JP6584076B2 - 情報処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像中に含まれる原稿領域を抽出して歪み補正する際の基準となる領域を指定するための情報処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラムに関するものである。
近年、スマートフォンやタブレットPCといった高度な情報処理機能を持つ携帯端末が普及してきている。これら携帯端末は、カメラを備え、撮影機能(カメラ機能)を有している。このような携帯端末のカメラ機能を用いて紙媒体の原稿を撮影し、携帯端末のメモリ上に画像データとして保存することが行われるようになってきた。それに伴い、撮影した画像データをプリンタへ送信してプリントするといったように、原稿を複写するために携帯端末とプリンタを組み合わせて使用する機会が増えてきた。このように、ユーザがスキャナ機能とプリンタ機能との両方を備えたMFP(Multi Function Peripheral)を持っていなくても、携帯端末とプリンタとがあれば、原稿の複写ができるようになってきている。
携帯端末のカメラ機能を用いた原稿の撮影では、MFPにおける原稿のスキャンとは異なり、撮影画像全面に原稿全体を正面から歪みなく写すことは難しい。台座や三脚などを用意して携帯端末と撮影対象である原稿を固定しなければ、カメラと原稿の距離や角度を正確に保つことは難しいためである。このようにして得られた撮影画像をそのままコピーしたりデータファイル化したりするのは好ましくない。原稿領域以外の余計なものが写ってしまう場合や、斜め方向から撮影したために原稿領域が幾何学的に歪んでしまう場合があるためである。そのような場合には、コピーやデータファイル化を行う前に撮影画像から原稿領域だけを切り出し、当該切り出した原稿領域に対して歪み補正(台形補正と呼ばれる場合もある)を施して幾何科学的歪みを取り除く必要がある。
撮影画像から原稿領域を切り出す方法として、できるだけユーザの負担を減らすために、撮影画像中のエッジ情報を利用して原稿領域の四辺を自動検出する方法がある。しかしながら、原稿領域と背景領域のコントラストが低い影響で原稿領域の辺のエッジが検出できない場合や、原稿領域の四辺以外で多くのエッジが検出されて正しいエッジが判定できない場合など、原稿領域の辺の自動検出が失敗してしまう場合がある。その場合には、原稿領域の第1候補を示す四辺形を入力画像に重ねて表示し、ユーザからの四辺の位置の修正操作を受け付けることで、正しい領域を指定してもらう必要がある。
四辺形の領域を指定させる方法としては、四辺形の頂点や辺の中点に修正操作用のハンドラを設定し、マウスやタッチによる操作を受け付ける方法がある。この方法では、ユーザが該ハンドラを操作することにより、頂点や辺をユーザの任意の位置に移動させることができる。
また、頂点や辺の位置を直接指定するのではなく、あらかじめ算出した候補の中から選択させる方法がある。特許文献1では、複数の輪郭の候補を求め、ユーザの輪郭候補の切替キー操作に応じて一つずつ輪郭候補を提示し、ユーザ所望の輪郭を確定させることで、輪郭の指定を行っている。また、特許文献1の図6では、輪郭候補を選択させる際には、輪郭候補の切替キー操作に応じて現在の選択対象となった1つの輪郭候補を太線で表示し、且つ、その他の輪郭候補すべてを破線で表示している。
特開2005−303941号公報
しかしながら、特許文献1では、輪郭候補を切替キー操作する際、画像上に全ての輪郭候補の全ての辺が表示されるので、表示が煩雑になり視認性も大きく低下してしまう。また、切替キー操作では、ユーザが所望する四辺形領域を直感的に選択することは難しい。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、画面表示が煩雑にならず、且つ、位置や角度を変更したい辺を選択したときにだけ、当該選択した辺に対応する候補線群を表示し、当該表示された候補線群から所望の辺の指定を可能にすることで、ユーザに歪み補正の基準となる四辺形領域を辺ごとに容易かつ効率的に指定させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、入力画像から複数の候補線分を検出し、当該検出された複数の候補線分の中から原稿領域の四辺に対応すると判定された候補線分で構成される四辺形を特定する特定手段と、前記特定手段で特定された四辺形を表示部に表示する表示制御手段と、前記表示制御手段により前記表示部に表示された四辺形においてユーザにより選択された一辺に対する位置の移動指示が為された場合、当該移動指示に基づき移動中の一辺の位置を、当該移動中の一辺についての候補となる複数の候補線分のうちの1つの候補線分の位置に合わせるか否かを判定する判定手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記判定手段で合わせると判定した場合、当該移動中の一辺の位置と傾きを、当該合わせると判定された1つの候補線分の位置と傾きに合うように移動させて四辺形を表示するように制御し、前記判定手段で合わせないと判定した場合、当該移動中の一辺を前記移動指示に基づく位置に平行移動させて四辺形を表示するように制御することを特徴とする。
位置や角度を変更したい辺をユーザが選択している間は、当該選択されている辺に対応する候補線分群を表示し、当該表示された候補線分群から所望の辺の指定を可能にすることで、ユーザの所望する辺が候補として得られているどうかを容易に確認することができる。また、選択されている辺以外の辺に対応する候補辺群は表示されないので、画面表示が煩雑にならない。また、ユーザが辺を選択していないときは各辺の候補辺群を表示しないので、通常時は原稿画像の領域を明瞭に確認できる。また、辺を選択して移動操作した際の移動位置に応じて、候補辺群の中から所望の辺を選択できるため、特許文献1のように切替キー操作で輪郭候補を順番に切り替えるのに比べ、ユーザは直感的に所望の辺を指定することができる。
本発明の第1の実施形態に係る携帯端末の概観図である。 本発明の第1の実施形態に係る携帯端末の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る処理手順のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る原稿領域特定処理を表す図である。 本発明の第1の実施形態に係る領域指定処理手順のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る辺選択による領域指定処理手順のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る辺選択による領域指定処理を表す図である。 本発明の第1の実施形態に係る歪み補正処理を表す図である。 本発明の第2の実施形態に係る辺選択による領域指定処理手順のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る頂点選択による領域指定処理手順のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る頂点選択による領域指定処理を表す図である。
(実施例1)
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<携帯端末の構成>
図1に本実施例で利用する携帯端末(情報処理装置)101の外観を示す。図1(a)は、携帯端末101を表側の外観図であり、表側には、タッチパネルディスプレイ102、操作ボタン103が含まれる。図1(b)は、携帯端末101の裏側の外観図であり、裏側には、カメラ104が配置されている。また、カメラ104には図示しないオートフォーカス機構が搭載されており、これにより焦点距離や被写体距離を測定することもできる。
なお、本実施例はカメラ機能を持つ情報処理装置ならば利用が可能である。例えば、カメラ機能を有するスマートフォン(携帯電話)やタブレット端末やパソコン(PC)のみならず、タッチパネルディスプレイを有するデジタルカメラでも構わない。また、有線または無線でカメラと接続されたPC等でも実施可能である。また、カメラ等で撮影された画像データが保存されている保存装置(メモリカード等)から、携帯端末やPC等が画像データを読み込んで本実施例の処理を行うことも可能である。
図2に携帯端末101の内部の構成を示す。但し、この構成図は本実施例を実施するための構成の一例であり、この構成に限るものではない。
図2において、CPU201、RAM202、ROM203がデータバス211を介してプログラムやデータを送受信する。データバス211には、記憶部204、データ送受信部205、撮像部206、表示部207、操作部208、画像処理部209、モーションセンサ210が接続される。さらに、CPU201、RAM202、ROM203も併せて、互いにプログラムやデータの送受信を行う。
記憶部204は、フラッシュメモリであり、画像データや各種プログラムを格納する。データ送受信部205は、無線LANコントローラを有し、外部とのデータの送受信を実現する。
撮像部206は、カメラであり、原稿の撮影を行って撮影画像を取得する。取得された撮影画像のデータには、携帯端末のメーカー名やモデル名・画像解像度・絞り(F値)・焦点距離などのヘッダー情報が付与され、後述のように各部に送信される。
表示部207は、ディスプレイであり、カメラ機能を用いて原稿を撮影する際にライブビューによる表示や、本実施例の学習終了通知などの各種情報を表示する。操作部208は、タッチパネルや操作ボタンであり、ユーザからの操作を受け付けて各部へ該操作の情報を送信する。
画像処理部209は、撮影画像のデータから原稿抽出を行う。モーションセンサ210は、3軸加速度センサ、電子コンパス、3軸角速度センサを搭載しており、公知の技術を利用することにより、携帯端末101の姿勢や移動を検知することが可能である。
なお、CPU201がROM203または記憶部204で保持されているコンピュータプログラムを実行することで、これらの携帯端末101内の構成要素の制御を行う。
<フローチャートを用いた本実施例の詳細説明>
図3は、本実施例における携帯端末101が実行する歪み補正処理(台形補正処理と呼ばれる場合もある)を説明するフローチャートである。携帯端末101は、ROM203に格納されている入力画像または撮像部206で取得した入力画像に対して、歪み補正を行う基準となる四辺形領域をユーザに指定させて、指示された四辺形領域が矩形になるように補正する歪み補正処理を実行する。なお、携帯端末101のCPU201(コンピュータ)がROM203に格納されている処理プログラムをRAM202にロードして実行することにより、図3の各ステップの処理を実行する処理部として機能する。
ステップS301において、CPU201は、ユーザによって選択または撮影された入力画像データを取得する。入力画像データが選択される場合には、ROM203やメモリカード等に格納されている画像データの中から、操作部208によって指示された画像データを選択し、データパス211を経由して取得する。また、入力画像データが撮影される場合には、撮像部206で取得された画像データを、データパス211を経由して取得する。
ステップS302において、CPU201は、ステップS301で取得した入力画像データ中から、原稿領域の各辺の候補となる候補線分群(候補辺群)を検出し、その候補線分群の中から各辺の第1候補に基づいて原稿領域の四辺を表す四辺形領域を特定する原稿領域特定処理を実行する。原稿領域特定処理の詳細については、図4を用いて後述する。
ステップS303において、CPU201は、ステップS302で検出された四辺形領域を前記入力画像データに重ねて表示し、当該表示された四辺形領域に対するユーザからの指示を受けて四辺形領域の形状を変更(修正)する領域指定処理を実行する。領域指定処理の詳細については、図5を用いて後述する。
ステップS304において、CPU201は、ステップS303で指定された四辺形領域を基準に、入力画像データの四辺形領域の画像を抽出して矩形画像になるように歪みを補正する歪み補正処理を実行する。歪み補正処理の詳細については、後述する。
ステップS305において、CPU201は、ステップS304で得られた歪み補正結果画像を、表示部207に表示する。
<原稿領域特定処理(S302)の詳細説明>
原稿領域特定処理は、本実施例において、画像処理部209で行われる処理である。原稿を含む画像が入力された場合に、原稿領域の四辺の候補である候補線分群と、原稿領域の四辺を示す四辺形領域を特定する。それを図示したのが、図4である。
図4(a)は、入力画像であり、画像内に原稿領域401を含む。
図4(b)は、入力画像上に候補線分群を重ねて表示した画像である。候補線分群は、入力画像から検出されたエッジ情報を、極座標上に投票して直線を検出するHough変換アルゴリズムなどの公知の方法によって検出される。検出された候補線分群には、候補線分402をはじめとした、原稿領域の四辺以外を表す線分も含まれる。この中から、原稿領域の上辺、右辺、下辺、左辺として最も可能性が高いと判断される候補線分403、404、405、406を特定する。原稿領域の各辺の第1候補である候補線分403、404、405、406を、検出された候補線分群の中から特定する手段としては、任意の4本の候補線分で構成される四辺形に対して評価を行うことで特定する。四辺形の評価は、たとえば、対辺の長さの比や内角の大きさ、アスペクト比などの幾何学的な情報に基づいて評価してもよいし、四辺形を構成する線分について、内側と外側の色味や分散を比較するなどの画像情報に基づいて評価してもよい。
図4(c)は、候補線分群の中から特定された原稿領域である四辺形領域407を、入力画像上に表示した画像である。四辺形領域407は、候補線分403、404、405、406を四辺として特定された四辺形領域であり、頂点408、409、410、411を結ぶ線分によって囲まれた四辺形領域である。
<領域指定処理(S303)の詳細説明>
領域指定処理は、歪み補正を行う基準となる四辺形領域をユーザからの指定に基づいて変更(修正)させる処理である。領域指定処理の詳細を、図5に示すフローチャートに従って説明する。
ステップS501において、CPU201は、表示部207に表示されている入力画像の上に重ねて、原稿領域特定処理によって特定した四辺形領域および、ユーザからの操作を受け付ける辺ハンドラを表示する。ハンドラの表示形状については、図7を用いて後述する。
ステップS502において、CPU201は、操作部208によって、ユーザから辺選択、領域確定のいずれかの指示を受け付ける。なお、辺選択は、表示部207に表示されている辺のハンドラが選択されることで、四辺形のうちの一辺が選択指示されたとする。
ステップS503において、CPU201は、ステップS502で辺選択が指示されたどうか(ユーザの指示に基づき四辺形のうちの一辺が選択されたかどうか)を判断する。
ステップS504において、CPU201は、辺選択による領域指定処理を実行する。辺選択による領域指定処理の詳細は、図6および図7を用いて後述する。
ステップS505において、CPU201は、ステップS502で領域確定が指示されたどうかを判断する。領域確定が指示された場合には、その時点での四辺形領域を保持して処理を完了し、領域確定が指示されていない場合には、ステップS502に戻り、再度ユーザからの指示を受け付ける。
<辺選択による領域指定処理(S504)の詳細説明>
辺選択による領域指定処理は、辺が選択されている場合に、ユーザからの指示を受けて四辺形領域を変形させる処理である。
図7は、辺選択による領域指定処理の概念図である。図7(a)に、四辺形領域701と、辺の選択に使用する辺ハンドラ702、703、704、705、および頂点の選択に利用する頂点のハンドラ706、707、708、709を示す。ここでは、辺ハンドラ702、703、704、705は、各辺の中点位置に丸形のハンドラを配置しているが、辺ハンドラの形状および位置これに限ることはなく、辺自体をハンドラとして選択できるようにしても良い。図6は、辺選択による領域指定処理のフローチャートである。ハンドラの辺選択による領域指定処理の詳細を、図6に示すフローチャートに従って、図7を用いながら説明する。
ステップS601において、ユーザが辺ハンドラ(または辺自体)をタッチして選択すると、当該選択中の辺およびそのハンドラの色を変更して表示する。これによって、ユーザはどの辺を選択しているかを確認することができる。図7(b)では、辺710の辺ハンドラ711が選択され、当該辺710と辺ハンドラ711の色が変更された場合を示している。
ステップS602において、選択中の辺の候補辺群を表示する。選択中の辺の候補辺群は、原稿領域特定処理において検出された候補線分群の中から、選択中の辺の候補となる線分だけを抜粋することで得られる。これによって、ユーザは、候補辺群の中に所望する線分が含まれているかどうかを容易に確認することができる。また、選択中にだけ候補辺群を表示することで、辺を選択していないときの視認性を保つことができる。候補辺群を抜粋する方法としては、選択中の辺の長さや角度、位置など幾何学的な情報を用いる。図7(b)に、辺710が選択された場合の候補辺群として、線分712、713、714を示す。なお、候補辺群712、713、714は、四辺形の領域701や選択中の辺710と区別できるように、それらとは異なる色または異なる形状(例えば破線)で表示する。
ステップS603において、ユーザからの辺の移動指示または辺の選択解除を受け付ける。辺の移動指示は、ユーザによって辺ハンドラの位置が変更されたことによって指示されたとする。例えば、ユーザが指で辺をタッチしたまま、指の位置をスライドさせると位置が変更されたと判断する。また、辺の選択解除は、辺ハンドラの選択が解除された場合に指示されたとする。例えば、ユーザが辺をタッチしている指を画面から離すと、選択解除されたと判断する。
ステップS604において、ステップS603でのユーザの指示が、辺の移動指示であるかどうかを判断する。
ステップS605において、変形を適用する前の四辺形領域をメモリに一時保存する。
ステップS606において、選択中の辺を、移動中の辺ハンドラの現在位置に最も近い位置にある候補線分の位置に移動させるかどうか(位置を置換するかどうか)を判定する。図7(b)では、辺ハンドラ711に最も近い位置にある線分712が判定対象である。置換するかどうかは、選択中の辺ハンドラの移動位置(移動指示された位置)と判定対象の候補線分との距離や、選択中の辺と判定対象の候補線分の長さや角度の違いなどの幾何学的な情報に基づいて判定する。例えば、移動後のハンドラの位置と判定対象の線分との距離が所定閾値以内に近づいたと判定すれば、選択中の辺を当該線分の位置に合わせる(置換する)と判定する。
ステップS606で選択中の辺を候補線分に置換しないと判定された場合に、ステップS607において、ステップS603でユーザに指示された位置に、選択中の辺を平行移動させる。図7(c)は、辺714を移動させたときの図である。辺715が移動後の辺である。移動させる際には、選択中の辺714の傾きを保ったまま、辺714に隣り合う2辺である辺716、717の間を、辺ハンドラの移動に追従して移動させる。変形後の四辺形領域は、辺716を延長させた直線と移動後の辺との交点718と、辺717を延長させた直線と移動後の辺との交点719を新たな頂点とすることで得ることができる。
ステップS606で選択中の辺を置換すると判定された場合に、ステップS608において、選択中の辺の位置を、判定対象の候補線分の位置に合うように移動させて表示する。これによって、ユーザが選択中の辺を、表示されている候補線分に近づける操作を行うだけで、当該選択中の辺と候補線分との間の距離が所定閾値内であれば、当該選択中の辺を当該近づけた候補線分の位置に移動させることができる。したがって、候補辺群の中に、原稿領域の四辺を表す線分が含まれている際には、容易に正しい原稿領域の辺を指定することができる。図7(d)に、辺720を候補辺722の方へ移動させたときに、辺720と候補辺722の距離が所定閾値内になったと判断した時点で、当該辺720の位置と傾きが候補辺722の位置と傾きに置換されて、辺721に置換された場合を示す。置換結果の辺721は、選択した辺718に隣り合う2辺である辺723、724と、線分722との交点を求めることで得ることができる。
ステップS609において、ステップS607およびステップS608で得られた四辺形領域が不正であるかどうかの判定を行う。不正であるかどうかは、変形後の四辺形領域の頂点間の距離や頂点の位置、内角の角度に基づいて判定する。判定基準の例としては、撮影画像中に占める原稿領域の最小の大きさを設定することで決まる頂点間の距離や、操作性や視認性を損なわないように頂点ハンドラの表示の大きさに基づいて頂点間が近づき過ぎないように判定する方法がある。また、すべての頂点が画像表示領域内に入っているかという頂点位置に基づく判定や、内角の大きさから原稿を斜め方向から撮影しても起こり得ない四辺形を判定する方法がある。
ステップS610において、ステップS609での判定結果に基づいて分岐する。これにより、ステップS609で、不正な四辺形領域であると判定された場合には、現在の四辺形領域を、ステップS607またはステップS608で得られた四辺形領域に更新しないことで、ユーザからの変形指示を受け付けない。
ステップS611において、ステップS609での判定結果が不正でない場合に、現在の四辺形領域を、ステップS607またはステップS608で得られた四辺形領域に更新し、ユーザからの変形指示を適用する。
ステップS612において、ステップS603でユーザに辺の選択解除が指示された場合に、四辺形領域の形状を判定する。四辺形領域の形状判定としては、たとえば内角の大きさから凸型の四辺形領域になっていないかを判定したり、対辺が交差していないかを判定したりする方法がある。
ステップS613において、選択中の辺およびそのハンドラの色を元に戻す。これによって、ユーザは辺の選択が解除されたことを確認することができる。
ステップS614において、候補線分の表示を解除する。これによって、ユーザが辺の選択を解除した際には、表示画面で入力画像上に重ねて表示されるのは、図7(a)のような、四辺形領域とハンドラだけであるため、四辺形領域を確認する際に視認性を低下させることはない。
<歪み補正処理の詳細説明>
以下は、本実施例において、画像処理部209で行なわれる処理である。原稿を含む入力画像から、原稿領域特定処理および領域指定処理から得ることができた四辺形領域を基準にして歪み処理を行う。入力画像上に、四辺形領域を重ねて表示したのが、図8(a)である。四辺形領域801は、領域指定処理の結果によって得ることができた四辺形領域であるとする。画像処理部209は、撮影画像内の原稿領域のサイズに基づいて変倍パラメータを算出する。ここで、算出する変倍パラメータは、撮影画像内の四辺形領域が出力画像サイズに変倍されるような変倍パラメータである。変倍パラメータは、台形に歪んでいる場合も考慮し、射影変換行列になる。射影変換行列は、入力画像内の四辺形領域の頂点情報(頂点802、803、804、805)と、出力画像の四隅の座標情報(806、807、808、809)から公知の方法により算出することが可能である。なお、処理速度を優先する場合には、アフィン変換行列や単純な変倍率を変倍パラメータとして算出しても良い。変倍パラメータが決定すると、画像処理部209は、入力画像の四辺形領域だけに対して変倍処理を施すことで、入力画像内から四辺形領域だけを取り出した画像を得ることができる。歪み補正処理の出力結果が画像を示したのが、図8(b)である。
以上、本実施形態によれば、辺の選択時にだけその辺の候補辺群を表示することで、ユーザの所望する辺が候補として得られているどうかを容易に確認することができ、普段の画面表示が煩雑にならない。また、辺を選択して操作した際のハンドラの位置に応じて、候補辺群の中から辺を選択できるため、頂点位置を手動で指定する場合と比べて、容易かつ効率的に四辺形領域を指定することができる。
(実施例2)
実施例1では、領域指定処理において、ユーザによる変形指示は、辺を移動させるための辺ハンドラによって行っていた。本実施例では、辺ハンドラに加えて、頂点を動かすための頂点ハンドラによる変形指示を受け付ける。これによって、頂点の位置を任意に変更することが可能となり、候補線分群にユーザの所望する線分が無かった場合にでも、ユーザの所望の四辺形領域を取り出すことが可能となる。
なお、本実施例においては、実施例1と差分がある領域指定処理および、頂点選択による領域指定処理の部分についてのみ説明する。
<領域指定処理の詳細説明>
本実施例における領域指定処理の詳細を、図9に示すフローチャートに従って説明する。
ステップS901において、CPU201は、表示部207に表示されている入力画像の上に重ねて、原稿領域特定処理によって特定した四辺形領域および、ユーザからの操作を受け付ける辺ハンドラと頂点ハンドラを、表示する。
ステップS902において、CPU201は、操作部208によって、ユーザから辺選択、頂点選択、領域確定のいずれかの指示を受け付ける。なお、辺選択は、表示部207に表示されている辺のハンドラが選択されることで指示されたとし、頂点選択は、表示部207に表示されている頂点のハンドラが選択されることで指示されたとする。
ステップS903において、CPU201は、ステップS902で辺選択が指示されたどうかを判断する。辺選択が指示されたと判断した場合は、ステップS904において、CPU201は、辺選択による領域指定処理を実行する。辺選択による領域指定処理は、実施例1の記述と同様である。
ステップS905において、CPU201は、ステップS902で頂点選択が指示されたどうかを判断する。頂点選択が指示されたと判断した場合は、ステップS906において、CPU201は、頂点選択による領域指定処理を実行する。辺選択による領域指定処理の詳細は、図10および図11を用いて後述する。
ステップS907において、CPU201は、ステップS902で領域確定が指示されたどうかを判断する。領域確定が指示された場合には、その時点での四辺形領域を保持して処理を完了し、領域確定が指示されていない場合には、ステップS902に戻り、再度ユーザからの指示を受け付ける。
<頂点選択による領域指定処理の詳細説明>
頂点選択による領域指定処理は、頂点が選択されている場合に、ユーザからの指示を受けて四辺形領域を変形させる処理である。
図11は、頂点選択による領域指定処理の概念図である。図11(a)に、四辺形領域1101と、辺の選択に使用する辺ハンドラ1102、1103、1104、1105、および頂点の選択に利用する頂点ハンドラ1106、1107、1108、1109を示す。ここでは、頂点ハンドラ1106、1107、1108、1109は、各頂点の位置を中心とした円形で表示している。円の内部を透明または半透明にして入力画像を透過表示することで、入力画像を確認しながら、四辺形領域の頂点を入力画像内に含まれる原稿の角に合わせることが容易に行えるようになる。なお、頂点ハンドラの形状はこれに限ることはない。頂点選択による領域指定処理の詳細を、図10に示すフローチャートに従って、図11を用いながら説明する。
ステップS1001において、選択中の頂点およびそのハンドラの色を変更する。これによって、ユーザはどの頂点を選択しているかを確認することができる。図11(b)では、頂点1110の頂点ハンドラ1111が選択された場合を示している。
ステップS1002において、ユーザからの頂点の移動指示または頂点の選択解除を受け付ける。頂点の移動指示は、ユーザによって頂点ハンドラの位置が変更されたことによって指示されたとする。また、頂点の選択解除は、頂点ハンドラの選択が解除された場合に指示されたとする。
ステップS1003において、ステップS1002でのユーザの指示が、頂点の移動指示であるかどうかを判断する。
ステップS1004において、変形を適用する前の四辺形領域をメモリに一時保存する。
ステップS1005において、ステップS1002でユーザにより指示された位置に、選択中の頂点を移動させる。図11(c)は、頂点1112を移動させたときの図である。頂点913が移動後の頂点であり、選択されていない頂点1114、1115、1116は移動しない。頂点1113、1114、1115、1116を結ぶ線分で構成される四辺形領域が、変形指示後の四辺形領域となる。
ステップS1006において、ステップS1005で得られた四辺形領域が不正であるかどうかの判定を行う。不正であるかどうかは、変形後の四辺形領域に基づいて判定する。たとえば頂点同士の距離に基づいて判定することで、頂点同士が近づきすぎることを防いだり、頂点位置に基づいて判定することで、頂点が表示画像領域外に出てしまうことを防いだりすることができる。
ステップS1007において、ステップS1006での判定結果に基づいて分岐する。これにより、不正な四辺形領域であると判定された場合には、現在の四辺形領域をステップS1005で得られた四辺形領域に更新しないことで、ユーザからの変形指示を受け付けない。
ステップS1006で不正な四辺形領域でないと判定された場合に、ステップS1008において、現在の四辺形領域を、ステップS1005で得られた四辺形領域に変更(更新)し、ユーザからの変形指示を適用する。
ステップS1009において、ステップS1003でユーザに頂点の選択解除が指示された場合に、四辺形領域の形状を判定する。四辺形領域の形状判定としては、たとえば内角の大きさから凸型の四辺形領域になっていないかを判定したり、対辺が交差していないかを判定したりする方法がある。
ステップS1010において、選択中の頂点およびそのハンドラの色を元に戻す。これによって、ユーザは頂点の選択が解除されたことを確認することができる。
(その他の実施例)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (13)

  1. 入力画像から複数の候補線分を検出し、当該検出された複数の候補線分の中から原稿領域の四辺に対応すると判定された候補線分で構成される四辺形を特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定された四辺形を表示部に表示する表示制御手段と、
    前記表示制御手段により前記表示部に表示された四辺形においてユーザにより選択された一辺に対する位置の移動指示が為された場合、当該移動指示に基づき移動中の一辺の位置を、当該移動中の一辺についての候補となる複数の候補線分のうちの1つの候補線分の位置に合わせるか否かを判定する判定手段と、
    を有し、
    前記表示制御手段は、前記判定手段で合わせると判定した場合、当該移動中の一辺の位置と傾きを、当該合わせると判定された1つの候補線分の位置と傾きに合うように移動させて四辺形を表示するように制御し、前記判定手段で合わせないと判定した場合、当該移動中の一辺を前記移動指示に基づく位置に平行移動させて四辺形を表示するように制御する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記移動中の一辺についての候補となる複数の候補線分は、前記特定手段により前記入力画像から検出された複数の候補線分の中から、当該一辺に対応する辺の候補として抜粋された候補線分であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定手段は、前記移動指示に基づき移動中の一辺と、当該一辺を移動させている方にある1つの候補線分との距離が所定閾値内になった時点で、前記移動指示に基づき移動中の一辺の位置を前記1つの候補線分の位置に合わせると判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記移動指示に基づき移動中の一辺の表示形態を、前記四辺形を構成する別の辺とは異なる表示形態で、前記表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記移動指示に基づき移動中の一辺についての候補となる複数の候補線分を、前記表示部に更に表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記判定手段は、前記移動指示に基づき移動中の一辺と、当該移動中の一辺についての候補となる複数の候補線分のうち前記移動指示に基づく位置に最も近い1つの候補線分との距離が所定閾値以内である場合に、前記移動指示に基づき移動中の一辺の位置を前記1つの候補線分の位置に合わせると判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. さらに、前記移動指示に基づく移動が終了した後の四辺形に基づいて、前記入力画像の歪みを補正する補正手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示制御手段は前記特定された四辺形を前記入力画像に重ねて表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記表示部は、タッチパネルであり、
    前記移動指示は、前記ユーザにより前記タッチパネルを介して為されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記移動指示に基づき移動中の一辺は、前記タッチパネルにおいて前記ユーザによりタッチされている位置に追従して表示されることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記表示制御手段により表示される四辺形は、前記移動指示に基づき移動された一辺に沿った直線と、当該一辺に隣接する辺に沿った直線との交点を新たな頂点とする四辺形であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 入力画像から複数の候補線分を検出し、当該検出された複数の候補線分の中から原稿領域の四辺に対応すると判定された候補線分で構成される四辺形を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定された四辺形を表示部に表示する表示制御ステップと、
    前記表示部に表示された四辺形においてユーザにより選択された一辺に対する位置の移動指示が為された場合、当該移動指示に基づき移動中の一辺の位置を、当該移動中の一辺についての候補となる複数の候補線分のうちの1つの候補線分の位置に合わせるか否かを判定する判定ステップと、を有し、
    前記表示制御ステップでは、さらに、前記判定ステップで合わせると判定した場合、当該移動中の一辺の位置と傾きを、当該合わせると判定された1つの候補線分の位置と傾きに合うように移動させて四辺形を表示するように制御し、前記判定ステップで合わせないと判定した場合、当該移動中の一辺を前記移動指示に基づく位置に平行移動させて四辺形を表示するように制御することを特徴とする情報処理方法。
  13. コンピュータに、
    入力画像から複数の候補線分を検出し、当該検出された複数の候補線分の中から原稿領域の四辺に対応すると判定された候補線分で構成される四辺形を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定された四辺形を表示部に表示する表示制御ステップと、
    前記表示部に表示された四辺形においてユーザにより選択された一辺に対する位置の移動指示が為された場合、当該移動指示に基づき移動中の一辺の位置を、当該移動中の一辺についての候補となる複数の候補線分のうちの1つの候補線分の位置に合わせるか否かを判定する判定ステップと、を実行させるためのプログラムであって
    前記表示制御ステップでは、さらに、前記判定ステップで合わせると判定した場合、当該移動中の一辺の位置と傾きを、当該合わせると判定された1つの候補線分の位置と傾きに合うように移動させて四辺形を表示するように制御し、前記判定ステップで合わせないと判定した場合、当該移動中の一辺を前記移動指示に基づく位置に平行移動させて四辺形を表示するように制御することを特徴とするプログラム。
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