JP2016221690A - インクジェットプリント装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】個々のプリント走査を行っている最中に、前回の予備吐出からの経過時間とプリントヘッドの検出温度の組み合わせに基づいて、現在のプリント走査の後にプリントヘッドの予備吐出を実行するか否かを判断する。そして、予備吐出を実行しないと判断した場合は、現在のプリント走査をシートの外側に位置する第1のポジションで終了させる。一方、予備吐出を実行すると判断した場合は、現在のプリント走査を第1のポジションよりもシートから離れた位置にある予備吐出を実行可能な第2のポジションで終了させる。
【選択図】図7
Description
図1は、本発明に使用可能なシリアル型のインクジェットプリント装置の斜視図である。インクジェットプリント装置1は互いに向き合った2つの脚部9の上端部に跨るように固定されている。プリントコマンドが入力されると、ロールホルダ6に保持されているシートSは装置内に搬入され、プリントヘッド3によってプリント可能なプラテン8上に位置合わせされる。
実施例1では、ステップS83にて検出温度Thが温度範囲T1<Th<T2に含まれていないと判断した場合、その時点のタイマーのカウント値に関わらず、現在のプリント走査の終了後予備吐出動作を行う形態とした。しかしながら、例えば、予備吐出動作が必要とされる周期が、走査前温度制御シーケンスで予想される待機時間よりも十分に長い場合は、待機処理が終了した後も予備吐出が必要となるまでに、1回以上のプリント走査が可能な場合もありうる。本実施例ではこのような場合においても、予備吐出動作の回数を必要最小限に抑えることが可能なプリント処理について説明する。なお、本実施例においても図1〜図3で説明したインクジェットプリント装置を使用するものとする。
走査前温度制御シーケンスで必要とされる待機時間は、時々のプリントヘッド3の温度にも依存する。例えば、プリントヘッド3の温度が下限値T1より僅かに下回る場合は、下限値T1を大きく下回る場合に比べて待機時間は短くなる。また、プリントヘッド3の温度が上限値T2を僅かに上回る場合は、上限値T2を大きく上回る場合に比べて待機時間は短くなる。
3 プリントヘッド
10 回復ユニット
11 予備吐出受け部
20 温度センサ
51 CPU
60 タイマー
Claims (10)
- インクを吐出するプリントヘッドを往復にプリント走査させながらシートに画像をプリントするインクジェットプリント装置において、
前記プリントヘッドが前回の予備吐出を行ってからの経過時間を取得する手段と、
前記プリントヘッドの検出温度を取得するための手段と、
個々のプリント走査を行っている最中に、前記経過時間と前記検出温度の組み合わせに基づいて、現在のプリント走査の後に前記プリントヘッドの予備吐出を実行するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段の判断に基づいて現在のプリント走査を終了させる位置を決定する決定手段と
を備え、
前記決定手段は、前記判断手段が現在のプリント走査の後に予備吐出を実行しないと判断した場合は、現在のプリント走査を前記シートの外側に位置する第1のポジションで終了するように決定し、前記判断手段が現在のプリント走査の後に予備吐出を実行すると判断した場合は、現在のプリント走査を前記第1のポジションよりも前記シートから離れた位置にあり、前記プリントヘッドの予備吐出を実行することが可能な第2のポジションで終了するように決定することを特徴とするインクジェットプリント装置。 - 前記判断手段は、前記経過時間が所定の閾値を超えておらず且つ前記検出温度が所定の温度範囲に含まれている場合には、現在のプリント走査の後に予備吐出を実行しないと判断し、前記経過時間が前記所定の閾値を超えている場合と、前記経過時間が前記所定の閾値を超えておらず且つ前記検出温度が所定の温度範囲に含まれていない場合には、現在のプリント走査の後に予備吐出を実行すると判断することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリント装置。
- 前記判断手段は、前記検出温度が所定の温度範囲に含まれているか否かに応じて異なるように設定された閾値を前記経過時間と比較することによって現在のプリント走査の後に前記プリントヘッドの予備吐出を実行するか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリント装置。
- 前記判断手段は、互いに異なる複数の閾値と前記経過時間を比較した結果と、互いに範囲の大きさが異なる複数の温度範囲に前記検出温度が含まれるか否かを判断した結果に基づいて、現在のプリント走査の後に前記プリントヘッドの予備吐出を実行するか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリント装置。
- 前記検出温度が上限値を上回るまたは下限値を下回る場合に前記プリントヘッドを待機させる待機手段を更に備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のインクジェットプリント装置。
- 前記待機手段は、前記検出温度が前記下限値を下回る場合に、前記検出温度が前記下限値を上回るまで前記プリントヘッドを加熱しながら待機させることを特徴とする請求項5に記載のインクジェットプリント装置。
- 前記待機手段は、前記プリントヘッドをプリント走査させるためのモータの温度が所定の温度を超えた場合に、前記プリントヘッドを待機させることを特徴とする請求項5または6に記載のインクジェットプリント装置。
- 前記第1のポジションと前記第2のポジションは前記走査の方向において前記シートの両側に備えられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のインクジェットプリント装置。
- 前記プリントヘッドは、熱エネルギを付与することによりインクを滴として吐出することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のインクジェットプリント装置。
- インクを吐出するプリントヘッドを往復にプリント走査させながらシートに画像をプリントするインクジェットプリント方法において、
前記プリントヘッドが前回の予備吐出を行ってからの経過時間を取得する工程と、
前記プリントヘッドの検出温度を取得するための工程と、
個々のプリント走査を行っている最中に、前記経過時間と前記検出温度の組み合わせに基づいて、現在のプリント走査の後に前記プリントヘッドの予備吐出を実行するか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程の判断に基づいて現在のプリント走査を終了させる位置を決定する決定工程と
を有し、
前記決定工程は、前記判断工程が現在のプリント走査の後に予備吐出を実行しないと判断した場合は、現在のプリント走査を前記シートの外側に位置する第1のポジションで終了するように決定し、前記判断工程が現在のプリント走査の後に予備吐出を実行すると判断した場合は、現在のプリント走査を前記第1のポジションよりも前記シートから離れた位置にあり、前記プリントヘッドの予備吐出を実行することが可能な第2のポジションで終了するように決定することを特徴とするインクジェットプリント方法。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2015-05-27 JP JP2015107224A patent/JP6584144B2/ja active Active
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