JP6587781B2 - 送信装置、受信装置および無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、時空間符号化された信号を送信する送信装置、この送信装置から送信された信号を受信する受信装置、およびこの送信装置を備える無線通信システムに関する。
無線通信では、伝送路で生じるフェージングに対して性能を改善する技術として送信ダイバーシチが用いられる。送信ダイバーシチの1つに、送信系列を時空間符号化(STBC:Space−Time Block Coding)することによって、直交した複数の系列を生成し、それぞれの系列を異なるアンテナから送信する方式がある。さらに、STBCと、受信装置での伝送路の状態の推定を不要とする差動符号化と、を組み合わせた差動時空間符号化(DSTBC:Differential Space−Time Block Coding)が検討されている。非特許文献1には、位相変調された2つのシンボルごとに差動時空間符号化を行い、差動時空間符号化された信号を2つの送信アンテナを用いて送信する送信方法と、該信号を受信する際の受信方法とが開示されている。
V.Tarokh and H.Jafarkhani,"A Differential Detection Scheme for Transmit Diversity,"IEEE JOURNAL ON SELECTED AREAS IN COMMUNICATIONS,VOL.18,NO.7,JULY 2000.
移動局に無線通信のサービスを提供する無線通信システムでは、複数の基地局を配置することにより、サービスエリア全体をカバーする。ここで、移動局が1つの基地局と通信可能な範囲を通信エリアと呼ぶこととする。サービスエリア内を移動する移動局は、通信相手となる基地局を切替えながら通信を行う。移動局が複数の通信エリアにわたって移動する場合でも通信が途切れないように、各基地局は、隣接する基地局の通信エリアが互いに重なるように設置される。
隣接する基地局が同一周波数で信号を送信する場合、隣接する基地局の通信エリアが重なっていると、隣接する基地局のうちの一方の基地局と通信を行っている移動局にとっては、他方の基地局から送信された信号は干渉信号となる。したがって、干渉信号によって移動局での受信品質が劣化するという問題がある。
この問題を解決する方法としては、移動局が干渉信号の影響を除去する干渉抑圧処理と呼ばれる処理を行う方法がある。干渉抑圧処理は、移動局が受信する干渉信号を推定して、推定した干渉信号を受信した信号から除去する処理である。移動局が、干渉抑圧処理を行うためには、伝送路の状態の推定、すなわち伝送路推定を行う必要がある。しかしながら、差動時空間符号化を用いる従来の無線通信システムでは、移動局は、伝送路推定を行っておらず、干渉抑圧処理を実施することができないという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、差動時空間符号化を用いる無線通信システムにおいて、受信装置における干渉信号の影響を抑制することができる送信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる送信装置は、送信シンボルを時空間符号化することにより送信ブロックを生成する時空間符号化部と、送信ブロックに対して差動処理を行う差動部と、送信ブロックに符号を乗算する符号乗算部と、を備える。この送信装置は、さらに、差動処理後の送信ブロックと符号乗算後の送信ブロックとのうちいずれか一方を選択する選択部と、選択された送信ブロックを送信する送信部と、を備える。
本発明にかかる送信装置は、差動時空間符号化を用いる無線通信システムにおいて、受信装置における干渉信号の影響を抑制することができるという効果を奏する。
実施の形態にかかる無線通信システムの構成例を示す図 無線通信システムの下り通信で用いられるフレームのフレームフォーマットの一例を示す図 干渉測定信号の構成例を示す図 基地局の構成例を示す図 実施の形態の基地局における送信処理手順の一例を示すフローチャート QPSKによるマッピングの一例を示す図 処理回路の構成例を示す図 プロセッサを備える処理回路の構成例を示す図 移動局の構成例を示す図 干渉抑圧部の構成例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる送信装置、受信装置および無線通信システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態の無線通信システム10は、基地局1−1,1−2と、移動局3と、制御局4とを備える。
基地局1−1は、通信エリア2−1を形成し、基地局1−2は通信エリア2−2を形成する。通信エリア2−1は、移動局3が基地局1−1から送信された信号を受信可能な範囲である。通信エリア2−2は、移動局3が基地局1−2から送信された信号を受信可能な範囲である。通信エリア2−1と通信エリア2−2とは一部が重なっている。以下、基地局1−1,1−2を個別に区別せずに示すときは基地局1と記載し、通信エリア2−1,2−2を個別に区別せずに示すときは通信エリア2と記載する。
基地局1は、複数のアンテナを有し、複数のアンテナによって移動局3へ無線信号を送信することが可能である。制御局4は、各基地局1と有線により接続され、各基地局1を制御する。なお、制御局4と基地局1は無線接続されていてもよい。各基地局1は制御局4からの制御の下で、移動局3との無線接続に必要な情報を含む制御信号を無線で送信する。移動局3は、基地局1の通信エリア2に入ると、該通信エリア2を形成する基地局1から送信された制御信号を受信し、制御信号に基づいて基地局1との間で無線接続を行うための接続処理を実施する。その後、移動局3は、基地局1との間で無線通信を行うことが可能となる。制御局4が各基地局1に対して実施する制御は、無線通信システム10の運用のための制御であり、制御内容には特に限定はない。例えば、制御局4は、各基地局1が送信する信号に関する指示を行う。例えば、各基地局1が送信するデータを基地局1へ送信したり、各基地局1が行う後述する処理におけるパラメータなどを指示したりする。パラメータの一例は、後述する符号、変調処理における変調方式である。
無線通信システム10を構成する基地局1、移動局3および制御局4のそれぞれの数は、図1に示した例に限定されない。一般には、無線通信システム10は、軌道に沿ったサービスエリア、または地表面において複数の方向に広がったサービスエリアを形成するために、複数の基地局1を備える。例えば、無線通信システム10が、3つ以上の基地局1を備え、軌道に沿ったサービスエリアを形成する場合、基地局1−2の図1における向かって右側に、図示しない基地局の通信エリアが通信エリア2−2と重なるように配置される。このように、隣接する基地局の通信エリアが重なるように各基地局が配置されていくことで、軌道に沿ったサービスエリアが形成される。また、無線通信システム10が、地表面において複数の方向に広がったサービスエリアを形成する場合には、例えば、図1において、基地局1−1の上、下、斜め上および斜め下のうち少なくとも1つの方向に、図示しない基地局の通信エリアが通信エリア2−1と重なるように配置される。
以下、本実施の形態では、基地局1から移動局3へ向かう方向の通信である下り通信に関する構成および動作について説明する。下り通信においては、基地局1は送信装置であり、移動局3は受信装置である。移動局3から基地局1へ向かう方向の通信である上り通信に関する構成および動作については、どのような構成および動作が用いられてもよい。また、移動局3および基地局1が上り通信を行う機能を有していなくてもよい。
図2は、本実施の形態の無線通信システム10の下り通信で用いられるフレームのフレームフォーマットの一例を示す図である。図2に示すように、本実施の形態の無線通信システム10の下り通信で用いられるフレームは、干渉測定信号、同期信号およびデータ信号で構成される。干渉測定信号は、移動局3において、干渉成分となる受信信号である干渉信号の測定に用いられる。干渉信号の測定については後述する。同期信号は、移動局3において、フレーム同期を取るために用いられる。フレーム同期は、フレームの先頭またはフレーム内のあらかじめ定められた位置を検出するための処理である。例えば、同期信号としてあらかじめ定められたビット列などが用いられる。同期信号は、どのような同期信号であってもよい。データ信号は、基地局1から移動局3へ送信される情報である。なお、図2に示したフレームフォーマットは一例であり、干渉測定信号、同期信号およびデータ信号の配置順は図2に示した例に限定されない。
図2に示すように、本実施の形態では、基地局1は、同期信号とデータ信号に対しては差動時空間符号化を施し、干渉測定信号に対しては時空間符号化を施す。詳細は後述するが、これによって、基地局1から送信された信号を受信した移動局3は、データ信号の復号においては伝送路推定を行う必要がなく、かつ受信した干渉測定信号を用いて伝送路推定を行うことができるため干渉抑制処理を行うことができる。
干渉測定信号は、1つ以上のブロックで構成される。ここで、ブロックとは、時空間符号化、および差動時空間符号化の処理が行われる単位となるデータである。一般的に、時空間符号化、および差動時空間符号化では、1ブロックは、送信アンテナの数と同じ数のシンボルで構成される。例えば、送信アンテナの数が2の場合、2シンボルを1ブロックとする。シンボルは、1ビット以上のデータの塊である。時空間符号化、および差動時空間符号化の前に変調が行われる場合には、シンボルは、変調の単位となるデータ、すなわち変調シンボルである。例えば、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)のように2ビットを単位とした変調方式が用いられる場合、1シンボルは2ビットであり、BPSK(Binary Phase Shift Keying)のように1ビットを単位とした変調方式が用いられる場合、1シンボルは1ビットである。
図3は、本実施の形態の干渉測定信号の構成例を示す図である。図3に示した例では、1フレーム内の干渉測定信号は、8つのブロックで構成される。以下、干渉測定信号を構成するブロックを干渉測定ブロックとも呼ぶ。干渉測定ブロックは、干渉測定ビットで構成される。干渉測定ビットとしては、任意のデータを用いることができる。図3では、4種類の干渉測定ブロックb1,b2,b3,b4を、それぞれを2回ずつ送信する例を示している。すなわち、同一の干渉測定ブロックが2つ連続して送信される。1フレーム内の干渉測定信号を構成する干渉測定ブロックの数は8に限定されず、干渉測定ブロックの数は任意の数とすることができる。また、同一の干渉測定ブロックを送信する回数も2回に限定されず、任意の回数とすることができる。
本実施の形態では、1フレーム内の8つの干渉測定ブロックに、符号が乗算される。この符号は、基地局1間で互いに異なる符号である。すなわち、この符号は、送信装置ごとに決定される。なお、全ての基地局1でそれぞれ異なる符号を用いる必要はなく、隣接する基地局1など、互いに干渉が発生し得る基地局1間で互いに異なる符号が用いられればよい。これにより、移動局3は、各基地局1から受信した干渉測定信号を識別することができる。互いに干渉が発生し得る基地局1で用いられる符号は、互いに直交する符号であることが望ましい。
さらに各ブロックには、お互いに干渉となる基地局間で、互いに直交する符号を乗算する。図3に示した例では、基地局1−1が干渉測定信号に乗算する符号ekを“+1,+1,+1,+1,+1,+1,+1,+1”とし、基地局1−2が干渉測定信号に乗算する符号fkを“+1,−1,+1,−1,+1,−1,+1,−1”としている。符号ekと符号fkとは互いに直交する符号である。なお、k番目のブロックに対応する符号をek,fkとそれぞれ記載する。例えば、図3に示した例においてk=0からk=7までの8つのブロックを示しているとすると、図3に示した例では、e0=+1,f0=+1,e1=+1,f1=−1,…である。
図4は、本実施の形態の基地局1の構成例を示す図である。下り通信における送信装置である基地局1は、図4に示すように、フレーム生成部101、マッピング部102、時空間符号化部103、差動部104、遅延部105、符号乗算部106、選択部107、送信信号分割部108、波形整形部109a,109b、無線送信部110a,110b、送信アンテナ111a,111bおよび送信制御部112を備える。なお、図4において、実線は送信されるデータの経路を示し、破線は送信制御部112から指示される指示信号の経路を示す。
図5は、本実施の形態の基地局1における送信処理手順の一例を示すフローチャートである。図4および図5を用いて、本実施の形態の基地局1の動作を説明する。なお、図5は1フレーム分の送信処理手順を示している。ここで、基地局1−1および基地局1−2の送信タイミングは同期しているものとする。基地局1間の送信タイミングを同期させる方法は、どのような方法を用いてもよいが、例えば、制御局4が送信タイミングを各基地局1へ指示する方法がある。または、GPS(Global Positioning System)を用いて時刻同期を行うことにより送信タイミングを同期させる方法、ある基地局1が基準となり、他の基地局1が無線通信または有線通信により、基地局1との間で任意の時刻同期方法で同期する方法などであってもよい。
図5に示すように、基地局1のフレーム生成部101は、干渉測定信号として送信されるデータである干渉測定ビットと、同期信号として送信されるデータである同期ビットと、データ信号として送信されるデータであるデータビットとを、送信制御部112からの指示に基づいてマッピング部102へ出力する(ステップS1)。送信制御部112は、フレームフォーマットにしたがった順序で、干渉測定ビット、同期ビットおよびデータビットがフレーム生成部101から出力されるよう、各ビットの出力タイミングをフレーム生成部101へ指示する。なお、干渉測定ビット、データビットおよび同期ビットは、送信制御部112からフレーム生成部101へ入力されてもよいし、図示しないデータ生成部により生成されてフレーム生成部101へ入力されてもよいし、制御局4から送信されてもよい。
マッピング部102は、フレーム生成部101から出力されるビットを、複素数で表されるシンボルにマッピングし、マッピングされたシンボルである送信シンボルを時空間符号化部103へ出力する(ステップS2)。すなわち、マッピング部102は、フレーム生成部101から出力されるビットを変調して送信シンボルを生成して時空間符号化部103へ出力する。マッピング部102が実施するマッピング方法は、どのような方法を用いてもよいが、例えば、QPSKにしたがったマッピング方法を用いることができる。
図6は、QPSKによるマッピングの一例を示す図である。図6において、横軸は複素数の実数部を示すI軸を示し、縦軸は、複素数の虚数部を示すQ軸を示している。図6に示すように、QPSKによるマッピングでは、2ビットを単位円の円周上の4つの信号点にマッピングする。具体的には、ビット“00”をπ/4[rad]の点に、ビット“01”を3π/4[rad]の点に、ビット“11”を5π/4[rad]の点に、ビット“10”を7π/4[rad]の点にマッピングする。なお、上述したIQ平面における信号点の角度は、I軸からの角度示す。
図5の説明に戻り、ステップS2の後、時空間符号化部103は、マッピング部102から出力されたシンボルである送信シンボルに対して時空間符号化処理を実施する(ステップS3)。具体的には、時空間符号化部103は、送信アンテナの数に等しい数のシンボルを1ブロックとし、ブロックごとの行列すなわち送信ブロックを生成し、差動部104および符号乗算部106へ出力する。すなわち、時空間符号化部103は、送信シンボルを時空間符号化することにより送信ブロックを生成する。以下では、図4に示したように、送信アンテナの数が2の場合、すなわち2シンボルを1ブロックとする場合について説明する。k(kは0以上の整数)番目のブロックを構成する2つのシンボルをそれぞれsk,1、sk,2とするとき、時空間符号化部103が生成する行列S(太字)kは以下の式(1)で表すことができる。
Figure 0006587781
差動部104は、時空間符号化部103から出力される行列S(太字)kと、遅延部105から出力される行列C(太字)k-1とを用いて差動処理を実施する(ステップS5)。差動部104は、送信ブロックに対して差動処理を行う。具体的には、差動部104は、以下の式(2)に示すように、行列S(太字)kと、行列C(太字)k-1とを乗算することにより行列C(太字)kを生成し、選択部107および遅延部105へ出力する。行列C(太字)k-1は、1ブロック前すなわちk−1番目のブロックに対する差動部104の処理によって生成された行列である。遅延部105は、差動部104から入力された行列C(太字)kを保持し、次のブロックの処理を行う際に、差動部104へ出力する。
Figure 0006587781
一方、符号乗算部106は、時空間符号化部103から出力される行列S(太字)kに符号を乗算する(ステップS4)。すなわち、符号乗算部106は、送信ブロックに符号を乗算する。符号乗算部106が行列S(太字)kに乗算する符号は、図3を用いた説明で述べたように、基地局1ごとに定められた符号である。符号乗算部106が行列S(太字)kに乗算する符号は、送信制御部112から指示される。なお、基地局1ごとに用いる符号は、あらかじめ各基地局1の送信制御部112に設定されていてもよいし、制御局4から指示されて送信制御部112が保持していてもよい。ここでは、図3で示した例のように、基地局1−1の符号乗算部106が符号ekを用いるとすると、基地局1−1の符号乗算部106は、以下の式(3)に示すように、行列S(太字)kに符号ekを乗算して行列C(太字)’kを生成し、行列C(太字)’kを選択部107へ出力する。
Figure 0006587781
送信制御部112は、フレームフォーマットに基づいて、干渉測定信号の送信期間であるか否かを判断する(ステップS6)。干渉測定信号の送信期間である場合(ステップS6 Yes)、送信制御部112は、選択部107に対して、差動処理結果すなわち行列C(太字)kを選択するよう指示する(ステップS7)。選択部107は、送信制御部112からの指示にしたがって、差動部104から出力される行列C(太字)kを選択して送信信号分割部108へ出力する。
干渉測定信号の送信期間でない場合、すなわち同期信号またはデータ信号を送信する期間である場合(ステップS6 No)、送信制御部112は、選択部107に対して、符号乗算結果すなわち行列C(太字)’kを選択するよう指示する(ステップS8)。選択部107は、送信制御部112からの指示にしたがって、符号乗算部106から出力される行列C(太字)’kを選択して送信信号分割部108へ出力する。すなわち、選択部107は、差動処理後の送信ブロックと符号乗算後の送信ブロックとのうちいずれか一方を選択する。
ステップS7の後、およびステップS8の後、基地局1は、選択部107から出力された行列を無線信号として送信する(ステップS9)。具体的には、送信信号分割部108が、選択部107から入力される信号を送信アンテナ111a,111bにそれぞれ対応する2つの信号に分割する。詳細には、送信信号分割部108は、選択部107から出力された行列の1列目の2つのシンボルを送信アンテナ111aに対応する波形整形部109aに出力し、選択部107から出力された行列の2列目の2つのシンボルを送信アンテナ111bに対応する波形整形部109bに出力する。なお、送信アンテナの数が1の場合には、送信信号分割部108は設けられなくてもよい。
例えば、選択部107から出力された行列が行列C(太字)kである場合、送信信号分割部108は、ck,1および-c* k,2を波形整形部109aに出力し、ck,2およびc* k,1を波形整形部109bに出力する。波形整形部109a,109bは、入力された信号に対して、例えばルートナイキストフィルタによる波形整形を行い、波形整形後の信号をそれぞれ無線送信部110a,110bへ出力する。なお、波形整形部109a,109bにおける処理は、ルートナイキストフィルタによる波形整形に限定されず、一般的な任意の波形整形処理を用いることができる。なお、波形整形部109a,109bが、それぞれ無線送信部110a,110bの一部であってもよい。無線送信部110a,110bは、波形整形部109a,109bから出力された信号に対して、それぞれDA(Digital to Analog)変換、アップコンバート、増幅等の処理を行い、処理後の信号を送信アンテナ111a,111bからそれぞれ送信する。無線送信部110aおよび無線送信部110bは、選択部107によって選択された送信ブロックを送信する送信部である。なお、無線送信部110a,110bにおける処理は、上述した例に限定されず、一般的に無線通信における送信処理として行われる任意の処理でよい。
ステップS9の後、送信制御部112は、1フレームの送信が終了したか否かを判断し(ステップS10)、1フレームの送信が終了した場合(ステップS10 Yes)、処理を終了する。1フレームの送信が終了していない場合(ステップS10 No)、送信制御部112は、ステップS1からの処理を、再度、実施するよう制御する。このとき、ステップS1では、送信制御部112は、次のブロックのビットを出力するようフレーム生成部101へ指示する。以上の処理により、ブロックごとにステップS1からステップS9の処理が行われる。
なお、図5に示した例では、時空間符号化部103から出力された行列が差動部104および符号乗算部106へ入力されるが、送信制御部112が、フレームフォーマットに従って、時空間符号化部103へ行列の出力先を指定するようにしてもよい。すなわち、送信制御部112が、干渉測定ビットがフレーム生成部101から出力される場合には、出力先を符号乗算部106とし、同期ビットまたはデータビットがフレーム生成部101から出力される場合には、出力先を差動部104とするよう時空間符号化部103へ指示してもよい。
次に、本実施の形態の基地局1のハードウェア構成について説明する。本実施の形態の基地局1を構成する送信アンテナ111a,111bはアンテナであり、無線送信部110a,110bは送信機である。フレーム生成部101、マッピング部102、時空間符号化部103、差動部104、遅延部105、符号乗算部106、選択部107、送信信号分割部108、波形整形部109a,109bおよび送信制御部112の各部は処理回路により実現される。図7は、処理回路の構成例を示す図である。図7に示した処理回路500は、専用の回路として構成された処理回路である。処理回路500は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものを含む。
フレーム生成部101、マッピング部102、時空間符号化部103、差動部104、遅延部105、符号乗算部106、選択部107、送信信号分割部108、波形整形部109a,109bおよび送信制御部112を実現する処理回路はプロセッサを備える処理回路であってもよい。図8は、プロセッサを備える処理回路600の構成例を示す図である。図8に示した処理回路600は、プロセッサ601およびメモリ602を備える。プロセッサ601は、CPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサ等が該当する。メモリ602は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク等が該当する。
フレーム生成部101、マッピング部102、時空間符号化部103、差動部104、遅延部105、符号乗算部106、選択部107、送信信号分割部108、波形整形部109a,109bおよび送信制御部112を実現する処理回路が、図8に示した処理回路600により実現される場合、各部の機能は、メモリ602に格納されたプログラムが、プロセッサ601により実行されることにより実現される。メモリ602は、プロセッサ601によりプログラムが実行される際の記憶領域としても用いられる。なお、フレーム生成部101、マッピング部102、時空間符号化部103、差動部104、遅延部105、符号乗算部106、選択部107、送信信号分割部108、波形整形部109a,109bおよび送信制御部112は、一部が専用の回路として構成された処理回路500により実現され、残部がプロセッサ601を備える処理回路600により実現されてもよい。
次に、本実施の形態の下り通信における受信装置である移動局3について説明する。図9は、本実施の形態の移動局3の構成例を示す図である。図9に示すように、移動局3は、受信アンテナ201a,201b、無線受信部202a,202b、波形整形部203a,203b、干渉抑圧部204、差動時空間復号部205a,205b、合成部206、デマッピング部207、フレームタイミング検出部208および受信制御部209を備える。
移動局3の動作について、図9を用いて説明する。移動局3は、複数の基地局1から送信された信号を受信可能な受信装置である。受信アンテナ201a,201bは、複数の基地局1から送信された信号を含む受信信号を受信する複数の受信アンテナの一例である。受信アンテナの数は2に限定されない。なお、以下の説明では、移動局3の通信相手が基地局1−1であり、基地局1−1から送信された無線信号が所望信号であり、基地局1−2から送信された無線信号が干渉信号であるとして説明する。
無線受信部202a,202bは、それぞれ受信アンテナ201a,201bによって受信された信号に対して、それぞれ増幅、ダウンコンバート、AD(Analog to Digital)変換等の処理を行い、処理後の信号をそれぞれ波形整形部203a,203bへ出力する。なお、無線受信部202a,202bにおける処理は、これらに限定されず、一般的な受信処理でよい。
波形整形部203a,203bは、それぞれ無線受信部202a,202bから出力された信号に対して、例えばルートナイキストフィルタにより、所望信号の帯域外の信号成分を除去するとともに所望信号に対する波形整形を行う。波形整形部203a,203bが行う波形整形処理は、ルートナイキストフィルタを用いた処理に限定されない。
干渉抑圧部204は、干渉抑圧処理を実施する。以下では、干渉抑圧処理として、ZF(Zero Forcing)方式による処理を行う例を説明するが、MMSE(Minimum Mean Square Error)方式など、他の方式を用いた干渉抑圧処理を実施してもよい。
図10は、干渉抑圧部204の構成例を示す図である。図10に示すように、干渉抑圧部204は、伝送路推定部301a,301b、重み計算部302および干渉除去部303を備える。
図10を用いて、干渉抑圧部204の動作について説明する。なお、干渉抑圧部204の動作タイミングは受信制御部209によって制御される。受信制御部209は、フレームフォーマットにしたがって、伝送路推定部301a,301bおよび重み計算部302の処理が干渉測定信号を受信する期間で行われ、干渉除去部303の処理が同期信号およびデータ信号を受信する期間で行われるように、各部を制御する。
伝送路推定部301a,301bは、それぞれ受信アンテナ201a,201aにより受信された信号に含まれる干渉信号の伝送路推定を行う。具体的には、伝送路推定部301a,301bは、以下のように、受信信号から干渉源となる送信装置すなわち基地局1−2から送信された信号である干渉信号を分離し、受信アンテナ201a,201aごとに干渉信号の伝送路を推定する。詳細には、伝送路推定部301a,301bは、受信信号に含まれる干渉測定用の干渉測定ビットである干渉測定信号を用いて干渉信号の伝送路を推定する。受信アンテナy(y=0,1)で受信されるk番目のブロックの受信信号をrk,1[y]、rk,2[y]とするとき、受信信号行列R(太字)k[y]は式(4)で表すことができる。なお、y=0が、受信アンテナ201aに対応し、y=1が、受信アンテナ201bに対応する。また、行列C(太字)kは基地局1−1から送信された信号を表す行列であり、行列D(太字)kは基地局1−2から送信された信号を表す行列であり、行列H(太字)k[y]は基地局1−1と移動局3の受信アンテナyとの間の伝送路を表す行列であり、行列G(太字)k[y]は基地局1−2と移動局3の受信アンテナyとの間の伝送路を表す行列である。
Figure 0006587781
基地局1−1の送信アンテナx(x=0,1)と移動局3の受信アンテナy(y=0,1)との間の伝送路を、hk[x,y]とし、基地局1−2の伝送路をgk[x,y]とするとき、行列C(太字)k、行列D(太字)k、行列H(太字)k[y]、行列G(太字)k[y]の各行列は、それぞれ式(5)、式(6)、式(7)、式(8)で表すことができる。なお、x=0が送信アンテナ111aに対応し、x=1が送信アンテナ111bに対応する。
Figure 0006587781
Figure 0006587781
Figure 0006587781
Figure 0006587781
次に、伝送路の推定対象である基地局1−2で用いられる符号fkを式(4)に乗算し、直交が取れる2ブロックの信号を加算した結果は、図3に示したように2ブロックで同じ信号を送信することすなわちC(太字)k=C(太字)k+1、D(太字)k=D(太字)k+1であること、および、伝送路の変動がないことすなわちH(太字)k[y]=H(太字)k+1[y]、G(太字)k[y]=G(太字)k+1[y]であること、を仮定することにより、式(9)のように表される。
Figure 0006587781
上記式(9)に、送信信号を示す行列D(太字)kの逆行列を乗算することで、基地局1−2の伝送路を示す行列G(太字)k[y]は以下の式(10)のように求めることができる。伝送路推定部301a,301bは、式(10)に基づいて、対応する受信アンテナで受信された干渉信号の伝送路をそれぞれ推定する。なお、基地局1−2の符号fkは基地局1−1から送信される制御信号に含まれることにより、または基地局1−1から送信されるデータ信号に含まれることにより、基地局1−1から移動局3に通知される。
Figure 0006587781
重み計算部302は、伝送路推定部301a,302aの出力する伝送路推定値gk[x,0]、gk [x,1]を用い、式(11)から式(13)によって、3つの重みw00,w11,w01を計算する。なお、受信制御部209より、干渉抑圧処理を停止するよう指示される場合は、w00=1、w11=1、w01=0とする。
Figure 0006587781
Figure 0006587781
Figure 0006587781
ここで、I00、I11、I01、cは、式(14)、式(15)、式(16)、式(17)、式(18)で表される。
Figure 0006587781
Figure 0006587781
Figure 0006587781
Figure 0006587781
Figure 0006587781
干渉除去部303は、以下の式(19)、式(20)によって、各受信アンテナの受信信号rk[y]から干渉信号を除去し、干渉信号を除去した信号qk[y]を差動時空間復号部205a,205bへ出力する。すなわち、干渉除去部303は、干渉信号の伝送路の推定結果を用いて、複数の受信アンテナのうちの1つである第1の受信アンテナによって受信された受信信号における干渉信号を、第1の受信アンテナ以外の受信アンテナである第2の受信アンテナにより受信された受信信号を用いて除去する。以下の式(19)では、第1の受信アンテナはy=0に対応する受信アンテナ201aであり、第2の受信アンテナはy=1に対応する受信アンテナ201bであり、式(20)では、第1の受信アンテナがy=1に対応する受信アンテナ201bであり、第2の受信アンテナはy=0に対応する受信アンテナ201aである。
Figure 0006587781
Figure 0006587781
差動時空間復号部205a,205bは、それぞれ受信アンテナ201a,201bにより受信された信号に対して干渉除去された受信信号であるqk,1[y]、qk,2[y]を用いて、ブロック単位に行列を生成し、式(21)に示す差動時空間復号により、受信アンテナyの送信シンボル推定値を出力する。
Figure 0006587781
ここで、Q(太字)k[y]は、以下の式(22)、式(23)で表される。
Figure 0006587781
Figure 0006587781
合成部206は、式(24)、式(25)に示すように、各受信アンテナの送信シンボル推定値s(ハット)k,1[y]、s(ハット)k,2[y]を加算し、送信シンボル推定値s(ハット)k,1、s(ハット)k,2を得る。合成部206は、送信シンボル推定値s(ハット)k,1、s(ハット)k,2をデマッピング部207へ出力する。
Figure 0006587781
Figure 0006587781
デマッピング部207は、合成部206から出力されたシンボル推定値をビット系列に変換する。例えば、基地局1におけるマッピングでQPSKが用いられた場合、デマッピング部207ではQPSKに対応したデマッピングが行われる。基地局1におけるマッピングでQPSKが用いられた場合、デマッピングでは1つのシンボル推定値から2ビットに変換されるが、複素数のシンボル推定値の虚部と実部の各符号によって、デマッピング部207は、ビット値を判定すればよい。具体的には、虚部と実部の各符号によって2ビットのそれぞれのビットを、正の場合は0、負の場合は1とする。
フレームタイミング検出部208は、デマッピングで変換されたビット系列の中から同期信号すなわち同期ビット系列を抽出する。フレーム中の同期ビット系列の位置は既知のため、同期ビット系列が抽出されたタイミングから、フレームタイミングすなわちフレームの先頭のタイミングを得ることができる。
受信制御部209は、フレームタイミング検出部208で検出されたフレームタイミングに基づいて、干渉抑圧部204の動作を制御する。具体的には、受信制御部209は、干渉抑圧部204の伝送路推定部301a,301bと重み計算部302とは、干渉測定信号を受信しているときに動作するよう干渉抑圧部204を制御する。また、受信制御部209は、干渉除去部303が同期信号とデータ信号を受信しているときに動作するよう干渉抑圧部204を制御する。なお、移動局3が、基地局1からの受信を開始した時など、受信制御部209は、フレームタイミングが不明の場合は、干渉抑圧処理を停止するよう制御する。
以上のように、本実施の形態では、基地局1が、同期信号とデータ信号に対しては差動時空間符号化を施し、干渉測定信号に対しては時空間符号化を施して、同期信号、データ信号および干渉測定信号を送信するようにした。すなわち、基地局1が送信する送信ブロックは、干渉測定用の干渉測定ビットで構成される干渉測定ブロックを含み、符号乗算部106は、干渉測定ブロックに符号を乗算する。また、送信ブロックは、送信される情報を示すデータで構成されるデータブロックを含み、差動部104は、データブロックに差動処理を行う。このため、基地局1から送信された信号を受信した移動局3は、データ信号の復号においては伝送路推定を行う必要がなく、かつ受信した干渉測定信号を用いて伝送路推定を行うことができるため干渉抑制処理を行うことができる。また、送信装置、受信装置ともに簡易な構成で、差動時空間符号化に対する干渉抑圧を実現することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1−1,1−2 基地局、2−1,2−2 通信エリア、3 移動局、4 制御局、10 無線通信システム、101 フレーム生成部、102 マッピング部、103 時空間符号化部、104 差動部、105 遅延部、106 符号乗算部、107 選択部、108 送信信号分割部、109a,109b 波形整形部、110a,110b 無線送信部、111a,111b 送信アンテナ、112 送信制御部、201a,201b 受信アンテナ、202a,202b 無線受信部、203a,203b 波形整形部、204 干渉抑圧部、205a,205b 差動時空間復号部、206 合成部、207 デマッピング部、208 フレームタイミング検出部、209 受信制御部、301a,301b 伝送路推定部、302 重み計算部、303 干渉除去部。

Claims (8)

  1. 送信シンボルを時空間符号化することにより送信ブロックを生成する時空間符号化部と、
    前記送信ブロックに対して差動処理を行う差動部と、
    前記送信ブロックに符号を乗算する符号乗算部と、
    前記差動処理後の前記送信ブロックと前記符号乗算後の前記送信ブロックとのうちいずれか一方を選択する選択部と、
    前記選択された前記送信ブロックを送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  2. 前記送信ブロックは、干渉測定用の干渉測定ビットで構成される干渉測定ブロックを含み、
    前記符号乗算部は、前記干渉測定ブロックに前記符号を乗算することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記送信ブロックは、送信される情報を示すデータで構成されるデータブロックを含み、
    前記差動部は、前記データブロックに前記差動処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の送信装置。
  4. 同一の前記干渉測定ブロックが2つ連続して送信されることを特徴とする請求項2または3に記載の送信装置。
  5. 前記符号は、前記送信装置ごとに決定されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の送信装置。
  6. 複数の請求項1から5のいずれか1つに記載の送信装置から送信された信号を受信可能な受信装置であって、
    複数の前記送信装置から送信された信号を含む受信信号を受信する複数の受信アンテナと、
    前記受信信号から干渉源となる前記送信装置から送信された信号である干渉信号を分離し、前記受信アンテナごとに前記干渉信号の伝送路を推定する伝送路推定部と、
    前記伝送路の推定結果を用いて、複数の前記受信アンテナのうちの1つである第1の受信アンテナによって受信された前記受信信号における干渉信号を、前記第1の受信アンテナ以外の前記受信アンテナである第2の受信アンテナにより受信された前記受信信号を用いて除去する干渉除去部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  7. 前記伝送路推定部は、前記受信信号に含まれる干渉測定用の干渉測定ビットを用いて干渉信号の伝送路を推定することを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
  8. 複数の請求項1から5のいずれか1つに記載の送信装置と、
    前記送信装置から送信された信号を受信可能な請求項6または7に記載の受信装置と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
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