JP6584144B2 - インクジェットプリント装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリントヘッドからインクを吐出させて画像をプリントするインクジェットプリント装置に関する。
インクジェットプリント装置では、プリントヘッドの吐出口からインクの揮発性分が蒸発することによって、吐出不良が生じることがある。よって、このような吐出不良を防止するために、多くのインクジェットプリント装置では、画像データとは無関係な予備吐出動作を周期的に行うのが一般である。例えば、特許文献1には、シリアル型のインクジェットプリント装置において、プリント動作中であっても所定時間ごとにプリントヘッドをプリント走査領域から外れた予備吐出位置まで移動させ、予備吐出を行った後に次の走査を開始する構成が開示されている。このような特許文献1の方法を採用すれば、プリントヘッドの吐出状態を良好な状態に維持することが出来る。
特開2008−229856号公報
ところで、サーマル方式のインクジェットプリントヘッドでは、プリントヘッドの温度を許容範囲に維持するために待機処理が必要なことがある。具体的に説明すると、例えばプリントヘッドの温度が、正常な吐出動作が可能な温度範囲の上限を超えてしまった場合、ヘッド温度が正常値に戻るまで吐出動作を行わずに待機する必要がある。また、反対に、プリントヘッドの温度が正常な吐出動作が可能な温度範囲の下限を下回る場合、プリントヘッドを加熱しながらヘッド温度が正常値に上がるまで待機する必要がある。更に、サーマル方式のインクジェットプリントヘッドでなくても、プリントヘッドを走査させるためのキャリッジモータの温度が許容範囲を超えてしまった場合などには、モータ温度が正常値に戻るまでキャリッジ移動を行わないように待機する必要がある。
シリアル型のインクジェットプリント装置において、このような待機処理は各プリント走査の前に割り込ませるのが一般である。しかし、直前のプリント走査終了時には予備吐出を必要としなくても、待機処理を行っている間に予備吐出が必要となってしまう場合もある。この場合、次のプリント走査をそのまま予備吐出なしで行ってしまうと、プリント走査中に吐出不良が発生するおそれが生じる。また、次のプリント走査の前に予備吐出を行おうとしても、待機していた位置は一般に予備吐出が可能な位置ではないので、その時点から予備吐出が可能な位置までプリントヘッドを更に移動させる必要が生じ、スループットを低下させてしまう懸念がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものである。よって、その目的とするところは、待機処理が割り込まれた場合であっても、スループットの低下を招くことなく、従来の予備吐出制御を効率的に行うことが可能なインクジェットプリント装置を提供することである。
そのために本発明は、インクを吐出して記録媒体に画像をプリントするプリントヘッドを搭載して往復移動するキャリッジと、前記プリントヘッドにインクを予備吐出する予備吐出動作を行わせる予備吐出手段と、前回の予備吐出動作からの経過時間が閾値を超えると前記予備吐出手段に次の予備吐出動作を行わせる予備吐出制御手段と、前記経過時間が前記閾値を超えていない場合は、前記キャリッジを第1の位置で停止する制御手段と、を備えるインクジェットプリント装置において、前記プリントヘッドの温度が所定の範囲にない場合に、前記キャリッジを停止した状態で前記プリントヘッドからインクを吐出させない待機動作を行う待機処理手段を備え、前記制御手段は、前記経過時間が前記閾値を超えていない場合であっても、前記キャリッジの往復移動中に前記プリントヘッドの温度が前記所定の範囲にないと判定した場合は、現在のキャリッジの移動を前記第1の位置で停止することなく当該第1の位置を超えて第2の位置で停止させ、前記プリントヘッドに前記待機動作と前記予備吐出動作を行わせることを特徴とすることを特徴とする。
本発明によれば、シリアル型のインクジェットプリント装置において、待機処理が割り込まれた場合であっても、スループットの低下を招くことなく、プリント動作中の予備吐出制御を効率的に行うことが可能となった。
シリアル型のインクジェットプリント装置の斜視図である。 (a)および(b)は、素子基板の構成を示す図である。 インクジェットプリント装置の制御の構成を示すブロック図である。 (a)および(b)は、走査前温度調整シーケンスを説明するための図である。 キャリッジの走査範囲を説明するための図である。 従来の一般的なプリント処理を説明するためのフローチャートである。 実施例1におけるプリント処理を説明するためのフローチャートである。 実施例1におけるプリント処理の変形例を説明するためのフローチャートである。 実施例2における予備吐フラグ制御シーケンスを説明するための図である。 実施例2におけるプリント処理を説明するためのフローチャートである。 実施例3におけるプリント処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明に係る最良の実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
(実施例1)
図1は、本発明に使用可能なシリアル型のインクジェットプリント装置の斜視図である。インクジェットプリント装置1は互いに向き合った2つの脚部9の上端部に跨るように固定されている。プリントコマンドが入力されると、ロールホルダ6に保持されているシートSは装置内に搬入され、プリントヘッド3によってプリント可能なプラテン8上に位置合わせされる。
キャリッジ4は、プリントヘッド3を搭載した状態で、キャリッジモータ59とベルト伝動手段12により、図のX方向に往復移動が可能になっている。また、このときのX方向におけるキャリッジ4の位置は、キャリッジ4に取り付けられたエンコーダセンサ14によって把握できるようになっている。キャリッジ4が移動する最中、プリントヘッド3が画像データに従ってインクを吐出することにより、プラテン8上に平滑に支持されたシートSに1行分の画像がプリントされる。1行分のプリント走査が完了すると、シートSは、搬送モータ57によって、プリントヘッド3のプリント幅に相当する距離だけY方向に搬送される。このようなプリントヘッド3によるプリント走査とシートSの搬送動作を交互に繰り返すことにより、シートS上には段階的に画像が形成されて行く。1ページ分のプリントが完了すると、シートSは画像の後端部分で不図示のカッタによって切断され、スタッカ7に排出される。
吐出動作に伴って消費されるインクは、装置内部に固定され各色のインクを収容しているインクタンク5より、キャリッジ4の移動に追従可能なチューブ2を介してプリントヘッド3に供給される。プリントヘッド3はブラック、シアン、マゼンタ、イエローのような複数のインクを吐出可能であり、インクタンク5やチューブ2もインク色に対応する数だけ用意されている。複数のチューブ2は、往復運動によるぶつかり合いを避けるため、チューブガイド21によって束ねられている。
プリントヘッド3の走査領域のX方向の両端には、プリントヘッド3に対するメンテナンス処理を行うための回復ユニット10と、予備吐出受け部11が配備されている。本実施例のプリントヘッド3は、回復ユニット10または予備吐出受け部11の位置でのみ予備吐出動作を行うようになっている。
図2(a)および(b)は、プリントヘッド3に配置された素子基板39の構成を示す図である。本実施例のプリントヘッド3は異なる種類のインクを吐出する複数の素子基板39がX方向に並列配置して構成されている。ここでは、1色分の素子基板39について説明する。図2(a)は素子基板39を吐出口面側(+Z方向)から観察した正面図、同図(b)は素子基板39のA−A断面図である。
素子基板39には、インクを滴として吐出する吐出口30が600dpi(ドット/インチ)のピッチでY方向に640個配列して成る吐出口列が、互いに半ピッチずれた状態でX方向に並列配置している。よって、プリントヘッド3がX方向に移動しながらインクを吐出することにより、Y方向には1200dpiの解像度を有する画像が1280画素だけプリントされる。素子基板39のY方向における両端には、素子基板39の温度を検出するための温度センサ20が配備されている。これら温度センサ20は、図2(b)に示す発熱素子形成基板31に形成されたダイオードのアノード・カソード間電圧の温度依存性を利用して温度を検出する。
図2(b)に見るように、素子基板39は、発熱素子形成基板31と上板部材35が積層されて構成される。発熱素子形成基板31にはインク供給口32が形成されており、インク供給口32を挟むX方向の両側には電圧パルスを印加すると発熱する発熱素子34が配備されている。一方、上板部材35には、インク供給口32と連通する共通インク室33と、共通インク室33のインクを個々の発熱素子34まで導くための複数のインク流路36と、発熱素子34で生成されたエネルギによってインクを吐出するための吐出口30が形成されている。Y方向に隣接するインク流路36は壁部材37によって隔てられており、その先端は発泡室38が形成されている。発泡室38において、吐出口30と対向する位置には発熱素子34が配備されている。
インク供給路32から共通インク室33に供給されたインクは個々のインク流路を経て発泡室38に到達する。吐出データがONの場合、発熱素子34には所定の電圧パルスが印加され、発熱素子34から付与される熱エネルギによって発泡室38のインク中に膜沸騰が生じ、泡の成長エネルギに伴って吐出口30からインクが滴として吐出される仕組みになっている。
図3は、本実施例で使用するインクジェットプリント装置の制御の構成を示すブロック図である。制御部50は、中央演算処理装置であるCPU51、制御プログラムや変数初期値を記憶するROM52、ワークエリアとして使用されるRAM53、タイマー60を備え、装置内の各種機構を駆動してプリント録装置全体を制御する。例えば制御部50は、インターフェイスI/F54を介して外部に接続されたホスト装置から画像データを受信し、ROM52に記憶されている制御プログラムに従って画像データをRAM53に展開する。その後、RAM53に展開された画像データに従って、プリント動作を実行する。具体的には、ヘッドドライバ55を介してプリントヘッド3を駆動し、プリントヘッド3の吐出口30からインクを吐出させる。また、エンコーダセンサ14から得られる情報を基に、モータドライバ58を介してキャリッジモータ59を駆動し、キャリッジ4の移動制御を行う。更にモータドライバ56を介して搬送モータ57を駆動し、プリント中のシートSを搬送する。なお、以降複数のフローチャートを用いて説明する本実施例のシーケンスは、温度センサ20より取得した素子基板39の温度とタイマー60のカウント値を用いて、制御部50のCPU51が、ROM52に記憶されているプログラムに従って実行するものである。
図4(a)および(b)は、プリント動作時にCPU51が実行する走査前温度調整シーケンスを説明するための図である。本実施例において走査前温度制御シーケンスとは、プリントヘッド3を所定の温度に調整するためのシーケンスであり、プリント走査のたびに実行される。図4(a)は、本実施例のCPU51が実行する走査前温度調整シーケンスのフローチャートである。本処理が開始されると、CPU51はまずステップS51において、温度センサ20の検出結果に基づいてプリントヘッド3全体の温度Thを検出する。既に説明したように、本実施例の温度センサ20は、1つの素子基板39に2つずつ配備されており、さらにプリントヘッド3にはインク色に対応した複数の素子基板39が配置されている。CPU51はこれら複数の温度センサ20のそれぞれの出力値を総合的に判断して、プリントヘッド3全体の温度Thを取得する。
続くステップS52において、CPU51は、ステップS51で取得したプリントヘッド3の検出温度Thが目標の温度範囲T1<Th<T2に含まれているか否かを判断する。目標の温度範囲とは、安定したプリント動作を行うためにプリントヘッド3に求められる温度範囲であり、本実施例では下限温度T1を40℃、上限温度T2を60℃とする。ステップS52において、プリントヘッド3の温度Thが目標の温度範囲に含まれていると判断した場合、現状態でプリント走査は可能と判断し、走査前温度制御シーケンスは終了する。
一方、プリント装置に電源が入っていなかったりスタンバイ状態が長時間続いたりすると、プリントヘッド3の温度は下限温度T1を下回っていることが多い。よって、このような場合はステップS53に進み、短パルス駆動モードを開始する。
図4(b)は、短パルス駆動モードにて、発熱素子34に印加するパルスを示すタイミングチャートである。本実施例の短パルス駆動モードにおいて、個々の発熱素子34には、100μsecおきに、すなわち10kHzの周波数で、24Vの電圧が0.1μsecの間印加される。この程度の印加は、発泡室38内のインクを過熱する程度に止まり、発泡や吐出には及ばない。そのため、素子基板39に含まれるインクは徐々に加熱され、これに伴ってプリントヘッド3全体の温度も徐々に上昇する。
短パルス駆動モードが開始されてから所定期間が経過すると、CPU51はステップS54に進み、ステップS51と同様にプリントヘッド3全体の温度Thを検出する。更にステップS55に進み、ステップS54で取得したプリントヘッド3の検出温度Thが下限温度T1に達しているか否かを判断する。そして、まだ達していないと判断した場合はステップS54に戻り、短パルス駆動モードを継続する。検出温度Thが下限温度T1に達したと判断した場合はステップS56に進み、短パルス駆動モードを終了し走査前温度制御シーケンスも終了する。
一方、吐出回数が多いプリント走査が続いた場合、プリントヘッド3の温度は上限温度T2を超えてしまう。このような場合、CPU51は、ステップ52においてTh>T2と判断し、ステップS57に進みプリント動作を行うことなく所定時間待機する。そして、所定時間が経過するとステップS58に進み、ステップS51と同様にプリントヘッド3全体の温度Thを検出する。更にステップS59に進み、ステップS58で取得したプリントヘッド3の検出温度Thが上限温度T2を下回っているか否かを判断する。そして、まだ下回っていないと判断した場合はステップS57に戻り、待機状態を継続する。一方、検出温度Thが上限温度T2を下回ったと判断した場合は、本処理を終了する。
図5は、キャリッジ4の走査範囲を説明するための図である。通常、キャリッジ4の走査範囲は、スループットを向上させるため、シートSの幅に応じた必要最小限の範囲に抑えられている。図では、シートSに対するプリント走査のためのキャリッジ移動の両端部をP1およびP2で示している。図4で説明した走査前温度調整シーケンスは、キャリッジ4がP1またはP2のいずれかにある状態で行われる。
一方、P3はプリントヘッド3が回復ユニット10に移動する場合の移動位置、P4はプリントヘッド3が予備吐出受け部11に移動する場合の移動位置をそれぞれ示している。P3およびP4は、シートSに対しP1およびP2よりもX方向の外側にあり、いずれの位置に移動する場合も、P1とP2の間を走査している通常のプリント走査に比べて、キャリッジ4の移動距離は長くなる。本実施例のCPU51は、プリント動作中において常にタイマー60を監視して、プリントヘッド3が予備吐出を行うタイミングを管理する。そして、予備吐出が必要と判断された場合は、次のプリント走査に移行する前に、キャリッジ4を回復ユニット10または予備吐出受け部11のいずれかまで移動させ、所定の予備吐出動作を行った後に、次のプリント走査を実行する。
図6は、プリントコマンドが入力された場合にCPU51が実行する従来の一般的なプリント処理を説明するためのフローチャートである。本処理が開始されると、CPU51は、まずステップS71にて、プリントコマンドに付随されている画像データを受信する。具体的には、インターフェイス54を介して入力された画像データに対し、所定の処理を施してプリントヘッド3がプリント可能な形態に整えた後、RAM53に展開する。その後ステップS72に進み所定の予備吐出動作を実行した後、ステップS73にてタイマー60をリセットし、ステップS74に進む。
ステップS74において、CPU51は図5(a)で説明した走査前温度制御シーケンスを実行する。そして、走査前温度制御シーケンスが終了すると、ステップS75に進み1行分のプリント走査を開始する。すなわち、CPU51はキャリッジモータ59を駆動させながら画像データに従ってプリントヘッド3からインクを吐出させる。このようなプリント走査を行っている最中にCPU51はステップS76に進み、タイマー60が所定時間以上の経過を示しているか否かを確認する。ここで言う所定時間とは、前回の予備吐出動作を行ってから次に予備吐出動作が必要とされるまでの時間を意味し、本実施例では1.5秒とする。
ステップS76において、まだ1.5秒以上の経過はないと判断した場合、CPU51はステップS77に進み、現在のプリント走査を図6で説明したポジションP1またP2で終了させる。具体的には、現在のプリント走査がP1からP2に向かう方向の走査であればキャリッジ4をP2で停止させ、現在のプリント走査がP2からP1に向かう方向の走査であればキャリッジ4をP1で停止させる。
その後ステップS78に進み、未だプリントすべき画像データがRAM53に残っているか否かを確認し、プリントすべき画像データ残っている場合は次のプリント走査のためにステップS74に戻る。プリントすべき画像データが残っていない場合は本処理を終了する。
一方、ステップS76において、タイマーリセットから1.5秒以上経過したと判断した場合、CPU51はステップS79に進み、現在のプリント走査を図6で説明したポジションP3またはP4で終了させる。具体的には、現在のプリント走査がP1からP2に向かう方向の走査であればキャリッジ4をP4で停止させ、現在のプリント走査がP2からP1に向かう方向の走査であればキャリッジ4をP3で停止させる。
その後ステップS80に進み、未だプリントすべき画像データがRAM53に残っているか否かを確認する。プリントすべき画像データ残っている場合はステップS81にて、現在の位置すなわち回復ユニットの位置P3または予備吐出受け部P4のいずれかの位置で予備吐出動作を実行する。そして、ステップS82でタイマー60をリセットした後、次のプリント走査のためにステップS74に戻る。一方、ステップS80でプリントすべき画像データが残っていないと判断した場合は本処理を終了する。
ところで、以上図6を用いて説明したシーケンスにおいて、ステップS74で待機処理が割り込まれた場合、その待機が行われる位置は、ステップS76の判断のもとステップS77またはステップS79で設定されたポジションである。すなわち、ステップS76で未だ1.5秒以上経過していないと判断した場合、リターン後のステップS74で待機する位置は、予備吐出動作を行うことが出来ないP1またはP2である。しかしながら、ステップS74で待機処理が行われた場合、その待機の最中に前回のタイマーリセットから1.5秒が経過してしまうことがある。
よって、ステップS74で待機した後そのままステップS75に進むと、吐出口30ではインクの蒸発が進み、そのプリント走査では吐出不良が生じてしまうおそれが生じる。これを回避するために、ステップS74とステップS75の間に予備吐出動作を行うための処理を追加することも出来る。しかしこの場合、現時点のポジションP1またはP2から予備吐出が実行可能なポジションP3またはP4にキャリッジを移動させる必要があり、キャリッジ4に対する加速や減速のための時間が余分にかかってしまう。そして、このような非効率性は、シートSの幅が小さいほど顕著になる。
図7は、プリントコマンドが入力された場合における本実施例のプリント処理を説明するためのフローチャートである。図6と同じステップ番号は、図6のフローチャートと同じ処理を示す。図6で説明したプリント処理と異なる点は、ステップS76の判断処理とステップS77の処理の間に、ステップS83が設けられていることである。以下、図7のステップS76以下の処理について説明する。
ステップS76にて、まだ1.5秒以上の経過はないと判断した場合、CPU51はステップS83に進み、現時点におけるプリントヘッド3の温度Thが温度範囲T1<Th<T2に含まれているか否かを判断する。ここでT1およびT2は、既に図4(a)でも説明したように、安定したプリント動作を行うためにプリントヘッド3に求められる下限温度と上限温度であり、本実施例ではT1=40℃、T2=60℃としている。そして、当該温度範囲に含まれていると判断した場合はステップS77に進み、現在のプリント走査をポジションP1またP2で終了させる。一方、ステップS83にて、検出温度Thが温度範囲T1<Th<T2の範囲にないと判断した場合、CPU51はステップS79に進み、現在のプリント走査をポジションP3またP4で終了させる。すなわち、現在のプリント走査がP1からP2に向かう方向の走査であればキャリッジ4をP4で停止させ、現在のプリント走査がP2からP1に向かう方向の走査であればキャリッジ4をP3で停止させる。
一方、ステップS76において、タイマーリセットから1.5秒以上経過したと判断した場合についても、CPU51はステップS79に進み、現在のプリント走査を図6で説明したポジションP3またはP4で終了させる。以下の処理は、図6で説明した従来法と同様である。
以上説明した本実施例によれば、ステップS83の工程を設けることにより、CPU51は、タイマー60の経過時間とプリントヘッド3の温度の両方を加味して、現在行っているプリント走査の終了地点を判断することが出来る。すなわち、待機処理が予想されない場合は、現時点の経過時間に基づいて予備吐出動作の要否を判断し、待機処理が予想される場合は経過時間に拠らず予備吐出動作を行うことを前提にプリント走査の終了地点を決定する。このため、本実施例によれば、ポジションP1またはP2でインクの蒸発が進行するまで待機し、そのままプリント動作を行うような状況は回避される。結果、インク蒸発に伴う画像品位の劣化を抑制することができる。また、待機処理の予想をプリント走査中のステップS83で行っているので、キャリッジ4に対する余分な加速や減速処理を伴うことなく、全てのプリント走査において、予備吐出の要否に準じた適切なポジションにキャリッジを移動させることが出来る。結果、予備吐出動作と待機処理の判断に伴って必要以上にスループットを低下させる恐れもない。
なお、以上では、待機処理が、プリントヘッド3の温度調整のために行われる形態について説明したが、待機処理は他の要因で行われる形態であっても良い。例えば、キャリッジモータ59や他のモータの温度が正常な範囲を超えてしまった場合に、モータの温度が正常値に戻るまでキャリッジ移動を行わないように待機する形態であっても良い。この場合には、図8のフローチャートに示すように、キャリッジモータ59の温度が上限(60℃)を超えていないか否かを判断する工程(ステップS84)を追加すれば良い。
(実施例2)
実施例1では、ステップS83にて検出温度Thが温度範囲T1<Th<T2に含まれていないと判断した場合、その時点のタイマーのカウント値に関わらず、現在のプリント走査の終了後予備吐出動作を行う形態とした。しかしながら、例えば、予備吐出動作が必要とされる周期が、走査前温度制御シーケンスで予想される待機時間よりも十分に長い場合は、待機処理が終了した後も予備吐出が必要となるまでに、1回以上のプリント走査が可能な場合もありうる。本実施例ではこのような場合においても、予備吐出動作の回数を必要最小限に抑えることが可能なプリント処理について説明する。なお、本実施例においても図1〜図3で説明したインクジェットプリント装置を使用するものとする。
本実施例では、タイマー60から得られる経過時間を比較するためのタイマー閾値を2段階用意し、これらタイマー閾値と比較した結果、予備吐出が必要であると判断された場合にフラグを立てる構成とする。
図9は、本実施例のCPU51がプリント処理と並行して実行する予備吐フラグ制御シーケンスを説明するための図である。本処理が開始されると、CPU51はまずステップS91にて、タイマー60をリセットし、予備吐フラグをOFFにする。そしてステップS92に進み、タイマー60のカウントを開始する。所定時間が経過するとCPU51はステップS93に進み、タイマー60から得られる経過時間を現在設定されているタイマー閾値と比較する。そして、経過時間がタイマー閾値よりも大きくなるまで所定時間ごとにステップS93を繰り返す。タイマー60から得られる経過時間がタイマー閾値を越えたことを確認すると、CPU51はステップS94に進み、予備吐フラグをONにする。その後、ステップS95にて、予備吐出動作が行われたことが確認されるとステップS91に戻り、再びタイマー60をリセットする。
図10は、本実施例のCPU51が、プリントコマンドが入力された場合に実行するプリント処理を説明するためのフローチャートである。本処理が開始されると、CPU51は、まずステップS100にて、プリントコマンドに付随されている画像データを受信する。そして、ステップS101にてタイマー閾値を0.1秒に設定する。その後ステップS102に進み所定の予備吐出動作を実行した後、ステップS103にて図9で説明し予備吐フラグ制御シーケンスを開始する。すなわち、タイマーをリセットし予備吐フラグをOFFにした状態で、タイマー60が計測する経過時間を監視する。
ステップS104において、CPU51は実施例1と同様、図5(a)で説明した走査前温度制御シーケンスを実行する。そして、走査前温度制御シーケンスが終了するとステップS105に進み1行分のプリント走査を開始する。このようなプリント走査を行っている最中にCPU51はステップS106に進み、予備吐フラグがONになっているか否かを確認する。
ステップS106において、予備吐フラグがOFFであると判断した場合、CPU51はステップS107に進み、現在のプリント走査を図6で説明したポジションP1またP2で終了させる。具体的には、現在のプリント走査がP1からP2に向かう方向の走査であればキャリッジ4をP2で停止させ、現在のプリント走査がP2からP1に向かう方向の走査であればキャリッジ4をP1で停止させる。その後ステップS108に進み、未だプリントすべき画像データがRAM53に残っているか否かを確認し、プリントすべき画像データ残っている場合は次のプリント走査のためにステップS104に戻る。プリントすべき画像データが残っていない場合は本処理を終了する。
一方、ステップS106において、予備吐フラグがONであると判断した場合、CPU51はステップS109に進み、現時点におけるプリントヘッド3の温度Thが温度範囲T1<Th<T2に含まれているか否かを判断する。そして、検出温度Thが温度範囲T1<Th<T2に含まれている場合は、次のプリント走査の前に待機処理が行われる可能性は低いと判断し、S110に進みタイマー閾値を比較的長い時間(1.5秒)に設定する。一方、検出温度Thが温度範囲T1<Th<T2に含まれていない場合は、次のプリント走査の前に待機処理が行われる可能性は高いと判断し、S111に進みタイマー閾値を比較的短い時間(0.1秒)に設定する。その後ステップS112に進み、現在のプリント走査を図6で説明したポジションP3またP4で終了させる。
更に、ステップS113に進み、未だプリントすべき画像データがRAM53に残っているか否かを確認する。プリントすべき画像データ残っている場合はステップS114にて、現在の位置すなわち回復ユニットの位置P3または予備吐出受け部P4のいずれかの位置で予備吐出動作を実行する。そして、ステップS115でタイマー60をリセットした後、次のプリント走査のためにステップS104に戻る。一方、ステップS113でプリントすべき画像データが残っていないと判断した場合は本処理を終了する。
以上説明した本実施例によれば、予備吐出動作を実行するたびに、次の予備吐出動作のためのタイマー閾値を設定することになる。この際、次のプリント走査前に待機処理が予想される場合は、予備吐フラグをONにしやすくするよう、タイマー閾値を比較的小さい値(0.1秒)に設定する。一方、次のプリント走査前に待機処理が予想されない場合は、タイマー閾値を一般的な予備吐出間隔(1.5秒)に設定する。このような本実施例によれば、予備吐出動作の回数を必要最小限に抑えつつ、安定したプリント処理を持続することが出来る。
なお、本実施例においても実施例1と同様、キャリッジモータ59や他のモータの温度を調整するために待機処理を行う形態であっても良い。
(実施例3)
走査前温度制御シーケンスで必要とされる待機時間は、時々のプリントヘッド3の温度にも依存する。例えば、プリントヘッド3の温度が下限値T1より僅かに下回る場合は、下限値T1を大きく下回る場合に比べて待機時間は短くなる。また、プリントヘッド3の温度が上限値T2を僅かに上回る場合は、上限値T2を大きく上回る場合に比べて待機時間は短くなる。
しかしながら、上述した実施例1では、ステップS84にて検出温度Thが温度範囲T1<Th<T2に含まれていないと判断した場合、その時点のタイマーのカウント値に関わらず、現在のプリント走査の終了後に予備吐出動作を行うようになっている。このため、待機時間が極短く、実際には未だ予備吐出動作を必要とするまでに1回以上のプリント走査が可能な時間が残されている場合であっても、ステップS79に進み予備吐出処理を実行してしまう状況が生じる。本実施例は、このような状況をなるべく回避するために、タイマーの経過時間とプリントヘッドの温度について様々な組み合わせを考慮して現在行っているプリント走査の終了地点を決定する。
図11は、本実施例のプリント処理を説明するためのフローチャートである。実施例1で説明した図7と同じステップ番号は、図7のフローチャートと同じ処理を示す。図7で説明した従来のプリント処理と異なる点は、ステップS76の判断処理とステップS77の処理の間に、ステップS201〜S205が設けられていることである。以下、本実施例のステップS76以下の処理について説明する。
ステップS76にて、まだ1.5秒以上の経過はないと判断した場合、CPU51はステップS201に進み、タイマー60が1.0秒以上の経過を示しているか否かを確認する。そして、タイマー60が1.0秒以上の経過を示している場合はステップS202に進み、現時点におけるプリントヘッド3の温度Thが温度範囲40℃<Th<60℃にあるか否かを判断する。ステップS202において、検出温度Thが40℃<Th<60℃にあると判断した場合は次のプリント走査前で待機処理が行われる可能性は低いと判断し、ステップS77に進む。検出温度Thが温度範囲40℃<Th<60℃にないと判断した場合は次のプリント走査前で待機処理が行われる可能性は高いと判断し、ステップS79に進む。
一方、ステップS201において、タイマー60が1.0秒以上の経過を示していない場合、CPU51はステップS203に進みタイマー60が0.5秒以上の経過を示しているか否かを確認する。そして、タイマー60が0.5秒以上の経過を示している場合はステップS204に進み、現時点におけるプリントヘッド3の温度Thが温度範囲36℃<Th<62℃にあるか否かを判断する。ステップS204において、検出温度Thが36℃<Th<62℃にあると判断した場合は次のプリント走査前で待機処理が行われる可能性は低いと判断し、ステップS77に進む。検出温度Thが温度範囲36℃<Th<62℃にないと判断した場合は次のプリント走査前で待機処理が行われる可能性は高いと判断し、ステップS79に進む。
更に、ステップS203において、タイマー60が0.5秒以上の経過を示していない場合、CPU51はステップS205に進み、現時点におけるプリントヘッド3の温度Thが温度範囲32℃<Th<64℃にあるか否かを判断する。ステップS205において、検出温度Thが32℃<Th<64℃にあると判断した場合は次のプリント走査前で待機処理が行われる可能性は低いと判断し、ステップS77に進む。検出温度Thが温度範囲32℃<Th<64℃にないと判断した場合は次のプリント走査前で待機処理が行われる可能性は高いと判断し、ステップS79に進む。
このような本実施例によれば、タイマー60が確認する経過時間に応じて、すなわち予備吐出を行うべきタイミングまでの残余時間に応じて、現在のプリント走査の直後に予備吐出動作を行うべきか否かを判断するプリントヘッドの温度範囲を異ならせている。よって、予備吐出動作を行うべきタイミングを実施例1よりも更に適切に判断することが出来、スループットを低下させることなく安定したプリント処理を持続することが出来る。
なお、本実施例においても実施例1と同様、キャリッジモータ59や他のモータの温度を調整するために待機処理を行う形態であっても良い。
1 インクジェットプリント装置
3 プリントヘッド
10 回復ユニット
11 予備吐出受け部
20 温度センサ
51 CPU
60 タイマー

Claims (9)

  1. インクを吐出して記録媒体に画像をプリントするプリントヘッドを搭載して往復移動するキャリッジと、
    前記プリントヘッドにインクを予備吐出する予備吐出動作を行わせる予備吐出手段と、
    前回の予備吐出動作からの経過時間が閾値を超えると前記予備吐出手段に次の予備吐出動作を行わせる予備吐出制御手段と、
    前記経過時間が前記閾値を超えていない場合は、前記キャリッジを第1の位置で停止する制御手段と、
    を備えるインクジェットプリント装置において、
    前記プリントヘッドの温度が所定の範囲にない場合に、前記キャリッジを停止した状態で前記プリントヘッドからインクを吐出させない待機動作を行う待機処理手段を備え、
    前記制御手段は、前記経過時間が前記閾値を超えていない場合であっても、前記キャリッジの往復移動中に前記プリントヘッドの温度が前記所定の範囲にないと判定した場合は、現在のキャリッジの移動を前記第1の位置で停止することなく当該第1の位置を超えて第2の位置で停止させ、前記プリントヘッドに前記待機動作と前記予備吐出動作を行わせることを特徴とするインクジェットプリント装置。
  2. 前記第2の位置は、前記プリントヘッドのメンテナンス処理を行うための回復ユニット、または、予備吐出受け部に対応する位置であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリント装置。
  3. 前記閾値は、前記プリントヘッドの温度が前記所定の範囲にある場合と前記プリントヘッドの温度が前記所定の範囲にない場合で異なる値に設定されることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットプリント装置。
  4. 前記閾値は複数の値が設定され、前記所定の範囲は、前記経過時間と前記複数の前記閾値との比較の結果に対応づけて、変更されることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットプリント装置。
  5. 前記待機処理手段は、前記プリントヘッドの温度が前記所定の範囲における上限設定温度よりも高い場合に、前記キャリッジを停止した状態で前記プリントヘッドからインクを吐出させずに、前記プリントヘッドの温度が前記所定の範囲になるまで待機し、前記プリントヘッドの温度が前記所定の範囲における下限設定温度よりも低い場合に、前記キャリッジを停止した状態で前記プリントヘッドからインクを吐出させずにインクを加熱するパルス電圧を所定の周波数で印加し、前記プリントヘッドの温度が前記所定の範囲になるまで待機することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のインクジェットプリント装置。
  6. 前記待機処理手段は、前記キャリッジを移動させるためのモータの温度が所定の温度を超えた場合に、前記プリントヘッドを待機させることを特徴とする請求項5に記載のインクジェットプリント装置。
  7. 前記第1の位置と前記第2の位置は前記移動の方向において前記記録媒体の両側に備えられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のインクジェットプリント装置。
  8. 前記プリントヘッドは、熱エネルギを付与することによりインクを滴として吐出することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のインクジェットプリント装置。
  9. インクを吐出して記録媒体に画像をプリントするプリントヘッドを搭載したキャリッジを往復移動させる工程と、
    前記プリントヘッドにインクを予備吐出する予備吐出動作を行わせる予備吐出工程と、
    前回の予備吐出動作からの経過時間が閾値を超えると次の予備吐出動作を行うように前記予備吐出工程を制御する予備吐出制御工程と、
    前記経過時間が前記閾値を超えていない場合は、前記キャリッジを第1の位置で停止させる制御工程と、
    を有するインクジェットプリント方法において、
    前記プリントヘッドの温度が所定の範囲にない場合に、前記キャリッジを停止させた状態で前記プリントヘッドからインクを吐出させない待機動作を行う待機処理工程を有し、
    前記制御工程は、前記経過時間が前記閾値を超えていない場合であっても、前記キャリッジの往復移動中に前記プリントヘッドの温度が前記所定の範囲にない場合は、現在のキャリッジの移動を前記第1の位置で停止することなく当該第1の位置を超えて第2の位置で停止させ、前記プリントヘッドに前記待機動作と前記予備吐出動作を行わせることを特徴とするインクジェットプリント方法。
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