JP6584233B2 - 車両の排水構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両内に貯留した水を外部に排水する車両の排水構造に関する。
従来、車体内に浸入して貯留した水を外部に排出するために、ボディパネルの開口部周縁に凹陥部を形成し、この凹陥部に集積する水を、ドレンチューブを介して外部に排出するようにしたり(特許文献1参照)、或いは、車体フロアに形成した貫通孔を貫通して車体外部に突出するドレンパイプを設け、外部からドレンパイプにドレンチューブを接続して車体フロアに溜まる水を排出部に導くようにすることが行なわれている(特許文献2参照)。
実願昭63−4673(実開平1−109457号)の全文明細書(明細書第7〜8頁の「実施例」および第2図) 実公平3−47003号公報(第1頁第2欄第25行〜第2頁第3欄第22行および第2図)
しかし、フロア下面など地面に近い位置に排水のための孔を設け、この孔にドレンパイプを外部に突出するように設ける場合、地面との距離が近いことから、ドレンパイプのフロア外部への突出量を大きくすることができず、走行中にタイヤによって跳ね上げられる水がドレンパイプを逆流して車体内に浸入するおそれがある。また、このような逆流を防止するために、排水のための孔の径を小さくすることが考えられるが、水抜き性が悪くなるという新たな問題が生じる。
本発明は、フロア下面など地面に近い位置にドレン孔を形成する場合であっても、簡単な構成により、車体内の水を確実に排水でき、ドレン孔を介して外部からの水が逆流することを防止できるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明に係る車両の排水構造は、車両内に貯留した水を外部に排水する車両の排水構造において、車両のフロアに形成されたドレン孔と、前記フロアの前記ドレン孔の下方に取り付けられた受皿と、前記受皿の後端側であって前記ドレン孔の下方からずれた位置に形成された排出孔と、前記受皿の下面であって前記排出孔よりも前位置でかつ後部タイヤの前方に取り付けられた空力フィンとを備えることを特徴としている。
係る構成によれば、ドレン孔を介して受皿に溜まった水が排出孔から外部に排出される一方、走行中にタイヤによって跳ね上げられる水が排出孔から受皿内に逆流しても、フロアのドレン孔の下方から後方にずれた位置に排出孔が形成されるため、受皿内に逆流した水がドレン孔を介して車体内に浸入することはない。また、空力フィンを排出孔の直前位置に設けることにより、自動車が走行すると、空力フィンによって空気の流れが制御され、空力フィンの後側の気圧が低下し、これにより受皿の内外に気圧差が生じて、受皿に溜まった水が排出孔を介して負圧側の車外に効果的に排出されることになり、受皿の排出孔の外側を負圧にして受皿に溜まった水を効率よく外部に排出することができる。
本発明によれば、ドレン孔がフロア下面など地面に近い位置に形成されていても、車体内の水を確実に外部に排水することができるとともに、ドレン孔を介して外部からの水が逆流することを防止することができ、簡単な構成により、車体内の水抜きをより確実に行なうことが可能になる。
本発明に係る車両の排水構造の一実施形態の後方から見た概略図である。 図1の一部の側面図である。 図2の一部の平面図である。 一実施形態の動作説明図である。
本発明に係る車両の排水構造を、スライドドアを有する車両に適用した一実施形態について、図1ないし図4を参照して詳細に説明する。ここで、本実施形態でいう前後、左右とはシートに着座した状態で見た前後、左右を意味する。
スライドドアを有する車両である自動車では、図1に示すように、車体右側にロッカ1が設けられ、ロッカ1にスライドドア2の下端のアーム2aをガイドするためのガイド部3が、ロッカ1の一部に形成され、このガイド部3の車外と反対側にスライドドアの駆動用モータ4が配置される。このとき、ガイド部3がロッカ1の一部を貫通してガイド部3の内部が車外に連通した状態になっており、スライドドア2を開閉することにより、ガイド部3の内部に外部から雨水などの水が浸入するため、ガイド部3に浸入した水を排出するために、次のような構造が採用されている。
図1、図2に示すように、ガイド部3にドレンパイプ6が貫通して取り付けられ、フロア7のドレンパイプ6に下端に対向する位置にドレン孔8が透設され、ドレン孔8にドレンパイプ6の下端部が挿入される。そして、フロア7の下面のドレン孔8の下方に受皿9が設けられ、受皿9の後端側であってドレン孔8の下方からずれた位置に排出孔10が形成され、ガイド部3に浸入した水がドレンパイプ6を介して受皿9に溜まり、排出孔10を介して受皿9に溜まった水が外部に排出される。なお、ドレンパイプ6は、その上端にフランジ6aを有し中央部外側に防水用にゴム製のリング状シーラ6bが外嵌されており、これらドレンパイプ6、フランジ6aおよびシーラ6bによりドレンが構成されている。
また、受皿9は図3に示すように構成され、矩形状の金属板の中央部に円形の窪んだ凹部が形成された形状を有し、受皿9の四隅(図3中の×印)がフロア7の下面に溶接され、受皿9がフロア7の下面に取り付けられるようになっている。
ところで、自動車の空力特性を改善して直進安定性の向上を図るために、図2に示すように、フロア7の下面であってタイヤTの前方に樹脂または硬質ゴムなどからなるL字状の空力フィン11が取り付けられるが、一部の空力フィン11が受皿9の下面であって排出孔10の前位置に配置されている。このように、空力フィン11を排出孔10の直前位置に配置することにより、図4に示すように、自動車が走行すると、空力フィン11によって空気の流れが制御され、空力フィン11の後側の気圧が低下するため、受皿9の内外に気圧差が生じて、受皿9に溜まった水が排出孔10を介して負圧側の車外に効果的に排出される。
したがって、上記した実施形態によれば、ドレンパイプ6を介して受皿9に溜まった水が排出孔10から外部に排出される一方、走行中にタイヤによって跳ね上げられる水が排出孔10から受皿9内に逆流しても、フロア7のドレン孔8の下方から後方にずれた位置に排出孔10が形成されるため、受皿9内に逆流した水がドレン孔8に挿入されたドレンパイプ6を介して車体内に浸入することが阻止される。
そのため、ドレン孔8が地面に近いフロア7の下面に形成されていても、車体内の水を確実に外部に排水することができるとともに、ドレン孔8に挿入されたドレンパイプ6を介して外部からの水が逆流することを防止することができ、簡単な構成により、車体内の水抜きをより確実に行なうことができる。
また、空力フィン11を排出孔10の直前位置に設けることにより、受皿9の排出孔10の外側を負圧にして受皿9に溜まった水を効率よく外部に排出することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。
例えば、上記した実施形態では、スライドドア2のアーム2aをガイドするためのガイド部3から浸入する水を排出する場合について説明したが、エアコンで生じた水や、窓ガラスの隙間などを介して外部から車体内に浸入した水など、車体内から水を排出する場合すべてに本発明を適用することができるのはいうまでもない。
また、上記した実施形態では、空力フィン11を排出孔10の直前位置に設けた場合について説明したが、空力フィン11は必ずしも設ける必要はない。
また、受皿9は、フロア7の下面に取り付けた状態で後方に向かって下向きに傾斜するように形成し、受皿9の後端側に形成した排出孔10から水が排出し易くするのが好ましい。
6 …ドレンパイプ
7 …フロア
8 …ドレン孔
9 …受皿
10 …排出孔

Claims (1)

  1. 車両内に貯留した水を外部に排水する車両の排水構造において、
    車両のフロアに形成されたドレン孔と、
    前記フロアの前記ドレン孔の下方に取り付けられた受皿と、
    前記受皿の後端側であって前記ドレン孔の下方からずれた位置に形成された排出孔と
    前記受皿の下面であって前記排出孔よりも前位置でかつ後部タイヤの前方に取り付けられた空力フィンと
    を備えることを特徴とする車両の排水構造。
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