JP6584299B2 - ケーブル保持部材 - Google Patents

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Description

本発明は、ラック内に収納された通信機器等の機器ユニットから引き出された多数本のケーブルを保持するためにラック内に配置されるケーブル保持部材に関するものである。
ラック内に収納された通信機器等の機器ユニットからは多数本のケーブルが引き出されているが、配線作業やメンテナンス作業等の点から、これらのケーブルを整然と配線する必要がある。
このため本件出願人は、特許文献1に示すような複数個のケーブル挿通孔部を形成したケーブル保持部材や、特許文献2に示すような回転動作のみでマウントアングルに着脱自在なケーブル保持部材などを開発し、先に提案している。これらのケーブル保持部材で纏められたケーブルは、例えば直角に方向変換されて次の機器へと導かれている。
一方、前記ケーブルをケーブル保持部材に固定することもあり、この場合はケーブルの上に結束バンド等の結束部材を巻きつけて固定している。しかしながら、特許文献1や特許文献2に示すケーブル保持部材の場合は、ケーブルや結束部材に力が加わると、結束部材自身が動いてしまいケーブルが引っ張られて損傷するという問題があった。特に、ケーブルが光ファイバーの場合はこの傾向が強かった。また、ケーブル保持面はいずれも平面状で方向変換する角部は略直角の状態であるため、光ファイバーの許容曲げ半径よりも小さく曲がってしまい光ファイバーが折れたり損傷したりする場合があり、この結果、光ファイバーの伝達機能が大きく低下するという問題もあった。
特許第4007772号公報 特開2013−115165号公報
本発明は上記のような問題点を解決して、ケーブルを整然と配線することができ、またケーブルの結束部材に移動を生じさせることなく定位置にしっかりと固定することができ、更にはケーブルを曲げた状態で引き出しても光ファイバーが折れたり損傷したりするのを防止することができるケーブル保持部材を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するためになされた本発明のケーブル保持部材は、ラック内に配線されるケーブルを纏めて保持するケーブル保持部材であって、
保持部材本体はケーブルを保持する腕部を備えており、
この腕部のケーブル保持面の裏面には結束部材ズレ防止用の突起部を、腕部の長手方向に複数形成したことを特徴とするものである。
その他の好ましい実施形態によれば、前記突起部が、腕部の幅方向の両端部にそれぞれ形成されているものとするのが好ましい。
また、その他の好ましい実施形態によれば、前記ケーブル保持面をケーブル通過方向に沿って中央部が凸となる曲面に形成したうえ、この曲面の曲率半径を光ファイバーの許容曲げ半径よりも大きくし、一方、ケーブル保持面の裏面中央部には凹部を形成したものとするのが好ましい。
本発明のケーブル保持部材では、保持部材本体はケーブルを保持する腕部を備えており、この腕部のケーブル保持面の裏面には結束部材ズレ防止用の突起部を形成したので、結束部材が移動することなく定位置を維持しつつケーブルを固定することとなり、ケーブルの損傷を確実に防止できることとなる。
また、前記突起部が、腕部の幅方向の両端部にそれぞれ形成されているものとした場合は、結束部材を斜め方向に巻き付けた状態でケーブルを簡単に固定することができる。
更に、前記ケーブル保持面をケーブル通過方向に沿って曲面に形成したうえ、この曲面の曲率半径を光ファイバーの許容曲げ半径よりも大きくし、一方、ケーブル保持面の裏面中央部には凹部を形成したものとした場合は、腕部の肉厚が均一となって配線時において腕部を撓ませて容易に作業を行うことができ、また光ファイバーを急激に曲げることもないので、光ファイバーが折れたり損傷したりするのを的確に防止することができる。
本発明の実施の形態を示す斜視図である。 図1とは反対方向から見た斜視図である。 本発明のケーブル保持部材の使用状態を示す斜視図である。 図3の要部を示す底面図である。 本発明のケーブル保持部材の側面断面図である。 本発明のケーブル保持部材をマウントフレームに取り付けた状態を示す全体正面図である。 図6の要部を示す拡大正面図である。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
本発明のケーブル保持部材は、ラック内に収納された通信機器等の機器ユニットから引き出された多数本のケーブルを纏めるために用いるものである。図6は、一例として、ラック20のマウントフレーム21にスプライスユニット22を取り付けた場合を示しており、スプライスユニット22の前面から引き出された出た複数本のケーブル23を複数個のケーブル保持部材を用いて纏める構造となっている。なお、前記ケーブル23は光ファイバーである。
図7に示されるように、前記スプライスユニット22の上下方向に隣接してパネル24がマウントフレーム21に取り付けられている。そして、このパネル24にはケーブル23を纏めるのに必要な個数だけケーブル保持部材が取り付けられている。図7では、ケーブル保持部材はスプライスユニット22の前面に平行して水平方向に所定間隔を隔てて複数個並べてある。その他に、ケーブル保持部材をマウントフレーム21に直接取り付けることもできる(図3を参照)。
なお図中、1は保持部材本体、30はケーブル保持部材の端部を覆うカバーを示している。
図1、図2に示すように、前記保持部材本体1はケーブル23を保持するための上下一対の腕部3、3を備えている。この腕部3は、保持部材本体1の基部2の上下端部からそれぞれ水平方向に突出するよう形成されており、保持部材本体1は断面コ字状となっている。また、この腕部3の内側がケーブル保持面4となっており、本明細書では外側を裏面5と称する。
前記腕部3のケーブル保持面4の裏面5には、結束部材のズレ防止用の突起部6が複数個形成されている。図3、図4に示すように、この突起部6は、ケーブル23を結束するための結束部材10を固定してズレを防止するためのものであり、図示のものでは、腕部3の長手方向に一定間隔を隔てて均等に形成されている。また突起部6は、腕部3の幅方向(長手方向と直交する方向)の両端部にそれぞれ形成されており、両側の突起部6、6間の中央部には凹部9が形成されている(この凹部9については後述する)。
図3、図4は、保持部材本体1は基部2のネジ固定部7をボルト8によってマウントフレーム21に直接取り付けた構造を示している。通信機器の前面から引き出された複数本のケーブル23は、保持部材本体1によって纏められるとともに、左右方向からケーブル保持面4を通過して下方側へ方向変換されている。この際、纏められたケーブル23はグループごとに結束部材10により腕3にしっかりと固定されるため、例えばケーブルが引っ張られた場合などでも移動することが防止され、損傷することがなくなる。
なお、前記結束部材10としては、例えば端部に面ファスナーを取り付けた帯状体のような一般的な結束バンドを使用することができる。
また突起部6は、腕部3の長手方向に対して両端部にそれぞれ複数個形成されているので、纏められたケーブル23の幅に応じて、結束部材10を真っ直ぐに巻き付けたり、斜め方向に巻き付けたりすることができる。この結果、結束部材10の側面部が突起部6に接触して移動が防止されることとなり、ケーブル23を確実に固定することとなる。
また、前記腕部3のケーブル保持面4はケーブル通過方向に沿って曲面に形成されている。図5に示すものでは、前記ケーブル保持面4は上下いずれも曲面としてあるが、ケーブル25を案内する側だけが曲面であればよく、少なくとも一方が曲面に形成されていればよい。なお、片方だけが曲面の場合は、ケーブル23の案内方向に応じて曲面が当接するように保持部材本体1を反転させて取り付ければよい。
前記曲面の曲率半径は、光ファイバーの許容曲げ半径よりも大きくしてある。言い換えれば、ケーブル保持面4の曲率は、光ファイバーの許容曲げ半径の場合の曲率よりも小さくしてあり、前記ケーブル保持面4で案内されるケーブル23は光ファイバーの許容曲げ半径以下には曲がらないようにされている。ここで、光ファイバーの許容曲げ半径とは、光ファイバーを曲げた場合に折れたり損傷したりしない限界の曲率半径を意味する。
この結果、保持部材本体1でケーブル23の方向変換をして引き出しても、光ファイバーはケーブル保持面4の局面に沿って緩やかに曲がるため、曲げによる折れや損傷は生じることがなく十分な伝達機能を保持することができる。
更に、図5に示すように、前記ケーブル保持面4の裏面5の中央部には前記曲率半径に等しい曲面を有する凹部9が形成されている。これにより、腕部3の肉厚が略均一となるため、配線時において腕部3を撓ませてケーブル23の纏めや増設等の作業を容易に行うことができることとなる。なお、前記凹部9は曲率半径に等しい曲面を有するものに限定されないことは勿論である。
1 保持部材本体
2 基部
3 腕部
4 ケーブル保持面
5 裏面
6 突起部
7 ネジ固定部
8 ボルト
10 結束部材
20 ラック
21 マウントフレーム
22 スプライスユニット
23 ケーブル
24 パネル
30 カバー

Claims (3)

  1. ラック内に配線されるケーブルを纏めて保持するケーブル保持部材であって、
    保持部材本体はケーブルを保持する腕部を備えており、
    この腕部のケーブル保持面の裏面には結束部材ズレ防止用の突起部を、腕部の長手方向に複数個形成したことを特徴とするケーブル保持部材。
  2. 突起部が、腕部の幅方向の両端部にそれぞれ形成されている請求項1に記載のケーブル保持部材。
  3. ケーブル保持面をケーブル通過方向に沿って中央部が凸となる曲面に形成したうえ、この曲面の曲率半径を光ファイバーの許容曲げ半径よりも大きくし、一方、ケーブル保持面の裏面中央部には凹部を形成した請求項1または2に記載のケーブル保持部材。
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