JP6586377B2 - 排気浄化装置 - Google Patents
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Description
エンジンから排出された直後の排気ガスに含まれる窒素酸化物は一酸化窒素が大部分であり、また、アンモニアによる窒素酸化物の還元反応は、一酸化窒素と二酸化窒素とのモル比が1:1に近づくほど反応速度が速くなる。そのため、上記構成によれば、酸化触媒によって排気ガスにおける一酸化窒素と二酸化窒素とのモル比が1:1に近づくことで、各選択還元型触媒における還元反応の反応速度を高めることができる。その結果、NOxの低減率をさらに向上させることができる。
上記構成によれば、第2選択還元型触媒から流出したアンモニアの大気への放出を抑えることができる。
図1に示すように、排気浄化装置10は、エンジンからの排気ガスが流れる排気通路11に、上流側から順に、前段酸化触媒20、バーナー21、第1添加弁22、第1選択還元型触媒23(以下、単に第1触媒23という。)を表層に有する触媒化DPF25、第2添加弁26、第2選択還元型触媒27(以下、単に第2触媒27という。)、後段酸化触媒28を備えている。排気通路11は、バーナー21および触媒化DPF25を収容する第1収容部12と、第1収容部12に対して縮径部13を介して接続されて第2触媒27および後段酸化触媒28を収容する第2収容部14とを備えている。
ス中のNOxとを反応させてNOxを還元する。第2触媒27は、例えばステンレスやセラミックからなるフロースルー型のモノリス担体と、このモノリス担体にコーティングされた触媒層とを有する。触媒層は、例えばゼオライトやアルミナからなる粒子状の触媒担体と、触媒担体に担持された触媒金属とを有する。触媒金属としては、例えば、銅系、鉄系、バナジウム系の各種金属が挙げられる。第2触媒27は、第1触媒23よりも容量が大きく、第1触媒23よりも多くのNOxを還元することが可能である。第2触媒27は、第1触媒23の第1活性温度T1Aよりも高い第2活性温度T2A(例えば「180℃」)以上であって、後述する触媒化DPF25の再生温度よりも高い第2上限温度(例えば「650℃」)以下の比較的高い温度範囲を活性温度域として有する。
択処理について図2を参照して説明する。
排気浄化装置10では、排気ガスに含まれる粒子状物質を捕捉するDPFを触媒化DPF25とすることによってDPFと触媒とが同じ位置に配設されている。そのため、DPFの下流に第1触媒23が位置する構成に比べて第1および第2触媒23,27に流入する排気ガスの温度低下が抑えられることから、バーナー21の駆動によって第1および第2触媒23,27を効果的に昇温させることができる。これにより、第1触媒温度T1が第1活性温度T1Aに到達する時期、および、第2触媒温度T2が第2活性温度T2Aに到達する時期が早まることで、第1触媒23によるNOxの還元、および、第2触媒27によるNOxの還元を早期に実現可能である。その結果、NOxの低減率を向上させることができる。
edure)のコールドスタートで比較した結果の一例を示すグラフである。実施例1,2の排気浄化装置は上述した排気浄化装置10である。実施例1は、第1および第2触媒23,27の触媒金属として銅系の金属を用いたものであり、実施例2は、第1および第2触媒23,27の触媒金属として鉄系の金属、あるいは、バナジウム系の金属を用いたものである。一方、比較例の排気浄化装置は、触媒化DPF25に代えて、DPFとDPFの下流に位置する第1選択還元型触媒とを備えたものである。図4に示すように、実施例1,2では、比較例に比べてNOxの低減率が約10%向上することが認められた。
(1)バーナー入口温度Tbが設定温度Tbs未満であり、かつ、第1触媒温度T1が第1活性温度T1A未満であるとき、バーナー21が昇温モードで駆動される。また、排気ガスに含まれる粒子状物質を捕捉するDPFを触媒化DPF25とすることによってDPFと触媒とが同列に配設されている。そのため、バーナー21の駆動により、第1および第2触媒23,27の昇温を効果的に促進させることができる。これにより、エンジンが冷間始動された場合であっても、第1触媒23によるNOxの還元、および、第2触媒27によるNOxの還元を早期に実現可能である。その結果、NOxの低減率を向上させることができる。
・排気ガスに含まれるNOxを低減させるうえでは、後段酸化触媒28は割愛された構成であってもよい。
・第2触媒温度T2が第2活性温度T2A以上であるとき、その上流側に位置している第1触媒23も第1活性温度T1A以上である可能性が非常に高い。そのため、添加制御部53は、第2触媒温度T2が第2活性温度T2A以上であるときに、第1添加処理および第2添加処理の双方を実行してもよい。すなわち、添加制御部53は、第1NOx量Qn1に応じた第1添加量Qu1の尿素水を第1添加弁22から添加し、第2NOx量Qn2に応じた第2添加量Qu2の尿素水を第2添加弁26から添加してもよい。
・第2選択還元型触媒27は、活性温度域に第1選択還元型触媒23の活性温度域よりも高い温度域を有していればよい。すなわち、第2選択還元型触媒27は、第2上限温度が第1上限温度よりも高ければよく、第2活性温度T2Aが第1活性温度T1Aと同じ温度であってもよい。
Claims (5)
- 排気通路を流れる排気ガスを昇温可能なバーナーと、
前記バーナーの下流に位置し、排気ガスに尿素水を添加する第1添加弁と、
前記第1添加弁の下流に位置し、NOxとアンモニアとを反応させてNOxを還元する第1選択還元型触媒を表層に有して排気ガス中の粒子状物質を捕捉する触媒化DPFと、
前記触媒化DPFの下流に位置し、排気ガスに尿素水を添加する第2添加弁と、
前記第2添加弁の下流に位置し、前記第1選択還元型触媒よりも高い活性温度域を有するとともにNOxとアンモニアとを反応させてNOxを還元する第2選択還元型触媒と、
前記バーナーの駆動、前記第1添加弁による尿素水の添加、および、前記第2添加弁による尿素水の添加を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記バーナーに流入する排気ガスの温度であるバーナー入口温度と前記第1選択還元型触媒の温度である第1触媒温度とを取得し、前記第1選択還元型触媒が活性状態にある第1活性温度よりも前記第1触媒温度が低く、かつ、前記第1活性温度よりも高い設定温度よりも前記バーナー入口温度が低いとき、前記第1選択還元型触媒を前記第1活性温度まで昇温させる昇温モードで前記バーナーを駆動する
排気浄化装置。 - 前記制御部は、前記第1触媒温度が前記第1活性温度以上であり、かつ、前記バーナー入口温度が前記設定温度よりも低いとき、前記第1選択還元型触媒を活性状態に維持する保温モードで前記バーナーを駆動する
請求項1に記載の排気浄化装置。 - 前記制御部は、
前記第2選択還元型触媒の温度である第2触媒温度を取得し、
前記第2選択還元型触媒が活性状態にある第2活性温度よりも前記第2触媒温度が低く、かつ、前記第1触媒温度が前記第1活性温度以上であるときには、前記第1添加弁による尿素水の添加を行い、
前記第2触媒温度が前記第2活性温度以上であるときには、前記第2添加弁による尿素水の添加を行う
請求項1または2に記載の排気浄化装置。 - 前記バーナーの上流に、排気ガスに含まれる一酸化窒素の一部を二酸化窒素へ酸化する前段酸化触媒を備える
請求項1〜3のいずれか一項に記載の排気浄化装置。 - 前記第2選択還元型触媒を通過した排気ガスに含まれるアンモニアを酸化する後段酸化触媒を備える
請求項1〜4のいずれか一項に記載の排気浄化装置。
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