということもできる。信頼度は、現在位置の取得方法に応じた指標であればよい。本実施形態では、GPS受信部36を利用して現在位置情報が取得されるので、GPSの信号強度は信頼度に相当する。GPSの信号強度が強いほど信頼度が高い。信頼度の取得方法自体は、GPSの信頼性を計測可能な方法であればよく、公知の種々の方法を利用可能である。
通信部33による無線通信を利用して現在位置情報が取得されるのであれば、無線通信の信号強度は信頼度に相当する。無線通信の信号強度が強いほど信頼度が高い。また例えば、無線通信の種類によっては、Bluetooth(登録商標)のように狭い範囲の中で現在位置を特定できるものもあれば、携帯基地局のように広い範囲の中でしか現在位置を特定できないものもある。このため、現在位置情報を取得するための利用された無線通信の種類が信頼度に相当してもよい。上記の範囲が狭いほど、ピンポイントで位置を特定できるので、信頼度が高い。
本実施形態では、判定部302は、第1場所情報が示す場所付近に現在位置があるか否かを判定することによって、条件が満たされるか否かを判定する。第1場所情報が示す場所付近とは、第1場所情報が示す場所からの距離が閾値未満の領域である。判定部302は、第1場所情報が示す場所の位置と、現在位置情報が示す現在位置と、の距離を計算する。判定部302は、この距離が閾値未満である場合に、第1場所情報を流用すると判定し、この距離が閾値以上である場合に、第1場所情報を流用すると判定しない。この閾値は、固定値であってもよいし、ユーザの現在位置等に応じた可変値であってもよい。
[第2取得部]
第2取得部303は、判定部302の判定結果に基づいて、第2場所情報を取得する。第2取得部303は、第1場所情報を流用すると判定された場合には、第1場所情報を流用して第2場所情報を取得する。即ち、第2取得部303は、第1場所情報の全部又は一部を、第2場所情報の全部又は一部として取得する。例えば、第1場所情報が示す郵便番号及び住所が流用されて、入力フォームF31,F32に自動入力される。第1場所情報が流用された第2場所情報は、ユーザが修正可能であってよい。
第2取得部303は、第1場所情報を流用しないと判定された場合には、現在位置情報に基づいて第2場所情報を取得する。例えば、現在位置情報に応じた郵便番号及び住所が入力フォームF31,F32に自動入力される。現在位置情報を郵便番号及び住所に変換する方法自体は、公知のサーバへの問い合わせといった種々の手法を利用可能である。なお、第2取得部303は、第1場所情報を流用しないと判定された場合には、現在位置情報を利用せずに、ユーザが入力した第2場所情報を取得してもよい。
[第3取得部]
第3取得部304は、ユーザの現在位置に関する現在位置情報を取得する。本実施形態では、第3取得部304は、GPS受信部36を利用して現在位置情報を取得する場合を例に挙げるが、現在位置の取得方法自体は、公知の種々の手法を利用可能である。例えば、第3取得部304は、Bluetooth(登録商標)又はWi-Fi(登録商標)等のアクセスポイントを利用する方法、携帯基地局を利用する方法、又はこれらの組み合わせによって、現在位置情報を取得してもよい。他にも例えば、GPS以外のGNSSが利用されてもよい。
[表示制御部]
表示制御部305は、第1サービスのアプリに基づいて、図2及び図3の各画面を表示部35に表示させる。本実施形態では、第2サービスは、第1サービスのアプリ内で提供されるので、第1サービスのアプリに基づいて、第1場所情報が流用された第2場所情報に基づいて、第2サービスの入力画面G3を表示させる。例えば、表示制御部305は、入力フォームF31,F32に郵便番号及び住所を自動入力して入力画面G3を表示させる。
[4.サービス提供システムで実行される処理]
図7及び図8は、サービス提供システムSで実行される処理の一例を示すフロー図である。図7及び図8に示す処理は、制御部11,21,31の各々が記憶部12,22,32の各々に記憶されたプログラムに従って動作することによって実行される。図7及び図8の処理は、図4の機能ブロックにより実行される処理の一例である。
図7に示すように、ユーザ端末30は、ユーザが第1サービスのアプリを選択した場合に、記憶部32に記憶された第1サービスのアプリを起動させる(S1)。以降説明するユーザ端末30の処理は、第1サービスのアプリの処理として実行される。第1サービスのアプリが起動すると、第1サーバ10とユーザ端末30との間で、第1サービスに対するログイン処理が実行される(S2)。S2では、ユーザID及びパスワードの入力がユーザに要求されてもよいし、ユーザがこれらを入力することなく、記憶部32に記憶された認証情報に基づいて、ログイン処理が実行されてもよい。
ユーザ端末30は、ログイン処理が成功すると、第1サービスのホーム画面G1を表示部25に表示させる(S3)。ユーザ端末30は、ユーザがアイコンI10~I14の何れかを選択した場合に、ダイアログDをホーム画面G1に表示させる(S4)。ここでは、アイコンI10が選択された場合の処理を説明する。
ユーザ端末30は、ユーザがテキストT20を選択した場合に、第1サーバ10に対し、第2サービスの利用を開始する旨の開始通知を送信し(S5)、第2サーバ20に対し、第2サービスのウェブサイトにアクセスするためのアクセス要求を送信する(S6)。第1サーバ10は、開始通知を受信すると、ユーザが第2サービスを開始したことを識別できるように第1データベースDB1を更新する(S7)。第2サーバ10は、アクセス要求を受信すると、第2サービスのウェブサイトのデータを送信する(S8)。
ユーザ端末30は、第2サーバ10からウェブサイトのデータを受信すると、第1サービスのアプリ内のウェブビューとして、第2サービスのホーム画面G2を表示部25に表示させる(S9)。以降、ユーザがボタンB19をオンにした場合の処理を説明する。ユーザがボタンB19をオフにした場合には、後述のS10~S15の処理は実行されず、S16の処理が実行されてもよいし、S16の処理が実行されずに第2場所情報が手入力されてもよい。
ユーザ端末30は、ユーザによる注文内容の入力を受け付ける(S10)。ユーザ端末30は、入力画面G3を表示させるための操作が行われた場合に、第1サーバ10に対し、ユーザの第1場所情報を要求する(S11)。第1サーバ10は、第1データベースDB1に基づいて、ユーザの第1場所情報を取得してユーザ端末30に送信する(S12)。
図8に移り、ユーザ端末30は、第1サーバ10からユーザの第1場所情報を受信する(S13)。ユーザ端末30は、GPS受信部36に基づいて、現在位置情報を取得する(S14)。ユーザ端末30は、現在位置情報に基づいて、第1場所情報を流用するか否かを判定する(S15)。S15においては、ユーザ端末30は、現在位置情報が示す位置と、第1場所情報が示す場所の位置と、の距離が閾値未満であるか否かを判定することによって、第1場所情報を流用するか否かを判定する。
第1場所情報を流用すると判定された場合(S15;Y)、ユーザ端末30は、第1場所情報を流用して第2場所情報を取得して入力画面G3を表示部35に表示させる(S16)。S16において表示される入力画面G3は、図3の入力画面G3Aの状態になる。入力フォームF31,F32には、第1場所情報として取得された郵便番号及び住所が自動入力される。
第1場所情報を流用すると判定されない場合(S15;N)、ユーザ端末30は、現在位置情報に基づいて第2場所情報を取得して入力画面G3を表示部35に表示させる(S17)。S17において表示される入力画面G3は、図3の入力画面G3Bの状態になる。入力フォームF31,F32には、第1場所情報が自動入力されるのではなく、現在位置情報が郵便番号及び住所に変換されて自動入力される。現在位置情報が緯度経度情報である場合の郵便番号及び住所への変換方法自体は、公知の種々の方法を利用可能である。現在位置情報が他の座標情報である場合には、座標と郵便番号及び住所との関係が定義された変換データが予め用意されているものとする。この変換データによって、現在位置情報が郵便番号及び住所に変換されるようにすればよい。
ユーザ端末30は、ユーザがボタンB34を選択すると、第2サーバ20に対し、ユーザの注文を確定するための注文確定要求を送信する(S18)。この要求には、ユーザが入力した注文内容と、入力画面G3で入力された各情報と、が含まれる。第2サーバ20は、要求を受信すると、ユーザに第2サービスを提供するための処理を実行し(S19)、本処理は終了する。S19においては、第2サーバ20は、ユーザの注文を一意に識別する注文IDを発行し、第2データベースDB2に新たなレコードを作成する。第2サーバ20は、当該作成されたレコードに、注文ID等を格納する。第2サービスの提供者は、第2データベースDB2に格納された情報を参照し、第2場所情報が示す場所にユーザが注文した商品を配達する。
本実施形態のサービス提供システムSは、ユーザが第2サービスを利用する場合に、所定の条件に基づいて、第2場所情報に第1場所情報を流用するか否かを判定する。サービス提供システムSは、この判定結果に基づいて、第2場所情報を取得する。これにより、第1場所情報を流用すべき時に第1場所情報が流用され、ユーザが1から第2場所情報を入力する必要がなくなるので、ユーザの入力の手間を軽減できる。また、第1場所情報を流用すべきではない時には第1場所情報が流用されず、いったん第2場所情報を削除してから第2場所情報を入力しなおすことを防止できるので、ユーザの入力の手間を軽減できる。また、誤った場所に第2サービスが提供されることを防止できる。
また、サービス提供システムSは、ユーザの現在位置に関する現在位置情報に基づいて、所定の条件が満たされるか否かを判定することによって、第1場所情報を流用するか否かを判定する。第1場所情報を流用すべきか否かは、ユーザの現在位置によって異なることがあるので、ユーザの現在位置に応じて、第1場所情報を流用すべき時に流用し、第1場所情報を流用すべきではないときには流用しないようにできる。このため、ユーザの現在位置に応じて、ユーザの入力の手間を効果的に軽減できる。
また、サービス提供システムSは、ユーザの現在位置の信頼度が閾値以上であるか否かを判定することによって、所定の条件が満たされるか否かを判定する。ユーザの現在位置の信頼度が高ければ、この現在位置に基づいて第2場所情報が取得されるようにすればよいので、ユーザの入力の手間を効果的に軽減できる。ユーザの現在位置の信頼度が低ければ、この現在位置に基づいて第2場所情報が取得されると、誤った第2場所情報が取得される可能性があるので、誤った場所に第2サービスが提供されることを防止できる。
また、サービス提供システムSは、第1場所情報が示す場所付近に現在位置があるか否かを判定することによって、所定の条件が満たされるか否かを判定する。第1場所情報が示す場所付近にユーザがいる場合には、ユーザが、この場所に第2サービスを提供することを望んでいる確率が高いので、第1場所情報を流用することによって、ユーザの入力の手間を効果的に軽減できる。第1場所情報が示す場所付近にユーザがいなければ、ユーザが、この場所に第2サービスを提供することを望んでいない確率が高いので、第1場所情報を流用しないようにすることによって、ユーザの入力の手間を効果的に軽減し、かつ、誤った場所に第2サービスが提供されることを防止できる。
また、サービス提供システムSは、第1場所情報を流用すると判定された場合には、第1場所情報を流用して第2場所情報を取得する。サービス提供システムSは、第1場所情報を流用しないと判定された場合には、現在位置情報に基づいて第2場所情報を取得する。これにより、第1場所情報が流用される場合には、ユーザが第2場所情報を入力せずに済むので、ユーザの入力の手間を軽減できる。現在位置情報に基づいて第2場所情報が取得される場合には、ユーザが1から第2場所情報を入力せずに済むので、ユーザの入力の手間を軽減できる。もし仮に、現在位置情報が多少誤っていたとしても、市町村までは合っていることが多く、末尾の番地部分だけを修正すればよいので、ユーザの入力の手間を軽減できる。
また、サービス提供システムSは、ユーザが会員登録をせずにゲストユーザとして利用可能な第2サービスを提供する。これにより、ユーザによる会員登録の手間を省くことができる。また、第2サービスにユーザの登録情報が登録されないので、ユーザの登録情報が漏洩するリスクを低減できる。
また、サービス提供システムSは、第1サービスのアプリが、第2場所情報として流用された第1場所情報に基づいて、第2サービスの画面を表示させる。これにより、原則として第1サービスのアプリの中で入力が完了し、第1サービスの外に出るユーザの登録情報を最低限に抑えることができるので、ユーザの登録情報が漏洩するリスクを低減できる。
[5.変形例]
なお、本開示は、以上に説明した実施の形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
図9は、変形例における機能ブロック図である。図9に示すように、以降説明する変形例では、登録部202、確認部306、入力制御部307、受付部308、及び第4取得部309が実現される。登録部202は、制御部21を主として実現される。確認部306、入力制御部307、受付部308、及び第4取得部309の各々は、制御部31を主として実現される。
(1)例えば、現在位置情報に基づいて第2場所情報が取得された場合には、ユーザが所望する場所が正確に取得されないことがある。このため、サービス提供システムSは、現在位置情報に基づいて第2場所情報が取得された場合には、ユーザに確認を促す確認部306を含んでもよい。本変形例では、確認を促す画像を表示させる視覚的な方法によって確認が行われる場合を説明するが、確認を促す音を出力する聴覚的な方法、又は、確認を促す振動を発生させる触覚的な方法の何れによって確認が行われてもよい。
図10は、入力画面G3においてユーザに確認が促される様子の一例を示す図である。図10に示すように、確認部306は、第2場所情報として現在位置情報が取得された場合に、ユーザに確認を促すメッセージM35,M36を入力画面G3に表示させる。確認部306は、メッセージM35,M36を表示させる以外にも、入力フォームF31,F32の色を変更したり、入力フォームF31,F32に自動入力された郵便番号及び住所の色を変更したりすることによって、確認を行ってもよい。何らか通常とは異なる表示が行われるようにすればよい。
変形例(1)によれば、第2場所情報として現在位置情報が取得された場合に、ユーザに確認を促すことによって、誤った場所に第2サービスが提供されることを防止できる。
(2)また例えば、現在位置情報に基づいて第2場所情報が取得された場合には、市町村までの情報は正確であるが、番地以降の情報が不正確なことがある。もし仮に番地が正確だったとしても、集合住宅の場合には部屋番号までは特定できない。このため、サービス提供システムSは、現在位置情報に基づいて第2場所情報が取得された場合に、第2場所情報の一部が自動入力された入力フォームF31,F32に対する、第2場所情報の残りの部分の入力をユーザに促す入力制御部307を含んでもよい。
図11は、入力画面G3において第2場所情報の残りの部分の入力がユーザに促される様子の一例を示す図である。図11に示すように、入力制御部307は、郵便番号の所定桁数までは、現在位置情報に応じた郵便番号を入力フォームF31に自動入力し、郵便番号の残りの部分の入力を促してもよい。入力制御部307は、現在位置情報に基づいて、住所のうちの市町村までの部分を入力フォームF32に自動入力し、それ以降の部分の入力を促してもよい。本変形例では、入力制御部307が、残りの部分を促すメッセージM37,M38を入力画面G3に表示させる場合を説明するが、変形例(1)と同様に聴覚的又は触覚的な方法によって、残りの部分の入力が促されてもよい。
変形例(2)によれば、第2場所情報として現在位置情報が取得された場合に、第2場所情報を入力するための入力フォームF31,F32に、現在位置情報の一部を自動入力し、ユーザに第2場所情報の残りの部分の入力を促すことによって、ユーザの入力の手間を効果的に軽減し、かつ、誤った場所に第2サービスが提供されることを防止できる。
(3)また例えば、第1サービスには、ある1人のユーザに対し、複数の第1場所情報が登録されていてもよい。複数の第1場所情報の各々は、互いに異なる場所を示す。第1データベースDB1には、あるユーザIDに複数の第1場所情報が関連付けられたレコードが少なくとも1つ存在する。例えば、あるユーザが、自宅、職場、実家、及び友人宅の各々の郵便番号及び住所を登録した場合には、このユーザには4つの第1場所情報が登録されている。全てのユーザが複数の第1場所情報を第1サービスに登録する必要はなく、少なくとも1人のユーザが複数の第1場所情報を第1サービスに登録すればよい。
判定部302は、複数の第1場所情報のうち、現在位置情報が示す現在位置から最も近い場所の第1場所情報を流用すると判定し、他の第1場所情報を流用しないと判定する。判定部302は、第1場所情報ごとに、現在位置情報が示す現在位置からの距離を計算する。判定部302は、この距離が最も短い第1場所情報を流用すると判定し、2番目以降に距離が短い第1場所情報を流用しないと判定する。
変形例(3)によれば、複数の第1場所情報のうち、現在位置情報が示す現在位置から最も近い場所の第1場所情報を流用すると判定し、他の第1場所情報を流用しないと判定する。これにより、ユーザの現在位置に応じた最適な第1場所情報を流用することができる。
(4)また例えば、実施形態では、ユーザがゲストユーザとして第2サービスを利用する場合を説明したが、第2サービスでは、ユーザの会員登録が行われてもよい。この場合、ユーザが図3のダイアログD18のテキストT20を選択した場合に、第1データベースDB1に登録されたユーザの登録情報の全部又は一部が流用されて、第2サーバ20のデータ記憶部200に、第2サービスの登録情報が記録されてもよい。なお、第2サービスの登録情報は、第1データベースDB1に格納されてもよい。
変形例(4)のサービス提供システムSは、現在位置情報に基づいて取得された第2場所情報がユーザにより修正された場合に、修正後の第2場所情報を第2サービスに登録する登録部202を含む。例えば、図3の入力画面G3の入力フォームF31,F32に流用された郵便番号及び住所をユーザが修正した場合には、登録部202は、修正後の郵便番号及び住所を、第2サービスにおける、このユーザの登録情報として登録してもよい。この登録情報は、ユーザが次回以降に第2サービスを利用する場合に使用される。なお、特に第2サービスへの会員登録が行われずに、ユーザの利用履歴として、修正後の第2場所情報が次回以降で利用できるようにしてもよい。
変形例(4)によれば、現在位置情報に基づいて取得された第2場所情報がユーザにより修正された場合に、修正後の第2場所情報が第2サービスに登録されることによって、ユーザが次回以降に第2サービスを利用する場青の入力の手間を軽減できる。
(5)また例えば、判定部302は、第1サービスにおけるユーザの利用履歴に基づいて、条件が満たされるか否かを判定することによって、第1場所情報を流用するか否かを判定してもよい。利用履歴には、第1サービスにおける第1場所情報の利用回数と利用日時との少なくとも一方が格納されている。第1サービスにおいて、ユーザが第1場所情報を指定して何らかのメッセージを送信したり、何らかの商品を注文したりした場合に、利用履歴が更新される。利用履歴は、第1データベースDB1に格納されるものとする。
例えば、判定部302は、第1場所情報の利用回数が閾値以上である場合に第1場所情報を流用すると判定し、第1場所情報の利用回数が閾値未満である場合に第1場所情報を流用しないと判定する。また例えば、判定部302は、第1場所情報が利用されてからの経過時間が閾値未満である場合に第1場所情報を流用すると判定し、この経過時間が閾値以上である場合に第1場所情報を流用しないと判定する。
また例えば、第1サービスにユーザの複数の第1場所情報が登録されている場合に、判定部302は、第1サービスにおいて最も利用されている第1場所情報を流用すると判定し、2番目以降に利用されている第1場所情報は流用しないと判定する。また例えば、判定部302は、第1サービスにおいて直近で利用又は登録された第1場所情報を流用すると判定し、それよりも前に利用又は登録された第1場所情報は流用しないと判定する。
変形例(5)によれば、第1サービスにおけるユーザの利用履歴に基づいて、条件が満たされるか否かを判定することによって、第1場所情報を流用するか否かを判定する。これにより、ユーザが普段利用している第1場所情報を流用することができる。
(6)また例えば、第1サービスにユーザの複数の第1場所情報が登録されている場合に、判定部302は、複数の第1場所情報のうち、第2サービスの種類に基づいて定まる第1場所情報を流用すると判定し、他の第1場所情報を流用しないと判定してもよい。サービスの種類とは、サービスの内容を分類可能な情報であればよく、例えば、サービスの提供者の業種である。
図12は、第2サービスの種類と、流用する第1場所情報と、の関係の一例を示す図である。この関係を示すデータは、任意の形式であってよく、データ記憶部100又はデータ記憶部300に記憶されているものとする。本変形例では、ユーザの自宅の第1場所情報と、ユーザの職場の第1場所情報と、が第1サービスに登録されている場合を説明する。第1場所情報は、自宅と職場に限られず、他の任意の種類の第1場所情報が存在可能である。例えば、実家又は友人宅といった種類が存在してもよいし、他の種類が存在してもよい。第1データベースDB1には、個々の第1場所情報が属する種類を識別する情報も格納されているものとする。
例えば、判定部302は、第2サービスの種類が第1種類(図12の例では、デリバリーサービス又は家事代行サービス)である場合に、ユーザの自宅の第1場所情報を流用すると判定し、ユーザの職場の第1場所情報は流用しないと判定する。判定部302は、第2サービスの種類が第2種類(図12の例では、バイク便サービス又は配車予約サービス)である場合に、ユーザの職場の第1場所情報を流用すると判定し、ユーザの自宅の第1場所情報は流用しないと判定する。このように、判定部302は、第2サービスの種類に関連付けられた種類の第1場所情報を流用すると判定し、他の種類の第1場所情報を流用しないと判定する。
なお、判定部302は、ユーザによる第3サービスの利用に基づいて、流用する第1場所情報を判定してもよい。第3サービスは、第1サービス及び第2サービスとは異なるサービスである。本変形例では、第3サービスが保険の申し込みサービスである場合を説明するが、第3サービスは任意の種類であってよい。判定部302は、第3サービスで利用されている第1場所情報を流用すると判定し、第3サービスで利用されていない第1場所情報は流用しないと判定する。どの第1場所情報が第3サービスで利用されているかは、第1データベースDB1又は他のデータベースに格納されているものとする。
変形例(6)によれば、複数の第1場所情報のうち、第2サービスの種類に基づいて定まる第1場所情報を流用すると判定し、他の第1場所情報を流用しないと判定する。これにより、第2サービスの種類を考慮して最適な第1場所情報を流用することができる。
また、ユーザによる第3サービスの利用に基づいて、流用する第1場所情報を判定することによって、ユーザが第3サービスで利用している第1場所情報を流用することができる。
(7)また例えば、サービス提供システムSでは、複数の第1サービスがユーザに提供されてもよい。ユーザ端末30には、複数の第1サービスの各々のアプリがインストールされている。例えば、複数の第1サービスの各々は、第2サービスのミニアプリを含む。このため、第2サービスは、どの第1サービスからも利用可能である。複数の第1サービスの各々に、第1場所情報が登録されている。このため、第1サービスごとに、実施形態で説明したような第1データベースDB1が存在する。
図13は、第1場所情報を流用する第1サービスの種類と、第2サービスの種類と、の関係の一例を示す図である。この関係を示すデータは、任意の形式であってよく、データ記憶部100又はデータ記憶部300に記憶されているものとする。判定部302は、複数の第1サービスのうち、第2サービスの種類に基づいて定まる第1サービスに登録された第1場所情報を流用すると判定し、他の第1場所情報を流用しないと判定する。判定部302は、第2サービスの種類に関連付けられた種類の第1サービスに登録された第1場所情報を流用すると判定し、他の種類の第1サービスに登録された第1場所情報は流用しないと判定する。
図13の例であれば、ピザのデリバリーサービスである第2サービスをユーザが選択した場合に、同業種であるハンバーガのデリバリーサービスである第1サービスに登録された第1場所情報が示す場所をユーザが指定する確率が高い。このため、判定部302は、ピザのデリバリーサービスである第2サービスに関連付けられた、ハンバーガのデリバリーサービスである第1サービスに登録された第1場所情報を流用すると判定し、他の第1サービスに登録された第1場所情報を流用しないと判定する。他の例についても同様であり、判定部302は、複数の第1サービスのうち、ユーザが選択した第2サービスと同業種の第1サービスに登録された第1場所情報を流用すると判定し、他の第1サービスに登録された第1場所情報を流用しないと判定すればよい。
変形例(7)によれば、複数の第1サービスのうち、第2サービスの種類に基づいて定まる第1サービスに登録された第1場所情報を流用すると判定し、他の第1場所情報を流用しないと判定する。これにより、第2サービスの種類を考慮して最適な第1場所情報を流用することができる。
(8)また例えば、第2サービスが提供される提供時間によっては、ユーザが第2サービスを提供してほしい場所が異なることがある。このため、変形例(8)のサービス提供システムSは、指定された場所に第2サービスが提供される提供時間を取得する第4取得部309を含む。判定部302は、この提供時間に基づいて、条件が満たされるか否かを判定することによって、第1場所情報を流用するか否かを判定する。
提供時間は、第2場所情報が示す場所に人又は物が提供される時間(配達時間又は訪問時間)である。提供時間は、ある1時点を示すピンポイントの時間であってもよいし、一定の長さを有する時間であってもよい。例えば、提供時間は、日時、時間帯、又は曜日である。提供時間は、入力画面G3又は他の画面からユーザによって指定されてもよいし、サービス提供システムSにおいて自動的に決定されてもよい。第4取得部309は、ユーザによって指定された提供時間又は自動的に決定された提供時間を取得する。本変形例の第2データベースDB2には、提供時間も格納されるものとする。
図14は、第2サービスの提供時間と、流用する第1場所情報と、の関係の一例を示す図である。この関係を示すデータは、任意の形式であってよく、データ記憶部100又はデータ記憶部300に記憶されているものとする。本変形例では、ユーザの自宅の第1場所情報と、ユーザの職場の第1場所情報と、が第1サービスに登録されている場合を説明する。
例えば、ユーザが、昼の時間帯は職場に第2サービスを提供してほしいことがあり、夜の時間帯は自宅に第2サービスを提供してほしいことがある。このため、判定部302は、提供時間が昼の時間帯であれば、職場の第1場所情報を流用すると判定し、自宅の第1場所情報は流用しないと判定する。判定部302は、提供時間が夜の時間帯であれば、自宅の第1場所情報を流用すると判定し、職場の第1場所情報は流用しないと判定する。他の提供時間についても同様であり、判定部302は、第2サービスの提供時間に関連付けられた種類の第1場所情報を流用すると判定し、他の種類の第1場所情報を流用しないと判定すればよい。
変形例(8)によれば、指定された場所に第2サービスが提供される提供時間に基づいて、所定の条件が満たされるか否かを判定することによって、第1場所情報を流用するか否かを判定する。これにより、第2サービスの提供時間に応じた最適な第1場所情報を流用することができる。
(9)また例えば、第2サービスに登録情報が登録されている場合には、ユーザが第2サービスにログインすれば、この登録情報を利用する意思を示したことになるので、判定部302は、ユーザによる第2サービスへのログインに基づいて、条件が満たされるか否かを判定することによって、第1場所情報を流用するか否かを判定してもよい。判定部302は、ユーザが第2サービスにログインしない場合に、第1場所情報を流用すると判定し、ユーザが第2サービスにログインした場合に、第1場所情報を流用すると判定しない。
変形例(9)によれば、ユーザによる第2サービスへのログインに基づいて、条件が満たされるか否かを判定することによって、第1場所情報を流用するか否かを判定する。これにより、ユーザが第2サービスにログインして第2サービスの登録情報を利用する意思を示した場合には、この登録情報が利用されるので、ユーザの入力の手間を効果的に軽減し、かつ、誤った場所に第2サービスが提供されることを防止できる。
(10)また例えば、第1サービス及び第2サービスの各々は、実施形態の例に限られない。第1サービス及び第2サービスの各々は、任意のサービスであってよく、例えば、電子決済サービス、電子商取引サービス、飲食店予約サービス、旅行予約サービス、チケット予約サービス、金融サービス、保険サービス、コンテンツ配信サービス、クリーニングサービス、又は集荷サービスであってもよい。第1サービスは、第1場所情報の流用元となるサービスであり、第2サービスは、第1場所情報の流用先となるサービスであればよい。ある提供者が複数のサービスを提供することがあるので、第1サービスの提供者と、第2サービスの提供者と、は異なっている必要はなく、同じであってもよい。ただし、第2サービスは、現実世界の場所に何らかの人又は物が提供されるサービスであるものとする。
例えば、電子決済サービスのアプリがスーパーアプリに相当する場合には、第1サービスが電子決済サービスであり、第2サービスが電子決済サービス以外のサービスであってもよい。この場合、ユーザが第1サービスのアプリから第2サービスを利用した場合に、第2サービスにおける決済が第1サービスを利用して実行されてもよい。ユーザは、第1データベースDB1に決済手段に関する情報を登録しているものとする。第1サービスでは、任意の決済手段を利用可能であり、例えば、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、電子キャッシュ、ポイント、仮想通貨、銀行口座、又はウォレットを利用可能である。決済は、ICチップ37に記憶された情報が参照されてもよい。
(11)また例えば、上記説明した変形例を組み合わせてもよい。
また例えば、第1サービスのアプリは、スーパーアプリと呼ばれるアプリではなくてもよい、第2サービスのアプリは、ミニアプリと呼ばれるアプリではなくてもよい。第1サービスのアプリと、第2サービスのアプリと、はアプリとして別々であってもよい。また例えば、主な機能がユーザ端末30で実現される場合を説明したが、各機能は第1サーバ10又は第2サーバ20で実現されてもよい。各機能は、第1サーバ10及びユーザ端末30以外の他のコンピュータで実現されてもよいし、複数のコンピュータで分担されてもよい。

Claims (18)

  1. 指定された場所に提供されるサービスではない第1サービスにユーザが登録した第1場所情報を取得する第1取得手段と、
    前記ユーザの現在位置に関する現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段と、
    前記指定された場所に提供される第2サービスを前記ユーザが利用する場合に、前記現在位置情報に基づいて、所定の条件が満たされるか否かを判定することによって、前記指定された場所に関する第2場所情報として、前記第1場所情報を流用するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第2場所情報を取得する第2取得手段と、
    を含むサービス提供システム。
  2. 前記現在位置情報は、前記現在位置の信頼度を含み、
    前記判定手段は、前記信頼度が閾値以上であるか否かを判定することによって、前記条件が満たされるか否かを判定する、
    請求項1に記載のサービス提供システム。
  3. 前記判定手段は、前記第1場所情報が示す場所付近に前記現在位置があるか否かを判定することによって、前記条件が満たされるか否かを判定する、
    請求項1又は2に記載のサービス提供システム。
  4. 前記第2取得手段は、前記第1場所情報を流用すると判定された場合には、前記第1場所情報を流用して前記第2場所情報を取得し、前記第1場所情報を流用しないと判定された場合には、前記現在位置情報に基づいて前記第2場所情報を取得する、
    請求項1~3の何れかに記載のサービス提供システム。
  5. 前記サービス提供システムは、前記現在位置情報に基づいて前記第2場所情報が取得された場合には、前記ユーザに確認を促す確認手段、
    を更に含む請求項4に記載のサービス提供システム。
  6. 前記サービス提供システムは、前記現在位置情報に基づいて前記第2場所情報が取得された場合に、前記第2場所情報の一部が自動入力された入力フォームに対する、前記第2場所情報の残りの部分の入力を前記ユーザに促す入力制御手段、
    を更に含む請求項4又は5に記載のサービス提供システム。
  7. 前記第1サービスには、前記ユーザの複数の前記第1場所情報が登録されており、
    前記判定手段は、前記複数の第1場所情報のうち、前記現在位置情報が示す前記現在位置から最も近い場所の前記第1場所情報を流用すると判定し、他の前記第1場所情報を流用しないと判定する、
    請求項1~6の何れかに記載のサービス提供システム。
  8. 前記サービス提供システムは、前記現在位置情報に基づいて取得された前記第2場所情報が前記ユーザにより修正された場合に、修正後の前記第2場所情報を前記第2サービスに登録する登録手段、
    を更に含む請求項1~6の何れかに記載のサービス提供システム。
  9. 指定された場所に提供されるサービスではない第1サービスにユーザが登録した第1場所情報を取得する第1取得手段と、
    前記指定された場所に提供される第2サービスを前記ユーザが利用する場合に、前記第1サービスにおける前記ユーザの利用履歴であって、前記第1場所情報とは異なる情報である前記利用履歴に基づいて、所定の条件が満たされるか否かを判定することによって、前記指定された場所に関する第2場所情報として、前記第1場所情報を流用するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第2場所情報を取得する第2取得手段と、
    を含むサービス提供システム。
  10. 指定された場所に提供されるサービスではない第1サービスにユーザが登録した複数の第1場所情報の各々を取得可能な第1取得手段と、
    前記指定された場所に提供される第2サービスを前記ユーザが利用する場合に、前記指定された場所に関する第2場所情報として、前記複数の第1場所情報のうち、前記第2サービスの種類に基づいて定まる前記第1場所情報を流用すると判定し、他の前記第1場所情報を流用しないと判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第2場所情報を取得する第2取得手段と、
    を含むサービス提供システム。
  11. 前記判定手段は、前記ユーザによる第3サービスの利用に基づいて、流用する前記第1場所情報を判定する、
    請求項10に記載のサービス提供システム。
  12. 指定された場所に提供されるサービスではない複数の第1サービスの各々にユーザが登録した第1場所情報を取得可能な第1取得手段と、
    前記指定された場所に提供される第2サービスを前記ユーザが利用する場合に、前記指定された場所に関する第2場所情報として、前記複数の第1サービスのうち、前記第2サービスの種類に基づいて定まる前記第1サービスに登録された前記第1場所情報を流用すると判定し、他の前記第1場所情報を流用しないと判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第2場所情報を取得する第2取得手段と、
    を含むサービス提供システム。
  13. 指定された場所に提供されるサービスではない第1サービスにユーザが登録した第1場所情報を取得する第1取得手段と、
    前記指定された場所に提供される第2サービスを前記ユーザが利用する場合に、前記第2サービスが提供される提供時間を取得する提供時間取得手段と、
    記提供時間に基づいて、所定の条件が満たされるか否かを判定することによって、前記指定された場所に関する第2場所情報として、前記第1場所情報を流用するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第2場所情報を取得する第2取得手段と、
    を含むサービス提供システム。
  14. 指定された場所に提供されるサービスではない第1サービスにユーザが登録した第1場所情報を取得する第1取得手段と、
    前記指定された場所に提供される第2サービスを前記ユーザが利用する場合に、前記ユーザによる前記第2サービスへのログインに基づいて、所定の条件が満たされるか否かを判定することによって、前記指定された場所に関する第2場所情報として、前記第1場所情報を流用するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第2場所情報を取得する第2取得手段と、
    を含むサービス提供システム。
  15. 前記第2サービスは、前記ユーザが会員登録をせずにゲストユーザとして利用可能なサービスであり、
    前記サービス提供システムは、前記第2サービスに前記第2場所情報を登録せずに、前記第2場所情報に基づいて、前記ユーザに前記第2サービスを提供するための処理を実行する提供手段、
    を更に含む請求項1~14の何れかに記載のサービス提供システム。
  16. 前記ユーザのユーザ端末には、前記第1サービスを利用するためのアプリケーションがインストールされており、
    前記第2サービスは、前記第1サービスの前記アプリケーション内で提供され、
    前記ユーザ端末は、前記第1サービスの前記アプリケーションに基づいて、前記第1場所情報が流用された前記第2場所情報に基づいて、前記第2サービスの画面を表示させる、
    請求項15に記載のサービス提供システム。
  17. コンピュータが、
    指定された場所に提供されるサービスではない第1サービスにユーザが登録した第1場所情報を取得する第1取得ステップと、
    前記ユーザの現在位置に関する現在位置情報を取得する現在位置情報取得ステップと、
    前記指定された場所に提供される第2サービスを前記ユーザが利用する場合に、前記現在位置情報に基づいて、所定の条件が満たされるか否かを判定することによって、前記指定された場所に関する第2場所情報として、前記第1場所情報を流用するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの判定結果に基づいて、前記第2場所情報を取得する第2取得ステップと、
    を実行するサービス提供方法。
  18. 指定された場所に提供されるサービスではない第1サービスにユーザが登録した第1場所情報を取得する第1取得手段、
    前記ユーザの現在位置に関する現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段、
    前記指定された場所に提供される第2サービスを前記ユーザが利用する場合に、前記現在位置情報に基づいて、所定の条件が満たされるか否かを判定することによって、前記指定された場所に関する第2場所情報として、前記第1場所情報を流用するか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第2場所情報を取得する第2取得手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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